JPH0353A - 歯並び矯正具 - Google Patents
歯並び矯正具Info
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- JPH0353A JPH0353A JP1133259A JP13325989A JPH0353A JP H0353 A JPH0353 A JP H0353A JP 1133259 A JP1133259 A JP 1133259A JP 13325989 A JP13325989 A JP 13325989A JP H0353 A JPH0353 A JP H0353A
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、歯並び矯正具に関し、特に人体の歯並びを矯
正するためのワイヤーおよび固定用ブラケットに関する
ものである。
正するためのワイヤーおよび固定用ブラケットに関する
ものである。
従来、人体の歯並びを矯正するための用具は、歯に所要
の押力、引力、捻力を賦与した状態を保持するワイヤー
と、そのワイヤーの力を歯に伝達しかつワイヤーを固定
するブラケットとワイヤーをブラケットに固縛する線材
とからなり、これらを歯に装着して歯に長期間荷重を作
用させ、歯の移動を惹起させることにより所期の歯並び
を得ている。ワイヤーの材料としては、歯体に矯正力を
賦与するために、高い曲げ弾性および長期間の荷重下に
あっても塑性変形の少ない材料が要求され、通常の断面
形状では金属材料でなくては対応できなかった。このた
め硬鋼線、ステンレス線、チタン、ニッケル等を含有す
る合金など、弾性率が高く塑性変形の少ない材質の金属
線材が使われている。また、ブラケットには、金属、セ
ラミック、合成樹脂等を材質とする成型加工品が使われ
ている。
の押力、引力、捻力を賦与した状態を保持するワイヤー
と、そのワイヤーの力を歯に伝達しかつワイヤーを固定
するブラケットとワイヤーをブラケットに固縛する線材
とからなり、これらを歯に装着して歯に長期間荷重を作
用させ、歯の移動を惹起させることにより所期の歯並び
を得ている。ワイヤーの材料としては、歯体に矯正力を
賦与するために、高い曲げ弾性および長期間の荷重下に
あっても塑性変形の少ない材料が要求され、通常の断面
形状では金属材料でなくては対応できなかった。このた
め硬鋼線、ステンレス線、チタン、ニッケル等を含有す
る合金など、弾性率が高く塑性変形の少ない材質の金属
線材が使われている。また、ブラケットには、金属、セ
ラミック、合成樹脂等を材質とする成型加工品が使われ
ている。
歯並び矯正は人体に過度の苦痛を与えないために、極め
て徐々に歯を移動させる必要があり、矯正ワイヤーの装
着期間は数カ月に及ぶのが通例である。従って被矯正者
は、ワイヤーを装着したまま日常生活を送っており、金
属材を口腔内に装着しているので外観の異常さが悩みで
あった。特に被矯正者は、自己の容貌、外観に最も留意
する年代層が多く、装着していても目立たない、透明ま
たは歯の色に近い外観のワイヤーやブラケットの出現が
待望されていた。
て徐々に歯を移動させる必要があり、矯正ワイヤーの装
着期間は数カ月に及ぶのが通例である。従って被矯正者
は、ワイヤーを装着したまま日常生活を送っており、金
属材を口腔内に装着しているので外観の異常さが悩みで
あった。特に被矯正者は、自己の容貌、外観に最も留意
する年代層が多く、装着していても目立たない、透明ま
たは歯の色に近い外観のワイヤーやブラケットの出現が
待望されていた。
このような要望を満足するため、より細い金属ワイヤー
や合成樹脂などでワイヤーを作成することが試みられた
が、高い曲げ弾性と塑性変形の少ないことが制約となり
、良好なワイヤーにならないのが実情である。すなわち
、従来のワイヤーは、ブラケットに固定されその曲げ弾
性によって歯に移動する力を与えているが、各種の素材
の弾性率を比較すると第1表のごとくである。
や合成樹脂などでワイヤーを作成することが試みられた
が、高い曲げ弾性と塑性変形の少ないことが制約となり
、良好なワイヤーにならないのが実情である。すなわち
、従来のワイヤーは、ブラケットに固定されその曲げ弾
性によって歯に移動する力を与えているが、各種の素材
の弾性率を比較すると第1表のごとくである。
第1表
また、金属ワイヤーに着色して、その違和感を和らげる
ことも試みられているが、使用される部位が口腔内とい
う特殊な条件下であり、剥離、欠落などの恐れがある塗
布着色は好ましいものではない。
ことも試みられているが、使用される部位が口腔内とい
う特殊な条件下であり、剥離、欠落などの恐れがある塗
布着色は好ましいものではない。
一方、ワイヤーをブラケットに固縛させる作業は、より
細い線材で各個を一つずつ結縛しており、高度の熟練と
長時間の作業を要し、より容易な装着方法の開発が望ま
れていた。
細い線材で各個を一つずつ結縛しており、高度の熟練と
長時間の作業を要し、より容易な装着方法の開発が望ま
れていた。
本発明の目的は、人体の歯並び矯正において、装着作業
が容易でかつ装着した状態でも外観に違和感の少ないワ
イヤーおよびブラケットを有する歯並び矯正具を提供す
ることにある。
が容易でかつ装着した状態でも外観に違和感の少ないワ
イヤーおよびブラケットを有する歯並び矯正具を提供す
ることにある。
本発明の第1は、歯並び矯正用ワイヤーおよびこれと組
合されて使用されるブラケッ]・とからなり、該ワイヤ
ーおよびブラケットの一方はその長手方向とほぼ直角方
向に肉厚部を任し、他方は前記肉厚部以外の部分を包み
込むように前記一方の部材に嵌合されていることを特徴
とする。
合されて使用されるブラケッ]・とからなり、該ワイヤ
ーおよびブラケットの一方はその長手方向とほぼ直角方
向に肉厚部を任し、他方は前記肉厚部以外の部分を包み
込むように前記一方の部材に嵌合されていることを特徴
とする。
また本発明の第2は、歯並び矯正用ワイヤーおよびこれ
と組合されて使用されるブラケットとからなり、該ブラ
ケットはその長手方向とほぼ直角方向に肉厚部を有し、
該ワイヤーはプラスチックスを主成分とし、かつ、前記
肉厚部以外の部分を包み込むように前記ブラケットに嵌
合されてなることを特徴とする。
と組合されて使用されるブラケットとからなり、該ブラ
ケットはその長手方向とほぼ直角方向に肉厚部を有し、
該ワイヤーはプラスチックスを主成分とし、かつ、前記
肉厚部以外の部分を包み込むように前記ブラケットに嵌
合されてなることを特徴とする。
プラスチックスは、金属に比較してその弾性率が低く(
前述の第1表参照)、同一断面では金属ワイヤーにその
まま代替えすることは困難である。
前述の第1表参照)、同一断面では金属ワイヤーにその
まま代替えすることは困難である。
本発明では、曲げに対する弾性力を高めるために、曲げ
方向(ワイヤーの長手方向)と直角の方向に補強部(肉
厚部)を設けるか、またはワイヤーの幅を拡げて総断面
積を増し、素材固有の弾性力の不足を断面形状を変える
ことによって力学的に補うことにより従来ワイヤーに利
用できなかったプラスチックス(高分子材料)などを使
用することが可能となった。
方向(ワイヤーの長手方向)と直角の方向に補強部(肉
厚部)を設けるか、またはワイヤーの幅を拡げて総断面
積を増し、素材固有の弾性力の不足を断面形状を変える
ことによって力学的に補うことにより従来ワイヤーに利
用できなかったプラスチックス(高分子材料)などを使
用することが可能となった。
以下、本発明を図面を参照して説明する。第1図は、本
発明(第1発明)の歯並び矯正具を歯に装着した状態を
示す説明図、第2図は、第1図のワイヤー2の拡大部分
斜視図、第3図は、ブラケット3の拡大図である。この
矯正具は、歯Iの表面に側面が接着される断面C字状(
または馬蹄形状)のブラケット3と、該ブラケット3内
に嵌合されたワイヤー2とからなる。ワイヤー2はその
長手方向と直角方向に肉厚部(凸部)2Aを有し、この
肉厚部2A以外の部分がブラケット3内に嵌合されてい
る。
発明(第1発明)の歯並び矯正具を歯に装着した状態を
示す説明図、第2図は、第1図のワイヤー2の拡大部分
斜視図、第3図は、ブラケット3の拡大図である。この
矯正具は、歯Iの表面に側面が接着される断面C字状(
または馬蹄形状)のブラケット3と、該ブラケット3内
に嵌合されたワイヤー2とからなる。ワイヤー2はその
長手方向と直角方向に肉厚部(凸部)2Aを有し、この
肉厚部2A以外の部分がブラケット3内に嵌合されてい
る。
本発明によるワイヤーおよびブラケットの装着にあたっ
ては、まずブラケット3を歯の表面に接着し、しかる後
ワイヤー2をはめ込む。はめこみ作業は短時間で容易に
行われ、従来のように細線材で結縛しないので、作業時
間が著しく短かくてすむ。ワイヤー2は前記所定の歯に
所要の押力、引力または検力を与えるようにその両端が
適当な歯に固縛される。
ては、まずブラケット3を歯の表面に接着し、しかる後
ワイヤー2をはめ込む。はめこみ作業は短時間で容易に
行われ、従来のように細線材で結縛しないので、作業時
間が著しく短かくてすむ。ワイヤー2は前記所定の歯に
所要の押力、引力または検力を与えるようにその両端が
適当な歯に固縛される。
矯正用ワイヤー2およびブラケット3の構成材料として
は、ポリオレフィン、ポリビニール、ポリエステル、ポ
リオキシメチレン、ポリカーボネートなど合成繊維、合
成樹脂、またはこれらを主成分とし、セラミック、金属
等の物性改良材を混合したものが好ましく、特に高弾性
を有し、吸湿性少なく、かつ80°C以下の湿潤雰囲気
下でヅ性変形をおこしに(いものが好ましく使用される
。
は、ポリオレフィン、ポリビニール、ポリエステル、ポ
リオキシメチレン、ポリカーボネートなど合成繊維、合
成樹脂、またはこれらを主成分とし、セラミック、金属
等の物性改良材を混合したものが好ましく、特に高弾性
を有し、吸湿性少なく、かつ80°C以下の湿潤雰囲気
下でヅ性変形をおこしに(いものが好ましく使用される
。
なお、外観にそれ程表れない方のブラケットまたはワイ
ヤーを従来の金属材料等で構成したり、また金属材料等
をプラスチックスで被覆した複合材料を使用することも
可能である。
ヤーを従来の金属材料等で構成したり、また金属材料等
をプラスチックスで被覆した複合材料を使用することも
可能である。
人体の口腔は、常に高温状態にあり、その温度も平時3
5〜40°Cで飲食物等の影響により一時的に80°C
近い温度になることもある。この雰囲気の中にあって、
ワイヤーが荷重下で塑性変形すると、歯に矯正力を与え
ることができない。同時に、食物などに混在する諸色素
によって汚染、変色しに(い材質であることも必要であ
る。このような見地から、上記素材のうち、特にポリエ
ステルを主成分とする材料が好ましい。ポリエステルは
それ自体透明度が高く、またこれに粉体を分散混合させ
ることにより白色化し、しかも外部からの汚染に比較的
高い抵抗力をもっている。
5〜40°Cで飲食物等の影響により一時的に80°C
近い温度になることもある。この雰囲気の中にあって、
ワイヤーが荷重下で塑性変形すると、歯に矯正力を与え
ることができない。同時に、食物などに混在する諸色素
によって汚染、変色しに(い材質であることも必要であ
る。このような見地から、上記素材のうち、特にポリエ
ステルを主成分とする材料が好ましい。ポリエステルは
それ自体透明度が高く、またこれに粉体を分散混合させ
ることにより白色化し、しかも外部からの汚染に比較的
高い抵抗力をもっている。
第4図は、第2の発明による歯並び矯正具の実施例を示
すものでブラケット3に肉厚部3Aを設け、ワイヤー2
を断面C字状(または馬蹄形状)に形成し、これに前記
ブラケット3の肉厚部3A以外の部分を嵌合させたもの
である。さらに第5図は、第4図のワイヤー2の幅方向
の端部に断面り字状の補強部5を設けたものである。
すものでブラケット3に肉厚部3Aを設け、ワイヤー2
を断面C字状(または馬蹄形状)に形成し、これに前記
ブラケット3の肉厚部3A以外の部分を嵌合させたもの
である。さらに第5図は、第4図のワイヤー2の幅方向
の端部に断面り字状の補強部5を設けたものである。
次に本発明の効果を従来技術と比較して述べる。
本発明によるワイヤーとブラケットは、それらの断面が
第1図および第4図に示すように、いずれか一方が凸、
他方が凹となっており、その凸凹を相はめ合わせること
により、従来のようにワイヤー七ブラケットを細線材な
どで結縛することなく、ワイヤーとブラケットを容易に
固定することができる。さらに従来技術のブラケットは
、表面に溝があり、この溝へワイヤーを挿入して細線材
で固定するようになっていたが、本発明においては、凹
側(第1図の場合はブラケット側、第4図、第5図の場
合はワイヤー側)は単なる溝ではなく、凸側3Aを包み
込むようなツメ部分4をもった構造(断面C形状)にな
っており、ワイヤーとブラケットを細線材で結縛しなく
ても、離脱を確実に防ぐことができる。
第1図および第4図に示すように、いずれか一方が凸、
他方が凹となっており、その凸凹を相はめ合わせること
により、従来のようにワイヤー七ブラケットを細線材な
どで結縛することなく、ワイヤーとブラケットを容易に
固定することができる。さらに従来技術のブラケットは
、表面に溝があり、この溝へワイヤーを挿入して細線材
で固定するようになっていたが、本発明においては、凹
側(第1図の場合はブラケット側、第4図、第5図の場
合はワイヤー側)は単なる溝ではなく、凸側3Aを包み
込むようなツメ部分4をもった構造(断面C形状)にな
っており、ワイヤーとブラケットを細線材で結縛しなく
ても、離脱を確実に防ぐことができる。
従来の金属ワイヤーは、外観の違和感を少しでも和らげ
るために、断面をできるだけ小さくし、かつ曲げに対す
る弾性を高めるために断面形状は円型かこれに近い方形
にしなければならなかったが、本発明においてはプラス
チックス等をワイヤーの材質に選定することができるの
で、その外観は装着時の違和感が少なくなるように成形
、着色でき、例えば断面を大きくしたり帯状や歯の外観
を模した形状にすることができる等、形状選択の自由度
が大幅に増大する。例えば第4図に示すように、ワイヤ
ー2の横幅を広くとり、ブラケットを外部から完全に遮
蔽することができ、さらにはワイヤー幅を歯の長さまた
は歯と歯ぐきの一部をもおおう幅にして、その表面に歯
の形状を型押しするなどして、−見栄そのものであるか
のごとき外観にすることもできる。この場合、外部から
全く見えないブラケット3は、もはや外観などに配慮す
る必要はなく、歯やワイヤーとの固定性、加工容易性な
どの要因を優先して材料を選定することができる。
るために、断面をできるだけ小さくし、かつ曲げに対す
る弾性を高めるために断面形状は円型かこれに近い方形
にしなければならなかったが、本発明においてはプラス
チックス等をワイヤーの材質に選定することができるの
で、その外観は装着時の違和感が少なくなるように成形
、着色でき、例えば断面を大きくしたり帯状や歯の外観
を模した形状にすることができる等、形状選択の自由度
が大幅に増大する。例えば第4図に示すように、ワイヤ
ー2の横幅を広くとり、ブラケットを外部から完全に遮
蔽することができ、さらにはワイヤー幅を歯の長さまた
は歯と歯ぐきの一部をもおおう幅にして、その表面に歯
の形状を型押しするなどして、−見栄そのものであるか
のごとき外観にすることもできる。この場合、外部から
全く見えないブラケット3は、もはや外観などに配慮す
る必要はなく、歯やワイヤーとの固定性、加工容易性な
どの要因を優先して材料を選定することができる。
本発明によれば、ワイヤーおよびブラケットの装着時に
細線材でこれらを結縛する必要がなく、作業時間が著し
く短縮され、また装着はワイヤーとブラケットを嵌め合
わせるだけでよいのでW)純度を要しない。さらに装着
時の外観は、ワイヤーまたはブラケットとして透明また
は白色のプラスチックスを使用することができるので、
歯そのものの外観に酷似し、違和感が少なく、被装着者
に歓迎されるものである。
細線材でこれらを結縛する必要がなく、作業時間が著し
く短縮され、また装着はワイヤーとブラケットを嵌め合
わせるだけでよいのでW)純度を要しない。さらに装着
時の外観は、ワイヤーまたはブラケットとして透明また
は白色のプラスチックスを使用することができるので、
歯そのものの外観に酷似し、違和感が少なく、被装着者
に歓迎されるものである。
第4図に示すようなワイヤー2およびブラケット3を作
成した。材質はワイヤーおよびブラケットともに、ポリ
エチレンテレフタレートを主体に、少量の酸化チタンを
配合したものを使用した。ワイヤー2は巾4.0鵬、厚
さ3.0 mmとし、片面に深さ2.0鵠、巾3゜Om
mの溝を彫り、溝の淵には厚さIMの爪部4を取り付け
、さらに切断と熱固定により、全長20cmの断面馬蹄
型に成型しである。
成した。材質はワイヤーおよびブラケットともに、ポリ
エチレンテレフタレートを主体に、少量の酸化チタンを
配合したものを使用した。ワイヤー2は巾4.0鵬、厚
さ3.0 mmとし、片面に深さ2.0鵠、巾3゜Om
mの溝を彫り、溝の淵には厚さIMの爪部4を取り付け
、さらに切断と熱固定により、全長20cmの断面馬蹄
型に成型しである。
ブラケット3は、中3.Qmm、長さ3.51nff+
、高さ3、511mのT字型に成形し、肉厚部3Aを有
するものとした。
、高さ3、511mのT字型に成形し、肉厚部3Aを有
するものとした。
ブラケット3は、所定の歯に接着剤を用いて固定した。
ワイヤー2は、その溝に各ブラケット3の頭を順次通し
固定した。歯の不整によりワイヤーは平坦にはならない
が、ワイヤーの弾性により不整箇所に矯正力が働き、所
期の目的を達した。
固定した。歯の不整によりワイヤーは平坦にはならない
が、ワイヤーの弾性により不整箇所に矯正力が働き、所
期の目的を達した。
歯に装着されたワイヤーおよびブラケットは白色であり
、違和感なく、長期の装着にも支障はなかった。
、違和感なく、長期の装着にも支障はなかった。
第1図、第3図、第4図は、それぞれ本発明によるワイ
ヤーおよびブラケットの装着時の説明図であり、特に第
1図はブラケットが凹型、第3図、第4図は凸型となっ
ているもの、第2図は、本発明の実施例のワイヤー、第
3図は同じくブラケットをそれぞれ示す説明図、第5図
はワイヤーの両端に補強部を設けた同様な説明図である
。 ■・・・歯、2・・・ワイヤー 2A・・・肉厚部、3
・・・ブラケット、3A・・・肉厚部、4・・・爪部、
5・・・補強部。
ヤーおよびブラケットの装着時の説明図であり、特に第
1図はブラケットが凹型、第3図、第4図は凸型となっ
ているもの、第2図は、本発明の実施例のワイヤー、第
3図は同じくブラケットをそれぞれ示す説明図、第5図
はワイヤーの両端に補強部を設けた同様な説明図である
。 ■・・・歯、2・・・ワイヤー 2A・・・肉厚部、3
・・・ブラケット、3A・・・肉厚部、4・・・爪部、
5・・・補強部。
Claims (2)
- (1)歯並び矯正用ワイヤーおよびこれと組合されて使
用されるブラケットとからなり、該ワイヤーおよびブラ
ケットの一方はその長手方向とほぼ直角方向に肉厚部を
有し、他方は前記肉厚部以外の部分を包み込むように前
記一方の部材に嵌合されていることを特徴とする歯並び
矯正具。 - (2)歯並び矯正用ワイヤーおよびこれと組合されて使
用されるブラケットとからなり、該ブラケットはその長
手方向とほぼ直角方向に肉厚部を有し、該ワイヤーはプ
ラスチックスを主成分とし、かつ、前記肉厚部以外の部
分を包み込むように前記ブラケットに嵌合されてなるこ
とを特徴とする歯並び矯正具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133259A JPH0353A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 歯並び矯正具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133259A JPH0353A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 歯並び矯正具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353A true JPH0353A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15100437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1133259A Pending JPH0353A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 歯並び矯正具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225159A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Sato Corp | ラベル発行システム及びラベル発行方法 |
US6528856B1 (en) * | 1998-12-15 | 2003-03-04 | Intel Corporation | High dielectric constant metal oxide gate dielectrics |
JP2015009023A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | サンメディカル株式会社 | 保定用ワイヤー |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP1133259A patent/JPH0353A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6528856B1 (en) * | 1998-12-15 | 2003-03-04 | Intel Corporation | High dielectric constant metal oxide gate dielectrics |
JP2002225159A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Sato Corp | ラベル発行システム及びラベル発行方法 |
JP2015009023A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | サンメディカル株式会社 | 保定用ワイヤー |
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