JPH03504495A - 反応溶媒として超臨界二酸化炭素を用いての有機合成 - Google Patents
反応溶媒として超臨界二酸化炭素を用いての有機合成Info
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- JPH03504495A JPH03504495A JP1503883A JP50388389A JPH03504495A JP H03504495 A JPH03504495 A JP H03504495A JP 1503883 A JP1503883 A JP 1503883A JP 50388389 A JP50388389 A JP 50388389A JP H03504495 A JPH03504495 A JP H03504495A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
反応溶媒として超臨界二酸化炭素を用いての有機合成本発明は、多くの場合、こ
れまで可能な形よりも純粋な形で反応生成物を生成できる化学反応を低費用で行
なうための新規方法に関する。それは、特に、エステル及びアミドを形成するた
めに炭素及び窒素での反応により合成ポリペプチド及びアミノ酸誘導体を形成す
るための方法への適用性を有する。
発明の背景
実際の速度で生じる多くの化学反応に関しては、反応体のうち少なくとも1種が
不活性溶媒に溶解されるべきであることは良く知られている。多くの有機反応に
関しては、これらの溶媒は液体炭化水素又はハロゲン化炭化水素、たとえばクロ
ロホルム、塩化メチレン及びクロロメタンである。
多くの場合、そのような溶媒の使用は、生成物の満足する生成を付与するが、し
かし溶媒の価格、操作、回収及び廃棄の点で問題及び出費を提供する。生化学に
とって重要なある反応、たとえばそのような溶媒がある問題を提供するポリペプ
チド合成が存在する。ポリペプチドは、時々、固体支持体、たとえばポリスチレ
ン又は多孔性ガラス支持体に結合される成長ペプチド鎖への保護されたアミノ酸
の連続的付加により調製される。現在実施されているように、これらの反応は、
100%完結に達しない。
たとえば、固体支持体を用いる従来の技法は、時々、樹脂への溶媒の浸入不能に
より不完全な反応を伴う。結果として、最終生成物は、しばしば、精製するのに
難かしいポリペプチドの複雑な混合物である。その合成は、また除去されるべき
有機反応溶媒の存在によりさらに複雑にされる。さらに、そのような溶媒は、相
当に費用がかかり、そしである生成物を製造するための費用を実質的に高める。
反応生成物から容易に除去され、試薬を容易に溶解することができ、そして高い
侵入力を有し、そして従って多孔性固体反応支持体又は固体反応体を容易に透過
することができる低価格の溶媒を有することが高く所望される。
発明の記載
本発明は、超臨界二酸化炭素が、有機反応のためにひじように経済的且つひじょ
うに柔軟な反応溶媒である発見に基づかれている。
良く知られているように、すべての気体は、臨界温度及び圧力を有し、すなわち
臨界温度は気体は圧力を高めることによって液化され得ない温度以上であり、そ
して臨界圧力は臨界温度で気体を液化するのに必要な圧力である。二酸化炭素に
関しては、臨界温度は88″F (31,1℃)であり、そして臨界圧力は10
73ps iである。本発明で使用される用語“超臨界二酸化炭素”とは、88
″F以上の温度及び1073ps i以上の圧力での二酸化炭素を意味する。
その超臨界状態における二酸化炭素は、それをひじように所望される反応溶媒に
する多くの性質を有する。それは、広範囲の種類の有機反応条件下で不活性であ
る。それは高い拡散性を有し、モして固相支持体を容易に透過することができる
。それは安価で且つ非毒性であるので、それは廃棄のために大気中に開放され得
る。無水条件が維持される場合、それは容易に使用される。それは反応生成物の
回収における問題を最少にする。なぜならば、その溶媒は、圧力を臨界以下に減
じることによって単純に除去され、それによって使用づみ試薬、副生成物及び他
の反応溶媒を除去するために反復洗浄の必要性を回避するからである。
超臨界二酸化炭素は、化学反応生成物が、不活性反応溶媒の存在下で複数の反応
化学成分を接触し、超臨界二酸化炭素を維持するのに必要とされる条件下で、反
応生成物を形成するために前記成分の混合を引き起こすことによって得られるい
づれかの化学反応において使用され得る。成分は同じでも又は異なっていても良
い。成分はそれぞれ単一の反応部位を有することができ、又はそれらは1以上の
部位を有することもできる。反応は低分子量化学物質、たとえばエステル、エー
テル、アミド、等を形成するための従来の反応であることができ、又はそれは二
量重合、三量重合、オリゴ重合又は重合であることもできる。
超臨界二酸化炭素は、他にない溶媒であるが、しかし他の溶媒も存在し、そして
超臨界二酸化炭素に帰する利益を今まで通りに達成することができる。従って、
反応体が溶液の形で得られる場合、その溶液は、初めに反応体と溶媒とを分離し
ないで使用され得る。
反応は、反応体及び反応生成物の安定性、並びに二酸化炭素との所望する反応及
び所望としない副反応の所望する速度を伴って、二酸化炭素の臨界温度以上のい
づれかの温度及びその臨界圧力以上のいづれかの圧力で行なわれ得る。多くの反
応は、約90″F〜約150″Fの温度及び約1073psi〜4000ps
i又はそれ以上の圧力で容易に生じることが見出された。
超臨界二酸化炭素の使用は、ペプチド合成、たとえばアシル化、たとえば種々の
アシル化剤、たとえばアシルイミダゾール、たとえばアセチルイミダゾール、ア
シルクロリド、たとえばアセチルクロリド又はアシル無水物、たとえば無水酢酸
による第−及び第二アミンのアセチル化、及び試薬、たとえばアシルイミダゾー
ル、アシル無水物及びアシルクロリドによるアルコールのエステル化に使用され
る反応を実施することにおいて特に重要なものである。
たとえば、Merrifield法として知られている合成ペプチドの合成のた
めの通常の固相方法は、アミノ基のカルボキシル基を通して、固体支持体、通常
ポリスチレン樹脂に結合されたアミノ酸により開始される。さらに、そのアミノ
基は、ブトキシカルボニル(BOC)保護基により所望しない反応に対して保護
される。従来のポリペプチド合成は、ジクロロメタン中、緩酸、たとえばトリフ
ルオロ酢酸(TPA)による処理によりBOC保護基を除去しく保護解除)、す
べての微量TFAを除去するためにジクロロメタンにより洗浄し、ジクロロメタ
ン中、トリエチルアミン(TEA)により中和し、過剰のTEA及びその塩を除
去するためにジクロロメタンにより洗浄し、カルボキシル活性化剤、たとえばジ
シクロへキシルカルボジイミド(DCC)の存在下で、ジクロロメタンに溶解さ
れたBOC−保護アミノ基と保護解除された樹脂−アミノ酸とを反応せしめ、溶
解可能な試薬及び副生成物を除去するためにジクロロメタンにより洗浄し、ジク
ロロメタンに不溶性であるジシクロヘキシル尿素副生成物を除去するためにメタ
ノールにより洗浄し、そしてメタノールを除去するためにジクロロメタンにより
洗浄することによって進行する。その順序は次のようにして示される:
OROR
■)樹脂−DC−C1l−NH−BOCT F A 樹脂−QC−Cal−
NH3”2)洗浄
OR0R
3)樹脂−DC−CH−N)13” T E A 樹脂−QC−CH
−NL4)洗浄
OROR’
5)樹脂−OC−CH−N H□+)IOC−C)I−NH−BOCOROR’
DCC樹脂−0C−CH−NH−C−CH−NH−B
OC+DC口6)ジクロロメタンによる洗浄
7)メタノールによる洗浄
8)ジクロロメタンによる洗浄
はとんどの洗浄段階はそれぞれ2又は3回行なわれるので、この方法はひじょう
に時間がかかり、そしてペプチド鎖中に導入される個々のアミノ酸のためには、
完全なサイクルは2時間を要する。この方法は、いくつかの欠点、たとえば塩素
化された溶媒の広範な使用、時々の不完全な結合、反復性保護解除段階の間での
アミノ基のトリフルオロアセチル化による減じられた収率、アミノ酸の側鎖との
反応及び支持体からペプチド鎖の早熟な切断を有する。結果として、最終生成物
は不均質であり、そして所望するペプチドホルモンの活性に対立する活性を有す
るペプチドさえも含むかも知れない。
他の固相合成は、アミノ基上の塩基不安定性フルオレニルメトキシカルボニル(
FMOC)保護基を使用する。この基をピペリジン(Pip)、又はジメチルホ
ルムアミド(DMF)に溶解され他の有機塩基により除去し、樹脂を過剰で且つ
使用されたFMOC試薬、ピペリジン及びその塩を除去するためにDMFにより
洗浄し、保護解除された樹脂と活性化されたFMOC−保護アミノ酸、たとえば
その酸のペンタフルオロフェニルエステルとを反応せしめ、そしてその樹脂を副
生成物及び過剰のエステルを除去するためにDMFにより洗浄する。この順序は
次の通りに示される:
OR0R
1)樹脂−QC−C)l−NH−PMOCP i p 樹脂−DC−CH−
NH22)洗浄
OROR’
3)樹脂−DC−CH−N11.+ F QC−[:H−N
H−FMOCOROR’
樹脂−DC−C8−NH−C−CH−NH−FMOC4)洗浄
このスケムは、BOCスケムよりも少ない段階を有するが、それはまた数回の洗
浄段階を有し、そして収率及び不均質生成物の形成に関していくらかの問題を有
する。
固相技法の進歩の前、ペプチドは、次のようにアミノ酸と反応性アミノ酸誘導体
、たとえばN−カルボキシル無水物(NCA)とを反応せしめ、続いて二酸化炭
素を除去することによって溶液中で合成されて来た:
この方法は、アミノ酸NCAが活性化しないで遊離アミノ基と直接反応し、そし
て生成物が保護基として作用するペプチドカルバメートであるので、ひじょうに
単純であるが、それは低収率のために広く使用されず、そしてそれは通常、不純
生成物を付与する。カルバメート基は11以下のpHの溶液中において不安定で
あり、そして脱カルボキシル化は重合又は過剰反応を引き起こす脱離性遊離基を
生ぜしめる。pHが11以上に高められる場合、他の競争反応が、加水分解又は
ヒダントイン酸の形成の結果として生じる。結果として、結合効率が通常90〜
95%を越えず、そしてこの技法の実際の値は、小さなペプチドの大規模製造に
制限される。
超臨界二酸化炭素は、反復アミノ酸単位を有するペプチドホモポリマー又はコポ
リマーを形成するために、N−カルボキシル無水物又はその誘導体を重合するた
めの方法で反応溶媒として使用され得る。
RORORO
NH2Cl−CNH−C1l−CNHCII−C−DHRORORO
NH,CH−CNi1−C)l−CNHCH−C−01(2番目の反応において
、“R”側鎖は、R1又はR2及びコモノマーの相対的割合に依存して異なるで
あろう。ターポリマー及びそれ以上のポリマーが、3又はそれ以上の出発無水物
モノマーの使用により得られる。
上記反応スケムにおいて、R及びR’は水素又はアミノ酸側鎖、たとえばアミノ
酸、たとえばアラニン、)くリン、ロイシン、イソロイシン及びフェニルアラニ
ンの炭化水素側鎖、及びアミノ酸、たとえばチロシン、トレオニン、セリン、ト
リプトファン、チロキシン、メチオニン、システィン、リシン、アルギニン、ヒ
スチジン、アスパラギン酸及びグルタミン酸の置換された炭化水素側鎖を表わす
。さらに、側鎖が、複素環式環、たとえばプロリン及びヒドロキシプロリンを形
成するためにアミノ基と組合されているアミノ酸が使用され得る。もちろん、こ
の発明は、天然に存在するアミノ酸又はここに特定された特異的合成に制限され
ない。これに反して、それは、ペプチドオリゴマー又はポリマーを産生ずるため
のいでれかの方法において都合良く使用され得る。
溶媒としての超臨界二酸化炭素の使用は、ペプチドの調製において計り知れない
価値のものである。それは固相合成に使用され、そして支持体が調節された多孔
性ガラス(CPG)ベッドである場合、特に価値あるものである。超臨界二酸化
炭素の高い拡散性は支持体の孔の透過を確保する。さらに、揮発性試薬は、圧縮
された流体をベントし、乾燥粉末を生成することによって簡単に除去され、それ
によって有機溶媒の廃棄又は再循環の必要性を回避することができる。倹約され
た時間及び費用は、たとえば20〜40回のアミノ酸を有するポリペプチド、た
とえばカルシトニンを合成する場合、ばく大である。無水条件が、100%の結
合収率を付与するためにいくつかの反応に必要とされ、そしてそのような反応は
超臨界二酸化炭素により容易に行なわれ得る。二酸化炭素の使用はまた、それが
溶媒として通常使用される塩素化された炭化水素よりも相当に安いのでその方法
の費用を削減し、そしてそれは非毒性であるので、大気中に放出され得る。さら
に、多量の液体溶媒の必要性を回避するこきによって、超臨界二酸化炭素の使用
は、実験室での大きさの装置よりも単にわずかに大きい、ポリペプチドの製造の
ための低費用の商業用規模生産装置の構成を可能にすることができる。
反応溶媒としての超臨界二酸化炭素の使用はまた、試薬としてアミノカルボキシ
ル無水物(NCA)を用いる液相合成のためにも好都合であり、ここでそれは、
カーボネート保護基を安定化し、そして次の化学反応の前、溶媒と反応生成物と
の分離を促進することができる。
超臨界二酸化炭素はまた、タンパク質からのアミノ酸の分析において反応溶媒と
しても有用である。従来のアミノ酸分析においては、タンパク質はその個々のア
ミノ酸成分に加水分解され、そしてアミノ酸が分離され、同定され、そして定量
化される。アミノ酸の検出は、紫外線吸収、色又は螢光により測定され得る誘導
体の生成に依存する。1951年にMoore及び5teinにより紹介された
アミノ酸分析のための第1の自動化された方法は、アミノ酸を分離するためにイ
オン交換カラムを使用する。着色された誘導体は、アミノ酸のα−アミノ基とニ
ンヒドリンとの反応により個々のアミノ酸から製造される。次に、これらの着色
された化合物が比色計を用いて検出され、そして対照の濃度及び保持時間を比較
する場合、定性及び定量分析の両者を付与する。Moore及び5teinの技
法は、アミノ酸分析のための後−力ラム誘導体化方法の第1の例である。
最近、いくつかの前−カラム方法が開発されており、ここでアミノ酸の誘導体が
加水分解された粗混合物に調製される。
次に、その得られたアミノ酸混合物が逆相HPLCクロマトグラフィーにより分
離され、そしてアミノ酸が、保持時間により定性同定され、そして対照との色吸
収度の比較により定量同定される。前−カラム方法における誘導体を調製するた
めに使用されて来たいくつかの試薬、たとえばフェニルインチオシアネート、オ
ルトフタルアルデヒド及びダンシルクロリドが存在する。
これらの反応のための溶媒としての超臨界二酸化炭素の使用は、生物学的対象の
多くのタンパク質は通常、ひじょうに少量見出されるので、ひじょうに重要なも
のである。従って、ひじょうに感度の高い定量分析方法を有することが重要であ
る。
超臨界二酸化炭素はまた、タンパク質の一次構造を決定するためのタンパク質配
列決定技法において価値あるものであるa Edman Degrada
tion [Bdman、 P、、 Acta、Chem、5cand、
IV。
283 (1950)を参照のこと]として知られている基本的な配列決定技法
においては、フェニルインチオシアネートがN−末端α−アミノ酸の誘導体を製
造するために使用される。この誘導体は、無水有機酸、たとえばトリフルオロ酢
酸により処理される場合、N−末端アミノ酸を除去し、そしてアニリノチアゾロ
ンアミノ酸誘導体を生成するために環化する。次に、このいく分不安定な誘導体
は、強酸による処理に基づいてフェニルチオヒダントインに乾燥される。この反
応の順序は次の通りである:
NCS + H,N−CHR−CD−Nl(−XNH−CNI−CHR−CO□
H
フェニルチオヒダントインアミノ酸(PTCアミノ酸)は、クロマトグラフィー
により同定され、そしてその螢光吸収度と対照とを比較することによって定量化
される。Bdman技法は、手動で行なわれ得るが、しかしそれは高い熟練を必
要とする退屈な仕事である。
多くのグループが、自動化されたEdman技法、たとえばアメリカ特許第3.
725.010号に開示されている液相スピニングカップ配列決定機、Laur
sen、 R,A、、 Eur、J、Biochem、20(1971)により
開発された固相/液体配列決定機及びアメリカ特許第4、065.412号に開
示されるガス相配列決定機を開発して来た。
ガス相配列決定機は、それがひじょうに少量のタンパク質の配列決定を可能にす
るので、有意に商業的に成功している。
Bdman方法の上記変法のいづれかに包含される有機溶媒のための置換物とし
ての超臨界二酸化炭素の使用は、化学的収率を改良するのみならず、また液体溶
媒による洗浄による機械的な損失を有意に減じる。改良された化学の他に、得ら
れた誘導体の分析は、より有効である。なぜならば、二酸化炭素溶媒は、HPL
(’注入バルブを通して、アミノ酸誘導体を含む超臨界二酸化炭素を送ることに
よって除去され得、そしてその二酸化炭素は、圧力を臨界以下に減じることによ
って簡単に除去されるからである。次に、誘導体の分析を、標準のHPLc逆相
システムにより行なう。より高い感度の分析が、圧力を半一界に減じることによ
って質量分析器の入口部分に誘導体全付着せしめることによって得られる。改良
された化学、減じられた機械的収率及び分析システムへの改良された送出しの組
合せは、ひじょうに有意な感度を高め、そしてピコモル以下の量でのタンパク質
の二次構造の決定を可能にする。
上記フェニルインチオシアネート反応は、中ぐらいのpH(たとえば7〜9)で
、タンパク質のアミノ基により生じるが、しかし高いpHで、その反応はまた、
リシン、オルナリン及びオルガニンのようなアミノ酸の塩基性側鎖上でも生じる
。
反応溶媒としての超臨界二酸化炭素の使用はまた、個々のアミノ酸、たとえばタ
ンパク質又はポリペプチドの加水分解により得られたアミノ酸の混合物の分析に
おいても有益である。そのような分析においては、誘導体化剤がアミノ酸又はア
ミノ酸の混合物に添加され、そして誘導体を形成するために反応する。適切な誘
導体化剤は、フェニルインチオシアネート、ダンシルクロリド、オルトフタルア
ルデヒド、ニンヒドリン、ジニトロベンゼン及びフルオレサミンを包含する。
これらのタンパク質誘導体は、化学反応の収率を改良し、副反応の量を減じ、そ
して分析システムへの送出しを改良することにより分析の感度を高めるために超
臨界二酸化炭素中において製造され得る。
アミノ酸は、それらが標準の分析分光計により少量、検出され得る前、それらを
色素原又は螢光原にするために誘導体化されるべきである。上記タンパク質分析
について記載される同じ誘導体は、アミノ酸分析のためにも有用であり、そして
超臨界二酸化炭素中において製造され得る。このアプローチは、現在の溶液法よ
りも一層改良された感度を付与することができる。
次の例は例示的である。すべての反応は、圧縮CO2のための底部入口及び容器
をベントするための上部出口を備えられた、5000ps iに定められた55
m1の圧力容器を反応容器として使用して、Milton Rag、 Ivy
land、 Penn5ylvaniaにより製造された超臨界流体システム中
において行なわれた。一般的な規則として、液体反応体はフィルター支持体上に
吸着され、そして固体反応体は、折られたフィルター紙の包みに置かれた。超臨
界CD□にひじように溶解する反応体は、CO□入口近くのチャンバーに置かれ
、その結果、それは、それよりも低い溶解性の反応体を接触せしめる前、C02
蒸気により抽出されるべきであった。
例I
液体n−ブタノール1mj!を含むフィルター支持体を、C02人口近くの容器
に置き、そして固体アセチルイミダゾール550■を前記フィルター支持体上に
置いた。次に、そのシステムを96″F及び3000ps iで二酸化炭素によ
り充填し、そして1時間、反応せしめた。そのシステムを臨界条件以下に減じ、
そして大気中に排気した。液体反応生成物をその反応容器から排出し、そしてガ
スクロマトグラフィー及び質量分光分析法により、57%の収率での酢酸ブチル
であることが見出された。
例■
類似する方法を用いて、固体アセチルイミダゾール660■を、液体5−アミノ
−1−ペンタノール516■と反応せしめた。そのシステムを、3000ps
i及び154″Fで二酸化炭素により充填し、そして4時間反応せしめた。その
システムをベントし、そして分解し、そしてフィルター支持体を約5分間、クロ
ロホルム5rnl中で浸ψりし、反応生成物を抽出した。クロロホルム溶液をガ
スクロマトグラフィー及び質量分光分析法により分析し、そして2種の出発材料
の他に、N、O−ジアセチル−5−アミノ−ペンタノール、N−アセチル−5−
アミノ−1−ペンタノール及びO−アセチル−5−アミノ−1−ペンタノールを
含むことが見出された。
例■
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、液体無水酢酸1rr11と、C
oenen、など、、 German Chemical Engineeri
ng。
7、335(1984)の方法によるブトキシカルボニル保護基の除去により保
護解除されたBOC−Valine Merrifield樹脂150■と反応
せしめた。容器を3000ps i及び94″Fで二酸化炭素により充填し、そ
して20分間反応せしめた。そのシステムを臨界以下の条件に減じ、そして大気
中に排気した。保護解除されたバリン樹脂のアセチル化は、McHugh、など
、、 5uporcriticalFluid Bxtraction、 Bu
tleworth & co、、 Ltd、 (1986)に記載されるKai
ser方法を用いてのニンヒドリン分析により99.4%以上の完結度であった
。
例■
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、市販の長鎖アルキルアミン調節
多孔性ガラス(L(:AA−CPG)樹脂100■と、固体アセチルイミダゾー
ル200■とを反応せしめた。両反応体をフィルター紙の包みに置き、ここで、
アセチルイミダゾールを含む包みを、LCAA−CPGを含む包みの下の容器に
配置した。そのシステムを3000ps i及び95′Fで二酸化炭素により充
填し、そしてその反応を1時間進行せしめた。次に、容器を臨界以下の条件に減
じ、そして大気中にベントした。
Kaiserニンヒドリン試薬による少量の樹脂サンプルの分析は、LCAA−
CPG樹脂のアセチル化が完結であったことを示した。
例V
例I、II及び■に記載される方法に類似する方法を用いて、BOC−Vali
ne Merrifield樹脂200■を保護解除し、そしてその保護解除さ
れた樹脂を、100’F及び3000psiで二酸化炭素の存在下で2時間、固
体アセチルイミダゾール220■と反応せしめた。Kaiserニンヒドリン試
薬による少量の樹脂サンプルの分析は、アシル化が74%以下の完結度であった
ことを示した。例■〜■の結果に基づけば、LCAA−CPG樹脂は、固体アセ
チル化剤が使用される場合、良好な支持体であり、そしてLCAA−CPG樹脂
及びポリスチレン基材のMerrif 1eld樹脂の両者は、液体アシル化剤
が使用される場合に使用され得るように例■に記載される方法に類似する方法を
用いて、L[:AA−CPG樹脂100■と、BOC−グリシンの固体N−ヒド
ロキシスクシンイミドエステル272■とを、3000ps i及び96″Fで
二酸化炭素中で5時間反応せしめた。BOC−グリシンエステル240■が包み
に残存することが見出され、これは、たった32■が二酸化炭素に溶解したこと
を示した。Kaiserニンヒドリンによる少量の樹脂サンプルの分析は、保護
されたグリシンとLCAA−CPG樹脂との反応が約94%の完結度であったこ
とを水側■に記載される方法に類似する方法を用いて、BOC−グリシンの1.
0 mMの対称無水物を含む溶液と、LCAA−CPG 100■とを3500
ps i及び100″Fで二酸化炭素中において105分間反応せしめた。Ka
iserニンヒドリン試薬による少量の樹脂サンプルの分析は、LCAA−CP
GとBOC−グリシンとの結合が完全であったことを示した。
例■
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、標準技法により例■の生成物を
保護解除することにより製造されたGIy−LCAA−CPG 87■と、BO
C−ロイシンp−ニトロフェニルエステル552■とを、3100psi及び1
01″Fで二酸化炭素中において約16時間(−晩)反応せしめた。Kaise
rニンヒドリン試薬による樹脂生成物の少量サンプルの分析は、BOC−ロイシ
ンとの結合がBOC−Leu−Gly−LCAA−CPG樹脂を形成するために
完全であったことを示した。
例■
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、例■の生成物を保護解除し、そ
してBOC−グリシンの0.5 mMの対称無水物と、3000ps i及び1
05″Fで二酸化炭素中において90分間反応せしめた。樹脂の少量サンプルの
分析は、BOC−G Iy−Leu−G 1y−LCAA−CPG樹脂を生成す
るためのBOC−グリシンの結合が完全であったことを示した。
例X
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、例■の生成物を保護解除し、そ
してその保護解除された生成物と、BOC−アラニンの0.5mMの対称無水物
とを、3000ps i及び105″Fで二酸化炭素中において90分間反応せ
しめた。樹脂の少量サンプルの分析は、BOC−A 1 a−G 1y−Leu
−LCAA−CPG樹脂を生成するためのBOC−アラニンの結合が完全であっ
たことを示した。
このようにして生成された樹脂を、濃塩酸/プロピオン酸(1: 1 、 v/
v) 0.5m1.により110℃で一晩加水分解した。
得られた混合物を蒸発乾燥せしめ、そして固体樹脂を水1rnlと共に混合した
。得られた水溶液を0.22−のフィルターを固定された注射器中にドレンし、
水を蒸発し、そしてその管を、Beckman 890アミノ酸分析機に基づく
標準方法によるアミノ酸分析のために密封した。グリシン、アラニン及びロイシ
ンのみが、2:1:1のモル比で存在することが見出された。
例XI
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、4−ヒドロキシメチル安息香酸
が標準の対称結合技法を用いて塩基不安定結合体として結合されているLCAA
−CPG樹脂250■と、BOC−バリンの0.25mMの対称無水物とを、2
800ps i及び103’Fで二酸化炭素中において1時間反応せしめた。K
aiser−ニヒドリン試薬による樹脂の少量サンプルの分析は、BO[’−V
a I!−HMBA−LCAA−CPG樹脂を形成するための結合反応が完結し
たことを示した。
例x■
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、例XIの生成物のすべてを保護
解除し、モしてBOC−グリシンの0、25mMの対称無水物と、2800ps
i及び103″Fで二酸化炭素中において1時間、反応せしめた。Kaise
rニンヒドリン試薬による樹脂の少量部分の分析は、BOC−Gly−Va l
−)IMBA−LCAA−CPG樹脂を形成するための結合反応が完結したこ
とを示した。
例X■
例■に記載される方法に類似する方法を用いて、例Xffの生成物のすべてを保
護解除し、そしてBOC−アラニンの0.25mMの対称無水物と、2800p
si及び103″Fで二酸化炭素中において1時間、反応せしめた。Ka i
serニンヒドリン試薬による樹脂の少量部分の分析は、BOC−A l a−
Gly−Va I! −HMBA−LCAA−CPG樹脂を形成するための結合
反応が完結したことを水側■に記載される方法に類似する方法を用いて、例XH
の生成物のすべてを保護解除し、そしてBOC−ロイシンの0、25mMの対称
無水物と、2800ps i及び103″Fで二酸化炭素中において1時間、反
応せしめた。Kaiserニンヒドリン試薬による樹脂の少量部分の分析は、B
OC−Leu−A (l a−Gly−Va j2−)IMBA−LCAA−C
PG樹脂を形成するための結合反応が完結したことを示した。
例XV
ジクロロメタン中、40%トリフルオロ酢酸溶液2〜3mlを容器中に置き、そ
してフィルター紙の包みに含まれる例■の生成物50■を容器中に置いた。その
容器を2800psi及び120下で二酸化炭素により充填し、そしてその反応
を1時間進行せしめた。そのシステムを臨界以下の条件に減じ、大気中に排気し
、樹脂を取り出し、そして中和した後、Kaiserニンヒドリン試薬による生
成物の少量サンプルの分析は、遊離アミノ基を残すために、BOC保護基の95
%以上の除去率を例■に記載される方法に類似する方法を用いて、Merrif
ieldのペプチドを、保護されたバリン、保護されたグリシン、保護されたア
ラニン及び保護されたロイシンと長鎖脂肪族アニリン調節多孔性ガラスピーズと
を、95′F及び3000ps iで、反応溶媒として超臨界二酸化炭素を用い
て反応せしめることによって調製した。
このサンプル100■とヘキサン中、フェニルインチオシアネートの5%溶液1
.0mlとを、3300ps i及び100″Fで二酸化炭素中において反応せ
しめ、フェニルチオカルボニルを形成した。この生成物を、無水トリフルオロ酢
酸2.0−により処理し、そしてその得られたトリフルオロ酢酸溶液を標準のB
eckman 990 Spinning (up 5equencerに基づ
いて高圧液体クロマトグラフィーシステムで分析した。卓越したピークは、フェ
ニルイソチオシアネートロイシンヒダントインであった。
本発明は、National Aeronautics and 5pace
Administration(NASA)により授与された5BrRCont
ract Na NAS 2−12563で政府の支持により行なわれた。政府
は本発明において一定の権利を有する。
国際調査報告
Claims (9)
- 1.不活性反応溶媒の存在下で少なくとも2種の異なった反応成分を接触せしめ ることによって化学反応生成物を生成するための方法であって、主要反応溶媒と して超臨界二酸化炭素を用いることを含んで成る方法。
- 2.有機エステルが、アルコールとアシル化剤とを反応せしめることによって形 成される請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.有機アミドが、アミンとアシル化剤とを反応せしめることによって形成され る請求の範囲第1項記載の方法。
- 4.前記アミンが、アミノ酸、保護されたアミノ酸又は少なくとも1つのアミノ 基を有するペプチド鎖である請求の範囲第3項記載の方法。
- 5.前記アシル化剤が、カルボン酸、カルボン酸エステル、N−カルボキシル無 水物、アシルイミダゾール又は対称アシル無水物である請求の範囲第4項記載の 方法。
- 6.1つの反応体がポリペプチドであり、そしてもう1つの反応体がフェニルイ ソチオシアネート、ダンシルクロリド、オルトフタルアルデヒド、ニンヒドリン 及びジニトロフルオロベンゼンである請求の範囲第1項記載の方法。
- 7.1つの反応体がフェニルイソチオシアネートである請求の範囲第6項記載の 方法。
- 8.ペプチドポリマーが、少なくとも1つのN−カルボキシル無水物を重合する ことによって形成される請求の範囲第1項記載の方法。
- 9.1つの反応体がアミノ酸であり、そしてもう1つの反応体がフェニルイソチ オシアネート、ダンシルクロリド、オルトフタルアルデヒド、ニンヒドリン、ジ ニトロフルオロペンゼン又はフルオレサミンである請求の範囲第1項記載の方法 。
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- 1989-03-13 JP JP1503883A patent/JPH03504495A/ja active Pending
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JPH05125362A (ja) * | 1991-03-27 | 1993-05-21 | Union Carbide Chem & Plast Technol Corp | 化学反応抑制方法 |
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