JPH0353011A - 高炉ガスの発生量制御方法 - Google Patents
高炉ガスの発生量制御方法Info
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- JPH0353011A JPH0353011A JP18850989A JP18850989A JPH0353011A JP H0353011 A JPH0353011 A JP H0353011A JP 18850989 A JP18850989 A JP 18850989A JP 18850989 A JP18850989 A JP 18850989A JP H0353011 A JPH0353011 A JP H0353011A
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- JP
- Japan
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- blast furnace
- furnace gas
- generated
- oil coke
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- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、高炉ガスの発生量を制御する方法に関する
. [従来の技術] 高炉内に投入されるエネルギー量は銑鉄1tにつき約4
00万Kca lであるが、その30%が高炉ガスとな
る.高炉ガスは、コークス炉の加熱、所内火力発電所お
よび加熱炉用に使用されており、鉄鋼一貫製鉄所で使用
する総一次エネルギーの内高炉ガスの占める割合は20
%に達し、重要なエネルギー源となっている.高炉ガス
の発生量は、高炉の操業条件によって決まるものであり
、その発生量を任意に変える方法は無かった.[発明が
解決しようとする課題] 高炉のガス発生量と使用量がバランスしているときはよ
いが、高炉の巻替え等で稼働本数が少なくなる場合は、
高炉ガスが不足し所内発電所等の高炉ガス消費設備の運
転に支障をきたすことになる. この発明は、このようなときに、高炉の発生ガス量を任
意に替えることのできる方法を提供することを目的とす
るものである. [課題を解決するための手段] この発明は上記のような目的を達成しようとするもので
、羽口先温度を2200〜2250℃とし、微粉炭中に
混合するオイルコークスの配合率を変えて羽口より吹込
むことを特徴とする高炉ガスの発生量制御方法である. [作用] 羽口先温度を2200〜2250℃とし、微粉炭中に混
合するオイルコークスの配合率を増加すると、オイルコ
ークスの配合率に比例して高炉ガスの発生量が増加する
.すなわち、オイルコークスの配合率を変えることによ
り高炉ガスの発生量を任意に変えることができる. 羽口先温度の限定理由は、2200℃未満とすると炉下
部での熱量が不足し、溶融温度が低くなり、高炉操業が
不安定となる,2250℃を越えると高炉ガスの発生量
が増加しないからである.[実施例] 本発明の実施例を以下に詳細に説明する.発明者等は羽
口吹込み燃料の微粉炭にオイルコークスを混合して炉内
に吹込むオイルコークス吹込み試験を行った.第3図は
、このときのオイルコークス次込み試験の操業推移を示
すグラフである.この試験期間中、燃料比を495Kg
/T,吹込み燃料比を7 0 Kg/ T、羽口先温度
を2200〜2250℃に維持した.5日間のブランク
期間を置き、オイルコークスの配合率を25%、50%
、75%に上げていった.この間、炉頂ガスの成分比(
Co/C○2)は、0.97から1.04まで上昇した
.すなわち、オイルコークスの配合率を増加することに
より、高炉ガスの発熱量が増加することが分かった.第
1図は、この間のデータを整理して得られた発熱量補正
した高炉ガス発生量(Nm’/T)とオイルコークス配
合率(%)の関係を示すグラフで、このグラフはオイル
コークス配合率l0%増で補正高炉ガス発生量が3.3
Nm’/T増加することを示している.第2図はオイル
コークス配合率(%)とソリューションロス量(κg/
T)の関係を示すグラフで、オイルコークス配合率10
%増で、ソリューションロスがt.IKg/T増加する
ことを示している.これらの結果は、羽口先温度220
0〜2 2 5 0’Cでオイルコークスの配合率を増
加すると、オイルコクスがレースウエーで完全に燃焼せ
ず、塊状帯でソリューションロスにより消費され、結果
としてガス発熱量が増加することによるためと思われる
. 本発明の方法は、高炉の巻替工事等で高炉ガスが不足し
たときに対応する方法として上記のような知見から創作
されたもので、羽口先温度を2200〜2250℃に維
持して、羽目から微粉炭にオイルコークスを混合したも
のを吹込むことにより、高炉ガスの発生量を増加するも
のである. [発明の効果]゜ 本発明の方法は羽口先温度を所定温度範囲に維持し、微
粉炭に混合するオイルコークスの配合率を変化させるこ
とにより、高炉ガスの発生量の増加を調節することがで
きるから、高炉の巻替工事等により高炉ガスが不足する
ときに対応し易くなるという効果がある.
. [従来の技術] 高炉内に投入されるエネルギー量は銑鉄1tにつき約4
00万Kca lであるが、その30%が高炉ガスとな
る.高炉ガスは、コークス炉の加熱、所内火力発電所お
よび加熱炉用に使用されており、鉄鋼一貫製鉄所で使用
する総一次エネルギーの内高炉ガスの占める割合は20
%に達し、重要なエネルギー源となっている.高炉ガス
の発生量は、高炉の操業条件によって決まるものであり
、その発生量を任意に変える方法は無かった.[発明が
解決しようとする課題] 高炉のガス発生量と使用量がバランスしているときはよ
いが、高炉の巻替え等で稼働本数が少なくなる場合は、
高炉ガスが不足し所内発電所等の高炉ガス消費設備の運
転に支障をきたすことになる. この発明は、このようなときに、高炉の発生ガス量を任
意に替えることのできる方法を提供することを目的とす
るものである. [課題を解決するための手段] この発明は上記のような目的を達成しようとするもので
、羽口先温度を2200〜2250℃とし、微粉炭中に
混合するオイルコークスの配合率を変えて羽口より吹込
むことを特徴とする高炉ガスの発生量制御方法である. [作用] 羽口先温度を2200〜2250℃とし、微粉炭中に混
合するオイルコークスの配合率を増加すると、オイルコ
ークスの配合率に比例して高炉ガスの発生量が増加する
.すなわち、オイルコークスの配合率を変えることによ
り高炉ガスの発生量を任意に変えることができる. 羽口先温度の限定理由は、2200℃未満とすると炉下
部での熱量が不足し、溶融温度が低くなり、高炉操業が
不安定となる,2250℃を越えると高炉ガスの発生量
が増加しないからである.[実施例] 本発明の実施例を以下に詳細に説明する.発明者等は羽
口吹込み燃料の微粉炭にオイルコークスを混合して炉内
に吹込むオイルコークス吹込み試験を行った.第3図は
、このときのオイルコークス次込み試験の操業推移を示
すグラフである.この試験期間中、燃料比を495Kg
/T,吹込み燃料比を7 0 Kg/ T、羽口先温度
を2200〜2250℃に維持した.5日間のブランク
期間を置き、オイルコークスの配合率を25%、50%
、75%に上げていった.この間、炉頂ガスの成分比(
Co/C○2)は、0.97から1.04まで上昇した
.すなわち、オイルコークスの配合率を増加することに
より、高炉ガスの発熱量が増加することが分かった.第
1図は、この間のデータを整理して得られた発熱量補正
した高炉ガス発生量(Nm’/T)とオイルコークス配
合率(%)の関係を示すグラフで、このグラフはオイル
コークス配合率l0%増で補正高炉ガス発生量が3.3
Nm’/T増加することを示している.第2図はオイル
コークス配合率(%)とソリューションロス量(κg/
T)の関係を示すグラフで、オイルコークス配合率10
%増で、ソリューションロスがt.IKg/T増加する
ことを示している.これらの結果は、羽口先温度220
0〜2 2 5 0’Cでオイルコークスの配合率を増
加すると、オイルコクスがレースウエーで完全に燃焼せ
ず、塊状帯でソリューションロスにより消費され、結果
としてガス発熱量が増加することによるためと思われる
. 本発明の方法は、高炉の巻替工事等で高炉ガスが不足し
たときに対応する方法として上記のような知見から創作
されたもので、羽口先温度を2200〜2250℃に維
持して、羽目から微粉炭にオイルコークスを混合したも
のを吹込むことにより、高炉ガスの発生量を増加するも
のである. [発明の効果]゜ 本発明の方法は羽口先温度を所定温度範囲に維持し、微
粉炭に混合するオイルコークスの配合率を変化させるこ
とにより、高炉ガスの発生量の増加を調節することがで
きるから、高炉の巻替工事等により高炉ガスが不足する
ときに対応し易くなるという効果がある.
Claims (1)
- 羽口先温度を2200〜2250℃とし、微粉炭中に混
合するオイルコークスの配合率を変えて羽口より吹込む
ことを特徴とする高炉ガスの発生量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18850989A JPH0353011A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 高炉ガスの発生量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18850989A JPH0353011A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 高炉ガスの発生量制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353011A true JPH0353011A (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=16224968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18850989A Pending JPH0353011A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 高炉ガスの発生量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353011A (ja) |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP18850989A patent/JPH0353011A/ja active Pending
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