JPH0353138Y2 - - Google Patents

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JPH0353138Y2
JPH0353138Y2 JP8679886U JP8679886U JPH0353138Y2 JP H0353138 Y2 JPH0353138 Y2 JP H0353138Y2 JP 8679886 U JP8679886 U JP 8679886U JP 8679886 U JP8679886 U JP 8679886U JP H0353138 Y2 JPH0353138 Y2 JP H0353138Y2
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water
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bearing
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はフロートにより水位を検知する水位検
知装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ジユース等のシロツプを水または炭酸水にて希
釈して販売する自動販売機においては、水道水を
一旦大気に開放した水槽に導入して、この水槽の
水を取り出して希釈水に使用するのが一般的であ
る。そして水槽の水位は、実開昭54−62798号公
報でも示されているように、水槽内の水位に応じ
て上下動するフロートに応動するフロートシヤフ
トの移動量にて検知している。第1図は自動販売
機においてかかる水位検知装置を備えた水槽1の
代表例を示しており、2は水位に応じて上下動す
るフロート、3はフロート2に応動して軸受4を
摺動するフロートシヤフト、5は給水スイツチ、
6は断水検知スイツチである。販売により流出口
7から水が流出すると水位の低下によりフロート
2が下降し、フロートシヤフト3の下方への移動
により給水スイツチ5が動作して給水電磁弁8が
開放し、水槽1に給水される。そして給水によつ
て水位が上昇しフロートシヤフト3の上方への移
動にて給水スイツチ5が切換わると、給水電磁弁
8が閉止して給水が停止する。しかし給水スイツ
チ5が動作しても水槽1に給水されないと、フロ
ート2は更に下降してフロートシヤフト3は断水
検知スイツチ6を動作させるため、自動販売機は
売切状態となる。
このフロートシヤフト3はステンレス製の丸棒
或いはパイプを使用するが、長期に亘つて使用す
ると水道水中の塩素によりステンレスであつても
錆が発生して、フロートの動作不良の原因とな
る。特に最近この種タイプの自動販売機では販売
する飲料の衛生面が社会的に問題視されており、
水槽内に更に塩素を注入して衛生面を確保する傾
向にあつてステンレス製のフロートシヤフトは錆
びやすくなつてきている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 そこで上記の問題点を解決するためフロートシ
ヤフトを樹脂化することが考えられるが、このと
き引抜き材を使用するにしても、射出成形にて成
形するにしても寸法精度・反り・バリ等の問題が
ある。引抜き材を使用した場合には、長尺のもの
を加工して使用するために反りやすく、またシヤ
フト径の寸法管理が難しく軸受とのクリアランス
を一定に保つことができない。また金型を軸方向
で開く射出成形品では抜きテーパを必要とするた
めにシヤフト径を一定にすることができず、しか
も金型の開く距離が長いために大型の成形機が必
要となる。製品に対して成形機の能力が大きすぎ
ると樹脂が成形機内に滞留する時間が長くなり、
樹脂が劣化して充分な性能が得られなくなる。そ
のため軸方向と直交する方向に金型を開くと、バ
ーテング部のバリや金型のずれ等により寸法管理
や製品管理が難しくなるという問題がある。
したがつて本考案は射出成形によりフロートシ
ヤフトを形成したものにおいて、金型を軸と直交
する方向で開いてもバリや型ずれ等により動作不
良を生じることがない水位検知装置を提供するも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 軸受におけるフロートシヤフトの通路部の断面
が円状に対して、フロートシヤフトは軸受の断面
円とは角部で内接するような形状にする。
(ホ) 作用 バーテングラインを角部どうしの間の平面部に
設けることで、バーテング部のバリや型ずれによ
る突出部が軸受の内面と接することがなく、フロ
ートシヤフトは滑らかに軸受内を摺動できる。
(ヘ) 実施例 本考案によるフロートシヤフト3は軸受4の断
面円に内接する角部9を有した形状である。第2
図及び第3図はフロートシヤフト3の形状を断面
が四角となるよう構成したもので、バーテングラ
イン10は角部9どうしの間の平面部11に設け
ることで、バリ12や型ずれによる突出部13が
軸受4の内壁14に当ることがない。またバリ1
2や突出部13が大きく軸受4に当るような場合
でも容易に消去でき、摺動面を荒すことがない。
そして第6図に示す断面円状の従来のフロートシ
ヤフト3と比べた場合に、フロートシヤフトの型
ずれやバリ等による軸受4とのクリアランスの変
化が少なく、クリアランス不足による動作不良も
防止できる。また第4図はフロートシヤフト3の
断面を曲線部と直線部とから成る形状にしたもの
で、角部9どうしの間の平面部11にバーテング
ライン10を設けることで同様の効果が得られ
る。そして第5図は断面形状を多角形に設定した
例である。
このようにフロートシヤフト3は軸受4の内壁
14と角部9にて内装するために、バリ12や型
ずれの突出部13によつて摺動が防害されること
がない。したがつてフロートシヤフト3の移動ス
トロークを長くすることができ、第1図の例のよ
うに断水検知スイツチ6までの距離が長くなつて
も、安定した動作を行なうことができる。そして
軸受4の内壁14と接触する面積が小さくなるた
めに摺動抵抗が少なくなり、水位の変化に対して
の応答が速い。
(ト) 考案の効果 本考案に依ると、フロートシヤフトを軸横方向
で金型を開く方法で成形しても、バリや型ずれ等
によりフロートシヤフトが動作不良となることが
なく、信頼性の高い水位検知装置が提供される。
また製品の大きさに見合つた成形機が使用される
ために成形時の熱による劣化が防止され、樹脂の
特性を充分に活かしたフロートシヤフトが提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水位検知装置を具備した水槽を断面に
て示す図、第2図及び第3図は本考案においてフ
ロートシヤフトと軸受との関係を平断面にて示す
図、第4図及び第5図はそれぞれフロートシヤフ
トの他の形状例を示す図、第6図は従来の断面が
円状のフロートシヤフトを示す図である。 1……水槽、2……フロート、3……フロート
シヤフト、4……軸受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽内の水位に応じて上下動するフロートに応
    動して軸受を摺動する樹脂製のフロートシヤフト
    を備え、該フロートシヤフトの移動にて水位を検
    知する水位検知装置にして、前記軸受におけるフ
    ロートシヤフトの通路部の断面が円状に対して、
    該フロートシヤフトは該軸受の断面円に角部で内
    接する形状にしたことを特徴とする水位検知装
    置。
JP8679886U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH0353138Y2 (ja)

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JP8679886U JPH0353138Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JPS6312724U JPS6312724U (ja) 1988-01-27
JPH0353138Y2 true JPH0353138Y2 (ja) 1991-11-20

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