JPH0366516A - 手持ち式糸鋸装置 - Google Patents

手持ち式糸鋸装置

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Publication number
JPH0366516A
JPH0366516A JP1203614A JP20361489A JPH0366516A JP H0366516 A JPH0366516 A JP H0366516A JP 1203614 A JP1203614 A JP 1203614A JP 20361489 A JP20361489 A JP 20361489A JP H0366516 A JPH0366516 A JP H0366516A
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JP
Japan
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tool
saw blade
lifting
piston
scroll saw
Prior art date
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Application number
JP1203614A
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English (en)
Inventor
Shoji Takahashi
省次 高橋
Koichi Miyamoto
功一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Priority to US07/557,838 priority patent/US5035059A/en
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Priority to US07/724,038 priority patent/US5138769A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D51/00Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
    • B23D51/08Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools
    • B23D51/12Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools for use with tools, dealt with in this subclass, which are connected to a carrier at both ends, e.g. bows adjustable in length or height
    • B23D51/125Blade tensioning means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モーターにより糸鋸刃を上下動させて被削材
を所望の曲線状に切断し得る手持ち式糸鋸装置(スクロ
ールソー)に関する。
[従来の技術〕 糸鋸装置は、糸鋸刃の圧縮強度が極めて小さい蒐 ので、芦鋸刃の一端がモーターによって上下動されるピ
ストンの下端に連結される一方、被削材と気 干渉しないように0字アームを備えて戸鋸刃の他端が引
張るように保持されて往復動される。
従来、糸鋸装置は、大型の据置形のものが提供されてい
た(例えば、特公昭52−3158号、特公昭53−2
0720号、特公昭52−3158号)、大型据置形の
糸鋸装置は、テーブル上の被削材を糸鋸刃に対して回し
つつ移動して所望の曲線状に切断することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、手持ち式の糸鋸装置を提供するに際しては、
テーブルがなくなり、被削材が固定側となって大型据置
形の糸鋸装置とは条件が相違するので、0字アームを単
純に小型化すれば良いというものではなく、小型化した
0字アームより糸鋸刃を緊張しつつ往復動を補償する糸
鋸刃保持手段をどのような構造として設けるかが問題と
なり、該糸鋸刃保持手段を大型据置形の糸鋸装置の同等
構造部分を流用または小型化することはできない。
また、手持ち式の糸鋸装置を提供するに際して0字アー
ムを小型化すると、切断範囲が小さくなるので、これを
補うことが必要となる。
本発明は、モーターにより糸鋸刃を上下動させて被削材
を所望の曲線状に切断し得る簡素な構造、しかも、糸鋸
刃の緊張保持が常時確保され座屈破損する虞れがなく良
好な切断性能が確保された手持ち式糸鋸装置を提供する
ことを目的としている。
また本発明は、糸鋸刃の刃を前向きから横向きに変える
ことが簡単にでき、横長な輪郭形状の切断ができる手持
ち式糸鋸装置を提供することを目的としている。
さらにまた本発明は、糸鋸刃の刃の交換が極めて簡単に
行える手持ち式糸鋸装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る手持ち式糸鋸装置は、 上部に手持ちハンドル部1bを有するとともに下部に被
削材Wに載せて滑らせる脚板ICを有し、該脚板1cの
前部上方に上下動されるピストンlaを有するとともに
該手持ちハンドル部1bと該脚板ICの間に該ピストン
1aを駆動するモーター1dを有する装置本体1と、糸
鋸刃Tの上端に取外し可能に固着される被吊上げ具2と
、該被吊上げ具2を載置し得、かつ前記ピストン1aの
下端に固定される吊上げ具4と、上部が前記装置本体l
に固定され前記脚板ICの下側を側方へ逃げて下部が前
記糸鋸刃Tの下端に近接するU形アーム5と、前記糸鋸
刃Tの下端に取外し可能に固着される被引下げ具3と、
該被引下げ具3に乗るように係止する引下げ具6と、前
記U形アーム5より取付けられ前記ピストン1aの下降
に伴う弾性復元力によって該引下げ具6を引下げるばね
部材7とからなることを特徴とするものである。
[作用] 手持ちハンドル部1bを把持して装置本体iを持上げ脚
板1cの先端を水平に固定された被削材Wの端部に載せ
、モーター1dを駆動してピストン1aを往復動させつ
つ所望の輪郭形状に装置本体1をゆっくりを運行すると
、糸鋸刃Tによる切断ができる。該切断は、ピストンl
aの上昇による糸鋸刃Tの引上げの際に行われる。ピス
トンlaが下降すると、ばね部材7の引下げ具6への下
降付勢により、糸鋸刃Tが下降復帰する。従って、ピス
トンlaの上昇とばね部材7の下降付勢との反復共同作
用により、糸鋸刃Tに緊張力が常時作用するようにして
、糸鋸刃Tを上下動させ有効な切断ができる。
[実施例] 第1図、第2図に示すように、この実施例の手持ち式糸
鋸装置は、装置本体lと、糸鋸刃Tの上下端に取外し可
能に固着される被吊上げ具2及び被引下げ具3と、被吊
上げ具2を載置し得、かつ装置本体lのピストンlaの
下端に固定される吊上げ具4と、装置本体lに固定され
たU形アーム5と、被引下げ具3に乗るように係止する
引下げ具6と、U形アーム5より取付けられピストンl
aの下降に伴う弾性復帰によって引下げ具6を引下げる
板ばね7を備えてなる。
装置本体lは、上部に手持ちハンドル部1bを有すると
ともに下部に被削材Wに載せて滑らせる脚板1cを有し
、該脚板ICの前部上方に25mmのストロークで上下
動されるピストンlaを有するとともに語手持ちハンド
ル部1bと該脚板lcの間に該ピストン1aを駆動する
モーター1dを有する。モーター1dは、給電ケーブル
1eにより給電され、モーター駆動ボタンIfをブツシ
ュすることにより駆動され、かつ、ロックボタ71gに
よって該モーター駆動ボタンIfのブツシュ状態がロッ
クされて駆動が維持される。
ピストンlaは、モーター1dの回転連動を直動往復連
動に変換する運動変換機構部1hの出力軸であり、露出
下端に吊上げ具4の上端を差込み、かつビスliを吊上
げ具4の上端差込み端に水平方向前方より締込むことに
より、該吊上げ具4が固定されている。
被吊上げA2は、ビポットシャフ)2aと一体のナツト
2b、2cからなり、ピボットシャフト2aは、両端下
側がクサビ形に形成された軸部201 、202となっ
ているとともに、中央部がねじ部203となっており、
かつ該ねじ部203の中央部に糸鋸刃Tの上端を通す小
孔204が穿設されており、また、ナツト2b、2cは
、該ねじ部203に螺合され該小孔204に通された糸
鋸刃Tを挟圧して保持する。
吊上げ具4は、厚肉な帯鋼板を用いプレスにより、被吊
上げ具2を載置する底面部4aと、該底面部4aの後端
より延在する垂直部4bと、該垂直部4bより前方へ延
在する上部水平部4cと、該上部水平部4cより上方へ
延在しピストン1aに差込み前記ビス11で締付は固定
される垂直部4dとからなるフック状に曲成されている
そして、該吊上げ具4の底面部4aは、第3図に示すよ
うに、中央に矩形な開口401を有し、該開口401の
四辺中央に一致して上面側が凹むようにプレス形成され
た凹部402a、402b、402c、 402dを有
する。
そうして、前記吊上げ具4の底面部4aの開口401内
に前記被吊上げ具2のねじ部203及び一対のナラ)2
b、2Cが収められ、第5図に示すように該吊上げ具4
の凹部402aと4020に、軸部281 、202が
載置され、糸鋸刃Tの刃が前方に向いている。
被引下げ具3は、被吊上げ具2と同一の構成であり、ピ
ボットシャフト3bと一対のナツト3b、3Cからなり
、ピボットシャフト3bが上方のピボットシャフト2b
に平行となるようにナツト3b、3Cが該ねじ部303
に螺合され該小孔304に通された糸鋸刃Tを挟圧して
保持する。
U形アーム5は、チャンネル鋼をリブを内向きにしてU
形にプレス成形してなるもので、上部水平部5aの前端
部が、モーター1dを締付けるバンド装置8によって装
置本体1のモーター1dのハウジングに固定され、垂直
部5bが、被削材Wと干渉しないように脚板ICの後方
へ所要離れており、下部水平部5cの前端部が、ピスト
ンlaの若干離れた真下位置に延びていて、糸鋸刃Tの
下端を囲んでいる。
引下げ具6は、長尺な板ばね7の先端部に一体に形成さ
れている。該引下げ具6は、第4図に示すように、吊上
げ具4の底面部4aと対称的な形状となっている。すな
わち、中央に矩形な開口601を有し、該開口601の
四辺中央に一致して下面側が凹むようにプレス形成され
た凹部602a、802b、802c、 8G2dを有
する。そうして、前記引下げ具6の開口601内に前記
被引下げ具3のピポットシャフ)3aのねじ部303及
び一対のナツト3b、3cが収められ、該引下げ具6の
凹部802aと602cに、ビポットシャフ)3aの上
側がクサビ形の軸部301 、302を接触させるよう
にして、該引下げ具6が板ばね7の弾発力により被引下
げ具3を押下げ方向に付勢している。
鎖板ばね7は、U形アーム5の下部水平部5cの溝内に
収められ、ポルト9、ナツトlOによって該下部水平部
5Cに固定された後端部7aと、該後端部7aの前端よ
り傾斜上昇して延在する短尺傾斜部7bと、該傾斜部7
bの上端より延在し傾斜下降する長尺傾斜部7cとから
なり、さらに、長尺傾斜部7Cより前方へ延在して引下
げ具6が形成されており、長尺傾斜部7cがアーチ状に
湾曲されて該引下げ具6が被引下げ具4に載るように係
合して下方へ付勢している。
鎖板ばね7は、短尺傾斜部7bの上面に接触する角軸カ
ム11によって下方べ付勢され、長尺傾斜部7Cにおけ
るばね強度が増大される。
該角軸カム11は、断面が長矩形で回転中心から四つの
側面までの距離が全て異なるように偏心しており、つま
み12を回動して四つの側面のいずれかを選択して板ば
ね7に密着されることにより、板ばね7の長尺傾斜部7
Cにおけるばね強度を四段階に変更し得る。
従って、糸鋸刃Tに固定された被吊上げ具2と被引下げ
具3の距離が大きいときは、つまみ12を回動して長尺
傾斜部7cにおけるばね強度を大きくし、また、該距離
が小さいときは、該長尺傾斜部7cにおけるばね強度を
小さくすることにより、該糸鋸刃Tに生ずる緊張力を被
削材Wの切削に最適な大きさに調整できる。
さらに、鎖板ばね7は、第6図に示す引下げ具持上げ手
段であるクランク形のばね持上げレバー13によって一
点鎖線のように持上げられる。該ばね持上げレバー13
は、U形ばね持上げ部13aとハンドル部13bとから
なるクランク形に形成されてなり、U形ばね持上げ部1
3aは、U形アーム5の下郁水平部5cの両側のリブに
貫通された小孔に通されて両端支持され、立とがってい
るハンドル部13bを前方へ倒すと、U形ばね持上げ部
13aが変って立上がり板ばね7を一点鎖線のように持
上げる。
U形ばね持上げ部13aには回動復帰ばね14が取付け
られているが、立上がり状態では、板ばね7がストッパ
ーとなって復帰を妨げるようになっており、従って、ハ
ンドル部13bから手を離しても板ばね7が持上がった
状態に錐持される。
吊、ヒげ具4の底面部4aの前側の凹部402dと。
引下げ具6の前側の凹部802dに、それぞれ開口40
1または601に通じるスリット402eまたは602
eが開設されている。
従って、板ばね7を持上げて引下げ具6と吊上げ具4の
距離を短くすると、被吊上げ具2と被引下げ具3が固定
された糸鋸刃Tを前側より開口401 、801に通せ
るようになっており、さらに通した後においても、該糸
鋸刃Tを水平方向に90度向きを変えられる。
こうして、糸鋸刃Tを水平方向に90度向きを変えると
、被吊上げ具2のピボットシャフト2aの軸部201 
、202が吊上げ具4の底面部4aの凹部402b、 
402dに載るように係合するとともに、被引下げ具3
のビボットシャフ)3aの軸部301.302に引下げ
具6の底面部6aの凹部602b、602dが載るよう
に係合する。
従って、糸鋸刃Tの刃の方向を99度変えられるように
して装置本体lを前方に運行して曲線状に切断し得るだ
けでなく、糸鋸刃Tの刃の方向を横向きに変えて、装置
本体1を横方向に運行して曲線状に切断することもでき
る。このため、本発明装置を手持ち式とするためにU型
アームが小型化になっても細長い輪郭形状の切断が行え
る。
糸鋸刃Tの前側にはU形アーム5の下部水平部5cより
取付けられた安全カバー15がある。該安全カバー15
は、チャンネル鋼よりなり、両端のリブに5字を逆さに
した形のスリット15aを有し、該スリブ)15aとU
形アーム5の下部水平部5cの両端のリブの小孔に、ポ
ル)16が通され蝶ナツト17で締付は固定され、被削
材Wが薄いときは実線の位置に固定され、厚いときは一
点鎖線の如く適宜に下降して固定され、糸鋸刃Tの交換
や糸鋸刃Tの刃の方向を横向きに変えるときは、−点鎖
線の位置になるように蝶ナツト17を弛めて前側へ転倒
される。
糸鋸刃Tの取付けを行うには、 蝶ナツト17を弛め安全カバー15を前側へ転倒しばね
持上げレバー13を前側へ倒して板ばね7を一点鎖線の
状態に持上げ、両端に被吊上げ具2と被引下げ具3を固
着した糸鋸刃Tを吊上げ具4のスリット402eと引下
げ具6のスリット802eに通して、被吊上げ具2を吊
上げ具4の上に載せる。そして、ばね持上げレバー13
をゆっくり立上げて垂直よりも若干後方へ倒して板ばね
7を下降復帰させ、被引下げ具3を引下げ具6で引下げ
ると、糸鋸刃Tに緊張力を与えることができる。
つまみ12を把持して角軸カム11を回転し、板ばね7
の付勢を調整すれば、糸鋸刃Tに適切な緊張力を与えら
れる。しかる後、安全カバー15を立てかつ被削材Wに
干渉しない高さにして蝶ナツト17を強く締付けると、
糸鋸刃Tの取付けが終了する。
被削材Wの切断を端部かも行うには、片手で手持ちハン
ドル部ibを把持し、脚板1cを適宜に固定された被削
材Wの端部に載せて押付け、モーター駆動ボタン1fを
ブツシュしてモーター1dを駆動し、ピストン1aを往
復動させつつ所望の輪郭形状に装置本体lをゆっくりと
運行する。
しかして、ピストンlaが上昇すると、板ばね7が引上
げられる。このとき、引下げ具6が、板ばね7の長尺傾
斜部7Cと短尺傾斜部7bの屈曲点よりも低い位置にあ
った状態から、長尺傾斜部7Cの円弧状の弾性変形によ
って該屈曲点よりも高い位置に引上げられる状態となる
から、糸鋸刃Tが完全な垂直上昇ではなく幾分前方へせ
り出しつつ上昇するので、該糸鋸刃Tには被削材Wに対
する切削圧力が加わりつつ引上げられる有効な切削が行
われる。
続いてピストン1aが下降すると、糸鋸刃TはU形アー
ム5の下部へ取付けられた板ばね7の付勢により引下げ
られ、このときは、糸鋸刃Tが完全な垂直下降ではなく
幾分後方へ下りつつ下降するので、該糸鋸刃Tには被削
材Wに対する切削圧力が加わらず抵抗が小さいから板ば
ね7の弾性復帰によって切削を行わずに引下げられる。
こうして、ピストン1aの上昇と、該ピストンlaの下
降に伴う板ばね7の下降付勢との共同作用により、糸鋸
刃Tが上下に往復動され、被削材W上に描かれた輪郭形
状に沿って装置本体1を運行させると、糸鋸刃Tによっ
て該輪郭形状の切断が進行していく。
また、被削材Wの所望図形の輪郭をくり抜くには、被削
材Wにドリルにより予め穿けた小孔に糸鋸刃Tを通して
から、該糸鋸刃Tに被吊上げ具2と被引下げ具3を固着
し、以後上述した糸鋸刃Tの取付けを行ってから、切断
を開始する。
なお、切断中は、糸鋸刃Tの被削材Wに対する切削点に
は、被削材Wの切削進行方向と反対方向に切削反力が生
起することにより、糸鋸刃Tが該切削点を屈曲ポイント
として「<」の字形に極小屈曲し、しかも、該糸鋸刃T
が上下動することにより、該切削点と該糸鋸刃Tの上下
端までの距離が絶えず変化して「<」の字形の極小屈曲
が絶えず変化するので、もしも、糸鋸刃Tの上端及び下
端が固定支端となっているならば、上端及び下端にそれ
ぞれ前記切削反力に起因するモーメントが絶えず変動し
て生起し、このため、切削反力が若干大きくなっただけ
でも糸鋸刃Tが前記切削点において容易に折損してしま
うことになるが、本実施例では、上下のピボー/ )シ
ャフト2a、3acF)軸部201 、202 、30
1 、302 (7)クサビ状の尖端が、それぞれ凹部
402aと402Cまたは602aと602Cに着座し
ていることにより、糸鋸刃Tは、上端及び下端が、切削
反力がモーメントに全く変化することがない完全なるピ
ン支点とされているので、折損が生じ難く強力な切削が
可能である。
実施例では、ばね手段として板ばね7を使用しているが
、コイルばねを使用しても良い、そして、実施例では、
板ばね7を使用しているので弓下げ具6を板ばね7の先
端に一体に設けたが、コイルばねを使用する場合には、
引下げ具6は独立して設けられる。
モーター1dはエアモーターでも良い、被吊上げ具2と
被引下げ具3は、ピボットシャフトと二個のナツトから
なるものに限定されるものでなく、例えば、広く知られ
ている種々のチャック構造を有し、被吊上げ具2が吊上
げ具4に載った状態に吊上げられ、また引下げ具6が被
引下げ具3に載って引下げるようになっていれば良い。
吊上げ具4と引下げ具6に、スリット4G2e。
602eが開設されていなくても良い、この場合は、板
ばね7を持上げて吊上げ具4と引下げ具6の距離を小さ
くしており、糸鋸刃Tの上端に被吊上げ具2を固着して
から、糸鋸刃Tの下端を吊上げ具4の開口401と引下
げ具6の開口801に通してから、糸鋸刃Tの下端に被
引下げ具3を固着すれば糸鋸刃Tの装着ができる。
[効果] 以上説明してきたように、本発明に係る手持ち式糸鋸装
置は、 上下動されるピストンに固定される吊上げ具と、U形ア
ームの下部水平部よりバネ部材を介して設けられた引下
げ具とで、糸鋸刃の両端に固着される被吊上げ具と被引
下げ具を、糸鋸刃が緊張するように掛止して、ピストン
の上動と、該ピストンの下降に伴うバネ部材の下降付勢
との共同作用により、糸鋸刃に緊張力を与えつつ糸鋸刃
を上下動させるようにしたので、簡素な構造の手持ち式
糸鋸装置を提供するという初期の目的を達成できる。
また、糸鋸刃の下端をばねを介してU字アームへ保持し
て該糸鋸刃に適当な緊張を常に与えられるようにすると
ともに、糸鋸刃を引上げる方向にのみピストンの推力が
加わるように糸鋸刃の上端をピストンへ連結したので、
糸鋸刃が座屈破損しないように工夫され良好な切断性能
が確保される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の手持ち式糸鋸装置の実施例に係り、第1
図は縦断側面図、第2図は側面図、第3図は第1図にお
ける■−断面図、第4図は第1図における■−断面図、
第5図は第3図におけるV−断面図、第6図は第1図に
おける■−断面である。 T・・・糸鋸刃、 W・・・被削材、 1−・・装置本体、 1 a ・ 1 b ・ lc  ・ 1 d ◆ 1 e ・ 1 f ◆ 1 g ・ ih  ・ 1 i ・ 2 ・ ・ 2 a ・ 2 b、 201. 203 ・ 204 ・ 3 ・ ・ 3 a ・ 3b。 301 . 303 ・ ・・ピストン、 ・・手持ちハンドル部、 ・・脚板、 ・◆モーター ・・給電ケーブル、 ・・モーター駆動ボタン、 ・・ロックボタン、 ・・運動変換機構部、 ・・ビス。 ・被吊上げ具、 ・・ピボットシャフト、 2C・ ・ ・ナツト、 202・・O軸部、 ・・ねじ部、 ・・小孔、 ・被引下げ具、 ・・ピボットシャフト、 3C・ ・ ・ナツト、 302・・・軸部、 ・・ねじ部、 304 ・ 4 ・ ・ 4 a ・ 4 b ・ 4 c ・ 4 d ・ 401  ・ 402a、 402e・ 5 ・ ・ 5 a ・ 5 b ・ 5 c ◆ 6 ・ ・ [1・ 802a、 802@・ 7 ・ ◆ ’7  a  ・ 7 b ・ ・・小孔、 ・吊上げ具、 ・・底面部、 ・・垂直部、 ・・上部水平部、 ・・垂直部、 ・・開口、 402b、402a%402d・・・凹部2・・スリッ
ト、 ・U形アーム、 ・・上部水平部、 ・・垂直部、 ・・下部水平部、 ・引下げ具。 ・・開口、 802b、 $02c、 802d・・・凹部、・・ス
リット。 ・板ばね(ばね手段) ・・後端側、 ・・短尺傾斜部、 7C・・・長尺傾斜部、 8・・・バンド装置、 9・・・ボルト、 10・・やナツト、 11・・・角軸カム、 12・◆◆つまみ。 13・慟・ばね持上げレバー(引下げ具持上げ手段)、 13a・#lIU形ばね持上げ部。 13b−・◆ハンドル部、 14・◆・回動復帰ばね、 15・・・安全カバー 15a・・・スリット、 16・・・ポルト、 17・◆・蝶ナツト、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部に手持ちハンドル部を有するとともに下部に
    被削材に載せて滑らせる脚板を有し、該脚板の前部上方
    に上下動されるピストンを有するとともに該手持ちハン
    ドル部と該脚板の間に該ピストンを駆動するモーターを
    有する装置本体と、糸鋸刃の上端に取外し可能に固着さ
    れる被吊上げ具と、該被吊上げ具を載置し得、かつ前記
    ピストンの下端に固定される吊上げ具と、上部が前記装
    置本体に固定され前記脚板の下に位置される前記被削材
    と干渉しないように側方へ逃げて下部が前記糸鋸刃の下
    端に近接するU形アームと、前記糸鋸刃の下端に取外し
    可能に固着される被引下げ具と、該被引下げ具に乗るよ
    うに係止する引下げ具と、前記U形アームより取付けら
    れ前記ピストンの下降に伴う弾性復元力によって該引下
    げ具を引下げるばね部材とからなることを特徴とする手
    持ち式糸鋸装置。
  2. (2)前記吊上げ具の前記被吊上げ具に対する載置面及
    び前記引下げ具の前記被引下げ具の被載置面が、被吊上
    げ具が90度異なる二方向のいずれか一方を選択して安
    定して着座し得る凹部となっていることを特徴とする請
    求項1に記載の手持ち式糸鋸装置。
  3. (3)前記糸鋸刃の交換に際し前記ばね部材の付勢に抗
    して前記引下げ具を持上げ得る引下げ具持上げ手段が前
    記U形アームより設けられ、該持上げられた前記引下げ
    具に設けられたスリットに前記糸鋸刃を通すようにして
    該引下げ具の下に前記被引下げ具を位置させる一方、前
    記引上げ具に設けられたスリットに前記糸鋸刃を通すよ
    うにして該引上げ具の上に前記被引上げ具を位置させ得
    るように構成された請求項第1項または第2項のいずれ
    か一項に記載の手持ち式糸鋸装置。
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