JPH0355683A - 商品等の不正持出しチェック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えばスーパーなどのように、入場者が場
内で自由に商品を選択して、出口に設置したレジで精算
を行う非対面型の販売店のような店舗において、入場時
と退場時とにおける体重差を検出することによって、商
品の不正な持出しを防止できるようにした商品等の不正
持出しチェック装置に関する． 従来の技術 商品の不正持出しを防止することは、経営上重要なこと
であるが、実施する防止対策は順客に不快感を与えない
ようにすることが望まれる．そのために例えば、実開昭
６３−７２６８８号公報のように、物品に共振マーカを
取り付け、監視位置でこの共振マーカが電波に感応して
共振動作を起こすことによって、物品の通過をチェック
し、不正な持ち出しを防止するようにしたものがある．
また、実開昭６３−８９１７９号公報のように、出入許
可証を持つ人のみに開閉する扉を入口と出口とに設けた
小室に計量機を設けて、出入りを許される者であるか否
かと共に、重量が許容範囲を超えていないかどうかを判
定するようにした出入り選別装置もある． 発明が解決しようとする課題 上記従来の不正持出し防止方法は、持ち出しが考えられ
る品物の全部に付さなければ効果がなく、販売店等での
実施は経済的に不可能である．また、後者の計量を用い
た出入り選別装置は不特定多数の人が出入りする店舗に
は不適当である， そのために、無用な不快感を与えないように、人目に付
き難くして監視ができて、不正な人を発見し易くする不
正持出し装置を開発することが課題となっていた． 課題を解決するための手段 そこで本発明は、入口ゲートに、入場者に察知され難い
ようにして設置した１次体重測定手段と、この１次体重
測定手段が計量した秤量を記憶させた入場者カードを発
行するカード発行機とを備え、入口ゲートに対向する出
口ゲートに、退出する入場者から受け取る上記入場者カ
ード中の記憶体重を読み取るカードリーダと、上記入場
者の退出時の体重を測定する２次体重測定手段とを備え
、上記記憶体重と２次体重測定手段が測定する体重とを
比較し、出湯時の体重超過の有無を検出して警報を発信
する検出装置と、上記１次と２次の体重測定手段のそれ
ぞれの作動、カード発行機による入場者カードの発行、
ならびにカードリーダと検出装置の作動を制御する制御
装置、以上の構成を備えたことを特徴とする商品等の不
正持出しチェック装置を提供するものである． 作用 上記のように、本発明は、入口ゲートで渡す入場者カー
ドにその人の入場時の体重に相当する情報を記憶させ、
出口ゲートを出る時の体重と比較して、出湯時の体重の
方が多いとき、不正持出しがあるのではないかという警
報信号を出すようにしたので、不正のない人の通過には
何らの支障も生じない．また、計量されていることは知
らされていないので、気付かれ難い監視ができ、前記の
ような従来の欠点を除去できる． また、本発明において、前記制御装置が場内における入
場者の代謝に基づく体重減あるいは場内における飲食に
基づく体重増を見越して警戒許容範囲を設定し得るよう
に調整手段を備えている場合には、特に場内の滞留時間
の長い場所の施設に好適し、警戒信号のやたらな発信を
防止できる． また、本発明において、前記警戒信号を販売商品の精算
用レジで受信できるように備えたものは、レジのオペレ
ータがそれとなく督促できて、不正持出しを未然に防止
でき、人件費の低減化もできる． 実施例 以下に本発明の実施例を図面について説明する． 図において、Ａは人口ゲート、１は入口ゲート八の入口
側の床に設置されて入場者Ｍの体重を測定するｌ次体重
測定手段、２は１次体重測定手段ｌの秤量を記慎した入
場者カ一ド３を発行し、該ゲートＡを通過する入場者Ｍ
に受け取らせるカード発行機、Ｂは入口ゲートＡに対向
する出口ゲート、４は出口ゲートＢの一側に設けた荷受
台、５は荷受台４の側方に設置したレジ、６は出口ゲー
トＢの床に設けた２次体重測定手段で、入場者Ｍが荷受
台４に買物籠を置いてレジ５を済ませる間の体重を測定
する，７はレジ５に向う入場者Ｍに前に渡していた入場
者カ一ド３を挿入してもらうカード回収口７“を備えた
カードリーダ、８は荷受台４の内部に設けられた検出装
置である．この検出装置８は、カード回収口７゛から挿
入された入場者カ一ド３に記録されている入場時の体重
と、２次体重測定手段６が計量した退出時の体重とを比
較し、２次計量手段６の秤量がｌ次計量手段１の秤量を
超えるとき、レジ５または監視の注意が払われる場所に
設置した受信機に警報信号を発する．１０は１次と２次
の体重測定手段１．　６のそれぞれの作動と、カード発
行機２による入鳩者カード３の発行、ならびにカードリ
ーダ７と検出装１８の作動を制御するＩ１御装置である
．なお本発明の実施に際し、上記実施例のように、レジ
に際して荷受台４で買物を放したときに出湯時の体重を
測定するか、買物を持った状態で２次体重測定千段６で
計量し、荷受台４に買物の重量を計る計量機を設置して
、２次体重測定値を減算するかは、任意である． また、販売する商品の重量を商品コード、価格と共にバ
ーコードに表示しておき、買物の精算と同時に重量の精
算を行い、買物重も含めた２次体重測定値から減算する
ように構威する場合もある． 上記のように構威したこの装置は、入場者Ｍに渡した入
場者カ一ド３によって、退出する際の人を特定し、退出
時の体重が入場時の体重を超える場合に警戒信号を発す
る．したがって、不正持出しのない限り人出場者には何
らの違和感も生じさせない． 発明の効果 前述のように横威し、上記のように用いられるようにし
た本発明によれば、体重のチェックによって、商品の不
正持出しが検出できるので、前記従来方法のようなわず
らわしさがなく、経済的な運営ができ、また不正のない
顧客に無用な不快感を与えることもなく、正も竃な不正
防止効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構威を略示する立面図、第２
図は同上装置のブロック図、第３図は同上の作動フロー
チャートである． Ａ・・入口ゲート、ｌ・・１次体重測定手段、２・・カ
ード発行機、３・・入場者カード、Ｂ・・出口ゲート、
４・・荷受台、５・・レジ、６・・２次体重測定手段、
７・・カードリーダ、７゛・・カード回収口、８・・検
出装置、９・・讐報受信Ｉｍ（ランプ）１０・・制御装
置．

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）入口ゲートに、入場者に察知され難いようにして
   設置した１次体重測定手段と、この１次体重測定手段が
   計量した秤量を記憶させた入場者カードを発行するカー
   ド発行機とを備え、入口ゲートに対向する出口ゲートに
   、退出する入場者から受け取る上記入場者カード中の記
   憶体重を読み取るカードリーダと、上記入場者の退出時
   の体重を測定する２次体重測定手段とを備え、上記記憶
   体重と２次体重測定手段が測定する体重とを比較し、出
   湯時の体重超過の有無を検出して警報を発信する検出装
   置と、上記１次と２次の体重測定手段のそれぞれの作動
   、カード発行機による入場者カードの発行、ならびにカ
   ードリーダと検出装置の作動を制御する制御装置、以上
   の構成を備えたことを特徴とする商品等の不正持出しチ
   ェック装置。
2. （２）前記制御装置が、場内における入場者の代謝に基
   づく体重減あるいは場内における飲食に基づく体重増を
   見越した警戒許容範囲を設定し得る調整手段を備えてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の商品等
   の不正持出しチェック装置。
3. （３）前記検出装置からの警戒信号の発信が販売商品の
   精算用レジで受信されるように備えられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の商品等の不正持出
   しチェック装置。