JPH0364516B2 - - Google Patents

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JPH0364516B2
JPH0364516B2 JP58238997A JP23899783A JPH0364516B2 JP H0364516 B2 JPH0364516 B2 JP H0364516B2 JP 58238997 A JP58238997 A JP 58238997A JP 23899783 A JP23899783 A JP 23899783A JP H0364516 B2 JPH0364516 B2 JP H0364516B2
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vasotocin
peptide residue
residue
tyr
peptide
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JP58238997A
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Orofu Ragunaru Merin Peru
Andoruzei Toroinaru Ierujii
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Ferring AB
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Ferring AB
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Publication date
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Publication of JPH0364516B2 publication Critical patent/JPH0364516B2/ja
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/04Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • A61K38/08Peptides having 5 to 11 amino acids
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なバソトシン誘導体、すなわちバ
ソトシン構造が1,2位および場合によつては4
および/または8位で変性されている点で天然ホ
ルモンとは異なるバソトシン誘導体に関するもの
である。 本発明の新規なバソトシン誘導体は体の受容体
を阻止して体の内因ホルモンが作動薬作用を及ぼ
すのを困難にする競走阻害物質である。特に、か
かる新規な誘導体は子宮の収縮に対し抑制作用を
有し、バソプレシンまたはオキシトシンによつて
誘発された子宮の収縮に対するこれらの誘導体の
抑制作用はラツトについて試験されている。 本発明の他の重要な面は本発明のバソトシン誘
導体がまた子宮の自然収縮パターンを抑制するこ
とである。 本発明のバソトシン誘導体は次式: (上式において Mpaは3−メルカプトプロピオノイル残基
(−S−CH2−CH2−CO−); AはD−チロシン−O−エチルエーテル(換言
すれば、4−エトキシ−D−フエニルアラニン、
すなわちD−Tyr(Et))、D−チロシン(D−
Tyr)またはD−トリプトフアン(D−Trp)の
ペプチド残基; Ileはイソロイシンのペプチド残基; Bはグルタミン(Gln)、トレオニン(Thr)ま
たはバリン(Val)のペプチド残基; Asnはアスパラギンのペプチド残基; Cysはシステインのペプチド残基; Proはプロリンのペプチド残基; CはL−またはD−アルギニン(Arg)、オル
ニチン(Orn)あるいはシトルリン(Cit)のペ
プチド残基;および Gly−NH2はグリシンアミドのペプチド残基を
示す)で表わされる。 本発明のバソトシン誘導体は天然ホルモンと同
様に8位にL−アルギニンを有することができる
が、またD−アルギニン、L−オルニチンまたは
L−シトルリンを有することができる。本発明化
合物は天然バソトシンと同様に4位にグルタミン
のペプチド残基あるいはトレオニンまたはバリン
のペプチド残基を有することができる。バソトシ
ンの1位における脱アミノ化システインは本発明
化合物において3−メルカプトプロピオニル残基
(またはdNH2)として示されている。 非変換性(non−transducing)作動薬の特性
は天然ホルモンの2位のアミノ酸の変性にあると
信じられており、これは他の下垂体後葉ホルモン
と同様に生物学的活性にとつて極めて重要であ
る。正常なアミノ酸の側鎖をこの位置で変性する
と、受容体はその分子を作動薬として受け入れな
い。従つて拮抗薬を得るために、本発明において
は、天然バソトシンの2位に存在するチロシンを
D−チロシン−O−エチルエーテル(D−Tyr
(Et))、D−チロシン(D−Tyr)またはD−ト
リプトフアン(D−Trp)によつて置き換えた。 バソトシンホルモンは単に8位のアミノ酸の点
においてオキシトシンホルモンと異なる。オキシ
トシンは8位にロイシンを有し、バソトシンは8
位にアルギニンを有する。オキシトシンによつて
誘発された子宮の収縮に対して拮抗薬作用を有す
るいくつかの他の既知のオキシトシン誘導体のう
ち、米国特許第4402942号に係る1−デスアミノ
−(2−O−エチルチロシン)−オキシトシン(以
下アントシンと称する)を本発明の新規なバソト
シン誘導体に最も近い化合物として挙げることが
できる。 子宮における過度の筋肉収縮に対して反対作用
を及ぼすことができる既知の薬剤はβ−受容体−
作動薬、プロスタグランジン合成抑制物質、カル
シウム拮抗物質、およびエタノールである。これ
らの物質はすべて非特異性作用を有し、従つて副
作用を生ずる。 本発明のバソトシン誘導体は分娩および月経に
関連して早産または過度の子宮痙縮〔パルツス・
プラエマツルス(partus praematurs、早産)ま
たはデイスメノルヘア(dysmenorrhea、月経困
難)〕の場合に大いに臨床的に興味がもたれる。
またアントシンもかかる特性を有していると言わ
れているが、アントシンに対して本発明のバソト
シン誘導体はアントシンよ2〜約18倍も効果が大
きい(生体内のラツトの子宮について行つた試験
において)という利点を有する。従つて、同一の
効果を得るのに本発明のバソトシン誘導体はアン
トシンと比較して1/2〜約1/18を必要とするにす
ぎず、これは本発明のバソトシン誘導体を医学的
見地および経済的見地から潜在的に極めて有利に
する。 本発明の特徴は特許請求の範囲の記載から明ら
かである。 本発明のバソトシン誘導体は、このほかに製剤
上受け入れることのできる添加剤および/または
希釈剤を含有する製剤の形態で提供することがで
きる。バソトシン誘導体は生理食塩水中に溶解し
て注射、注入または肛門内投与により投与するの
が好ましい。 本発明のバソトシン誘導体はペプチド分野でよ
く知られている方法と同様な方法で製造すること
ができる。 例えば、本発明化合物は、例えばLaw,H.B.
およびDu Vigneaud,V.により「ジヤーナル・
オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテ
イ」82,(1960)4579〜4581中に、Zhuze,A.L.,
Jost,K.,Kasafirek,E.およびRudinger,J.に
より「コレクシヨン・オブ・チエコスロバク・ケ
ミカル・コミユニケーシヨンス」29,(1963),
2648〜2662中に報告されている技術および
Larsson,L−E,Lindeberg,G.,Melin,P.
およびPliska,V.によつて「ジヤーナル・オ
ブ・メデイシナル・ケミストリー」21,(1978),
352〜356中で改良された技術によつて、液相中で
アミノ酸を互にインクリメンタル
(incremental)結合することにより従来法で製
造することができる。アミノ酸相互の結合によつ
ていわゆるペプチドが形成する。またかかる係合
は、固相(普通樹脂)を使用して出発し、この固
相に第一アミノ酸のC−末端部を結合させ、次い
で第一アミノ酸のN−末端部に次のアミノ酸のC
−末端部を結合させる等によつて行うことができ
る。最後に、形成したペプチドを固相から釈放さ
せる。 本発明の次の実施例について説明する。 次の実施例では、いわゆる固相技術を使用し
た。この技術はMerrifild,R.B.,「ジヤーナル・
オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテ
イ」(1963)85,2149,同「バイオケミストリー」
(1964),,1385およびKonig,W.,Geiger,
R.,「ヘミツシエ・ベリヒテ」(1970)103,788
に報告されている。 合成に当つては、1.2ミリ当量/gのクロロメ
チル・フアンクシヨン(function)負荷容量を有
する交さ結合したポリスチレン樹脂(ビオラド
(BioRad)S−Xl、商品名)を1%使用した。
触媒としてKF(フツ化カリウム)を使用してこの
樹脂をDMF(ジメチルホルムアミド)中で
BocGlyと結合反応させて(Hosiki,K.等、「ケ
ミストリー・レタース」,(1978),165〜168)約
1ミリ当量/gのクロロメチル・フアンクシヨン
負荷容量を有するBocgly−O樹脂を得た。 以下の実施例に記載したように以降のすべての
合成はこの生成物を出発物質として使用した。す
べての使用アミノ酸は特記しない限りL型のもの
である。 実施例 1 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−(4−
エトキシ)−D−フエニルアラニン−8−アル
ギニン−バソトシン 〔X=H,A=D−Tyr(ET);B=Gln;C=
Arg〕 ベガ(Vega、商品名)モデル50半自動式ペプ
チド合成装置の反応容器内にBocGly樹脂(3.0
g、3ミリ当量)を装入した。第1表および第2
表に従つて樹脂上にインクリメントによつてペプ
チドを生成させた。アミノ酸の活性化は、10ミリ
当量の適当に保護されたアミノ酸、15ミリ当量の
ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび10ミリ当量
のジシクロヘキシルカルボジイミドをDMF(70
ml)中に溶解し、次いでこの混合物を室温に1時
間静置し(アスパラギンおよびグルタミンは0℃
で15分間で活性化された)、次いで沈殿を別し、
しかる後に液を第1表に活性化アミノ酸として
処理した(第7工程)。結合工程の完結をカイザ
ー法(「アナリテイカル・ビオケミストリー」34
595(1970))により確認し、次いでサイクルを完
結させた(第9工程)。試験がプラス(結合収率
99%未満)であつた場合には、第7工程から出発
してこのサイクルを繰返した。 試験がマイナスであつた場合には、第2表に示
すようにして停止処理を行つた。 逐次すべてが結合した際に、樹脂をフイルタ上
に置き、メタノールで繰返し洗浄した。乾燥生成
物をガラス容器内に装入し、エタノール−ドライ
アス浴中で冷却し、メタノール(約100ml)中に
懸濁させた。次いでこの混合物をナトリウム−乾
燥アンモニアで飽和して約50%の濃度にした。次
いでこの容器を鋼製シリンダ内に入れ、室温で23
日間静置した。圧力を釈放した後に、生成物を
過し、残留物を約100℃の熱DMF(2×100ml)で
抽出した。液および抽出液を一緒にして蒸発を
行つた。残留物を少量の熱DMF中に溶解し、メ
タノールを曇り点に対して添加した。沈殿を過
により捕集し、フイルタ上においてメタノールで
洗浄した。真空乾燥した後に純度を薄層クロマト
グラフイーにより確認した。収量は約2.8gであ
つた。 100mgの上述の保護されているペプチドを100ml
の丸底フラスコ内に装入し、乾燥窒素を約15分間
通した。50mlのナトリウム−乾燥アンモニアを導
入し、溶液中に青色が15秒間残るまでナトリウム
を添加することにより生成物から保護基を取り除
いた。塩化アンモニウムを添加することにより過
剰ナトリウムを破壊した。窒素流によりアンモニ
アを除去し、残留物を1のメタノール中に溶解
した。溶液のPHを濃酢酸により約4に調整し、次
いでこの溶液にメタノール中の0.1mMの沃素で
褐色になるまで滴定した。この混合物をダウエク
ス(Dowex、商品名)50×2塩化物形態のイオ
ン交換剤と一緒に室温で10分間かきまぜた。この
イオン交換剤を過により除去し、液を蒸発乾
固した。この残留物を3mlの20%酢酸中に溶解
し、セフアデツクス(Sephadex)G−25(商品
名)を使用しかつ溶離液として20%酢酸を使用す
ることにより精製した。最終精製は逆相HPCLに
より行つた。 生成物の純度をHPCLカラムμ−ボンダパツク
(Bondapak)C−18を使用してエタール45%お
よび水中の5mMトリフルオロ酢酸55%中で測定
した。このカラムは米国、マサチユセツツ州、ミ
ルフオード所在のウオーター・アソシエイツ社
(Water Associates,Inc.)から供給されたもの
である。また生成物の純度をアミノ酸の分析結果
によつて示した。 アミノ酸分析結果:Asn:1.00、Glu:1.01、
Pro:0.98、Gly:0.95、1/2Cys:1.06、Ile:
1.02、Tyr:1.00、Arg:0.98 実施例1に記載した方法と同様な方法を使用す
ることにより、以下の実施例に示す化合物を合成
した。 実施例 2 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−D−ト
リプトフアン−4−バリン−8−アルギニン
バソトシン 〔A=D−Trp;B=Val;C=Arg〕 アミノ酸分析結果:Asp:0.99、Val:1.01、
Pro:0.94、Gly:1.00、1/2Cys:1.95、Ile:
0.80、Arg:1.03 実施例 3 1−β−メルタプトプロピオン酸−2−(4−
エトキシ)−D−フエニルアラニン−4−バリ
ン−8−D−アルギニン バソトシン 〔A=D−Tyr(Et);B=Val;C=D−Arg〕 アミノ酸分析結果:Asp:0.99、Pro:0.90、
Gly:1.00、1/2Cys:0.93、Val:0.98、Ile:
0.81、Tyr:0.84、Arg:1.03 実施例 4 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−(4−
エトキシ)−D−フエニルアラニン−4−バリ
ン−8−オルニチン バソトシン 〔A=D−Tyr(Et);B=Val;C=Orn〕 アミノ酸分析結果:Asp:0.99、Pro:1.00、
Gly:1.00、1/2Cys:1.00、Val:0.98、Ile:
0.80、Tyr:0.85、Orn:0.94 実施例 5 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−(4−
エトキシ)−D−フエニルアラニン−4−トレ
オニン−8−オルニチン バソトシン 〔A=D−Tyr(Et);B=Thr;C=Orn〕 アミノ酸分析結果:Asp:0.92、Thr:0.93、
Pro:0.94、Gly:1.00、1/2Cys:0.92、Ile:
0.95、Tyr:0.86、Orn:1.01 実施例 6 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−D−ト
リプトフアン−4−トレオニン−8−D−アル
ギニン バソトシン 〔A=D−Trp;B=Thr;C=D−Arg〕 アミノ酸分析結果:Asp:0.98、Thr:0.98、
Pro:0.99、Gly:1.00、1/2Cys:1.08、Ile:
0.95、Trp:0.64、Arg:0.99 実施例 7 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−D−チ
ロシン−4−バリン−8−オルニチン バトシ
ン 〔A=D−Tyr;B=Val;C=Orn〕 アミノ酸分析結果:Asp:0.99、Pro:0.91、
Gly:1.00、1/2Cys:1.00、Val:0.97、Ile:
0.80、Tyr:0.95、Orn:0.98 また下記の実施例14および15の化合物を実施例
1記載の方法と同様な方法で製造した。 実施例 8 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−D−ト
リプトフアン−4−バリン−8−オルニチン
バソトシン 〔A=D−Trp;B=Val;C=Orn〕 アミノ酸分析結果:Asp:1.03、Pro:1.02、
Gly:1.00、1/2Cys:1.06、Val:1.02、Ile:
0.77、Orn:0.99、Trp:0.93。 実施例 9 1−β−メルカプトプロピオン酸−2−D−ト
リプトフアン−4−トレオニン−8−オルニチ
ン バソトシン 〔A=D−Trp;B=Thr;C=Orn〕 アミノ酸分析結果:Asp:1.05、Thr:1.00、
Pro:1.05、Gly:1.00、1/2Cys:1.06、Ile:
0.94、Orn:0.98、Trp:0.80。 【表】 【表】 ロメタン+無水酢酸
2 イソプロパノール 70 3 2
3 ジクロロメタン 70 3 4
上述の実施例に記載した方法によつて製造した
化合物を以下に説明する薬理学的試験に使用する
まで凍結乾燥状態に維持した。 薬理学的試験 標準としてオキシトシンを使用して本発明化合
物をラツトの単離子宮に対する子宮緊縮効果に関
して試験した。またこの試料を使用して本発明化
合物の拮抗薬特性を評価した。また作動薬として
オキシトシンを使用して生体内試験を行い、その
結果をアントシンを使用して得た結果と比較し
た。 ラツトについての生体外試験 自然の発情期のスプラギ・ダウレイ(Sprague
Dawley)ラツト(体重約250g)を膣スミア
(smear)によつて選択した。子宮の角様突出部
の中央部から長さ約20mmの部分を切り取り、次の
組成(mM:NaCl153、KCl5.63、CaCl20.541、
NaHCO35.95およびグルコース2.78)を有する10
mlの変性ロツク液を入れた浴中に取り付けた。こ
のロツク液を5%のCO2を含有する酸素で30℃に
おいて処理した。子宮の収縮を30分間変動しない
ようにした。ガラス(Grass)力変換器(Ft03)
を使用して1.5gの静止張力において同じ大きさ
で記録した。同族体の拮抗薬効果をpA2値として
計算した(Rudinger,J.Krejci,I.「Experientia」
18,(1962),585〜588)。pA2はペプチドの抑制
効果の尺度で、ジルド氏(Schild,H.O.,「ブリ
テイツシユ・ジヤーナル・オブ・フアルマコロジ
ー」,(1947),189〜206)によつてある用量の
作動薬の作用がその用量の1/2の作用まで低下す
る拮抗薬のモル濃度の負の対数として定義され
る。拮抗薬の作動薬作用は、これが存在するかど
うかを子宮試料の入ついる浴に最高で4μg/ml
に相当する種々の分量のペプチドを添加すること
によつて調査した。これらのいずれの場合にも作
動薬作用は全く認められなかつた。 ラツトについての生体内試験 自然の発情期のスプラギ・ダウレイラツト
(250g)にイナクチン(0.5mg/体重100g、腹腔
内投与)によつて麻薬をかけた。変性ロツク液を
満たしたカテーテルを子宮腔内に固定することに
より子宮筋層の活動を記録した。このカテーテル
をスタサム(Statham)P23d変換器に連結し、
収縮をグラス(Grass)ポリグラフ(モデル7D)
に記録した。オキシトシン(0.05μg/分/体重
100g)を静脈内に注入した。規則正しい収縮パ
ターンが得られた場合には、拮抗薬(0.8〜8.0μ
g/体重100g)を0.2mlの容量で静脈内に投与し
た。記録された曲線を拮抗薬の注入直前および直
後に15分の間隔にわたつて積分した。子宮の収縮
程度の増加に対するオキシトシン注入による抑制
作用をアントシンによる抑制作用と比較した。ア
ントシンによる抑制作用を数値1とした。 【表】 試験したバソトシン誘導体はすべて、第3表の
pA2値から明らかなように、アントシンと同様に
オキシトシン作用の競走阻害を引き起した。
(種々の実験室で得られたpA2値は試験条件が全
く同じとはいえないので比較できないことに留意
する必要がある。)pA2について得た拮抗薬作用
の値は、本発明の誘導体がアントシンより大きな
値を有しており、効果の一層大きい拮抗薬である
ことを示す。生体内試験は、本発明の誘導体がア
ントシンより2〜約18倍大きい効果を有する拮抗
薬であることを示す。 第3表に示すバソトシン誘導体は生体内試験に
おいて子宮の収縮パターンを完全に阻害すること
ができた、すなわちこれらの誘導体はオキシトシ
ンにより生じた活動のほか器官の筋肉の自然な活
動をも阻害した。用量は2〜20μg/ラツトであ
つた。 また第3表は抗利尿作用(AD)および昇圧剤
作用(すなわち血圧に対する作用)を示し、得ら
れた値が大部分の場合に低いので子宮の収縮を抑
制するために本発明のバソトシン誘導体を投与し
た際にこれらの作用を考慮する必要がないことを
示す。他の重要な面は、本発明のバソトシン誘導
体がすべて生体外のラツトの子宮の試料について
試験した場合に作動薬作用を示さなかつたことで
ある。従つてこれらの誘導体は副作用を全く与え
ないと考えられる。 薬剤の製造例 バソトシン誘導体を0.5mg秤量し、5mgのマニ
トールと一緒に蒸溜水に溶解した。この溶液をア
ンプル内に注入し、封止し、凍結乾燥した。凍結
乾燥条件下に貯蔵した後に、アンプルの内容物を
等張食塩水で投与に適した濃度に希釈することが
できた。 本発明は次のものに関するものである: 次式: (上式において Mpaは3−メルカプトプロピオノイル残着基
(−S−CH2−CH2−CO−); AはD−チロシン−O−エチルエーテル(換言
すれば、4−エトキシ−D−フエニルアラニン、
すなわちD−Tyr(Et))、D−チロシン(D−
Tyr)またはD−トリプトフアン(D−Trp)の
ペプチド残基; Ileはイソロイシンのペプチド残基; Bはグルタミン(Gln)、トレオニン(Thr)ま
たはバリン(Val)のペプチド残基; Asnはアスパラギンのペプチド残基; Cysはシステインのペプチド残基; Proはプロリンのペプチド残基; CはL−またはD−アルギニン(Arg)、オル
ニチン(Orn)あるいはシトルリン(Cit)のペ
プチド残基;および Gly−NH2はグリシンアミドのペプチド残基を
示す)で表わされるバソトシン誘導体。 上式においてAはD−Tyr(Et)、BはThr、C
はOrnを示すバソトシン誘導体。 上式においてAはD−Tyr(Et)、BはVal、C
はOrnを示すバソトシン誘導体。 上式においてAはD−Trp、BはVal、Cは
Ornを示すバソトシン誘導体。 1種以上の上述のバソトシン誘導体を活性成分
とし、これに製剤上受入れることのできる添加剤
および/または希釈剤を組合せた薬剤。 製剤上受入れることのできる希釈剤として生理
食塩水が存在している前記薬剤。 生理食塩水中に活性成分としてバソトシン誘導
体を含有している静脈内投与に適した溶液。 生理食塩水中に上述のバソトシン誘導体を溶解
してなる肛門内投与に適した溶液。 有効量の1種以上のバソトシン誘導体を含有す
る薬剤を投与する子宮の過度の筋肉収縮に反対作
用を及ぼす方法。 子宮の過度の筋肉収縮の治療に使用するための
上述のバソトシン誘導体。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention provides novel vasotocin derivatives, namely vasotocin structures having
and/or vasotocin derivatives that differ from the natural hormone in that they are modified at the 8-position. The novel vasotocin derivatives of the present invention are race inhibitors that block the body's receptors, making it difficult for the body's endogenous hormones to exert their agonist effects. In particular, such new derivatives have an inhibitory effect on uterine contractions, and the inhibitory effect of these derivatives on uterine contractions induced by vasopressin or oxytocin has been tested in rats. Another important aspect of the invention is that the vasotocin derivatives of the invention also inhibit the natural contraction pattern of the uterus. The vasotocin derivative of the present invention has the following formula: (In the above formula, Mpa is a 3-mercaptopropionoyl residue (-S-CH 2 -CH 2 -CO-); A is D-tyrosine-O-ethyl ether (in other words, 4-ethoxy-D-phthalate); enylalanine,
Namely, D-Tyr (Et)), D-tyrosine (D-
Tyr) or D-tryptophan (D-Trp) peptide residue; Ile is isoleucine peptide residue; B is glutamine (Gln), threonine (Thr), or valine (Val) peptide residue; Asn is asparagine peptide residue Residue; Cys is a peptide residue of cysteine; Pro is a peptide residue of proline; C is a peptide residue of L- or D-arginine (Arg), ornithine (Orn), or citrulline (Cit); and Gly-NH 2 is a glycinamide peptide residue). The vasotocin derivatives of the present invention can have L-arginine at position 8 like the natural hormone, but can also have D-arginine, L-ornithine or L-citrulline. The compound of the present invention can have a glutamine peptide residue or a threonine or valine peptide residue at the 4-position, similar to natural vasotocin. The deaminated cysteine at position 1 of vasotocin is shown as a 3-mercaptopropionyl residue (or dNH2 ) in the compounds of the invention. The property of non-transducing agonists is believed to lie in the modification of the amino acid at position 2 of the natural hormone, which, like other posterior pituitary hormones, is crucial for biological activity. It is. If the side chain of a normal amino acid is modified at this position, the receptor will not accept the molecule as an agonist. Therefore, in order to obtain an antagonist, in the present invention, tyrosine present at the 2-position of natural vasotocin is replaced with D-tyrosine-O-ethyl ether (D-Tyr).
(Et)), D-tyrosine (D-Tyr) or D-tryptophan (D-Trp). Vasotocin hormone differs from oxytocin hormone simply in the amino acid at position 8. Oxytocin has a leucine at position 8, and vasotocin has a leucine at position 8.
It has arginine at the position. Among several other known oxytocin derivatives that have antagonistic effects on uterine contractions induced by oxytocin, 1-desamino-(2-O-ethyltyrosine)- according to U.S. Pat. No. 4,402,942; Oxytocin (hereinafter referred to as anthocin) can be mentioned as the closest compound to the novel vasotocin derivative of the present invention. Known drugs that can have an opposite effect on excessive muscle contractions in the uterus are β-receptors.
agonists, prostaglandin synthesis inhibitors, calcium antagonists, and ethanol. All these substances have non-specific effects and therefore produce side effects. The vasotocin derivative of the present invention can be used to treat premature birth or excessive uterine spasm [partus partus] in relation to childbirth and menstruation.
Of great clinical interest are cases of partus praematurs (preterm birth) or dysmenorrhea (dysmenorrhea).
Anthocin is also said to have such properties, and the vasotocin derivative of the present invention is 2 to 18 times more effective than anthocin (in tests conducted on rat uteruses in vivo). ). Therefore, in order to obtain the same effect, the vasotocin derivative of the present invention requires only 1/2 to about 1/18 of that of anthocin, which makes the vasotocin derivative of the present invention useful from a medical standpoint and economically. potentially extremely advantageous from an objective standpoint. The features of the invention will be apparent from the claims. The vasotocin derivatives of the present invention can be provided in the form of a formulation containing other pharmaceutically acceptable additives and/or diluents. Preferably, the vasotocin derivative is dissolved in physiological saline and administered by injection, infusion, or intraanal administration. The vasotocin derivatives of the present invention can be produced by methods similar to those well known in the peptide art. For example, the compound of the present invention can be used, for example, in Law, HB
and “Journal” by Du Vigneaud, V.
Zhuze, AL, in ``Of the American Chemical Society'' 82 , (1960) 4579-4581.
Jost, K., Kasafirek, E. and Rudinger, J. Collection of Ciekoslovak Chemical Communications 29 , (1963),
Technologies reported during 2648-2662 and
Larsson, L-E, Lindeberg, G., Melin, P.
and Pliska, V. Journal of Medicinal Chemistry 21 , (1978),
352-356, it can be prepared in a conventional manner by incremental coupling of amino acids to each other in the liquid phase. So-called peptides are formed by combining amino acids with each other. Such engagement also starts with the use of a solid phase (usually a resin) to which the C-terminal portion of the first amino acid is attached, and then the N-terminal portion of the first amino acid is attached to the C-terminal portion of the next amino acid.
- This can be done by, for example, joining the terminal parts. Finally, the formed peptide is released from the solid phase. The next embodiment of the present invention will be described. In the following examples, so-called solid phase technology was used. This technique is described by Merrifild, RB, “Journal
of the American Chemical Society” (1963) 85 , 2149, “Biochemistry”
(1964), 3 , 1385 and Konig, W., Geiger,
R., “Hemitssie Berichte” (1970) 103 , 788.
has been reported. For the synthesis, 1% cross-linked polystyrene resin (BioRad S-Xl, trade name) with a chloromethyl function loading capacity of 1.2 meq/g was used.
This resin was prepared in DMF (dimethylformamide) using KF (potassium fluoride) as a catalyst.
Coupling reaction with BocGly (Hosiki, K. et al., Chemistry Letters, (1978), 165-168) yielded a Bocgly-O resin with a chloromethyl function loading capacity of about 1 meq/g. All subsequent syntheses used this product as a starting material as described in the Examples below. All amino acids used are of the L form unless otherwise specified. Example 1 1-β-mercaptopropionic acid-2-(4-
ethoxy)-D-phenylalanine-8-arginine-vasotocin [X=H, A=D-Tyr(ET); B=Gln; C=
Arg] BocGly resin (3.0
g, 3 meq) was charged. Table 1 and 2
Peptides were produced in increments on the resin according to the table. Activation of amino acids was performed using 10 meq. of the appropriately protected amino acid, 15 meq. hydroxybenzotriazole and 10 meq. dicyclohexylcarbodiimide in DMF (70 meq.
ml) and then the mixture was allowed to stand at room temperature for 1 hour (asparagine and glutamine were dissolved at 0 °C).
(activated for 15 min), then separate the precipitate,
Thereafter, the solution was treated with activated amino acids as shown in Table 1 (7th step). The binding process is completed using the Kaiser method ("Analytical Biochemistry" 34 ,
595 (1970)), and then the cycle was completed (9th step). Test is positive (binding yield
(less than 99%), the cycle was repeated starting from step 7. If the test was negative, a shutdown process was performed as shown in Table 2. Once everything was bound, the resin was placed on a filter and washed repeatedly with methanol. The dried product was placed in a glass container, cooled in an ethanol-dryas bath, and suspended in methanol (approximately 100 ml). The mixture was then saturated with sodium-dry ammonia to a concentration of approximately 50%. This container was then placed inside a steel cylinder and heated at room temperature for 23 hours.
It was left undisturbed for a day. After releasing the pressure, the product was filtered and the residue was extracted with hot DMF (2 x 100ml) at about 100°C. The liquid and extract were combined and evaporated. The residue was dissolved in a small amount of hot DMF and methanol was added to cloud point. The precipitate was collected by filtration and washed with methanol on the filter. After vacuum drying, purity was confirmed by thin layer chromatography. The yield was about 2.8g. 100ml of 100mg of the above protected peptide
The mixture was placed in a round-bottomed flask and flushed with dry nitrogen for approximately 15 minutes. The protecting group was removed from the product by introducing 50 ml of sodium-dry ammonia and adding sodium until a blue color remained in the solution for 15 seconds. Excess sodium was destroyed by adding ammonium chloride. Ammonia was removed with a stream of nitrogen and the residue was dissolved in 1 part methanol. The pH of the solution was adjusted to about 4 with concentrated acetic acid, and the solution was then titrated with 0.1 mM iodine in methanol until a brown color. This mixture was stirred with Dowex® 50 x 2 chloride form ion exchanger for 10 minutes at room temperature. The ion exchange agent was removed by filtration and the liquid was evaporated to dryness. This residue was dissolved in 3 ml of 20% acetic acid and purified using Sephadex G-25 (trade name) and 20% acetic acid as the eluent. Final purification was performed by reverse phase HPCL. The purity of the product was determined using an HPCL column μ-Bondapak C-18 in 45% ethal and 55% 5mM trifluoroacetic acid in water. This column was supplied by Water Associates, Inc., Milford, Mass., USA. The purity of the product was also demonstrated by amino acid analysis results. Amino acid analysis results: Asn: 1.00, Glu: 1.01,
Pro: 0.98, Gly: 0.95, 1/2Cys: 1.06, Ile:
1.02, Tyr: 1.00, Arg: 0.98 By using a method similar to that described in Example 1, the compounds shown in the following Examples were synthesized. Example 2 1-β-mercaptopropionic acid-2-D-tryptophan-4-valine-8-arginine
Vasotocin [A=D-Trp; B=Val; C=Arg] Amino acid analysis results: Asp: 0.99, Val: 1.01,
Pro: 0.94, Gly: 1.00, 1/2Cys: 1.95, Ile:
0.80, Arg: 1.03 Example 3 1-β-mertaptopropionic acid-2-(4-
Ethoxy)-D-phenylalanine-4-valine-8-D-arginine Vasotocin [A=D-Tyr(Et); B=Val; C=D-Arg] Amino acid analysis results: Asp: 0.99, Pro: 0.90 ,
Gly: 1.00, 1/2Cys: 0.93, Val: 0.98, Ile:
0.81, Tyr: 0.84, Arg: 1.03 Example 4 1-β-mercaptopropionic acid-2-(4-
ethoxy)-D-phenylalanine-4-valine-8-ornithine vasotocin [A=D-Tyr(Et); B=Val; C=Orn] Amino acid analysis results: Asp: 0.99, Pro: 1.00,
Gly: 1.00, 1/2Cys: 1.00, Val: 0.98, Ile:
0.80, Tyr: 0.85, Orn: 0.94 Example 5 1-β-mercaptopropionic acid-2-(4-
ethoxy)-D-phenylalanine-4-threonine-8-ornithine vasotocin [A=D-Tyr(Et); B=Thr; C=Orn] Amino acid analysis results: Asp: 0.92, Thr: 0.93,
Pro: 0.94, Gly: 1.00, 1/2Cys: 0.92, Ile:
0.95, Tyr: 0.86, Orn: 1.01 Example 6 1-β-mercaptopropionic acid-2-D-tryptophan-4-threonine-8-D-arginine Vasotocin [A=D-Trp; B=Thr; C=D −Arg] Amino acid analysis results: Asp: 0.98, Thr: 0.98,
Pro: 0.99, Gly: 1.00, 1/2Cys: 1.08, Ile:
0.95, Trp: 0.64, Arg: 0.99 Example 7 1-β-mercaptopropionic acid-2-D-tyrosine-4-valine-8-ornithine batocine [A=D-Tyr; B=Val; C=Orn] Amino acid Analysis results: Asp: 0.99, Pro: 0.91,
Gly: 1.00, 1/2Cys: 1.00, Val: 0.97, Ile:
0.80, Tyr: 0.95, Orn: 0.98 Compounds of Examples 14 and 15 below were also produced in the same manner as in Example 1. Example 8 1-β-mercaptopropionic acid-2-D-tryptophan-4-valine-8-ornithine
Vasotocin [A=D-Trp; B=Val; C=Orn] Amino acid analysis results: Asp: 1.03, Pro: 1.02,
Gly: 1.00, 1/2Cys: 1.06, Val: 1.02, Ile:
0.77, Orn: 0.99, Trp: 0.93. Example 9 1-β-Mercaptopropionic acid-2-D-tryptophan-4-threonine-8-ornithine Vasotocin [A=D-Trp; B=Thr; C=Orn] Amino acid analysis results: Asp: 1.05, Thr: 1.00,
Pro: 1.05, Gly: 1.00, 1/2Cys: 1.06, Ile:
0.94, Orn: 0.98, Trp: 0.80. [Table] [Table] Lomethane + acetic anhydride 2 Isopropanol 70 3 2
3 Dichloromethane 70 3 4
Compounds prepared by the methods described in the Examples above were maintained in a lyophilized state until used in the pharmacological studies described below. Pharmacological Tests Compounds of the invention were tested for uterine tonic effects on isolated rat uteruses using oxytocin as a standard. This sample was also used to evaluate the antagonist properties of the compounds of the present invention. In vitro studies were also performed using oxytocin as the agonist, and the results were compared with those obtained using anthocin. In vitro tests on rats Sprague Dawley during natural estrus
Dawley rats (weighing approximately 250 g) were selected by vaginal smear. Cut out a section approximately 20 mm long from the center of the horn-like protrusion of the uterus, and add the following composition (mM: NaCl153, KCl5.63, CaCl2 0.541,
10 with NaHCO3 5.95 and glucose 2.78)
ml of denaturing lock solution. The lock solution was treated with oxygen containing 5% CO 2 at 30°C. Uterine contractions were allowed to remain unchanged for 30 minutes. Glass force transducer (Ft03)
The same magnitude was recorded using a static tension of 1.5 g. Antagonist effects of congeners were calculated as pA2 values (Rudinger, J. Krejci, I. “Experientia”
18, (1962), 585-588). pA2 is a measure of the inhibitory effect of a peptide, and was described by Schild, HO, British Journal of Pharmacology 2 , (1947), 189-206, as a measure of the effect of a given dose of an agonist. It is defined as the negative logarithm of the molar concentration of an antagonist that decreases to the effect of 1/2 of its dose. The agonist action of the antagonist is determined by the presence of up to 4 μg/ml in the bath containing the uterine sample.
was investigated by adding various amounts of peptide corresponding to . No agonist effect was observed in any of these cases. In Vivo Studies on Rats Spragi-Dauley rats (250 g) in natural heat were narcotized with Inactin (0.5 mg/100 g body weight, administered intraperitoneally). Myometrial activity was recorded by fixing a catheter filled with modified Locke fluid in the uterine cavity. The catheter was connected to a Statham P23d transducer and
Grass Polygraph (Model 7D)
recorded. Oxytocin (0.05μg/min/body weight
100g) was injected intravenously. If a regular contraction pattern is obtained, the antagonist (0.8-8.0μ
g/100 g body weight) was administered intravenously in a volume of 0.2 ml. The recorded curves were integrated over a 15 minute interval immediately before and after injection of antagonist. The inhibitory effect of oxytocin injection on the increase in the degree of uterine contractions was compared with that of anthocin. The inhibitory effect of anthosin was given a value of 1. [Table] All vasotocin derivatives tested were listed in Table 3.
As evidenced by the pA2 value, it caused competitive inhibition of oxytocin action, similar to anthocin.
(It should be noted that pA 2 values obtained in different laboratories cannot be compared as the test conditions are not exactly the same.) The antagonistic activity values obtained for pA 2 has a larger value than anthosin, indicating that it is a more potent antagonist. In vivo tests show that the derivatives of the invention are antagonists with effects that are 2 to about 18 times more potent than anthocin. The vasotocin derivatives listed in Table 3 were able to completely inhibit the uterine contraction pattern in in vivo tests, ie, these derivatives inhibited the natural activity of the organ's muscles in addition to the activity produced by oxytocin. The dose was 2-20 μg/rat. Table 3 also shows the antidiuretic effect (AD) and the vasopressor effect (i.e. the effect on blood pressure), and since the values obtained are low in most cases, the vasotocin derivatives of the invention are used to inhibit uterine contractions. This indicates that there is no need to take these effects into consideration when administering the drug. Another important aspect is that all vasotocin derivatives of the present invention did not exhibit agonist activity when tested on ex vivo rat uterine samples. Therefore, it is thought that these derivatives do not cause any side effects. Example of drug production 0.5 mg of a vasotocin derivative was weighed and dissolved in distilled water together with 5 mg of mannitol. This solution was poured into ampoules, sealed, and lyophilized. After storage under lyophilization conditions, the contents of the ampoule could be diluted with isotonic saline to a concentration suitable for administration. The present invention relates to: (In the above formula, Mpa is a 3-mercaptopropionoyl residue group (-S-CH 2 -CH 2 -CO-); A is D-tyrosine-O-ethyl ether (in other words, 4-ethoxy-D- phenylalanine,
Namely, D-Tyr (Et)), D-tyrosine (D-
Tyr) or D-tryptophan (D-Trp) peptide residue; Ile is isoleucine peptide residue; B is glutamine (Gln), threonine (Thr), or valine (Val) peptide residue; Asn is asparagine peptide residue Residue; Cys is a peptide residue of cysteine; Pro is a peptide residue of proline; C is a peptide residue of L- or D-arginine (Arg), ornithine (Orn), or citrulline (Cit); and Gly-NH 2 is a vasotocin derivative (denotes a glycinamide peptide residue). In the above formula, A is D-Tyr (Et), B is Thr, and C
indicates Orn, a vasotocin derivative. In the above formula, A is D-Tyr(Et), B is Val, and C
indicates Orn, a vasotocin derivative. In the above formula, A is D-Trp, B is Val, and C is
Vasotocin derivative showing Orn. A medicament comprising one or more of the above-mentioned vasotocin derivatives as an active ingredient in combination with pharmaceutically acceptable additives and/or diluents. Said drug wherein saline is present as a pharmaceutically acceptable diluent. A solution suitable for intravenous administration containing a vasotocin derivative as an active ingredient in physiological saline. A solution suitable for intraanal administration, which is prepared by dissolving the above-mentioned vasotocin derivative in physiological saline. A method of counteracting excessive muscular contractions of the uterus, comprising administering a drug containing an effective amount of one or more vasotocin derivatives. Vasotocin derivatives as described above for use in the treatment of excessive muscle contractions of the uterus.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 次式: (上式において Mpaは3−メルカプトプロピオノイル残基
(−S−CH2−CH2−CO−); AはD−チロシン−O−エチルエーテル(D−
Tyr(Et))、D−チロシン(D−Tyr)またはD
−トリプトフアン(D−Trp)のペプチド残基; Ileはイソロイシンのペプチド残基; Bはグルタミン(Gln)、トレオニン(Thr)ま
たはバリン(Val)のペプチド残基; Asnはアスパラギンのペプチド残基; Cysはシステインのペプチド残基; Proはプロリンのペプチド残基; CはL−またはD−アルギニン(Arg)、オル
ニチン(Orn)あるいはシトルリン(Cit)のペ
プチド残基;および Gly−NH2はグリシンアミドのペプチド残基 を示す)で表わされることを特徴とするバソトシ
ン誘導体。
[Claims] Primary formula: (In the above formula, Mpa is a 3-mercaptopropionoyl residue (-S-CH 2 -CH 2 -CO-); A is D-tyrosine-O-ethyl ether (D-
Tyr (Et)), D-tyrosine (D-Tyr) or D
-Tryptophan (D-Trp) peptide residue; Ile is isoleucine peptide residue; B is glutamine (Gln), threonine (Thr) or valine (Val) peptide residue; Asn is asparagine peptide residue; Cys is a peptide residue of cysteine; Pro is a peptide residue of proline; C is a peptide residue of L- or D-arginine (Arg), ornithine (Orn), or citrulline (Cit); and Gly- NH2 is a peptide residue of glycinamide. A vasotocin derivative characterized by being represented by (indicating a peptide residue).
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