JPH0353572Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0353572Y2 JPH0353572Y2 JP1985139663U JP13966385U JPH0353572Y2 JP H0353572 Y2 JPH0353572 Y2 JP H0353572Y2 JP 1985139663 U JP1985139663 U JP 1985139663U JP 13966385 U JP13966385 U JP 13966385U JP H0353572 Y2 JPH0353572 Y2 JP H0353572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- charging
- thermally responsive
- batteries
- series
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- OJIJEKBXJYRIBZ-UHFFFAOYSA-N cadmium nickel Chemical compound [Ni].[Cd] OJIJEKBXJYRIBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 108091027981 Response element Proteins 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はVTR用等に使われているニツケルカ
ドミウム電池のような複数個の電池を互いに電気
接続して樹脂製ケースに収納し一つのパツク電池
とする電池に係り、該電池に充電制御用として組
込まれてなる熱応動素子の接続方法に関するもの
である。
ドミウム電池のような複数個の電池を互いに電気
接続して樹脂製ケースに収納し一つのパツク電池
とする電池に係り、該電池に充電制御用として組
込まれてなる熱応動素子の接続方法に関するもの
である。
(ロ) 従来の技術
一般に2次電池の充電において、過充電はその
充放電サイクル寿命の短縮(所謂劣化)を早めた
り、過剰熱による危険状態に至らしめたりするの
で避けなければならない。
充放電サイクル寿命の短縮(所謂劣化)を早めた
り、過剰熱による危険状態に至らしめたりするの
で避けなければならない。
従来過充電から2次電池を保護して充電する装
置としては充電時の電池電圧、温度、電気量等を
検知して充電を制御する方法が知られているが、
この中でも制御装置が比較的簡単であるという理
由から熱応動素子(設定温度以上でOFFとなる
スイツチ)を用いた方式が多く採用されている
(例えば特開昭57−193943号公報を参照)。この種
の熱応動素子101は第2図a,bに示す如く電
池102に接触させておくが、またはごく近くに
セツトするのが常であり、また複数個の電池を直
列に接続して充電する場合には、例えば第3図に
示すように、いずれか1個の電池103にのみ熱
応動素子104をセツトするのが常法である。
置としては充電時の電池電圧、温度、電気量等を
検知して充電を制御する方法が知られているが、
この中でも制御装置が比較的簡単であるという理
由から熱応動素子(設定温度以上でOFFとなる
スイツチ)を用いた方式が多く採用されている
(例えば特開昭57−193943号公報を参照)。この種
の熱応動素子101は第2図a,bに示す如く電
池102に接触させておくが、またはごく近くに
セツトするのが常であり、また複数個の電池を直
列に接続して充電する場合には、例えば第3図に
示すように、いずれか1個の電池103にのみ熱
応動素子104をセツトするのが常法である。
ところで近年前記第3図に示したような複数個
の電池を直列に接続してなるパツク電池(以下直
列接続電池と云う)を更に複数個並列に接続して
大容量化を図つたものが見られるようになつてき
た。この場合各直列接続電池に熱的結合をする熱
応動素子の接続方法には2通りある。1つは第4
図に示す如く全ての熱応動素子を直列に電気接続
する方法である。この場合いずれか1つの直列接
続電池が他の直列接続電池に比べて大きな容量低
下を生じた場合に、その直列接続電池は他の直列
接続電池に比べて早く満充電に達し、熱的に結合
された熱応動素子がOFFとなつて充電が終了し
てしまうため、全体として充電不足となつてしま
う欠点がある。また熱応動素子がOFF状態のま
ま故障した場合にも同様の事態が生じる。一方第
5図に示すように熱応動素子を全て並列接続した
場合には全ての熱応動素子がOFFするまで充電
が継続して行われるため、どの直列接続電池も充
電不足になることはないが、もし1つでも熱応動
素子が接点焼付等が原因で設定温度になつても
OFFにならない場合には充電が終了せず過充電
状態が長時間続くという欠点がある。また熱応動
素子が熱的に結合された素電池自身がシヨートし
ている場合には充電してもその電池の温度は上が
らないので、いつまでたつても熱応動素子が働か
ず、従つて第4図の例で先に説明したのと同じ状
態になり問題であつた。
の電池を直列に接続してなるパツク電池(以下直
列接続電池と云う)を更に複数個並列に接続して
大容量化を図つたものが見られるようになつてき
た。この場合各直列接続電池に熱的結合をする熱
応動素子の接続方法には2通りある。1つは第4
図に示す如く全ての熱応動素子を直列に電気接続
する方法である。この場合いずれか1つの直列接
続電池が他の直列接続電池に比べて大きな容量低
下を生じた場合に、その直列接続電池は他の直列
接続電池に比べて早く満充電に達し、熱的に結合
された熱応動素子がOFFとなつて充電が終了し
てしまうため、全体として充電不足となつてしま
う欠点がある。また熱応動素子がOFF状態のま
ま故障した場合にも同様の事態が生じる。一方第
5図に示すように熱応動素子を全て並列接続した
場合には全ての熱応動素子がOFFするまで充電
が継続して行われるため、どの直列接続電池も充
電不足になることはないが、もし1つでも熱応動
素子が接点焼付等が原因で設定温度になつても
OFFにならない場合には充電が終了せず過充電
状態が長時間続くという欠点がある。また熱応動
素子が熱的に結合された素電池自身がシヨートし
ている場合には充電してもその電池の温度は上が
らないので、いつまでたつても熱応動素子が働か
ず、従つて第4図の例で先に説明したのと同じ状
態になり問題であつた。
更に複数個のパツク電池を充電する充電回路と
して公報では特開昭58−83537号公報に開示され
ている「電池の充電装置」が知られている。この
技術は個々の電池ブロツク内の被充電電池を個別
に充電する充電支路と、前記電池の充電による上
昇温度を検知する感温素子を含み、各充電支路に
対応して設けられる複数の温度検知支路と、充電
支路の異常電圧を検出する検出回路と、前記検知
支路からの検知出力又は検出回路からの検出出力
に基いてトリガ−パルスを発生するパルス発生器
と、前記トリガ−パルスに基いて出力パルスが順
次切換わり前記複数の充電支路の給電を切換える
自動切換回路とよりなるもので、複数のパツク電
池を順次充電してゆくものである。この場合同時
に全ての電池を充電しようとすると各パツク電池
に熱的結合してなるサーモスタツトは先の第4図
及び第5図のような直列又は並列の回路にしかな
らず前述の問題点は解決できない。
して公報では特開昭58−83537号公報に開示され
ている「電池の充電装置」が知られている。この
技術は個々の電池ブロツク内の被充電電池を個別
に充電する充電支路と、前記電池の充電による上
昇温度を検知する感温素子を含み、各充電支路に
対応して設けられる複数の温度検知支路と、充電
支路の異常電圧を検出する検出回路と、前記検知
支路からの検知出力又は検出回路からの検出出力
に基いてトリガ−パルスを発生するパルス発生器
と、前記トリガ−パルスに基いて出力パルスが順
次切換わり前記複数の充電支路の給電を切換える
自動切換回路とよりなるもので、複数のパツク電
池を順次充電してゆくものである。この場合同時
に全ての電池を充電しようとすると各パツク電池
に熱的結合してなるサーモスタツトは先の第4図
及び第5図のような直列又は並列の回路にしかな
らず前述の問題点は解決できない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案が解決しようとする問題点は熱応動素子
の誤動作或いは電池のシヨートに左右されず満充
電時を的確に検出して充電制御を正確に行ない過
充電による電池の損傷を防ぐことにある。
の誤動作或いは電池のシヨートに左右されず満充
電時を的確に検出して充電制御を正確に行ない過
充電による電池の損傷を防ぐことにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、複数個の被充電電池を直列に接続し
て一体となした電池群と、前記被充電電池に熱的
に結合されると共に、電池の温度変化によりスイ
ツチング動作をする複数個の熱応動素子を、並列
に接続した素子群と、前記熱応動素子のスイツチ
ング動作を検出する充電電流制御端子と、充電電
流を供給する充電電流出力端子とを備え、前記ス
イツチング動作の検出に基づき前記出力端子への
充電電流の供給を制御するコントローラとからな
る電池充電装置であつて、前記電池群は、各々並
列に複数個接続され且つ前記出力端子に接続され
ており、前記素子群は、各々直列に複数個接続さ
れ且つ前記制御端子に接続されており、少なくと
も1つの前記素子群において、全ての前記熱応動
素子がスイツチング動作したとき、前記コントロ
ーラが充電電流の供給を停止するものである。
て一体となした電池群と、前記被充電電池に熱的
に結合されると共に、電池の温度変化によりスイ
ツチング動作をする複数個の熱応動素子を、並列
に接続した素子群と、前記熱応動素子のスイツチ
ング動作を検出する充電電流制御端子と、充電電
流を供給する充電電流出力端子とを備え、前記ス
イツチング動作の検出に基づき前記出力端子への
充電電流の供給を制御するコントローラとからな
る電池充電装置であつて、前記電池群は、各々並
列に複数個接続され且つ前記出力端子に接続され
ており、前記素子群は、各々直列に複数個接続さ
れ且つ前記制御端子に接続されており、少なくと
も1つの前記素子群において、全ての前記熱応動
素子がスイツチング動作したとき、前記コントロ
ーラが充電電流の供給を停止するものである。
(ホ) 作用
いずれか1つの電池群がたの電池群に比べて大
きく容量低下を生じた場合、この電池群は他の電
池群に比べて早く満充電に達し、該電池群の温度
上昇によりこれに熱的結合する熱応動素子が
OFFするが、全体としてはOFFにならず充電は
継続される。また何等かの原因でいずれか1つの
熱応動素子が故障しOFF状態のままになつた場
合でも同様である。更にいずれか1つの熱応動素
子が故障し、ON状態のままになつた場合でも熱
応動素子を並列接続した他の電池群で満充電にな
ればOFFとなるので全体として過充電となるこ
とはない。
きく容量低下を生じた場合、この電池群は他の電
池群に比べて早く満充電に達し、該電池群の温度
上昇によりこれに熱的結合する熱応動素子が
OFFするが、全体としてはOFFにならず充電は
継続される。また何等かの原因でいずれか1つの
熱応動素子が故障しOFF状態のままになつた場
合でも同様である。更にいずれか1つの熱応動素
子が故障し、ON状態のままになつた場合でも熱
応動素子を並列接続した他の電池群で満充電にな
ればOFFとなるので全体として過充電となるこ
とはない。
(ヘ) 実施例
以下本考案電池充電装置を第1図の一実施回路
図に基いて詳細に説明する。
図に基いて詳細に説明する。
1は商用交流電源に接続され、交流を直流の充
電電流に変換すると共に該充電電流の通電制御を
行うコントローラ、21,22…は該コントローラ
1の出力端子3,4間に抵抗51,52…を介して
互いに並列に接続されてなる電池群、6,7,
8,9は前記コントローラ1の制御端子10,1
1間に直列に接続されてなる素子群である。
電電流に変換すると共に該充電電流の通電制御を
行うコントローラ、21,22…は該コントローラ
1の出力端子3,4間に抵抗51,52…を介して
互いに並列に接続されてなる電池群、6,7,
8,9は前記コントローラ1の制御端子10,1
1間に直列に接続されてなる素子群である。
前記電池群21,22…はNo.1〜No.40迄の40個が
並列に接続されており、各々には複数個の素電池
12,12…が直列接続されている。また前記素
子群6,7,8,9はNo.1〜No.40迄の40個の熱応
動素子即ちサーモスタツト131,132…が4つ
のブロツクに分割され、各ブロツク内で並列に接
続されている。そして番号の一致する電池群21,
22…及びサーモスタツト131,132…におい
ては従来例の第4図及び第5図に示したように電
池群21,22…を構成する素電池12,12…の
一つにサーモスタツト131,132…が対応して
熱的結合されている。
並列に接続されており、各々には複数個の素電池
12,12…が直列接続されている。また前記素
子群6,7,8,9はNo.1〜No.40迄の40個の熱応
動素子即ちサーモスタツト131,132…が4つ
のブロツクに分割され、各ブロツク内で並列に接
続されている。そして番号の一致する電池群21,
22…及びサーモスタツト131,132…におい
ては従来例の第4図及び第5図に示したように電
池群21,22…を構成する素電池12,12…の
一つにサーモスタツト131,132…が対応して
熱的結合されている。
前記各電池群21,22…は例えば10AH容量の
ニツケルカドミウム電池を10個直列に接続して全
体として12V、10AHのパツク電池とされる。ま
た前記サーモスタツト131,132…はニツケル
カドミウム電池の満充電時の電池温度に相当する
45℃になると開成状態となるように設定される。
そして前記コントローラ1は前記サーモスタツト
131,132…の開成状態を検出して充電を停止
させる働きをする。
ニツケルカドミウム電池を10個直列に接続して全
体として12V、10AHのパツク電池とされる。ま
た前記サーモスタツト131,132…はニツケル
カドミウム電池の満充電時の電池温度に相当する
45℃になると開成状態となるように設定される。
そして前記コントローラ1は前記サーモスタツト
131,132…の開成状態を検出して充電を停止
させる働きをする。
更に第1図の実施例では12V10AHの電池群2
1,22…に電流制限用の抵抗51,52…を夫々直
列に接続した上で40個並列に接続して全体として
12V400AHの電池を構成している。
1,22…に電流制限用の抵抗51,52…を夫々直
列に接続した上で40個並列に接続して全体として
12V400AHの電池を構成している。
以上の構成を有する電池充電装置において、充
電開始時点では全てのサーモスタツト131,1
32…は閉成状態にある。そして充電末期になる
と、該サーモスタツト131,132…は一斉に開
成状態に変化してゆく。
電開始時点では全てのサーモスタツト131,1
32…は閉成状態にある。そして充電末期になる
と、該サーモスタツト131,132…は一斉に開
成状態に変化してゆく。
例えば第1図のNo.1〜No.10のサーモスタツト1
31,1310が全て開成すれば全体としてNo.11〜
No.40のサーモスタツト1311,1340も開成した
のと等価となり、コントローラ1が作動して充電
が停止する。
31,1310が全て開成すれば全体としてNo.11〜
No.40のサーモスタツト1311,1340も開成した
のと等価となり、コントローラ1が作動して充電
が停止する。
異常状態、例えば第1図におけるNo.12のサーモ
スタツト1312が熱的結合されているNo.2の電池
群の中の素電池が何等かの理由によつて容量が低
下し、他の素電池に比べて早く満充電に達してそ
の電池の温度が45℃を超えて該No.12のサーモスタ
ツト1312が開成しても、素子群7は全体として
開成状態にはならないので充電は停止することな
く、他の素電池131,132…が満充電となるま
で充電が継続して充電不足にはならない。また前
記No.12のサーモスタツト1312が故障して開成し
てしまつた場合でも同様に他の素電池131,1
32…が満充電になるまで充電は正常に行われる。
スタツト1312が熱的結合されているNo.2の電池
群の中の素電池が何等かの理由によつて容量が低
下し、他の素電池に比べて早く満充電に達してそ
の電池の温度が45℃を超えて該No.12のサーモスタ
ツト1312が開成しても、素子群7は全体として
開成状態にはならないので充電は停止することな
く、他の素電池131,132…が満充電となるま
で充電が継続して充電不足にはならない。また前
記No.12のサーモスタツト1312が故障して開成し
てしまつた場合でも同様に他の素電池131,1
32…が満充電になるまで充電は正常に行われる。
また例えば素子群8のNo.21のサーモスタツト1
321が故障して閉成状態となつた場合でも他の素
子群6,7,9で充電終了時に開成状態となれば
充電には差しつかえない。また素子群9のNo.32の
サーモスタツト1332が結合している素電池がシ
ヨート状態になり充電末期になつても温度が上昇
せず、当該サーモスタツトが開成状態にならない
場合でも、他の素子群6,7,8が正常に働きさ
えすれば他の素電池の充電には差しつかえない。
321が故障して閉成状態となつた場合でも他の素
子群6,7,9で充電終了時に開成状態となれば
充電には差しつかえない。また素子群9のNo.32の
サーモスタツト1332が結合している素電池がシ
ヨート状態になり充電末期になつても温度が上昇
せず、当該サーモスタツトが開成状態にならない
場合でも、他の素子群6,7,8が正常に働きさ
えすれば他の素電池の充電には差しつかえない。
(ト) 考案の効果
本考案は以上の説明の如く、複数個の被充電電
池を直列に接続して一体となした電池群と、前記
被充電電池に熱的に結合されると共に、電池の温
度変化によりスイツチング動作をする複数個の熱
応動素子を、並列に接続した素子群と、前記熱応
動素子のスイツチング動作を検出する充電電流制
御端子と、充電電流を供給する充電電流出力端子
とを備え、前記スイツチング動作の検出に基づき
前記出力端子への充電電流の供給を制御するコン
トローラとからなる電池充電装置であつて、前記
電池群は、各々並列に複数個接続され且つ前記出
力端子に接続されており、前記素子群は、各々直
列に複数個接続され且つ前記制御端子に接続され
ており、少なくとも1つの前記素子群において、
全ての前記熱応動素子がスイツチング動作したと
き、前記コントローラが充電電流の供給を停止す
るものであるから、 (1) いずれかの熱応動素子が故障してON状態ま
たはOFF状態に固定されたとしても電池はほ
ぼ均等に満充電に達するまで充電することがで
きる。
池を直列に接続して一体となした電池群と、前記
被充電電池に熱的に結合されると共に、電池の温
度変化によりスイツチング動作をする複数個の熱
応動素子を、並列に接続した素子群と、前記熱応
動素子のスイツチング動作を検出する充電電流制
御端子と、充電電流を供給する充電電流出力端子
とを備え、前記スイツチング動作の検出に基づき
前記出力端子への充電電流の供給を制御するコン
トローラとからなる電池充電装置であつて、前記
電池群は、各々並列に複数個接続され且つ前記出
力端子に接続されており、前記素子群は、各々直
列に複数個接続され且つ前記制御端子に接続され
ており、少なくとも1つの前記素子群において、
全ての前記熱応動素子がスイツチング動作したと
き、前記コントローラが充電電流の供給を停止す
るものであるから、 (1) いずれかの熱応動素子が故障してON状態ま
たはOFF状態に固定されたとしても電池はほ
ぼ均等に満充電に達するまで充電することがで
きる。
(2) いずれかの電池が他の電池に比べて著しい容
量劣化を生じて他の電池に比べて著しく早く満
充電となり、この電池に熱的結合された熱応動
素子がOFFになつても他の電池の充電は正常
に行うことができ、またいずれかの電池がシヨ
ート状態となり、充電末期となつても発熱しな
い場合においても他の電池の充電を正常に行う
ことができる。
量劣化を生じて他の電池に比べて著しく早く満
充電となり、この電池に熱的結合された熱応動
素子がOFFになつても他の電池の充電は正常
に行うことができ、またいずれかの電池がシヨ
ート状態となり、充電末期となつても発熱しな
い場合においても他の電池の充電を正常に行う
ことができる。
等の効果が期待できる。
第1図は本考案電池充電装置の一実施回路図、
第2図aは熱応動素子の電池への取付説明図、b
はaの等価回路図、第3図は直列に接続した電池
への熱応動素子の接続法を示す回路図、第4図は
従来の熱応動素子の接続回路図、第5図は同じく
第4図とは異なる従来の熱応動素子の接続回路図
である。 12,12……被充電電池、21,22…240…
…電池群、131,132…1340……熱応動素
子、6,7,8,9……素子群。
第2図aは熱応動素子の電池への取付説明図、b
はaの等価回路図、第3図は直列に接続した電池
への熱応動素子の接続法を示す回路図、第4図は
従来の熱応動素子の接続回路図、第5図は同じく
第4図とは異なる従来の熱応動素子の接続回路図
である。 12,12……被充電電池、21,22…240…
…電池群、131,132…1340……熱応動素
子、6,7,8,9……素子群。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数個の被充電電池を直列に接続して一体とな
した電池群と、 前記被充電電池に熱的に結合されると共に、電
池の温度変化によりスイツチング動作をする複数
個の熱応動素子を、並列に接続した素子群と、 前記熱応動素子のスイツチング動作を検出する
充電電流制御端子と、充電電流を供給する充電電
流出力端子とを備え、前記スイツチング動作の検
出に基づき前記出力端子への充電電流の供給を制
御するコントローラとからなる電池充電装置であ
つて、 前記電池群は、各々並列に複数個接続され且つ
前記出力端子に接続されており、 前記素子群は、各々直列に複数個接続され且つ
前記制御端子に接続されており、 少なくとも1つの前記素子群において、全ての
前記熱応動素子がスイツチング動作したとき、前
記コントローラが充電電流の供給を停止する電池
充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985139663U JPH0353572Y2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985139663U JPH0353572Y2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248134U JPS6248134U (ja) | 1987-03-25 |
JPH0353572Y2 true JPH0353572Y2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=31045780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985139663U Expired JPH0353572Y2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353572Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4612022B2 (ja) * | 2007-07-18 | 2011-01-12 | 日本電信電話株式会社 | 電池システム |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP1985139663U patent/JPH0353572Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248134U (ja) | 1987-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11522370B2 (en) | Equalization circuit, a charging device and an energy storage device | |
US5920181A (en) | Battery protection system and process for charging a battery | |
TWI436549B (zh) | 先進可充電式電池系統,具有其之汽車,以及其之充電方法 | |
US7786699B2 (en) | Power supply charger and method of charging | |
EP0440756B1 (en) | Battery assembly and charging system | |
US20130285598A1 (en) | Multiple cell battery charger configured with a parallel topology | |
CN101459267A (zh) | 电池组 | |
CN115461536B (zh) | 具有多个电池组兼容性的车辆电池跨接启动器 | |
CN102077440A (zh) | 充电系统和电池组 | |
WO2016149440A1 (en) | Buck pre-charger for series-connected battery modules | |
US4311952A (en) | Battery charging system | |
US4045720A (en) | Automatic resetting temperature controlled battery changing system | |
US20140103877A1 (en) | Battery management system | |
TWI693772B (zh) | 具有針對每一串聯二次電池芯進行充電管理功能的電池模組 | |
JPH0353572Y2 (ja) | ||
US9172260B2 (en) | Efficient battery management system | |
JPH03173323A (ja) | 二次電池の充電装置 | |
KR100574037B1 (ko) | 개별 충전이 가능한 배터리 충전장치 | |
JPH0581943U (ja) | 鉛酸電池の充電装置 | |
JP2003023736A (ja) | 組電池の充電装置 | |
GB2189951A (en) | Charging electrochemical storage cells | |
KR100373240B1 (ko) | 전기자동차의 배터리 충전장치 | |
CN211908435U (zh) | 一种实现锂电池组安全充电的保护电路 | |
TWM578023U (zh) | Lithium-ion battery comprehensive safety monitoring system | |
CN219716953U (zh) | 一种电动车的电池系统及电动车 |