JPH03502653A - 人工心臓弁 - Google Patents

人工心臓弁

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人工心臓弁 技術分野 本発明は医用工学技術、特に人工心臓弁に関する。
本発明の効用は、人間の冒された大動脈弁及び僧帽弁の代替物として適用された とき最大限に発揮される。又、冒された三尖弁に適用しても同様の効果が得られ る。
背景技術 心臓血管疾患は、近年その高い発生率と危険な合併症の故に、その治療法の発見 が近代外科医学の最重要な課題の一つとされているにもかかわらず、人間の最強 の敵の一つとなっている。
人工心臓弁は、本質的には弁の遮断部材を開位置にして血液を正方向に流す仁共 に、閉位置で弁口を遮断することにより血液の逆流を防ぐチェックバルブである 。
冒された心臓弁と充分に代替しうる人工心臓弁の開発はここ30年来の課題とな っていたが、人体の諸要求を満足させる人工心臓弁の構造は未だ開発されていな い。
合併症の中で最も頻繁に発生し且つ脅威となるものは、良好にすると共に血液を 層流にする必要がある。人工心臓弁の移植後二次的に発生する血栓の形成を防止 する試みとして、US、八、第4,308.624号がある。
この人工弁は、遮断部材を収容する環状ケージを有し、該遮断部材はそれを開閉 させる手段を介してケージと連係している。遮断部材は二つの弓状尖頭として形 成されるとともに、各尖頭の凹形表面は遮断部材の閉位置で血流の負方向に面す る様になっている。
弁ケージの内表面は円筒形であり、血流の正方向に面は弁座として機能する。ケ ージの内表面上に径方向に対向する平坦部がケージの全高さにわたって設けられ ている。
各弁尖頭を開閉する手段は実質的に二つの連関する部材であり、その一方はケー ジ内表面の平坦部に位置し、他方は遮断部材の反対側に位置している。
ケージの径方向平面に対して20度の角度をなす軸を有する二つの細長い凹部と して形成されている。遮断部材の反対側に位置する開閉手段の部材は球形の突起 部として形成されている。
ケージの外表面には環状溝部が設けられ、それぞれ血流の正方向から見て該溝部 は弁の入口及び出口に位置する二つのカラー内に限定され、弁を心臓組織に縫い 付けるためのカフを収容するようになっている。
上記人工心臓弁が機能している間、遮断部材の尖頭は弁閉鎖と共に弁座、即ちケ ージ内表面の同一箇所に連係ト   作用し、その結果ケージ内表面の磨耗を増 大させ、更に1   遮断部材の開閉手段の各部材、即ち尖頭上の球状突起と1    ケージ内部表面の平坦部の凹部とに極度に大きな磨耗を生じさせる。これ ら全てが該人工心臓弁の有効寿命に悪テ   影響を及ぼす。
心臓弁が開位置にある時、その尖頭は人工弁の全寿命にわたって弁の中心軸に対 して同じ位置をとり続ける。
1   このため弁尖頭の背後で充血部位が生じ易く血栓形成を助長する。更に 人工弁を通過する血流の長期にわたる影響により心臓の管道部分にも幾何的変形 をもたらし、これが心筋に合併症を発生させることになる。
各尖頭の凹形表面は、弁の閉位置で血流の負方向に面・ しているので、各尖頭 は比較的小さい力のモーメントを受ける。その結果、弁尖頭の不完全な開口が生 じて人工弁の流水抵抗を増大させるとともに尖頭の遮断を遅延させる。このため 逆流が増大し、弁の血行力学的特性に悪影響を及ぼす。
弁の開位置において、従来の人工心臓弁の尖頭は、ケージ内表面に加えて血流の 為の二本の導管部を形成している。その結果、血流が集中するので弁の流体抵抗 が増大し心臓にかかる負担も大きくなる。
さるにカフが保持されている上記ケージの外側表面上の2つのつばは事実上、応 力集中の原因となり、また、これは弁補てん材の全体構造の信頼性の欠如を意味 しており、上記弁ケージの内部に尖頭を組込む場合や弁操作過程の破損に至り、 これにより弁座表面を大きくすること、すなわち弁流通断面の直径(断面a)と 弁座面の直径(断面積)との低いほうの比率となる。すなわち、弁の有効性を妨 げることとなる。
発明の開示 本発明は、ケージ内面の周囲に沿って遮断部材を移動させるようにした切換装置 を配設し、これによって血栓形成を防止するとともに、弁補てん材の寿命を長期 化させた人工心臓弁を提供することを目的とする。
本発明による人工心臓弁は、遮断部材を収納した円形ケージを備えており、この 遮断部材はこの部材を閉位置から開位置に、およびこの逆に切換える装置を介し てケージと協働している。切換装置は相互作用する2つの1部材を含み、これら は突起と溝部となっている。この部材の一方は円形ケージの内面に配設され、他 方は遮断部材の側方の各対向側に位置している。本発明によれば、円形ケージの 内面に配設された遮断部材を切換える装置は、内面の周囲に沿うよう環状形状と なっている。
人工心臓弁がこのような構成となっているので、遮断部材をケージ内面の周囲に 沿って移動させることができ、これによって遮断部材の角度位置をいつでも変化 させることができる。また充血領域の発生を防止することができ、これによって 血栓形成の原因を取除くことができる。
切換装置の部材がケージ内面の周囲に沿うよう環状形状となっているので、弁補 てん材の寿命を増加させるための好条件を生じさせることができる。これは遮断 部材の側面との接触が、ゲージ内面の種々の点において生じるからである。
円形ケージの内面に配設された切換装置の部材は突起状をなしており、また遮断 部材の側方の対向面の各に配設された切換装置の部材は、開放端溝部形状をなし ている。この溝部は折れ線のように示す2つの側面を有している。これによって 対向溝部面の折れ線の第1部分が正の血流方向に向う遮断部材の表面に現われる ようになっている。一方、折れ線の第2部分は第1部分との開で鈍角を形成し、 逆の血流方向に向う遮断部材の表面に現われるようになっている。折れ線の第1 部分および第2部分は互いに平行をなし、また遮断部材の側方の対向側に配設さ れた溝部の側面の折れ線の同様の部分は長さが異なっている。
円形ケージの内面に配設された切換装置の部材は環状突起状をなし、遮断部材の 対向側面に配設された切換装置の部材は開放端溝部状をなしているので、提案さ れた心臓弁補てん材をより生産的な構造とすることができる。
さらに、提案された心臓弁補てん材をこのように構成することにより、その寿命 を増加させることができる。これは突起が溝部とその表面の異なる点で接触する ため、突起の摩擦が最小限に押えられるためである。一方、溝部表面の磨耗は心 臓弁補てん材の構成の信頼性に悪影響を及ぼすことはないが、わずかに逆流を増 加させる。溝部は開放端形状となっているので、血液が溝部を通過して流れるよ うになる。このため、血栓形成の原因となる血栓領域の発生を防止することがで きる。
上述のような技術的効果を定めた溝部形状によっ−C1遮断部材の開放角度を必 要な所定の大きさに保持することができ、またケージ内面の周囲に沿って遮断部 材を強制的に移動させることができる。また、補てん材弁ケージおよび遮断部材 が不完全かつ不正確に製造されるために生じる遮断部材の捕捉および血球の沈殿 によって生じる遮断部材の捕捉を防止することができる。
遮断部材は2つの尖頭であることが好ましく、各尖頭は正の血流方向に向う凹面 を有する外皮の一部をなしている。また中央面の曲面半径は不等式R≦10・D oに従っている。ここでDoは円形ケージの最小内径である。
血流方向が弁尖頭を通って流れると力が生じ、この力が弁尖頭の回転軸回りのね じり力を形成することは知られている。
弁尖頭に加わるねじり力は、その凹面が正の血流方向に向く外形の場合最大とな る。弁尖頭が上述のように配設されているので、弁尖頭に加わるねじり力の最大 値を得ることができ、これによって設定角度に対して弁尖頭を急速に開くことが できる。
ねじり力が増加することによる上述した結果は、弁尖頭がその中央面の曲面半径 が、次の式:R−10・D。
に従う場合に生じる。一方、R〉10・Doの場合、弁尖頭に加わるねじり力は 増加するけれども大きくない。
弁尖頭が開くと、徐々に拡散する導管は通過する血流方向用の弁尖頭に形成され る。これによって弁尖頭を流れる分離されない流れが得られる。弁尖頭の外形は 、尖頭が閉となった場合、最大ねじりを示す原因となる。この結果、急速な弁閉 鎖が得られるとともに、血液の逆流が減少する。これらすべてのことが、提案さ れた心臓弁補てん材の良好な血流特性の原因となる。
2つの尖頭の各々は開位置において、それらの間に所定距離を保つための装置を 有していることが好ましい。
この所定距離は弁補てん材の軸線に対して直交する平面内にあり、この装置はカ ム面形状をなしている。また2つの尖頭のカム面は、互いに対向するとともにそ の外形部において接触している。
開口位置の弁尖頭同士の離れをあらかじめ設定確立する手段を提供すること、す なわち、カム表面に所定量の間隔を設けることは、上記間隙を通じて所定量の中 央血流が自由に流れることを保証し、提案された心臓弁の血流特性を向上し、弁 部材のすべての表面を流れるように血液の状態をより良くするとともに、この部 分で血栓の発生可能性を低くする。互いに接触しているカム表面の輪郭表面は上 記尖頭に作用する血圧が最大となる時、開口の最初の瞬間に弁尖頭が離れるよう に形成されている。
正の血流方向に示されたように内側ケージの表面は切換え手段の遮断要素の環状 部材は、すなわち徐々に分岐する曲面をなす内壁を有するディフューザとして配 置され、このディフューザの開角は以下の不等式からなるように位置している。
2(θ−β−901)≦φ≦2.5(θ−β−90’ )、ここで、β−ケージ の中心線と直角な直径平面で回転軸を含むような平面と遮断部材の中心表面との 2点を交差する直線のなす角度; θ−上記溝部の開口端の横断面の第1と第2の折れ線とのなす鈍角、 このとき、正の血流方向に示されたように内側ケージの表面は切換え手段の遮断 要素の環状部材の前で徐々に収束するようになっている。このような弁補てん材 の内側表面形状の構造上の配置により弁の血流特性は向上する。内側ケージの表 面が正の血流方向の入り口において徐々に収束するという事実は弁の流体抵抗を 減少させると共に、内側ケージにディフューザとして形成された部分は正の血流 方向の出口において攪拌を防止され、血栓形成を防ぐことができる。したがって 、血流が上記拡散壁を通過する時、軸方向の速度成分は別として、心室の壁に向 けての半径方向の速度成分を得ることができる。
ディフューザの開角に加えられた制限は、この弁の血栓形成を分離不能な正の血 流を形成することにより除去する。すなわち、溶血の可能性と弁の変動圧とを減 らすことができる。
外側ケージ表面はケージの直径平面と交差する弁ケージの凹表面の母線の先端点 との交差角γが滑らかに凹形状となり、以下の不等式を満足することを要する: 0.4φ≦γ≦066φ。
ここで、φ−ディフューザ形状をなす弁ケージの内側表面の開角。
このような弁補てん材の内側表面形状の構造上の配置によりケージの外側表面が 滑らかに凹形状をなすという事実より弁の強度特性についてはケージ壁厚を一定 にでき、すなわち、応力集中を減少できる。ディフューザ形状をなす弁ケージの 内側表面の開角φとケージの直径平面と交差する弁ケージの凹表面の母線の先端 点との交差角γとの好ましい関係は弁の座表面の直径(面積)に対する弁の流通 面積の直径(面積)の比を最適に選択できる。これにより弁動率を増すとともに 、埋設を確実にできる。γ≦0.6φの場合には弁動率は増し、γ≧0.4φの 場合にはカフは弁ケージの表面が滑るのを防止する。凹形状の外側ケージ部分に 形成された保持部はこの凹形状の外側ケージ部分の曲率と等しい曲率の内側ケー ジを形成するとともに、この保持部の外側ケージは角度が10〜30度の範囲の ψを含むような円錐台形状をなしていることが必要である。
上述の剛性を有し、内側に曲線部が形成された保持部を外側ケージ表面に備える ことは、そのケージの高い剛性により弁補填材の確実性を増し、人体内に埋設さ れた時に弁の変形を防止できる。
保持部の外側ケージは角度が10〜30度の範囲のψを含むような円錐台形状を なしているという事実は手術においての繊維リングの開口中に弁補填材を導くこ とを容易にするとともに、この弁補填材を越えて血液が流出することを防止でき る。
本願発明による弁補填材は血栓形成の危険性を減少させるとともに、血流特性と 弁構造の高い信顎性を確保できる。
図面の簡単な説明 以下、図面を参照して各実施例について本願発明の詳細な説明する。
第1図は、人間の心臓に移植された本願発明の人工大動脈弁及び人工僧帽弁を示 し、左心室の外側を一部切除した図、 第2図は、人工心臓弁を示したアイツメ図、第3図は直線■−■に沿った拡大断 面図で、図の平面と一致させるために一定角度回転した図、第4図は、第2図の 人工の尖頭を矢印Aの方向から見た拡大図で、図の平面と一致させるために一定 角度回転した図、 第5図は、第2図の人工弁の尖頭を矢印Bの方向から見た拡大図、 第6図は、弁の尖頭が開位置にある場合の本願発明の人工心臓弁を血液の正方向 から見た拡大図、第7図は、弁の尖頭が閉位置にある場合の本願発明の人工心臓 弁の縦断面図、 第8図は、人工大動脈弁の部分縦断面図及び第9図は人工僧帽弁の部分縦断面図 である。
発明を実施するための最良の形態 心臓1(第1図)の冒された自然心臓弁を交換するとき、人工僧帽弁の繊維リン グ2の開口部に人工大動脈弁8を繊維リング6の開口部に配設する。繊維リング 2は心房3を心室4から隔離し、繊維リング6は心室4を大動脈から隔離してい る。人工大動脈弁は遮断部材10を収容する円形ケージ9(第2図)を備えてい る。この遮断部材10は2つの尖頭12よりなり、その開閉位置を切り換えるた めの手段11を介してケージ9と連係している。遮断部材 10を開閉するための手段11は2つの相互作用する部材、すなわち、突起13 (第3図)は円形ケージ9の内側表面14上に配置され、上記表面14の周囲に 続いて環状に形成されている。また、開口端溝部15(第4図)が各尖頭12の 側方表面18の対向する側部16.17(第5因)の両端に各々形成されている 。側方表面18の側部16、(第4図)、17(第5図)の両端に各々形成され た開口端溝部15は折れ線19.20で示された2つの側面で制限されている。
側部16の側方表面18上に形成された溝部15の折れ線19.20で示された 第1の部分21(第4図)と22は尖頭12の凹形状の表面23を形成し、この 部分は斜線の矢印24に示された正の血流方向に遭遇する。上記尖頭12の表面 27の形成された折れ線25と26との第2の部分は矢印28に示した逆方向の 血流に遭遇する。
折れ線19と20とによって示される部分21と25、及び部分22と26は、 それぞれ鈍角θを形成する。この鈍角θの大きさは関係式 %式%) により規定される。
ここでαは、遮断部材10の尖頭12の開放位置から閉鎖位置への旋回角度、あ るいはその逆方向の旋回角度である。折れ線19と20とによって示され、溝部 15の反対側に位置している部分21と26、及び部分22と25とは互いに平 行である。
遮断部材の片方の部材17の側面18の溝部15(第5因)は残る片方の部材1 6の側面18の溝部15(第4図)と形状が類似している。この両者の相違は、 折れ線19と20とによって示される互いに類似する部分21と21a(第5図 )、部分22(第4図)と221(第5図)、部分25(第4図)と258(第 5図)、部分26(第4図)と26a(第5図)がそれぞれその長さを異にして いることである。
各尖頭12は事実上半径Rの湾曲を有する正中動脈29の外皮の一部をなしてい る。この半径Rは不等式R≦10D を満たしている。式中り。は円形ケージ9 の最小の内径である。正中動脈29の外皮の一部を形成する弁の尖頭12の部分 とは、血液の正流に面する表面と血液の逆流に面する表面27との間が等距離で ある面をいうのである。なお、各尖頭12の凹面23は血液の正流に面している 。心臓弁補填材の遮断部材の各尖頭12は手段30のよって、予め遮断部材の開 放位置において間隙Sを有するように形成されている。前記間隙Sは心臓弁補填 材の中心線31に対して直角な面において計a!jされ、前記手段30はカム表 面32を有するように形成されている。このようなカム表面の数や構成は変える ことができる。以下に述べる心臓弁補填材の実施例においては、遮断部材の尖頭 12は二つのカム表面32を有し、これらは弁補填材の中心線31に関して正反 対の側に位置するように構成されている。これにより、尖頭12の目詰まりの危 険性を減少し、かつ、尖頭12の間に血液の正流に対して血液を自由に通過させ る中心ギャップ33を形成している。各尖頭12の前記カム表面32(第3図) は、プロフィール部分34において互いに接している。
ケージ35の内面35は、血液の正流方向に沿ってみたときの円環状突起13を 通過した位置においては、血液が徐々に拡散するように湾曲した壁面を有するデ ィフューザーを形成している。前記ディフューザーの拡散角φは下式を満たすよ うに定められる: 2・ (θ−β−90’)≦φ≦2.5・ (θ−β−90’) ここでβ(第7図)は、尖頭12の回転軸に対して直角な弁の直径を含む断面に おける、閉鎖位置にある尖頭12の正中動脈29の外皮の両端を結ぶ直線と、弁 補填材のケージ9の中心線31に対して直角な面との角度であり、θ(第4図) は折れ線19と20に示される溝部15の部分21と25と、及び部分22と2 6とがなす鈍角である。血液の正流の方向からみて、遮断部材の円環状突起13 の前方に位置するケージ9の内面36(第3図)は徐々に拡大している。
湾曲した壁面のディフューザーを形成する弁のケージの内面の小さな拡散角φは 、この拡散角φと、角度θ(第4図)と、開放時の正流の血液の分断することの ない流れに寄与する尖頭12の位置を定める角度βとの関係とともに、血液の流 体力学的な抵抗を減らすことにより、弁の血液力学的な諸元を改良する。
ケージ9の外面37(第3図)は緩やかに凹に湾曲しており、四面37の弁の直 径を含む断面の母線の突起点を結ぶ直線と、弁ケージ9の中心線31とがなす角 度γは下式を満たしている: 0.4φ≦γ≦0.6φ ここで、φは弁ケージ9のディフューザー状の内面35の拡散角である。
保持部材39がケージ9の外側の凹面37の部分38の設けられている。前記保 持部材39は湾曲した内面40を有し、この内面40の湾曲はケージ9の外側の 表面37の凹部の湾曲と一致している。保持部材39の外面41は10″乃至3 0″の傾斜角ψを有する円錐状に形成されている。
大動脈弁8(第1図)において、円錐台39のより大きい基部42(第8図)が 矢印28に示される逆流方向の血液に面している。
人工僧帽弁5(第1図)において、より大きい基部43(第9図)が斜線を施さ れた矢印24によって示される正流方向の血液に面している。
前記大動脈弁8(第1図)を繊維リング6に固定するためにカフ44(第8図) が設けられ、前記カフ44はケージ9の外面37に配置され、ねじ(図示せず) によって保持部材390両端に固定されている。
前記人工僧帽弁5を繊維リング2に固定するためにカップ45(第9図)が設け られ、前記カップ45ケージ9の外面37に配置され、ねじ(図示せず)によっ て保持部材3つの両端に固定されている。
僧帽弁補てん材5および大動脈弁補てん材8の植込手術および外科技術は、公知 の範囲をこえたものである。
ケージ9の拡散内面の広がりの角度ψ(第3図)および凹面37の母線の端部を 連結した直線とケージ9の中央線31との角度γとの関係が、弁座面の直径(面 積)に対する弁流れ断面の直径(面積)の比を最小限にすることができるという 事実は注目する価値がある。弁動率に追加する特徴は、保持部材3つの外面41 が10〜30″の傾斜ψを有する円すい形状をなしていることによって、補てん 材5または8を、各々繊維リング2または6の開口内に導入し易くなる一方、外 科手術中、血液が補てん材5および8を越えて漏洩しなくなることである。
提案された心臓弁補てん材の作用は、大動脈弁補てん材8に関して説明される( 第1図)。心臓1の心室4の収縮によって、弁補てん材8の手前において過度の 圧力によって作用を受けると、尖頭12は溝部15(第4図)および突起13( 第3図)の相互作用によって回転する。
この回転は側方16の側面18に設けられた溝部15の折れ線19の部分21お よび25の交点(第4図)と、側方17の側面18に形成された溝部 15の折れ線19の部分21aおよび25aの交点(第5図)を通る想像線回り に行なわれ、また部分21.26(第4図)および部分21a、26a (第5 図)が突起13と相互作用するまで行なわれる。この回転角は尖頭12の開放角 αの設定値に対応している。溝部15の部分25(第4図)は他の溝部15の部 分25a(第5図)よりも短くなっているので、尖頭12の側方16における側 面18の各点(第4図)は、側方17における側面18の各点(第5図)よりも その環状移動距離が短くなっている。このため、尖頭12はケージ9の内面14 の周囲に沿って移動することができる(第3図)。
同様な理由が他の尖頭12についても当てはまる。こうして、二つの尖頭12が ケージ9の内側面14の周縁に沿って動くことで充血層の形成が阻止され、これ によって、血栓症の原因を取り除くことができる。尖頭12が開度αに開く過程 は、この尖頭12の回転軸回りの高いトルク、すなわち、血流方向(矢印24で 示されている)の圧力が凹曲面23に直接作用する効果によるトルクによって促 進される。尖頭12が開くと、カム面32の側面部34は相互作用によって必要 な幅分の間隙33(第6図)がこの尖頭12の間で確保され、これを通して血液 の現在量が流れることになる。さらに、開いた当初において、尖頭12に作用す る血圧が最大になっているときは、互いに接触し合うカム面32の側面部34( 第3図)によってこの尖頭12が離れているようになる。
人工弁が開くと、矢印24で示される直接流として血液の最大流量が流れ込む。
血流方向の中央の流れは、尖頭12が除々に流れ方向に拡がる流路を形成してい るため、間隙33を通る間隙々に拡がり、これによって表面27に沿って連続的 に流れる血流方向を確保できる。
血液の側部の直接流は、尖頭12の凹曲面23とケージ9の内周面14とで形成 される流路を通る間、血液の流れ方向に沿って見てケージ9の環状突起13の前 方にある内周面36の部分が拡径しディフューザの形を呈しているので、収束し ていた流れが除々に拡散し、これによって、血流方向は、軸方向の流速成分ばか りでなく、半径方向の流速成分を得、心臓1の心房壁に流れ込み(第1図)、か くして、人工弁から出た血液と攪拌されるのが阻止される。
心臓1の心房4が弛緩すると、人工弁8に余剰の圧力が発生し尖頭12を急速に 閉じさせしめる。この圧力は、矢印28で示されるように凸曲面27に血液が逆 流する効果に起因するトルクの値の増加によってもたらされる。
こうして、逆流する血液の量が減少し、人工弁の密閉した状聾が保たれる。
そこで、人工弁8の一方の尖頭12が閉じた瞬間を詳細に考察する。血液の逆流 の余剰の圧力が作用すると、他の尖頭12も溝部15(第4図)と突起13(第 3図)の相互作用によって回動せしめられる。すなわち、他の尖頭12は、側部 16の側面18に形成された溝部15をなす折れ線20の部分22と26(第4 図)の交点と、側部17の側面18に形成された溝部 15をなす折れ線20の部分22aと26a(第5図)の交点とを結ぶ直線を仮 想の軸としてこの軸回りに、部分22.25(第4図)と部分22a、25a  (第5図)が突起13(第3図)に接触するまで回動する。溝部15の部分26 (第4図)は他の溝部15の部分26aよりも短いので、側部16の側面18上 の点は、側部17の側面18上の点よりも短い距離だけ、円周方向に移動するこ とになる。かくして、尖頭12(第3図)は、ケージ9の内周14の周縁に沿っ て動かされる。同様に以上のことは他の尖頭12について当てはまる。
上記の人工弁8の作用は、心臓1の心室4の収縮においても同様に繰り返される 。
僧帽弁における人工弁8の作用も大動脈弁における人工弁8の作用と同様である 。この場合、大動脈弁の人工弁8が開くと僧帽弁の人工弁8が閉じることは言う までもない。そして、静脈の場合には逆である。
産業上の利用可能性 実験報告によれば、本発明の人工心臓弁は公知の人工心臓弁に比べて正の流体流 れ方向において、最小の圧力減少を示すとともに最小の逆流量を示した。人体に 埋設された場合の30年寿命に相当するような期間での加速試験装置での試験に おいても、水弁補填材の寿命と信頼性は示され、まったく破損は観察されなかっ た。また、弁同士の相互作用による摩耗は無視して良く、流体動特性と機能上の 特性とは何ら影響を受けないままである。
この人工心臓弁は広範囲の試験に合格したら、さらに臨床実験にかけられ、人間 の心臓弁に代わって使用されたときのこの人工弁の高度の血栓形成抵抗性と血流 特性効率との確認が行われる。
国際調査報告 HI8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.遮断部材(10)を収容する円形ケージ(9)を有し、該遮断部材がそれを 開閉させる手段(11)を介してケージ(9)と連係する人工心臓弁であって、 上記手段は実質的に突起部(13)と溝部(15)である二つの連関する部材よ り成り、上記部材の一方は円形ケージ(9)の内部表面(14)上に位置すると ともに、その他方は遮断部材(10)の側面部(18)の反対側(16、17) にそれぞれ位置し、更に上記遮断部材(10)を開閉させる手段(11)の円形 ケージ(9)の内部表面(14)上に位置する部材が、上記表面(14)の周囲 に沿うように環状に形成されてなることを特徴とする人工心臓弁。 2.上記円形ケージ(9)の内部表面(14)上に位置する開閉手段(11)の 部材が実質的に突起部(13)であるとともに、上記遮断部材(10)の側面部 (18)の反対側(16、17)にそれぞれ位置する開閉手段(11)の部材は 実質的に折れ線のように見える二つの側面を有する開放溝部(15)であり、上 記溝部(15)の対向面の折れ線(19、20)の第一部分(21、22;21 a,22a)は正の血流方向に面する遮断部材(10)の表面(23)上に現れ る一方、上記折れ線(19、20)の第二部分(25、26;25a,26a) は上記第一部分(21、22:21a,22a)に対して鈍角(θ)をなすとと もに血液の逆流方向に面する遮断部材(10)の表面(24)に現れ、上記溝部 (15)の対向面の折れ線(19、20)の第一部分(21、22;21a,2 2a)と第二部分(26、25;26a,25a)は互いに平行であり、上記遮 断部材(10)の側面部(18)の反対側に位置する溝部(15)の側面の折れ 線(19、20)各部(21,21a;22,22a;25,25a;26,2 6a)の長さはそれぞれ異なることを特徴とする請求項1記載の人工心臓弁。 3.上記遮断部材は二つの尖頭(12)状に形成され、該尖頭は正の血流方向に 面する凹部表面(23)を有する外皮の一部を成し、更に中間面(29)の曲率 半径が不等式R≦10・Dを満足し、ここでDが円形ケージ(9)の最小内径で あることを特徴とする請求項1記載の人工心臓弁。 4.上記二つの尖頭(12)はその開位置において、上記尖頭間に円形ケージ( 9)の垂直軸(31)と直角に交わる平面内で測られた所定の距離を確保するた めの手段(30)をそれぞれ備え、上記手段はカム表面(32)状に形成される と共に、上記二つの尖頭(12)の該カム表面は、その断面部(34)と互いに 対向接触してなることを特徴とする請求項3記載の人工心臓弁。 5.正の流血方向から視て上記遮断部材(10)の開閉手段(11)の上記環状 部材の下方に位置するケージ(9)の内部表面(35)は実質的に徐々に拡散し た湾曲壁を有するディフユーザであり、該ディフユーザの拡張角(φ)は不等式 2・(θ−β−90°)≦φ≦2.5・(θ−β−90°),を満足し、ここで βは遮断部材(10)の閉位置ヘの回転軸に対して垂直な径方向平面による断面 内にある尖頭(12)の中間面(29)の各端部である二つの点を連結した直線 と、円形ケージ(9)の軸(31)に対して垂直な平面との成す角であり、 θは開放端溝部(15)側面の折れ線部(19、20)の第一部分(21、22 ;21a,22a)と第二部分(25、26;25a,26a)との成す角であ り、正の血流方向から視て遮断部材(10)の開閉手段(11)の環状部材の前 に位置するケージ(9)の内部表面(36)は徐々に収斂してなることを特徴と する請求項1記載の人工心臓弁。 6.正の流血方向から視て上記遮断部材(10)の開閉手段(11)の上記環状 部材の下方に位置するケージ(9)の内部表面(35)は実質的に徐々に拡散し た湾曲壁を有するディフユーザであり、該ディフユーザの拡張角(φ)は不等式 2・(θ−β−90°)≦φ≦2.5・(θ−β−90°),を満足し、ここで βは遮断部材(10)の閉位置ヘの回転軸に対して垂直な径方向平面による断面 内にある尖頭(12)の中間面(29)の各端部である二つの点を連結した直線 と、円形ケージ(9)の軸(31)に対して垂直な平面との成す角であり、 θは開放端溝部(15)側面の折れ線部(19、20)の第一部分(21、22 ;21a,22a)と第二部分(25、26;25a,26a)との成す角であ り、正の血流方向から視て遮断部材(10)の開閉手段(11)の環状部材の前 に位置するケージ(9)の内部表面(36)は徐々に収斂してなることを特徴と する請求項3記載の人工心臓弁。 7.上記ケージ9の外表面(37)は滑らかな凹面形になっており、直径に垂直 な平面による円形ケージの断面内にある凹面(37)の母線の端点を連結する直 線と、該ケージ(9)の中心軸(31)との成す角をγ、ケージ(9)のディフ ユーザ状の内部表面(35)の拡張角をφとすると、不等式0.4φ≦γ≦0. 6φ,を満足してなることを特徴とする請求項5記載の人工心臓弁。 8.上記ケージ(9)の凹形外表面(37)の一部に保持器(38)を備え、該 保持器の湾曲した内表面(40)の曲率はケージ(9)の凹形外表面(37)の 部分(38)の曲率と一致し、保持材(39)の外表面を(41)は10乃至3 0度の含み角(4)を有する直円錐台状に形成して成ることを特徴とする請求項 7記載の人工心臓弁。 9.上記ケージ9の外表面(37)は滑らかな凹面形になっており、直径に垂直 な平面による円形ケージの断面内にある凹面(37)の母線の端点を連結する直 線と、該ケージ(9)の中心軸(31)との成す角をγ、ケージ(9)のディフ ユーザ状の内部表面(35)の拡張角をφとすると、不等式0.4φ≦γ=0. 6φ,を満足してなることを特徴とする請求項6記載の人工心臓弁。 10.上記ケージ(9)の凹形外表面(37)の一部に保持器(38)を備え、 該保持器の湾曲した内表面(40)の曲率はケージ(9)の凹形外表面(37) の部分(38)の曲率と一致し、保持材(39)の外表面を(41)は10乃至 30度の含み角(4)を有する直円錐台状に形成して成ることを特徴とする請求 項9記載の人工心臓弁。
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