JPH0353155Y2 - - Google Patents

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JPH0353155Y2
JPH0353155Y2 JP1984200664U JP20066484U JPH0353155Y2 JP H0353155 Y2 JPH0353155 Y2 JP H0353155Y2 JP 1984200664 U JP1984200664 U JP 1984200664U JP 20066484 U JP20066484 U JP 20066484U JP H0353155 Y2 JPH0353155 Y2 JP H0353155Y2
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JP
Japan
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movable tube
test piece
testing machine
stopper
cylinder
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JP1984200664U
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、試験片に繰返し衝撃引張荷重を与え
る衝撃疲労試験機に関する。
〔従来技術と問題点〕 機械構造部の長期的な作動においては、部材間
の結合力の低下または嵌合部の摩耗などが生じて
これががたの原因となり、部材間に衝撃荷重が働
いて機器の破損に至るおそれがある。そこで、衝
撃荷重を加えて材料の疲労強度を試験する衝撃疲
労試験機が従来から知られている。
第2図はこのような従来の衝撃疲労試験機を示
すものであり、基台1の端部には固定台2が立設
されており、この固定台2には試験片3の一端部
が固定されている。この試験片3の他端部には、
前記基台1の長手方向に延在する円柱形の試験機
軸4が連結されており、この試験機軸4はその両
端部を軸受5A,5Bにより支持されている。前
記試験片3から遠い側の軸受5Aの近傍の試験機
軸4にはストツパ6が装着されており、試験機軸
4の内部の外周は、ストツパ6の近傍に一端部が
位置する可動管7により覆われている。この可動
管7は前記試験機軸4に接触しないように試験機
軸4を同心配置されており、また、可動管7の中
央部には両端に緩衝材9A,9Bを設けたリング
8が介装されている。このリング8の両側の可動
管7には一対の取付具10A,10Bが摺動自在
に嵌合突設されており、両取付具10A,10B
には、可動管7に軸線方向に延在するスライダ1
1が支持されている。
一方、前記基台1外にはモータ12が配設され
ており、このモータ12には変速機13を介して
Vプーリ14が接続されている。また、前記基台
1上にはVプーリ16を支持する回転軸15が回
転自在に支持されており、このVプーリ16およ
び前記Vプーリ14にはVベルト17が巻回され
ている。さらに、前記回転軸15にはクランク1
8が取付けられており、このクランク18および
前記スライダ11間には連接棒19が介装されて
いる。
なお、前記試験片3の近傍の試験機軸4には荷
重検出用のひずみゲージ20が貼付されている。
前述した構成によれば、モータ12の駆動によ
りスライダ11が図において左側へ移動すると、
右側の取付具10Bが緩衝材9Bに当接して可動
管7を左側へ移動させる。すると、この可動管7
の左端が試験機軸4のストツパ6に衝突し、試験
機軸4から試験片3へ衝撃引張荷重を伝播するこ
とになる。そこで、この試験片3に負荷される応
力をひずみゲージ20で検出すれば、繰返し衝撃
引張荷重を検出することができる。
前述した、試験片3に加えられる繰返し衝撃引
張荷重は、クランク18の偏心量と変速機13に
よる回転速度の変更によりストツパ6に対する可
動管7の衝突速度を変えて調節する。
しかしながら、前述した従来のものにおけるク
ランク18およびスライダ11を用いる衝撃伝達
機構では、スライダ11の繰返し速度が遅いので
試験片3を疲労させるまでに長時間かかり試験効
率が悪かつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前述した従来のものにおける問題点
を克服し、試験片に早い繰返し速度の衝撃引張り
荷重を伝播するようにした衝撃疲労試験機を提供
することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案の衝撃疲労試験機は、一端部にストツパ
が装着され、他端を試験片を介して固定部に連結
されている試験機軸を可動管に挿通し、駆動機構
により可動管を前記ストツパに衝突させ前記試験
片に衝突荷重を伝播するようにした衝撃疲労試験
機において、開放端が前記試験片に面するように
固定されたシリンダに前記可動管を摺動可能に挿
通し、このシリンダのピストンを前記可動管の外
周に固着し、シリンダに圧力流体を供給して前記
可動管を試験片方向に駆動する油圧装置を設け、
この油圧装置にシリンダの圧力流体の圧力を断続
的に昇降するロータリ弁を設け、前記可動管は、
試験片に配置された側の一端が皿ばねを介して固
定部材に当接し、他端が前記試験機軸のストツパ
と所定の間隔を隔てて対向するように配設されて
いることを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第1図において可動管7の外周には、基台1に
立設されたシリンダ21が可動管7の摺動を許容
するように配設されている。一方、この可動管7
の外周には、前記シリンダ21内において可動と
されたピストン22が装着されており、このシリ
ンダ21内に供給される流体圧の一例としての油
圧によりピストン22は可動管7とともに、第1
図において右側へ移動されるようになつている。
シリンダ21内に流体圧を供給するための油圧回
路23は、タンク24内の油を汲み上げる油圧ポ
ンプ25を有しており、この油圧ポンプ25の下
流側管路26には、前記シリンダ21への圧油を
導通および遮断するためのロータリ弁27が介装
されている。このロータリ弁27は、導通位置お
よび遮断位置とを交互に取るように速度可変モー
タ28により駆動されるようになつている。さら
に、前記管路26にはアキユームレータ29およ
び圧力制御弁30が接続されている。
前記可動管7は軸受31A,31Bにより可動
に支持されており、また、可動管7の右側の試験
機軸4の外周には、前記基台1に立設された支持
具32が配設されている。この支持具31には試
験機軸4が遊挿される円形孔33が形成されてお
り、この円形孔33と前記試験機軸4とは同心配
置されている。さらに、前記試験機軸4の端面お
よび前記支持具31間には、前記シリンダ21へ
の圧油の供給に伴なう可動管7の右方向への移動
に体抗する皿ばね34が試験機軸4と同心的に介
装されている。
なお、固定台2は調整ボルト35により試験機
軸4の軸線方向に調整可能に基台1上に固定され
るようになつている。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
衝撃疲労試験を行なうに際しては、まず油圧ポ
ンプ25からの油圧を圧力制御弁30により試験
片3に加える所定の荷重に調整するとともに、ロ
ータリー弁27の速度可変モータ28により荷重
速度、すなわち衝撃引張繰返し速度を調整する。
また、調整ボルト35によりストツパ6および可
動管7の間隙調整を行ない、皿ばねの復元力によ
り可動管7を最大速度でストツパ6に衝突させる
ようにする。そして、油圧ポンプ25を駆動して
シリンダ21へ圧油を供給すると、可動管7が皿
ばね34のばね圧34に抗して右方へ移動する。
続いて、モータ28によりロータリ弁27を液圧
排出側に切換えると、皿ばね34に貯えられたば
ね圧により可動管7が左方に移動されて試験機軸
4のストツパ6に衝突する。そして、この試験機
軸4への衝撃引張荷重はそのまま試験片3へ伝播
されるので、この応力をひずみゲージ20で検出
すればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る衝撃疲労試
験機は、一端部にストツパが装着され他端を試験
片を介して固定部に連結されている試験機軸を可
動管に挿通し、駆動機構により可動管を前記スト
ツパに衝突させ前記試験片に衝突荷重を伝播する
ようにした衝撃疲労試験機において、前記可動管
の外周に可動管の相対移動を可能とするように固
定的なシリンダを配置するとともに、前記可動管
の外周に前記シリンダ内を可動とされたピストン
を装着し、このシリンダ内への流体圧の供給によ
りピストンおよび可動管を前記試験片方向へ移動
可能とし、前記流体圧を断続的に昇降圧するロー
タリ弁を設け、シリンダによる可動管の移動方向
の端部を皿ばねを介して固定部材に当接させてい
るので、流体圧および皿ばねにより試験片に早い
繰返し速度の衝撃引張り荷重を加えることができ
るとともに、ロータリ弁の流体圧力を降圧させる
設定値を変更することにより、試験片に異なる衝
撃荷重を加えることができる。このことにより、
種々の衝撃荷重の衝撃疲労試験に容易に対応で
き、短時間で疲労試験を行うことができ、試験効
率を高めることができるという優れた効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る衝撃疲労試験機の実施例
を示す縦断面図、第2図は従来の衝撃疲労試験機
を示す平面図である。 1……基台、2……固定台、3……試験片、4
……試験機軸、6……ストツパ、7……可動管、
12……モータ、20……ひずみゲージ、21…
…シリンダ、22……ピストン25……油圧ポン
プ、27……ロータリ弁、28……速度可変モー
タ、34……皿ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端部にストツパが装着され、他端を試験片
    を介して固定部に連結されている試験機軸を可
    動管に挿通し、駆動機構により可動管を前記ス
    トツパに衝突させ前記試験片に衝突荷重を伝播
    するようにした衝撃疲労試験機において、開放
    端が前記試験片に面するように固定されたシリ
    ンダに前記可動管を摺動可能に挿通し、このシ
    リンダのピストンを前記可動管の外周に固着
    し、シリンダに圧力流体を供給して前記可動管
    を試験片方向に駆動する油圧装置を設け、この
    油圧装置にシリンダの圧力流体の圧力を断続的
    に昇降するロータリ弁を設け、前記可動管は、
    試験片が配置された側の一端が皿ばねを介して
    固定部材に当接し、他端が前記試験機軸のスト
    ツパと所定の間隙を隔てて対向するように配設
    されていることを特徴とする衝撃疲労試験機。 2 前記ストツパおよび可動管の末端の間隙を調
    整する調整ボルトを備えたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の衝撃疲労試
    験機。
JP1984200664U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH0353155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984200664U JPH0353155Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984200664U JPH0353155Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61110146U JPS61110146U (ja) 1986-07-12
JPH0353155Y2 true JPH0353155Y2 (ja) 1991-11-20

Family

ID=30761725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984200664U Expired JPH0353155Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JP (1) JPH0353155Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194337A (en) * 1981-05-27 1982-11-29 Hitachi Ltd Testing device for fatigue by impact

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194337A (en) * 1981-05-27 1982-11-29 Hitachi Ltd Testing device for fatigue by impact

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Publication number Publication date
JPS61110146U (ja) 1986-07-12

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