JPH0366177B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0366177B2 JPH0366177B2 JP59226399A JP22639984A JPH0366177B2 JP H0366177 B2 JPH0366177 B2 JP H0366177B2 JP 59226399 A JP59226399 A JP 59226399A JP 22639984 A JP22639984 A JP 22639984A JP H0366177 B2 JPH0366177 B2 JP H0366177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel material
- elastic
- head
- material layer
- support wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は自動車や航空機等の座席に使用するヘ
ツドレスト装置に関するものである。
ツドレスト装置に関するものである。
<従来の技術>
従来の此種装置は、人体の頭部を支承する受部
を弾性層、例えば発泡ポリウレタン等の成形品で
構成して、その内部に心枠等の支承体を埋設して
作つている。
を弾性層、例えば発泡ポリウレタン等の成形品で
構成して、その内部に心枠等の支承体を埋設して
作つている。
<発明が解決しようとする問題点>
この様なヘツドレスト装置にあつては、人体の
頭部が弾性層で受けられるから、追突等の如く頭
部に急激且つ強い衝撃が加わると、頭部が一旦弾
性層内に没入し、次いでこの弾性層の反発力で前
方に弾発される事になり、この弾発力で頭部が急
激に前方へ飛出すと云う現象が発生する事を避け
られない。
頭部が弾性層で受けられるから、追突等の如く頭
部に急激且つ強い衝撃が加わると、頭部が一旦弾
性層内に没入し、次いでこの弾性層の反発力で前
方に弾発される事になり、この弾発力で頭部が急
激に前方へ飛出すと云う現象が発生する事を避け
られない。
このため従来のヘツドレスト装置にあつては、
最も緩衝作用を要する強い衝撃力発生時におい
て、弾性層の反発力が大きくなり、この反発力に
よつて弾性層の衝撃力吸収効果や人体頭部保護効
果が悪くなると云う問題があつた。
最も緩衝作用を要する強い衝撃力発生時におい
て、弾性層の反発力が大きくなり、この反発力に
よつて弾性層の衝撃力吸収効果や人体頭部保護効
果が悪くなると云う問題があつた。
<問題点を解決するための手段>
本発明装置では、頭部受部内にゲル物質層6を
充填形成すると共に、その後方にクツシヨン性の
小さい弾性支壁3を形成し、更にこの弾性支壁3
の後方にはクツシヨン性の大きい基部2を配置し
ており、上記の3重構造によつて衝撃を減衰吸収
する様に構成してある。
充填形成すると共に、その後方にクツシヨン性の
小さい弾性支壁3を形成し、更にこの弾性支壁3
の後方にはクツシヨン性の大きい基部2を配置し
ており、上記の3重構造によつて衝撃を減衰吸収
する様に構成してある。
<作用>
本発明装置では、人体の頭部に加わる衝撃はゲ
ル物質層6の非弾性変形によつて早急に吸収され
ると共にこのゲル物質層6の変形は低クツシヨン
性弾性支壁3に拡散吸収されて、該弾性支壁3の
広範囲な弾性変形を生じる。
ル物質層6の非弾性変形によつて早急に吸収され
ると共にこのゲル物質層6の変形は低クツシヨン
性弾性支壁3に拡散吸収されて、該弾性支壁3の
広範囲な弾性変形を生じる。
従つて高クツシヨン性基部2は広い面積で弾性
変形し、これによつてゲル物質層6から伝達され
た衝撃力を減衰吸収する。
変形し、これによつてゲル物質層6から伝達され
た衝撃力を減衰吸収する。
そして又上記基部2と弾性支壁3との復元反発
力もゲル物質層6の非弾性変形によつて吸収され
つつ人体の頭部に達するから、頭部の受ける反発
弾性力を少く出来る。
力もゲル物質層6の非弾性変形によつて吸収され
つつ人体の頭部に達するから、頭部の受ける反発
弾性力を少く出来る。
<実施例>
本発明ヘツドレスト装置は、第1図に示す如く
金属等の硬質材料で作られると共に図示しない座
席に取付けられた支枠1と、この支枠1を埋没さ
せる様に作られた高クツシヨン性の弾性基部2、
例えば60倍に発泡成形された発泡ポリウレタン樹
脂や発泡ポリエチレン樹脂等の枕体と、上記基部
2の前面に重層形成された低クツシヨン性の弾性
支壁3、例えば30倍程度に発泡成形された前記発
泡性樹脂製の層と、この弾性支壁3の前面に柔軟
な生地、例えばウレタン樹脂で作られたシート材
を展張して形成した頭受面4と、上記弾性支壁3
と上記頭受面4との間に形成された空室5にゲル
物質例えばシリコーンゲルを充填して作つたゲル
物質層6とを備えて構成されている。
金属等の硬質材料で作られると共に図示しない座
席に取付けられた支枠1と、この支枠1を埋没さ
せる様に作られた高クツシヨン性の弾性基部2、
例えば60倍に発泡成形された発泡ポリウレタン樹
脂や発泡ポリエチレン樹脂等の枕体と、上記基部
2の前面に重層形成された低クツシヨン性の弾性
支壁3、例えば30倍程度に発泡成形された前記発
泡性樹脂製の層と、この弾性支壁3の前面に柔軟
な生地、例えばウレタン樹脂で作られたシート材
を展張して形成した頭受面4と、上記弾性支壁3
と上記頭受面4との間に形成された空室5にゲル
物質例えばシリコーンゲルを充填して作つたゲル
物質層6とを備えて構成されている。
上記ゲル物質層6を形成するゲル物質は針度50
〜200、特に針度100〜200のものが望ましく、針
度があまり小さいと衝撃吸収力が劣下するし、又
針度が大きすぎると頭部に加わる反力が問題にな
る。
〜200、特に針度100〜200のものが望ましく、針
度があまり小さいと衝撃吸収力が劣下するし、又
針度が大きすぎると頭部に加わる反力が問題にな
る。
ここで示される針入度は、JIS K 2530−1976
−(50g荷重)により測定されたものである。
−(50g荷重)により測定されたものである。
この規格は石油アスフアルト針入度試験方法に
関するものであつて、針入度が350以下の試料に
ついては荷重100gで行なわれているが、ゲル状
物質の試験の場合には荷重を50gとして実施され
ている。
関するものであつて、針入度が350以下の試料に
ついては荷重100gで行なわれているが、ゲル状
物質の試験の場合には荷重を50gとして実施され
ている。
本発明装置はこの様なものであるから、例えば
自動車の運転中に追突されたとすると、人体の頭
部はゲル物質層6を急激に変形させつつ低クツシ
ヨン性の弾性支壁3を変歪せしめ、同時にこの支
壁3の変歪で基部2内に没入していく。
自動車の運転中に追突されたとすると、人体の頭
部はゲル物質層6を急激に変形させつつ低クツシ
ヨン性の弾性支壁3を変歪せしめ、同時にこの支
壁3の変歪で基部2内に没入していく。
この時、上記ゲル物質層6は非弾性変形によつ
て人体頭部から受ける衝撃力を吸収しつつ支壁3
を変歪させるから、人体頭部に加わる衝撃瞬間の
反力による反発力は小さくて済み、又上記支壁3
は低クツシヨン性であるから、ゲル物質層6から
印加される衝撃波は支壁3を弾性変形させつつ支
壁3に拡散分布される。
て人体頭部から受ける衝撃力を吸収しつつ支壁3
を変歪させるから、人体頭部に加わる衝撃瞬間の
反力による反発力は小さくて済み、又上記支壁3
は低クツシヨン性であるから、ゲル物質層6から
印加される衝撃波は支壁3を弾性変形させつつ支
壁3に拡散分布される。
従つて基部2は広い面積で支壁3から衝撃波を
伝達されるから、分散された衝撃波を高クツシヨ
ン性の弾性変形によつて良好に吸収する事が出来
る。
伝達されるから、分散された衝撃波を高クツシヨ
ン性の弾性変形によつて良好に吸収する事が出来
る。
上記衝撃力によつて基部2と支壁3とが変形し
て衝撃力を吸収した後には、基部2と弾性支壁3
が有する復元力は反発力として頭部に作用し、頭
部を前方に弾発する事になるが、この場合にもゲ
ル物質層6の変形は非弾性変形であるから、頭部
に対する反発弾性力を減衰させる作用がある。
て衝撃力を吸収した後には、基部2と弾性支壁3
が有する復元力は反発力として頭部に作用し、頭
部を前方に弾発する事になるが、この場合にもゲ
ル物質層6の変形は非弾性変形であるから、頭部
に対する反発弾性力を減衰させる作用がある。
従つて、人体頭部に加わる弾性力に起因する瞬
間的な力はゲル物質層6の変形で効果的に減衰せ
しめられる事になる。
間的な力はゲル物質層6の変形で効果的に減衰せ
しめられる事になる。
以上の処において本発明装置は第2図の如く、
弾性基部2と弾性支壁3とを別個に作つて、これ
を組合せても良く、又上記空室5は上記弾性支壁
3を舟状に成形しても良く、この場合には空室5
内にゲル物質を充填した後に空室5を弾性片51
で密閉して枕体Aを作り、この枕体Aを基部2に
取付ける様にすれば良い。
弾性基部2と弾性支壁3とを別個に作つて、これ
を組合せても良く、又上記空室5は上記弾性支壁
3を舟状に成形しても良く、この場合には空室5
内にゲル物質を充填した後に空室5を弾性片51
で密閉して枕体Aを作り、この枕体Aを基部2に
取付ける様にすれば良い。
この様に枕体Aを別個に作つた場合には、枕体
Aの弾性片51が頭受面4を形成する様にしても
良いが、通常は枕体Aと基部2とを1体に包覆す
る外被層41の前面部分が頭受面4として使用さ
れる。
Aの弾性片51が頭受面4を形成する様にしても
良いが、通常は枕体Aと基部2とを1体に包覆す
る外被層41の前面部分が頭受面4として使用さ
れる。
<発明の効果>
本発明装置はこの様に、人体頭部を受ける頭受
面4の背後に非弾性変形によつて衝撃を吸収する
ゲル物質層6を設けると共にこのゲル物質層6の
背後に低クツシヨン性の弾性支壁3と高クツシヨ
ン性に基部2とを順次設けて3層構成としたもの
であるから、人体の頭部の受ける急激な衝撃を、
ゲル物質層6で反発力を生じる事なく吸収する事
が出来ると共に、弾性支壁3と基部2とにより分
散して弾性変形で吸収減衰する事が出来、従つて
追突事故等の如く、人体頭部に加わる衝撃力が瞬
間的に強大なものであつても、頭部が反発力で飛
出すと云う事故を有効に防止出来ると共に、ゲル
物質層6に印加された衝撃力を基部2に分散させ
て早急に吸収消滅させる事が出来ると云う効果が
ある。
面4の背後に非弾性変形によつて衝撃を吸収する
ゲル物質層6を設けると共にこのゲル物質層6の
背後に低クツシヨン性の弾性支壁3と高クツシヨ
ン性に基部2とを順次設けて3層構成としたもの
であるから、人体の頭部の受ける急激な衝撃を、
ゲル物質層6で反発力を生じる事なく吸収する事
が出来ると共に、弾性支壁3と基部2とにより分
散して弾性変形で吸収減衰する事が出来、従つて
追突事故等の如く、人体頭部に加わる衝撃力が瞬
間的に強大なものであつても、頭部が反発力で飛
出すと云う事故を有効に防止出来ると共に、ゲル
物質層6に印加された衝撃力を基部2に分散させ
て早急に吸収消滅させる事が出来ると云う効果が
ある。
第1図、第2図は夫々本発明装置の要部を示す
縦断側面図である。 図中1は心枠、2は弾性基部、3は弾性支壁、
4は頭受面、5は空室、6はゲル物質層を示す。
縦断側面図である。 図中1は心枠、2は弾性基部、3は弾性支壁、
4は頭受面、5は空室、6はゲル物質層を示す。
Claims (1)
- 1 座席に取付けられた支枠と、この支枠に設け
られた高クツシヨン性の弾性基部と、該弾性基部
の前面に設けられた低クツシヨン性の弾性支壁
と、この弾性支壁の前方に形成された空室と、こ
の空室の前面に形成された頭受面と、上記空室に
ゲル物質を充填して形成したゲル物質層とを備
え、上記頭受面に加わる荷重が上記ゲル物質層に
直接的に印加される様に構成した事を特徴とした
ヘツドレスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22639984A JPS61105253A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | ヘッドレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22639984A JPS61105253A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | ヘッドレスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61105253A JPS61105253A (ja) | 1986-05-23 |
| JPH0366177B2 true JPH0366177B2 (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=16844513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22639984A Granted JPS61105253A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | ヘッドレスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61105253A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4490213B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-06-23 | 株式会社イノアックコーポレーション | ヘッドレスト |
| DE102013224194A1 (de) * | 2013-11-27 | 2015-05-28 | Johnson Controls Gmbh | Fahrzeugsitz |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5315764Y2 (ja) * | 1973-07-06 | 1978-04-25 | ||
| JPS52156057A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-26 | Jiyunji Yamada | Laminate matting for chair |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP22639984A patent/JPS61105253A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61105253A (ja) | 1986-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4744601A (en) | Headrest apparatus | |
| US6142563A (en) | Vehicle seat with energy absorbing deformable structural material | |
| US6234526B1 (en) | Head impact protection using fluid viscosity | |
| EP1167114A1 (en) | Child safety seat | |
| US5961182A (en) | Energy absorbing support for vehicular passengers | |
| US3975037A (en) | Automotive safety device | |
| US5553924A (en) | Vehicle safety seat system | |
| US20050264052A1 (en) | Energy absorbing support for vehicular passengers | |
| KR20000016324A (ko) | 충격 흡수용 내부 라이너 | |
| US6520541B1 (en) | Vehicle safety seat system | |
| GB2190634A (en) | Elastically restoring knee bolster for motor vehicles | |
| US10851304B2 (en) | Fireproof buffering structure, supporting cushion apparatus and safety seat therewith | |
| JPH0366177B2 (ja) | ||
| US3464751A (en) | Safety seat structure | |
| US3791692A (en) | Automobile impact absorption apparatus | |
| US3606463A (en) | Vehicular seating system using bouncing putty | |
| JPH0985755A (ja) | エネルギー吸収体入りへッドレスト | |
| EP0578452B1 (en) | Automotive headrests | |
| JP3472735B2 (ja) | 加速度抑制型座席装置の緩衝構造 | |
| CA2417996A1 (en) | Gel filled trauma mitigation device and composition therefore | |
| JPS625407Y2 (ja) | ||
| WO2000036951A1 (en) | Vehicle safety seat system | |
| JP2019048515A (ja) | 車両用シート構造 | |
| JP3197808U (ja) | リアシート構造 | |
| KR920010831B1 (ko) | 씨이트의 헤드레스트 |