JPH0351480Y2 - - Google Patents

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JPH0351480Y2
JPH0351480Y2 JP1986120210U JP12021086U JPH0351480Y2 JP H0351480 Y2 JPH0351480 Y2 JP H0351480Y2 JP 1986120210 U JP1986120210 U JP 1986120210U JP 12021086 U JP12021086 U JP 12021086U JP H0351480 Y2 JPH0351480 Y2 JP H0351480Y2
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JP
Japan
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handrail
sit
pedestal
fence
backrest
Prior art date
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JP1986120210U
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English (en)
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JPS6327660U (ja
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Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は庭園等の植え込み保護のために植え込
み部周辺に設置されるフエンスに関するものであ
る。
[従来の技術] 庭園等では、植え込み部分への立入を禁止し植
え込み部の樹木や芝生等を保護するためにパイプ
を折り曲げて囲いをするようにしたパイプ構造の
フエンスが設置されている。
従来の上記パイプを用いてなるフエンスは、通
常、両端部を折り曲げて脚部とし、該脚部を垂直
に立てて水平部分を手摺りとして使用できるよう
にしてある。又、フエンスの高さは、約50〜60cm
位あり、手摺り部はすべて一定高さで水平に保持
され、脚柱部を土中に埋められたコンクリート基
礎で固めることにより大人がフエンスに腰掛けて
も倒れることがないように強固に埋め込み固定さ
れている。そのため、憩の一時を庭園内で過ごす
人々は、フエンスの手摺り部に腰掛けて読書した
り、談話の場所として使用する等、フエンスをベ
ンチ代りに使用する光景が多々見受けられてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、前記したように従来のこの種フエン
スは、円形パイプを使用したものであるため、手
摺り部上面が丸くなつていて座り心地としては極
してよいものではなく、腰を深く掛けても、又、
腰を浅く掛けても長時間にわたつて座り続けるの
には不向きであり、しかも手摺り部のすべてが水
平にしてあるため、大人でも背の高い人には手摺
り部上に腰を寄せるだけで容易に腰を掛けること
ができるが、、背の低い大人あるいは子供等の場
合は、地上より足を浮かして手摺り部上に腰掛け
るようにしなければならず、腰を掛けにくいし、
又腰を掛けても不安定となつて前方又は後方へ落
ちる等のおそれもあり、ベンチ代りにフエンスを
使用するには適してはいなかつた。
そこで、本考案は、従来の円形パイプよりなる
フエンスの構造を改めることによつて座り心地を
良くすると共に、背の高低、特に足の長さの相違
があつても疲れない姿勢で安定よく腰掛けること
ができるようにし、更に、腰を掛ける位置が脚柱
の固定位置よりも前方になるようにしてベンチに
近い感じをもたせるようにしたフエンスを提供し
ようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、途中を
屈曲させた長さの異なる複数の脚柱を適宜間隔で
配し、各脚柱の下端部を基礎に固定して各上端部
を該固定部よりも前方位置に位置させ、上面の前
縁部と後縁部を円弧面にした断面形状がほぼ楕円
形状をなす扁平の手摺り部を、その長手方向にお
いて上下にゆるやかな波状のスロープに屈曲させ
て高低差を付け、且つ該手摺り部の高い位置を長
さの長い脚柱により、又、手摺り部の低い位置を
長さの短かい脚柱によりそれぞれ固定支持させて
なる構成とする。
[作用] 扁平の手摺り部は上面の前縁部と後縁部が円弧
面となつているので、座り心地がよく、この座る
部分が脚柱の固定位置よりも前側に寄つているの
で、座つた姿勢で足を後方へ曲げても脚柱に当る
ことがなくてベンチと同様な感覚で座ることがで
きる。
又、足の長い人はスロープ等の高い位置に、
又、足の短かい子供等はスロープの低い位置に座
ることにより安定よく腰を掛けることができる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、途中
よりくの字形に折り曲げたパイプよりなる脚柱
2,3を、長さを異にして複数個用意し、植え込
み部1に沿つて上記長さの異なる脚柱2,3を適
宜の間隔で各々の下端部をコンクリート基礎4中
に垂直に埋め込み、各々が前傾姿勢となるように
して固定する。上記コンクリート基礎4は、植え
込み部1と歩道路5とを仕切る縁石6よりも植え
込み部1側に設け、縁石6や歩道路5側にはコン
クリート基礎4の工事をしないようにする。
一方、手摺り部7は、円形パイプを上下方向よ
り押圧して幅広に扁平させた断面形状が楕円形状
の扁平パイプを横長にして使用し、該扁平パイプ
からなる手摺り部7は第2図に示すように植え込
み部1を囲うように植え込み部1のコーナ部では
水平方向に屈曲させると共に、植え込み部1のコ
ーナ部以外のところではその長手方向に沿い上下
方向になだらからスロープとなるよう屈曲させ、
該スロープの高い位置では長さの長い脚柱2の上
端にパイプ8を介し固定支持させ、且つスロープ
の低い位置では長さの短かい脚柱3の上端に固定
支持させ、手摺り部7に高いところと低いところ
が形成されるようにする。又、前記各脚柱2,3
の背面には、L字形又はくの字形に折り曲げた背
もたれ支持部材9を、その一端が上向きとなり且
つ上端が前記手摺り部7より上方に出張るように
突設し、前記手摺り部7と同様に植え込み部1に
沿いコーナ部では水平方向に屈曲させると共に手
摺り部7のスロープに合わせてなだらかに上下方
向に屈曲させ且つ断面形状が楕円形状となるよう
扁平させたパイプよりなる背もたれ10を、扁平
方向が縦方向となるようにして上記各脚柱2,3
に固定された背もたれ支持部材9の各上端に固定
支持させ、該背もたれ10と手摺り部7とが上下
方向、前後方向に所定の間隔を隔てて設けられる
ようにする。
手摺り部7は、扁平パイプにより上面が従来の
円形パイプに比して広い範囲で平坦に近い形状と
なつているため、この上に腰を下ろしてベンチ代
りに座つても丸パイプ上に座るような違和感もな
く比較的楽に腰を掛けていることができる。又、
手摺り部7はその長手方向になだらかなスロープ
で高さが任意に異なるようにしてあるため、第2
図のように背の高い大人は手摺り部7の高い位置
の上面に、又、背の低い子供は手摺り部7の低く
された部分の上面にそれぞれ腰を掛けて座ること
により子供でも足を地面に着けたまま容易に座る
ことができると同時に、安定よく腰を掛けて座つ
ていることができる。
更に、上記手摺り部7の後側の斜め上方には、
背もたれ10が脚柱2,3に一体的に支持されて
設置させられているため、上記手摺り部7上に腰
を下ろす場合に深く腰を掛けると、同時に背を背
もたれ10に寄りかけることができて、大人でも
子供でも楽な姿勢で安定よく座ることができ、安
全性が確保される。
次に、第3図及び第4図は本考案の他の実施例
を示すもので、手摺り部7の断面形状を楕円形状
から更に上下両面を平面状にして、より座り心地
のよいものとし、更に脚柱2を地上に露出した部
分で屈曲させたものであり、その他の構成は第1
図のものと同じである。第3図及び第4図では、
第1図に示す背もたれ10は図示してないが、背
もたれ10を一体に付属させることは任意であ
る。
第5図乃至第6図は本考案の更に他の実施例を
示すもので、脚柱2を、角パイプを使用してL字
形に折り曲げて構成し、該脚柱2の下端部をコン
クリート基礎4に垂直に固定し、水平に前方へ延
びる脚柱2の先端に、植え込み部1に沿つて張り
巡らした角パイプからなるフレーム11を固定
し、該フレーム11上に手の指が楽に入る位の間
隔をあけて手摺り部7を設置したものである。こ
の手摺り部7は、図示の如くフレーム11の全長
にわたつて設けなくてもよい。又、図面ではフレ
ーム11及び手摺り部7を水平にした場合を示し
ているが、第1図及び第2図の如く適宜位置でな
だらかなスロープを着けて手摺り部7の高さを変
え得ることは勿論である。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえば、手摺り部7を扁平パイプ
で製作した場合を示したが、パイプではなく中実
体の棒材を扁平にして用いてもよい。又、背もた
れ10は適宜の間隔で後方へ僅かに湾曲させてお
くことにより、より楽に座ることができるように
なる。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案の庭園等の植え込み保護
用フエンスによれば、次のような優れた効果を奏
し得る。
(i) 手摺り部は、断面形状がほぼ楕円状となるよ
う扁平させたものを上面が幅広となる状態で使
用するようにしているので、従来の丸パイプに
比して腰掛けとして使用した場合に腰を下ろす
部分が平坦に近くて座り心地がよく且つ安定性
がよく、違和感なくベンチ代りとして使用でき
る。
(ii) 手摺り部がスロープになつて高低差が付けら
れているため、高いところ、低いところを利用
することにより大人でも子供でも足を地上に浮
かした不安定な姿勢で腰を掛けることなく自由
に座れると共に、子供でも非常に腰掛け易くな
り、又、腰を掛けたときにも安定よく楽に座れ
る。
(iii) 手摺り部が土中に支持される脚柱の固定部位
置よりも前方に位置するように脚柱が屈曲させ
てあるので、手摺り部に腰を掛けた場合に縁石
を足で踏むことがなく、ベンチに近い感じをも
たせることができ、又、脚柱の固定部を植え込
み部に設けることができて縁石や歩道路を掘り
起こす等の工事が不要で、脚柱固定の工事も楽
になる。
(iv) 背もたれを設けることにより手摺り部に腰を
掛けてうしろへ寄りかかることができ、楽な姿
勢で安定よく座れ、子供が手摺り部に腰掛けて
も危険性がなく、ベンチ代りとして使用できて
有効である。又、背もたれ自体も扁平にするこ
とにより背筋が痛くなる度合も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切断側面図、
第2図は斜視図、第3図は本考案の他の実施例を
示す切断側面図、第4図は第3図の正面図、第5
図は本考案の更に他の例を示す切断側面図、第6
図は第5図の正面図である。 1……植え込み部、2,3……脚柱、4……コ
ンクリート基礎、7……手摺り部、10……背も
たれ、11……フレーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 途中を屈曲させた長さの異なる複数の脚柱を
    適宜間隔で配し、各脚柱の下端部を基礎に固定
    して各上端部を該固定部よりも前方位置に位置
    させ、上面の前縁部と後縁部を円弧面にした断
    面形状がほぼ楕円形状をなす扁平の手摺り部
    を、その長手方向において上下にゆるやかな波
    状のスロープに屈曲させて高低差を付け、且つ
    該手摺り部の高い位置を長さの長い脚柱によ
    り、又、手摺り部の低い位置を長さの短かい脚
    柱によりそれぞれ固定支持させてなることを特
    徴とする庭園等の植え込み保護用フエンス。 (2) 手摺り部の脚柱への固定支持を、直接又は間
    接に行わせる実用新案登録請求の範囲(1)に記載
    の庭園等の植え込み保護用フエンス。 (3) 脚柱の背面には背もたれ支持部材が突設され
    ていて各背もたれ支持部材上に背もたれが支持
    されている実用新案登録請求の範囲(1)及び(2)に
    記載の庭園等の植え込み保護用フエンス。
JP1986120210U 1986-08-05 1986-08-05 Expired JPH0351480Y2 (ja)

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JP1986120210U JPH0351480Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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JP1986120210U JPH0351480Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6327660U JPS6327660U (ja) 1988-02-23
JPH0351480Y2 true JPH0351480Y2 (ja) 1991-11-05

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ID=31008314

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JP1986120210U Expired JPH0351480Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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JP6315252B2 (ja) * 2014-04-08 2018-04-25 清水建設株式会社 緑化ベンチ

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JPS6327660U (ja) 1988-02-23

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