JPH0351678A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0351678A
JPH0351678A JP18837789A JP18837789A JPH0351678A JP H0351678 A JPH0351678 A JP H0351678A JP 18837789 A JP18837789 A JP 18837789A JP 18837789 A JP18837789 A JP 18837789A JP H0351678 A JPH0351678 A JP H0351678A
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JP
Japan
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compressors
compressor
suction pipe
group
refrigerant
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Application number
JP18837789A
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English (en)
Inventor
Moichi Kitano
北野 茂一
Masahiro Yoshida
昌弘 吉田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0351678A publication Critical patent/JPH0351678A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数台の圧縮機を備えた空気調和機に関し、
特に、圧縮機間にお0て潤滑油を均油イヒする技術に関
する。
(従来の技術) 従来より、圧縮機のモータ出力力く例えGf 10 J
IG力を越える大容量の空気調和機におち)で4よ、搭
載する圧縮機を1台としたときには、その圧縮機力く大
きくなり、空気調和機自体が大形化して容積効率が悪化
することから、低い出力の複数台の圧縮機を搭載するこ
とが一般に行われて0る。そして、例えば実公昭53−
36600号公報等に示されるように、各圧縮機に冷媒
を戻す吸入管は、主吸入管と該主吸入管から分岐されて
各圧縮機に接続される複数の分岐吸入管とで構成される
が、その場合、圧縮機の吐出管から吐出冷媒と共に吐出
された潤滑油が各圧縮機に均等に戻るよう、各分岐吸入
管の管内抵抗を同じとすることが行われている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、実際には、配管の管内抵抗の誤差や空気調和機
の運転条件等により、潤滑油を各圧縮機に均等に戻すこ
とは困難であり、潤滑油不足となる圧縮機があり、その
ために、定期的に油戻し運転が必要となる。
本発明は以上の諸点に鑑みてなされたもので、その目的
は、複数台の圧縮機に接続される吸入管の構造を特定す
ることにより、各圧縮機への油戻りを確実に均等にして
油戻し運転を不要とすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的の達成のために、本発明では、複数台の圧縮機
の吸込側に接続される吸入管の管内抵抗に差を付けて各
圧縮機の冷媒吸込圧力を互いに異ならせることにより、
圧縮機の一部に潤滑油を集中的に戻すとともに、圧縮機
間のドーム内圧の差により潤滑油を他の圧縮機に分配す
るようにしたものである。
すなわち、請求項(1)に係る発明では、第1図に示す
ように、各々同一の能力を有し、かつ同一の回転数で駆
動されて冷媒を圧縮する複数台の圧縮機(2) 、 (
3)が1系統の冷媒回路に対し互いに並列に接続されて
なる空気調和機において、上記複数台の圧縮機(2) 
、 (3)を第1及び第2の圧縮機グループに分け、第
1及び第2グループの圧縮機(2) 、 (3)同士を
連通する均油管(10)を設ける。
また、上記圧縮機(2) 、 (3)の吸込側に接続さ
れる吸入管(13)を、主吸入管(14)と、該主吸入
管(14)から分岐され、第1及び第2グループの圧縮
機(2) 、 (3)にそれぞれ接続される同一の長さ
及び径の第1及び第2の分岐吸入管(15)、  (1
6>とで構成し、上記第1分岐吸入管(15)にキャピ
ラリチューブやオリフィス等の管内抵抗付与手段(19
)を特徴する 請求項(2)に係る発明では、第2図に示すように、上
記管内抵抗付与手段(19)に代え、第1及び第2の分
岐吸入管(15)、 (16)の長さのみを同じとし、
第1分岐吸入管(15)の内径を第2分岐吸入管(16
)よりも小径とする。
また、請求項(3)に係る発明では、第3図に示すよう
に、上記とは逆に、第1及び第2の分岐吸入管(15)
、 (16)の内径のみを同じとし、第1分岐吸入管(
15)の長さを第2分岐吸入管(16)よりも長くする
さらに、請求項(4)に係る発明では、第4図に示す如
く、第2グループの圧縮機(3)に主吸入管(14)を
接続し、この主吸入管(14)に対し、第1グループの
圧縮機(2)に接続される分岐吸入管(15)を直交方
向から分岐接続する。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)に係る発明では、第1
及び第2グループの圧縮機(2) 、 (3)は同一の
能力を有し、かつ同一の回転数で駆動されるのに対し、
第1グループの圧縮機(2)に接続された第1分岐吸入
管(15)に管内抵抗付与手段(19)が配設されてい
るので、この抵抗付与手段(19)により、同圧縮機(
2)に吸入される冷媒の抵抗が大きくなり、第1グルー
プの圧縮機(2)のドーム内圧は第2グループの圧縮機
(3)よりも常に低くなる。そして、圧縮機<2) 、
 (3)からの吐出冷媒と共に吐出された潤滑油が油分
離器(4)で分離された後、吸入管(I3)に戻される
と、その潤滑油は主として冷媒の吸入抵抗が小さい側で
ある第2グループの圧縮機(3)に吸入され、該第2グ
ループの圧縮機(3)に溜まる潤滑油の液面レベルが第
1グループの圧縮機(2)よりも上昇する。しかし、両
グループの圧縮機(2) 、 (3)は均油管(10)
により連通しており、しかも上記の如く、両グループの
圧縮機(2) 、 (3)のドーム内圧に差があるので
、上記第2グループの圧縮機(3)内に戻された潤滑油
は同圧縮機(2) 、 (3)のドーム内圧の差により
第1グループの圧縮機(2)内に均油管(■0)を通し
て吸引される。このことによって潤滑油の還流経路が一
定になり、同圧縮機(2) 、 (3)の油戻りを確実
に均等に保つことができる。
また、請求項(′2Jに係る発明では、主吸入管(14
)に接続される第1及び第2の分岐吸入管(15)、 
(16)が同じ長さとされ、かつ第1グループの圧縮機
(2)に連通ずる第1分岐吸入管(15)の内径が第2
グループの圧縮機に連通ずる第2分岐吸入管(16)よ
りも小さくされているので、その内径の差により、上記
と同様に第1グループの圧縮機(2)に吸入される冷媒
の抵抗が大きくなり、第1グループの圧縮機(2)のド
ーム内圧は第2グループの圧縮機(3)よりも常に低く
なる。一方、潤滑油は主として冷媒の吸入抵抗が小さい
側である第2グループの圧縮機(3)に戻され、この圧
縮機(3)内に戻された潤滑油は同圧縮機(2) 、 
(3)のドーム内圧の差により第1グループの圧縮機(
2)内に均油管(10)を通して吸引される。よって同
圧縮機(2)。
(3)の浦戻りを確実に均等に保つことができる。
さらに、請求項(3)に係る発明では、上記請求項(′
2Jに係る発明とは逆に、第1及び第2の分岐吸入管(
15)、 (16)の内径が同じとされ、第1グループ
の圧縮a(2)に連通する第1分岐吸入管(15)の長
さが第2グループの圧縮機に連通ずる第2分岐吸入管(
16)よりも長くされているので、その長さの差により
、上記と同様に第1グループの圧縮機(2)に吸入され
る冷媒の抵抗が大きくなり、第1グループの圧縮機(2
)のドーム内圧は第2グループの圧縮機(3)よりも常
に低くなる。一方、潤滑油は第2グループの圧縮機(3
)に戻され、この圧縮機(3)内に戻された潤滑油は同
圧縮機(2) 、 (3)のドーム内圧の差により第1
グループの圧縮機(2)内に均油管(10)を通して吸
引される。よって同圧縮機(2) 、 (3)の油戻り
を確実に均等に保つことができる。
また、請求項(4)に係る発明では、第1グループの圧
縮機(2)に主吸入管(14)が接続され、第2グルー
プの圧縮機(3)に接続される分岐吸入管(15)は上
記主吸入管(14)から直交方向に分岐されているので
、圧縮機(2) 、 (3)に戻される冷媒は主吸入管
(14)を通って第2グループの圧縮機(3)に吸入さ
れ易いのに対し、主吸入管(14)から分岐吸入管へは
流入し難くなり、分岐吸入管(15)側に冷媒の抵抗が
生じ、この抵抗によって第1グループの圧縮機(2)の
ドーム内圧が第2グループの圧縮機(3)よりも常に低
くなる。そして、主吸入管(14)に戻された潤滑油は
そのまま主吸入管(14)を通って第2グループの圧縮
機(3)に吸入され、この圧縮機(3)内に戻された潤
滑油は上記両圧縮機(2)。
(3)のドーム内圧の差により第1グループの圧縮機(
2)内に均油管(10)を通して吸引される。よって両
圧縮機(2) 、 (3)の油戻りを確実に均等に保つ
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る空気調和機(A)の
全体構成を示す。この空気調和機(A)は例えば室温、
湿度、吹出温度を目標値に対し高精度に保持するための
冷房専用機である。図において、(1)は室内機、(2
4)は室外機で、上記室内機(1)には、冷媒を吸い込
んで圧縮する第1及び第2の2台の圧縮機(2) 、 
(3)と、該圧縮機(2) 、 (3)から吐出された
冷媒から圧縮機用の潤滑油を分離する油分離器(4)と
、室外機(24)の凝縮器(25)で液化した冷媒を膨
張させる膨張弁(5)と、冷媒を蒸発させる蒸発器(6
)と、該蒸発器(6)に送風する室内ファン(7)と、
アキュムレータ(8)とが設けられている。一方、室外
機(24)は、油分離器(4)通過後の冷媒を凝縮して
液化する凝縮器(25)と、該凝縮器(25)に送風す
る室外ファン(26)とを有する。そして、この室内機
(1)及び室外機(24)は液側連絡配管(22)及び
ガス側連絡配管(23)によって接続されており、圧縮
機(2) 、 (3)から吐出された高圧ガス冷媒を凝
縮器(25〉で凝縮して液冷媒とし、この液冷媒を膨張
弁(5)で膨張させた後、蒸発器(6)で蒸発させてガ
ス冷媒とし、このガス冷媒を圧縮機(2) 、 (3)
に吸い込んで再度圧縮するようにした冷媒回路が構成さ
れている。
上記圧縮機(2) 、 (3)は、互いに同じ出力(例
えば5馬力)のモータ(2a)、 (3a)を内蔵して
いて同じ構成のものである。そして、これら圧縮機(2
)、(3)はインバータ制御される。すなわち、圧縮機
(2) 、 (3)のモータ(2a)、 (3a)の電
源回路にはそれぞれインバータ(9a)、 (9a)が
配設され、これらインバータ(9a)、  (9a)は
コントローラ(9b)に接続されており、この両インバ
ータ(9a)、  (9a)及びコントローラ(9b)
により、圧縮機(2) 、 (3)の回転数が常に同一
になるよう、その電源周波数を複数のステップで段階的
に可変調整するようになされている。
さらに、上記第1及び第2圧縮機(2) 、 (3)の
ドーム内は均油管(10)によって互いに連通されてい
る。また、上記第1の圧縮機(2)は第1の吐出管(1
1)を介して、また第2の圧縮機(3)は第2の吐出管
(12)を介してそれぞれ油分離器(4)に並列に接続
されており、この油分離器(4)において圧縮機(2)
 、 (3)から吐出された冷媒から潤滑油を分離する
ようにしている。
(13〉は上記第1及び第2の圧縮機(2) 、 (3
)に冷媒を戻す吸入管で、この吸入管(13)は、上流
端が上記アキュムレータ(8)に接続された主吸入管(
14)と、該主吸入管(14)の下流端に分岐接続され
た同一の長さ及び径の第1及び第2分岐吸入管(15)
、 (16)とで構成され、第1分岐吸入管(15)の
下流端は第1圧縮機(2)の吸込側に、また第2分岐吸
入管(16)の下流端は第2圧縮機(3〉の吸込側にそ
れぞれ接続されている。
そして、上記油分離器(4)には油戻し管(17)の上
流端が接続され、この油戻し管(17)の下流端は上記
主吸入管(14)の下流端側に接続されている。
さらに、上記第1分岐吸入管(15)の途中には管内抵
抗付与手段としてのキャピラリチューブ(19〉が配設
されており、このキャピラリチューブ(19)により、
第1圧縮機(2)に吸入される冷媒の抵抗を第2圧縮機
(3)に吸入される冷媒の抵抗よりも大きくするように
している。
尚、図中、(20)はフィルタ、(21)は潤滑油の戻
り量を調整するキャピラリチューブである。
したがって、上記実施例においては、空気調和機(A)
の運転中、室内機(1)の両圧縮機(2) 、 (3)
から吐出された高圧ガス冷媒は油分離器(4)において
潤滑油が分離除去される。この後、ガス冷媒は室外機(
24)の凝縮器(25)で凝縮されて液冷媒となり、こ
の液冷媒は膨張弁(5)で膨張した後、蒸発器(6)で
蒸発してガス冷媒となり、このガス冷媒は圧縮機(2)
 、 (3)に吸い込まれて再度圧縮される。
一方、上記油分離器(4)で冷媒から分離された潤滑油
は、油戻し管(17)を通って吸気管(13)の主吸入
管(14)に流入し、その吸入管(14)から第1及び
第2吸入管(15)、 (16)を経て圧縮機(2) 
、 (3)に戻る。
そして、この実施例の場合、第1及び第2圧縮機(2)
 、  (3)は同一の能力を有し、かつ同一の回転数
で駆動されるが、第1圧縮機(2)に連通ずる第1の分
岐吸入管(15)の途中にキャピラリチューブ(19)
が配設されているので、このキャピラリチューブ(19
)により、第1圧縮機(2)に吸入される冷媒に抵抗が
生じ、第1圧縮機(2)に吸入される冷媒量は第2圧縮
機(3)よりも少なくなり、第1圧縮機(2)のドーム
内圧は第2圧縮機(3)よりも常に低くなる。そして、
同時に、上記主吸入管(14)に流入した潤滑油はその
大半が冷媒量の多い第2分岐吸入管(15)を通って第
2圧縮機(3)に吸い込まれ、残りが第1分岐吸入管(
16)を通って第1圧縮機(2)に吸入される。このた
め、第2圧縮機(3)に戻る潤滑油の量が第1圧縮機(
2)よりも多くなり、第2圧縮機(3)内部に溜まる潤
滑油の液面レベルが第1圧縮機(2)よりも上昇しよう
とする。ところが、両圧縮機(2) 、 (3)は均油
管(10)により連通しており、しかも上記の如く第1
圧縮機(2〉のドーム内圧が第2圧縮機(3)よりも常
に低いので、このドーム内圧の差により、第2圧縮機(
3)内の潤滑油は第1圧縮機(2)内に均油管(10)
を通して吸引されることとなり、よって両圧縮機(2)
 、 (3)の浦戻りを確実に均等に保って油戻し運転
を不要化することができる。
また、このように2台の圧縮機(2) 、 (3)の油
戻りが良好に保たれるので、圧縮機(2) 、 (3)
が2台であっても液側及びガス側の連絡配管(22)。
り23)を1系統として配管工事を簡略化することがで
きる。しかも、2台の圧縮機(2) 、 (3)により
、その各々のモータ(2a)、 (3a)の効率を常に
高い値に保つことができ、その分、空気調和機(A)の
運転能力を拡大することができる。また、各圧縮機(2
) 、 (3)をインバータ制御するので、小さな圧縮
機(2) 、 (3)により大きな能力を得ることがで
き、容積効率が増大して空気調和機(A)を小形化する
ことができる。さらに、1台のインバータ付圧縮機を使
用する場合に比し、圧縮機(2) 、 (3)が小形で
よく、しかもこれら圧縮機(2) 、 (3)は同じで
あるのでサービス性を高めることができる。
尚、上記キャピラリチューブ(19)に代え、オリフィ
スを採用することも可能である。
第2図は本発明の第2実施例を示しく尚、第1図と同じ
部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略
する)、この実施例では、吸入管(13)における第1
及び第2分岐吸入管(15)、 (16)は、互いに同
一の長さとされているが、第2分岐吸入管(16)が例
えば外径22.2111!Dのパイプからなるのに対し
、第1分岐吸入管(15)は例えば外径19.1mmの
パイプで構成されていて、第1分岐吸入管(15)の内
径が第2分岐吸入管(16)よりも小さくされている。
したがって、この実施例では、第1及び第2分岐吸入管
(15)、 (1G)の内径の差により、上記第1実施
例と同様に第1圧縮機(2)に吸入される冷媒の抵抗が
大きくなり、第1圧縮機(2)のドーム内圧は第2圧縮
機(3)よりも常に低くなる。一方、潤滑油は主として
冷媒の吸入抵抗が小さい側である第2圧縮機(3)に戻
され、この圧縮機(3)内に戻された潤滑油は両圧縮機
(2) 、 (3)のドーム内圧の差により第1圧縮機
(2)内に均油管(10)を通して吸引される。よって
両圧縮機(2) 、  (3)の油戻りを確実に均等に
保つことができる。
第3図は第3実施例を示し、この実施例では、上記第2
実施例とは逆に、吸入管(13)における第1及び第2
分岐吸入管(15)、 (16)は、互いに同一の内径
とされているが、第1分岐吸入管(15)の長さが第2
分岐吸入管(16)よりも長く設定されている。
したがって、この実施例の場合、第1及び第2分岐吸入
管(15)、 (16)の長さの差により、同様に第1
圧縮機(2)に吸入される冷媒の抵抗が大きくなって、
第1圧縮機(2)のドーム内圧は第2圧縮機(3)より
も常に低くなる。一方、潤滑油は第2圧縮機(3)に戻
され、この圧縮機(3)内に戻された潤滑油は両圧縮機
(2) 、 (3)のドーム内圧の差により第1圧縮機
(2)内に均油管(10)を通して吸引され、よって両
圧縮機(2) 、 (3)の浦戻りを確実に均等に保つ
ことができる。
第4図は第4実施例を示し、吸入管(13)の接続構造
によって冷媒の吸入抵抗に差をもたせたものである。す
なわち、この実施例では、吸入管(13)は、第2圧縮
機(2)に接続される主吸入管(14)と、上端が該主
吸入管(14)に直交方向に分岐接続され、下流端が第
1圧縮機(2)に接続される分岐吸入管(15)とで構
成されている。
したがって、この場合、分岐吸入管(15)が主吸入管
(14)に対し直交方向に分岐接続されているので、圧
縮機(2) 、 (3)に戻される冷媒は主吸入管(1
4)を通って第2圧縮機(3)に吸入され易くなるが主
吸入管(14)から分岐吸入管(15)へは流入し難く
なり、分岐吸入管(15)側に冷媒の抵抗が生じ、この
抵抗によって第1圧縮機(2)のドーム内圧が第2圧縮
機(3)よりも常に低くなる。そして、主吸入管(14
)に戻された潤滑油はそのまま主吸入管(14)を通っ
て第2圧縮機(3)に吸入され、この圧縮機(3)内に
戻された潤滑油は上記両圧縮機(2)。
(3)のドーム内圧の差により第1圧縮機(2〉内に均
油管(10)を通して吸引される。よって両圧縮機(2
) 、  (3)の油戻りを確実に均等に保つことがで
きる。
尚、上記実施例では、圧縮機(2) 、 (3)を2台
としたが、本発明は3台以上の圧縮機を有する空気調和
機に対しても適用することができる。その場合、複数台
の圧縮機の一部を第1グループの圧縮機に、残りの圧縮
機を第2グループの圧縮機にそれぞれグループ化し、各
圧縮機グループに上記と同様の構成を適用すればよい。
また、上記実施例では、圧縮機としてインバータ付圧縮
機(2) 、 (3)を採用したが、その他のタイプの
圧縮機を使用することもできる。
(発明の効果) 以上の如く、請求項(1)〜(4)に係る発明によると
、同一の回転数で駆動される同一能力の複数台の圧縮機
を第1及び第2の圧縮機グループに分け、両グループの
圧縮機同士を均油管によって連通ずるとともに、一方の
グループの圧縮機に吸入される冷媒の抵抗を他方のグル
ープの圧縮機への冷媒吸入抵抗よりも大きくして、一方
のグループの圧縮機のドーム内圧を他方のグループの圧
縮機よりも常に低くし、かつドーム内圧の高い他方の圧
縮機に潤滑油を戻し、その潤滑油をドーム内圧の差によ
って一方のグループの圧縮機に吸引させるようにしたこ
とにより、潤滑油の還流経路を一定にして、両グループ
の圧縮機の油戻りを確実に均等に保つことができ、よっ
て油戻し運転を不要化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る空気調和機の全体構
成図である。第2図は第2実施例の要部を示す冷媒回路
図である。第3図及び第4図はそれぞれ第3及び第4実
施例を示す第2図相当図である。 (A)・・・空気調和機 (2)・・・第1圧縮機(第1グループの圧縮機)(3
)・・・第2圧縮機(第2グループの圧縮機)(4)・
・・油分離器 (9a)・・・インバータ (10)・・・均油管 (13)・・・吸入管 (14)・・・主吸入管 (15)・・・第1分岐吸入管 (16)・・・第2分岐吸入管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々同一の能力を有し、かつ同一の回転数で駆動
    されて冷媒を圧縮する複数台の圧縮機(2)、(3)が
    1系統の冷媒回路に対し互いに並列に接続されてなる空
    気調和機において、 上記複数台の圧縮機(2)、(3)を第1及び第2の圧
    縮機グループに分け、 上記第1及び第2グループの圧縮機(2)、(3)同士
    を連通する均油管(10)を設け、 上記圧縮機(2)、(3)の吸込側に接続される吸入管
    (13)を、主吸入管(14)と、該主吸入管(14)
    から分岐され、第1及び第2グループの圧縮機(2)、
    (3)にそれぞれ接続される同一の長さ及び径の第1及
    び第2の分岐吸入管(15)、(16)とで構成し、 上記第1分岐吸入管(15)に管内抵抗付与手段(19
    )を配設したことを特徴とする空気調和機。
  2. (2)各々同一の能力を有し、かつ同一の回転数で駆動
    されて冷媒を圧縮する複数台の圧縮機(2)、(3)が
    1系統の冷媒回路に対し互いに並列に接続されてなる空
    気調和機において、 上記複数台の圧縮機(2)、(3)を第1及び第2の圧
    縮機グループに分け、 上記第1及び第2グループの圧縮機(2)、(3)同士
    を連通する均油管(10)を設け、 上記圧縮機(2)、(3)の吸込側に接続される吸入管
    (13)を、主吸入管(14)と、該主吸入管(14)
    から分岐され、第1及び第2グループの圧縮機(2)、
    (3)にそれぞれ接続される同一の長さの第1及び第2
    の分岐吸入管(15)、(16)とで構成し、 上記第1分岐吸入管(15)の内径を第2分岐吸入管(
    16)よりも小さくしたことを特徴とする空気調和機。
  3. (3)各々同一の能力を有し、かつ同一の回転数で駆動
    されて冷媒を圧縮する複数台の圧縮機(2)、(3)が
    1系統の冷媒回路に対し互いに並列に接続されてなる空
    気調和機において、 上記複数台の圧縮機(2)、(3)を第1及び第2の圧
    縮機グループに分け、 上記第1及び第2グループの圧縮機(2)、(3)同士
    を連通する均油管(10)を設け、 上記圧縮機(2)、(3)の吸込側に接続される吸入管
    (13)を、主吸入管(14)と、該主吸入管(14)
    から分岐され、第1及び第2グループの圧縮機(2)、
    (3)にそれぞれ接続される同一の径の第1及び第2の
    分岐吸入管(15)、(16)とで構成し、上記第1分
    岐吸入管(15)の長さを第2分岐吸入管(16)より
    も長くしたことを特徴とする空気調和機。
  4. (4)各々同一の能力を有し、かつ同一の回転数で駆動
    されて冷媒を圧縮する複数台の圧縮機(2)、(3)が
    1系統の冷媒回路に対し互いに並列に接続されてなる空
    気調和機において、 上記複数台の圧縮機(2)、(3)を第1及び第2の圧
    縮機グループに分け、 上記第1及び第2グループの圧縮機(2)、(3)同士
    を連通する均油管(10)を設け、 上記圧縮機(2)、(3)の吸込側に接続される吸入管
    (13)を、第2グループの圧縮機(3)に接続される
    主吸入管(14)と、該主吸入管(14)から直交方向
    に分岐され、第1グループの圧縮機(2)に接続される
    分岐吸入管(15)とで構成したことを特徴とする空気
    調和機。
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