JPH0352239Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352239Y2
JPH0352239Y2 JP1985146449U JP14644985U JPH0352239Y2 JP H0352239 Y2 JPH0352239 Y2 JP H0352239Y2 JP 1985146449 U JP1985146449 U JP 1985146449U JP 14644985 U JP14644985 U JP 14644985U JP H0352239 Y2 JPH0352239 Y2 JP H0352239Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water receiving
transom plate
receiving body
airboat
transom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985146449U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6254095U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985146449U priority Critical patent/JPH0352239Y2/ja
Publication of JPS6254095U publication Critical patent/JPS6254095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0352239Y2 publication Critical patent/JPH0352239Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トランサム板を備えたエアーボート
に関し、詳しくは停船時及びバツク走行時等にお
けるエアーボートトランサム部からの水の越流に
よる不都合を解消する手段を具備したエアーボー
トに関する。
(従来の技術) 第3図にはトランサム板1を備えた一般的なエ
アーボートが示されている。効果的な推力の発生
のためにトランサム板中央を一段低くし、この部
分に船外機4を取り付ける構造となつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来のエアーボートにあ
つては、特にバツク走行時、停船時にトランサム
板の低位箇所より水が越流し易い。この傾向は、
塔載人員が多い場合や波やうねりがある場合には
より顕著となつてあらわれてくる。
本考案は、かかる問題点を解決するべくなされ
たものであつて、エアーボートの後部トランサム
板低位部よりの越流によるボート内冠水を防止す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のエアーボートは、トランサム板の中央
に低位箇所を形成し、該低位箇所に船外機を取付
けてなるエアーボートであつて、柔軟防水性素材
よりなり、上面開口部を有し、少なくともトラン
サム板の船外機取付け部分を含む低位箇所を包囲
する受水体を、トランサム板の内側面に突設した
ことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の実施例を示す要部斜視図であ
り、第2図は第1図の側部断面図である。図中、
5はエアーボートの気胴でありゴム引布等の気密
性素材にて構成されている。この気胴5の後方に
は、該気胴間にトランサム板1が横設されてい
る。このトランサム板形状は従来のものと同様に
中央部に一段低くなつた段部を形成させてある。
このトランサム板1の内側面には、上面が開口
した形状の、ゴム引布、ゴムシート、薄肉のゴム
モールド等の柔軟防水性素材よりなる受水体2が
突設されている。
この受水体2は、それぞれの上端縁部3を、船
外機4取付けのための段部が形成される手前のト
ランサム板上部6に取り付けて、しかもその上面
開口部7がほぼ水平で半円形となる様に形成され
ている。受水体は、この上面開口部7より下方へ
錐形状をなす様にしてせばめられ、適当な箇所に
て錐形状を終息し、その部分にてほぼ平面的な底
8を形成している。このような受水体形状に則し
て受水体2の周縁部9は、トランサム板1と接合
させてある。
この受水体2とトランサム板1との接合は、水
密性を確保するためには接着するのが好ましい
が、水密性を考慮して適宜押え等を介してビス止
めすることで取りはずし可能に接合してもよい。
また受水体2の最下部に対応するトランサム板
部分には貫通口10を設けておき、受水体内の水
を自動的に排出させるようにするのが好ましい。
なお、この受水体2は、この実施例に限らず気
胴に近い部分のトランサム板部分からトランサム
板中央の低位箇所11を包囲するように突設させ
てもさしつかえない。また、受水体2の形状もこ
れに限らず任意でよく、例えば先細り部分を持つ
た円錐を縦に割つた形状でもよい。とりわけ、こ
のような円錐形状に類するものは、受水体自体に
自立性が出てくるので、別途保形具等を用いずに
使用可能となるため好ましい態様と言える。さら
にこれら受水体の側部に略縦方向の折り目を付け
る等して蛇腹式とし、折り畳み易く、また体裁を
整えたものも好ましいものである。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、バツク走行時等にトラ
ンサム板の船外機取り付け部分を含む低位箇所よ
り越流してくる水を受水体により受け入れ、もつ
てエアーボート内の冠水を防止し得るものであ
る。
また受水体は柔軟性を有しているため、折り畳
みに際しても支障がなく、エアーボート本来の収
納のコンパクト性を阻害しない利点を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、
第2図は第1図の側部断面図、第3図は従来例を
示す斜視図である。 1……トランサム板、2……受水体、3……上
端縁部、4……船外機、5……気胴、6……トラ
ンサム板上部、7……上面開口部、8……平面的
な底、9……周縁部、10……貫通口、11……
低位箇所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トランサム板の中央に低位箇所を形成し、該低
    位箇所に船外機を取付けてなるエアーボートであ
    つて、 柔軟防水性素材よりなり、上面開口部を有し、
    少なくともトランサム板の船外機取付け部分を含
    む低位箇所を包囲する受水体を、 トランサム板の内側面に突設したことを特徴と
    するエアーボート。
JP1985146449U 1985-09-25 1985-09-25 Expired JPH0352239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146449U JPH0352239Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146449U JPH0352239Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254095U JPS6254095U (ja) 1987-04-03
JPH0352239Y2 true JPH0352239Y2 (ja) 1991-11-12

Family

ID=31058926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985146449U Expired JPH0352239Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0352239Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195088U (ja) * 1983-06-15 1984-12-25 オカモト株式会社 複合形小型ボ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6254095U (ja) 1987-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0352239Y2 (ja)
JPS59188234U (ja) 屋根換気装置
JPS59106718U (ja) 車両用開閉式屋根におけるウエザ−ストリツプの取付部構造
JPS5844077Y2 (ja) 船舶のトリムタブ構造
JPH0216677U (ja)
JPH0277214U (ja)
JPS61198113U (ja)
JPS61175057U (ja)
JPS62195596U (ja)
JPH0218526U (ja)
JPS6032108U (ja) 水陸両用形クロ−ラキヤリヤ
JPS5815758U (ja) 雨養生カバ−
JPS58177406U (ja) シエルタ−
JPS61138697U (ja)
JPH03105632U (ja)
JPH0188791U (ja)
JPH0399695U (ja)
JPS638118U (ja)
JPS6455138U (ja)
JPS6098519U (ja) ボデ−・カバ−
JPH01123138U (ja)
JPS60161282U (ja) サツシ枠の周囲部における水切り構造
JPS62196795U (ja)
JPS5814793U (ja) 車載用シヤワ−
JPH02125035U (ja)