JPH036472Y2 - - Google Patents

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JPH036472Y2
JPH036472Y2 JP1985088881U JP8888185U JPH036472Y2 JP H036472 Y2 JPH036472 Y2 JP H036472Y2 JP 1985088881 U JP1985088881 U JP 1985088881U JP 8888185 U JP8888185 U JP 8888185U JP H036472 Y2 JPH036472 Y2 JP H036472Y2
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JP
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hole
line
substrate
groove
holes
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JP1985088881U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、破線、一点鎖線、二点鎖線等の非連
続な線を描くためのテンプレートに関する。
従来の技術 第6図は従来のこの種のテンプレートの一部を
示す平面図、第7図は第6図の−線における
断面図であり、基板1には、破線状に破線孔2が
設けられている。そして、前記基板1のうちの破
線孔2間の部分(以下、孔間部分という)3は、
基板1の他の部分と同じ板厚とされており、破線
孔2の孔間部分3との境界を構成する壁面3aは
基板1の表面に対して垂直とされていた。
第8図および9図は他の従来例であつて、破線
を引くための従来の定規を示す。この定規におい
ては、基板5に比較的に幅の広い連続した帯状孔
6が設けられており、基板5のうちの該帯状孔6
付近の下面には、合成樹脂からなる薄いフイルム
7が貼られている。前記フイルム7には、矩形孔
8が一定ピツチで適当数一列に並べて設けられて
おり、これらの矩形孔8間には比較的に幅の狭い
つなぎ部9が形成されている。そして、これらの
つなぎ部9は、帯状孔6を該孔6に対して直角方
向に横断している。
考案が解決しようとする問題点 前記第6図および7図に示した従来のテンプレ
ートにおいては、基板1を紙面の上に載せ、鉛筆
等の筆記具の先端部を順次、各破線孔2に挿入
し、それらの孔2に沿つて移動させることによ
り、破線を引くことができる。
しかし、この従来のテンプレートにおいては、
前記のように基板1の孔間部分3は、基板1の他
の部分と同じ板厚とされており、かつ破線孔2と
孔間部分3との境界を構成する壁面3aは基板1
の表面に対して垂直とされていたので、1つの破
線孔2から次の破線孔2へ連続的に筆記具の先端
部を移動させることができず、1つの破線孔2か
ら筆記具の先端部を抜き出し、該先端部を次の破
線孔2に挿入する動作が面倒で、時間がかかり、
作業能率が悪いという問題があつた。
また、前記第8図および9図に示した従来の破
線を引くための定規においては、紙面上に定規を
置き、基板5の帯状孔6の長辺6aまたは6bに
沿つて筆記具の先端部を移動させれば、筆記具の
先端部がフイルム7のつなぎ部9においては紙面
から離れるので、1回の連続した動作で破線を引
くことができる。
しかし、基板5にフイルム7を貼り合わせる必
要があり、定規全体を一体成形することができな
いので、コスト高になるという問題があつた。
考案の目的 本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なされたもので、破線、一点鎖線、二点鎖線等の
非連続の線を、一回の連続した動作で極めて容易
かつ円滑に真直ぐ美麗に引くことができ、しかも
全体を一体成形して安価に製作することができる
テンプレートを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案によるテンプレートは、基板と、この基
板に非連続な線状に配設された複数の長円形状の
孔と、前記基板のうちの前記孔間の部分の上部に
設けられ、前記孔間を結ぶ溝とを有してなり、前
記孔の周面は、全周に渡つて、前記基板上面側の
方が外側に広がる傾斜面をなしており、前記溝の
横断面形状は前記基板上面側の方が外側に広がる
台形状とされており、前記溝の幅は該溝と同一高
さ部分における前記孔の幅より狭くされているも
のである。
作 用 本考案によるテンプレートにおいては、紙面上
にテンプレートを置き、前記孔の一つに筆記具の
先端部を挿入し、該筆記具の先端部を前記孔の長
さ方向に沿つて移動させれば、筆記具の先端部が
一つの孔から前記壁面および溝を経て、次の孔へ
移動するので、1回の連続した動作で極めて容易
に破線等の非連続の線を引くことができる。
また、各孔は長円形状をなしていて、溝との接
続部(孔の両端部)が半円形をなしており、この
接続部においても孔の周面は基板上面側の方が外
側に広がる傾斜面をなしているため、孔から溝お
よび溝から孔への筆記具の先端部の移行が非常に
円滑に行われる。
また、仮に孔の周面のうちの半円形以外の部分
(孔の両端部を除いた孔の中間部分)が傾斜面と
されていず、基板に対し垂直な面とされていると
すると、線を引いて行く過程において筆記具の側
部が孔の下端(基板の下面側の縁)に当接された
り、孔の上端(基板の上面側の縁)に当接された
りして、筆記具が線の方向に対して横に振れ、線
が曲がつてしまう結果となり易い。しかるに、本
考案のテンプレートにおいては孔の周面のうちの
半円形以外の部分も傾斜面とされているので、線
を引いて行く過程において筆記具が孔の下端にの
み当接されるので、筆記具が線の方向に対して横
に振れることがなく、線を真直ぐに引くことがで
きる。
また、溝の横断面形状は孔の半円形以外の部分
と同様に基板上面側の方が外側に広がる台形状と
されているので、この溝部分においても使用者は
テンプレートに対する筆記具の関係を孔における
状態と同様に維持したまま筆記具を移動でき、こ
れによつても線を円滑に引くことができる。
さらに、溝部分においては筆記具はテンプレー
トに対し上昇するので、仮に溝の幅が該溝と同一
高さ部分における孔の幅と同一であるとすると、
筆記具が大きく線の外側に振れ、円滑に線を引く
ことができないが、本考案においては溝の幅が該
溝と同一高さ部分における孔の幅より狭くされて
いるので、そのような不都合を防止することがで
きる。
実施例 第1図から第5図までは、本考案の一実施例を
示す。第1図の平面図に示されるように、基板1
1には、破線状をなす破線孔12、これらの孔1
2とは異なるピツチの破線状をなす破線孔13、
一点鎖線状をなす一点鎖線孔14、および二点鎖
線状をなす二点鎖線孔15が設けられている。
また、前記基板11には、径が異なる適当数の
円形孔16が適当数並べて設けられており、これ
らの円形孔16の周囲には、全体として破線状の
円をなす円形破線孔17が設けられている。
さらに、前記基板11には、大きさの異なる矩
形孔18が適当数並べて設けられており、これら
の矩形孔18の周囲には、全体として破線状の矩
形をなす矩形破線孔19が設けられている。
第2図は前記破線孔12の一部の拡大平面図、
第3図は第2図の−線における拡大断面図、
第4図は第2図の−線における断面図、第5
図は第2図の−線における断面図である。こ
れらの図に示されるように、前記基板11のうち
の、各破線孔12間の部分(以下孔間部分とい
う)20には、隣り合う破線孔12間を結ぶ直線
状の溝21が設けられている。各孔12の周面
は、全周に渡つて、基板11上面側の方が外側に
広がる傾斜面をなしている。前記溝21の横断面
形状は基板11上面側の方が外側に広がる台形状
とされており、溝21の幅W21は破線孔12の幅
W12より狭くされている。
図示はしていないが、同様にして、基板11の
うちの、他の破線孔13、一点鎖線孔14、二点
鎖線孔15、円形破線孔17および矩形破線孔1
9の各孔間の部分にも、隣り合う孔間を結ぶ溝が
設けられており、かつ各孔13,14,15,1
7およびこれらの孔間を結ぶ溝は前記孔12およ
び溝21と同様の形状をなしている。
このテンプレートにおいては、紙面上にテンプ
レートを置き、破線孔12の一つに筆記具の先端
部を挿入し、該筆記具の先端部を破線孔12の長
さ方向に沿つて移動させれば、筆記具の先端部
が、1つの破線孔12から壁面20aおよび溝2
1を経て次の破線孔12へ移動するので、1回の
連続した動作で極めて容易に破線を引くことがで
きる。
また、孔12は長円形状をなしていて、溝21
との接続部(孔の両端部)が半円形をなしてお
り、この接続部においても孔12の周面20aは
基板11上面側の方が外側に広がる傾斜面をなし
ているため、孔12から溝21および溝21から
孔12への筆記具の先端部の移行が非常に円滑に
行われる。
また、仮に孔12の周面のうちの半円形以外の
部分(孔12の両端部を除いた孔12の中間部
分)が傾斜面とされていず、基板11に対対し垂
直な面とされているとすると、線を引いて行く過
程において筆記具の側部が孔12の下端(基板1
1の下面側の縁)に当接されたり、孔12の上端
(基板11の上面側の縁)に当接されたりして、
筆記具が線の方向に対して横に振れ、線が曲がつ
てしまう結果となり易い。しかるに、このテンプ
レートにおいては孔12の周面のうちの半円形以
外の部分も傾斜面とされているので、線を引いて
行く過程において筆記具が孔12の下端にのみ当
接されるので、筆記具が線の方向に対して横に振
れることがなく、線を真直ぐに引くことができ
る。
また、溝21の横断面形状は孔12の半円形以
外の部分と同様に基板11上面側の方が外側に広
がる台形状とされているので、この溝21部分に
おいても使用者はテンプレートに対する筆記具の
関係を孔12における状態と同様に維持したまま
筆記具を移動でき、これによつても線を円滑に引
くことができる。
さらに、溝部分においては筆記具はテンプレー
トに対し上昇するので、仮の溝21の幅が該溝2
1と同一高さ部分における孔12の幅と同一であ
るとすると、筆記具が大きく線の外側に振れ、円
滑に線を引くことができないが、溝21の幅W21
が孔12の幅W12より狭くされているので、その
ような不都合を防止することができる。
また、上述の破線孔12の場合と全く同様にし
て、破線孔13を使用すれば、破線孔12の場合
と異なるピツチの破線を、一点鎖線孔14を使用
すれば一点鎖線を、二点鎖線孔15を使用すれば
二点鎖線を、円形破線孔17を使用すれば破線か
らなる円を、矩形破線孔19を使用すれば破線か
らなる矩形を、それぞれ1回の連続した動作で極
めて容易に描くことができる。
なお、本実施例においては、円形孔16および
矩形孔18を用いれば、それぞれ従来通り実線の
円および矩形を描くこともできる。
考案の効果 以上のように本考案によるテンプレートは、破
線、破線、一点鎖線、二点鎖線等の非連続の線
を、一回の連続した動作で極めて容易かつ円滑に
真直ぐ美麗に引くことができ、しかも本体に薄い
フイルム等を貼り合わせる必要がなく、全体を一
体成形して安価に製作することができるという優
れた効果を得られものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるテンプレートの一実施例
を示す平面図、第2図は前記実施例の破線孔の一
部を示す拡大断面図、第3図は第2図の−線
における拡大断面図、第4図は第2図の−線
における断面図、第5図は第2図の−線にお
ける断面図、第6図は従来のテンプレートの一部
を示す平面図、第7図は第6図の−線におけ
る拡大断面図、第8図は従来の破線を引くための
定規を示す平面図、第9図は第8図の−線に
おける拡大断面図である。 11……基板、12,13……破線孔、14…
…一点鎖線孔、15……二点鎖線孔、17……円
形破線孔、19……矩形破線孔、20……孔間部
分、20a……壁面、21……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板と、この基板に非連続な線状に配設された
    複数の長円形状の孔と、前記基板のうちの前記孔
    間の部分の上部に設けられ、前記孔間を結ぶ溝と
    を有してなり、前記孔の周面は、全周に渡つて、
    前記基板上面側の方が外側に広がる傾斜面をなし
    ており、前記溝の横断面形状は前記基板上面側の
    方が外側に広がる台形状とされており、前記溝の
    幅は該溝と同一高さ部分における前記孔の幅より
    狭くされていることを特徴とするテンプレート。
JP1985088881U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH036472Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985088881U JPH036472Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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JP1985088881U JPH036472Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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JPS61206498U JPS61206498U (ja) 1986-12-26
JPH036472Y2 true JPH036472Y2 (ja) 1991-02-19

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JP1985088881U Expired JPH036472Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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