JPH035201A - ホイールカバー取付装置 - Google Patents

ホイールカバー取付装置

Info

Publication number
JPH035201A
JPH035201A JP13813689A JP13813689A JPH035201A JP H035201 A JPH035201 A JP H035201A JP 13813689 A JP13813689 A JP 13813689A JP 13813689 A JP13813689 A JP 13813689A JP H035201 A JPH035201 A JP H035201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
mold
wheel cover
groove
clad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13813689A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Iida
飯田 功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kanto Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Seiki Co Ltd filed Critical Kanto Seiki Co Ltd
Priority to JP13813689A priority Critical patent/JPH035201A/ja
Publication of JPH035201A publication Critical patent/JPH035201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプラスチックホイールカバーの取付装置に係
り、その成形技術と効果的装着を可能ならしめたホイー
ルカバーの構成に関する。
〔従来の技術〕
プラスチックホイールカバー盤の円周上にリム内面に向
って取付片を立設し、これに閉環状スプリングを裏側に
弾圧力で係止せしめてリムに嵌着する取付装置の形式は
、単純且つ高性能である為に技術の主流となっている。
この形式の原流は実公昭41−7052号(’[i6)
に端を発し、米国特許37uja4号(’73)等を経
て、初めて実用的完成に達したものは西独国フランツ・
シュナイダ社が開発し、同国BMW車(°84年式)に
使用されたものである。これを第2図〜第5図に示す。
第2図と第3図は取付装置の要部で、第2図は外方から
、第3図内方からの斜視図であり、第4図はこれの型抜
方法を示し、第5図はホイールカバーをリム5内に取付
した状態を示す断面図である。圧着片1は圧着頭11を
支柱12で支承した構造で、ホイールカバー盤4を周回
する環状リブ41から立上っている。圧着片1は環状の
ばね3に裏打されて放射方向に、主としてその支柱12
部の撓みによって、拡開される。この折に、圧着片1に
ばばね3を掛止する為の溝10を要すると共に、過乗の
拡開を制限する為の制限片2を立設しである。制限片2
は又、ホイールカバー取付後にかかる振動の振巾を制限
し、依って圧着片1の主として支柱12部に生じる応力
を制限する機能ももっている。
本発明の主題は上記ばね掛止の溝10を成形する手段と
、その結果である成品の構造に係っている。本例及びそ
の継承例は全てスライド型を圧着片に挿通させて、成形
用語に謂うアンダカット即ち溝10を成形する。
圧着片1の頭上には、第5図に示ず環状ばね3の掛止片
13.13を有しく第2図参照)その下に向って外方か
ら孔14.14を貫通させである。この孔14は第4図
に示すようにスライド型9と一体の柱体91を、圧着片
1の背面に届くまで突出させ、依って溝10を形成する
方策となっている。
なお、主体型割りは、表型7と裏型8とによる雌雄型割
りであるか、前記制限片2と支柱12との間隙20を作
る為の垂下柱81を、裏型から圧着片1を貫通させてい
る。
第5図はホイールカバー取付時の断面図で、ここに至る
までの取付操作時には、圧着片1はその溝10に掛止さ
れた環状ばね3の弾圧により拡開されるが間隙20が無
くなると制限片2に当って止まり、圧着片1の頭部がリ
ム5のフランジ基部R53に導入され易くなっている。
続いて圧着類11はシート背52を乗り越え、ハンプ5
1に落込んで取付が完了する。車の走行に伴いホイール
カバーに加わる振動によって圧着片1の支柱12には常
時繰返し応力を生じ、疲労の懸念があるので、制限片2
の外には外間隙21が設けてあって、振動振巾を制限1
7、従って」1記応力の最大値を制限している。
この作用は又、高速度の走行時にホイールカバーの偏重
心による移動をも有効に制限するものでもある。
以上に詳述した技術思想の形式は、卓越した性能を発揮
するものであったため、特にその型抜方法は数多くの同
種考案を生んだ。例へば実開昭62−174901号、
実開昭62−176002号、実開昭63−32903
号、実開昭63−82602号等である。又拡開制限・
過振防止制限片の思想も数々の類似の考案を誘発した。
例へば実開昭60,105203号、実開昭61−10
7601号、実開昭61−35002号。
実開昭62−150201号、実開昭63−13700
1号、実開昭63−155805号等である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、先行例における圧着片を挿通ずる型抜及
び継承考案の側面型抜は金型の複雑化を召ぎ経済的な負
担が大きいこと、及び圧着片のばね掛止片が強度・剛性
に劣る形状に制限されることの問題点をもっていて、こ
の欠点は原典のみならず上記の踏襲全考案にても解決さ
れていないものであった。
(課題を解決するための手段) すなわち、先行例の形式は圧着片の可撓性を前提とした
思想である。よって型抜時にもこの可撓性は利用可能で
あるから、この観点から上述の問題点を解決する方策を
提供するのが本発明の要目である。又、圧着片とホイー
ルカバー盤は一体成形することも前提であるから、可撓
性は盤面にも有していて、前記制限片は必ずしも有効に
は機能しない(原典では、制限片2は圧着片1とリム5
に挟持される故に、機能もするが)。本発明はこの点に
も配慮されているものである。
(実 施 例〕 以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の基本的な型抜く中途)の態様を示す
図であり、表型フを開き、スライド型9を裏型8からス
トロークSだけスライドさせて止めた状態である。スラ
イド型9が閉じた状態では圧着片1は破線に示す如く成
型され、スライド型の奥片92に引掛けられて引起され
た圧着片はloに示すように撓ませられる。ストローク
Sは、裏型の張出82に成形された溝10をわずかに越
える量に設定する。ここで突出ビンを作動させると(相
対的に)裏型8とスライド型9とが一体となって上方へ
外れて行くことになる。圧着片l°の奥片92による引
起しは、その引掛状態が外れると共に終了し、圧着片l
゛の撓みは同破線示1近傍に戻るが、既に張出82は通
過しているので溝10は容易に型抜きが終了する。
このようにして成型された圧着片1を第6図に示す。溝
10に環状ばね3を掛止し、以降の作用は従来例に詳述
したものと同様であるから省略する。
この実施例の効果は、第1に、型が簡単であり、型抜も
容易であり、成形品も単純で強度上の弱点も有しないこ
とである。にもかかわらず強いアンダカットである溝1
0を容易に成形できる。第2にスライド型の巾が狭くて
済むことであり、このため、圧着片の数が多い場合にも
対応容易であると共に、ホイールカバーデザインに影響
を受けない点である。又このことにより(この実施例は
基本例であるから図示省略しである、具体例については
後述する)圧着片の側方に従来例に述べた制限片を設け
ることが自在に行い得る。第3に、溝10を成形する手
段としては(従来例に述べた所とは別に)斜方突出があ
るが、斜方突出手段は第6図左奥方即ち圧着片内側に平
坦な面を必要とする。ホイールカバーでは、エアーバル
ブ調整孔風孔補強リブ等によって上記平坦面は有り得な
いので、斜方突出は事実上使用不能である。この発明で
はその制限は皆無である。
なお若干の補足説明をする。第1図にも見られるように
、圧着片1の頭部はスライド型内で転勤し得る形状に制
限を受ける。この転勤は撓みの実中心O1の位置やスラ
イド方向などで制限を緩和することはできるが、具体的
には第6図示の首下R15が大きくなり頭部肉厚が増大
してひけを生じる危惧がある。根本的には奥片92をス
ライド9とは別体とし、スライド9を大きく逃げた後で
、奥片92を8動させて引起しを行へばよいが、そうす
ると型の冷却に問題の生じる成形条件も存在する。従っ
て、機能に支障はないのであるから、ひけ防止策は第7
図に示すように行うことができる、即ち肉盗み151.
152を設ければよい、ここで151は82の変形によ
って、又、152は92によって成形される。
上記撓み実中心01とスライド逃げ方向の問題は又、溝
10の傾斜角θを要求する。θの(環ばね掛止作用に対
する)許容限度は、溝10の深さhと環ばね3の素線径
dの関数となるが、目安値として最大30°程度であり
、言謂無理抜き手段では対応できない範囲に属している
。この発明の効果はこの対比によって区別される辺りに
も存在している。
(具体的実施例の1) 第8図と第9図は具体的実施例の型抜中途と取付後を示
す断面図である。この実施例では、圧着片1に大きな内
傾角αとその支柱12に二重の屈曲121,122を付
し、スライド逃げ角βを与えた点が、前例との主たる相
違である。(それ以外は前例と同等であるから説明を略
す) その結果、第8図に示すように、圧着片1の型抜時の実
回転中心は02に移り、奥片93に引起される圧着片頂
尖は02を中心とする円弧を画くが、二重の屈曲121
,122の存在によって間隙g1を生じることが許され
る為にスライド型9の移動直線に良好に馴染み型抜が円
滑に遂行できると共に、逃げ角βも広い許容範囲をもち
得るものとなる。又同様に、溝10の張出83からの型
開れも容易になる。
成品では第9図に示すように、内傾角αを付けたことに
より溝lOの傾斜角−θを実現し得る、即ち環ばね3の
抜出方向に向って食込みになる。従って溝10の奥行り
は環ばね3の素線径dとほぼ等しい程度の少量で事足り
る。このことにより、型抜時の引起し量も少量で済み、
支柱12部の型抜残留応力も低減する。加えて二重の屈
曲121,122の存在はこの効果を助長する。
二重の屈曲121,122は又、ホイールカバー4が取
付されて走行した時に加わる振動を、プロフィール4″
及びプロフィール1”に示すように間隙g2がなくなっ
て当接し、振巾を制限する。前述従来例に述べた制限片
2の前縁の作用及び効果を代替するわけであり、更に、
本例によるときはホイールカバー盤4の剛性は全く必要
としない。制限片2の他の作用、即ち環ばね3の過拡開
制限は、環ばね3のばね定数の選定によって対応可能で
ある。
尚、前例補足説明に述べた点は、すべて解消している。
(具体的実施例の2) 第10〜第12図は第二の具体的実施例を示す。この実
施例の特徴は、圧着片1の内傾角αを大きくとすと共に
支柱12を直線的に盤面4まで延長して実回転中心03
を可能な限すタ(周に近づけたこと、肉盗み16を奥片
94によって構成したこと、スライド型巾小巾な利点か
ら制限中2.2を設は且つホイールカバー中心近くまで
延びている補強リブ23を有していること、である。他
は前実施例に同様の為、説明を省略する。
第10図は、前実施例と同様に口線的スライド型による
型抜を示す、このと暫スライド角βは大きくとれるので
、盤4が碗状周辺形状でありても型抜可能である。又、
圧着片1の実回転中心03が盤外周近くにある故に、0
3の延長直線上にて回動するスライド型を用いることも
でき、そのときは圧着頭11近くの型抜は撓み形状に順
しる為、容易に型抜てきるものとなる。
第11図はこの例の斜視図であり、上述奥片94による
肉盗み16は突片17,17を残している。又圧着片1
の両側に近接して制限片2゜2を立設し、補強リブ23
,23を盤面中心方向に長く曳いている。前11122
は振巾制限面であり、その上端には環ばね3の拡開制限
突起24を設Cプることもできる。
第12図はホイールカバーをリム内に取付した状態を示
す断面図である。取付操作時には、まず突片17は、リ
ム5のフランジ元R53に掛かるが、このと無回転中心
03はそれより外にあるために環ばね3の拡開力に抗し
て内倒れしやすく、円滑に圧着片1がリム5内に導入さ
れる。従って取付感が良好である。
制限片2の前縁22とリムのシート背52との間隔は娠
勅振巾を制限するが、補強リブ23が放射状に長く通っ
ているために、盤材質が撓みやすい材質であったとして
も断面係数は大ぎいので全体の剛性も大きい値となって
おり、上述制限作用は効果的に果される。同じ理由から
拡開制限突起24の作用も効果的に機能する。
(発明の効果) 以上のように本発明は、ホイールカバー盤の裏面の近郊
周円に沿って複数の圧着片を間隔を隔てて起立し、これ
らの圧着片間に、その内側から外側に向って放射方向に
押圧する環状ばねを懸渡し、前記圧着片をリムのハング
に圧接して取付するホイールカバー取付装置において、
該圧着片の内側には上記環状ばねを掛止する溝を有し、
該溝を成形するに当り、スライド型の連動する奥片を前
記圧七片の頭上32941人させておき、該奥片をもっ
て圧着片を引起しつつ型抜したホイールカバー取付装置
であるから、これによれば、プラスチック製ホイールカ
バーの製造時における型抜き゛が容易であって、そのホ
イ・−ルカバーの生産性が向上されるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるホイールカバーの型抜説明図
、第2図〜第5図は従来技術説明図、第6図以降はこの
発明の実施例で第6.7図は基本実施例、第8.9図具
体的実施例1、第10=12図具体的実施例2、を示す
。 1・・・圧着片      2・・・制限片3・・・は
゛ね 4・・・ホイールカバー盤 5・・・リム 6・・・ホイールバランサ 7・・・表型 8・・・裏型 9・・・スライド型 他4名 第 図 第 図 第 図 第 図 第 q 図 第11 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホィールカバー盤の裏面の近外周円に沿って複数の
    圧着片を間隔を隔てて設立し、これらの圧着片間に、そ
    の内側から外側に向って放射方向に押圧する環状ばねを
    懸渡し、前記圧着片をリムのハンプに圧接して取付する
    ホィールカバー取付装置において、該圧着片の内側には
    上記環状ばねを掛止する溝を有し、該溝を成形するに当
    り、スライド型に連動する奥片を前記圧着片の頭上より
    侵入させておき、該奥片をもって圧着片を引起しつつ型
    抜したことを特徴とするホィールカバー取付装置。
JP13813689A 1989-05-31 1989-05-31 ホイールカバー取付装置 Pending JPH035201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13813689A JPH035201A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 ホイールカバー取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13813689A JPH035201A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 ホイールカバー取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH035201A true JPH035201A (ja) 1991-01-11

Family

ID=15214837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13813689A Pending JPH035201A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 ホイールカバー取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH035201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5130682A (en) * 1991-04-15 1992-07-14 Motorola, Inc. Dielectric filter and mounting bracket assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5130682A (en) * 1991-04-15 1992-07-14 Motorola, Inc. Dielectric filter and mounting bracket assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8402618B2 (en) Fastening device
US20210155383A1 (en) Injection moulded packaging with a container having a folded upper rim
JPH0628007Y2 (ja) 止具の装飾体
US2386244A (en) Wheel structure
JPH035201A (ja) ホイールカバー取付装置
US2282588A (en) Apparatus for forming metal articles
US2304582A (en) Die for drawing sheet metal articles
US2162731A (en) Method of and apparatus for dieforming parts
US2162734A (en) Method of joining parts
JP5557374B2 (ja) プレス成形金型
US2921548A (en) Means for making wheel covers
US2493002A (en) Wheel cover
US1817710A (en) Method of attaching bail ears to pails
US2629636A (en) Wheel cover
JP3072068U (ja) 金属製カバン
JPS5835072Y2 (ja) 携帯用容器の下げ紐取付構造
US2622299A (en) Plastic cap for attachment of snap fastener sockets and the like
US2493003A (en) Wheel cover
US2162730A (en) Ornamental wheel disk structure
CN217259872U (zh) 一种自带封边的板材
JP2556997Y2 (ja) 壜用合成樹脂製把手
US1746807A (en) Can
CN107023542A (zh) 挂钩结构
US2431699A (en) Ornamental wheel trim ring
US2077590A (en) Percolator top