JPH0352696Y2 - - Google Patents

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JPH0352696Y2
JPH0352696Y2 JP11821486U JP11821486U JPH0352696Y2 JP H0352696 Y2 JPH0352696 Y2 JP H0352696Y2 JP 11821486 U JP11821486 U JP 11821486U JP 11821486 U JP11821486 U JP 11821486U JP H0352696 Y2 JPH0352696 Y2 JP H0352696Y2
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JP
Japan
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container
container body
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glue margin
bottom plate
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JP11821486U
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は例えばアイスクリーム、フローズンヨー
グルト、羊羹等のような凍結や硬化によつて保形
する食品の輸送に用いられる解体の容易なバルク
アイス容器に関するものである。
(従来の技術) 従来、特願昭60−150619号として次のようなも
のが提案されている。
すなわち、剛性容器の内寸と同一形状に成形し
た包装容器を剛性容器に内装して、その包装容器
内にアイスクリーム、フローズンヨーグルト、羊
羹等のような凍結や硬化によつて保形する食品を
充填してからヒートシール等の方法で密封後、凍
結、硬化させ、その後包装容器を剛性容器から抜
き取り、これを梱包容器に梱包して製造工場から
店舗に輸送し、店舗において梱包容器を開封して
これから包装容器を取り出し、これを店舗に予め
準備した製造工場と同一形状の剛性容器に包装容
器を剥がして移し換えて販売に供するという方法
である。
(考案が解決しようとする問題点) この方法によれば剛性容器に内装した包装容器
をヒートシール等の方法で密封後、凍結、硬化し
た食品包装体を剛性容器から抜き取り、梱包して
輸送ができるもので、輸送には剛性容器は使用し
ないで包装容器のみですませることができる。
したがつて輸送時の食品の保形は容器によらず
食品全体の凍結、硬化によるから流通時高価なス
テンレス製容器を使用する必要がなく安価に輸送
できる。
しかして、包装容器は食品の汚染を防ぐことが
できるのみならずワンウエイ容器としてきわめて
有効である。
しかしながら包装容器としてフイルムを折り曲
げて剛性容器の内寸と同一の形状に製袋したもの
では剛性容器として段ボール箱を用いた場合フイ
ルムを万遍なく広げて充填することが困難であ
る。
又、フイルムが皺となつてアイスクリーム内に
食い込んだ場合、凍結硬化した状態でフイルムの
剥離が出来ずフイルムが破れちぎれる欠点があ
り、したがつてフイルムを取り除くには包丁でア
イスクリームをくりぬいている状態である。その
他フイルムの皺を伸ばしながら充填しなければな
らないため、自動充填が困難である他、充填終了
後フイルムを風呂敷たたみ方式で覆い、段ボール
箱フラツプを折り曲げる手間がかかるという欠点
がある。
(問題を解決するための手段) したがつて、本案の技術的課題は、凍結や硬化
によつて保形する食品の包装容器として、解体し
易い容器を提供することを目的とするもので、そ
の技術的課題を解決する本案の技術的手段は、底
板の周辺に容器胴体を巻き付けてその外端縁と内
端縁を重ね合わせて接着すると共に容器胴体の下
端を底板の下方から折曲げて接着して構成される
ものであつて、容器胴体の縦方向接着重合部にお
いて外端縁に沿つて糊代部を配設すると共に該糊
代部の手前に隣接してジツパーを形成し、一方、
内端側の糊代部は容器胴体の内端縁よりも手前側
に配設すると共に該糊代部の縁端側に接着剤をつ
けない裏当板を延設して、これら外端縁と内端縁
を接着重合させたときに裏当板がジツパーの内側
を覆う構成とし、かつ容器胴体の下縁にはミシン
目を穿設すると共に該ミシン目の外側を糊代部と
して、底板の周辺に容器胴体を巻き付けて胴体下
端の糊代部を底板の下方から折曲接着させたとき
に容器胴体の折曲げによりミシン目を閉鎖する構
成とした解体の容易なバルクアイス容器である。
(考案の効果) この技術的手段によれば、容器それ自体がフイ
ルムのように軟らかくないので、フイルムのよう
に皺の発生がなく、したがつてアイスクリーム内
に喰い込むことがないし、充填に当たつて、広げ
たり折曲げする等の操作の必要がなく充填がし易
い。
又、ジツパーおよびミシン目を施してあるの
で、凍結したアイスが充填された状態で解体し易
い。
又、アイスの充填時において、ソフト状アイス
が、容器胴体のジツパー部から漏洩しないよう
に、ジツパー部が二重紙となつており、胴体と底
板との接合部において、ソフト状アイスが稜線の
ミシン目から漏洩しないように底板でカバーし、
角隅部では折り曲げることによりミシン穴を閉鎖
させることができ、これによつてミシン目からア
イスの漏洩を防止することができる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
本案の包装容器は、アイスクリーム工場でアイ
スを充填して冷却保存し、しかる後アイスクリー
ムシヨツプに輸送した後、容器を開封して剛性容
器すなわちステンレスバツトに収納して販売に供
するものである。
図中1は蓋であり、2は容器本体である。蓋1
は1枚の厚板紙をプレスして覆せ蓋状にしたもの
である。容器2は底板12の周辺に容器胴体を巻
き付けてその外端縁と内端縁を重合わせて接着す
るとともに、容器胴体の下縁を底板12の下方か
ら折り曲げて接着して構成したものであり、容器
側面にジツパー7および底12の稜線にミシン目
8が施されていて、開封し易いようになつてい
る。
そこで、容器2について更に具体的に説明する
と、第3図は容器胴体の展開図を示すもので、長
方形の紙製容器を形成するため、各角隅には罫線
9が施されている。そして、容器胴体の外端縁と
内端縁を重ね合わせ、これら外端縁と内端縁に
各々設けた糊代部5,5′で互いに接着して胴部
を形成する。外端側の糊代部5はその外端縁に沿
つて配設してあり、この糊代部5の手前に隣接し
てジツパー7が形成してある。ジツパー7の下端
部にはつまみ部6が形成されている。このつまみ
部6には糊を施さない。一方、容器胴体の内端側
の糊代部5′は、内端縁よりもやや手前側に沿つ
て配設してあり、この糊代部5′の縁端側に裏当
板11が延設してある。この裏当板11には接着
剤をつけず、また、糊代部5,5′を接着させて
外端縁と内端縁を接着重合させたときに、この裏
当板11がジツパー7の内側を覆うことにより、
洩れ防止板の役目をするように構成する。
又、容器にアイスクリームを充填し硬化する途
中で容器が変形することを防止するため、容器口
縁は施された罫線10に沿つて外方に折曲げ、そ
の糊代部3で接着して二重構造を形成する。
また第3図に示す如く、容器胴体の下縁に沿つ
てミシン目8を穿設し、このミシン目の外側を糊
代部4とする。
以上のような容器胴体を底板12の周辺に巻き
付け、胴体下端縁の糊代部4を、下方から折り重
ねして接着する。こうしてミシン目8で罫線の役
割を果たせると共に、開封し易いようにする。
以上の如くミシン目8を施すと、アイスクリー
ムがそのわずかな穴から洩れ易いが、容器の角隅
部で、ミシン目部が約90°に折曲げられるので、
その穴は第6図の如く閉鎖され、更に底板12を
糊代部4で接着することにより、底板12の周辺
端面でミシン目部を閉じることとなるので、ミシ
ン目部の何れの個所からもアイスクリームの洩れ
はない。
さて、以上のように形成された包装容器は、硬
化したアイスクリームを取出すために、第7図の
ように容器を反転する。
次につまみ部6をつまみ引きおろすと、ジツパ
ー7が切り取れる。そこで容器側面を引つ張る
と、第8図のように容易に側面がアイスクリーム
から剥離され容器胴部が取れる。
以上のようにして胴部が取れた容器は、第9図
のように底部と蓋部が残るが、そのうち底部のみ
を取り除き、第10図のようにステンレスバツト
13を反転した状態でアイスクリームに挿入す
る。
次にステンレスバツト13を直立位置に戻して
蓋1を剥離すると、ステンレスバツト13にアイ
スクリームが充填された状態となるのでこの状態
で販売に供するものである。
何れにしても、本案のものは、容器の側面にジ
ツパー、底の稜線にミシン目が施されているの
で、開封が容易で、保形されたアイスクリームを
ステンレスバツトに容易に移しかえることができ
るという特徴がある。
一般的に、ジツパーやミシン目を利用して開封
するものは実開昭49−30386号公報、実開昭50−
149427号公報、実開昭52−28681号公報等で知ら
れているが、本案のものは単に開封のためにジツ
パーやミシン目を用いたというものではなく、ア
イスクリームの形を崩さないで開封することがで
きるという点に特徴があり、そのために、胴体部
分を剥がした後、底板部分を剥がす、という二段
操作で開封するようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案包装容器の分解斜面図、第2図は
倒立状態の本案包装容器の斜面図、第3図は本案
包装器の胴部展開図、第4図は底板の平面図、第
5図イ,ロ,ハはジツパー部の正面図とA−A断
面図とB−B断面図、第6図イ,ロ,ハは底部の
断面図とミシン目部の正面図と断面図、第7図乃
至第10図は開封状態を示す斜面図である。 1……蓋、2……容器本体、3,4……糊代
部、5,5′……糊代部、6……つまみ部、7…
…ジツパー、8……ミシン目、9,10……罫
線、11……裏当部、12……底板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板の周辺に容器胴体を巻き付けてその外端縁
    と内端縁を重ね合わせて接着すると共に容器胴体
    の下端を底板の下方から折曲げて接着して構成さ
    れるものであつて、容器胴体の縦方向接着重合部
    において外端縁に沿つて糊代部を配設すると共に
    該糊代部の手前に隣接してジツパーを形成し、一
    方、内端側の糊代部は容器胴体の内端縁よりも手
    前側に配設すると共に該糊代部の縁端側に接着剤
    をつけない裏当板を延設して、これら外端縁と内
    端縁を接着重合させたときに裏当板がジツパーの
    内側を覆う構成とし、かつ容器胴体の下縁にはミ
    シン目を穿設すると共に該ミシン目の外側を糊代
    部として、底板の周辺に容器胴体を巻き付けて胴
    体下端の糊代部を底板の下方から折曲接着させた
    ときに容器胴体の折曲げによりミシン目を閉鎖す
    る構成とした解体の容易なバルクアイス容器。
JP11821486U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0352696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11821486U JPH0352696Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11821486U JPH0352696Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6323295U JPS6323295U (ja) 1988-02-16
JPH0352696Y2 true JPH0352696Y2 (ja) 1991-11-15

Family

ID=31004458

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11821486U Expired JPH0352696Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6323295U (ja) 1988-02-16

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