JPH0363080B2 - - Google Patents

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JPH0363080B2
JPH0363080B2 JP55083199A JP8319980A JPH0363080B2 JP H0363080 B2 JPH0363080 B2 JP H0363080B2 JP 55083199 A JP55083199 A JP 55083199A JP 8319980 A JP8319980 A JP 8319980A JP H0363080 B2 JPH0363080 B2 JP H0363080B2
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Hiroaki Sekoe
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続音声認識装置に関し、特に文法に
従がつて入力される入力される文や句を矛盾なく
効率良く認識する装置の改良に関する。
連続的に発声入力される文章や句(以下連続音
声と総称する。)を認識する連続音声認識装置は
計算機に対する演算命令や、ロボツトに対する行
動指令に有用であると考えられる。一般に、この
ような演算命令や行動指令は人工的な文法に基づ
いて発せられる。新美康永著、昭和54年10月共立
出版社発行の「音声認識」(以下文献(1)と称す
る。)の第164ページに記載される如く、多くの人
工的文法は正規文法で記述することができる。こ
こに正規文法とは、有限状態オートマトンの制御
によつて生成あるいは受理されるような言語の規
則である。したがつて、正規文法に基づく連続音
声を矛盾なく認識できる音声認識装置は、極めて
実用性が高いと考えられる。
特願昭54−104669号明細書(以下文献(2)と称す
る。)には、正に、正規文法に基づく連続音声を
矛盾なく認識処理する連続音声認識装置が記述さ
れている。その記載の要旨を本明細書の第1図に
基づいて説明する。第1図aは算盤読み式(例え
ば3095円をサンゼン キユウジユウゴエンと読
む。)の数字音声の発生規則を正規文法に対応す
るオートマトンで示したものである。状態0〜5
の間の遷移図であつて遷移線に付した文字は、次
のような意味を持つ。
“4”={1000,2000,……9000} “3”={100,200,……900} “2”={10,20,……90} “1”={1,2,……9} “5”={円} (1) すなわち、例えば“2”の所には10,20,…
…,90なる単語群が対応する。第1図aのオート
マトンに数字“2053円”が入力された場合には状
態を0→3→4→5の如く遷移して受理される。
音声パタンは特徴ベクトルaiの時系列として A=a1a2……ai……aI (2) なる如く表現される。また、認識対象となる単語
をn=1,2……Nなる番号で示す時、単語nの
標準パタンは、 Bn=bn 1bn 2……bn j……bn jo (3) なる如く示される。第2図に示すように入力パタ
ンAの部分パタンが、 A(l,m)=al+1al+2……an (4) と定義される。標準パタンBと入力パタンA(l,
m)との間の個別距離がD(l,m,n)と定義
される。
単語nの機能を示すコードをFnで示す。いま、
前に述べた算盤読み数字の場合を例にとると、こ
のFnは第3図に示すようなテーブルとして表現
される。また、第1図のオートマトンは第4図に
示すような状態遷移テーブルとして表現される。
この状態遷移テーブルは、機能コードFnを持つ
単語nが入力された時に、状態pから状態qへの
遷移が許される事を意味する。例えば、Fn=2
によつて0→3,1→3,2−3なる状態遷移が
生起し得る。
前記文献(2)によると、第1図bに示すように状
態p(あるいはq)と時刻mとによつて番地指定
されるメモリーを用意する。そして、このメモリ
ー上で次のような動的計画法の漸化式が計算され
る。
Tq=(m) minp.l.n 〔Tp(l)+D(l,m,n)〕 (6) ここにD(l,m,n)は、前に述べたように
部分パタンA(l,m)と標準パタンBnとの個別
距離である。また、minで示される最小値検出は
状態p,時刻l、単語nに関して{ }内の値を
最小化することを意味する。特にq,p,nの間
には、機能コードFnによつて状態pから状態q
への遷移が状態遷移テーブルに存在するという関
係が要請される。
(6)式の計算は第1図bに示した漸化式値テーブ
ルのp(=1,2,……5),m(1,2,……I)
の組み合せを総べて埋めるように計算される。な
お、初期条件として Tp(o)=0 Tp(m)=∞ m>0 Tp(o)=∞ p≠0 (7) が与えられる。これらは第1図aに示すオートマ
トンの状態遷移が、必らず初期状態0より発する
ことを保証するためである。
上記文献(2)に記載された方法によつて前記の漸
化式(6)を計算するためには、各時刻mにおいて個
別距離D(l,m,n)のすべて(すなわち、n
=1,2,……,N)を計算する必要があつた。
これは各時刻mにおけるオートマトンの状態遷移
に総ての可能性を許していたためである。その結
果として常にN個の単語の総てが入力される可能
性があるものと見なして、N個の標準パタンとの
間で個別距離を計算する必要があつた。一般に時
刻i(すなわち、l,mも同じ)の標本化周期は
10ms前後に選定されるのが普通である。また、
音声パタン間の距離の計算には特開昭52−55413
号公報に記述されるが如き、動的計画法に基づく
手法が多用されているが、現在の回路技術では一
回の個別距離の計算に400μs程度を必要とする。
このため第3図に示すようにN=37個の標準パタ
ンが有る時には、37×400μs>100msとなつてし
まい、前記文献(2)の方法を実時間で実行するのは
不可能になる。すなわち、従来技術によつて多数
語藁の連続音声を実時間認識する事は困難であ
り、しいて実時間処理を行なうためには並列処理
方式等を採用する必要があり、高価かつ大型の装
置構成が必要とされた。
本発明は、従来装置の有する計算量が多いと言
う上記欠点を改良し、所要計算量を低減する事に
よつて低価格かつ小型の実用的な連続音声認識装
置を実現提供する事を目的としたものである。
本発明による連続音声認識装置は、単語n=
1,2,……Nのそれぞれに対して標準パタン
Bn=bn 1bn 2,……bn Joを記憶するための標準パタ
ン記憶部と、単語nに付随する機能コードFn
状態p及びqの組を配列して構成される状態遷移
テーブルを記憶してなるオートマトン制御部と、
入力パタンA=a1a2……ai……aIの各時刻lを始
端とし、時刻i=mを始端とする部分パタンA
(lm)=al+1al+2……anと前記標準パタンRnとの間
の個別距離D(l,m,n)を算出するための手
段である第1マツチング部と時刻l(あるいはm)
と、状態p(あるいはq)とに対応して番地指定
される漸化式値テーブルTp(l)、LテーブルLp(l)、
PテーブルPp(l)およびNテーブルNp(l)と、順次
進行される各時刻lにおいて漸化式値テーブルに
記憶される値Tp(l)の小となるpの部分組を決定
する手段である状態選択部と、これにより選択さ
れる状態pの各々に対して、その状態で受理し得
る単語の組の和集合として時刻lにおいて受理し
得る単語組を決定してこの単語組みに含まれるす
べての単語nに対して個別距離D(l,m,n)
を計算すべく前記第1マツチング部に指令する手
段たる単語指定部と、該単語nに対して状態遷移
が前記オートマトン制御部に定義される状態対
(p,q)のすべてに対してl<mなる時刻mの
漸化式値Tq(m)と、現時刻lにおける漸化式値
Tp(l)と前記個別距離D(l,m,n)との和を比
較して後者が小なる時にかぎり、この後者の値を
Tq(m)として記憶し状態pをPテーブルPq(m)
に、現時刻lをLテーブルLq(m)に単語名nを
NテーブルNq(m)にそれぞれ記入するという漸
化式計算を所要の時刻mに対して実行する手段で
ある第2マツチング部と、上記のPテーブル、L
テーブル、およびNテーブルを最終状態p=f、
最終時刻l=Iよりさかのぼつて参照し、認識結
果を定める判定部とから構成される。
文献(2)の方法に比較して、各時刻においてオー
トマトンが受理し得る単語群を予測する機能が付
加されている。これによつて個別距離の計算は予
測された単語群の標準パタンに対してだけ行なえ
ば良いので、所要計算量が大幅に低減できる。す
なわち、結果として低価格な連続音声認識装置が
実現できるという効果が得られた。
本発明の原理による単語予測を第5図を用いて
説明する。3095円という入力音声に対する処理の
例であつて、時刻lにおいて漸化式値テーブルの
値Tp(l)が、それぞれT1(l)=6030,T2(l)=5020T3
(l)=2821、T4(l)=3529、T5(l)=4592であつたと
する。(6)式の意味する所により、これらの値は、
この時刻lまでの個別距離の積分値となつてい
る。したがつて、この値が小さい状態pはオート
マトンの現在状態としての可能性が強く、逆にこ
の値が大きい状態pは、この時刻lでの現在状態
である可能性は低い。故に、漸化式値の小さい数
個の状態、例えば第5図の例ではp=3とp=4
を選択して残し、他は無視しても良い。
第4図の状態遷移テーブルによるとp=3の続
きには一の位の数1〜9(Fn=2)および“円”
(Fn=5)が許され、p=4の続きには、“円”
(Fn=5)だけが許される。結局第5図の時刻l
の続きとしてこれらの和集合である。一の位の数
字及び“円”の合計10語だけが許容されるとして
個別距離の計算を行なえば良い事になる。
上記のような単語予測を行なわない文献(2)の従
来技術では、どの時刻lにおいても常に総ての標
準パタン、すなわち37個の標準パタンに対して個
別距離を計算する必要があつた。したがつて、こ
の時刻lにおいては、上記の単語予測によつて0/
37の計算量圧縮が実現された事になる。
この単語予測を効率良く実行するため、本発明
においては(6)式の漸化式を次のように分解して前
向きに実行する。
Tq(m)=minTq(m) Tp(l)+D(l,m,n) (8) ただし、初期条件 Tq(m)=∞ …(9) (8)式と前記(6)式との関係は第6図によつて説明
される。図には簡単のため状態pからqへの状態
遷移だけが存在する場合を示している。図中aに
示す従来技術の場合には参照数字1で示す過去の
時刻帯におけるTp(l)が、すでに算出されており、
これを基にして(6)式の漸化式を計算し、現在の時
刻m(参照数字2)におけるTq(m)を算出する。
これに対して本発明においてはbの如く、現在の
時刻lにおいて確定している漸化式値Tp(l)をも
とにして(8)式を計算し、未来の時刻m(参照数字
4)における漸化式値テーブルに記入する。した
がつて、時刻lにおいて(8)式を計算しただけでは
(6)式を計算した事にはならないが、時刻lが進行
し参照数字3で示す部分を通過した時点では(6)式
を計算したのと等価になる事は、明らかである。
このような(8)式を採用したのは、次の理由によ
る。図中aの従来技術では、過去の時刻帯1で選
択されたすべての状態群に続き得る単語の総べて
に対して個別距離D(l,m,n)を算出しなけ
ればならないので、単語予測の効率が悪い。これ
に対して図中bに示す本発明の方法では、現在時
刻lにおいて選択された状態に続き得る単語のみ
を選んで個別距離の計算を行なえば良いので予測
効果が高い。
(8)式の計算と並行して(8)式の{ }中の下式が
上式より小であつた時には、次の処理が実行され
る。
Lテーブル Lq(m)=l Pテーブル Pq(m)=p Nテーブル Nq(m)=n (10) これらは文献(2)において、本明細書(6)式の最適
パラメータl,p,nをテーブルに記憶していた
事に対応する。
時刻lが進行して(8)式の計算が、すべて終了し
た時点で次の様な処定処理がなされるのは、文献
(2)の場合と同様である。
いま、最終状態が、一般的にp=fであるとす
る(第1図の例ではp=5)。
(1) 初期条件 p=f,m=I。
(2) Np(m)を認識結果n^として出力する。
(3) p=Pp(m),m=Lp(m)とする。
(4) p=0(初期状態)ならば終了する。p≠0 ならば(2)以下を繰り返す。 (11) この手続きによつて認識結果は、最後尾単語か
ら逆順に求まる。
次に図面を参照して本発明の原理構成を詳細に
説明する。第7図は本発明の一実施例を示すブロ
ツク図であり、第8図はその動作を説明するため
のタイムチヤートである。第7図においてオート
マトン制御部130には、第3図の機能コード
Fnをnに対応づけて記憶する機能コードテーブ
ルと第4図に示した状態遷移テーブルとが内蔵さ
れている。単語指定部100には、単語選択部1
20が付属している。この単語選択部120には
第9図に示すごとく各状態pに対して、これに続
けて入力され得る単語nに対しては1、入力が許
されない単語nに対しては0なるフラグが記入さ
れた予測テーブルが内蔵されている。状態p=0
の次には“円”以外のすべての単語が入力される
ので、n=37で0となつている以外は、すべて1
なるフラグが記入されている。また、状態p=3
の次には、一の位の数字と“円”が入力されるの
で、n=1〜9およびn=37で1、他はすべて0
となつている。最終状態p=5の次には如何なる
入力も許容されないので、すべて0となつてい
る。
次に実際の動作を説明する。分析部20は「特
開昭52−144205号公報」の第3図に示された如く
構成され、入力音声波形pを分析して時間標本化
を行ない、(2)式に示されるような入力パタンAに
変換して入力パタンバツフア40に記憶せしめ
る。他方、制御部10からは認識に先だつてクリ
アー信号Clが発生され、これによつて第1図bに
示される如く構成される漸化式値テーブル80に
は(7)式と(9)式の初期設定がなされる。
以後、時刻信号l1が1から順次増加され、これ
に同期して(8)式と(10)式の計算が実行される。
一般に時刻信号がl1=lであるサイクルにおい
て第8図に示すごとく、予測処理に続けてマツチ
ング処理が実行される。
予測処理は状態選択部90と単語選択部120
とによつてなされる。すなわち、時刻信号l1の番
地指定によつて漸化式値Tp(l)(p=0,1,…
5)が前記漸化式値テーブル80から出力され状
態選択部90に入力される。ここでは漸化式値
Tp(l)が、あらかじめ定められる閾値Θ×lと比
較され、Tp(l)<Θとなるpを選択し、信号p^とし
て出力される。閾値をlに比例させているのは、
漸化式値Tp(l)は(6)式から明らかなように個別距
離D(l,m,n)の積分値となつているので、
lに比例して大きくなる傾向があるのに対応する
ためである。
かくの如き選択によつてp^=2だけが選択され
たとする。
単語選択部は、この信号p^を受けると、第9図
予測テーブルのp^行の内容を単語nごとにフラグ
の論理和を計算する。今の場合p^は1個だけしか
与えられないので、第9図予測テーブルのp=2
の行が、そのまま予測信号として単語指定部1
00に送られる。これによつて予測処理が終了す
る。
予測処理に後続してマツチング処理が行なわれ
る。単語指定部100からは予測信号を参照し
フラグが1となつている単語の番号を、単語指定
信号n1として出力する。今の例では第9図予測テ
ーブルのp=2の行から明らかなようにn=1,
2,……,18及び37が単語指定信号n1として出力
される。
この単語指定信号n1の各サイクルで実行される
処理をn1=17の場合を例にとつて示す。
n1=17のサイクルの最初に第1マツチング部5
0が動作し、個別距離D(l,m,17)が計算さ
れる。この計算は、「特願昭50−29891号明細書」
(以下文献(3)と称す)の第6図に示される如き回
路によつて実行される。この時、入力パタンAは
前記入力パタンバツフア40より、標準パタン
B17は標準パタン記憶部30より前記の単語指定
信号n1=17の指定によつて、それぞれ供給され
る。
上記文献(3)の第3図によると、一般にn1=nの
とき、 l+Jn−r≦m≦l+Jn+r (12) なる範囲の個別距離D(l,m,n)が、一度に
算出される。ここにrは正整数であつて整合窓幅
と呼ばれている。よつて、n1=17の場合には、 l+J17−r≦m≦l+J17+r (13) の範囲のmに対して個別距離D(l,m,17)が
算出される。
第1マツチング処理に続いて第2マツチング処
理が実行される。
オートマトン制御部130に内蔵される機能コ
ードテーブルからは、単語指定信号n1=nの指定
によつて機能コードFnが出力される。n=17に
対応してはF17=2が出力される。これによつて、
同じくオートマトン制御部130に内蔵される第
4図の状態遷移テーブルが参照され、F17=2に
対応して(pq)=(0,3),(1,3),(2,3)
なる状態対が読み出される。他方、前記の状態選
択部90からは信号p^としてp=2だけが現在状
態として指定されている。それ故、上記3個の状
態対(p,q)のうち(2,3)だけが有効であ
ると判定され、信号p1,q1として出力される。
第2マツチング部60に、この信号対(2,
3)が与えられると、漸化式値テーブル80、と
LPNテーブル70に内蔵されるLテーブル、P
テーブルNテーブルと共同して(8)式と(10)式の計算
が実行される。このための時刻信号lは、信号線
l1よりアドレス信号mは、信号線m1より与えられ
る。アドレス信号mは(13)式(一般には(12)式の
範囲で変化され、この間各mの値ごとに前記第1
マツチング部50から個別距離D(l,m,n)
が入力され(8)式と(10)式が計算される。前記オート
マトン制御部130から状態対(p,q)が一個
以上与えられる場合には、それぞれに関してアド
レス信号m1が(13)式の範囲で変化され、(8)式
と(10)式の計算が繰り返される。
かくして、第1マツチングと第2マツチングが
終了するごとに単語指定信号n1が変化される。単
語指定信号n1が37まで変化され終ると、この時刻
l1=lにおける処理が終了する。次には時刻信号
が1だけ増加され、上記と同様な処理が繰り返さ
れる。
時刻信号l1=Iにおける処理が終了すると判定
部110が動作し、(11)式に示した(1)から(4)までの
手続きが実行され、判定結果が信号p^として出力
される。この判定部は文献(2)の判定処理部90と
同様にマイクロプロセツサで構成され、同一の動
作を行なうものである。
以上、本発明の原理を実施例にもとづいて説明
したが、これらの記載は、本発明の範囲を限定す
るものではない。特に状態選定の方法として以上
の例では閾値との比較によつて行なつたが、漸化
式値Tp(l)の小な一定個数のpを選択するという
方法も考えられる。また、文献(2)と同様に本明細
書で距離をパタン間の比較尺度としたのとは逆に
類似度を用いる場合も本発明の範囲に含まれるも
のである。その場合には、本明細書中の大小比較
は総て逆に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図,第4図,第5図及び
第6図は本発明の原理を説明するための図、第7
図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第8図
はタイムチヤート、第9図は単語選択部120内
蔵の予測テーブルの一構成例を示す図である。 図において、10…制御部、20…分析部、3
0…標準パタン記憶部、40…入力パタンバツフ
ア、50…第1マツチング部、60…第2マツチ
ング部、70…LPNテーブル、80…漸化式値
テーブル、90…状態選定部、100…単語指定
部、110…判定部、120…予測テーブル、1
30…オートマトン制御部をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単語n=1,2……Nのそれぞれに対して標
    準パタンB=bn 1bn 2……bn j……bn Joを記憶してな
    る標準パタン記憶部と単語nに付随する機能コー
    ドFnと状態p及びqの組を配列して構成される
    状態遷移テーブルを記憶してなるオートマトン制
    御部と、入力パタンA=a1a2……ai……aIの時刻
    lを始端とし、時刻i=mを終端とする部分パタ
    ンA(l,m)=al+1al+2……anと前記標準パタン
    Bnとの間の個別距離D(l,m,n)を算出する
    ための手段である第1マツチング部と、時刻lと
    状態pとに対応して番地指定される漸化式値テー
    ブルTp(l)と、それと同様に構成される、時刻l
    を記憶するLテーブルLp(l)、状態Pを記憶する
    PテーブルPp(l)および単語名nを記憶するNテ
    ーブルNp(l)と、順次進行される各時刻において
    漸化式値テーブルに記憶される値Tp(l)の小な一
    定個数のpの部分組又は該Tp(l)が一定値より小
    さいときのpの部分組を決定する手段である状態
    選択部と、これにより選択される状態Pの各々に
    対して、その状態で受理し得る単語組の和集合を
    決定し、この和集合に含まれるすべての単語組n
    に対して個別距離D(l,m,n)を計算すべく
    前記第1マツチング部に指令する単語指定部と、
    該単語nに対して状態遷移が、前記オートマトン
    制御部中の状態遷移テーブルに定義される状態対
    (p,q)のすべてに対して1<mなる時刻mの
    漸化式値Tq(m)と、現時刻lにおける漸化式値
    Tp(l)と前記個別距離D(l,m,n)との和すな
    わちTp(l)+D(l,m,n)とを比較して後者が
    小なる時にかぎり、この後者の値をTq(m)とし
    て漸化式値テーブルに記入し、同時に状態pをP
    テーブルにPq(m)として、時刻lをLテーブル
    にLq(m)として単語名nをNテーブルにNq(m)
    としてそれぞれ記入するという漸化式を計算する
    手段である第2マツチング部と、上記のPテーブ
    ル、Lテーブル及びNテーブルを最終状態p=
    f、最終時刻l=Iよりさかのぼつて参照し、認
    識結果を定め出力する判定部とより構成されるこ
    とを特徴とする連続音声認識装置。
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