JPH03504833A - 多機能手工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多機能手工具に関する。

背旦技力 家庭内で小さな仕事を行なう場合、簡単に使用できかつ実用的なプライヤ、ハン マ、又はスクリュ・ドライバを持つことが度々必要となる。

これらの工具は、各工具が単一の機能を果たすものであるが、通常は非実用的な かさ張った容器内に共に保持されている。

さらに、使用後に上記工具を上記容器に戻さないならば、通常起こることだが、 後に使用するため必要としたとき、もはや見付けられないものである。

発明の開示 本発明の目的は、複数の異なった工具に一般に分けられる複数の機能を組み合わ せる多機能工具を提供することにある。

上記記載した目的の範囲内での１つの重要な目的は、単一の工具内にいくつかの 異なる工具を組み合わせるようにすることである。

他の重要な目的は、もっともありふれた、いつもの趣味の仕事又は家庭内の修繕 作業をすることができる工具を組み合わせたものを提供することである。

さらに他の目的は、殆ど熟練していない人によって簡単に使用することができる 工具を提供することである。

これらの目的と他の目的は、２つのアームを有する一対のプライヤからなり、２ つのアームは非中央部で相互に枢着されているとともに夫々長い部分と短い部分 との２つの部分から形成され、２つの短い部分は、切断部を備えた調整可能な開 口を有する２つの協働するグリップのあご（ｇｒｉｐ　ｊａｗｓ）を形成し、上 記あごの１つは上記切断部に対向してハンマーヘッドを形成するように延びて拡 がっており、上記２つの長い部分は、上記プライヤの握りを構成するとともに２ つの部分に分けられかつスクリュ・ドライバ、ヤスリ、切刃のような他の工具を 収納する中空であるようにしたことを特徴とする、本発明にかかる多機能手工具 によって達成されることは、以下に明らかになる。

園血９皿単ム退朋 本発明のさらなる特徴と利点については、添付した図面の非限定的な例によって ただ単に描かれたように、本発明の好ましい実施例の詳細な説明から明らかにな る。

第１図は本発明にかかる工具の閉じた形状における全体図、第２図はハンマー状 のヘッドを図示する上記工具の前部の一部断面図、第３図は握りをそれらの構成 部品に分けた状態でかつその中に収納された工具を図示する上記工具の斜視図、 第４図はグリップのあごが開かれた状態での上記工具の前部の詳細図、第５図は 上記工具の握りの分かれた部分の一つへの上記工具の１つの組立品の図、第６図 は上記ハンマー状ヘッドの形状の拡大図である。

Ｒ［ＩＪｌを実施するための形態 添付した図に関して、本発明にかかる工具は、大略、参照番号１で大略示された 一対のプライヤを備える。該一対のプライヤは、夫々２と３の２つのアームによ って形成されており、調整可能な支点４で枢着されている。上記２つのアームの 夫々は、夫々長い部分と短い部分の２つの部分で形成されている。

５と６とで示された上記２つの短い部分が一対のグリップのあご（ｇｒｉｐ　ｊ ａｗｓ）を構成しており、該グリップのあごは、クランプとして作用する歯付き の平たい前部７と、パイプレンチとして作用する第２の歯付き湾曲部８と、突切 りバイト（ｐａｒｔｉｎｇ　ｔｏｏｌ）として作用する一対の対向する刃９とを 有する。

上記あご５は、プラスチック材料からなりかつ内側が中空の円筒部材１０内にそ の端部が埋め込まれて上記アーム２に連結された平たい金属刃を備えている。上 記円筒部材１０は第２部分１１を有する。この第２部分１１は、該円筒部材１０ の中空部分１５内に大略収納されるものであってスクリュ・ドライバ１２と１３ 又は切刃１４のような工具の握りを構成するようにねじで結合されるようになさ れて上記円筒部材１０に連結されている。

上記あご６は、又、金属でかつ平たいものであって、ハンマヘッドの機能を有す る円筒本体１６に連結されている。

上記円筒本体１６は小径断面１７を有する円筒部分を有している。

該小径断面１７はプラスチック材料のスリーブ１８内に収納されている。上記ス リーブ１８は、上記アーム３の前端部を構成し、２つの刃２０と２１からなって 上記あご５が挿入されている平たい部分１９まで延びている。上記プライヤの第 ２の握りを構成する第２の中空円筒部材２２に上記子たい部分１９が一体となっ ている。

端部のキャップ２３が上記第２の中空円筒部材２２にねじ込まれている。例えば ヤスリ２５のような工具を上記中空部分２４内に収納することができる。

上記スリーブ１８と上記円筒部分１７との間の連結は、ダボ（ｄｏｗｅｌ）　２ ６によって行われる。このダボ２６は上記部材１７に無理に押し込まれており、 上記スリーブ１８に備えられた２つの穴を貫通している。

上記調整可能な支点４は上記刃２０と２１に備えられた２つのＳ形状の溝２７の 組み合わせによってなされている。上記溝２７の端部２８と２９は、上記あご５ と堅く連結された円筒状ピボット３０を所定位置に保持するようになされている 。

上記Ｓ形状の溝２７の形状は、２つの可能な端部の位置の１つに上記ピボット３ ０を係合できて、上記あご５と６とをしっかりと締め付けている間、しっかりと 作用し合うことができる。

第５図には、上記工具の握りを構成するように上記円筒部材１０の上記切刃１４ と上記第２部分１１との間で連結されているのが図示されている。

リング３２は、通常上把握りに隣接しており、上記第２部分１１の上記ねじ付き タング（ｔａｎｇ）にねじ込まれている。

上記タング３１は、凹部３３と、上記刃１４の端部３５を収納するようになされ た径方向の切欠３４とを有する。上記キャビティ３３は、又、各スクリュ・ドラ イバ１２又は１３に上記握りを堅く連結するようになされている。

上記端部３５は、上記切欠３４内に挿入されるべき側に、ちょうど上記タング３ １のねじのように形成された鋸歯部分３６を有して、上記タング３１の端部に向 けて上記リング３２を移動させることによって、上記握り１１に上記歯１４が固 定される。

従って、上記図示されたように上記工具は、ある金属部分、すなわち、上記あご ５と６とからなる部分と、上記あご５と一体的な上記ハンマ状ヘッド１４の部分 と、プラスチック材料からなる部分との組み合わせからなっている。

図示された解決法において、２種類のスクリユ・ドライバと切歯とヤスリとが上 記中空部分１５と２４との中に備えられているが、パンチ等の他の工具をこれら の工具の代わりに備えることができることは明らかである。

第６図は本発明の上記ハンマ状ヘッドとは異なる形状のものを図示する。

見れば明らかなように、上記円筒本体１６は、第１のねじ部分３８を有する内側 部材３７にねじでうまく結合することができる。上記第１のねじ部分３８は上記 円筒本体１６によって包まれる釘抜き部ｔｒ）Ｊ’３９まで延びている。

上記円筒本体１６は上記形状１６ａを有しながら金属又は硬質プラスチック材料 からなりうるのが都合がよい。上記形状１６ａは金属ヘッドによって損傷するか もしれないものを打つために特に適したものである。

上記多機能工具は、一対のプライヤの機能と、種々の径のバイブ用のバイブレン チの機能と、切刃を有する突切りバイトの機能と、ハンマの機能とを有するとと もに、上記中空の握り内に収納されたその他の工具を有する。

既に述べた工具の他の工具とさらに組み合わせることは、既に述べたように、明 らかなことである。

さらに、全ての細部は他の技術的に等価な部材と置き換えることができて、例え ば上記アーム２と３との間の枢着システムはいずれかの適当な型式にすることが できる。

材料に関しては、上記金属製のあごとプラスチック材料の握りとの間の組み合わ せは生産の見地から特に便利なものである。

寸法に関しては、要求に従ってどのようにもすることができる。

国際調査報告 １．１１１ｉいＭＩ　Ａｍ１ｍ＋＋い、、　ＰＣＴ／Ｅρ９０１００４５５国際 調査報告

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. （１）２つのアームを有する一対のプライヤから大略なり、２つのアームは非中 央部で相互に枢着されているとともに夫々長い部分と短い部分との２つの部分を 形成し、２つの短い部分は、切断部を備えた調整可能な開口を有する２つのグリ ップのあごを形成し、上記あごの１つはハンマーヘッドを形成するように延びて おり、上記２つの長い部分は、上記プライヤの握りを構成するとともに２つの部 分に分けられかつスクリュ・ドライバ、ヤスリ、切刃のような他の工具を収納す る中空であるようにしたことを特徴とする多機能手工具。
2. （２）上記２つのあごは金属材料からなるが、上記握りはプラスチック材料から なるようにしたことを特徴とする請求項１に記載の多機能手工具。
3. （３）上記２つのあごのうちの第１のあごは金属の平たい棒からなり、該平たい 棒は、平たい物用の複数のクランプ状グリップ部と、一側部にパイプ用の湾曲し た複数のグリップ部とを有するとともに、上記平たい棒は他の側部に上記握りの プラスチック材料に埋め込まれるようにしたことを特徴とする請求項１に記載の 多機能手工具。
4. （４）上記２つのあごのうち第２のあごはグリップ部を有する平坦な部分を有し 、該部分は円筒本体に連結され、該円筒本体は、小径部分までの中間部分である 断面を有するハンマーヘッドを構成するとともに上記握りの前部を構成するプラ スチック材料からなるスリーブによって囲まれているようにしたことを特徴とす る請求項１に記載の多機能手工具。
5. （５）上記ハンマー状ヘッドは上記円筒本体の内側部分にねじで連結され、上記 内側部分はくぎ抜き工具のような形状をしているようにしたことを特徴とする請 求項１に記載の多機能手工具。
6. （６）都合が良いことに、上記ねじで結合されるハンマー状ヘッドは金属又は硬 質プラスチック材料からなりえるようにしたことを特徴とする請求項１に記載の 多機能手工具。
7. （７）上記スリーブは、握りに連結する前に２つの平行な刃まで延びており、上 記第１のあごは２つの刃の間を通過して枢着されているようにしたことを特徴と する請求項１に記載の多機能手工具。
8. （８）上記第１のあごと堅く連結されたピボットによって枢着されており、上記 第１のあごは、対応する握りに上記スリーブを連結する上記刃に備えられた一対 の溝を貫通しており、上記溝はＳ形状であり、上記Ｓ形状の溝の端部には、上記 あごの共通の開口のための位置を形成するピボットの位置決め部分を構成するよ うにしたことを特徴とする請求項１に記載の多機能手工具。
9. （９）上記握りの少なくとも１つの握りは、相互に補足し合いかつねじ結合によ って連結される２つの部分に分かれており、上記２つの部分は、夫々内側が少な くとも他の１つの工具を夫々収納する中空になっているようにしたことを特徴と する請求項１に記載の多機能手工具。
10. （１０）都合が良いことに、上記握りの少なくとも１つ内に収納された上記他の 工具は、スクリュ・ドライバ又は切刃等でありうるようにしたことを特徴とする 請求項１に記載の多機能手工具。
11. （１１）上記握りの少なくとも１つの上記２つの補足し合う部分の１つは、上記 工具のための握りを構成し、上記円筒部分に通常隣接するリングがねじ付きタン グにねじ結合されており、上記タングは軸方向のキャビティと工具の対応する端 部を収納するようになされた径方向切欠とを有し、上記端部は上記タングのねじ を完全にするための鋸歯部分を有し、上記リングは上記鋸歯部分まで移動可能で かつ上記ねじによってその握りに上記工具を連結するようにしたことを特徴とす る請求項１と１０に記載の多機能手工具。
12. （１２）上記スリーブと上記第２のあごの上記拡大された部分とは貫通するダボ によって連結されているようにしたことを特徴とする請求項１に記載の多機能手 工具。