JPH0358930A - 眼内圧低下性9,15―ジアシルプロスタグランジン - Google Patents

眼内圧低下性9,15―ジアシルプロスタグランジン

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JPH0358930A
JPH0358930A JP2201043A JP20104390A JPH0358930A JP H0358930 A JPH0358930 A JP H0358930A JP 2201043 A JP2201043 A JP 2201043A JP 20104390 A JP20104390 A JP 20104390A JP H0358930 A JPH0358930 A JP H0358930A
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JP2201043A
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English (en)
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Ming F Chan
ミン ファイ チャン
David F Woodward
ディヴィッド フレデリック ウォドワード
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Original Assignee
Allergan Inc
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/557Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は眼内圧を低下または維持する方法に関する。よ
り詳しくは本発明は9,15−ジアシルエステルプロス
タグランジンを眼に許容できる担体中に含む組成物の投
与を含む眼内圧を低下または維持する方法および組成物
に関する。
本発明の方法および組成物は緑内障、高い眼内圧に特徴
がある眼の疾患、の管理に殊に有用である。その病因学
に基づいて、緑内障は原発または続発として分類された
。例えば、成人における原発緑内障、先天性緑内障、は
慢性開放隅角あるいは急性または慢性隅角閉塞であるこ
とができる。
続発緑内障は先住する眼の疾患例えばぶとう膜炎、眼内
腫瘍または拡大白内障に起因する。
原発緑内障の基礎原因はまだ十分に知られていない。高
い眼圧は眼房水流出の閉塞のためである。
慢性開放隅角緑内障において、前眼房およびその解剖構
造は正常に思われるが、しかし眼房水の排出か妨げられ
る。急性および慢性隅角閉塞緑内障において前眼房が浅
く、濾過角が狭められ、虹彩がシュレム管への人口で小
柱網を閉塞することができる。瞳孔の拡張は虹彩の根を
隅角に対して前へ押し出すことができ、または瞳孔の閉
塞を生じ、従って急性発作を起こすことができる。狭い
))f1眼房隅角をもつ眼は種々の程度の重さの急性隅
角閉塞緑内障発作の素因を与える。
続発緑内障は後眼房から前眼房中への、従ってシュレム
管中への眼房水の流れの妨害により起こされる。前置の
炎症性疾患は釘形ボンベ中の完全な虹彩後8Mを生ずる
ことにより房水逃出を妨げることができ、滲出液で排出
路を塞ぐことができる。他の普通の原因は眼内腫瘍、拡
大白内障、中心網膜静脈閉塞、眼に対する外傷、手術処
置および眼内出血である。
すべての型を一緒に考えると、緑内障は40才を越える
すべての人の約2%に生じ、視力の急速な喪失の進行前
に何年間も無症候であることができる。手術を指示され
ない場合に、局所β−アドレナリン受容体拮抗薬が伝統
的に緑内障の治療に運ばれる薬物であった。
一定のエイコサノイド、殊に一定のプロスタグランジン
のC−1エステルが眼の低液圧(hypotens i
 ve)活性を存することが報告された。しかし、プロ
スタグランジン眼低液圧薬は一般に種々の重さおよび持
続の粘膜充血痛み、および異物感の誘発、並びに一定の
眼に有利な担体中の溶解度問題の提起の不利益に悩まさ
れる。
本発明は薬学的に許容できるビヒクル中に配合された既
知プロスタグランジンの誘発体、およびこれらのプロス
タグランジンの眼に対する使用に関する。本発明は眼低
液圧が眼の表面充血の低い発生率で達成される点で有利
である。
発明の要素 本発明の一観点において、式l、 により示される11.15−ジアシル化合物を眼窩液圧
(ocular hypertension)の治療に
十分な量、眼に適用することを含む眼窩液圧を治療する
方法が提供される。式l中、破線付結合はシスまたはト
ランス配置にあることかできる二重結合、または単結合
を示し;Aは一0H1−〇 −X ”(式中、X+は薬
学的に許容できるカチオンである)、または−ORよ 
(式中、R2は低級アルキルである)であり;R1は−
OHまたは二〇であり;R基は独立に1〜20個の炭素
原子をもつ飽和または不飽和の非環式炭化水素、または
−(CH3)。R1(式中、nは0〜10であり、R1
は3〜7個の炭素原子の炭化水素環あるいは芳香族また
は複素芳香族環である)である。
本発明の他の観点によれば、眼に対する局所適用のだ狛
の眼に許容できる賦形剤中に存在する少くとも1種の前
記9,15−ジアシルプロスタグランジンを含む眼窩液
圧を低下する眼に許容できる組成物が提供される。その
ような賦形剤は普通の治療法で使用したときに眼に有害
または不適当な作用を有しないものである。
本発明の他の特徴および利点は実施例および特許請求の
範囲と一緒に考えると次の好ましい態様の詳細な説明か
ら明らかになろう。
発明の詳細な説明 一定のプロスタグランジンが、眼に局所的に適用したと
きにヒトおよび他の嘘乳動物における眼内圧を低下する
ことが見出された。正確な機構はまだ知られていないけ
れども、プロスタグランジンは眼房水流出を増加して正
常圧または低液圧状態に戻すと思われる。しかし、プロ
スタグランジンの局所適用は一般に副作用例えば粘膜充
血、痛みおよび異物感を生じ、それは個々の患者および
十分な圧力調整効果を生ずるために必要な用量によって
程度が好ましくないから容認できないまでの範囲内にあ
る。
前記例示並びに後記において、波状線結合はアルファ(
α)またはベータ(β)の配置を示す。
炭素5と6の間(C−5)、炭素13と14の間(C−
13)、およびC−17とC−18の間(C−17)の
結合上の点線は単結合あるいはシスまたはトランス配置
にあることができる二重結合を示す。2実線がC−5、
C−13またはC−17に使用されれば、それはその二
重結合に対する指示配置を示す。位置C−9、C−11
およびC−15に用いたハツチ線はα配置を示す。β配
置を画こうとすれば実三角線がこれらの3位置のいずれ
にも使用されよう。
PGF、αの天然に存在する立体化学はC−9、C−1
1およびC−15位置ヒドロキシル基をα配置で含む。
しかし、本発明の組成物においてC−9、C−11また
はC−15ヒドロキシル基をβ配置にもつプロスタグラ
ンジンのエステルもまた意図される。
本発明における使用に適する9、15−ジアシルプロス
タグランジンは9および15の二つの位置に種々のアシ
ル置換基を含むことができる。式lのとおり、いずれの
R基も1〜20個の炭素原子(包括)をもつ脂肪族非環
式炭化水素であることができる。好ましくは各R基は1
〜10個の炭素原子をもつ。最も好ましくは各R基は同
一であって、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル、またはそれらの異性体形態である。好ましい異性
体形態はイソプロピル、ブチル、イソブチル、およびt
−ブチル異性体である。
あるいは各R基は環式成分を含むことができる。
殊にどのR基も(CH2)、R、(式中、nは0〜10
であり、R2は飽和または不飽和環、好ましくは3〜7
個(包括)の炭素原子をもつ飽和環、あるいは5〜7個
の炭素原子の、複素芳香族環の場合に酸素、窒素または
硫黄をもつ芳香族または複素芳香族環である)であるこ
とができる。好ましくはnはθ〜4である。
こ−に与えたすべての式において、シクロペンタン環に
対する破線結合はα配置における置換基を示す。シクロ
ペンタン環に対する太い実線結合はβ配置における置換
基を示す。例えばPGFβ化合物はC−9位置における
ヒドロキシルがβ配置にあることを除いて前記PGFα
化合物と同じ構造を有する。また、C−15炭素原子に
対するヒドロキシル基の破線結合はα配置を意味し、従
ってC−15におけるヒドロキシル基に対してエビ配置
をもつ化合物は15βの使用により示され、β配置の指
示がなければαであると仮定される。
本発明の好ましい化合物は次の構造を有するものである
メ、 110 つ この好ましい群内で、最も好ましい化合物は両R基カ同
一テあ一、て−CH3、−CH2CH(CH3) 、、
=CH(CH,>2、または−C(CH3):lである
ものである。
Aが0−x+の塩形態である場合にX+は薬学的に許容
できるカチオンであり、従って薬学的に許容できる塩を
形成することができる。そのような塩は、そのような塩
を形成できる官能性、殊にここに開示したプロスタグラ
ンジンのCIにカルボン酸基、をもつこの開示中の任意
の化合物に対して製造することができる。薬学的に許容
できる塩は親化合物の活性を保持し、それが投与される
患者に、それが投与される関係で、有害または望ましく
ない作用を与えない任意の塩である。
これらの塩は有機または無機塩基から誘導することがで
きる。そのような塩は一価または多価イオンであること
ができる。殊に重要なものは無機イオン、ナトリウム、
カリウム、カルシウム、マグネシウムおよび亜鉛である
。有機アンモニウム塩はアミン例えばモノ−ジーおよび
トリーアルキルアミンまたはエタノールアミン類で形成
することができる。塩はまたカフェイン、トロメタミン
および類似の分子で形成することができる。
他の観点において、本発明は眼内圧を低下するために眼
に局所適用できる組成物に関する。この組成物はその中
に1種またはそれ以上の前記9゜15−ジアシルプロス
タグランジンを含む。組成物は眼薬供給当業者に知られ
ているように種々の眼に許容できる担体を含むことがで
きる。適用の好ましい方法は薬学的に許容できる局所配
合物中で局所であろう。そのような担体は塩類液および
(または)補助溶媒からなり、薬学的に必要または有利
なアジュバント並びに有効量の眼内圧低下剤を含むこと
ができる。
本発明の好ましい態様によれば、担体はポリソルベー)
80−10mM)リスを約0.05〜1.0重量%の範
囲内で、好ましくは約0.196を有する溶液を含み、
それは液体点眼剤の形態の投与に殊に適する。この担体
はさらに薬学的に有利なアジュバント例えば保存剤、抗
生/抗真菌物質、pH緩衝剤または滲透圧平衡剤を含む
ことかできる。本発明の好ましい態様において眼内圧低
下剤はPGF2αの誘導体、好ましくはPGF2αの9
,15−ジアセチル、9,15−ジイソブチル、9.1
5−ジバレリル、9,15−ジイソバレリルまたは91
5−ジピバロイル誘導体の1つまたは組合せを含む。
プロスタグランジン誘導体の最適濃度は種々の因子例え
ば適用の所望頻度および作用の接続、不利な副作用のレ
ベル並びに担体の化学的性質により包含される問題の関
数である。しかし一般に、濃度は薬学的に許容できる担
体に関して重量で杓0、0001〜1%、好ましくは0
.001〜0.1%の範囲内に意図される。
本発明は次の実施例により一層十分に理解できる。温度
は摂氏度である。
実施例1 9.15−ジピバロイルPGF2αの製造プロスタグラ
ンジンF、α〔キノイン・ケミカル社(Chinoin
 Chemical Co、)から、40゜4■、o、
 114 ミリモル〕を塩化メチレン(2ml)中に懸
濁し、水浴中で冷却した。ジアゾメタンのエーテル中の
溶液を前記懸濁液に、黄色の色が持続するまで滴加した
。溶液を25°Cで30分間かくはんし、溶媒を蒸発さ
せるとPGF2αメチルエステルが得られた。
’ HN M R(300MHz、 CDCl 5)6
5.3−5.6(4H,m)、 4.16(IH,br
 s)。
4.06(IH,q、 J=6.51 Hz)、 3.
93(11(、br s)。
3.67(3)1. S)、 2.70(IH,br 
s)、 2.32(28,t。
J=7゜3 Hz)、 1.2−2.4(21B、 m
)、および0.88 ppm(3H,変形t、 J=6
Hz)。
前記の粗メチルエステルを塩化メチレン(0,25mA
)中のブチルホウ酸(14mg、0.137ミリモル)
とともに30分間加熱還流した。溶媒を減圧下に除去し
、乾燥ベンゼンで置換した。ベンゼンを再び減圧下に蒸
発させた。この操作を2回繰返して痕跡量の水を共沸蒸
留により除去した。粗ボロナートを乾燥ピリジン0.2
’ mβ中に溶解し、トリメチルアセチルクロリド(4
2μf、0.34ミリモル)を25℃て加えた。4−ジ
メチルアミノピリジンを加え、混合物を25°Cで14
時間かくはんした。揮発性物質を真空で蒸発させた。残
留物を酢酸エチル(10ml)中に溶解し、10%クエ
ン酸(7mA’)で洗浄した。水相を酢酸エチル(3x
7+nj7)で逆抽出し、有機抽出物を合わせてブライ
ン(7mz)で1回洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。減圧下に溶媒を除去した後、残留物をメタノール
3 ml中で25°Cでかくはんした。2時間後、溶媒
を除去し、新バッチのメタノールで置換し、さらに2時
間か(はんした。溶媒を蒸発させ、粗生成物(50,7
■)をシリカゲル上で50〜60%酢酸エチル/ヘキサ
ンを溶離剤として用いてクロマトグラフィーにかけると
15−ピバロイルPGF2αメチルエステルが得られた
’ HN M R(300Mtlz、 COCj2 G
) ’δ5,3−5.6(411,m)、 5.18(
Ift、 q、 J・6.5 Hz)。
4.19(1B、 br s)、 3.95(LH,b
r s)、 3.67(3ft。
s)、 2J3(2tl、  t、J=7 Hz)、 
 1.2−2.4(2DH,m)。
1、19 (9N、 s)および0.88 ppm(3
)1.変形t、 J−71(z)。
前記のように製造した15−ピバロイルPGF、αメチ
ルエステル(33,9mg、 0.075ミリモル)を
塩化メチレン(0,2m3)中に溶解し、25℃でトリ
エチルアミン(20μβ、0.142ミリモル)および
4−ジメチルアミノピリジン(1,5mg。
0、01 ミ!Jモル)を加えた。固体t−ブチルジメ
チルクロロシラン(14mg、 0.094ミリモル)
をすべて−度に加え、溶液を25℃で15時間かくはん
した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、10%クエン
酸溶液で洗浄した。水層をさらに酢酸エチルで抽出し、
有機抽出物を合せてブラインで1回洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥した。
濾過し、溶媒を除去した後、粗生成物をフラッシュクロ
マトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン中10%酢酸エ
チル、R+0.16)により精製すると15−ピバロイ
ルPGF2αメチルエステル11− (t−ブチルジメ
チルシリル)エーテルが無色油状物質として得られた。
HN M R(300MH2,CDCl 3) :δ5
.25−5.5(4)1. m)、 5.16(IH,
q、 J=6.5 Hz)。
4.05−4.1(l)I、 m)、 3.98(IH
,m)、 3.65(3H,s)。
2.30(2H,t、 J=7.5 Hz)、 1.1
−2.4(18H,m)。
1.17(9H,s、  ビハラー)) 、 0.85
(12H,s+m。
ニーBu十末端CH3)および0.01ppm(6H,
s)。
15−ピバロイルPGF、αメチルエステル1−(t−
ブチルジメチルシリル)エーテル(35,3■、0.0
63ミリモル)および4−ジメチルアミノピリジン(8
■、0.063ミリモル)をピリジン(0,1mf)中
に溶解し、塩化ピバロイル(22μm7.0.18ミリ
モル)を25°Cで加えた。溶液を25℃で16時間か
くはんした。揮発性物質を真空で蒸発させたJ残留物を
酢酸エチル(20mf)中に溶解し、10%クエン酸お
よびブラインで洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム上
で乾迷し、減圧で濃縮すると無色油状物質が残った。フ
ラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中の10%酢酸
エチル、R,0,22)にかけると9.15−ジピバロ
イルPGF、αメチルエステル1l−(t−ブチルジメ
チルシリル)エーテルが得られた。
’HN M R(300M)Iz、 CDCj! 、)
 :δ5゜4−5.6(2H,m)、 5.25−5.
4(2H,m)、 5.11(1)1゜q、 J=6.
5 Hz>、 4.98(IN、 t、 J=4 Hz
>、 3.85−3゜95(IH,m>、 3.75(
3H,s、メチルエステル)。
2.2−2.4(4H,m)、 2.26(2H,t、
 J=7.5 )1z)。
1.9−2.1(41(、m)、 1.5−1.7(6
H,m)、 1.2−IJ(6H,m)、  1.17
 and 1.18(9)1.各、ビバラート)。
0、87 (3N、変形t、 J=5 flz)、 0
.82(9t1.、s、 t −Bu)および0.O4
ppm (6H,s)。
得られたメチルエステル(36,8mg、 0.057
ミリモル)をTHF (0,28mj’)中に溶解し、
0.5M水酸化リチウム(0,14mj’)を加えた。
2相混合物を全出発物質が消費されるまで25℃で14
時間激しくかくはんした。粗反応混合物を10%クエン
酸で酸性になし、酢酸エチル(3%7miりで抽出した
。有機抽出物を合わせて硫酸マグネシウム上で乾煙し、
濃縮すると粗3,15−ジピバロイルPGF、α1l−
t−ブチルジメチルシリルエーテルが得られ、それをI
J’Aする二となく次の段階に用いた。
’ HN  M  R<300!1ltlz、   C
DCβ 、):65.2−5.6(5H,m)、 5.
0(Ill、 t、 J=5 fiz)、 4.85−
4.95(IH,m)、 2.25−2.4(IH,m
)、 2.32(211,t。
J=7 )1z)、 1.95−2゜15(411,m
)、 1.15−1.75(118゜m)、 1.19
(18H,s)、 1.87(3H,変形t)、 1.
82(9H,s)および−0,03FIF1m(6H,
s)。
前記の粗生成物は酢酸(300μりおよび水(75μβ
)中に溶解した。溶液をかくはんしながら窒素下に18
時間50℃に加熱した。溶媒を真空で除去し粗生成物を
得た。フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘ
キサン中の25%酢酸エチル)にかけ9.15−ジピバ
ロイルPGF2αを得た。
HN M R(30(1Mflz、 CDC13) ’
δ5.53(2H,ABX、  JA8=15.4. 
JAX=5.9.J@X=7.9Hz>、 5J3(2
11,ABX、 JAB=13.  JAX=5Jおよ
びJIX=5.8 H2)、 5.20(IN、 q、
 J=6 )1z)、 10(1)1゜変形り、 J=
5 Hz)、 3.88−3.93(LH,m)、 1
.942.51(6H,m)、 2.31<2H,t、
 J=7,3 Hz)、 1.53−1.72(611
,m>、 1.23−IJ7(6H,m)、 1.1g
1.20(9H各1 s、ピバラート)および0.87
ppm(3H2変形t、 J=5Hz)。
13CN M R(300MHz、 CDCj! 3)
 ’δ178,6.178.5.178,1.133.
3.132.0.129,9゜128.4.76.4.
74.2.74.0.55.9.47.9.40.8゜
38.8.38.7.34.4.33.0.31J、 
26.9.26.2゜24.9.24.6. 24.2
.22.3および13.7ppmI R(CHCj! 
s、 0.1mm) :1710、1460.1395
.1365.1280.1030.970および900
cm−’ MS(IEl、11−トリメチルシリルエーテルメチル
エステル、 m/z 608): m/z 608 (M” 、 0.1%>、 507(
1,4)、 405(35)。
315(37)、 314(47)、 264(31)
、 263(100)。
216(13)、 199(17)、 159(16)
および129(17)。
同様に、PGF、αの9.15−ジイソブチリルおよび
9.15−ジイソバレリル類似体がM 4された。
9.15−ジイソブチリルPGF、α:HN M R(
300MHz、  CDCl 、):δ5.45−5.
60(2H,m)、 5.27−5.39(2tl、 
m)、 5.21(LH,q、 J=7 Hz)、 5
.12(1N、変形り、 J−5Hz)。
3、88−3.95(1N、 m)、 2.27−2.
60(4ft、 m)、 2.31(2H,t、 J=
7 Hz>、1.93−2.15(4tl、 m)、1
.5−1.72(6N、 m)、 1.22−IJ8(
6)1. m)、 1.13−1.18(12H)およ
び0.87ppm(3tl、変形t、J=7 Hz)。
”CN M R(75MHz、 CDCj! −) :
δ177J、  176.7. H3,5,132,0
,129,8,128,4゜76.5. 74.2. 
74.0. 55.8. 47,8. 40.8゜34
.3. 34.1. 32.9. 31J、  26.
2. 24.9゜24.6. 24.2. 22.3.
 18.8. 18.7およびH,7ppm  。
MS (B1. 11−トリメチルシリルエーテルメチ
ルエステル、 m/z 580) : m/z 580(M” 、 0.2%)、 492(1
,5)、 406(11)。
405(35)、 4(14(46)、 315(39
)、 314(47)、 264(31)、 263(
100)、 228(11)、 216(14)、 1
99(16)。
145 (25)および117(13)。
9.15−ジイソバレリルPGF、α:’HN M R
(300MIlz、  C口C13):δ5.46−5
.59(2H,m>、 5.29−5J9(2ft、 
m)、 5.23(18,q、 J=6 )1z)、 
5.12(lft、変形t、 J=51(z)。
3、88−3.95(IN、 m>、 1.92−2.
52(lltl、 m>。
2.32(2)1. t、 J=7 Hz>、 1.5
−1.74(6H,m)。
1.23−IJ3(6H,m>、 1.1−1.15(
LH,m)、 0.94(6N、 d、 J=6 Hz
)、 0.95(6H,d、 J=6 Hz)およびG
、 8tppm (3N、変形t、 J=5 Hz>。
CN M R(75141(z、 CDCJ! 、):
617B、4.173.3.172゜9.133.7.
132.0,129.8゜128.4. 76.4. 
74.4. 74.1. 55.8.47.4゜43.
7. 43.5. 41,2. 40,9. 34J、
  33.0゜31.3. 26.6. 26.2. 
25.6. 25,5. 24.9゜24.7. 24
.2. 22,3.22.2. 22.1  および1
3.7ppm r R(CtlCj! 、、  0.1mm)  :1
720、 1466、 1373. 1296. 12
61. 1242. 1192゜1169、1123.
1096  および972 crnMS (El、  
11−)リメチルシリルエーテルメチルエステル、 m
/z 608) : m/z 608(M” 、 0.1%)、 507(1
,9>、 406(12)。
405(41)、 4(14(4g)、 265(11
)、 315(43)。
314(4a)、 264(31)、 263(1(t
o)、 22B(11)。
216(12)、 199(16)、 159(13)
、 145(15)。
129(17)および117 (13)。
実施例2 ウサギにおける眼内圧低下効果 PGF2αで出発し、実験量の9.15−ジイソブチリ
ル、9.15−ジイソバレリル、および9.15−ジピ
バロイル化合物を前記実施例の操作に従って製造した。
生じた9、15−ジアシルP G F 2a化合物をポ
リソルベート担体に、各エステル0.01%、0.1%
または0,1%溶液を生ずる量加えた。6〜8匹の実験
ウサギの群を、眼の表面に各溶液約1滴を投与すること
により処理し、眼内圧を圧平ニューマトノトリー(ap
planationpneumatonometry)
 [ジギラブ(Digilab>により製造されたモデ
ル30RT〕により、投与のときおよびその後2.4.
6.8および10時間の間隔で測定した。次のデータが
得られた。
前記データは9および15両位置のアシル化がP G 
F 2α−1−イソプロピルエステルに比べて眼の抗高
液圧活性を眼の表面充血の低下で生ずることを示す。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)眼の高液圧を治療する方法であって、化合物:▲
    数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、点付線はシスまたはトランス配置における二重
    結合あるいは単結合を示し;Aは−OH、−O^−X^
    +(式中、X^+は薬学的に許容できるカチオンである
    )または−OR_2(式中、R_2は低級アルキルであ
    る)であり;R_1は−OHまたは=Oであり;R基は
    独立に1〜20個の炭素原子をもつ飽和または不飽和の
    非環式炭化水素、あるいは−(CH_2)_nR_3(
    式中、nは0〜10であり、R_3は3〜7個の炭素原
    子の炭化水素環あるいは芳香族または複素芳香族環であ
    る)である〕 を眼の高液圧の治療に十分な量、眼に許容できる賦形剤
    中で眼に適用することを含む方法。
  2. (2)R_1が−OHである、請求項(1)記載の方法
  3. (3)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル、
    ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、請
    求項(2)記載の方法。
  4. (4)C−5およびC−13結合がそれぞれシスおよび
    トランス二重結合であり、C−17結合が単結合であり
    、C−9、C−11およびC−15置換基がα−配置に
    あり、化合物が次式:▲数式、化学式、表等があります
    ▼ を有する、請求項(3)記載の方法。
  5. (5)R基が−CH(CH_3)_2であり、化合物が
    ジイソブチリル化合物である、請求項(4)記載の方法
  6. (6)R基が−CH_2CH(CH_3)_2であり、
    化合物かジイソバレリル化合物である、請求項(4)記
    載の方法。
  7. (7)R基が−C(CH_3)_3であり、化合物がジ
    ピバロイル化合物である、請求項(4)記載の方法。
  8. (8)C−5およびC−17結合がシス二重結合であり
    、C−13結合がトランス二重結合であり、R_1が−
    OHであり、C−9、C−17およびC−15置換基が
    α配置にあり、化合物が次式、▲数式、化学式、表等が
    あります▼ を有する、請求項(1)記載の方法。
  9. (9)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル、
    ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、請
    求項(8)記載の方法。
  10. (10)C−5およびC−17結合が単結合であり、C
    −13結合がトランス二重結合であり、C−9、C−1
    1およびC−15置換基がα配置にあり、化合物が次式
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項(1)記載の方法。
  11. (11)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル
    、ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、
    請求項(10)記載の方法。
  12. (12)R_1が=Oであり、C−5およびC−13結
    合がそれぞれシスおよびトランス二重結合であり、C−
    17結合が単結合であり、C−9およびC−15置換基
    がα配置にあり、化合物が次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項(1)記載の方法。
  13. (13)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル
    、ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、
    請求項(12)記載の方法。
  14. (14)眼に許容できる賦形剤および式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、点付線はシスまたはトランス配置における二重
    結合あるいは単結合を示し;Aは−OH、−O^−X^
    +(式中、X^+は薬学的に許容できるカチオンである
    )または−OR_2(式中、R_2は低級アルキルであ
    る)であり;R_1は−OHまたは=Oであり;R基は
    独立に1〜20個の炭素原子をもつ飽和または不飽和の
    非環式炭化水素、あるいは−(CH_2)_nR_3(
    式中、nは0〜10であり、R_3は3〜7個の炭素原
    子の炭化水素環あるいは芳香族または複素芳香族環であ
    る)である〕 の少なくとも1種の化合物を含む、眼の高液圧を低下す
    るための眼に許容できる組成物。
  15. (15)R_1が−OHである、請求項(14)記載の
    組成物。
  16. (16)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル
    、ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、
    請求項(15)記載の組成物。
  17. (17)C−5およびC−13結合がそれぞれシスおよ
    びトランス二重結合であり、C−17結合が単結合であ
    り、C−9、C−11およびC−15置換基がα配置に
    あり、化合物が次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項(16)記載の組成物。
  18. (18)R基が−CH(CH_3)_2であり、化合物
    がジイソブチリル化合物である、請求項(17)記載の
    組成物。
  19. (19)R基が−CH_2CH(CH_3)_2であり
    、化合物がジイソバレリル化合物である、請求項(17
    )記載の組成物。
  20. (20)R基が−C(CH_3)_3であり、化合物が
    ジピバロイル化合物である、請求項(17)記載の組成
    物。
  21. (21)C−5およびC−17結合がシス二重結合であ
    り、C−13結合がトランス二重結合であり、R_1が
    −OHであり、C−9、C−11およびC−15置換基
    がα配置にあり、化合物が次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項(14)記載の組成物。
  22. (22)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル
    、ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、
    請求項(21)記載の組成物。
  23. (23)C−5およびC−7結合が単結合であり、C−
    13結合がトランス二重結合であり、R_1が−OHで
    あり、C−9、C−11およびC−17置換基がα配置
    にあり、化合物が次式、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ を有する、請求項(14)記載の組成物。
  24. (24)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル
    、ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、
    請求項(23)記載の組成物。
  25. (25)R_1が=Oであり、C−5およびC−13結
    合がそれぞれシスおよびトランス二重結合であり、C−
    17結合が単結合であり、C−9およびC−15置換基
    がα配置にあり、化合物が次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項(14)記載の方法。
  26. (26)R基が同一であってメチル、エチル、プロピル
    、ブチル、ペンチルまたはそれらの異性体形態である、
    請求項(25)記載の組成物。
JP2201043A 1989-07-27 1990-07-27 眼内圧低下性9,15―ジアシルプロスタグランジン Pending JPH0358930A (ja)

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