JPH03503058A - 複合材料,それらの製造方法及びそれらから製造した成形品 - Google Patents

複合材料,それらの製造方法及びそれらから製造した成形品

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JPH03503058A
JPH03503058A JP50209688A JP50209688A JPH03503058A JP H03503058 A JPH03503058 A JP H03503058A JP 50209688 A JP50209688 A JP 50209688A JP 50209688 A JP50209688 A JP 50209688A JP H03503058 A JPH03503058 A JP H03503058A
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クレイン,マックス
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マットカム・インコーポレーテッド
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 m    れrの = ゛ び洛れらから 告しt−多口光泗ヱlLi 本 明は複合材料、それらの製造方法、ならびに前記方法に用いられる水性分散 液、紙様シートまたはウェブ、及びこの複合材料から製造した複合構造と成形品 に関する。
ここで用いる「複合材料」なる用語は、不連続な強化要素から成る強化相を囲繞 する連続マトリックス相を含む、シート状またはウェブ状の2種類以上の材料の 組合せを意味する。複合材料は自動車のスプリング、ブレーキのパッド、化学加 工装置、航空機の板翼と胴部、ヘリコプタ−ブレード、ボート船体、及び例えば ゴルフクラブ(シャフト)、野球のバット、スキー、テニスラケット(フレーム )ようなスポーツ用品を含めた多様な成形品の製造に用いられる。このような構 造体は一般に、いわゆる連続繊維製造方法を用いて製造される、この方法では最 終製品の不均質性を避けるために、複合材料を圧力と減圧を用いて細心に凝固さ せて孔隙を除去し、マトリックス相の完全な凝固を保証する。これらの製造方法 はしばしば特別な装置を必要とし、このような構造体の製造に関係する資本費用 と運転コストを高めることになる。
比較的最近の報告によると、通常の製紙装置とプロセスを用いる水性方法によっ て固体ポリマー、強化材、ラテックス結合剤から複合材料が製造されている0例 えば、米国特許第4.426.470号を参照のこと、この特許は特に固体ポリ マーとして高密度ポリエチレン、強化材としてガラス繊維、陰性または陽性のい ずれかの結合電荷を有する、実質的に水に不溶な有機ポリマーである種々なラテ ックス結合剤を用いた複合シートの製造方法を述べている。製紙方法による複合 材料の製造に用いると報告されている水性スラリーは、満足できる製品を得るた めには、細心に調製されなければならない、複合材料をそれから製造する紙様ウ ェブの表面にばらの粉状ポリマーまたは樹脂が蓄積するのを避けるために特に注 意しなければならない、ばらの粉状ポリオレフィンの表面蓄積は、例えば湿った ウェブまたはシートが製紙作業中に接触する乾燥装置の加熱面に堆積し粘着する 粉状ポリマーの傾向のために、製紙装置の適当な機能化を妨げる。
粉状ポリマーまたは樹脂の表面蓄積によって生ずる問題を軽減するために、特定 の凝集剤と分散助剤が提案されている。しかし、このような添加剤の使用は複合 材料の製造費用を高める。
さらに、複合材料の製造に用いる成分の特定の組合せに依存して、ある一定の分 散助剤は最終生成物の物理的統合性を損うかまたは好ましい特性に不利に影響す る0例えば、ガラス繊維含有複合材の製造に分散助剤として濃硫酸を用いる場合 に、完成マットは異常に脆く、例えばラブリシール(Lubrizol” )ま たはカタボール(Katapol” )のような中性分散助剤を用いて、複合材 料を層状製品に変える場合には、製品の個々の層は剥離する傾向がある。
従来の製紙方法によって製造された複合材料の他の好ましくない特徴は、複合体 の本体に含まれる強化材ネットワークの周辺を越える樹脂の流動によって現われ る「エツジ ブリード(edge  bleeding)」の発生である。これ らの欠点はここに提案された、複合材料の湿式層形成方法と得られた複合材料を 営利的開発するために魅力ないものにしている。
及胛@灸紅 複合材料をそれから製造する熱溶融性シートまたはウェブ中にポリマーのミクロ  ビット(+*1cro  bit)を含めることによって、複合材料が効果的 に製造されることが、今回発見された。
ポリマーミクロ−ビットはシートまたはウェブ上の粉状ポリマーまたは樹脂の蓄 積を実質的に除去し、複合材料の全成分を最すマーミクロービットの使用はエツ ジブリードの発生をも効果的に除く。
本発明のIW!j、様では、不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マト リックス相から成り、連続マトリックス相が発泡形で非脆性である、発泡疎水性 熱可塑性ポリマーから製造された熱融きポリマーミクロ−ビットまたは製造原料 である膨強または発泡ポリマーの完全な気泡を実質的に含まないポリマーミクロ −ビットを含む、シートまたはウェブ状の複合材料を提供する。これらの複合材 料は家具用ボード、研削ホイール、低摩擦ベアリングとパキング、防弾シールド 、及び多様なスポーツ装置を、限定するわけではなく、含む。
本発明の他の態様では、前記ポリマーミクロ−ビットと複合剤の1種類以上の強 化要素とを含む均一な水性分散液として本を用いた複合材料の製造用の供給物と して用いる。ポリマーミクロ−ビットを含む水性分散液は一貫して均一な熱融合 性シートまたはウェブの形成を可能にし、これらのシートまたはウェブは完成複 合材料へ容易に転化される。
複合材料製造の中間段階で形成される熱融合性シートまたはウェブは、本発明の 他の態様をなす。
本発明のさらに他の態様では、次の工程:上記水性分散液の分散相の湿ったシー トまたは連続ウェブを形成する工程;シートまたはウェブを乾燥する工程:及び ポリマーミクロ−ビットを強化要素囲繞連続マトリックス相に変えるために充分 にシートまたはウェブを加熱して、複合材料を得る工程から成る、上記複合材料 の製造方法を提供する。
本発明の他の態様と利点は、次の詳細な説明を読むならば、当業者に明らかにな ると思われる。
1乱r肢吸 本発明の実施に用いる成分の特定の組合せは、熱変形可能性、比較軽量、高強度 、寸法安定性及び耐変形性を含めた、多くの好ましい性質を有する複合材料を生 じる。温度と湿度の広範囲な変化にわたって、これらの特性は維持される0本発 明の複合材料は非常に耐吸水性でもある。
複合材料の主要な成分はポリマーミクロ−ビット;マトリック相になる微粉状の 疎水性、熱可塑性樹脂;及び強化相を構成する少なくとも1種票の強化要素であ る0例えば結合剤のような付加的な成分が、下記に述べるように、複合材料の製 造に用いられる。
A、71・・ ス マトリックス相は一般に、完成複合材料の約10〜約70重量%を占める。マト リックス相のポリマーミクロ−ピット成分は発泡状態で非脆性である発泡疎水性 熱可塑性ポリマーがら製造される。ポリマーミクロ−ビットの明白な特徴はそれ らを製造する発泡ポリマー出発物質の完全な気泡を実質的に含まないことである 。ポリマーミクロ−ビットの出発物質は非脆性の発泡疎水性熱可塑性スチレンポ リマー、低級ポリオレフィンまたはこのようなポリマーのコポリマーもしくはブ レンドがち成る群から選択することが好ましい、低級ポリオレフィンは炭素数2 〜6のエチレン系不飽和炭化水素モノマーがら、例えばポリエチレン、ポリプロ ピレン、ポリブチレンまたはポリメチルペンテンのように、誘導される。ここで 用いる「非脆性」なる用語は、ポリマー出発物質が比較的フレキシブルであり、 一般に5ボンド/立方フイート以下の密度を有することを意味するように意図さ れる。1まなは2ボンド/立方フイートの密度を有するスチレンポリマーがミク ロ−ビットの製造に特に適している。
発泡疎水性熱可塑性スチレンポリマーまたは低級ポリオレフィンのミクロ−ビッ トは、それらの製造方法と共に、米国特許第4.207,378号(1980年 4月29日発行)にさらに詳しく述べられており、この特許の全開示はこの明細 書に参考文猷として、実際にここに詳しく述べられているかのように、関係する 。ミクロ−ビットは本出願人の前記米国特許第4.207,378号(4欄22 行から5II35行まで)に述べられているような、粉砕機を用いて、ポリマー 出発物質を発泡ポリマーピット ピース(bit  piece)形状に粉砕す ることによって、基本的に製造される。
得られたミクロ−ビットは、それらを製造した発泡ポリマーの完全な気泡を実質 的に含まないことの他に、典型的に次の特徴:(a)  長さ約40〜約325 ミクロン、幅20〜約320ミクロン、厚さ約0.5ミクロンの範囲内の粒度; (b)輪郭が実質的に不均一である形状;及び(c)  発泡ポリマー出発物質 を製造した特定の非発泡ポリマーの密度の約85%以上の密度を有する。ポリマ ーミクロ−ビットの表面積は約6v*”7gである。走査電子顕微鏡(S E  M)下で実際のサイズの1000倍までに拡大して観察すると、ミクロ−ビット は不規則な起伏を特徴とし、無数のしわ、折り目、ヒダを有するしわくちゃにな った紙の外観を有する。SEM検査によると、破壊以前は規則的な幾何学的断面 の気泡から成る発泡蜂の巣配列であった構造の境界が破壊しな、ばらばらに離れ 、ねじれた輪郭であるように見える。
ポリマーミクロ−ビットは、それらの独特の物理的特徴の理由から、複合材料を 製造する原料の水性分散液の製造を容易にする。ミクロ−ビットは水性分散液全 体にわたる複合体固体成分の均一な分布と水性分散液の安定性の維持とを助成す る分散助剤として役立つ0例えばポリオレフィンやポリカーボネートのような低 比重の粉末樹脂さえもミクロ−ビットによって均一に分配され、懸濁状態に維持 される。ポリマーミクロ−ビットは熱融合性の紙様シートまたはウェブ中にシー トまたはウェブの製造原料である固体成分を保持するのにも役立つ、マトリック ス相の約20〜100重量%がポリマーミクロ−ビットでありうる、ポリマミク ロ−ビットがマトリックス相の約20〜約60重量%をなすことが好ましい。
特に好ましい物理的性質を有する複合体ポリスチレンミクロ−ビットを用いて得 られることが判明している。この発見は複合材料へのポリスチレンの使用につい ての通常の考えに反している。ポリスチレンは一般に比較的脆く、複合材料への 使用に特に適していない物質と見なされている0例えば、複合材料に一般に用い られるポリエチレン及び/またはポリカーボネートはポリスチレンと不適合であ ると一般に考えられている、これらのポリマーの溶融混合物が引張強さ、衝撃強 さ、曲げ強さならびに耐熱性を含めた、重要な物理的性質を有さないからである 。このような樹脂混合物中への強化要素の混入はこれらの性質にさらに不利に影 響する傾向がある。それ故、本発明の複合材料中への上記物理的性質を有するミ クロ−ビットとしてのポリスチレンの混入が完成製品が示す物理的性質を実際に 強化することは全く意外な発見であった。
マトリックスは種々な、微粉状疎水性熱融合性樹脂をも含むことができる。これ らの樹脂には、ポリカーボネート;高分子量と低分子量ポリエチレン、ポリプロ ピレン及びこれらのコポリマーを含むポリオレフィン;ポリエステル;ナイロン ;ポリアセタール;塩素化エチレンとポリ塩化ビニルを含むクロロポリマー;ポ リテトラフルオロエチレンを含むフルオロポリマー;アクリル樹脂;アクリロニ トリル−ブタジェン−スチレン(ABS)ポリマー等がある。前記ポリマーのポ リマーブレンドと溶融合金も望ましい場合には用いることができる。これらの樹 脂は1〜425ミクロンの範囲内の粒度にまで微粉砕する。これらの熱可塑性、 熱融合可能な樹脂粉末は、用いる場合に、マトリックス相の約70重量%までを 占めることができる。マトリックス相の樹脂粉末成分が約40〜約70重量%の 範囲内であることが好ましい、一般に、樹脂粉末を高負荷させるには(60重量 %以上)、マトリックスの総重量を基準にして、ポリマーミクロ−ビット少なく とも10重量%が必要である。
g化杷 強化相は通常、完成複合材料の約30〜約90重量%を成す。
強化を助成する強化要素は繊維状または粒状である。繊維状強化要素はガラス繊 維、炭素繊維、ポリマー繊維(天然と合成の両方)、無機繊維及び金属繊維から 成る群から選択することができる。繊維状強化要素は、例えば硬質木材バルブ繊 維または、製紙作業の廃棄物として生ずる繊維含有バルブの混合物のようなセル ロース材料であることが好ましい。これらのバルブは一般に350未満の自由度 (freeness)を有する。使用可能な他のセルロース繊維には、例えば米 ワラのような加工した穀草(eeral grass)等の手積製植物材料から 誘導されるものを含む。
このように、本発明の実施に有用な、多様な繊維が、他の場合には実用的用途を 有さないような原料物質から得られる。これらの繊維状強化要素は比較的低コス トで軽量、高強度の複合体を生ずる6強度を強化するために複合材料中にガラス 微細繊維を含めることが好ましい9合成ポリマー繊維強化要素は完成複合材料に 好ましい性質を与えるが、上記バルブ繊維よりも高価である。芳香族ポリアミド 及び/またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)繊維を用いて、満足でき る複合体が得られている0例えば、ゲブラー(Kevlar” )繊維を含む複 合体は、非常に高い強度と耐熱性を含めた、すぐれた物理的性質を有することが 判明している。メタフェニレンジアミンとイソフタロイルクロリドとのコポリマ ーから形成されるノメックス(No鍮ex@)繊維を用いても、良好な物理的特 性とすぐれた耐高温性を有する複合体が得られている。適当なナイロン繊維の長 さは約0.5C餉から約1.5cmまでである。
本発明の複合材料を製造する場合には、上記ポリマーミクロ−ビットとセルロー ス繊維とから製造されるコービート(Cobeat)の均質ブレンドを用いるこ とが望ましい。セルロース繊維は例えば綿リンターのような綿繊維または例えば 軟質木材と硬質木材の両方からの木材バルブのような、他の原料(source )からのセルロース繊維である。製紙パルパー(paper −makingp u!per)内でセルロース繊維とポリマーミクロ−ビットとから均一な分散液 を製造した後、例えば、この分散液をビータ−(beater)に供給して、そ こでその自由度が約400〜約450の範囲内になるまで叩解作用(beati ng action)を受けさせるので、「コービート」と名づける。自由度と はバルブを通って水が流れる速度の尺度であると当業者に一般に理解され、カナ ダ タッピ規格(Canadian  Tappi  Standard)T2 27−wb−58によって測定される(カナダ規格自由度とも呼ばれる)。自由 度の値が大きくなればなるほど、バルブを通る水の流速度は大きくなる。複合材 料の製造原料である紙様要素の湿潤引裂き強度を高めるために1種顕以上の非伸 縮性繊維形成ポリエステル、好ましくは例えばトレヴイラ(Trevra@)  101のようなポリエステルテレフタレート繊維の比較的少量をコービートに加 えることもできる。コービートはポリマーミクロ−ビット約35〜約50重量% とセルロース繊維約50〜約65重量%とから成るものが好ましく、ポリエステ ルを用いる場合に、その量はセルロースとミクロ−ビットの合計量の約7%まで である。
コービート分散液はそのまま用いることができる、またはコービートを通常の製 紙プロセスと装置を用いて連続ウェブに変えることもでき、この後者の方が好ま しい、充分に乾燥した後に、コービートは貯蔵可能な製品になり、複合材料の製 造のために必要とされるときに利用可能になる。セルロース繊維とポリエステル 繊維は供給物(furnish)製造に、望ましい場合には、別々に加えること ができる。コービートの製造方法は米国特許第4.293,378号の例1に詳 述されており、この特許の全開示は本出願に参照文献として、ここに詳しく述べ られているかのように、関係する。
複合材料の製造にコービートを用いることの利点の1つは、コービートが複合体 成分の均一、均質な水性分散液の形成に役立つことである。コービートはウェブ またはシート材料の粒状成分が存在する場合にその保持にも役立つ。
粒状強化要素はケインウ土、ポリウレタンミクロ−ビット、酸化アルミニウム、 木粉(wood  flour)、ノコクズ、炭素粉末(微粉状黒鉛を含む)、 二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、マイカ、種々な安価な粘土等から成る群から選 択することができる。
本発明に有利に用いられる、商業的に入手可能なケイソウ土は平均粒度(med ian  particle  sige) 18ミクロン、平均孔度(med ian pore 5ize) 7ミクロン、軟化点982℃を有し、「ハイ− フロー スーパーセル(Hi  F low  5upercel)」なる名称 で、マンビル コーポレーション(Manville  Corporatio n)から供給される。ケイソウ土は、比較的安価な充てん剤として役立つ他に、 樹脂粉末の供給物中への均一な分散と、複合材料のシートの熱融合中のエツジブ リードの発生のチェックにも役立つと考えられる。
ポリウレタンミクロ−ピットとその製造は本出願人の米国特許第4,200,6 79号に述べられており、この特許の全開示は本出願に参考文献として、ここに 詳述されているかのように、関係する。
特定の強化要素の選択は当然、完成複合材料に予定された末端用途によって主に 定められる。
q立置へ炙た 本発明によって製造される複合材料は湿ったウェブもしくはシートの形成中にま たは完成製品においてまたは両方において有利である性質を与えるために、種々 な他の成分をも含むことができる0例えばガラス繊維のような、非フイブリル化 繊維を複合材料に加える場合には、ウェブもしくはシートに加工中に必要な物理 的結合度(the  clegree  of  physical  int egrity)を与えるために、比較的少量の相溶性結合剤を供給物に与えるこ とが必要である。相溶性結合剤は複合材料の繊維状成分の接触点を結合させるた めに有効な量で用いられる。結合剤は冷水に不溶、熱水に可溶であり、冷却時に その結合作用を保持すべきである。これらの基準を満たす適当な有機結合剤はポ リビニルアルコール(PVA)である、イー、アイ、デュポン デ ネマース  アンド カンパニー(E、1.du  Pont  de  Nemours&   Cnmpany)から繊維状または粉末状で入手可能な、ポリ酢酸ビニルの 加水分解生成物を用いて、特に満足できる結果が得られている0本発明のために はPVA繊維を用いて、複合材料の製造に用いる供給物中に成分を均一に分散さ せることが好ましい、PVAは本質的に冷水に不溶であるが、140°「より高 い温度の水中では迅速に溶解する傾向があり、この性質は複合材料の製造中に有 利に利用される。湿ったウェブを孔質支持体から除いた後に、このウェブを高温 赤外線加熱パネルの下に通して、ウェブを加熱し、PVA繊維を軟化させ、膨潤 させ、ウェブ中に存在する水中に可溶化させる。可溶化ポリビニルアルコールは 繊維の接触点まで流れて、そこに蓄積する傾向があるので、紙様要素が完全に乾 燥している場合には、固体PVAがシート材料の繊維に結合する。複合材料のP VA繊維以外の固体成分の7重量%までの量のPVA繊維の添加が好ましい結合 効果を与えることが判明している。PVAが7重量%より多い量で用いられる場 合には、得られる複合体は不都合に硬く、「板のような(boardy)J性質 を有する。他の形状のPVA(例えば粉末)も使用可能である。
複合材料に任意に含めることのできる他の成分はメラミン−ホルムアルデヒド樹 脂(malamine−formalde−hyde  resin)であり、 これは補助結合剤として役立つ、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂は上記コービ ートと共に有利に用いられる0本発明への使用に適したメラミン−ホルムアルデ ヒド樹脂は米国特許第2,345,543号または第2.559,220号に述 べられているタイプのものであり、水性酸媒質中でのメラミンとホルムアルデヒ ドとの縮合によって製造される。このタイプの樹脂はロフ プラスチックス社( L OF  P 1astics  I ne、 )の一部であるパイオニア  ビラスチックス(P 1oneer  P 1astics)から固体含量11 %を有する水性分散液として入手可能である。
燃焼可能なシート材料中のメラミン−ホルムアルデヒド使用量は一般に、複合材 料の他の固体成分の3重量%未満である。
メラミン−ホルムアルデヒドはコービートのセルロース繊維成分と反応して、安 定な結合を形成し、これが高度な湿潤強度をウェブまたはシートに与えると考え られる。メラミン−ホルムアルデヒド樹脂は約7.5〜約8.5の水性分散液の pHにおいて非イオン性である。
他の任意成分は湿式ウェブもしくはシート形成中の粒状成分の保持を改良し、完 成した紙様要素に柔軟性(flexibility)を与えるために有効な量で 用いられる粘着性、弾性コロイドラテックスである。粘着性ラテックスは約35 〜約55兜の範囲内の固体含量を有し、約0.2ミクロンの平均粒度を有するこ とが好ましい、これは7.5〜8.5の9Hにおいて非イオン性である。
本発明の実施に用いるために適した粘着性、弾性コロイドラテックスはビーエフ グツドリッチ カンパニー(B、F。
Goodrich Company)から製造され、「ハイカー(Hycar) 2671」なる名称で販売されている固体含量50%の水性分散液である。
湿式ウェブもしくはシート形成中の粒状成分を失わせる水性分散液の傾向を軽減 し、完成した紙様要素に柔軟性を与える他に、粘着性ラテックスは有機結合剤に よって生ずる剛化効果の相殺(offset)にも役立つ。
複合材料中に望ましい場合にはシロキサンポリマーも含めることができる。シロ キサンポリマー使用量は湿式ウェブもしくはシート形成中の粒状成分の保持と、 孔質支持体からその上で形成された湿ったウェブまたはシートの除去とを助成す るために充分であるべきである。ここで用いる「シロキサンポリマー」なる用語 は一般式: [式中、R1は低級アルキル、好ましくはメチルであり;R2は低級アルキルま たはヒドロキシルであり、nは約150に等しい]で示される直鎖構造を意味す る。「シロキサンポリマー」なる用語には、例えばアミノアルキル基のような種 々な官能基によって置換したその誘導体も含まれる。シロキサンポリマーは約3 0%の固体含量を有し、pH7,5〜8.5において非イオン性であることが好 ましい。
サス ケミカル カンパニー(S U S  Che+++1eal  Com pany)から「ユスコソフト(U 5cosof t) A F Jなる商標 名で入手可能な、固体含量30%を含む水性エマルジョンとしてのシロキサンポ リマーを用いて、良好な結果が得られている。この製品は上記式のポリマー鎖の ケイ素原子に窒素1個が付着した、エチレンジアミンから誘導された官能性アミ ンを含む。
シロキサンポリマーは孔質支持体からの湿ったウェブの放出を顕著に容易にし、 湿ったウェブの形成中の粒子保持を改良する。シロキサンポリマーは結合剤と共 に付加的な結合効果を与えることにも有効である。
例えば酸化防止剤、顔料、酸化剤、例えばアンモニウム、ナトリウムもしくはカ リウムの直塩素酸塩及び/または粉末状酸化アルミニウム、殺菌剤、電磁線吸収 剤、難撚剤等のような、種々な化学添加剤をも、望ましい場合には、用いられる 。
本発明の複合材料の製造に用いられる水性分散液は標準製紙ビータ−または同様 な混合装置内で便利に製造される。少量のコービート(全分散相の約2〜6%の オーダー)を最初に混合装置に加え、次にポリマーミクロ−ビット、次に残りの 成分を任意の順序で加えた場きに、最も良い結果が得られる。既述したように、 コービートは複合体成分の均一な水性分散液の形成を容易にする。混合時間は均 一分散液を得るために充分であるべきであり、通常は分散液の組成に依存して約 1〜20分間が必要である。
水性分散液から熱融合性シートもしくはウェブへの転化は通常の平たい、スラン ト−ワイヤーまたはシリンダー型製紙装置、すなわちフォアトリニール ワイヤ 型(fourdrinier  wiremold)またはシリンダー型を備え た装置、またはフォアトリニールワイヤ型とシリンダー型の両方を備えた装置を 用いて実施される。このプロセスは通常、混合チェスト(+mixing ch est)における、均一性を保証するための分散液の完全な均質化;ウェブもし くはシートを形成するための孔質支持体く通常はエンドレスベルト)への均質化 分散液の塗布;孔質支持体からのウェブもしくはシートの除去;及びウェブもし くはシートの乾燥を含む、乾燥工程は当然、ウェブもしくはシートへの、水をし ぼり出すための、加圧を含む。供給物は製紙装置の成形面(form −ing surface)に完成材料1300平方フイートにつき約20ポンド〜150 ボンドの割合で、排水乾燥容量に依存して塗布するべきであり、この容量は次に 材料の組成に依存する0通常のシート型を用いて個々のシートを製造することが できる。完成ウェブは通常オーブン フレーム(open  flame)、高 圧定常加熱ドラム上を通し、乾燥のために熱風炉(hot  air  tun nel)を通過させる。ウェブ(またはシート)の乾燥に要する温度は通常的2 75°「〜約475°「の範囲内である。ウェブもしくはシートの最終水含量は 、セルロースが存在する場合には、約3%未満であるべきであり、セルロースが 存在しない場合には、約1%未満であるべきである。
完成複合材料を製造するためのシートまたはウェブの熱融合は約4000〜60 00ボンド圧力で操作される加熱プレートまたは加熱カレンダーを用いて実施す ることができる。約430°「の温度における約15分間のシートまたはウェブ の加熱は、ウェブまたはシートのポリマー成分または樹脂成分を融合させるため 充分である0例えば440°「、10〜15秒間のように、やや高温を用いて時 間を短縮することもまたこの逆も可能である。
熱融合の最適条件は特定のシートまたはウェブの厚さと組成に当然依存し、経験 的に算出することができる。
複合材料の複数枚の個別シートを熱融合させて、一体式スドック材料を形成し、 これを適当な成形操作によって種々な複合体構造に変えることができる。充実ま たは中空のコアパネルは本発明によって容易に製造される。完成製品の形成に用 いる複合材料の適当な数の中間層の中心部分すなわち内部をスタンプアウトする ことによって、空隙すなわち中空空間が得られる。熱融き条件は個別シートまた はウェブに関して述べた条件と本質的に同じである。
例えば打抜き(die  cutting)のような、成形または加工操作を複 合材料に実施すべき場合には、熱融合直後にすなわち材料がまだ高温状態である ときにこのような操作を実施することによって、最適効率が得られる。PTFE 繊維を含む複合材料は非常に低い摩擦係数を有するので、この材料が比較的硬質 であるにも拘らず、例えばポンプシャフトのようなシャフトのバッキングに特に 適している。このための適当な材料は下記に例示する。この材料の低い摩擦係数 は環形の切断を容易にし、この環形は1個所で切断されるかまたは2個の半円に 分割されてシャフト周囲に挿入される。
次の例は本発明をさらに詳しく、本発明の製造と使用の方法とプロセスを含めて 述べ、本発明の実施のために本発明者が意図した最良のモードを説明する。他に 指示しないかぎり、%、部、割合は全て重量によるものであり、温度は全て華氏 度で示す。
さらに、他に指示しないかぎり、次の物質を鋼中で用いる。
ボ1ス レンミクロービット 本出願人の米国特許第4,207,378号、例1に述べた通りに製造したミク ロ−ビット こ男四Lk乙江股 ホスタレン(Hostalen@)GUR412ポリ −ボネート レキサン(Lexan” )(平均粒度275ミクロン)本出願人の米国特許第 4.293,378号、例1に述べた通りに製造した、ポリスチレンミクロ−ビ ットとセルロース繊維とのブレンド flみ政1 DE−636Eオウエンスーコーニング(Owenes −Corn iHンコ ;長さ1/、”、直径6〜アミクロン −ボ1アミト ゲブラー” 29 Wet  Lap ミルアラミドramid)、4mn1型979伍び」1且 テフロン(Teflon” );長さ′72”〜3八”、直径約12ミクロン欠 血久久之 ハイ−フロース−パーセル ′ ナイロン サウスクオイト 7フイバ一ス社(Sousquoit  Fibers。
Inc、)の製品 災1致葭 バネックス(Panex” );スタ・lクボール ファイパース(S tac kpole  F 1bers)(マサチュセツツ州ローウェル)の製品 ムチ之士ノ」011 3/16”長さ、4ミクロン直径繊維[製造者のエヌ、ヴ仁ペケルト ニス、エ イ(N、 V、 Bekaert  S、 A、 )がサイズを名称とする] ボ1ビニルアルコール ム クロラン(Kuralon) 105 2 (繊維形);4s+輪長さメラミン −ホルムアル−ヒト ビオミド(P io輸id) ;パイオニア プラスチ・ンクス(Pionee rP Iastics)(マイン州、アーバン)の製品、11%水性分散液粘f l汗たLタノエ ハイカー2671.混合アクリルポリマーの水性エマルジョン総固体分50% KL症五 エレクトロダグ(E lectwclag) 230 、微粒状炭素;密度1. 11kg/lを有する25%固体分散液 1似阪り肚 ヘベアモル(Hevea+aol)C−100;ヒンダードフェノールの水性分 散液、45%活性;ヘベアテツクス者(HeveatexCo、 )(マサチュ セッツ州フォールリバー)の製品(t?)シロ ・シボ1マー ユスコソフトAF、水性エマルジョン、30%固体分倒:L 5ガロン−プラスチック容器内の水121に下記成分を加えることによって、水 性分散液すなわち組成物を製造した:ポリスチレンミクロ−ビット   20ポ リエチレン粉末        60B it柾 セルロス繊維a         40芳香族ポリアミド繊維 ガラス繊維           10ポリビニルアルコ一ル結合剤   3 酸化防止剤           3 (a−自由度610の綿リンター) この水性分散液を空気駆動式3ブレード付きプロペラ型撹拌機を用いて30分間 撹拌してから、シート製造用アリコートを採取した。
標準(12X12インチ)シート型において上記供給物からシートを製造した。
シートの製造には、シート型中の水約8ガロンに水性分散液の2500@1アリ コートを加えた。少なくとも5枚の均一なシートを製造した、これらのシートは その表面に剥離可能なポリマーまたは樹脂成分を有さなかった。シートの1枚を 写真用シート乾燥器で240〜260°の温度に加熱することによって乾燥し、 6片に切断した、各月は4×5インチの大きさであった。切片の2枚を互いに重 ね合せ、段プレス(platen  press)中で430°の温度と600 0ボンドの圧縮力に約30秒間さらした。複合材料の残りの片もすでに融合した シートに加えて、熱融合サイクルをくり返し、6枚全てを融合させて、その組成 が完全に均一である充実一体ブロックの高強度ストック材料を形成した。完成製 品において複合材料の個々の層は検知されず、ポリマー成分は完全に融合してい た。
複合材料の特性に対するポリマーミクロ−ビットの効果を調べるために、ポリマ ーミクロ−ビットを含まない以外は上記分散液と本質的に同じである水性分散液 がらサンプルシートを製造した。生成シートの露出面すなわち型スクリーンに面 していない表面は、乾燥シートから容易に除去される、ばちのポリエチレン粉末 でカバーした。
涯λ二Y1 下記第1表に述べる組成物から本発明の複合材料をさらに製造した。得られた紙 様シートを以下に述べる一般的条件に従って、熱間圧縮した。
例2〜7及び10の複合材料の多重層を熱間圧縮によって積層して、ストック材 料の一部ブロックもしくはパネルを形成し、これから種々な有用な複合体構造を 形成した0本発明によって製造したストック材料の幾つかの例を第■表に示す。
上記例に述べた複合材料は全て、ポリマーミクロ−ビットの他に粉状樹脂を含む が、マトリックス相の唯一の成分としてポリマーミクロ−ビットを用いても有用 な材料が製造される。このような材料は次の例に述べる。
伝ユ」− 5ガロン−容器内で水101と混合した下記供給物から熱成形可能なガラス樹脂 紙を製造した。
ポリスチレンミクロ−ビット    81.6 ”  Itl セルロース繊維b3.0 ポリエチレンテレフタレート繊維b   O,4ガラス繊維d              35 cナイロン繊維d            30C仇ム炎別 ポリビニルアルコール        5粘着性ラテックス           5a コービートの一部として1.6gを加えるb コービートの一部として 加える C エバンス(Evans)4100ガラス微細繊維[エバンスプロダクツ社( Evans  Producto  Co、 )オレゴン州コールバリスコ5g を含む d  66型ナイロン(12デニール)上記供給物の2000+nlアリコート を採取し、標準ハンドシート型(hand  5heet  mold)内の約 8ガロンの水中に注入した。生成したハンドシートを実験室用段プレス内で60 01!b圧力下、385°に20〜30秒間加熱した。この熱間圧縮複合材料は 比較的良好な柔軟性を有したが、折り目をつける時にき裂を生ずる傾向があった 。
低分子量微細ポリエチレン粉末[ダウ ケミカル社(DonChemical   Co、 )とさらに30yのDEガラス繊維を加えることによって、上記組成 物を再調合した。ハンドシートを調製し、上記と同じ条件下で熱間圧縮した。こ のようにして製造した複合材料は折りたたみ時または折り目つけ時にき裂形成傾 向を示さなかった。
次の例は比較的安価な複き材料の製造を述べる。
匠11 上記例1に述べた方法と同じ一般的方法を用いて次の成分から水性分散液を調製 した、但しこの場合には分散液を水141中で混合した。
ポリスチレンミクロ−ビット    26ポリエチレン粉末          20ポリカーボネート樹脂粉末     1081血柾 セルロース繊維          60.8ガラス繊維             20芳香族ポリアミド繊維       5レイソウ土             20C肛O腹光 ポリビニルアルコール       5酸化防止剤            3 この例で用いたセルロース繊維は製紙工程の廃棄物として生じたスラッジ形状で あった。このスラッジはフレイン社(Crane & Co、 )(マサチュセ ッツ州ダルトン)か41985年10月25日に入手した。製紙スラッジの組成 は広範囲な変化を受け、測定することが非常に困難である。特定の日の組成はそ の日に運転するミル中で生産される紙の種類に依存する。
この例で用いるスラッジは主としてセルロース繊維を比較的少量のガラス繊維と 製紙に通常用いられる他の添加剤と共に含有した。製紙スラッジはその排水速度 が悪いために、経済的に再循環されることができず、通常廃棄される。
上記例1に述べた方法によって、この例の組成物300社アリコートからシート を製造した。湿った状態のシートは良好な排水と湿潤強さとを示した。生成した シート材料20層から成り、完成形で5”×5”Xll/32”のサイズである 複合体ブロックを例1に述べた熱間圧縮方法によって、次の条件下:圧力600 01b、25秒間、435°「で製造した。完成ブロックは135gの重量であ った。
涯L± 硬質木材バルブから、安価な高強度複合体を製造した。硬質木材オキシブライト  クラフト(○xybrite  Craft)14001?とポリスチレンミ クロ−ビット600gを水61中で、上記−鍛方法に従って、加熱することによ ってコービートを予め調製した。約1時間と15分間叩解した後に、コービート の自由度は850の初期値から600に低下した。このコービートは約3%の固 体含量を有した。
生成したコービート300mj!(軽量で約9g)を5ガロン容器中の水14N に加え、次に下記成分を加えることによって組成物を調製した: ポリスチレンミクロ−ビット    28ポリエチレン粉末          20ポリカーボネート樹脂粉末     10Bi血柾 硬質木材バルブ繊維        42ケイソウ土             20ガラス繊維            10C眞へ炙光 ポリビニルアルコール        5酸化防止剤              3上記例1に述べた方法によって、この例の組成物300calアリコートか らシートを製造した。このシートはかなりの水分を保有したが、それにも拘らず 複合材料に転化することができた。
例10に述べた条件と同じ条件下で、生成シート材料20層から成る、5”×5 ”×174”のサイズの複合体ブロックを製造した。
この複合体構造の製造コストは約80$/ボンドであると算出される。
次の例は複合体成分を組成物系に分散させるために特別な加工または状態調節( conditiming)を必要とする複合体成分の製造を説明する。
匠LΣ 例5に用いた米ワラのような穀草は、複合材料への混入に適した繊維を形成する ために、少なくとも部分的に精製しなければならない、米ワラはシリカ約20% 、リグニン30%、可溶性へミセロルース20%及び製紙に利用される繊維状セ ルロース約30%を含む。この例で述べたような通常のビータ−で加工した米ワ ラが複合体組成物への使用に適した繊維を生ずることが判明した。
5ボンド容量を有するオランダ ビータ−(Hollanderbeater) に、カットした米ワラ(平均長さ1インチ)2000.、ポリスチレンミクロ− ビット400g(軽量)及び水851を装入した。
ヒボットアームに最初に5ボンド重りをかけた。1時間のビータ−ラン中に15 分間隔でさらに5ボンドの重りを加えた。米ワラ繊維の良好な分散が生じた。
ビータ−にミクロ−ビットを加えることが、有用な米ワラ繊維を得るために重要 であることが判明した。ミクロ−ビットを加えない同様なビータ−ランは米ワラ を微細に分散した、濾過不能な生成物に縮小したが、これは複合体の製造に全く 不適切であった。
米ワラは粉砕助剤(Illilling  aid)としてミクロ−ビットを用 いてボールミル中で便利に加工することもできる。
匠り影 例11の複合体に用いたステンレス鋼繊維に組成物の調合に必要な分散度を与え るために、この繊維をボールミル中で加工した。1.71容量を有する標準実験 室用ボールミルに、ポリスチレンミクロ−ビット109(軽量)、ステンレス鋼 繊維40I?、水約i、a1、はぼ同量の鋼球(直径1インチまたは172イン チ)とセラミックシリンダー(長さ1/2”1周囲1/2”)を装入して、ボー ルミル容量の約75%を満たした。粉砕助剤としてミクロ−ビットを用いた。ミ クロ−ビットを用いない場合には、金属繊維の凝集塊が生ずる。ミルを約1日間 ランした後に、ステンレス鋼繊維の均一な水性分散液が得られ、これはステンレ ス鋼!l維含有複合材料用組成物の製造に直接用いることができる。
本発明の現在好ましい特定の実施態様を今まで説明し、例示してきたが、請求の 範囲に述べるような本発明の精神と範囲から逸脱することなく、この範囲内で種 々な変更が可能であるので、本発明をこのような実施態様に限定する意図はない 。
手続補正書 1.事件の表示 P CT/175−87103440 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名 称  マットカム・インコーホレーテッド4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話3270−6641〜6646 5、補正の対象 タイプ印書により浄書した明細書及び請求の範囲の翻訳文国際調査報告

Claims (85)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含むシート またはウェブ形状の複合材料の製造方法であって、次の工程: (a)分散相が(i)発泡形において非脆性である発泡した疎水性熱可塑性ポリ マーから製造され、製造原料である発泡ポリマーの完全気泡を実質的に完全に含 まないポリマーミクロービツトと(ii)前記強化要素とを含む、実質的に均一 な水性分散液を形成する工程; (b)前記水性分散液の分散相の湿ったウェブまたはシートを形成する工程; (c)前記ウェブまたはシートを乾燥する工程;及び(d)前記ウェブまたはシ ートを充分に加熱して、ポリマーミクロービットを、前記強化要素を囲繞する連 続マトリックス相中に融合させることによって前記複合材料を得る工程から成る 方法。
  2. 2.発泡した疎水性熱可塑性ポリマーをスチレンポリマー、炭素数2〜6のエチ レン系不飽和炭化水素モノマーのポリマーである低級ポリオレフィン及び前記ポ リマーのコポリマーとブレンドから成る群から選択する請求項1記載の方法。
  3. 3.前記水性分散系が、シートまたはウェブの加熱時にポリマーミクロービツト と融合して複合材料のマトリックス相を形成しうる微粉状疎水性熱融合性樹脂を 少なくとも1種類含む請求項2記載の方法。
  4. 4.熱融合性樹脂をポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロ ン、ポリアセタール、クロロポリマー、フルオロポリマー、アクリルポリマー、 アクリロニトリルーブタジエン−スチレン(A.B.S)ポリマーまたはこれら のコポリマーから成る群から選択する請求項3記載の方法。
  5. 5.ガラス繊維、炭素繊維、ポリマー繊維、無機繊維及び金属繊維から成る群か ら選択した繊維状強化要素を含む永性分散液を形成する請求項3記載の方法。
  6. 6.繊維状強化要素がセルロース繊維である請求項5記載の方法。
  7. 7.分散相のポリマーミクロービツト成分の一部をセルロース繊維と均質ブレン ドとして、コービートを形成する請求項6記載の方法。
  8. 8.コービートが約35〜約50重量%のポリマーミクロービツトと約50〜約 65重量%のセルロース繊維を含む請求項7記載の方法。
  9. 9.コービートにポリエステル繊維を含める請求項7記載の方法。
  10. 10.ポリエステル繊維がポリエチレンテレフタレート繊維である請求項9記載 の方法る
  11. 11.水性分散液がウェブまたはシートの形成中に分散相の成分を共に結合させ るための有効量で適合した結合剤を含む請求項5記載の方法。
  12. 12.結合剤が任意に少量のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂を含むポリビニル アルコールである請求項11記載の方法。
  13. 13.ケイソウ土、ポリウレタンミクロービット、酸化アルミニウム、木粉、ノ コクズ、炭素粉末、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、マイカ及び粘土から成る群 から選択した粒状強化要素を含む水性分散液を形成する請求項3記載の方法。
  14. 14.ケイソウ土、ポリウレタンミクロービット、酸化アルミニウム、木粉、ノ コクズ、炭素粉末、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、マイカ及び粘土から成る群 から選択した粒状強化要素を含む水性分散液を形成する請求項5記載の方法。
  15. 15.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含むシー トまたはウェブ形状の複合材料の製造用の水性分散液であって、その分散相が次 の成分:(i)発泡形において非脆性である、発泡した疎水性熱可塑性ポリマー から製造され、製造原料である発泡ポリマーの完全気泡を実質的に全く含まない ポリマーミクロービツト;(ii)少なくとも1種類の微粉状疎水性で熱融合可 能な樹脂;及び (iii)前記強力要素 を含む水性分散液。
  16. 16.熱融合可能な樹脂をポリカーボネート;低分子量及び高分子量のポリエチ レン、ポリプロピレン及びそれらのコポリマーを含めたポリオレフィン;ポリエ ステル;ナイロン;ポリアセタール;塩素化エチレンとポリ塩化ビニルを含めた クロロポリマー;ポリテトラフルオロエチレンを含めたフルオロポリマー;アク リル樹脂;アクリロニトリルーブタジエン−スチレン(A.B.S)ポリマーま たはこれらのコポリマーから成る群がら選択する請求項15記載の水性分散液。
  17. 17.発泡した疎水性熱可塑性ポリマーをスチレンポリマー、炭素数2〜6のエ チレン系不飽和炭化水素モノマーのポリマーである低級ポリオレフィン及び前記 ポリマーのコポリマーとブレンドから成る群から選択する請求項15記載の水性 分散液。
  18. 18.ガラス繊維、炭素繊維、ポリマー繊維、無機繊維、及び金属繊維から成る 群から選択した繊維状強化要素を含む請求項15記載の水性分散液。
  19. 19.繊維状強化要素がセルロース繊維である請求項18記載の水性分散液。
  20. 20.分散相のポリマーミクロービツト成分の一部をセルロース繊維と均質ブレ ンドして、コービートを形成する請求項19記載の水性分散液。
  21. 21.前記コービートが約35〜約50重量%のポリマーミクロービツトと約5 0〜約65重量%のセルロース繊維とから成る請求項20記載の水性分散液。
  22. 22.コービートにポリエステル繊維を含める請求項20記載の水性分散液。
  23. 23.ポリエステル繊維がポリエチレンテレフタレート繊維である請求項22記 載の水性分散液。
  24. 24.分散相成分をシートまたはウェブ状に共に結合させるために有効な量で適 合した結合剤を含む請求項19記載の水性分散液。
  25. 25.結合剤が少量のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂を任意に含むポリビニル アルコールである請求項24記載の水性分散液。
  26. 26.分散相がケイソウ土、ポリウレタンミクロービツト、酸化アルミニウム、 木粉、ノコクズ、炭素粉末、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、マイカ及び粘土か ら成る群から選択した粒状強化要素を含む請求項15記載の水性分散液。
  27. 27.分散相がケイソウ土、ポリウレタンミクロービット、酸化アルミニウム、 木粉、ノコクズ、炭素粉末、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、マイカ及び粘土か ら成る群から選択した粒状強化要素を含む請求項16記載の水性分散液。
  28. 28.熱融合して複合材料になりうる、請求項15記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  29. 29.熱融合して複合材料になりうる、請求項16記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  30. 30.熱融合して複合材料になりうる、請求項17記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  31. 31.熱融合して複合材料になりうる、請求項18記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  32. 32.熱融合して複合材料になりうる、請求項19記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  33. 33.熱融合して複合材料になりうる、請求項20記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  34. 34.熱融合して複合材料になりうる、請求項21記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  35. 35.熱融合して複合材料になりうる、請求項22記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  36. 36.熱融合して複合材料になりうる、請求項23記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  37. 37.熱融合して複合材料になりうる、請求項24記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  38. 38.熱融合して複合材料になりうる、請求項25記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  39. 39.熱融合して複合材料になりうる、請求項26記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  40. 40.熱融合して複合材料になりうる、請求項27記載の水性分散液から製造さ れたシートまたはウェブ。
  41. 41.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含むシー トまたはウェブ形状の複合材料であって、前記連続マトリックス相が発泡形で非 脆性である、発泡した疎水性熱可塑性ポリマーから製造される熱融合したポリマ ーミクロービツトを含み、前記ポリマーミクロービツトがそれらの製造原料であ る発泡ポリマーの完全気泡を実質的に全く含まない複合材料。
  42. 42.発泡した疎水性熱可塑性ポリマーをスチレンポリマー、炭素数2〜6のエ チレン系不飽和炭化水素モノマーのポリマーである低級ポリオレフィン及び前記 ポリマーのコポリマーとブレンドから成る群から選択する請求項41記載の複合 材料。
  43. 43.連続マトリックス相が少なくとも1種類の微粉状疎水性熱融合可能な樹脂 を含む請求項42記載の複合材料。
  44. 44.熱融合可能な樹脂をポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリエステル、 ナイロン、ポリアセタール、クロロポリマー、フルオロポリマー、アクリル樹脂 、アクリロニトリルーブタジェン−スチレン(A.B.S.)ポリマー及びこれ らのコポリマーから成る群から選択する請求項41記載の複合材料。
  45. 45.繊維状複合材料が含まれる請求項43記載の複合材料。
  46. 46.繊維状強化要素をガラス繊維、炭素繊維、ポリマー繊維、無機繊維及び金 属繊維から成る群から選択する請求項45記載の複合材料。
  47. 47.繊維状強化要素がセルロース繊維である請求項45記載の複合材料。
  48. 48.ポリマーミクロービツトの一部をセルロース繊維と均質ブレンドしてコー ビートを形成する請求項47記載の複合材料。
  49. 49.前記コービートが約35〜約50重量%のポリマーミクロービツトと約5 0〜約65重量%のセルロース繊維を含む請求項48記載の複合材料。
  50. 50.コービートにポリエステル繊維を含める請求項48記載の複合材料。
  51. 51.ポリエステル繊維がポリエチレンテレフタレート繊維である請求項50記 載の複合材料。
  52. 52.適合した結合剤を含む請求項42記載の複合材料。
  53. 53.結合剤が少量のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂を任意に含むポリビニル アルコールである請求項49記載の複合材料。
  54. 54.粒状強化要素を含める請求項41記載の複合材料。
  55. 55.粒状強化要素をケイソウ土、ポリウレタンミクロービット、酸化アルミニ ウム、木粉、ノコクズ、炭素粉末(微粉状黒鉛を含む)、二酸化ケイ素、炭酸カ ルシウム、マイカ、種々な安価な粘土粒子から成る群から選択する請求項51記 載の複合材料。
  56. 56.粒状強化要素を含める請求項45記載の複合材料。
  57. 57.粒状強化要素をケイソウ土、ポリウレタンミクロービット、酸化アルミニ ウム、木粉、ノコクズ、炭素粉末、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、マイカ及び 粘土から成る群から選択する請求項56記載の複合材料。
  58. 58.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約16重量%;高分子量ポリエチレン粉末約24重 量%;コービート約5重量%; ポリテトラフルオロエチレン繊維約24重量%;芳香族ポリアミド繊維約16重 量%; ポリビニルアルコール約3重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1重量%;粘着性ラテックス約4重量%; 微粉状炭素粒子約2重量%; 酸化防止剤約3重量%;及び シロキサンポリマー約1重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  59. 59.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含む、請 求項58記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  60. 60.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約5重量%;高分子量ポリエチレン粉末約2.5重 量%;粉状ポリカーボネート樹脂約5重量%;コービート約1.5重量%; セルロース繊維約12.5重量%; 芳香族ポリアミド繊維約3重量%; 粒状酸化アルミニウム(粒度100〜250メッシュの範囲内)約62.5重量 %: ケイソウ土約1重量%; ポリビニルアルコール約0.75量%;メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1. 5量%;粘着性ラテックス約3重量%; 酸化防止剤約0.75重量%;及び シロキサンポリマー約0.1重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  61. 61.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含む、請 求項60記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  62. 62.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約15重量%;高分子量ポリエチレン粉末約11. 5量%;粉状ポリカーボネート樹脂約19重量%;コービート約4.5重量%; ガラス微細繊維約11.5重量%; 芳香族ポリアミド繊維約19重量%; ケイソウ土約7.5重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1重量%;粘着性ラテックス約4重量%; ポリビニルアルコール約2重量%; 酸化防止剤約2重量%;及び シロキサンポリマー約2重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  63. 63.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項62記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  64. 64.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約21重量%;高分子量ポリエチレン粉末約14量 %;コービート約4重量%; ガラス微細繊維約4重量%; 芳香族ポリアミド繊維約21重量%; 銀被覆ナイロン繊維約21重量%; ケイソウ土約4重量%; 粘着性ラテックス約4重量%; ポリビニルアルコール約3重量%; 酸化防止剤約2重量%;及び シロキサンポリマー約1重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  65. 65.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項64記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  66. 66.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約14重量%;高分子量ポリエチレン粉末約22重 量%コービート約4重量%; ガラス微細繊維約7重量%; 芳香族ポリアミド繊維約7重量%; ケイソウ土約7重量%; 木粉約22重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約4重量%;粘着性ラテックス約7重量%; ポリビニルアルコール約2重量%; 酸化防止剤約2重量%;及び シロキサンポリマー約1重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  67. 67.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項66記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  68. 68.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約14重量%;高分子量ポリエチレン粉末約21重 量%;コービート約4重量%; ガラス微細繊維約7重量%; 芳香族ポリアミド繊維約7重量%; 加工米ワラ繊維約27重量%; ケイソウ土約7重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1重量%;粘着性ラテックス約7重量%; ポリビニルアルコール約2重量%; 酸化防止剤約2重量%;及び シロキサンポリマー約1重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  69. 69.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項68記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  70. 70.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約20重量%;低分子量ポリエチレン粉末約30重 量%;コービート約6重量%; 芳香族ポリアミド繊維約25重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1.5重量%;粘着性ラテックス約6重量% ; ポリビニルアルコール約2重量%; 酸化防止剤約3.5重量%;及び ケイソウ土約5重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  71. 71.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項70記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  72. 72.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約14重量%;高分子量ポリエチレン粉末約21重 量%;コービート約4重量%; ガラス微細繊維約11重量%; 芳香族ポリアミド繊維約32重量%; ケイソウ土約7重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1重量%;粘着性ラテックス約4重量%; ポリビニルアルコール約2重量%; 酸化防止剤約2重量%;及び シロキサンポリマー約2重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  73. 73.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項72記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  74. 74.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約20重量%;高分子量ポリエチレン粉末約28重 量%;コービート約5.5重量%; ガラス微細繊維約9重量%; 炭素繊維約0.2重量%; 芳香族ポリアミド繊維約23重量%; ケイソウ土約4.5重量%; ポリビニルアルコール約3重量%; メラミン−ホルムアルデヒド樹脂約1重量%;粘着性ラテックス約4.5重量% ;及び酸化防止剤約3重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  75. 75.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項74記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  76. 76.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約12重量%;コービート約7重量%; ステンレス鋼繊維約49重量%; 芳香族ポリアミド繊維約8重量%; 炭素繊維約18重量%;及び ポリビニルアルコール約6重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  77. 77.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項76記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  78. 78.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約13重量%;高分子量ポリエチレン粉末約40重 量%;セルロース繊維約26重量%; ガラス繊細繊維約7重量%; 芳香族ポリアミド繊維約3重量%; ケイソウ土約7重量%; ポリビニルアルコール約2重量%;及び酸化防止剤約2重量% から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  79. 79.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項78記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  80. 80.本質的に次の要素: ポリスチレンミクロービット約50重量%;コービート約3重量%; ガラス微細繊維約22重量%; 芳香族ポリアミド繊維約19重量%; 粘着性ラテックス約3重量%;及び ポリビニルアルコール約3重量%; から成る熱融合可能なシートまたはウェブ。
  81. 81.不連続強化要素から成る強化相を囲繞する連続マトリックス相を含み、請 求項80記載の熱融合可能なシートまたはウェブから製造される複合材料。
  82. 82.請求項41〜57,59,61,63,65,67,69,71,73, 75,77,79または81のいずれかに記載の複合材料の複数層から成る、加 工成形体としての一体パネル。
  83. 83.請求項41〜57,59,61,63,65,67,69,71,73, 75,77,79または81のいずれかに記載の複合材料の複数層から成る、加 工成形体としての一体パネルであって、前記複合体の少なくとも1つの内層をサ ンドイッチする前記複合体の外層から成り、外層が完全に無傷であり、少なくと も1つの内層が取り除かれた内部部分を有し、それによって生成物パネル内に空 隙が設けられた一体パネル。
  84. 84.加工成形体としての、請求項60記載の複合材料の環形の複数層。
  85. 85.各部分が半円環をなす、2部分に分離した円環形である請求項84記載の 加工成形体。
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