JPH03505591A - マルチグレードアスファルトセメント製品および方法 - Google Patents

マルチグレードアスファルトセメント製品および方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチグレードアスファルトセメント製品および方法技術分野 本発明は、新規のマルチグレードアスファルトセメントおよびその製法に関する 。また、本発明は、道路、ルーフィング建造物およびアスファルトセメント特製 品(減少された感温性および減速されたエージ硬化速度が要望される重要な品質 のうちである)における通常のアスファルトセメントの有利な代替品としてのこ の新規製品の用途に関する。
背景技術 アスファルト製品および方法 アスファルト組成物の舗道は、米国で舗装の90%以上を占める。側床から得ら れる天然アスファルトは、早<も1874年には利用された。その後、岩アスフ ァルト鉱床は、若干の南部の州および西部の州で見出され、それらは粉砕し、置 き、転圧して舗道表面を形成していた。しかしながら、1900年代の初め以来 、精製石油法で生じたアスファルトが、舗装とルーフィング応用との両方を支配 している。
アスファルトは、主成分としてビチューメンを含有する暗褐色から黒色の高度に 粘稠な物質であり且つ大抵の原油で各種の割合で見出されている。より軽いオー バーヘッド留分を実質上含まない石油精製からのアスファルト系残油は、通常、 「アスファルト」と呼ばれている。
ている。アスファルト乳剤およびカットバックアスファルトの言及は見込みに関 して適当であるが、アスファルトセメントがここで第一の興味を有する。
アスファルトセメントは、道路またはルーフィング応用および特製品に適した性 質を有するアスファルトである。道路建設の場合には、アスファルトは、自由流 動コンシスチンシーに加熱し、大体同じ温度(通常250〜350″F)に加熱 された骨材と混合し、調製表面上に置き、圧密し、養生してアスファルト系コン クリートを製造している。アスファルト舗装の長い歴史において、アスファルト セメントと骨材とを混合する熱間混合法は、コストと品質との最も好都合なバラ ンスを与えるものとして特別上等のプロセスであった。熱間混合法は、加熱液化 アスファルトセメントを加熱骨材と接触させて、レイダウンおよび圧密の準備が できた被覆骨材を製造している。
舗装に使用されたアスファルトセメントは、3種の別個のバラメーター二粘度、 エージング後の粘度、および針入度に従って等級化されている。米国で最も普通 の等級システムは、140丁でポアズで測定する粘度に基づ<  (AASHT OM−226)(AASHTOはアメリカン−アソシエーション・オブ・ステー ト・ハイウェイ・エンド・トランスポーチ−ジョン・オフィシャルズの呼称であ る)。かくて、140丁で250ポアズの粘度を有するアスファルトセメントは 、呼称AC−2,5を有し、「軟質」アスファルトとみなされる。他の極端にお いては、140°Fで4,000ポアズの粘度を有するアスファルトセメントは 、AC−40として既知であり且つ「硬質」アスファルトとみなされる。それら の間には同様にそれぞれの粘度に関係するAC−5、AC−10、AC−20お よびAC−30と示されるアスファルトがある。更に、AC−50は、熱い気候 の成る面積で使用されるようになっており且つAC−1は、より寒い気候で使用 されている。標準的アスファルト等級は、「熱間混合アスファルト舗道の建設の 原理」、ザ・アスファルト・インスティテユート、マニュアル・シリーズ患22  (MS−22) 、1983年1月、第14倉に表示され且つ議論されている 。
若干の西部の州は、エージング後の粘度に基づく等級システムを採用している。
このシステムは、所定位置にした後の舗道の粘度特性をより正確に反映しようと している。試験は、アスファルトの薄膜の酸化を140 ’Fで促進することに よってアスファルト中のエージングを模擬する(AASHTOM−226)。結 果は、例えば、粘度1.000ポアズの場合にはAR−10(r軟質」アスファ ルトとみなされる)および粘度16,000ポアズの場合にはAR−160(r 硬質」アスファルトとみなされる)と報告されている。この等級システムは、前 記刊行物で第15頁で議論されている。
また、アスファルトは、標準針入度試験(AASHTOM−20)によって等級 化してもよい。
これらの試験においては、特定の荷重を支承する標準針がアスファルトを77′ Fにおいて所定の時間で針入する距離は、アスファルトの硬さまたは軟化度を示 す。この試験は、前記刊行物で第16頁で議論されている。
ルーフィング応用の場合には、アスファルトセメントは、アスファルト口−ルル ーフィングにおける積層屋根、屋根板および飽和剤の製造で使用されている。組 立屋根で使用されているアスファルトセメントは、ASTMD312に従って軟 化点によって等級化されている(ASTMはアメリカン・ソサエティー・フォ・ テスティング・マテリアルズの呼称である)。低い軟化点を有する型Iアスファ ルトは、軟質アスファルトとみなされる。型■ルーフイングアスフアルドは、高 い軟化点を有し且つ硬質アスファルトとみなされる。これらの等級および中間等 級は、所定のuti温度および勾配での流れに対するアスファルトの感受性に基 づく。積層屋根は、アスファルト飽和フェルトを転圧した後、その上のアスファ ルトセメントをモツプでふくことによって建設している。この方法は、数回繰り 返して防水積層屋根を製造している。
例えば、所期の用途に応じた各種の要件を有する目地材および亀裂充填剤、再循 環剤および防水および防湿を含めてアスファルトセメント用の他の特製品応用が ある。
カットバックアスファルトは、アスファルトがアスファルトセメントと通常併用 されるか乳化なしで使用される温度よりも低い温度で液化することが望ましい場 合に使用されている(以下参照)。カットバックは、通常、噴霧塗布物として適 用されている。それらは、アスファルトをナフサ、灯油、重油などの石油溶剤に 溶解することによって調製している。カットバックを包含する噴霧塗布物と冷間 混合塗布物との両方とも、溶剤の雰囲気への放出によって環境問題および安全問 題を生ずる。また、1970年代のエネルギー危機においては、この目的での石 油溶剤の使用は、課される保存手段に反し、このことは今日のカットバック使用 量の実質的減少を生じている。
カットバックは、アスファルト成分として使用してもよいが(これらは通常油中 水型乳剤である)、アスファルト乳剤は、通常、その製造に溶剤を使用しない。
アスファルトフラックスは、加熱によって液化し、アスファルト球は、水に分散 し、界面活性剤と共にミル処理して安定な水中油型乳剤を調製する。アスファル ト乳剤は、数種の1つであることができ、それらは乳剤を調製するのに使用する 界面活性剤に応じて陰イオン、陽イオンおよび非イオンを包含する。乳剤は、ア スファルト乳剤の薄膜を道路表面に適用した後、骨材のカバーを施して防水道路 を与えることによって現存の道路のシーリングにおいて使用される。また、アス ファルト乳剤は、路床上の所定位置で骨材と混合するのに使用でき、または冷間 パグミル法によって骨材と混合し、次いで、舗装機械によって道路上に散布する のに使用できる。乳剤は、通常、冷間混合法と関連づけられる。熱間混合物とし て使用する時には、通常の熱間混合法と比較してより低い温度が、通常、使用さ れている。
アスファルト乳剤は、アスファルトコンクリートを製造するために熱間混合法で 使用できるが、固有の製造上の困難が、アスファルトセメントを利用することに 一般的採択を授けている。熱間混合法でのアスファルト乳剤と関連づけられるこ れらの問題の若干は、後述する。
バッチ熱間混合プラントにおいては、乳剤(通常水約30重量%を含を)を加熱 する際に放出される水蒸気のガス抜きは、骨材が比較的高温にされる場合には時 々爆発力で生じ、安全上の問題および環境問題を生ずる。連続ドラム熱間混合プ ラントにおいては、短い混合時間は、時々、適当な水の放出を与えるのには不十 分である。両方の熱間混合製造法においては、乳剤に含有される水を蒸発するの に必要とされる実質的追加量のエネルギーがある。これらの水中油型乳剤は、十 分に低い温度で貯蔵するならば、凍結しやすく、従って、乳剤の早期破壊をもた らす。万一乳剤を若干の理由で過熱するならば、水は、早期に失われ、乳剤は反 転し、取扱時に潜在的に厳しい問題を生じ且つ製品の使用の損失を生ずる。
骨材に接着している乳剤残渣から水をできるだけ迅速且つ完全に除去する必要が 、品質の見地から最も重要である。乳剤の水相は、レイダウンにおいてアスファ ルト系コンクリート中の高い水分に不可避的に貢献し、爾後の蒸発速度は、環境 条件によって影響されることがある。
かくて、アスファルト乳剤から敷かれたアスファルト系コンクリートの養生段階 で乾燥速度と乾燥の程度との両方の不確実性があり、養生法での所定の時点での 重要な特性の変動の見込みを伴う。
熱間混合法で使用されてきたアスファルト乳剤としては、「高フロート」乳剤と 呼ばれる陰イオン乳剤の種類が挙げられる。これらの乳剤の調製は、以前から、 確立された方法に従ってきた。これらの方法においては、乳剤は、通常、トール 油として存在するa機酸のその場(In 5ltu)ケン化によって安定化して いる。改良された残渣性を有するアスファルトは、熱間混合法での水の除去後に 調製されている。
例えば、米国特許第2,855,319号明細書は、トール油が水酸化ナトリウ ムによってケン化して養生アスファルト系コンクリートの乳剤残渣に改良された 性質を授けると言われている乳化剤として作用するトール油石鹸を生成する乳剤 を記載している。同様に、米国特許第3.904.428号明細書は、例えば、 実質量の水の存在下での水酸化ナトリウムでケン化されたトール油をアスファル トセメントと共に特定の温度範囲内でミル処理して通常よりも多い量のアスファ ルトを含有する粘稠なゼリー状塊を調製するアスファルト乳剤を記載している。
より多いアスファルト含量は、湿潤膏剤から水切りするアスファルトの傾向を減 少すると言われており且つより完全な被覆物を生ずる。
米国特許第4,422,084号明細書は、高フロート乳化法を記載しており、 この高フロート乳化法においては、トール油は、先ずアスファルトの性質に影響 を及ぼすが乳剤の破壊には影響しない各種の調整剤で前処理されたアスファルト と混合している。また、例えば、水溶液中で苛性物と反応されたトール油からな る乳化剤をアスファルトとブレンドする方法が、開示されている。
乳化剤成分の比率は、アスファルトの各種の組成物と適応させるために変化して もよい。
トール・オイル・プロダクツ・ディビジョン・オブ・ザ・パルプ・ケミカルズ・ アソシエーションズの刊行物、[トール油およびその用途J  (F、 W、   ドッグ・カンパニー、1965年)は、骨材上の水を置換し且つアスファルト セメントの骨材への結合を容易にするために乳剤中の界面活性剤の重要性を強調 している。この目的で、それは、トール油脂肪酸を道路応用のためのアスファル トを流動化する際に乳化剤として使用することを記載している。
熱間混合舗装法および冷間混合舗装法の一般的レビューは、「ハイウェイ争エン ジニアリング」、ライト拳エンド・バケッテ、第4版(ジョン・ウィリー・エン ド・サンズ、1979年)に見出される。熱間混合法のより現在のレビューは、 「熱間混合アスファルト舗道の建設の原理」、ザ・アスファルト・インステイテ ユート、マニュアル・シリーズ磁22 (MS−22)(1983年1月)に現 われる。アスファルト乳剤を使用する冷間混合法のレビューに関しては、「基本 アスファルト乳剤マニュアル」、ザ◆アスファルト・インステイテユート、マニ ュアル・シリーズN11L19 (MS−19)(1979年3月)参照。
ケン化反応は、安全な取扱および使用を容易にするためにガソリンなどの通常液 体の炭化水素のケン化で適用されている。例えば、米国特許第2,385,81 7号明細書は、ステアリン酸とロジンとの混合物を水酸化ナトリウムおよび少量 の無水メチルアルコールでケン化することから得られる金属石鹸のその場生成に よって「通常液体の炭化水素」のケン化を開示している。アルコールは、反応を 「促進する」と言われている。「液体炭化水素」は、易燃性であり且つ可燃性燃 料として使用しようとするガソリンおよび他の石油留出物である。そのままで、 それらは、アスファルト残油よりも石油精製法でかなり軽い留分である。
同様に、より軽い石油留分をベースとする石鹸グリースは、例えば、ロックハー トによりアメリカン・ラブリカンツ(ケミカル・パブリッシングやカンパニー、 1927年)、第163頁およびその次、および米国特許第3,098,823 号明細書に記載されている。驚異的ではないが、水は、グリース中で望ましくな い成分であることが認識されている。例えば、米国特許第2.394.907号 明細書においては、グリースは、水酸化ナトリウムを鉱油などの「非反応性液体 媒体」に懸濁し、水酸化ナトリウムをその中でミル処理し、脂肪酸を添加水の不 在下でケン化することによって調製している。混合物を「ケン化温度」に加熱す ることは、反応を開始し、次いで除去しなければならない望ましくない水を副生 物として生成すると言われている。
米国特許第2,888,402号明細書には同様の反応が記載されているが、加 熱時に放出され且つケン化反応を開始すると思われることがある水和水を有する 金属水酸化物を利用している。詳細には水源と主張されている水酸化リチウムは 、第一段ケン化を開始した後、他の金属水酸化物を使用する第二段を施す。
有機ゲルをその場ケン化によって調製したグリースの長い歴史および大規模の使 用にも拘らず、アスファルトを利用する技術は、アスファルト材料でゲル形成の 実質的利益を達成するためにグリーステクノロジーを決して翻訳せず且つ採用し なかった。その代わり、アスファルトを道路、ルーフィング建設および特製品ア スファルト応用に適用することは、本発明まで通常のアスファルトセメントのテ クノロジー分野のままであり且つより少ない程度でカットバックおよび乳化法の テクノロジー分野のままであった。
アスファルトセメント中の性質上考慮すべき事柄現在、舗装応用の場合には、ア スファルトセメントは、アスファルト系コンクリートが高温で不当に軟化しない か低温で亀裂しないように注意して選ばなければならない。この選択の必要は、 軟質等級のアスファルトを北部または寒冷気候で使用させ且つ硬質等級のアスフ ァルトを南部または温暖気候で使用させる。しかしながら、多くの気候において は、舗道は、高温と低温との両極端にさらされ、アスファルト選択で妥協をもた らし、特定の等級のアスファルトが気候温度の全範囲にわたって完全には適して いない。
かくて、アスファルト系コンクリート応用におけるアスファルトセメントの感温 性は、第一の重要性を有する。
アスファルトは、低温で不当に剛性にならず且つ亀裂せずに高温で構造一体性を 保持しなければならない。しかしながら、これらの性質は、温度変化の多くのサ イクル、凍結および解凍および一定に変化する荷重にわたってアスファルト舗道 でも持続しなければならない。粘度のlog−1ogとしてプロットされる粘度 /温度曲線の勾配が低ければ低い程、アスファルトセメントの感温特性は、より 良好である。
環境および交通への長期露出時の酸化を通して、アスファルトセメントは、経時 的に硬化する。エージ硬化(Age hardentng)は、厳重な注意を払 わなければならないアスファルト系コンクリートの別の特徴である。粘度のlo g−logとしてプロットされる粘度/時間曲線の勾配が低ければ低い程、アス ファルトのエージ硬化特性は、より良好である。
更に、アスファルトコンクリートとして敷かれるアスファルトセメントは、通常 の屋外暴露およびエージングにさらす時に良好な耐久性を示すことが重要である 。耐久性は、天気および交通の一般の条件下で経時的に解体に抵抗する品質であ る。反復凍結および解凍、並びにエージングプロセスに伴う酸化は、耐久性に影 響する因子である。
アスファルトセメントは、脆性および亀裂の低温問題と一致する最低AC等級が より粘稠なより高いAC等級の高温特性の犠牲なしに組み込むことができるなら ば、理想に向かって質的に移動するであろうことが明らかである。不幸なことに 、本熱間混合法におけるAC等級の混合は、技術的に実行可能であるが、不可避 的に性質の不満足な妥協を生ずる。例えば、アスファルトの所定等級のブレンド は、各等級の望ましい温度依存性粘度をブレンド中で保存しない。むしろ、ブレ ンドされた製品は、元の値開の中間である粘度特性を存する。
同様に、ルーフイングアスフアルドセメントの屋根構造物への適用は、感温性お よびエージ硬化の考慮すべき事柄を生ずる。アスファルト材料の積層ルーフィン グコートは、米国における商業的および工業的ルーフィングの大部分を占める。
積層ルーフィングは、アスファルトとアスファルト含浸マットとの交互層のレイ ダウンを包含する(アスファルトはルーフイングアスフアルドセメントとして熱 間適用する)。
目地材および亀裂充填剤、再循環剤、防水および防湿(ASTM  D449) を包含する特製品アスファルト応用も、包含される製品の最後の性能を決定する 際に感温性およびエージ硬化と関係する。
それゆえ、本発明の目的は、(1)通常のアスファルトセメントを超える改良さ れた性質、例えば、減少された感温性およびより低いエージ硬化速度を有するゲ ル化アスファルトセメントを提供すること、および(2)現存の熱間混合装置、 標準ルーフィング適用装置および特製品アスファルト適用装置において通常の熱 間混合アスファルト法を使用してこれらの結果を達成することである。
発明の開示 本発明の実施において、新規のマルチグレードアスファルトセメントは、液化ア スファルト材料をゲル化することによって調製する。このことは、以下に更に記 載のように、実質上水を含まない液化アスファルト中で、少なくとも1種の脂肪 酸および少なくとも1種の樹脂酸をアルカリ金属塩基でケン化することにより、 または既にケン化された製品を液化アスファルトに加えることによって達成され る。得られたゲル化アスファルトセメントは、道路、ルーフィングおよび特製品 応用で常法で利用される。
発明を実施するための最良の形態 熱間混合法で使用する高温での通常のアスファルトセメントは、液体のレオロジ ー的性質を有する。アスファルトは、骨材との配合およびアスファルト系コンク リートとしてのレイダウン全体にわたって特定の粘度一温度関係と一致する流動 性の液体のままである。この物理的状態においては、それは、温度、骨材の性状 および表面積およびボイドの大きさおよび形状などの因子に応じて骨材をかう流 出しやすい。
アスファルトは、ケン化反応が開始できる液化アスファルト内のイオン化帯を形 成するために痕跡量の電離液体のみを必要とする直接ケン化反応によってゲル化 できることが今や発見された。反応が進行する時に生ずる水は、アスファルトお よびケン化成分を含有する全混合物を浸透する反応を続けるのに十分である。水 は、本性の一部分として除去する。
本発明に従って調製されるゲル化マルチグレードアスファルトの質的利点のため 、より低いAC等級(より低い粘度)のアスファルトは、より高い等級(即ち、 より高い粘度)のアスファルトの高温特性を示しながら、その等級の低温特性を 有するアスファルト系コンクリートを調製するように選んでもよい。実際上、こ れらのアスファルトセメントは、単一等級または等級の混合物の場合に得られる ものよりも大きい粘度/温度曲線偏弔化を可能にする。同様に、改良されたエー ジ硬化性および粘度/時間曲線のより大きい偏平化が、得られる。
従って、ここで使用する「マルチグレード」アスファルトなる用語は、通常のア スファルトセメントと比較して減少された感温性および改良されたエージ硬化性 を何する新規のゲル化アスファルトセメントを記載するために採用する。マルチ グレードアスファルトセメントは、後述の新規の方法によって調製し且つ発泡な しに約220″F以上で保存することができる性質によって示されるように実質 上水を含まないことによって更に特徴づけられる。それは、通常の熱間混合法に よってアスファルトコンクリートを調製するために骨材と混合するのに好適であ り並びに通常のルーフィングおよび特製品応用に好適である。
本発明の方法においては、水を本質土倉まないゲル化マルチグレードアスファル トセメントは、水を実質上含まない液化アスファルト材料をゲル化し、微粉砕さ れた実質上乾燥粒状物形態のアルカリ、金属塩基との反応によって、その中で少 なくとも1種の脂肪酸および少なくとも1種の樹脂酸をケン化した後、反応水を 反応混合物から除去することによって調製する。反応成分と通常関連づけられる 水は、反応混合物から逃げる時に反応水の不当な発泡を生ずるような加速反応速 度を生じずに、ケン化反応を開始するのに通常十分である。
アスファルト材料は、アスファルト源、例えば、天然アスファルト、岩アスファ ルト、好ましくは石油の精製法で得られる石油アスファルトに由来してもよい。
アスファルトは、AASHTOおよびASTMによって現在等級化されるものか ら選んでもよく、または特定の等級定義を満たさない各種のアスファルトのブレ ンドであってもよい。これとしては、ニアブローンアスファルト、減圧蒸留アス ファルト、スチーム蒸留アスファルト、カットバックアスファルトまたはルーフ ィングアスファルトオが挙げられる。剥離防止剤、重合体などのアスファルト添 加剤は、アスファルトに配合してもよい。好ましくは、本発明のマルチグレード アスファルトは、舗装等級アスファルトが望ましい場合には、AC−5などの軟 質等級を利用する。或いは、単独で使用するか石油アスファルトと混合した天然 または合成ギルツナイトは、選んでもよい。本発明で使用するのに好適な合成ア スファルト混合物は、例えば、米国特許第4.437,896号明細書に記載さ れている。
ケン化成分を含有する液化アスファルト材料は、高剪断ミルに流し込んでアルカ リ金属塩基の粒径を減少し且つ塩基および有機酸成分を液化アスファルト全体I ;わたって分散してケン化反応を容易にする。高剪断ミルは、塩基材料の粒径を 約425μ以下に減少するであろう種類を有しているべきである。
或いは、ゲル化アスファルトセメントは、予備生成石鹸を液化アスファルトに加 えることによって調製できる。
反応水を実質上含まないT−備生成石鹸は、比較的硬質であるので、好ましくは 、液化アスファルトに加える前にミル処理または溶融する。その場ケン化と外部 ケン化との間の選択は、数種の因子の釣り合いを必要とする。その場反応は液化 アスファルト中に望ましくない水を生ずるが、水は、広く使用されている温度で 容易に蒸発する。
外部反応は、余分の工程および反応、貯蔵およびミル処理(ケン化生成物を固体 石鹸として保つ場合)および移動用の追加の装置を必要とする。石鹸を溶融する ことは、温度制御の臨界性および液化アスファルトよりも一般に高い温度の使用 を導入する。それゆえ、ケン化反応をその場で実施することが好ましい。
アスファルト材料、好ましくは石油アスファルトは、加熱して自由流動性液体を 調製するか、わずかに高い温度に加熱してケン化反応水の蒸発を容易にする。約 350″F〜約450丁の温度は、使用してもよく、約400丁の温度が好まし い。
アルカリ金属塩基は、アルカリ金属、アルカリ金属酸化物、アルカリ金属水酸化 物またはアルカリ金属塩、例えば、金属ナトリウム、酸化ナトリウム、炭酸ナト リウムまたは好ましい水酸化ナトリウムであってもよく、または対応カリウムま たはリチウム化合物であってもよい。
好ましくは、塩基は、添加時には実質上乾燥であり且つ微粉砕粒状物形態である べきである。
ケン化性有機酸(本発明の目的で、それらのエステルを含めて)は、炭素数約1 2〜約24の飽和または不飽和分枝または直鎖脂肪酸1以上であってもよい。例 は、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リルン酸および有機スルホン酸で ある。樹脂酸は、例えば、アビエチン酸、ネオアビエチン酸、ジヒドロキシアビ エチン酸パルストリン酸またはイソデキストロピマル酸またはそれらの混合物で あってもよい。
有機酸成分は、好ましくは且つ好韻合には、トール油の形態で加える。トール油 は、製紙からの木材パルプの蒸解で得られる液体樹脂状物質である。市販のトー ル油は、一般に、脂肪酸、主として炭素数18の酸と樹脂酸とステロール、高級 アルコール、ロウおよび炭化水素を含めた不ケン化物との複合体からなる。トー ル油は、これらの成分の割合が木材バルブを供給する木の地理的位置を含めた多 数の因子に応じて変化するであろう。好ましくは、トール油中の不ケン化物は、 約30%以下であるべきである(ASTM  0803)。脂肪酸対樹脂酸の比 率は、約0.7〜約2、好ましくは約1=1であるべきである。粗トール浦を使 用する場合には、アスファルトの約2重−%は、少なくとも化学量論量のアルカ リ金属塩基との反応に好ましい。精製トール油またtよ非トール油源からの個々 の脂肪酸を選ぶならば、または脂肪酸を合成トール油中の樹脂酸とブレンドする ならば、量は、粗トール浦の酸成分に近似すべきである。一般に、トール油での アルカリ金属塩基の完全中和は、好ましく、大体等モル料の酸および塩基を示す 。
ケン化反応を開始するためには、極めて少量の水などの電離媒体のみが存在する ことが必要である。例えば、実質上乾燥水酸化ナトリウム反応体などの吸湿性塩 基の表面上に水分として普通存在する水で、通常十分である。
同様に、市販の粗トール油に普通存在する水は、反応を開始するのに適当な置局 上である。会合で水和水の1以上の分子を有する塩基、例えば、水和水酸化リチ ウムを選ぶ場合には、液化アスファルトの熱は、反応を開始するのに十分な水を 放出するであろう。
全反応系が水または他の電離媒体を含有しない場合には(例えば、乾燥非吸湿性 塩基または水を含まない精製スフアルドに加えることは、反応を開始するであろ う。
勿論、かかる添加は、水が蒸発前に液化アスファルトに配合するであろう時点に おいてであることが重要である。
ミルののどまたはその付近での注入で通常十分であろう。
荒いガイドとして、アスファルトに対して約0.001重量%以下の量の水は、 適当であることが見出された。
事実、実際上、ケン化反応は、標準技術によっては測定できない量の水で進行す る。
電離媒体源に無関係に、ミル処理工程で達成される緊密混合は、通常、蒸発が生 ずる前に所望の分布を達成するのに十分である。勿論、反応水が生成されると、 多量の「電離媒体」は存在し、その時点では、蒸発は、本質上乾燥アスファルト セメントを調製するのに望ましい。
少量のアルコール、例えば、メチルアルコールおよび他の低級脂肪族アルコール は、同様に、電離媒体として使用してもよい。アルカリ金属水酸化物との反応に よって生成されるアルコラードは、ケン化反応を同じ方法で容易にして、反応が 進行する時に水を生成する。米国特許第2,385.81.7号明細書は、ガソ リンなどの液体炭化水素をケン化する際のアルコラードの便利な品質を記載して いる。一般に、アルコールの使用は、なお別の成分の貯蔵および取扱を必要とす る方法の複雑さとして回避すべきである。
下記例は、本発明の実施を例証する。
例1 加熱され且つ絶縁された1ガロンの円錐底容器に、400丁に予熱されたAC− 20アスファルトセメント1500gを加えた。円錐の底に弁を取り付けてアス ファルトを高剪断コロイドミルに流17込み且つ容器の上部に返送させた。水酸 化ナトリウムビーズ3.7gを循環アスファルトに加えた時に、アスファルトを ミルを通して循環した。ビーズは、望ましくない水の導入を回避するために水分 から保護されていた。排出された試料が魔40メツシュ(425μ)の篩を通過 するまで、混合物の循環を約2分間続けた。粗トール油30gを循環混合物に加 えた。次の反応は、粗トール油中の有機酸1モルに対して1モルの水を生じ、水 は連続加熱および混合下に泡として消えた。反応が進行するにつれて、混合物は 、粘度が増大し、た。更なる発泡が観察されなくなるまで、混合を続けた(トー ル油の添加から約15分で完了された反応を示す)。試料を試験のために排出し た。
前記方法よるマルチグレード処理に何す前のアスファルトセメントの試料で得ら れた試験結果と一緒に、各種の試験の結果を表1および第1図〜第3図に与える 。
例2 例1の方法に従って、例1のAC−20アスフアルト・セメントの代わりにAC −5アスフアルトセメ〕/トを使用した。得られたアスファルトセメントの物性 を表1および第1図〜第3図に与え且つ例1のマルチグレード処理に付す前の同 じアスファルトセメントを試験することによって得られた性質と比較する。
例3 例1の方法に従って、例1のAC−20アスフアルトセメントの代わりにAC− 10アスフアルトセメントを使用した。得られたアスファルトセメントの物性を 表1および第17図〜第3図に与え且つ例1のマルチグレード処理に付す前の同 じアスファルトセメントを試験することによって得られた性質と比較する。
表1および第1図〜第3図中の説明の目的のマルチグレードゲル化アスファルト は、140下での粘度に関して通常のアスファルト等級と均等等級との両方によ って表示する(これらの等級は、マルチグレード処理によって変換した)。例え ば、MG−5−20は140丁でのAC−20アスフアルトの粘度特性を示すA C−5アスフアルトから調製されたマルチグレードアスファルトを表1に提示の 結果は、マルチグレード処理前(通常の熱間混合アスファルトセメントを表わす )およびマルチグレード処理後の表示のアスファルトセメント等級の各種の性質 の直接の比較を与える。試験は、アスファルトの感温性を測定するために広く使 用されている2つの方法を包含した。
第一方法は、ファイファー・エンド・バンドールマル(1936)に報告されて いる針入度指数(PI)である。この方法は、典型的道路ビチューメンの場合に 零の値を取る。零よりも大きい値は、通常のアスファルトセメントより低い感温 性であり且つ零未満の値は、高い感温性である。表1は、PIが試験されたすべ てのアスファルト等級の場合にマルチグレード処理によって実質上改善されたこ とを示す。
Z五ヱ41 :424 (1972)に報告されているペン粘度数(PVN)で ある、PVNは、良好なアスファルトおよび不良なアスファルトのPVN指数値 と比較してアスファルトの高温粘度並びに針入度を利用する。再度、零よりも大 きい値は、零未満の値よりも低い感温性のアスファルトを示す。表1は、試験さ れたすべてのアスファルトが同様にマルチグレード処理によって感温性に関して 実質上改善されたことを示す。
第1図は、粘度の尺度である針入度と温度との関係を示す。マルチグレードアス ファルトは、より平らな勾配を生じ、このことはより低い感温性を示す。
同様に、第2図は、マルチグレード法によって改善されたアスファルトの場合の 粘度/温度曲線のより平らな勾配をグラフ的に示す。再度、すべてのマルチグレ ード処理アスファルトは、より平らな勾配を有し、通常め未処理アスファルトよ りも低い感温性を示す。
また、表1は、アスファルトの硬化性に対する本発明の方法の効果を示す。アス ファルト材料に対する熱および空気の効果に関するASTM  D1754試験 法(TPOT)を使用してアスファルトのエージ硬化速度を特徴づけた。TFO T後のアスファルトの粘度をTFOT前の粘度で割ることによって得られたエー ジ硬化速度も、示す。薄膜オーブン後の粘度対薄膜オーブン前の粘度のこの比率 は、エージング指数と呼ばれる。表1は、TFOTとエージング指数との両方に 関してマルチグレード処理時のアスファルトの実質的改善を示す。
薄膜オーブン試験を延長してエージング時間を5時間から15時間に増大するこ とによるアスファルトのエージング薄膜の長期効果を示した。表1は、アスファ ルトのエージ硬化速度が例に記載のような処理によって実質上減少されたことを 示す。
第3図は、薄膜オーブン試験におけるエージ硬化時間の関数としての粘度変化の プロットである。マルチグレードアスファルトは、粘度/TFOT曲線のより低 い勾配を生じ、通常のアスファルトよりも低いエージ硬化速度を示すことが明ら かである。
マルチグレードアスファルトが非ニユートン性であるので、アスファルトセメン トの粘度を測定するための通常の方法、例えば、ASTM  D2170および ASTM  D2171は、マルチグレードアスファルトにはあてはまらないこ とに留意すべきである。非ニユートン性のため、真空毛管粘度計によるアスファ ルト乳剤残渣および非ニュートンビチューメンのASTM  P−160(19 84)粘度は、好ましい試験法である。前記方法によるマルチグレード処理に付 す前のアスファルトの試料で得られた試験結果と一緒に、各種の試験の結果を表 1に与える。
前記比較試験から、マルチグレード処理は、針入度、粘度および5および15時 間のTFOTエージング後の粘度の品質に有意且つ有利に影響を及ぼすことがわ かる。
例えば、140’での処理前のAC−5アスフアルトの粘度は、530ポアズで あった。この同じアスファルトのマルチグレード処理は、2,200ポアズへの 粘度増大を生じ、AC−20アスフアルトのAASHTOM−226の粘度要件 を満たした。同様に且つ劇的に、アスファルトの各々のエージ硬化品質は、マル チグレード処理によって顕著に改善された。
例4 例1の方法に従って、例1のアスファルトセメントの代わりにAC−10(15 00g)を使用し且つ例1の水酸化ナトリウムの代わりに無水水酸化カリウム5 .25gを使用した。試験結果を表2に示す。
例5 例4の方法に従って、例4の水酸化カリウムの代わりに無水水酸化リチウム2. 24gを使用した。試験結果を表2に示す。
例6 例4の方法に従って、例4の水酸化カリウムの代わりに無水炭酸ナトリウム5g を使用した。試験結果を表2に示す。
表   2 例4  例5   例6AC−IQ 140’FT+7)粘度、P        L、850  N、340    2,300    1.150軟化点、’F              12 g   126    149     1225時間(TPOT)後の粘度、 P   2.743 2.860   4.189    3.05015時間 (T F OT)後の粘度、P  5.800 8.174    B、417     11.400エージング指数           108  8.1     2.79     9.91表2は、すべてのアスファルトセメントが ベースアスファルトとしてAC−10を利用したコントロールと比較して針入度 指数に基づく感温性および長期エージング指数に関して実質上改善されたことを 示す。
例7 例4の方法に従って、例4の水酸化カリウムの代わりにナトリウム金属2,2g を使用した。余り泡は観察されなかった。結果を表3に示す。
例8 例4の方法に従って、粗トール油を先ずアスファルトセメントに加えた後、混合 し、水酸化ナトリウムビーズを高剪断コロイドミルに加えた。結果を表3に示す 。
本例は、逆の順序の化学添加がマルチグレード処理アスファルトの性質に対して 有意な効果を有していないことを実証する。
例9 十分に混合しながら、fFIJlの容器に300″Fに加熱さ−ズ62.5gを 加えた。得られた混合物から、33.75gを排出し、400丁に維持されたA C−10アスフアルト1500gに加えた。得られた混合物を高剪断コロイドミ ルに流し込んだ。マルチグレード製品を前記のように試験し、試験結果を表3に 示す。
表   3 例7     例8    例9 ナトリウム          トール油&  フント針人度             68       87      72     90140丁での 粘度、P     3.105     3,275    2.400     1.150軟化点、丁         159      150      145     122針人度指数(円)         +3.8         十2.9       +2.5       +0.2粘度(AT POT) 、5時間   5.650     5.900    5.620     3.050エージング指数       1.82      1.I io      2.34     2.65粘度(ATFOT) 、15時間    4,805      g、275    8.125    11.4 00エージング指数       2.71      2.53     3 .39     9.91前記結果は、例7〜9のマルチグレードアスファルト 製品で得られた物性を示す。結果は、成分の添加順序に無関係にAC−10コン トロールと比較してマルチグレードアスファルトセメントの感温性およびエージ 硬化の実質的改善を示す。
匹よ旦 試験を実施して高フロート残渣を含有するアスファルト乳剤残渣の、混合物に残 る水分への感度を実証する、ASTMlll18洗浄石灰石をAC−5アスフア ルトから調製されたマルチグレードアスファルトセメント(MG5−20アスフ アルトセメント調製)4重量%で被覆し、同様に調製された通常のAC−20ア スフアルト(ASSHTOM−226)と比較した。また、HFMS−2hアス フアルト乳剤(AASHTOM−140)は、乳剤5.7重量%を加えることに よって骨材と混合して4重量%残渣アスファルト混合物を調製した。アスファル トセメントの各バッチを300丁で90秒間骨材と混合した。骨材をHFMS− 2hアスフアルト乳剤の場合よりも約100丁高い温度に加熱して、水を除去も た。すべての場合の最終混合物の温度は、275丁であった。
各混合物的300gを直径8インチのに4篩中で300丁でオーブンに1時間入 れた。パンを6篩の下に置いてアスファルト水切りを捕捉した。結果は、次の通 りであった: パン中のアスファルトg   O9,91,3これらの試験は、通常のAC−2 0アスフアルトセメントと比較しての骨材からの移行に対するマルチグレードア スファルトの抵抗性およびアスファルト乳剤の高フロート媒体沈降残渣を示す。
高フロート残渣の特殊な性質は、アスファルトの加熱混合物への移行の減少であ ると言われている。これらの試験は、このことがAC−20に関して真実である ことを示すが、マルチグレードアスファルトは、この点でHFMS乳剤残渣より も決定的に優れている。
例11 例10の混合物の性質を広範囲の温度にわたって測定した。これらの試験の目的 は、マルチグレードアスファルトセメントに関するこれらの改良試験がアスファ ルト骨材混合物(材料の一次最終用途)の性質を改善するかどうかを決定するこ とであった。
例10の水切り研究で使用したのと同じアスファルトを本例のアスファルト骨材 混合物研究で使用した。
ASTMk5骨材、NCL8骨材および上等な等級の砂を混合して3/4インチ の密な混合物(A S TMD3515)を満たした。HFMS−2hを400 ″FでモしてHFMS−2hを77″Fで90秒間骨材と混合した以外は、骨材 およびアスファルトを混合前に300″Fに加熱した。各合流混合物は、アスフ ァルト含量4.5重量%を有していた。各混合物をASTMD−1559に従っ て75ブローズマーシヤル圧密で圧密した。各アスファルトを有する4種の混合 物を調製し、4つの温度で試験した8140丁、100丁、77丁および40丁 。この温度範囲は、実際に遭遇される広範囲の舗道温度を表わす。剛性をAST M  D1559およびASTM  D−1560に従ってマーシャルおよびヒ ビーム(Hveem)装置によって測定した。結果を表4に示す。
to0      55     fi32740      79    8 7     5Bマーシヤル 140       2.450   2.550    900100        2.850   4.150   1.25077       3. 100   4.750   1.85040      10.000  1 7.500   2.900これらの結果は、マルチグレードアスファルトセメ ントから調製されたアスファルトコンクリート(7)llll性(即ち、安定性 )が通常のアスファルトセメント程には増大しなかったことを示す。
また、結果は、乳剤混合物(HFMS−2h)が高温で過度に低い安定性を有す ることを示し、このことは不完全な養生に起因することがある(即ち、残留水分 の存在)。
例12〜14において、試験を実施してマルチグレードアスファルトセメントの 製法でケン化反応を開始するのに必要な微量の水を実証した。
PJ12 AC10アスファルト1500gを400)1″に加熱し、例1で使用したのと 同じ容器に加えた。また、水酸化ナトリウム3.75gを予熱して乾燥溶融状態 とし、アスファルトに加え、1分間ミル処理した。トール油を2時間275丁に 加熱して完全に乾燥した。乾燥トール油30gをアスファルト/苛性ソーダ混合 物に加え、°15分間ミル処理した。試験結果を表5に示す。
例13 例12の方法に従って、水酸化ナトリウムの代わりにナトリウム金属2.2gを 使用した。試験結果を表5に示す。
例14 例13の方法に従って、水0.015gをトール油に加え、アスファルトに加え る前に混合した。
表   5 例12  例13  例14 39丁、200 g、 60秒での針入度、d龍   31     31      3177下、100g、5秒での針入度、dm+s    83      Ill      85140丁、1秒−1での粘度、P      3.0 75    920   2,750軟化点、丁               151i     117    149針人度指数(PI)             +4.3     +0.7     +3.85時間TFOT後の粘 度、P       4,250   1.7B5   4.010エージング 指数             1.38    1.92    1.451 5時間TFOT後の粘度、P       4.975   6.820     B、795エージング指数            1.62    7.4 1    2.47結果は、ケン化反応がれい12および14で進行したことを 示ス(匹敵する性質がアスファルトセメントで観察された)。反応は、すべての 反応体を特殊に乾燥した例12で生じた。それにも拘らず、反応を開始するのに 十分な水分(測定する実験室の能力以下)が系内にあった。
トール油を乾燥するのに同じ方法に従ったにも拘らず、反応は1J13では起こ らなかった。ここで、例12の乾燥溶融水酸化ナトリウムの代わりに金属ナトリ ウムを使用した。
少量の水(アスファルトの0.001重量%)も混合物に加えた以外は、再度金 属ナトリウムおよび乾燥トール油を使用して、ケン化反応は、例14に示すよう に起倒1の方法に従って、AC−20の代わりに型Iルーフイングアスフアルド (ASTM  D312)を使用した。表6において、試験結果を典型的ルーフ ィング試験に関してベースアスファルトと比較する。
表   6 軟化点、1            148    171    158〜1 7632″F、 200 g、 80秒での針入度、d關  14     1 4      6+77″F、 100 g、  5秒での針入度、d關  4 0     34     18〜40115丁、50g、  5秒での針入度 、d龍 102     70     1[)0針人度指数、P I            −2,2試験は、処理されたアスファルトが型Iルーフイングア スフアルドの低温特性および型■ルーフイングアスフアルドの高温特性を有する ことを示す。また、PIは、処理されたアスファルトで実質上より低く、より低 い感温性を示す。
j、L 、−7°ンp% P、Fl (hr)国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)水を実質上含まない液化アスファルト材料を、アルカリ金属塩基との 反応によって少なくとも1種の脂肪酸および少なくとも1種の樹脂酸をその中で ケン化することによって、ゲル化し、 (b)反応水を前記ゲルから除去してゲル化マルチグレードアスファルトセメン トを調製する ことを特徴とするゲルとしてのマルチグレードアスファルトセメントの製法。 2.アスファルト材料が、石油アスファルトである、請求項1に記載の方法。 3.アスファルト材料が、AC−1、AC−2.5、AC−5、AC−10、A C−20、AC−30、AC−40、AC−50、またはそれらの混合物、また は型I、IIまたはIIIルーフィングアスファルトまたはそれらの混合物であ る、請求項2に記載の方法。 4.脂肪酸および樹脂酸をトール油として加える、請求項1に記載の方法。 5.アルカリ金属塩基が、アルカリ金属水酸化物である、請求項1に記載の方法 。 6.アルカリ金属塩基が、水酸化ナトリウムである、請求項5に記載の方法。 7.(a)水を実質上含まない石油アスファルトを加熱して液化し、 (b)それに実質上乾燥微粉砕粒状物形態のアルカリ金属水酸化物を加え、 (c)得られた混合物を剪断ミル処理してアルカリ金属水酸化物粒状物の粒径を 減少し且つ前記粒状物を石油アスファルトに分散し、 (d)混合しながら、それにケン化可能量のトール油を加えて、ゲル化マルチグ レードアスファルトセメントを調製し(反応系は、少量であるが、実質的発泡を 生ビずにケン化反応を開始するのに十分な量の水を含有する)、(e)反応水を 前記アスファルトゲルから除去してゲル化マルチグレードアスフアルトセメント を調製することを特徴とするゲルとしてのマルチグレードアスファルトセメント の製法。 8.石油アスファルトが、AC−1、AC−2.5、AC−5、AC−10、A C−20、AC−30、AC−40、AC−50またはそれらの混合物である、 請求項7に記載の方法。 9.(a)水を実質上含まない液化石油アスファルトに実質上乾燥微粉砕粒状物 形態のアルカリ金属水酸化物を加え、 (b)得られた混合物を剪断ミル処理してアルカリ金属水酸化物粒状物の粒径を 減少し且つ前記粒状物を石油アスファルトに分散し、 (c)それと、約0.7〜約2の比率であり且つ前記アルカリ金属水酸化物によ って大体中和できる合計量の少なくとも1種の脂肪酸および少なくとも1種の樹 脂酸を、実質的発泡を生じずにケン化反応を開始するのに十分な量の水の存在下 で混合し、 (d)反応水を得られるゲルから除去してゲル化マルチグレードアスファルトセ メントを調製することを特徴とするゲルとしてのマルチグレードアスファルトセ メントの製法。 10.脂肪酸および樹脂酸をトール油として加える、請求項9に記載の方法。 11.アルカリ金属水酸化物が、水酸化ナトリウムである、請求項9に記載の方 法。 12.トール油およびアルカリ金属水酸化物をプレミックスし、石油アスファル トに加える、請求項9に記載の方法。 13.(a)水を実質上含まない液化アスファルト材料を、アルカリ金属塩基と の反応によって少なくとも1種の脂肪酸および少なくとも1種の樹脂酸をその中 でケン化することによって、ゲル化し、 (b)反応水を前記ゲルから除去してゲル化マルチグレードアスファルトセメン トを調製し、 (c)前記ゲルを実質上水を含まない骨材と混合し、(d)前記ゲルー骨材混合 物を舗装すべき表面上に散布し、 (e)前記散布混合物を所望の密度に圧密して、アスファルト系コンクリートの レイダウンを調製することを特徴とするアスファルト材料で舗装する方法。 14.アスファルト材料が、石油アスファルトである、請求項13に記載の方法 。 15.石油アスファルトが、AC−1、AC−2.5、AC−5、AC−10、 AC−20、AC−30、AC−40、AC−50またはそれらの混合物である 、請求項14に記載の方法。 16.脂肪酸および樹脂酸をトール油として加える、請求項13に記載の方法。 17.アルカリ金属塩基が、アルカリ金属水酸化物である、請求項13に記載の 方法。 18.アルカリ金属水酸化物が、水酸化ナトリウムである、請求項17に記載の 方法。 19,(a)水を実質上含まない石油アスファルトを加熱して液化し、 (b)それに実質上乾燥微粉砕粒状物形態のアルカリ金属水酸化物を加え、 (c)得られた混合物を剪断ミル処理してアルカリ金属水酸化物粒状物の粒径を 減少し且つ前記粒状物を石油アスファルトに分散し、 (d)混合しながら、それにケン化可能量のトール油を加えて、ゲル化マルチグ レードアスファルトセメントを調製し(反応系は、少量であるが、実質的発泡を 生じずにケン化反応を開始するのに十分な量の水を含有する)、(e)前記ゲル を実質上水を含まない骨材と混合し、(f)前記ゲルー骨材混合物を舗装すべき 表面上に散布し、 (g)前記散布混合物を所望の密度に圧密して、アスファルト系コンクリートの レイダウンを調製することを特徴とする石油アスファルトで舗装する方法。 20.石油アスファルトが、AC−1、AC−2.5、AC−10、AC−20 、AC−30、AC−40、AC−50またはそれらの混合物である、請求項1 9に記載の方法。 21.(a)水を実質上含まない液化石油アスファルトに実質上乾燥微粉砕粒状 物形態のアルカリ金属水酸化物を加え、 (b)得られた混合物を剪断ミル処理してアルカリ金属水酸化物粒状物の粒径を 減少し且つ前記粒状物を石油アスファルトに分散し、 (c)それと、約0.7〜約2の比率であり且つ前記アルカリ金属水酸化物によ って大体中和できる合計量の少なくとも1種の脂肪酸および少なくとも1種の樹 脂酸を、混合し、 (d)反応水を得られるゲルから除去してゲル化マルチグレードアスファルトセ メントを調製し(反応系は、少量であるが、ケン化反応を開始するのに十分な量 の電離液体を含有する)、 (e)前記ゲルを実質上水を含まない骨材と混合し、(f)前記ゲルー骨材混合 物を舗装すべき表面上に散布し、 (g)前記散布混合物を所望の密度に圧密して、アスファルト系コンクリートの レイダウンを調製することを特徴とする石油アスファルトで舗装する方法。 22.脂肪酸および樹脂酸をトール油として加える、請求項21に記載の方法。 23.アルカリ金属水酸化物が、水酸化ナトリウムである、請求項21に記載の 方法。 24.(a)水を実質上含まない液化アスファルト材料を、アルカリ金属塩基と の反応により少なくとも1種の脂肪酸および少なくとも1種の樹脂酸をその中で ケン化することによって、ゲル化し、 (b)反応水を前記ゲルから除去してゲル化マルチグレードアスファルトセメン トを調製し、 (c)アスファルト飽和フェルトを屋根表面上に適用し転圧し、 (d)マルチグレードアスファルトセメントの少なくとも1層をその上にモップ でふくことによって散布してアスファルト屋根を製造する ことを特徴とするアスファルト材料で屋根を葺く方法。 25.アスファルト材料が、石油アスファルトである、請求項24に記載の方法 。 26.石油アスファルトが、型I、IIまたはIIIルーフィングアスファルト またはそれらの混合物である、請求項25に記載の方法。 27.脂肪酸および樹脂酸をトール油として加える、請求項24に記載の方法。 28.アルカリ金属基基が、アルカリ金属水酸化物である、請求項24に記載の 方法。 29.アルカリ金属水酸化物が、水酸化ナトリウムである、請求項28に記載の 方法。 30.(a)水を実質上含まない石油アスファルトを加熱して液化し、 (b)それに実質上乾燥微粉砕粒状物形態のアルカリ金属水酸化物を加え、 (c)得られた混合物を剪断ミル処理してアルカリ金属水酸化物粒状物の粒径を 減少し且つ前記粒状物を石油アスファルトに分散し、 (d)混合しながら、それにケン化可能量のトール油を加えて、ゲル化マルチグ レードアスファルトセメントを調製し(反応系は、少量であるが、実質的発泡を 生じさせずにケン化反応を開始するのに十分な量の水を含有する)、 (e)アスファルト飽和フェルトを屋根表面上に適用し転圧し、 (f)マルチグレードアスファルトセメントの少なくとも1層をその上にモップ でふくことによって散布してアスファルト屋根を製造する ことを特徴とする石油アスファルトで屋根を葺く方法。 31.石油アスファルトが、型I、IIまたはIIIルーフィングアスファルト またはそれらの混合物である、請求項30に記載の方法。 32.水を実質上含まないことを特徴とするゲル化アスファルトセメント。 33.水を実質上含まない液化アスファルトをゲル化することによって製造され たゲル化アスファルトセメント。 34.トール油およびアルカリ金属水酸化物を実質上水を含まない液化アスファ ルトに加えることによって製造されたゲル化アスファルトセメント。
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