JPH0364458B2 - - Google Patents
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- JPH0364458B2 JPH0364458B2 JP61057876A JP5787686A JPH0364458B2 JP H0364458 B2 JPH0364458 B2 JP H0364458B2 JP 61057876 A JP61057876 A JP 61057876A JP 5787686 A JP5787686 A JP 5787686A JP H0364458 B2 JPH0364458 B2 JP H0364458B2
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- optical fiber
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/01205—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
- C03B37/01211—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube
- C03B37/01217—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube for making preforms of polarisation-maintaining optical fibres
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C03B2201/02—Pure silica glass, e.g. pure fused quartz
-
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
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Description
本発明は低損失で再現性の高い定偏波型光フア
イバの製造方法に関するものである。 単一モード伝送用の光フアイバで、クラツドを
断面楕円形にし、コアに異方性歪を起こし、光弾
性効果によつて長軸、短軸方向の屈折率、従つて
伝搬定数の差を大きくし、偏波面を保持するいわ
ゆる定偏波型光フアイバは、例えば特開昭56−
99306号によつてすでによく知られている。 この構造は、その断面が第1図に示すような3
層構造からなり、コア11はSiO2ガラス、SiO2
+B2O3ガラス、SiO2+GeO2ガラスもしくはSiO2
+P2O5ガラスが採用できることが指摘されてい
る。 また、断面楕円形のクラツド12としては、
SiO2+B2O3ガラスもしくはSiO2+GeO2+B2O3
ガラスが採用できることが指摘されており、外側
クラツド13(ジヤケツトとも称する)としては
石英管が採用できることが指摘されている。 そして、特開昭56−99306号には、このような
定偏波型光フアイバの製造方法として、いわゆる
内付CVD法が提案されている。内付CVD法その
ものについては特開昭50−120352号(US444705)
により公知であり、低損失光フアイバの優れた製
法であることは広く認められている。 ところが、上記のような指摘に従つて定偏波型
光フアイバを製造しても、今ひとつ低損失のもの
が得られなかつた。この原因について、本発明者
らが検討した結果、主な要素として次の2点が判
明した。すなわち、第1点は工業上出発部材であ
る石英管として必ずしも高純度のSiO2ガラスを
使用しておらず、この不純物を含む石英管から内
部にOH基が拡散し、光伝送損失が増大するとい
うものであり、また第2点は、楕円形クラツドに
異方性歪付与材として用いているB2O3によつて
特に長波長帯において大きな吸収損失がもたらさ
れるというものである。 このうち、第2点は光フアイバの使用を
0.63μmの短波長帯に限定することでほぼ回避で
きるが、第1点については内付CVD法が石英管
を長時間高温に加熱して内面に膜付けを行う方法
であることから容易に回避できないものであつ
た。 また、従来特開昭50−120352号により知られた
内付CVD法では、コア、クラツドとも円形の光
フアイバは得られるが、コアが円形でかつクラツ
ドの楕円形な定偏波型光フアイバは得られず、減
圧量その他の制限が必要である。 そこで、低損失化の障害となつていた前記原因
の第1点すなわちOH基の拡散を防止すること。
また、前記原因の第2点すなわちBによる影響を
防止することが必要である。 第2図において、21はコアであり、SiO2+
GeO2ガラス等が好適である。22は断面円形の
第1クラツドであり、高純度SiO2ガラスである。
23は断面が楕円形の第2クラツドであり、実質
的にSiO2+P2O5+B2O3ガラスより構成されてい
る。24はSiO2を主成分とするガラス管である。 このように構成された定偏波型光フアイバであ
れば、出発部材である石英管の内面に楕円形クラ
ツドとなるガラス膜を形成する際の温度が比較的
低いので、石英管から内部へのOH基の拡散が極
めて少ない。 すなわち、SiO2ガラスの屈折率を基準とし、
屈折率差を設けようとしたときのドーパントによ
るガラス軟化温度は第1表に示すようになる。
イバの製造方法に関するものである。 単一モード伝送用の光フアイバで、クラツドを
断面楕円形にし、コアに異方性歪を起こし、光弾
性効果によつて長軸、短軸方向の屈折率、従つて
伝搬定数の差を大きくし、偏波面を保持するいわ
ゆる定偏波型光フアイバは、例えば特開昭56−
99306号によつてすでによく知られている。 この構造は、その断面が第1図に示すような3
層構造からなり、コア11はSiO2ガラス、SiO2
+B2O3ガラス、SiO2+GeO2ガラスもしくはSiO2
+P2O5ガラスが採用できることが指摘されてい
る。 また、断面楕円形のクラツド12としては、
SiO2+B2O3ガラスもしくはSiO2+GeO2+B2O3
ガラスが採用できることが指摘されており、外側
クラツド13(ジヤケツトとも称する)としては
石英管が採用できることが指摘されている。 そして、特開昭56−99306号には、このような
定偏波型光フアイバの製造方法として、いわゆる
内付CVD法が提案されている。内付CVD法その
ものについては特開昭50−120352号(US444705)
により公知であり、低損失光フアイバの優れた製
法であることは広く認められている。 ところが、上記のような指摘に従つて定偏波型
光フアイバを製造しても、今ひとつ低損失のもの
が得られなかつた。この原因について、本発明者
らが検討した結果、主な要素として次の2点が判
明した。すなわち、第1点は工業上出発部材であ
る石英管として必ずしも高純度のSiO2ガラスを
使用しておらず、この不純物を含む石英管から内
部にOH基が拡散し、光伝送損失が増大するとい
うものであり、また第2点は、楕円形クラツドに
異方性歪付与材として用いているB2O3によつて
特に長波長帯において大きな吸収損失がもたらさ
れるというものである。 このうち、第2点は光フアイバの使用を
0.63μmの短波長帯に限定することでほぼ回避で
きるが、第1点については内付CVD法が石英管
を長時間高温に加熱して内面に膜付けを行う方法
であることから容易に回避できないものであつ
た。 また、従来特開昭50−120352号により知られた
内付CVD法では、コア、クラツドとも円形の光
フアイバは得られるが、コアが円形でかつクラツ
ドの楕円形な定偏波型光フアイバは得られず、減
圧量その他の制限が必要である。 そこで、低損失化の障害となつていた前記原因
の第1点すなわちOH基の拡散を防止すること。
また、前記原因の第2点すなわちBによる影響を
防止することが必要である。 第2図において、21はコアであり、SiO2+
GeO2ガラス等が好適である。22は断面円形の
第1クラツドであり、高純度SiO2ガラスである。
23は断面が楕円形の第2クラツドであり、実質
的にSiO2+P2O5+B2O3ガラスより構成されてい
る。24はSiO2を主成分とするガラス管である。 このように構成された定偏波型光フアイバであ
れば、出発部材である石英管の内面に楕円形クラ
ツドとなるガラス膜を形成する際の温度が比較的
低いので、石英管から内部へのOH基の拡散が極
めて少ない。 すなわち、SiO2ガラスの屈折率を基準とし、
屈折率差を設けようとしたときのドーパントによ
るガラス軟化温度は第1表に示すようになる。
【表】
ただし、P2O5及びGeO2は屈折率を高めるもの
であり、B2O3は低くするものであるが、いずれ
の場合にも屈折率差を大きくすると温度は下がる
傾向にある。つまり、添加量が多いほど軟化温度
が低いのである。 ここで温度を下げるのに効果的なのは、P2O5
であり、屈折率が伝送特性上規定された場合に
は、SiO2+P2O5+B2O3は温度を下げるためには
極めて有効であり、容易に1000℃を割ることもで
きる。 反応温度は、この軟化温度を200℃程度上まわ
る温度であるが、第2図の構成は石英管からの
OH基拡散を防止する特効を奏するものである。
所望の形状、特性を得るためにこれらの割合をい
かにするべきかという点が重要な問題として残さ
れているが、この点については後述することと
し、前記の目的に関連して効果を説明する。 (1) コアの外周の第1クラツドはBを含まない高
純度SiO2であるため光の伝送損失を小さくす
ることができる。 (2) 高純度SiO2の第1クラツドは粘度が高いた
め、コアに屈折率を変えるための添加物を加え
てもコアの真円度を保ちやすく、屈折率差の選
択範囲が極めて広くなる。 (3) コアにSiO2+GeO2ガラスを用いることによ
り、コアの粘度をあまり低下させることなく、
第1クラツドとの間に屈折率差をつけることが
可能である。 さらに、これらの効果を優れたものにするため
に、第1クラツド22の厚さをコア半径の1/2よ
り大きく、コア直径よりも小さく構成し、楕円形
第2クラツド23の屈折率を第1クラツド22よ
り高くかつコア21より低く構成するとよい。 単一モード光フアイバの場合には多モード光フ
アイバと異なり規格化周波数によりクラツドまで
電磁界成分がしみ出すため、第1クラツドの状態
が重要である。そこで高純度SiO2からなる第1
クラツド22が厚い方が第2クラツド23の
B2O3の影響が小さくなる。実験によると、前記
のように第1クラツド22の厚さがコア半径以上
のとき、波長1.3μm帯における損失増加が無視で
きる程度となつた。 また、コア半径の1/2程度では1.3μm帯では
4dB/Kmの損失があり、実用上の望ましい範囲と
しては、ほぼ限界値である。コア半径の1/2未満
の厚さでは5dB/Km以上の損失が見込まれる。 また、第2クラツド23からのBの拡散を防ぐ
意味で第1クラツド22は厚い方が良いが、コア
直径以上になると第2クラツド23の楕円率を大
きくすることが難しくなり、良好な定偏波特性が
得られなくなる。 さて単一モード光フアイバでは上記のように第
1クラツドの厚さを設定しても、わずかのコア
径、屈折率の変化によつてガツトオフ波長が変化
し、それによつて動作波長における規格化周波数
が変化するため時によつて電磁界成分が楕円形第
2クラツドまでしみ出す場合がある。このような
電磁界成分は導波モードである場合には波動エネ
ルギーの一部が楕円形第2クラツド部で吸収され
伝送損失の増加となる。 これを防ぐ目的でかかる導波モードを漏洩モー
ドとし、コア中心部に電磁界成分が集中するよう
な低損失なモードのみを導波しうるように楕円形
第2クラツドの屈折率を第1クラツドよりも大き
くする。 この光フアイバの断面屈折率分布を第3図に示
す。 このような光フアイバは試作の結果、コアと第
1クラツドとの屈折率差△n1−0.35%、楕円形第
2クラツドと第1クラツドとの屈折率差△n2−
0.05%、コア径が8μm、第1クラツドの厚さ4μ
m、外径が125μmの単一モード定偏波型光フアイ
バであつた。 また、λ=1.2μmで0.7dB/Km、λ=1.3μmでも
0.8dB/Kmであつた。 試作した光フアイバの楕円率εは、ε=60%で
結合長が約4mm(λ=1.3μm)であつた。 なお、 ε=長径−短径/長径+短径×100(%) である。 以上説明したような本発明の定偏波型光フアイ
バであれば、先に指摘した問題点のうち、第1点
及び第2点ともに解消し、低損失な光フアイバを
得ることができたものである。 ところで、このような光フアイバが常に再現性
良く製造できるかと言うと、案外難しいのであ
る。 すなわち、前記のような低損失の定偏波型光フ
アイバを製造するために、特開昭56−99306号に
記載されているような製造方法を採用しようとす
ると次のような問題点がある。 それは、楕円形第2クラツド23を所定の形状
にするためには第2クラツド23の粘度と減圧量
がコントロールされる必要があり、製造条件に制
限があるということである。 第4図及び第5図に示すように、例えば、外径
18mm、厚さ1.5mmの透明石英ガラス管44の内壁
面にSiO2+P2O5+B2O3系ガラス膜43を添着す
る。 次に、さらに内面に高純度SiO2の膜を約10μm
添着し、コアになるSiO2+GeO2の膜を約5μm添
着する。 図において、45は旋盤であり、46はバーナ
ーである。 その後ガラス管54の一端を封じ、他端より減
圧器57により管内の圧力を−5mmH2Oにし、
酸水素バーナー46で約1900℃に加熱し、バーナ
ー46の移動速度を5mm/minとしてガラス管5
4を中実にする。(54は前工程により所定の膜
を添着したガラス管44を示す。) このようにして得られた中実母材を加熱線引き
して定偏波型光フアイバを得る。58は圧力計で
ある。 ここで、楕円形第2クラツドに入れたドーパン
ト濃度は径方向に一定でも変化させてもよい。 径方向に変化させた場合には、濃度の最大部分
がどのような値かが重要な問題となる。いずれに
せよ、ここで重要なことは楕円形第2クラツド層
のドーパント量を8〜20モル%とすることであ
る。すなわち、内側のコアや第1クラツドを円形
に保ちつつ、容易かつ再現性よくこの第2クラツ
ドのみを楕円形に形成するためには、8モル%が
限界的粘性であり、これによりドープ量が少ない
と楕円形に形成することが容易でない。 また、P2O5とB2O3の合計量が大きいと内側に
高粘度のガラス層を形成することが困難となつて
20モル%を越える場合にはかなり難しい。 ところが、要求される特性によつては相当の楕
円率が望まれる場合もあり、P2O5とB2O3との合
計量が20モル%以上としたい場合や製造上減圧量
をあまりとりたくない場合などがある。 本発明は斯かる状況にあつて、製造容易で再現
性の高い製造方法を提供することを目的とし、ロ
ツドインチユーブ法を採用したものである。 すなわち、コア21となるGeO2+SiO2系ガラ
スロツドの外周に同心円状の第1クラツド22と
なる高純度SiO2のガラス膜を形成する工程と、
第3クラツド24となるガラス管の内面に第2ク
ラツド23となるP2O5+B2O3+SiO2系ガラスの
膜を形成する工程と、前記管内に前記ロツドを挿
入して加熱一体化する工程とを有するものであつ
て、前記第2クラツド23におけるP2O5とB2O3
との合計量が8〜30モル%であり、かつB2O3に
対するP2O5のモル%比が1〜1.2倍であり、加熱
一体化後に第2クラツド23を所定の楕円形状と
するものである。 このような製造方法であれば、第2クラツド2
3となる低融点ガラス膜の内側に高融点ガラス膜
を内付けする必要がないため、適用できるガラス
の組成範囲が一段と広範囲となるものである。 しかも第2クラツド23となるガラスが相当の
低融点のものを採用できることから、加熱一体化
時の減圧をほとんど行う必要がない。あるいは、
楕円率の大きなものの製造が容易となるという顕
著な効果も有するものである。 さらに、低融点ガラス膜の内側に高融点ガラス
膜を内付けするという、不自然な作業工程を有し
ないため、再現性が高いものである。 なお、本発明定偏波型光フアイバの外側には、
適宜樹脂被覆等を施しても、良いことはもちろん
である。
であり、B2O3は低くするものであるが、いずれ
の場合にも屈折率差を大きくすると温度は下がる
傾向にある。つまり、添加量が多いほど軟化温度
が低いのである。 ここで温度を下げるのに効果的なのは、P2O5
であり、屈折率が伝送特性上規定された場合に
は、SiO2+P2O5+B2O3は温度を下げるためには
極めて有効であり、容易に1000℃を割ることもで
きる。 反応温度は、この軟化温度を200℃程度上まわ
る温度であるが、第2図の構成は石英管からの
OH基拡散を防止する特効を奏するものである。
所望の形状、特性を得るためにこれらの割合をい
かにするべきかという点が重要な問題として残さ
れているが、この点については後述することと
し、前記の目的に関連して効果を説明する。 (1) コアの外周の第1クラツドはBを含まない高
純度SiO2であるため光の伝送損失を小さくす
ることができる。 (2) 高純度SiO2の第1クラツドは粘度が高いた
め、コアに屈折率を変えるための添加物を加え
てもコアの真円度を保ちやすく、屈折率差の選
択範囲が極めて広くなる。 (3) コアにSiO2+GeO2ガラスを用いることによ
り、コアの粘度をあまり低下させることなく、
第1クラツドとの間に屈折率差をつけることが
可能である。 さらに、これらの効果を優れたものにするため
に、第1クラツド22の厚さをコア半径の1/2よ
り大きく、コア直径よりも小さく構成し、楕円形
第2クラツド23の屈折率を第1クラツド22よ
り高くかつコア21より低く構成するとよい。 単一モード光フアイバの場合には多モード光フ
アイバと異なり規格化周波数によりクラツドまで
電磁界成分がしみ出すため、第1クラツドの状態
が重要である。そこで高純度SiO2からなる第1
クラツド22が厚い方が第2クラツド23の
B2O3の影響が小さくなる。実験によると、前記
のように第1クラツド22の厚さがコア半径以上
のとき、波長1.3μm帯における損失増加が無視で
きる程度となつた。 また、コア半径の1/2程度では1.3μm帯では
4dB/Kmの損失があり、実用上の望ましい範囲と
しては、ほぼ限界値である。コア半径の1/2未満
の厚さでは5dB/Km以上の損失が見込まれる。 また、第2クラツド23からのBの拡散を防ぐ
意味で第1クラツド22は厚い方が良いが、コア
直径以上になると第2クラツド23の楕円率を大
きくすることが難しくなり、良好な定偏波特性が
得られなくなる。 さて単一モード光フアイバでは上記のように第
1クラツドの厚さを設定しても、わずかのコア
径、屈折率の変化によつてガツトオフ波長が変化
し、それによつて動作波長における規格化周波数
が変化するため時によつて電磁界成分が楕円形第
2クラツドまでしみ出す場合がある。このような
電磁界成分は導波モードである場合には波動エネ
ルギーの一部が楕円形第2クラツド部で吸収され
伝送損失の増加となる。 これを防ぐ目的でかかる導波モードを漏洩モー
ドとし、コア中心部に電磁界成分が集中するよう
な低損失なモードのみを導波しうるように楕円形
第2クラツドの屈折率を第1クラツドよりも大き
くする。 この光フアイバの断面屈折率分布を第3図に示
す。 このような光フアイバは試作の結果、コアと第
1クラツドとの屈折率差△n1−0.35%、楕円形第
2クラツドと第1クラツドとの屈折率差△n2−
0.05%、コア径が8μm、第1クラツドの厚さ4μ
m、外径が125μmの単一モード定偏波型光フアイ
バであつた。 また、λ=1.2μmで0.7dB/Km、λ=1.3μmでも
0.8dB/Kmであつた。 試作した光フアイバの楕円率εは、ε=60%で
結合長が約4mm(λ=1.3μm)であつた。 なお、 ε=長径−短径/長径+短径×100(%) である。 以上説明したような本発明の定偏波型光フアイ
バであれば、先に指摘した問題点のうち、第1点
及び第2点ともに解消し、低損失な光フアイバを
得ることができたものである。 ところで、このような光フアイバが常に再現性
良く製造できるかと言うと、案外難しいのであ
る。 すなわち、前記のような低損失の定偏波型光フ
アイバを製造するために、特開昭56−99306号に
記載されているような製造方法を採用しようとす
ると次のような問題点がある。 それは、楕円形第2クラツド23を所定の形状
にするためには第2クラツド23の粘度と減圧量
がコントロールされる必要があり、製造条件に制
限があるということである。 第4図及び第5図に示すように、例えば、外径
18mm、厚さ1.5mmの透明石英ガラス管44の内壁
面にSiO2+P2O5+B2O3系ガラス膜43を添着す
る。 次に、さらに内面に高純度SiO2の膜を約10μm
添着し、コアになるSiO2+GeO2の膜を約5μm添
着する。 図において、45は旋盤であり、46はバーナ
ーである。 その後ガラス管54の一端を封じ、他端より減
圧器57により管内の圧力を−5mmH2Oにし、
酸水素バーナー46で約1900℃に加熱し、バーナ
ー46の移動速度を5mm/minとしてガラス管5
4を中実にする。(54は前工程により所定の膜
を添着したガラス管44を示す。) このようにして得られた中実母材を加熱線引き
して定偏波型光フアイバを得る。58は圧力計で
ある。 ここで、楕円形第2クラツドに入れたドーパン
ト濃度は径方向に一定でも変化させてもよい。 径方向に変化させた場合には、濃度の最大部分
がどのような値かが重要な問題となる。いずれに
せよ、ここで重要なことは楕円形第2クラツド層
のドーパント量を8〜20モル%とすることであ
る。すなわち、内側のコアや第1クラツドを円形
に保ちつつ、容易かつ再現性よくこの第2クラツ
ドのみを楕円形に形成するためには、8モル%が
限界的粘性であり、これによりドープ量が少ない
と楕円形に形成することが容易でない。 また、P2O5とB2O3の合計量が大きいと内側に
高粘度のガラス層を形成することが困難となつて
20モル%を越える場合にはかなり難しい。 ところが、要求される特性によつては相当の楕
円率が望まれる場合もあり、P2O5とB2O3との合
計量が20モル%以上としたい場合や製造上減圧量
をあまりとりたくない場合などがある。 本発明は斯かる状況にあつて、製造容易で再現
性の高い製造方法を提供することを目的とし、ロ
ツドインチユーブ法を採用したものである。 すなわち、コア21となるGeO2+SiO2系ガラ
スロツドの外周に同心円状の第1クラツド22と
なる高純度SiO2のガラス膜を形成する工程と、
第3クラツド24となるガラス管の内面に第2ク
ラツド23となるP2O5+B2O3+SiO2系ガラスの
膜を形成する工程と、前記管内に前記ロツドを挿
入して加熱一体化する工程とを有するものであつ
て、前記第2クラツド23におけるP2O5とB2O3
との合計量が8〜30モル%であり、かつB2O3に
対するP2O5のモル%比が1〜1.2倍であり、加熱
一体化後に第2クラツド23を所定の楕円形状と
するものである。 このような製造方法であれば、第2クラツド2
3となる低融点ガラス膜の内側に高融点ガラス膜
を内付けする必要がないため、適用できるガラス
の組成範囲が一段と広範囲となるものである。 しかも第2クラツド23となるガラスが相当の
低融点のものを採用できることから、加熱一体化
時の減圧をほとんど行う必要がない。あるいは、
楕円率の大きなものの製造が容易となるという顕
著な効果も有するものである。 さらに、低融点ガラス膜の内側に高融点ガラス
膜を内付けするという、不自然な作業工程を有し
ないため、再現性が高いものである。 なお、本発明定偏波型光フアイバの外側には、
適宜樹脂被覆等を施しても、良いことはもちろん
である。
第1図は従来の定偏波型光フアイバを示す断面
説明図、第2図は本発明の製造方法による定偏波
型光フアイバの一例を示す断面説明図、第3図は
第2図の定偏波型光フアイバにおける屈折率分布
の一例を示す線図、第4図及び第5図は従来の定
偏波型光フアイバの製法の例を示す説明図であ
る。 21……コア、22……第1クラツド、23…
…楕円形第2クラツド。
説明図、第2図は本発明の製造方法による定偏波
型光フアイバの一例を示す断面説明図、第3図は
第2図の定偏波型光フアイバにおける屈折率分布
の一例を示す線図、第4図及び第5図は従来の定
偏波型光フアイバの製法の例を示す説明図であ
る。 21……コア、22……第1クラツド、23…
…楕円形第2クラツド。
Claims (1)
- 1 コア21となるGeO2+SiO2系ガラスロツド
の外周に同心円状の第1クラツド22となる高純
度SiO2のガラス膜を形成する工程と、第3クラ
ツド24となるガラス管の内面に第2クラツド2
3となるP2O5+B2O3+SiO2系ガラスの膜を形成
する工程と、前記管内に前記ロツドを挿入して加
熱一体化する工程とを有する製造方法において、
前記第2クラツド23におけるP2O5とB2O3との
合計量が8〜30モル%であり、かつB2O3に対す
るP2O5のモル%比が1〜1.2倍であり、加熱一体
化後に第2クラツド23を楕円形状とすることを
特徴とする定偏波型光フアイバの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61057876A JPS61219728A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 定偏波型光フアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61057876A JPS61219728A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 定偏波型光フアイバの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57102785A Division JPS58219502A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 定偏波型光フアイバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61219728A JPS61219728A (ja) | 1986-09-30 |
| JPH0364458B2 true JPH0364458B2 (ja) | 1991-10-07 |
Family
ID=13068184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61057876A Granted JPS61219728A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 定偏波型光フアイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61219728A (ja) |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP61057876A patent/JPS61219728A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61219728A (ja) | 1986-09-30 |
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