JPH0350991Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350991Y2 JPH0350991Y2 JP1986198741U JP19874186U JPH0350991Y2 JP H0350991 Y2 JPH0350991 Y2 JP H0350991Y2 JP 1986198741 U JP1986198741 U JP 1986198741U JP 19874186 U JP19874186 U JP 19874186U JP H0350991 Y2 JPH0350991 Y2 JP H0350991Y2
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- JP
- Japan
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- container
- expansion
- liquid
- nozzle
- pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 23
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 10
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cyclones (AREA)
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は渦型膨張機構、更に詳しくは気水分離
能を有する渦型膨張機構に関する。
能を有する渦型膨張機構に関する。
従来、高圧熱水から蒸気を生成する場合は、高
圧熱水を膨張弁によつて膨張させたあと、気水分
離タンクによつて蒸気と水に分離させていた。し
かし、気水分離タンクがあるために設備が全体的
に大型化するばかりでなく、製造コストが高くな
る原因の一つになつていた。
圧熱水を膨張弁によつて膨張させたあと、気水分
離タンクによつて蒸気と水に分離させていた。し
かし、気水分離タンクがあるために設備が全体的
に大型化するばかりでなく、製造コストが高くな
る原因の一つになつていた。
一方、膨張弁は可動部品があるため、腐蝕性流
体等を扱う場合、故障し易いという欠点があつ
た。
体等を扱う場合、故障し易いという欠点があつ
た。
本考案は、かかる従来の欠点を解消すべくなさ
れたものであり、その目的は、気水分離タンクを
なくして設備全体のコンパクト化を図ると共に、
膨張弁の如き可動部のない膨張機構を提供するこ
とにある。
れたものであり、その目的は、気水分離タンクを
なくして設備全体のコンパクト化を図ると共に、
膨張弁の如き可動部のない膨張機構を提供するこ
とにある。
上記目的を達成し得る本考案の渦型膨張機構
は、旋回分離機能を持つ中空密閉容器と、該容器
に接続されノズル先端が前記容器の略接線方向を
向いている高温高圧液膨張用の膨張ノズルと、前
記容器の中心部の気室に接続され前記膨張ノズル
の膨張機能によつて生じた気体を取り出す気体取
出管と、前記容器の周面に接続され前記膨張ノズ
ルの膨張機能によつて圧力低下した液体を取り出
す液体取出管と、から構成されている。
は、旋回分離機能を持つ中空密閉容器と、該容器
に接続されノズル先端が前記容器の略接線方向を
向いている高温高圧液膨張用の膨張ノズルと、前
記容器の中心部の気室に接続され前記膨張ノズル
の膨張機能によつて生じた気体を取り出す気体取
出管と、前記容器の周面に接続され前記膨張ノズ
ルの膨張機能によつて圧力低下した液体を取り出
す液体取出管と、から構成されている。
ここで、前記容器は、高温高圧液供給管から供
給される高温高圧液が円滑に渦巻可能な形状であ
ればよく、その周面は円形、楕円形等が考えられ
る。
給される高温高圧液が円滑に渦巻可能な形状であ
ればよく、その周面は円形、楕円形等が考えられ
る。
以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
明する。
第１図は本考案にかかる渦型膨張装置の断面図
であり、渦型膨張装置１は、中空密閉容器（以
下、単に容器と称する）２、膨張ノズル３、気体
取出管４、及び液体取出管５から構成されてい
る。
であり、渦型膨張装置１は、中空密閉容器（以
下、単に容器と称する）２、膨張ノズル３、気体
取出管４、及び液体取出管５から構成されてい
る。
前記容器２は、その周面２ａが円形をなし、か
つ、その両側面は円形の側面２ｂによつて密閉さ
れている。前記膨張ノズル３は容器２の周面２ａ
のほぼ接線上に設けられ、かつ、容器２に接続さ
れている。また、気体取出管４は容器２の中心部
に接続されている。更に、液体取出管５は容器２
の周面２ａに取付られている。
つ、その両側面は円形の側面２ｂによつて密閉さ
れている。前記膨張ノズル３は容器２の周面２ａ
のほぼ接線上に設けられ、かつ、容器２に接続さ
れている。また、気体取出管４は容器２の中心部
に接続されている。更に、液体取出管５は容器２
の周面２ａに取付られている。
しかして、高温高圧液は膨張ノズル３で膨張
し、容器２内で旋回する。容器２内での旋回で気
液分離し、容器２の中心部に気室ｋができるの
で、この個所に接続する気体取出管４から蒸気を
抜き出す。一方、旋回遠心力で液は容器２の内周
部にて渦流を生ずるから容器の周面２ａから液を
抜き出す。
し、容器２内で旋回する。容器２内での旋回で気
液分離し、容器２の中心部に気室ｋができるの
で、この個所に接続する気体取出管４から蒸気を
抜き出す。一方、旋回遠心力で液は容器２の内周
部にて渦流を生ずるから容器の周面２ａから液を
抜き出す。
第２図は、上記渦型膨張弁１をヒートポンプに
組込んだ例であり、蒸発器１１に接続する配管１
２より供給された熱媒液は、蒸発器１１の熱交換
器１３によつて低温熱原から熱を吸上げて蒸気ｓ
となり、更に配管１４を経由して圧縮機１５に供
給される。そこで、圧縮されて高温・高圧蒸気Ｓ
となり、更に配管１６を経由して凝縮器１７に供
給される。
組込んだ例であり、蒸発器１１に接続する配管１
２より供給された熱媒液は、蒸発器１１の熱交換
器１３によつて低温熱原から熱を吸上げて蒸気ｓ
となり、更に配管１４を経由して圧縮機１５に供
給される。そこで、圧縮されて高温・高圧蒸気Ｓ
となり、更に配管１６を経由して凝縮器１７に供
給される。
そして、この凝縮器１７中の熱交換器１８を介
して高温・高圧蒸気Ｓは熱エネルギを高温熱源に
供給しながら凝縮する。
して高温・高圧蒸気Ｓは熱エネルギを高温熱源に
供給しながら凝縮する。
この凝縮器１７で凝縮された熱媒体Ｌは配管１
９を経て渦型膨張装置１に至り、この渦型膨張装
置１にて膨張し、液体1と蒸気s1とに分離され
る。
９を経て渦型膨張装置１に至り、この渦型膨張装
置１にて膨張し、液体1と蒸気s1とに分離され
る。
蒸気S1は気体取出管４を経て蒸気タービン２４
に供給され、蒸気タービン２４を回転させる。こ
の蒸気タービン２４を出た低圧蒸気s2は配管２７
を経由して低圧凝縮器２８に送られ、ここで凝縮
して低温液体2となり、配管２９を経てポンプ
３０により昇圧され、混合器３１に供給される。
に供給され、蒸気タービン２４を回転させる。こ
の蒸気タービン２４を出た低圧蒸気s2は配管２７
を経由して低圧凝縮器２８に送られ、ここで凝縮
して低温液体2となり、配管２９を経てポンプ
３０により昇圧され、混合器３１に供給される。
一方、渦型膨張弁１によつて分離された液体
１は液体取出管５を経由して混合器３１に供給さ
れ、前記液体2と混合して所定温度の液体と
なり、減圧弁２６、配管１２を経て蒸気器１１に
戻される。
１は液体取出管５を経由して混合器３１に供給さ
れ、前記液体2と混合して所定温度の液体と
なり、減圧弁２６、配管１２を経て蒸気器１１に
戻される。
前記圧縮機１５の軸３２と蒸気タービン２４の
軸３３は連結されており、蒸気タービン２４の動
力は圧縮機１５を駆動する動力の一部に用いられ
る。１５Ａは駆動モータである。
軸３３は連結されており、蒸気タービン２４の動
力は圧縮機１５を駆動する動力の一部に用いられ
る。１５Ａは駆動モータである。
上記の如く、本考案によれば、気水分離タンク
が不要になるため、設備のコンパクト化が図かれ
るようになる。また、本考案の渦型膨張弁は、可
動部がないため従来の膨張弁に比べて故障、保守
等が少なくなる。
が不要になるため、設備のコンパクト化が図かれ
るようになる。また、本考案の渦型膨張弁は、可
動部がないため従来の膨張弁に比べて故障、保守
等が少なくなる。
第１図は、本考案にかかる渦型膨張装置の断面
図、第２図は本考案の渦型膨張装置を組み込んだ
ヒートポンプの概略図である。 ２……中空密閉容器、３……膨張ノズル、４…
…気体取出管、５……液体取出管。
図、第２図は本考案の渦型膨張装置を組み込んだ
ヒートポンプの概略図である。 ２……中空密閉容器、３……膨張ノズル、４…
…気体取出管、５……液体取出管。
Claims (1)
- 旋回分離機能を持つ中空密閉容器と、該容器に
接続されノズル先端が前記容器の略接線方向を向
いている高温高圧液膨張用の膨張ノズルと、前記
容器の中心部の気室に接続され前記膨張ノズルの
膨張機能によつて生じた気体を取り出す気体取出
管と、前記容器の周面に接続され前記膨張ノズル
の膨張機能によつて圧力低下した液体を取り出す
液体取出管と、から成る渦型膨張機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986198741U JPH0350991Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986198741U JPH0350991Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63103758U JPS63103758U (ja) | 1988-07-05 |
| JPH0350991Y2 true JPH0350991Y2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=31159710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986198741U Expired JPH0350991Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0350991Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992002292A1 (fr) * | 1990-08-03 | 1992-02-20 | Sanko Industry Corporation | Dispositif de traitement des gaz d'echappement et materiel correspondant |
| NZ556495A (en) * | 2005-02-24 | 2009-09-25 | Twister Bv | Method and system for cooling a natural gas stream and separating the cooled stream into various fractions |
| JP2007229583A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 湿分分離器及びその分離方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5676014U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-06-20 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP1986198741U patent/JPH0350991Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63103758U (ja) | 1988-07-05 |
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