JPH0352500Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352500Y2 JPH0352500Y2 JP1986193869U JP19386986U JPH0352500Y2 JP H0352500 Y2 JPH0352500 Y2 JP H0352500Y2 JP 1986193869 U JP1986193869 U JP 1986193869U JP 19386986 U JP19386986 U JP 19386986U JP H0352500 Y2 JPH0352500 Y2 JP H0352500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic band
- waist circumference
- circumference direction
- region
- diaper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 4
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 3
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 2
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 1
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は、使い捨ておむつ、さらに詳しくは、
弾性バンドを有するウエストバンド部の構造に関
する。
弾性バンドを有するウエストバンド部の構造に関
する。
従来、使い捨ておむつにおいて、ウエストバン
ド部内に通気性発泡体からなる弾性バンドを装着
することにより、ウエストバンド部が身体に密着
するようにしたものが知られている。
ド部内に通気性発泡体からなる弾性バンドを装着
することにより、ウエストバンド部が身体に密着
するようにしたものが知られている。
前記公知技術のようなおむつにおいて、前記弾
性バンドの外側縁をおむつのトツプシートとバツ
クシートの外側縁で被包するように後者の外側縁
を接着剤で接着すると、前記弾性バンドの通気性
を利用しておむつ内部の蒸れを抑制または減少す
る効果が得られず、一方、その効果を得るため、
前記接着をしないと、着用者が排泄した尿がウエ
ストバンドの外側縁から漏れる、という問題があ
る。
性バンドの外側縁をおむつのトツプシートとバツ
クシートの外側縁で被包するように後者の外側縁
を接着剤で接着すると、前記弾性バンドの通気性
を利用しておむつ内部の蒸れを抑制または減少す
る効果が得られず、一方、その効果を得るため、
前記接着をしないと、着用者が排泄した尿がウエ
ストバンドの外側縁から漏れる、という問題があ
る。
本考案の目的は、こうした矛盾する問題を解決
し、前記通気性を利用することができると同時に
前記漏れも防止することができるウエストバンド
部の構造を有する使い捨ておむつを提供すること
にある。
し、前記通気性を利用することができると同時に
前記漏れも防止することができるウエストバンド
部の構造を有する使い捨ておむつを提供すること
にある。
(2) 考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、透水性トツプシートと、不透水性バ
ツクシートと、該両シートの間に介在する吸収性
コアと、該コアの縦対向縁から外側へ延出する該
両シート部分により形成した両ウエストバンド部
の少なくとも一方の該両シート部分の間にウエス
ト囲り方向へ伸縮する通気性発泡体からなる弾性
バンドを装着してある使い捨ておむつにおいて、
ウエスト囲り方向における前記弾性バンドの中間
に該弾性バンドをウエスト囲り方向に二分するこ
となく該弾性バンドの一部が存在しない領域をウ
エスト囲り方向へ長く形成し、該領域に位置する
前記両シート部分を互いに接合し、ウエスト囲り
方向における該弾性バンドの両端部が位置する前
記両シート部分の外側縁の少なくとも一部を互い
に接合することなく開放することにより、前記問
題点を解決してある。
ツクシートと、該両シートの間に介在する吸収性
コアと、該コアの縦対向縁から外側へ延出する該
両シート部分により形成した両ウエストバンド部
の少なくとも一方の該両シート部分の間にウエス
ト囲り方向へ伸縮する通気性発泡体からなる弾性
バンドを装着してある使い捨ておむつにおいて、
ウエスト囲り方向における前記弾性バンドの中間
に該弾性バンドをウエスト囲り方向に二分するこ
となく該弾性バンドの一部が存在しない領域をウ
エスト囲り方向へ長く形成し、該領域に位置する
前記両シート部分を互いに接合し、ウエスト囲り
方向における該弾性バンドの両端部が位置する前
記両シート部分の外側縁の少なくとも一部を互い
に接合することなく開放することにより、前記問
題点を解決してある。
図面を参照して本考案の実施例を説明すると、
以下のとおりである。
以下のとおりである。
第1図を参照すると、おむつは、吸収性コア1
と、該コアを被覆する透水性トツプシート2およ
び不透水性バツクシート3と、該コアの縦横方向
対向縁から外側へ延出して接合する該両シート部
分により形成したフラツプ5,6と、該各フラツ
プの内部に介在してそれぞれの方向へ伸縮する弾
性バンド7,8、フラツプ5(以下、ウエストバ
ンド部という)の横方向対向側に装着したテープ
フアスナー9とを含む。
と、該コアを被覆する透水性トツプシート2およ
び不透水性バツクシート3と、該コアの縦横方向
対向縁から外側へ延出して接合する該両シート部
分により形成したフラツプ5,6と、該各フラツ
プの内部に介在してそれぞれの方向へ伸縮する弾
性バンド7,8、フラツプ5(以下、ウエストバ
ンド部という)の横方向対向側に装着したテープ
フアスナー9とを含む。
弾性バンド7は、ポリウレタンフオームなどの
連続気泡(オープルセル)を有する通気性発泡体
から比較的広幅に形成するとともに、ウエストバ
ンド部5の長さ方向に沿う外側に同方向へ長い凹
欠部10を形成してある。同方向における凹欠部
10の長さは、コア1の幅よりも短くしてないこ
とが好ましい。凹欠部10に位置するトツプシー
ト2およびバツクシート3の部分は、ホツトメル
ト接着剤11で水密に接合してある。ウエスト囲
り方向に弾性バンド7の両端部7aが位置するト
ツプシート2およびバツクシート3の部分の外側
縁(ウエストバンド部5の長さ方向に沿う外側
縁)は、互いに接合することなく開放してあり、
そのため両端部7aの外側縁が露出している。も
とより、トツプシート2およびバツクシート3の
内面に接触する弾性バンド7の表裏面は該両シー
トの内面に接着剤(図示せず)で接合してある
が、通常、該接着剤はおむつの縦方向に延びると
ともにその幅方向に間隔をおいて縞状に塗布した
ホツトメルトである。
連続気泡(オープルセル)を有する通気性発泡体
から比較的広幅に形成するとともに、ウエストバ
ンド部5の長さ方向に沿う外側に同方向へ長い凹
欠部10を形成してある。同方向における凹欠部
10の長さは、コア1の幅よりも短くしてないこ
とが好ましい。凹欠部10に位置するトツプシー
ト2およびバツクシート3の部分は、ホツトメル
ト接着剤11で水密に接合してある。ウエスト囲
り方向に弾性バンド7の両端部7aが位置するト
ツプシート2およびバツクシート3の部分の外側
縁(ウエストバンド部5の長さ方向に沿う外側
縁)は、互いに接合することなく開放してあり、
そのため両端部7aの外側縁が露出している。も
とより、トツプシート2およびバツクシート3の
内面に接触する弾性バンド7の表裏面は該両シー
トの内面に接着剤(図示せず)で接合してある
が、通常、該接着剤はおむつの縦方向に延びると
ともにその幅方向に間隔をおいて縞状に塗布した
ホツトメルトである。
第2図に示す態様においては、弾性バンド7の
凹欠部10は、ウエスト囲り方向に沿う内側に形
成してあり、その他は第1図に示す態様と同じで
ある。
凹欠部10は、ウエスト囲り方向に沿う内側に形
成してあり、その他は第1図に示す態様と同じで
ある。
また、第3図に示す態様においては、前記凹欠
部10にかえて、開孔部12を形成し、開孔部1
2に位置するトツプシート2およびバツクシート
3の部分を接着剤11で水密に接合してあり、そ
の他は第1図に示す態様で同じである。
部10にかえて、開孔部12を形成し、開孔部1
2に位置するトツプシート2およびバツクシート
3の部分を接着剤11で水密に接合してあり、そ
の他は第1図に示す態様で同じである。
前述のような弾性バンド7の凹欠部10は、た
とえば、第4図に示す方法で形成することができ
る。すなわち、所定大きさの弾性バンド7にスリ
ツト10aを設け、これを幅方向に伸長し拡開し
て開孔10bを形成し、中央線13で分断して形
成することができる。また、開孔部12は、開孔
10bの段階で加工を終了して、すなわち、開孔
10bをそのまゝ開孔部12とすることにより形
成することができる。もとより、弾性バンド7
は、その長さ方向への伸縮性を付与するため、同
方向へも伸長してある。また、凹欠部10、開孔
部12の形状は、前述の方法で形成する場合の一
例を示すもので、図示例に限定されるものではな
い。
とえば、第4図に示す方法で形成することができ
る。すなわち、所定大きさの弾性バンド7にスリ
ツト10aを設け、これを幅方向に伸長し拡開し
て開孔10bを形成し、中央線13で分断して形
成することができる。また、開孔部12は、開孔
10bの段階で加工を終了して、すなわち、開孔
10bをそのまゝ開孔部12とすることにより形
成することができる。もとより、弾性バンド7
は、その長さ方向への伸縮性を付与するため、同
方向へも伸長してある。また、凹欠部10、開孔
部12の形状は、前述の方法で形成する場合の一
例を示すもので、図示例に限定されるものではな
い。
なお、弾性バンド8も、場合によつては、前記
弾性バンド7と同様に形成してあつてもよい。な
おまた、コア1、トツプシート2、バツクシート
3、テープフアスナー9などについては、この種
のおむつに一般に用いられているものを用いるこ
とができる。
弾性バンド7と同様に形成してあつてもよい。な
おまた、コア1、トツプシート2、バツクシート
3、テープフアスナー9などについては、この種
のおむつに一般に用いられているものを用いるこ
とができる。
(3) 考案の効果
以上のような構成を有する本考案おむつによれ
ば、ウエストバンド部における弾性バンドの一部
が存在しない領域、すなわち、実施例では凹欠部
または開孔部をウエスト囲り方向に長く形成し、
該領域に位置するトツプシートおよびバツクシー
ト部分を互いに接合してある。したがつて、この
接合領域においては、おむつの内外部が連通しな
いように遮断されているので、おむつの内部に吸
収された尿がウエストバンド部に外側から漏れる
ことがない。同時に、ウエスト囲り方向における
前記弾性バンドの両端部に位置する前記トツプシ
ートおよびバツクシート部分の外側縁の少なくと
も一部を互いに接合することなく開放してあるの
で、おむつの内外部は少なくとも該両端部の気泡
や該両端部の表裏面と該両シート部分との間にお
ける通気性が得られ、おむつ内部の蒸れを抑制ま
たは減少することができる。したがつて、本考案
おむつは、弾性バンドを有するウエストバンド部
の構造として実用に供しきわめて有益である。
ば、ウエストバンド部における弾性バンドの一部
が存在しない領域、すなわち、実施例では凹欠部
または開孔部をウエスト囲り方向に長く形成し、
該領域に位置するトツプシートおよびバツクシー
ト部分を互いに接合してある。したがつて、この
接合領域においては、おむつの内外部が連通しな
いように遮断されているので、おむつの内部に吸
収された尿がウエストバンド部に外側から漏れる
ことがない。同時に、ウエスト囲り方向における
前記弾性バンドの両端部に位置する前記トツプシ
ートおよびバツクシート部分の外側縁の少なくと
も一部を互いに接合することなく開放してあるの
で、おむつの内外部は少なくとも該両端部の気泡
や該両端部の表裏面と該両シート部分との間にお
ける通気性が得られ、おむつ内部の蒸れを抑制ま
たは減少することができる。したがつて、本考案
おむつは、弾性バンドを有するウエストバンド部
の構造として実用に供しきわめて有益である。
図面は本考案おむつの実施例を示すもので、第
1図は一部を切欠した展開平面図、第2図は別例
の一部を切欠した展開平面図、第3図はさらに別
例の一部を切欠した展開平面図、第4図は弾性バ
ンドの凹欠部・開孔部の形成方法の一例を示す平
面図、第5図は第1図におけるウエストバンド部
をおむつの縦方向から端面図である。 1……コア、2……トツプシート、3……バツ
クシート、5……ウエストバンド部、7……弾性
バンド、7a……両端部、10……凹欠部、11
……接着剤、12……開孔部。
1図は一部を切欠した展開平面図、第2図は別例
の一部を切欠した展開平面図、第3図はさらに別
例の一部を切欠した展開平面図、第4図は弾性バ
ンドの凹欠部・開孔部の形成方法の一例を示す平
面図、第5図は第1図におけるウエストバンド部
をおむつの縦方向から端面図である。 1……コア、2……トツプシート、3……バツ
クシート、5……ウエストバンド部、7……弾性
バンド、7a……両端部、10……凹欠部、11
……接着剤、12……開孔部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透水性トツプシートと、不透水性バツクシー
トと、該両シートの間に介在する吸収性コア
と、該コアの縦対向縁から外側へ延出する該両
シート部分により形成した両ウエストバンド部
の少なくとも一方の該両シート部分の間にウエ
スト囲り方向へ伸縮する通気性発泡体からなる
弾性バンドを装着してある使い捨ておむつにお
いて、ウエスト囲り方向における前記弾性バン
ドの中間に該弾性バンドをウエスト囲り方向に
二分することなく該弾性バンドの一部が存在し
ない領域をウエスト囲り方向へ長く形成し、該
領域に位置する前記両シート部分を互いに接合
し、ウエスト囲り方向における該弾性バンドの
両端部が位置する前記両シート部分の外側縁の
少なくとも一部を互いに接合することなく開放
してあることを特徴とする前記おむつ。 (2) 前記領域は、ウエスト囲り方向に沿う前記弾
性バンドの外側に形成した凹欠部である実用新
案登録請求の範囲第1項記載のおむつ。 (3) 前記領域は、ウエスト囲り方向に沿う前記弾
性バンドの内側に形成した凹欠部である実用新
案登録請求の範囲第1項記載のおむつ。 (4) 前記領域は、前記弾性バンドの中央に形成し
た開孔部である実用新案登録請求の範囲第1項
記載のおむつ。 (5) ウエスト囲り方向における前記領域の長さ
は、前記コアの同方向における長さ(幅)より
も短くない実用新案登録請求の範囲第1項記載
のおむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986193869U JPH0352500Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986193869U JPH0352500Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6398306U JPS6398306U (ja) | 1988-06-25 |
JPH0352500Y2 true JPH0352500Y2 (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=31150299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986193869U Expired JPH0352500Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352500Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173101A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-06 | 花王株式会社 | つかいすておむつ |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP1986193869U patent/JPH0352500Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173101A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-06 | 花王株式会社 | つかいすておむつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6398306U (ja) | 1988-06-25 |
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