JPH0356797A - 低温タンクの断熱構造 - Google Patents
低温タンクの断熱構造Info
- Publication number
- JPH0356797A JPH0356797A JP20374089A JP20374089A JPH0356797A JP H0356797 A JPH0356797 A JP H0356797A JP 20374089 A JP20374089 A JP 20374089A JP 20374089 A JP20374089 A JP 20374089A JP H0356797 A JPH0356797 A JP H0356797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- insulation
- layer
- synthetic resin
- foamed synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 title claims abstract description 66
- 238000010276 construction Methods 0.000 title abstract 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 24
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 23
- ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N Propane Chemical compound CCC ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 8
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 claims description 8
- 239000003949 liquefied natural gas Substances 0.000 claims description 6
- 239000001294 propane Substances 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 238000003475 lamination Methods 0.000 abstract 1
- 239000011494 foam glass Substances 0.000 description 6
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- 239000010451 perlite Substances 0.000 description 3
- 235000019362 perlite Nutrition 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 2
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 229910001562 pearlite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は、液化天然ガス（ＬＮＧ）．液化プロパンガス
（ＬＰＧ）等の低温液体を貯蔵する低温タンクの断熱構
造の改良に関するものである。
（ＬＰＧ）等の低温液体を貯蔵する低温タンクの断熱構
造の改良に関するものである。
［従来の技術］
従来、上記低温タンクの断熱構造として、実開昭６２−
９３５００号公報記載のものが提案されている． 上記公報記載のものは、タンクの内槽底板と外槽底板上
のレベルコンクリートとの間に、所要厚さの泡ガラスブ
ロックを、キャンピング材を挟んで積層して構威したも
のである。
９３５００号公報記載のものが提案されている． 上記公報記載のものは、タンクの内槽底板と外槽底板上
のレベルコンクリートとの間に、所要厚さの泡ガラスブ
ロックを、キャンピング材を挟んで積層して構威したも
のである。
また、側部の断熱構造は，第３図に示すように，内槽の
側板１ａと外槽の側板２ａの間にグラスウール１１とパ
ーライト粉粒工２を入れた構造が一般的である。
側板１ａと外槽の側板２ａの間にグラスウール１１とパ
ーライト粉粒工２を入れた構造が一般的である。
［発明が解決しようとする課題コ
上記構或のタンク底部断熱構造において、上記泡ガラス
ブロックを積層して構威する断熱構造は多層となり、積
層時の圧縮強度は実体強度に比べ半減するので、耐荷重
性に問題がある．また，上記タンク底部断熱構造にあっ
ては，タンク内容液が漏洩したとき、内容液が底部断熱
材へ浸入して充満し，断熱構造として機能が失われてし
まう。しかも外槽底板（普通鋼板）が脆化し，破壊され
る危険もある． また、上記構成の側部断熱構造にあっては、内槽破損時
にパーライト粉粒が液化ガスに浸ることになり、急激に
断熱性が損なわれる．したがって、液化ガスの急激な気
化が起こり、高いガス圧を発生するため、側壁や屋根の
設計圧力を大きくとる必要があり、極めて不経済である
。
ブロックを積層して構威する断熱構造は多層となり、積
層時の圧縮強度は実体強度に比べ半減するので、耐荷重
性に問題がある．また，上記タンク底部断熱構造にあっ
ては，タンク内容液が漏洩したとき、内容液が底部断熱
材へ浸入して充満し，断熱構造として機能が失われてし
まう。しかも外槽底板（普通鋼板）が脆化し，破壊され
る危険もある． また、上記構成の側部断熱構造にあっては、内槽破損時
にパーライト粉粒が液化ガスに浸ることになり、急激に
断熱性が損なわれる．したがって、液化ガスの急激な気
化が起こり、高いガス圧を発生するため、側壁や屋根の
設計圧力を大きくとる必要があり、極めて不経済である
。
［発明の目的］
本発明は、上記した従来の低温タンクの底部および側部
断熱構造の欠点を解消するためになされたものであって
、断熱性能を大幅に向上させ，耐荷重性の改善を図ると
共にタンク内容液の漏洩事故に際しても，内容液が断熱
材へ浸入したり、外槽底板および外槽側板に流れるのを
確実に防止することのできる低温タンクの断熱構造を提
供することを主たる目的としているものである．［課題
を解決するための手段］ 本発明によれば、液化天然ガス、液化プロパンガス等の
低温液体を貯蔵するための低温タンクの断熱構造におい
て、主なる断熱材に発泡合成樹脂板を使用し、この発泡
合成樹脂板からなる断熱層が断熱コンクリート層により
サンドイッチ構造とされ、その断熱構造内に、断熱コン
クリート層の湿分およびタンク漏洩液体が前記断熱層へ
浸入するのを防止し、かつタンク漏洩液体がタンクの外
槽底板へ流れるのを防止するための防湿・防液用シート
部材が配設されている． 上記発明は、低温タンクの底部に実施される。
断熱構造の欠点を解消するためになされたものであって
、断熱性能を大幅に向上させ，耐荷重性の改善を図ると
共にタンク内容液の漏洩事故に際しても，内容液が断熱
材へ浸入したり、外槽底板および外槽側板に流れるのを
確実に防止することのできる低温タンクの断熱構造を提
供することを主たる目的としているものである．［課題
を解決するための手段］ 本発明によれば、液化天然ガス、液化プロパンガス等の
低温液体を貯蔵するための低温タンクの断熱構造におい
て、主なる断熱材に発泡合成樹脂板を使用し、この発泡
合成樹脂板からなる断熱層が断熱コンクリート層により
サンドイッチ構造とされ、その断熱構造内に、断熱コン
クリート層の湿分およびタンク漏洩液体が前記断熱層へ
浸入するのを防止し、かつタンク漏洩液体がタンクの外
槽底板へ流れるのを防止するための防湿・防液用シート
部材が配設されている． 上記発明は、低温タンクの底部に実施される。
また本発明によれば、液化天然ガス、液化プロパンガス
等の低温液体を貯蔵するための低温タンクの断熱構造に
おいて、主なる断熱材に発泡合成樹脂板を使用し，この
発泡合成樹脂板からなる断熱層が液タイト性を有する断
熱コンクリート層によりサンドイッチまたは積層構造と
され、その断熱構造内に、断．熱コンクリート層の湿分
およびタンク漏洩液体が前記断熱層へ浸入するのを防止
し，かつタンク漏洩液体がタンクの外槽底板および側板
へ流れるのを重ねて防止するための防湿・防液用シート
部材が配設されている。
等の低温液体を貯蔵するための低温タンクの断熱構造に
おいて、主なる断熱材に発泡合成樹脂板を使用し，この
発泡合成樹脂板からなる断熱層が液タイト性を有する断
熱コンクリート層によりサンドイッチまたは積層構造と
され、その断熱構造内に、断．熱コンクリート層の湿分
およびタンク漏洩液体が前記断熱層へ浸入するのを防止
し，かつタンク漏洩液体がタンクの外槽底板および側板
へ流れるのを重ねて防止するための防湿・防液用シート
部材が配設されている。
ヒ記発明は低温タンクの側部および底部に実施される．
［作用コ
上記構或のタンクの底部断熱構造においては、発泡合成
樹脂板がらなる断熱層が断熱コンクリート層でサンドイ
ッチ構造体とされているので、優れた断熱性能が発揮さ
れる。また、前記断熱層および外槽底板はタンク漏洩液
体から確実に保護される． 上記構成のタンクの底部および側部断熱構造においては
、発泡合成樹脂板からなる断熱層が断熱コンクリート層
でサンドイッチ構造体とされているので、優れた断熱性
能が発揮される．また，前記断熱層ならびに外槽底板お
よび外槽側板はタンク漏洩液体から確実に保護される． ［実施例］ 第１図および第２図は、本発明の一実施例を示すもので
ある． 同図において、１は低温タンクの内槽．１ａは内槽を形
成している側板、ｔｂは底板、２は外槽、２ａは外槽を
形或している側板、２ｂは底抜である．３は外槽底板２
ｂ上に設けられた特殊パーライトコンクリートからなる
レベル用断熱コンクリート層であり、このレベル用断熱
コンクリート層３上に同様のバーライトコンクリートか
らなる中間断熱コンクリート層４が設けられ、さらにそ
の上に設けた人工軽量骨材コンクリートからなるリング
コンクリート層５で前記内槽１の底板１ａが支持されて
いる。
樹脂板がらなる断熱層が断熱コンクリート層でサンドイ
ッチ構造体とされているので、優れた断熱性能が発揮さ
れる。また、前記断熱層および外槽底板はタンク漏洩液
体から確実に保護される． 上記構成のタンクの底部および側部断熱構造においては
、発泡合成樹脂板からなる断熱層が断熱コンクリート層
でサンドイッチ構造体とされているので、優れた断熱性
能が発揮される．また，前記断熱層ならびに外槽底板お
よび外槽側板はタンク漏洩液体から確実に保護される． ［実施例］ 第１図および第２図は、本発明の一実施例を示すもので
ある． 同図において、１は低温タンクの内槽．１ａは内槽を形
成している側板、ｔｂは底板、２は外槽、２ａは外槽を
形或している側板、２ｂは底抜である．３は外槽底板２
ｂ上に設けられた特殊パーライトコンクリートからなる
レベル用断熱コンクリート層であり、このレベル用断熱
コンクリート層３上に同様のバーライトコンクリートか
らなる中間断熱コンクリート層４が設けられ、さらにそ
の上に設けた人工軽量骨材コンクリートからなるリング
コンクリート層５で前記内槽１の底板１ａが支持されて
いる。
前記内槽底板１ｂと外槽底板２ｂとのあいだの断熱構造
は、発泡合成樹脂板６を積層してなる断熱層が、縦方向
においては、前記レベル用断熱コンクリート層３と内槽
底板１ｂ側に設けた前記と同様なバーライトコンクリー
トからなる断熱コンクリート層７とにより、サンドイッ
チ構造とされ、また外周部分においては、前記中間断熱
コンクリート層４およびリングコンクリート層５により
、サンドイッチ構造とされている。
は、発泡合成樹脂板６を積層してなる断熱層が、縦方向
においては、前記レベル用断熱コンクリート層３と内槽
底板１ｂ側に設けた前記と同様なバーライトコンクリー
トからなる断熱コンクリート層７とにより、サンドイッ
チ構造とされ、また外周部分においては、前記中間断熱
コンクリート層４およびリングコンクリート層５により
、サンドイッチ構造とされている。
前記内槽側板１ａと外槽側板２ａの間の断熱構造は、発
泡合成樹脂板９と、前記断熱層７と同様の特殊パーライ
トコンクリートからなる断熱コンクリート層１０とより
或っている． さらに前記断熱構造内には，発泡合成樹脂板６，９から
なる断熱層へ断熱コンクリート層３，４，７，１０の湿
分やタンク漏洩液体が浸入するのを防止し、かつタンク
漏洩液体が外槽底板２ｂ，外槽側板２ａへ流れるのを重
ねて防止するための防湿・防波用シート部材８ａ，８ｂ
，８ｃ，８ｄ，８ｅが配設されている。
泡合成樹脂板９と、前記断熱層７と同様の特殊パーライ
トコンクリートからなる断熱コンクリート層１０とより
或っている． さらに前記断熱構造内には，発泡合成樹脂板６，９から
なる断熱層へ断熱コンクリート層３，４，７，１０の湿
分やタンク漏洩液体が浸入するのを防止し、かつタンク
漏洩液体が外槽底板２ｂ，外槽側板２ａへ流れるのを重
ねて防止するための防湿・防波用シート部材８ａ，８ｂ
，８ｃ，８ｄ，８ｅが配設されている。
前記発泡合戊樹脂板６，９の材料は、例えばポリウレタ
ン樹脂，スチレン樹脂、塩化ビニール樹脂、フェノール
樹脂等の発泡合成樹脂体が使用される． また、前記防湿・防液用シート部材８ａ，８ｂ＋８ ｃ
ｅ ８ ｄ ＋ ８ ｅには、例えばアルミホイルの
両面にゴムアスファルトを塗布した特殊シートが使用さ
れる． 上記構成の低温タンクの底部断熱構造にあっては，内槽
底板１ｂと外槽底板２ｂとの間の断熱構造として、泡ガ
ラス板より断熱性能に優れている発泡合成樹脂板を主な
断熱材として使用し．この発泡合成樹脂板からなる断熱
層を断熱コンクリート層でサンドイッチ構造としたもの
は、泡ガラス板を積層してなる断熱構造と比べ、断熱性
能を格段と向上させることができ、また同時に発泡合成
樹脂を単独で使用する場合に比べ、耐火性を向上させる
ことができる． 以下に、前記断熱構造による断熱性能の実験例を示す． 上下断熱コンクリート層７，３の厚さｔ，・・・・・・
２５〇一ポリウレタンフォーム断熱）ｔＩ６の厚さｔ１
・・・・・４００閣上記構造における熱抵抗Ｒは次式で
求められる．式中、λ１は断熱コンクリートの熱伝導率
，λ２はポリウレタンフォームの熱伝導率である．従来
の断熱構造の断熱性能 上部断熱コンクリート層（ＡＬＣ板）の厚さｔｉ・・・
・・・１００ｍ下部断熱コンクリート層の厚さセ，
・・・・・・５０■泡ガラス板断熱層（８層）
の厚さｔ２ ・・・・・・８００ｍ上記構造に
おける熱抵抗Ｒは次式となる。式中、λ、，λ．λ，は
」二部断熱コンクリート、泡ガラス、下部断熱コンクリ
ートの熱伝導率である．λ、 λ２ λ， ０．
１３ ０．０４５ ０．１５＝ １８ ．９
（ｒｒ？ ・ｈｒ．℃Ａａ Ｑ ）上記比較実験例から
判るように、本発明による低温タンクの底部断熱構造は
、泡ガラスを用いた従来の断熱構造に比べ，その断熱性
能を約３０〜４０％にわたって向上させることができる
，加えて、本発明による低温タンクの底部断熱構造にあ
っては、その断熱構造内に防湿・防液用シート部材８ａ
，ｓｂ，８ｃ＋ ８ｄ＋ ８ｅが配設されているので、
タンクの内容液が漏洩しても、発泡合成樹脂板からなる
断熱層ならびに外槽底板の安全を確保することができる
。
ン樹脂，スチレン樹脂、塩化ビニール樹脂、フェノール
樹脂等の発泡合成樹脂体が使用される． また、前記防湿・防液用シート部材８ａ，８ｂ＋８ ｃ
ｅ ８ ｄ ＋ ８ ｅには、例えばアルミホイルの
両面にゴムアスファルトを塗布した特殊シートが使用さ
れる． 上記構成の低温タンクの底部断熱構造にあっては，内槽
底板１ｂと外槽底板２ｂとの間の断熱構造として、泡ガ
ラス板より断熱性能に優れている発泡合成樹脂板を主な
断熱材として使用し．この発泡合成樹脂板からなる断熱
層を断熱コンクリート層でサンドイッチ構造としたもの
は、泡ガラス板を積層してなる断熱構造と比べ、断熱性
能を格段と向上させることができ、また同時に発泡合成
樹脂を単独で使用する場合に比べ、耐火性を向上させる
ことができる． 以下に、前記断熱構造による断熱性能の実験例を示す． 上下断熱コンクリート層７，３の厚さｔ，・・・・・・
２５〇一ポリウレタンフォーム断熱）ｔＩ６の厚さｔ１
・・・・・４００閣上記構造における熱抵抗Ｒは次式で
求められる．式中、λ１は断熱コンクリートの熱伝導率
，λ２はポリウレタンフォームの熱伝導率である．従来
の断熱構造の断熱性能 上部断熱コンクリート層（ＡＬＣ板）の厚さｔｉ・・・
・・・１００ｍ下部断熱コンクリート層の厚さセ，
・・・・・・５０■泡ガラス板断熱層（８層）
の厚さｔ２ ・・・・・・８００ｍ上記構造に
おける熱抵抗Ｒは次式となる。式中、λ、，λ．λ，は
」二部断熱コンクリート、泡ガラス、下部断熱コンクリ
ートの熱伝導率である．λ、 λ２ λ， ０．
１３ ０．０４５ ０．１５＝ １８ ．９
（ｒｒ？ ・ｈｒ．℃Ａａ Ｑ ）上記比較実験例から
判るように、本発明による低温タンクの底部断熱構造は
、泡ガラスを用いた従来の断熱構造に比べ，その断熱性
能を約３０〜４０％にわたって向上させることができる
，加えて、本発明による低温タンクの底部断熱構造にあ
っては、その断熱構造内に防湿・防液用シート部材８ａ
，ｓｂ，８ｃ＋ ８ｄ＋ ８ｅが配設されているので、
タンクの内容液が漏洩しても、発泡合成樹脂板からなる
断熱層ならびに外槽底板の安全を確保することができる
。
また、側部断熱構造においても，前記底部断熱構造と同
様な効果を得ることができる。
様な効果を得ることができる。
［発明の効果］
以上に述べたように、本発明によれば、低温タンクの断
熱構造において、その断熱性能の犬躯な向上が図れるば
かりでなく、タンクの内容液の漏洩事故が発生しても，
断熱層ならびに外槽底板および外槽側板の安全を確保す
ることができる。
熱構造において、その断熱性能の犬躯な向上が図れるば
かりでなく、タンクの内容液の漏洩事故が発生しても，
断熱層ならびに外槽底板および外槽側板の安全を確保す
ることができる。
第１図は本発明の一実施例を示す低温タンクの一部切断
側面図、第２図はタンク断熱構造の拡大縦断面図、第３
図は従来のタンク側部の構成を示す断面図である。 １・・・・・・・内槽．ｌａ・・・・・・・・・内槽側
板、１ｂ・・・・・・・・内槽底板、２・・・・・外槽
、２ａ・・・・・・・・・外槽側板、２ｂ・・・・・・
・・外槽底板、３・・・・・・・レベル用断熱コンクリ
ート層，４・・・・・・・・・中間断熱コンクリート層
、５ ・・・・・・・リングコンクリート層，６．９・
・・・・・・・・発泡合成樹脂板、７・・・・・・・・
・上部断熱コンクリート層，８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，
８ｅ＝防湿・防液シ一ト部材、１０・・・・・・・断熱
コンクリート層、１１・・・・・・・・・グラスウール
、１２・・・・・・・・・パーライト粉粒。
側面図、第２図はタンク断熱構造の拡大縦断面図、第３
図は従来のタンク側部の構成を示す断面図である。 １・・・・・・・内槽．ｌａ・・・・・・・・・内槽側
板、１ｂ・・・・・・・・内槽底板、２・・・・・外槽
、２ａ・・・・・・・・・外槽側板、２ｂ・・・・・・
・・外槽底板、３・・・・・・・レベル用断熱コンクリ
ート層，４・・・・・・・・・中間断熱コンクリート層
、５ ・・・・・・・リングコンクリート層，６．９・
・・・・・・・・発泡合成樹脂板、７・・・・・・・・
・上部断熱コンクリート層，８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，
８ｅ＝防湿・防液シ一ト部材、１０・・・・・・・断熱
コンクリート層、１１・・・・・・・・・グラスウール
、１２・・・・・・・・・パーライト粉粒。
Claims (2)
- （１）液化天然ガス、液化プロパンガス等の低温液体を
貯蔵するための低温タンクの断熱構造において、主なる
断熱材に発泡合成樹脂板を使用し、この発泡合成樹脂板
からなる断熱層が断熱コンクリート層によりサンドイッ
チ構造とされ、その断熱構造内に、断熱コンクリート層
の湿分およびタンク漏洩液体が前記断熱層へ浸入するの
を防止し、かつタンク漏洩液体がタンクの外槽底板へ流
れるのを防止するための防湿・防液用シート部材が配設
されていることを特徴とする低温タンクの断熱構造。 - （２）液化天然ガス、液化プロパンガス等の低温液体を
貯蔵するための低温タンクの断熱構造において、主なる
断熱材に発泡合成樹脂板を使用し、この発泡合成樹脂板
からなる断熱層が液タイト性を有する断熱コンクリート
層によりサンドイッチまたは積層構造とされ、その断熱
構造内に、断熱コンクリート層の湿分およびタンク漏洩
液体が前記断熱層へ浸入するのを防止し、かつタンク漏
洩液体がタンクの外槽底抜および側板へ流れるのを重ね
て防止するための防湿・防液用シート部材が配設されて
いることを特徴とする低温タンクの断熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20374089A JP2802779B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-08-08 | 低温タンクの断熱構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-48988 | 1989-04-26 | ||
| JP4898889 | 1989-04-26 | ||
| JP20374089A JP2802779B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-08-08 | 低温タンクの断熱構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0356797A true JPH0356797A (ja) | 1991-03-12 |
| JP2802779B2 JP2802779B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=26389332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20374089A Expired - Lifetime JP2802779B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-08-08 | 低温タンクの断熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2802779B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132564A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Ohbayashi Corp | 低温ｐｃタンクの底部構造 |
| US7837055B2 (en) | 2004-05-20 | 2010-11-23 | Exxonmobil Upstream Research Company | LNG containment system and method of assembling LNG containment system |
| CN107013802A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-08-04 | 酷泰克保温科技江苏有限公司 | 一种lng储罐保温系统 |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20374089A patent/JP2802779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7837055B2 (en) | 2004-05-20 | 2010-11-23 | Exxonmobil Upstream Research Company | LNG containment system and method of assembling LNG containment system |
| US8387334B2 (en) | 2004-05-20 | 2013-03-05 | Exxonmobil Upstream Research Company | LNG containment system and method of assembling LNG containment system |
| JP2006132564A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Ohbayashi Corp | 低温ｐｃタンクの底部構造 |
| CN107013802A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-08-04 | 酷泰克保温科技江苏有限公司 | 一种lng储罐保温系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2802779B2 (ja) | 1998-09-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3993213A (en) | Thermally insulated cryogenic container | |
| US4366917A (en) | Cryogenic tank | |
| US3814275A (en) | Cryogenic storage vessel | |
| JP6145727B2 (ja) | 真空断熱材、ならびに、これを用いた断熱容器、住宅壁、輸送機器、水素輸送タンカー、およびｌｎｇ輸送タンカー | |
| US3929247A (en) | Cryogenic tank | |
| US3931908A (en) | Insulated tank | |
| CN104968584A (zh) | 具有真空隔热构件的隔热容器 | |
| CN1997850A (zh) | 用于储存液化气体的容器 | |
| CN104995449A (zh) | 隔热容器和隔热结构体 | |
| US3491910A (en) | Low temperature storage tank | |
| US3019937A (en) | Insulated tank for storage and transportation of low boiling liquefied gas | |
| US3477606A (en) | Membrane tank structures | |
| JPH0356797A (ja) | 低温タンクの断熱構造 | |
| US3922987A (en) | Liquefied gas tanker construction using stiffener members | |
| US3870588A (en) | Method of constructing a heat insulating wall of foamed sulfur | |
| WO2021244948A1 (en) | Vacuum panel | |
| KR20200102383A (ko) | 밀봉 및 단열된 탱크 | |
| US3229473A (en) | Vessel for transporting low temperature liquids | |
| KR102249073B1 (ko) | 액화가스 저장탱크 및 이를 포함하는 선박 | |
| US3104025A (en) | Insulated storage tank | |
| US3988995A (en) | Container for liquefied gas | |
| RU228753U1 (ru) | Плоская изоляционная панель для герметичного резервуара мембранного типа | |
| US3367527A (en) | Insulating structure | |
| KR102519039B1 (ko) | 액화가스 저장탱크 및 이를 포함하는 선박 | |
| JPS61167799A (ja) | 低温液体貯槽の非常時用液密断熱構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100717 Year of fee payment: 12 |