JPH0361445A - 原料が充填された連鎖状のケーシング製品の懸吊方法及び装置 - Google Patents

原料が充填された連鎖状のケーシング製品の懸吊方法及び装置

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JPH0361445A
JPH0361445A JP2033668A JP3366890A JPH0361445A JP H0361445 A JPH0361445 A JP H0361445A JP 2033668 A JP2033668 A JP 2033668A JP 3366890 A JP3366890 A JP 3366890A JP H0361445 A JPH0361445 A JP H0361445A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーシング内にソーセージや他の食品等の原
料が充填された一条の細長い製品、あるいは、該製品を
加熱形成した連鎖状製品を、移動せる複数の係止部材−
・順次ループ状に懸吊する方法及び装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
原料が充填されたケーシング製品は充填される食品によ
っては次工程で熱処理等の処理をうける。
そのために、製品は通常竿と呼ばれる棒状部材に一連の
ループをなして懸吊され、熱処理室にもち込まれる。上
記竿に一連のループを懸吊するには、従来、複数の移動
する係止部材にループ掛けし、ここに竿を通して該ルー
プを竿に受渡している。
かかるループ掛けする装置としては、例えば特公昭57
−43210に開示されているものが知られている。
この公知の装置は、水平面内で無端走行するコンベアに
、外方に向く複数の支持駒を所定間隔をもって設け、支
持駒の移動経路に向け連鎖状製品としてのソーセージを
供給コンベアから落下供給し、上記支持駒で順次係止す
ることにより、ループ状に)懸吊せんとするものである
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、勢いをもって落下移動するソーセージは
支持駒による係止時に、その移動方向を急激に変化しに
くい性質をもつ。それ故に、上述のごとくの公知の装置
にあっては、ソーセージを自由空間にて支持駒に係止し
ようとするので、支持駒の係合時における当接圧により
、供給コンベアと支持鍔間の一条の連鎖状ソーセージは
支持駒の移動と共に揺動してしまい係止が良好に行われ
ずに、ソーセージはそのまま支持駒を滑りつつ落下して
しまうことが多い。かかるf噴量は、ソーセージの落下
供給が高速な程、あるいはソーセージのリンク長さが短
い程、顕著にあられれる。
長いリンク長さのソーセージは、その径が細い場合は特
に、リンクの途中で折れ曲がりやすい性質をもつ。上記
公知の装置においては、供給コンベアから出たソーセー
ジは自由空間を落下するので、ソーセージを懸吊した支
持駒の移動によって、そのソーセージ落下経路が常に不
安定に変動する。
ゆえに、係止箇所の位置精度が低く、ソーセージのリン
クが支持駒によって折れ曲がって支持されるような係止
が生じやすい、該係止箇所の位置精度は、ソーセージの
落下が高速になる程、低くなる。
本発明は、上記従来装置の有していた問題を解決して、
ソーセージ等や他の食品等の原料が充填された一条の細
長い製品あるいは連鎖状製品を、例えばリンクをもつソ
ーセージの場合そのリンク長さの如何に拘わらず係止部
材によって確実に懸吊し、またそれが安定して継続し、
しかもソーセージ等の供給が高速で行われてもそれが可
能な原料が充填されたケーシング製品の懸吊方法及び装
置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
(A)本発明によれば、上記目的はその方法に関し、ケ
ーシング内に原料が充填された製品を、移動せる係止部
材で懸吊する方法において、製品をその長手方向に送り
出し、 上記製品の通過経路に交叉する、水平成分をもつ面、す
なわち水平面もしくはこれに傾斜する面(以下「水平成
分をもつ面」という)上を係止部材が移動するようにせ
しめ、 上記係止部材と該係止部材の移動方向での先方位置に配
された阻止部材とが協働して、上記係止部材と係合した
製品の該保合部よりも上流側の製品が該係止部材の反移
動方向側を通過するように製品を制動せしめる、 ことにより達成される。
そして、上記方法の実施のための装置に関しては、 ケーシング内に原料が充填された製品を、移動せる係止
部材で懸吊する装置において、製品をその長手方向に送
り出す供給手段と、上記製品の通過経路に交叉する水平
成分をもつ面上を移動する複数の係止部材を備えたコン
ベア手段と、 上記係止部材の移動方向での先方位置に、該係止部材と
協働して上記製品を押圧するための阻止部材と、 を備えることによって達成される。
(B)また、方法に関しては、 ケーシング内に原料が充填された製品を、移動せる係止
部材で懸吊する方法において、製品をその長手方向に整
流手段を経て送り出し、上記製品の通過経路に交叉する
水平成分をもつ面上を係止部材が移動するようにせしめ
、上記整流手段にて、製品はその通過形態が係止部材に
係止されるように変化可能に案内され、上記製品は、次
の係止部材との係止に備えて、上記の変化した通過形態
を変化前の形態に戻そうとする作用を受ける、 こととしても上記目的は達成される。
そして、その方法の実施のための装置に関しては、 ケ〜・シング内に原料が充填された製品を、移動せる係
止部材で懸吊する装置において、製品をその長芋方向に
送り出す供給手段と、上記供給手段の下流に位置し、供
給手段から送り出された製品をコンベア手段に向け案内
する整流手段と、 上記製品の通過経路に交叉すら水平成分をもつ面上を移
動する複数の係lE部材を備えた上記コンベア手段とを
有し、 上記整流手段は、係止部材に係止されるように、該整流
手段における製品の通過形態を変化可能とする空間を有
している、 ことによって達成される。
(C)さらに、装置に関じては、 ケーシング内に原料が充填された製品を、移動せる係止
部材で懸吊する装置において、製品をその長手方向に送
り出す供給手段と、上記供給手段の下流に位置し、供給
手段から送り出された製品をコンベア手段に向け案内す
る整流手段と、 上記製品の通過経路に交叉する、水平成分をもつ面上を
移動する複数の係止部材を備えた上記コンベア手段とを
有し、 上記整流装置とコンベア装置との間に、製品が係11:
部材に係止されるように、該製品の通過形態の変化を許
容する自由空間が形成されており、上記係止部材の移動
経路は、少なくとも製品の通過経路との交叉位置で、整
流手段に対し下流側に中心をもつ円弧状をなし、かつ上
記係止部材と供給装置は、巻掛伝導装置によって同期さ
れている、 ことによっても達成される。
(作用〕 上記(A)に記載された方法及び装置によるならば、送
り出された製品の通過経路に向って移動してきた探出部
材が該製品の所望とする部位、例えば連鎖状製品にあっ
ては連鎖部に当接したときに、該連鎖部をもつ製品リン
クは係止部材に対向して配された阻止部材との間で押圧
される。この押圧作用によって保合部において製品の通
過方向の流れが制動され、所望連鎖部は係止部材上を滑
動することtζく確実に係止される。所望連鎖部を係止
した係止部材は、製品の通過経路から遠ざかるよ・うに
その移動をm続し、かつ所望連鎖部が阻止部材との協働
によって係止部材上に係止されているので、たとえ、製
品の送り出され速度が係止部材の移動速度よりも非常に
大きくても、該製品は、係止部材の移動方向側へ流れる
ことなく、確実に係止部材の反移動方向側を通過してゆ
く。次の係1′I:、部材が次の所望とする連鎖部に当
接する迄に所望長さの製品が送り出され、一つの係止部
材への懸吊が完了するつ なお、係止部材と防止部材とによって行われるる製品の
リンクの押圧とは、上記各々の部材とリンクとの接触箇
所がリンクの長手方向において、オーバーラツプしてい
る場合のみならず、離れている場合をも含むものである
係止部材が所望連鎖部に当接したときに、該所望連鎖部
より上流側の製品にも当接するよ・うに阻止部材を配す
るならば、阻IL部材が上記上流側の製品の係止部材移
動方向への力を受けるために、該上流側の製品が係止部
材の反移動方向側を通過するのを更に助ける。
次に1、上記(B)の方法及び装置によるならば、整流
手段を通過する製品は、該整流手段によって、整流手段
内のその通過形態が略一定な形態に整えられ、係止部材
との係止位置へ向けて送り出される。製品の所望連鎖部
が上記係+lr、位置に達したときに、上記製品の通過
経路に向って移動してきた係止部材に係止され、該所望
連鎖部は係IL部材の移動と共に、整流手段から遠ざか
ろうとす4゜その際、整流手段の下流端部に有る製品の
りンクは該下流端部を支点として係止部材の反移動方向
へ振られる。上記リンクは上流側から送り出される製品
によって押されて、更にその振り量を増幅する。このた
めに係止部材の移動速度より製品の送り出し速度が極め
て大であっても、係止部材によって製品の流れが詰まる
事態は生じない。また、係止部材に係止されたリンクに
作用する、供給装置からの製品送り出し力が減少し、係
止部材上からの該リンクの滑落が生じない。上記振られ
たリンクに連なった上流側の製品は、その送り出し量の
増加に伴ない係止部材の反移動方向へその流れの形態を
変化させる。この変化は送り出し量の増加と共に増加す
るが、次の係止部材による次の所望連鎖部の係止に備え
て、製品は変化前の形態に戻る作用を受ける。すなわち
、整流手段内の製品は、整流手段下流端部との間で製品
を懸吊した係止部材の移動や、送り出される製品がもつ
送り出し方向の慣性力の作用によって、前の形態に戻ろ
うとする。上記懸吊された製品の場所によっては、該製
品は次の係止部材によって押され、これが戻し作用とな
る。整流手段に前の形態に戻す作用を生じさせることも
でき、そうすれば、変化前の形態に速やかに戻る。なお
、上述の製品の通過形態とは、整流手段内での製品の流
れの形態のみではない。すなわち上記した係止部材の反
移動方向への製品の通過形態の変化は垂直方向成分を含
んで行われる場合もある。一つのケースとして、製品が
係止部材に係止された直後に通過形態は上方へ変化し、
その後、係止部材の移動と共に係止部材の反移動方向へ
変化しつつ、製品の送り出されてくる量の増加にしたが
って、下方に向って変化してゆく、これらの通過形態の
変化は整流手段の外部空間にわたって行われる。製品の
リンク長さが非常に短い、略球形状の絹物製品は、各連
鎖部で自在に変形し得る。この製品における通過形態の
変化は、係止部材の反移動方向を含まない、垂直方向の
みとなる場合もある。
上記整流手段は、製品のリンク長さによって、該製品に
制動作用をおよぼすことが望まれる。−船釣にリンク長
さの短い製品は係止部材に係止されにくく、リンク長さ
の長い製品は係止されやすい、ゆえに、リンク長さの長
い製品を懸吊する場合には整流手段による制動は必要と
されない。リンク長さの短い製品、例えば、2〜6cm
位のリンクで形成された製品の場合は、整流手段の下流
端部と係止部材による係止位置との間隔をリンク長さよ
り短く設定するならば、上記係止位置を通過する所望連
鎖部に当接した係止部材は、整流手段の下流端部との間
で該当リンクを押圧し、その流れを制動する。整流手段
の上記下流端部は阻止部として機能する。
さらに、(C)の装置にあっては、製品は上述の場合と
同様に整流手段によって確実に案内されつつも、整流手
段と係止部材との間の空間で、製品は係止部材の保合に
より通過形態が変化して懸吊がなされる。その際、係止
部材と供給装置はを非伝導装置によって同期されている
ので、該供給装置を高速で運転しても係止部材は製品の
所定の部位、例えば連鎖部を確実に捕捉する。
〔実施例〕
以下、添付図面にもとづいて本発明の詳細な説明する。
まず、本発明の第一実施例装置を第1図から第9図によ
って説明する。
第1図は本発明の第一実施例装置の全体斜視図である。
第1図において、1はソーセージ等の食品原料がケーシ
ング内に充填された連鎖状製品をその長手方向に送り出
す供給装置である。該供給装置1は、スプロケットもし
くはローラ2,2に張設された、ピンチャ−3Aを有す
るチェーンもしくはベルト3を平行に対向して一対有し
、両者間で連鎖状製品を挟圧し、かつピンチャ−で牽引
しながら長手方向(図示の例では右方向)に連続して送
り出すようになっている。上記スプロケットもしくはロ
ーラ2は、モータ4によりチェーン5で駆動される軸6
によって回転駆動される。上記供給装置lは、特公昭4
1−5899にて公知なリンク形成装置に置き換えるこ
とができる。
上記供給装置1の出口部(図において右部)には、整流
装置7が臨むように配されている。該整流装置7は、供
給装置1から送り出された連鎖状製品を受けてこれを後
述の係止部材との係止位置に導くためのものであり、第
2図及び第6図(整流装置7を第2(B)図の矢印X方
向から見た斜視図)に詳細が示されるように、連鎖状製
品の流れ方向に向け下方に傾斜し、一方の側部が開放さ
れた形態をなしている。整流装置7の本体8は連鎖状製
品の通過経路を三方から覆うように、該経路に対して直
角な水平方向に延びる幅広の案内面たる底部8Aとこれ
に対向する天板部8Bと、両者をつなぐ側部8Cとを有
しており、上記経路の前後方向に開口し一方の側方に開
放された形態をなしている。なお、上記底部8Aは、第
2図(D)に示されるごとく、上記経路に直角な断面に
おいて水平に延びるようにしても、第3図のごとく側部
8Cに向いて下方に傾斜するようにしてもよい、上記本
体8の下流部には1、該本体8とほぼ同一の断面形状を
なす延長体9が、ねじ体10によって上記経路方向に位
置の変更を可能に取りつけられており、後述するフック
18の中間部18Bと延長体9の下流端部との間隔を必
要に応じて目在に調整できるようになっている。延長体
9は、その下流端部が係止部材の移動方向に傾斜した阻
止部としての傾斜部9Aを有しており、そこに弾性部材
11が取りつけられている。該弾性部材は、整流装置と
は別体に配設することも可能である。さらには、上記弾
性部材は部材自体が弾性材料でできていても、金属板を
ばね等で付勢する形式のものであってもよい。なお、上
記弾性部材11は必須のものではない。弾性部材11は
フック18による連鎖状製品の係止のしにくさによって
、適時選択され得る。
上記整流装置7は、本実施例装置の枠体への取付けのた
めの支持部12が、上記枠体の取付柱13に対しスライ
ド位置調整司能で任意の高さでねじ体14により位置決
めできるようになっており、供給装置1からの連鎖状製
品を最適位置で受けられる。
上記整流装置7の下流位置には、第1図のごとくコンベ
ア装置15が配設されている。該コンベア装置15は離
間した二位置にスプロケット16.16に張設されて矢
印のごとくほぼ水平面で走行するチェーン17を有し、
該チェーン17には外方に突出する係止部材としての複
数のフック18が間隔をもって取付けられているつ該フ
ック18は、水平な取付基部18Aから下方に向け傾斜
せる中間部18Bの先端部に上向きかつ走行方向先方に
指向するV字状の先端部18Cを有する形態をなしてい
る。かかるフック18は中間部18Bが上記整流装置7
の下流にて連鎖状製品の流れの経路を交叉するように、
か−″)該中間部18Bが連鎖状製品の流れの経路と交
叉したときに、延長体9の下流端と中間部18Bとの間
隔が連鎖状製品のリンクのリンク長さよりも小さくなる
ように、整流装置7との位置関係が定められている。
なお、上述した間隔は連鎖状製品のリンクのリンク長よ
りも広くても良い。この間隔の大きさは、連鎖状製品の
採土のしにくさに応じて、適時設定し得るものである。
かかるコンベア装置15は、一方のスプロケット16が
モータ4からの駆動力を受けて作動する。その際、駆動
力は多段のスプロケット19.20にチェーン21を張
設することにより、速度調整して一つのフックに懸吊さ
れる連鎖状製品のループの長さ、すなわちリンクの数を
加減可能としていると共に、上記スプロケット19.2
0の位相を調整してフックが連鎖状製品の連鎖部(リン
ク同士の間のくびれ部〉を係止できるように同期が図れ
るようにもなっている。なお、上記のごとくのコンベア
装置15において、符号22は、フック18を滑動可能
に走行案内しつつ連鎖状製品を懸吊した際にその重量を
支えるためのロンド状のガイドであり、上記チェーン1
7の外側に平行に配され、フック18の取付基部18A
を支えている。
次に、以上のごとくの本実施例装置についてその作動を
説明する。第4図は整流手段の側部8Cで断面をとり天
板部8Bを除いた状態で示す主要部の平面図、第5図は
側面図である。
■ 先ず、第4図において供給装置lによってAの方向
に送り出される連鎖状製品りは、その経路Bを維持し直
進し整流装置7の底部8Aに案内されつつ自由空間に落
下しようとする。なお、連鎖状製品りが供給装置1によ
り高速で送り出される場合や連鎖状製品りのリンクの長
さが長い場合には、天板部8Bにガイドされてその経路
を変えて上記底部8A上を移動するようになる。
なお、第3図のごとく、底部8Aが側部8Cへ向って下
方に傾斜した整流装置においては、連鎖状製品は底部8
Aと側部8Cとに案内されつつ整流装置内を通過する。
■ C方向から回転移動してきたフック18の中間部1
8Bは上記経路Bに対しフック移動方向先方位置で上記
連鎖状製品りの連鎖部(くびれ部)LLに係止する。連
鎖状製品の上記落下経路とフックの移動経路との関係に
おいて、連鎖部はフック18の中間部で係止されずに、
フック18のv字状部に係止される。
■ フック18の中間部18Bの係正により当接圧を受
けた連鎖状製品は、その係止部がフック18と共に移動
しつつ、係止部より直上流部分が整流装置の延長体9の
傾斜部9A及び弾性部材11から挟圧状態で当接圧を受
けるため、係止部において落下方向の流れが止められ、
したがって供給装置1と上記係止部との間で整流装置の
底部8A上にある部分が第4図のごとくフックの反移動
側にその流れの形態を弯曲して変化する。
延長体9の傾斜部9Aはフックに係止されたリンクの押
圧時間を増加させ、弾性体11は該傾斜部9Aから遠ざ
かったフック上のリンクを、更にフック上に押圧し続け
るのに役立つので、上記流れの形態すなわち通過形態の
変化をより確実にする。
■ 上記のごとく弯曲した部分は、連鎖状製品の供給の
進行に伴い大きく戒長し、整流装置より滑落して移動せ
るフック18のV字状部に懸吊される。
■ フック18が整流装置の下流領域を通過すると、連
鎖状製品はその慣性等によって元の直線状の経路に復帰
し、上記■の状態に戻る。なお、整流装置の底部が、第
3図のごとく傾斜している場合は、連鎖状製品自体の自
重による戻り方向成分の力により、上記戻りは速やかに
なり高速運転に好適となる。
■ かくして、上記Φ〜■のサイクルを後続のフックに
対して順次繰り返すことにより、コンベア装置15には
連鎖状製品がループ状に懸吊され、一つの連鎖状製品は
懸吊が完了した後に竿等に移し変えられて熱処理等の次
工程に備えることとなる。
この第一実施例において、整流手段7の延長体9とフッ
ク18の中間部18Bとの距離を前述したごとく連鎖状
製品の一つのリンクの長さよりも短く設定した場合には
フックと延長体とが協働して作用する、連鎖状製品の通
過形態を変化せしめる方向の力は整流装置上の連鎖状製
品に直接的に伝達され、合わせて、フックによって係止
されたリンクはフックと延長体とによって押圧されるこ
とによる制動作用を受けるので、上記形態変化は十分に
行われる。この通過形態変化は、リンクが短いものの場
合、第6図及び第7図のごとくリンク同士を結ぶ連鎖部
(くびれ部)が弯曲した経路上に位置するようになるが
、一つのリンクが整流装置とほぼ同し長さとなるような
長いリンクの場合には、第8図及び第9図のごとく一つ
のリンク自体が弯曲したり折曲したりして、通過形態の
変化が行われる。上記した形態変化は底部8A上の領域
でのみならず、該領域から外れた外部空間において行わ
れても良い、また、この形態変化は、上記整流装置の底
部8Aに常に接触しながら行われる必要もなく、フック
の反移動方向への成分を有していれば変形部分が上記底
部から離れて上方に浮き上がってもよい。その際、天板
部が存在していると、きには、連鎖状製品の浮き上がっ
た部分は天板部に当ってフックの反移動方向への力を受
け、この方向への形態変化が速やかかつ確実に行われる
本第−実施例において、フックと整流手段(延長体)と
の間隔ならびに弾性体の使用は適時に設定ならびに選択
し得ることは前述した通りである。
この実施例において上記間隔をリンク長さより短く設定
した場合には短いリンク長の製品を正確な係止位置で捕
捉できる。上記設定に弾性体を付加するならば、更なる
連鎖状製品の高速供給を可能とする。延長体の取付位置
を変更して、フックの中間部との間隔を連鎖状製品の外
径相当に設定するならば、リンクへの制動作用を更に強
めることができる。一方、弾性体を使用せずに、かつ上
記間隔をリンク長よりも広く設定することもできる。
この設定は係止されやすい比較的リンクの長い製品に適
する。この設定ではリンクが押圧されないのが特徴であ
る。
次に第二実施例としての整流装置を第1O図に示す。な
お、第10図は第6図と同様の方向からみた斜視図であ
る。本実施例の整流装置37は第一実施例装置の整流装
置7に置き換えて使用される。すなわち、整流装置37
は該整流装置37と一体となった図示せぬ支持部によっ
て第一実施例装置の枠体の取付柱13に、連鎖状製品の
流れ方向に向けて下方に傾斜した状態で取付けられる。
本実施例の整流装置37は連鎖状製品の経路を三方から
覆う形態という点では、第一実施例のものと共通してい
るが、底部37Aが下流側に向けて幅狭となっておりそ
の底側部37Cが上方に傾いている。そして、底部37
 A と天板部37Bの範囲にわたり、フック18の中
間部18Bが通過するようになっている。
かかる本実施例装置によれば、連鎖状製品の通過形態が
弯曲変形した際に、その中央部が上記底側部37Cの稜
部である側縁37A゛より垂下して形態変形が促進され
る。そして、連鎖状製品のフックへの懸吊後には、供給
装置1から送り出される連鎖状製品の増加に伴なって、
上記垂下長さを増した連鎖状製品はフック18の移動と
も相俟って上記側縁37A”にて案内されて、整流装置
37の下流へと流れ出、整流手段37内の連鎖状製品は
変形前の形態に戻る。
上記側縁37八′から垂下した連鎖状製品が速やかに供
給装置1の製品送り出し経路に向って、該側縁37^′
に沿って滑って行くように、該側縁37A゛は製品の通
過方向に沿って該送り出し経路に向いて傾斜している。
上記第二実施例の底側部37Cを幅方向に下向に緩るく
傾斜させると、形態変形が整流手段37内のみで行われ
る場合、(例えば、短いリンク長製品の場合)懸吊後の
形態の復帰のための案内が上記傾斜した底側部37Gで
なされる。かかる整流装置では天板部の側縁部も上記底
部の側縁部と平行に傾斜したものとすれば、天板部へ連
鎖状製品が当る場合には側方への変形がさらに促進され
る。本第二実施例の整流装置37は前述の第一実施例装
置の整流装置7と同様に、フック18の中間部18Bと
整流装置37の下流端との間隔、ならびに弾性体11の
使用は、適時に設定ならびに選択し得るものである。そ
してその各々の設定における作用効果も、例えば整流装
置の下流端部が阻止部として機能し得るように、第一実
施例と実質的に同じとなる。
さらに、本第二実施例についての好ましい形態を第11
図に示す。この例においては、第11図(A)にも見ら
れるように、整流装置137は上方がら見た場合に底側
部137Cの側縁137A’ と天板部137Bの側縁
137B’ とが交叉するように傾斜稜線を形成してい
る。すなわち、整流装置137に送られてきた連鎖状製
品が天板部137Bに当った際には、連鎖状製品は、第
11図(B)に示されるように、確実に底側部137C
の側縁137A’ から垂下するようになる。
その結果、連鎖状製品は第11図(C)のごとく太きく
円弧状を描きループ状りなる。しかる後、連鎖状製品は
側縁137A’に沿って下流に向け滑り当初の送り出し
経路(第11図(C)及び(D)の二点鎖線参照)に戻
ることとなる。
かかる形態とすれば、例えば連鎖状製品の一リンクの長
さが比較的長くあるいは製品の通過速度が大で、上記天
板部を設けるとそこで詰まり易い傾向をもつ場合でも、
側縁137B’ よりも上流側で解放された空間で、上
記製品は詰まることなく一旦上方に形態変化が容易にな
され、その後に上記傾斜せる側縁137B’ に沿って
移動しっつ側縁137A′方向へ向けて形態変化し、そ
の後、側縁137Aから垂下されるようになる。
また、上記製品の一リンクの長さが比較的大きくあるい
は通過速度が大きいときには、製品の形態変化は、比較
的大きく側方に飛び出ずので、第11図(A)のごとく
、天板部137Bの下流部分を二点鎖線で示されるごと
くに突出形成させると有効である。
また、上記第11図の形態のものに阻止部材を追加する
とフックによる製品の係止がより確実となる。その際、
例えば、第12図(A) 、 (B)に示されるように
、整流装置237に取り付けられた阻止部材211とフ
ック18との間に間隙が形成されるようにし、かつ阻止
部材211をプラスチック等の弾性部材とするのがよい
。かかる阻止部材211を設ければ、フック18と阻止
部材211とは至近しているので、製品はフック上で確
実に制動されると共に、フック18と阻止部材211と
の衝突による騒音が生じない。また、プラスチックであ
れば製品を傷めることもない。
次に、第13図(A)〜(D)に本発明の第三実施例を
説明する。本実施例では、前実施例に比し、一つのリン
クが長くかつ径の太い連鎖状製品に対して、さらに好適
な整流装置47を有しでいる。第11図に示された前実
施例のものと較べ、本実施例では天板部47Bに対して
下方に傾斜して延びる翼部47Cを有している点に特徴
がある。該翼部4’7 Gは上記天板部47Bから、例
えば段状に急激に突出することなく図示のように三角形
状あるいは曲線形状で天板部47Bの縁とつながること
が好ましい。
この翼部47Cは底側部47Aの側縁47A°の最外位
置近傍から側方に延びているのが望ましい。
さらに、本実施例の整流装置47は、上下方向において
は、少なくとも下流部で下向きの頭角を有している。例
えば、第二実施例におけるがごとく供給手段とフックと
の間を一つの傾角で連絡するような形態でもよいが、径
と長さが共に大な製品の円滑な製品通過を行なうために
は、第13図(B)に見られるように、上流側(供給装
置側)には供給装置とつながる水平部■を有し、途中で
曲がり、下流部で下向きの傾斜部■をもつようになって
いるのが好ましい。この曲がり方も、同図のごとく屈曲
された形にしても、図示されていないが連続的に湾曲す
るような形であってもよい。いずれにせよ、下流部にて
所定角だけ下向きに傾斜するように移行していれば十分
である。外径が太く、リンク長さの大な製品は、リンク
の変形がしにくい。
かかる本実施例にあっては、フックに係止されて製品の
流れがその形態を側方に大きく外れようとする上記変形
しにくい製品でも、翼部47Cによりその外れ量が次の
フックに係止し得る所定範囲内に留まるように規制力を
受ける。その結果、連鎖状製品の通過形態は確実に下方
へ向かって変化し、−旦ループを措いた後は、側縁47
A゛に沿って速やかに矢印方向へ移動し当初のi1N過
経路に復帰する(第13図(C)及び(Ω)の二点鎖線
参照)。
次に、第14図に第四実施例としての整流装置を示す。
この実施例の整流装置57は本発明の整流手段の一つの
原型を示しており、連鎖状製品の経路に対し直角な面で
の断面形状を単にL字状とする天板部を有しないもので
あって、案内面たる底部57Aと側面57Cとからなる
。かかる構成の整流装置57もまた、前述した第一実施
例と同様に、フック18の中間部18Bと整流手段57
の下流端との間隔を図示のLl、L2のごとく適時設定
できる。連鎖状製品のリンクの長さよりも短い間隔L1
に設定すると、中間部18Bと整流手段57の阻止部と
しての下流端部とでリンクを押圧して、リンクの流れに
制動をかけることもまた、第一実施例と同様である。
第15図は本発明の整流手段の別のタイプの一つの原型
を示す整流装置としての第五実施例を示している。
本実施例の整流装置27は、丸棒部材をL字状に屈曲し
たもので戒っている。整流装置27は水平部分27Aと
垂直部分27Bとを有し、水平部分27Aにて連鎖状製
品りをフック18との係合位置まで導いており、また阻
止部としての垂直部分27Bがフック18とU(11し
て制動作用をリンクにおよぼしている。この場合水平部
分27Aと供給袋W1との距離はあまり大きくすること
は好ましくなく、供給される連鎖状製品が大きく垂れ下
がることなく、慣性によって円滑に上記水平部分に達す
るように設定されるのがよい。したがって、上記距離は
連鎖状製品の単位長さ当りの重量と送り出し速度と関係
で定められる。
以上述べた第一実施例から第五実施例の整流装置は阻止
部を備えているが、前述したごとく本発明では整流装置
が阻止部を具備することは必須のものではなく、整流装
置が、係止部材との係正による製品の形態変化を許容す
る空間を有していればそれで十分である。それによって
、常に安定した形態変化を生じ、その結果係止部材への
懸吊が確実になされる。上記整流手段は通過形態変化を
整流手段領域内で行なうので、後述する閉鎖型整流手段
よりも装置を小型に構成できる。また整流手段内部の洗
浄も容易に行なえる。
第16図に示される第六実施例では供給装置1と水平面
を走行するフック18との間には阻止部材としての弾性
部材77のみが存在している。本実施例では、上記フッ
クが連鎖状製品りの通過経路との交叉点にて円弧状の経
路を走行し、上記交叉点を通過する際に連鎖状製品の所
望連鎖部に当接し、上記弾性部材11に該連鎖部を押圧
して、該交叉点における連鎖状製品の流れを阻止するこ
とによって懸吊がなされる。
さらに、第17図に示される第七実施例のごとく、阻止
部材と整流装置を併用してもよい。その際上記整流装置
は、例えば第1図、第2図に図示されたごとく上流から
下流にわたり全面的に側方が開放されている必要はない
。本実施例装置の整流装置は連鎖状製品の形態の変化を
許容する空間を有していない図示のごとくの筒状体87
で構成される。
第17図に示された本実施例では上流側に設けられた筒
状体87の下流側端部に阻止部材88を有している。か
かる場合、連鎖状製品の形態変化は筒状体87の下流領
域、すなわち上記阻止部材88の範囲においてなされる
。その際、フック18を有するコンベア装置15と特公
昭41−5899において公知なリンク形成手段として
の供給装置1は、第16図と同様に円弧部を描いて走行
するフック18が連鎖状製品の通過経路との交叉点にお
いて、連鎖部を捕捉するように該フック18と該供給装
置1とが同期するように設定されている。上記した同期
は適正な速度比に設定されたスプロケット89A 、 
89Bにチェーン90を張設し、同一駆動源(モータ)
91にて両装置を駆動することによって達成される。フ
ック18は整流手段から流れ出る連鎖状製品の通過経路
に対して、はぼ直交するように(本実施例装置を真上か
ら見て)移動して、フック18の■字形状部で所望連鎖
部を係止する。そのために係止時の通過形態の変化が容
易になされるので、リンク長さの長い製品の場合には、
阻止部材8日である弾性部材は必要でない。
さらに、本発明の実施例は連鎖状製品のみについて例示
したが、連鎖状製品と同程度の形態変化の自由度をもつ
製品ならば、特にくびれ部を有していなくとも本発明に
よってきわめて良好に懸吊がなされることを付言してお
く。
次に、係止部材であるフックであるが、既述の実施例の
ごとく丸棒部材に屈曲して形成するものに代え、板部材
を屈曲して作ることもできる。例えば、第18図のごと
く中間部67B及び先端部67Cでフック67の移動方
向(図示した矢印の方向)に幅をもち、これと直角な方
向、すなわち連鎖状製品と直交する方向の厚みを薄くず
昼ならば、十分なる強度を確保しながらくびれ部の狭い
連鎖状製品でも該くびれ部に係止することができる。ま
た、例えば水平部67Aの側縁曲げ加工を施せば長手方
向での曲げ強度が数段向」ニされる。
上記中間部67Bは移動方向に幅をもつので、整流手段
との協働で生じるリンクへの制動作用のその作用時間が
増加する。
以上の各実施例では、係止部材たるフックは、該フック
が取付Ljられているチェーンがスプロケットの外周を
旋回するときに円弧を溝くように移動してその際に連鎖
状製品に係止するようになっているが、その際、旋回中
心が連鎖状製品の送り出し経路よりもフックの移動方向
先方にあるのが好ましい。また、本発明においては上記
フックの移動はこれに限定されずに直線動部分で連鎖状
製品に係止するようにしてもよい。
以上の実施例では、コンベア手段はモータにより駆動さ
れる供給手段からチェーンによって回転駆動を受けてお
り、供給手段とコンベア手段の相互間の回転の速度比は
設定した適正値を常に保つようになっている。しかしこ
れらの実施例は係止部材に所望の個数のリンクが懸吊さ
れるように供給手段に対するコンベア手段の速度を公知
の検出及び制御手段によって制御することも可能である
また、既述の実施例では係止部材は連続的に移動する場
合について説明したが、間欠的に移動せしめることも可
能である。すなわち、製品の所定長さあるいは連鎖状製
品にあってはリンクの個数を検出して所定時に係止部材
を移動させて製品を係止せしめ、次の所定時まで係止部
材を停止せしめる。こうすれば、通過形態の変化した製
品が変化前の通過位置に戻るまでの必要時間を確保でき
るので、係止部材と製品との係止位置精度を高めること
ができる。
本発明による懸吊装置に連鎖状製品製造装置を接続する
ならば、該製造装置が有する製品搬送手段を本発明の供
給手段として使用できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のごとく、係止部材と阻止部材との協働で
製品を制動したり、あるいは製品を整流手段を経て送り
出すようにしたので、製品を高速度で送り出しても、確
実に係止部材に懸吊することかでき、懸吊作業の高速化
がはかれる。
係止部材と阻止部材とを協働せしめて容易に製品の係止
部材における流れを止めることができるので、短いリン
ク長で形成された、係止部材で係止されにくい連鎖状製
品でも係止部材上で滑ることなく確実かつ安定して係止
部材に懸吊される。
係止部材が所望な連鎖部に当接する時点における連鎖状
製品の流れの状態が整流手段によって整えられるので、
係止部材は連鎖状製品の所望連鎖部を常に、正確に捕捉
できる。細長いリンク長で形成された連鎖状製品でも、
リンクの途中を懸吊するようなトラブルは生じない。
整流手段内の製品の通過形態を係止部材の反移動方向へ
変化可能としたので、製品は係止部材によってその流れ
を阻害されることなく、滑らかに係止部材の反移動方向
側へ流れ出て、係止部材に懸吊される。
整流手段と係止部材とが協働して整流手段内を通過する
連鎖状製品を制動するムらば、連鎖状製品は係止部材に
よって所望連鎖部を常に正確に捕捉され、かつ係止部材
の反移動方向に容易に変化でき、合わせて係止部材にお
ける流れを止めることができるので、短いリンク長さか
ら長いリンク長さにわたる広範なサイズの連鎖状製品を
高速かつ安定して懸吊できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例装置の全体を示す斜視図、
第2図(A)〜(D)は第1図の整流装置を示し、第2
図(A)は側面図、第2図(B)は背面図、第2図(C
)は第2図のC矢視図、第2図(D)は第2図(A)の
D矢視図、第3図は第2図の整流装置の変形を示す第2
図(D)と同方向からみた図、第4図は第1図装置にお
ける連鎖状製品の係止状態を示す部分破断した主要部の
平面図、第5図は第4図の側面図、第6図は第1図装置
において短いリンクの連鎖状製品を供給した際の主要部
を示す斜視図、第7図ないし第9図は短いリンクと長い
リンクの連鎖状製品の形態変化を示す平面図で、第7図
は短いリンクの場合、第8図は長いリンクが弯曲した場
合、第9図は長いリンクが屈曲した場合を示し、第10
図は第二実施例装置の斜視図、第11図(A)〜(D)
は第二実施例の変形例を示す図で、第11図(A)は平
面図、第11図(B)は側面図、第11図(C)は第1
1図(B)におけるC矢視図、第11図(D)は整流装
置についての第11図(B)におけるD方向から見た端
面図、第12図(A) 、 (B)は第二実施例のさら
なる変形例を示す図で、第12図(A)は平面図、第1
2図(B)は側面図、第13図(A)〜(D)は第三実
施例装置を示し、第13図(A)は平面図、第13図(
B)は側面図、第13図(C)は第13図(B)におけ
るC矢視図、第13図(D)は整流装置についての第1
3図(B)におけるD方向から見た端面図、第14図は
第四実施例装置の斜視図、第15図は第五実施例装置の
斜視図、第16図は第六実施例装置の斜視図、第17図
は第七実施例の斜視図、第18図は本発明の各実施例を
使用可能な係止部材の変形を示す斜視図である。 1・・・・・・供給手段(供給装置) 7・・・・・・整流手段(整流装置) 11・・・・・・阻止部材(弾性部材〉18・・・・・
・係止部材(フック) 27;37;47;57;137;237・・・・・・
整流手段(整流装置)57Δ・・・・・・案内面 57C・・・・・・側面 77・・・・・・阻止部材 87・・・・・・整流手段(整流装置)88・・・・・
・阻止部材 211・・・・・・阻止部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ケーシング内に原料が充填された製品を、移動せ
    る係止部材で懸吊する方法において、 製品をその長手方向に送り出し、 上記製品の通過経路に交叉する、水平成分をもつ面上を
    係止部材が移動するようにせしめ、上記係止部材と該係
    止部材の移動方向での先方位置に配された阻止部材とが
    協働して、上記係止部材と係合した製品の該係合部より
    も上流側の製品が該係止部材の反移動方向側を通過する
    ように、製品を制動せしめる、 ことを特徴とする原料が充填されたケーシング製品の懸
    吊方法。 (2)ケーシング内に原料が充填された製品を、移動せ
    る係止部材で懸吊する装置において、 製品をその長手方向に送り出す供給手段と、上記製品の
    通過経路に交叉する水平成分をもつ面上を移動する複数
    の係止部材を備えたコンベア手段と、 上記係止部材の移動方向での先方位置に、該係止部材と
    協働して上記製品を押圧するための阻止部材と、 を備えることを特徴する原料が充填されたケーシング製
    品の懸吊装置。 (3)供給手段の送り出し方向下流端と製品を係止する
    係止部材との距離が、製品を形成する各リンクのリンク
    長さよりも短いこととする請求項(2)に記載の原料が
    充填されたケーシング製品の懸吊装置。 (4)供給手段と阻止部材との間に整流手段を有し、該
    整流手段は製品を下流に向け案内する形態となっている
    こととする請求項(2)に記載の原料が充填されたケー
    シング製品の懸吊装置。 (5)ケーシング内に原料が充填された製品を、移動せ
    る係止部材で懸吊する方法において、 製品をその長手方向に整流手段を経て送り出し、上記製
    品の通過経路に交叉する、水平成分をもつ面上を係止部
    材が移動するようにせしめ、上記整流手段にて、製品は
    その通過形態が係止部材に係止されるように変化可能に
    案内され、上記製品は、次の係止部材との係止に備えて
    、上記の変化した通過形態を変化前の形態に戻そうとす
    る作用を受ける、 ことを特徴とする原料が充填されたケーシング製品の懸
    吊方法。 (6)整流手段における製品の通過形態の変化は、係止
    部材の反移動方向の成分をもつ方向であることとする請
    求項(5)に記載の原料が充填されたケーシング製品の
    懸吊方法。(7)ケーシング内に原料が充填された製品
    を、移動せる係止部材で懸吊する装置において、 製品をその長手方向に送り出す供給手段と、上記供給手
    段の下流に位置し、供給手段から送り出された製品をコ
    ンベア手段に向け案内する整流手段と、 上記製品の通過経路に交叉する、水平成分をもつ面上を
    移動する複数の係止部材を備えた上記コンベア手段とを
    有し、 上記整流手段は、製品が係止部材に係止されるように、
    該整流手段における製品の通過形態を変化可能とする空
    間を有している、 ことを特徴とする原料が充填されたケーシング製品の懸
    吊装置。 (8)整流手段は、係止部材の移動方向での先方位置に
    、該係止部材と協働して上記製品を押圧するための阻止
    部を有していることとする請求項(7)に記載の原料が
    充填されたケーシング製品の懸吊装置。 (9)整流手段は、製品を滑動可能に受ける案内面と、
    該案内面における係止部材移動方向側の側端から延出す
    る側面で形成されていることとする請求項(7)または
    請求項(8)に記載の原料が充填されたケーシング製品
    の懸吊装置。 (10)係止部材と協働して製品を押圧するための弾性
    体が整流手段に設けられていることとする請求項(7)
    ないし請求項(9)のうちの一つに記載の原料が充填さ
    れたケーシング製品の懸吊装置。 (11)整流手段の送り出し方向下端と製品を係止する
    係止部材との距離が、製品を形成する各リンク長さより
    も短いこととする請求項(7)に記載の原料が充填され
    たケーシング製品の懸吊装置。 (12)整流手段の送り出し方向下端と製品を係止する
    係止部材との距離が、製品を形成する各リンク長さより
    も長いこととする請求項(7)に記載の原料が充填され
    たケーシング製品の懸吊装置。 (13)ケーシング内に原料が充填された製品を、移動
    せる係止部材で懸吊する装置において、製品をその長手
    方向に送り出す供給手段と、上記供給手段の下流に位置
    し、供給手段から送り出された製品をコンベア手段に向
    け案内する整流手段と、 上記製品の通過経路に交叉する、水平成分をもつ面上を
    移動する複数の係止部材を備えた上記コンベア手段とを
    有し、 上記整流装置とコンベア装置との間に、製品が係止部材
    に係止されるように、該製品の通過形態の変化を許容す
    る自由空間が形成されており、上記係止部材の移動経路
    は、少なくとも製品の通過経路との交叉位置で、整流手
    段に対し下流側に中心をもつ円弧状をなし、かつ上記係
    止部材と供給装置は、巻掛伝導装置によって同期されて
    いる、 ことを特徴とする原料が充填されたケーシング製品の懸
    吊装置。
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