JPH0357036A - マルチプロセッサデータ処理システムにおけるイベント情報採集方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は情報処理システムにかけるプログラムデバッグ
作業に関し，特に利用者プログラムの実行の効率を改善
するために用いられる密結合マルチプロセッサデータ処
理システム上で動作する利用者プログラムの同期／排他
制御の動作を監視する方法に関する。

［従来の技術コ 従来、密結合されたマルチプロセッサデータ処理システ
ムで動作するように作或した７″ログラムの同期／排他
制御の動作を監視するためのツールでは、同期／排他の
ためのイベントを発生させるサブルーチンが動作した時
間やタスクの状態は監視できたが他のタスクの状態は調
べることができなかった。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の方法では、タスクごとに発生した同期／
排他制御のイペン｝Ｏ時間的順序関係は調査可能であっ
たが、あるタスクにイベントが発生したときに他のタス
クがプログラム中のどの部分を実行していたか調べるこ
とができなかったため，タスク同士の四期／排他制御の
関係が正しい場合には問題がないが，同期／排他制御の
関係が正しくないときには，あるイベントの発生時に他
のタスクがプログラム中のどの部分を実行しているのか
を調べることができないという問題点があった。

本発明の目的は、マルチプロセッサデータ処理システム
で動作するプログラムが，同時に平行して処理可能な部
分をシステムが提供するサブルーチンを利用してサブタ
スクを生成し，各サプタスクにて同期／排他制御を行っ
て並列動作を行うことで処理の高速化ヲ圓るプログラム
の実行時に、イベント発生の時点で，他タスクの実行中
のアドレスやメモリの内容ヲ参照しこれによってサブタ
スク間の同期／排他制御の関係を調査可能とするところ
にある。

［課題を解決するための手攻コ 本発明の、マルチグロセッサデータ処理システムに分け
るイベント情報採集方式は．回勘／排他制御を行うシス
テムサブルーチンと該システムサブルーチンから呼び出
されイベントの橿類やその時間情報などを取得するイベ
ント情報取得部と，イベント発生時の他のタスクの制ａ
ｔ行うタスク制御部と．イベント発生時の全タスクの情
報を採取するタスク情報採集部と、利用者プログラムの
終了時にイベント情報を端末やＳＹＳＯＵＴファイルに
出力するイベント′ｉｉ＃報編集出力部と，イベント情
報の取得を行うための環境の初期化を行い利用者プログ
ラムの実行を開始させる利用者グログラム起動部と，イ
ベント情報を格納するイベント情報格納域とを有してい
る． ［作用］ 密結合されたマルチグロセッサデータ処理システムで動
作する利用者プログラムの中から，オペレーティングシ
ステムが提供するシステムサブルーチンを呼び出すこと
によって利用者プログラムにサブタスクを生成し、これ
を複数のサブタスクに割シ合てプログラムの並列実行可
能な部分を同時に並列に動作させプログラムの実行効″
ｉｔ改善するようなプログラムの，タスク間のイベント
発生ごとのタスク情報が監視できる，このため、同期／
排他制御を誤っている場合のグログラムの動作が解析で
きるようになる． ［実施例コ 次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は本発明の動作を示すブロック図である．第１図
にかいて１は本発明のマルチプロセッサデータ処理シス
テムにかけるイベント情報採集方式，２は利用者プログ
ラム起動部、３はイベント取得部、４はタスク制御部％
５はイベント情報編集出力部，６ｔｉタスク情報採集部
，７はイベント情報格納域，８は利用者プログラム、９
は利用者プログラムの主タスク、１０はサブタスクＡ１
ｌ１はサブタスクＢ，１２はＳＹＳＯＵＴファイル、１
３は端末装置．１４はオペレーティングシステムである
． 第１図に示すように、本発明のマルチプロセッサデータ
処理システムにかけるイベント情報採集方式１はオＲレ
ーティ／グシステム１４から呼び出され、利用者デログ
ラム起動部２が最初に動作し，イベント情報格納域７の
初期化などを行った後，利用者プログラム８を呼び出す
。

利用者プログラム８は主タスク９、サブタスクＡ１０，
サブタスクＢｌｌから構或されてふ・り、主タスク９か
らのサブルーチン呼び出（７によってサブタスクＡＩＯ
．サブタスクＢｌｌが起動される。サブタスクＡＩＯや
サブタスクＢ１１ｒＬ＄−互いに同期／排他制＃七行う
必要があυ，サブルーチン呼び出しによってこれ′ｆｔ
実睨している。向期／排他のためのサプルーチ／がサブ
タスクＡ１０，サブタスクＢｌｌから呼び出されると、
イベント取得部３に制御が渡る。イベント取得部３は自
身が同時に実行されないように排他制御を行った後，タ
スク制御部４を呼び出し，イベントの発生したタスク以
外のタスクを必要なら一時中断する。イベント取得部３
はこの後タスク情報採集部６を呼び出し，タスク情報採
集部６ではイベント情報格納域７にイベントの発生した
時間．イベントの種類，イベント発生時の他のタスクの
実行していたアドレスやレジスタの内容などを格納する
。このようにして利用者プログラム８のイベントごとの
情報が採生され，利用者プログラム８の動作が終了する
とイベント情報編集出力部５が利用者プログラム起動部
２から呼ひ出される。イベント情報編果出力部５は利用
者グログラム８のイベント情Ｎ’ｔイベント情報格納域
７から取シ出し，Ｎａ集後，ＳＹＳＯｔＪＴファイル１
２筐たは端宋装ｆｉｔｌ３に出力する． ［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は，密結合されたマルチプ
ロセッサデータ処理システムで動作する利用者プログラ
ムの中から，オペレーティングシステムが提供するシス
テムサブルーチンを呼び出すことによって利用者プログ
ラムにサブタスク金生成し、これ金複数のサブタスクに
割り当てプログラムの並列実行可能な部分を同時に並列
に動作させプログラムの実行効率を改善するようなデロ
グラムの．タスクｎｊ１のイベント発生ごとのタスク情
報を監視できるため、間期／排他制１ｌ４ｌを誤ってい
る場合のグログラムの動作の解析に効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の動作を承すブロック図であ
る． １・・・グロセッサデータ処塊システムに訟けるイベン
ト情報採集方式，２・・・利用者プログラム起動部，３
・・・イベント取得部，４・・・タスク制御部、５・・
・イベント情報ｍ染出力部、６・・・タヌク情報採集部
，７・・・イベント情報格納域，８・・・利用者グログ
ラム、９・・・利用者プログラムの主タスク．１０・・
・サブタスクＡ％１１・・・サブタスクＢ，１２・・・
ＳＹＳＯＵＴファイル．１３・・・端末装！．１４・・
・オペレーティングシステム．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密結合されたマルチプロセッサデータ処理システムで動
   作する高級言語で記述された利用者プログラムの中から
   、オペレーティングシステムが提供するシステムサブル
   ーチンの呼び出しを行うことによって利用者プログラム
   のサブタスクを生成し、これを複数のプロセッサに割り
   当て、各タスク間で同期／排他制御を行い、利用者プロ
   グラムのうち並行して実行可能な部分を主タスクとは独
   立して実行させるプログラムにおいて、同期／排他制御
   を行うシステムサブルーチンと該システムサブルーチン
   から呼び出されイベントの種類やその時間情報などを取
   得するイベント情報取得部と、イベント発生時の他のタ
   スクの制御を行うタスク制御部と、イベント発生時の全
   タスクの情報を採取するタスク情報採集部と、利用者プ
   ログラムの終了時にイベント情報を端末やＳＹＳＯＵＴ
   ファイルに出力するイベント情報編集出力部と、イベン
   ト情報の取得を行うための環境の初期化を行い利用者プ
   ログラムの実行を開始させる利用者プログラム起動部と
   、イベント情報を格納するイベント情報格納域とを具備
   し、密結合されたマルチプロセッサデータ処理システム
   で動作するイベント情報採集方式。