JPH0359374A - 含水爆薬包の冷却方法及びその装置 - Google Patents

含水爆薬包の冷却方法及びその装置

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JPH0359374A
JPH0359374A JP19389189A JP19389189A JPH0359374A JP H0359374 A JPH0359374 A JP H0359374A JP 19389189 A JP19389189 A JP 19389189A JP 19389189 A JP19389189 A JP 19389189A JP H0359374 A JPH0359374 A JP H0359374A
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drum
water
cooling
explosive
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Masanobu Hirai
平井 正信
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/38Concrete; Lime; Mortar; Gypsum; Bricks; Ceramics; Glass
    • G01N33/388Ceramics

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は含水爆薬包の冷却方法及びその装置、特に合成
樹脂型チューブに装填された含水爆薬包。
を連続的に冷却する含水爆薬包の冷却方法及びその装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
含水爆薬は、組成中に水を通常10〜20%程度含む爆
薬を総称したもので、在来のニトログリセリンを含有す
る爆薬にとってかわる安全な爆薬であり、スラリー爆薬
とエマルジョン爆薬に大別される。この含水爆薬は、充
填機などにより合成樹脂製チューブに装填され、ソーセ
ージ状の薬包(含水爆薬包)に形成される。充填機から
出たときの含水爆薬包は、85°C〜95°C程度の高
温であり、これを素手で取り扱うことが困難であるため
、常温近くまで冷却してから包装している。一般に、高
温の含水爆薬包は、人手によりかご等に入れて水槽に浸
は冷却している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の含水爆薬包の冷却方法では、人手によりかごに入
れて水槽に浸けていたが、含水爆薬の熱伝導率は悪いた
めに冷却に時間を要し、当然に停滞量が多くなり、水槽
の平面積を大きくする必要があった。また、含水爆薬包
のサイズや生産量の増減に対応して冷却時間や冷却温度
を適宜制御しなければならなかった。従って、人手によ
る取扱いが煩雑になり、作業性が悪い状態であった。
本発明者は、従来の含水爆薬包の冷却方法に関する問題
点を鋭意検討し、含水爆薬包の立体運動により冷却面積
と時間を稼ぐことができることを見出して本発明を完成
した。
本発明は、平面的な面積が縮小でき、取扱いが容易にな
り、含水爆薬薬包の種類や生産量などに対応した無調整
、無人運転が達成できる含水爆薬包の冷却方法及びその
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
ヒ記目的を達成するために、本発明の含水爆薬包の冷却
方法は、間歇的に回転するドラムの円周面一ヒに円周方
向に沿って所要間隔で形成したポケットに含水爆薬包を
供給し、該ドラムの少なくとも下半面を弾性帯状物で掛
け渡して含水爆薬包を保持し、前記ドラムの停止中に該
ドラム上半面上でポケットの含水爆薬包を円周面上をド
ラム軸方向に沿って移動さ・す、前記ドラム近傍に配置
した冷却手段にて含水爆薬包を冷却するものである。
また、本発明の含水爆薬包の冷却装置は、円周面上を円
周方向に沿って所要間隔で仕切り含水爆薬包を収容する
ポケットを形成したドラムと、該ト′ラムを前記仕切ら
れた所要間隔に対応して間歇的に回転させる駆動制御手
段と、前記ドラムの少なくとも下半面上に掛け渡され含
水爆薬包を保持する弾性帯状物と、前記ドラムの停止中
に該ドラムの上半面上でポケットに収容された含水爆薬
包を円周面上をドラム軸方向に沿って移動させる移動手
段と、前記ドラムの近傍に配置した含水爆薬包の冷却手
段とを備えたものである。
〔作用〕
本発明によれば、含水爆薬包は、間歇的に回転するドラ
ムの円周面上に所要間隔で形成したポケットに供給され
、ドラムの停止中にドラム上半面上で軸方向に沿って移
動されつつ、ドラム近傍に配置された冷却手段にて冷却
することで、含水爆薬包が立体運動し、冷却面積と冷却
時間が稼がれる。また、ドラムの少なくとも下半面上を
弾性帯状物で掛け渡すことで、含水爆薬包の種類や生産
!迂などに関わらず、ドラムのポケットに保持されるた
め、無調整、無人運転が達成できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明する
第1図は本発明実施例の含水爆薬包の冷゛却装置の正面
図、第2図は第1図の含水爆薬包の冷却装置の側面図で
ある。
これらの図において、円筒状に形成されたドラム11は
、その円周面が軸方向にほぼ等しい間隔で複数の区域(
図においては第1セクシヨン〜第4セクシヨンの4区域
)に区分されており、それぞれの区域の円周面上には、
周方向に沿って所定の等間隔のピッチでほぼ矩形状の仕
切り板12が設けられ、この仕切り板12で仕切られた
間にポケット13が形成されている。この各セクション
のボケッ目3は、合成樹脂性チューブに充填された含水
爆薬包14が収容されるに十分な大きさに形成されてい
る。そして、ドラム11は、その中心軸を水平にして配
置されており、モータなど適当な駆動制御手段15によ
り、仕切り板12のピッチに対応して間歇的に一定方向
に回転される。すなわち、ドラム11は、駆動制御手段
15により、仕切り板12のピンチに対応した角度だけ
回転した後一定時間停止し、再び同じ角度だけ同じ方向
に回転する運動を繰り返す。この駆動制御手段15は、
駆動部分が可変になっており、ドラム11の回転速度を
自由に設定し調整できるようになっている。
また、ドラム11の上部には、ボケッH3に収容された
含水爆薬包14を、ドラムll軸方向にセクション間を
移動させるための移動手段16が設けられている。この
移動手段16は、ドラム11軸に平行に配置された軸1
7と、この軸17の各セクションに対応した4箇所に固
定された押し板18などとから構成されている。この押
し板18は、はぼL字型に形成されており、その一端部
側は軸17に固定され、他端部側はその大きさが隣接す
る仕切りIt1i13の間のポケットI3内に入る程度
の大きさに形成されている。そして、押し板18は、ド
ラム11の回転中においては、各セクションの一方の端
部側に、かつ押し板18の先端部が仕切り板13にぶつ
からない位置に退避されている。そして、第2図に示す
ように、トラム停止中においては、まず軸17が所定角
度回転して押し板18の先端部がポケット13に入り(
矢印aの下り)、次に軸17が軸方向に送られ押し板1
8がドラム11軸に沿って隣接するセクションの端部側
まで移動しく矢印すの送り)、次に軸17が所定角度回
転して押し板18の先端部がポケット13から出て(矢
印Cの上り)、次に軸17が軸方向に送られ押し板1日
が元の位置に戻る(矢印dの戻り)運動を繰り返す。
上記移動手段16の上部には、ドラム11軸に平行に配
置された軸19が設けられ、この軸19の最初のセクシ
ョンを除く他の各セクション(第2セクシヨン〜第3セ
クシヨン)に対応する部分には、それぞれ一対のプーリ
20が設けられている。また、上記プーリ20に対応す
る各セクションの仕切り板12には、それぞれ適当な深
さの溝12aが形成されている。そして、それぞれのプ
ーリ2oと溝12aとの間には、弾力性を有するゴムバ
ンド又はスプリングなどの弾性帯状物21が掛け渡され
ている。すなわち、弾性帯状物21は、ボケッH3に収
容された含水爆薬包14を弾性によりドラム11表面に
保持するよう、各セクションのドラム11の少なくとも
下半面に掛け渡されている。
また、最初の第1セクシヨンには、含水爆薬包14を連
続的に供給する人口シュート22が配置されている。こ
の人口シュート22は、ドラム11に近づくほど下向す
る勾配が設けられ、該入口シュート22上に整列された
含水爆薬包14がドラム11の中心軸に向かうほぼ水平
方向からボケッ目3に供給されるようになっている。ま
た、最後の第4セクシヨンには、含水爆薬包14を連続
的に排出する出口シュート23が配置されている。この
出口シュート23は、ドラム11の頂部から遠ざかるほ
ど下向する勾配が設けられ、第4セクシヨンの頂部より
出た含水爆薬包14が排出されるようになっている。
また、ドラム11の周囲には冷却手段として、水噴霧ノ
ズル24と、水槽25が配置されている。水噴霧ノズル
24は、冷却水をドラム11表面に向けて霧状に噴出す
るノズルであり、ドラム11上方の左右に配置されてい
る。また、水槽25は、ドラム11の下部側に配置され
、該ドラム11下半面側を冷却水に浸すように形成され
ている。
上記構成の冷却装置の動作を説明する。
第3図は本発明実施例の含水爆薬包の動作を説明する図
である。
まず、高温の含水爆薬包14は、人口シュート22上に
整列される。ドラム11が間歇的に回転するとともに、
入口シュート22上の含水爆薬包14は、第1セクシヨ
ンにおいて仕切り板12間のポケット13に順次転がり
込む。このとき、ポヶッH3には、外径の大きい含水爆
薬包14は本数が少なく、外径の小さい含水爆薬包14
は本数が多く収納される(図においては1本づつ収納さ
れる場合を示す)。
そして、含水爆薬包14が第1セクシヨンのドラムll
頂部に達すると、ドラム11の停止中において、押し板
18の先端部がポケット13に入り、続いてこの押し板
18がドラム11軸方向に移動することで含水爆薬包1
4が隣接する第2セクシヨンのボケットl3に送られる
。第2セクシヨン〜第3セクシヨンでは、ドラム11の
下半面側が弾性帯状物21で掛け渡されており、その弾
性により含水爆薬包14がドラム11周面と弾性帯状物
21との間に挟まれ、落下することなくポケット13内
に保持される。そして、第2セクシヨン〜第4セクシヨ
ンのそれぞれにおいて1回転した後、上記と同様の動作
によりドラム11頂部で含水爆薬包14が隣接する各セ
クションに送られる。上記各動作中、ポケット13内に
収容された含水爆薬包14は、ドラム11の上面側にあ
るときには、水噴霧ノズル24から噴出した冷却水によ
り冷却され、ドラム11の下面側にあるときには、水槽
25の冷却水により冷却される。すなわち、各セクショ
ンを通過する毎に水噴霧ノズル24と水槽25の冷却手
段により逐次冷却されていく。そして、最後の第4セク
シヨンの頂部に達した後、押し板18で移動された含水
爆薬包14は、出口シュート23に排出される。すなわ
ち、第3図の含水爆薬包14の移動軌跡に示すように、
第1セクシヨンの入口シュート22でドラム11の水平
方向から供給された含水爆薬包14が、ドラム11頂部
で軸方向に第2セクシヨンに送られ、その後各セクショ
ンを1回転する毎に次のセクションに順次送られ、最後
のセクション(第4セクシヨン)の頂部で送られた後に
、出口シュート23へ排出される。
従って、上記構成では、含水爆薬包14が、ドラム11
の周面上を立体的に移動しながら冷却されるため、冷却
面積と冷却時間を稼ぐことが可能になった。また、弾性
帯状物21は、ゴムバンド又はスプリングのように弾性
があり、含水爆薬包14の形状や量(本数など)の多い
、少ない、また水に対しての軽い、重いなどに影響され
ることがない。
従って、含水爆薬包14がポケット13に入りさえすれ
ば、そのサイズや量には関係なくなり、機械的な調整が
不要となり、無人運転が可能になった。
従来は、例えば、幅38(l謹n 、長さ570+sm
 、高さ280+sm程度のかごに、20にg程度の含
水爆薬包を入れて、2人で水槽に浸けていた。冷却時間
は、5〜6分程度で、3〜4かご分、常に水槽内に入れ
ており、停滞量が多く、取扱が煩雑で、作業性が悪かっ
た。それに対して、本実施例の冷却装置を外径が20+
+nφ〜80I1mφ、長さが500m5以内の規格内
の含水爆薬包に適用して、無調整、無人運転が実現でき
た。
なお、上記実施例において、ドラムUを4つのセクショ
ンに区分し、それぞれのセクションに含水爆薬包14の
移動手段16を設けているが、本発明の適用範囲はこれ
に限らず、必要により複数のセクションに区分したもの
に適用される。
また、弾性帯状物21を各セクションに2本づつ掛け渡
しているが、少なくとも含水爆薬包14を保持するに十
分な弾性を有する帯状物であればよく、例えば幅の広い
帯状物であれば1本、また、長い範囲を保持するときに
は2本以上複数本使用することもできる。この弾性帯状
物21は、少なくともドラム11の下半面側に掛け渡さ
れ、ポケット13に収納される含水爆薬包14の自重に
より落下を防止するよう掛け渡されることが必要である
さらに、移動手段16は、少なくとも弾性帯状物21が
掛け渡されていない部分において、ドラム11軸方向に
沿って次のセクションまで移動する機構であればよく、
実施例に限定されない。
なお、本発明においては、含水爆薬包の冷却に適用して
いるが、同様な送り方法により、加熱、乾燥などの処理
に応用することができる。
〔発明の効果〕
以−ヒ説明したように本発明によれば、含水爆薬包を、
間歇的に回転するドラムの円周面上に所要間隔で形成し
たポケットに供給し、ドラムの停止中にドラム上半面上
で軸方向に沿って移動し、ドラム近傍に配置された冷却
手段にて冷却することで、含水爆薬包が立体運動させる
ことができ、冷却面積と冷却時間を稼ぎ平面的な面積の
縮小が図れる。また、ドラムの少なくとも下半面上を弾
性帯状物で掛け渡すことで、含水爆薬包はその種類や生
産量などに関わらず、ドラムのポケットに保持されるた
め、無調整、無人運転が達成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の含水爆薬包の冷却装置の正面図
、 第2図は第1図の含水爆薬包の冷却装置の側面図、 第3図は本発明実施例の含水爆薬包の動作を説明する図
である。 図中、 11はドラム、 12は仕切り板、 12aは溝、 13はポケット、 14は含水爆薬包、 15は駆動制御手段、 16は移動手段、 17は軸、 18は押し板、 19は軸、 20はブー9. 21は弾性帯状物、 22は人口シュート、 23は出口シュート、 24は水噴霧ノズル、 25は水槽 を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)間歇的に回転するドラムの円周面上に円周方向に
    沿って所要間隔で形成したポケットに含水爆薬包を供給
    し、該ドラムの少なくとも下半面を弾性帯状物で掛け渡
    して含水爆薬包を保持し、前記ドラムの停止中に該ドラ
    ム上半面上でポケットの含水爆薬包を円周面上をドラム
    軸方向に沿って移動させ、前記ドラム近傍に配置した冷
    却手段にて含水爆薬包を冷却することを特徴とする含水
    爆薬包の冷却方法。
  2. (2)円周面上を円周方向に沿って所要間隔で仕切り含
    水爆薬包を収容するポケットを形成したドラムと、該ド
    ラムを前記仕切られた所要間隔に対応して間歇的に回転
    させる駆動制御手段と、前記ドラムの少なくとも下半面
    上に掛け渡され含水爆薬包を保持する弾性帯状物と、前
    記ドラムの停止中に該ドラムの上半面上でポケットに収
    容された含水爆薬包を円周面上をドラム軸方向に沿って
    移動させる移動手段と、前記ドラムの近傍に配置した含
    水爆薬包の冷却手段とを備えたことを特徴とする含水爆
    薬包の冷却装置。
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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS459478Y1 (ja) * 1967-03-08 1970-05-04
JPS55163123A (en) * 1979-05-23 1980-12-18 Seikensha Kk Device for heating and cooling package filled or not filled with something
JPS62225882A (ja) * 1986-03-28 1987-10-03 三菱化学株式会社 回転円筒型処理装置

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