JPH03502393A - 導波管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 目」 本発明はマイクロ波伝送システムに使用する導波管に関し、特にその１つの壁に 例えばプローブアームのような装置を回転可能に支持するための支持体が搭載さ れている導波管に関する。本発明は特に地上の衛星システムに適用される。

端部と端部との関係で相互に嵌合され、又は相互に保持されている長尺の矩形断 面の金属管により導波管を製造することは知られている。このような金属の導波 管はしばしばガラスビード打撃法を使用してブラスト工程により洗浄される。

このような洗浄工程において、洗浄剤のいくらかが導波管の軟金属（例えば銅） の内部に浸入し、事実上この精密な材料が粗雑になり導波管を上又は下に移動さ せることとなる。導波管が例えば空気ベアリングのような正確な支持体を有する 場合は、ガラスビード・打撃粉又は導波管の材料の微粒子が支持体の内部に浸入 し、その結果それを機能不完全なものとすることがある。従ってこのような材料 の微粒子が導波管に沿って移動するのを防止する手段が要求される。しかしなが ら、導波管を横切って設置された障害物がある場合は、この障害物がマイクロ波 の伝播と干渉し、またもや導波管の内部において望ましくない圧力が蓄積される 原因となる。

従って、本発明では、選定された部位において又は複数の選定された部位の各々 において導波管の内部を完全に横切って延びる窓を内部に有すると共に、この窓 はその両側の間で圧力の伝達が可能であり且つ０．００５インチ（０，０１３ｃ ｍ）を越える直径の微粒子のためのフィルタを形成することの可能な多孔性の材 料で構成される。

特に、導波管はプローブ又は他の装置を回転可能に支持する支持体を含むことが でき、単数又は複数の窓は導波管の上記部分から排出される微粒子によって汚染 されるのを防止するべく支持体をスクリーンする。好ましくは、窓は多孔性のポ リテトラフルオロエチレンにより構成される。

以下、添付口面を参照して実施例に基づいて本発明の導波管を詳細に説明する。

第１図は２つの導波部分とこれらの間に嵌合する１つの窓とを備えた導波管を破 断して示した概略斜視図である。

第２図は第１図に示した導波管アッセンブリが嵌合される中空シリンダの概略斜 視図である。この中空シリンダは一端にプローブ又は他の装置が搭載される支持 体を有する。

第３図はマグネットを形成するための材料の概略断面図である。

第１図及び第２図に示すように、導波管は２つの金属導波部分１１．１２を有し 、これらは中空の断面からなり、隣接する端部にはフランジｌｌａ、１２ａがあ り、これらにより上記部分は相互に結合することができる。

２つの導波管の部分の間に嵌合され且つボルト結合されるように配置された導波 管窓１３は金属中空矩形フレーム１４から成り、この矩形フランジを横切ってシ ート状の窓材料１５が延びている。シート状の窓材はフレーム１４の一方の面に 接着されており、又は１対のフレーム１４間にサンドインチ状に形成されている 。第１図は部分１１．１２及び窓フレーム１４を相互に結合するべく、フランジ ｌｌａ、１２ａ及び窓フレーム１４に設けたボルト（図示せず）用の対応するボ ルト孔１１ｂ、１２ｂ、１４ｂを示している。

第２図はその側壁に開口１６ａを有する中空シリンダ１６を示し、その側壁の周 りには矩形の結合フレーム１７が固定され、この導波管部分１１の（第１図に見 られる）左端部がねじで結合することができる。シリンダ１６の上端はベアリン グ１８を支承し、この支持体に符号２０で示したプローブ又は他の装置がシリン ダ１６の軸の周りに回転可能に支持される。

空気ベアリングとして構成できる支持体１８は正確に構成された装置の部片から 成り、これは０．００５インチ（０，０１３ｃｍ）を越える直径の微粒子の浸入 により破壊されたり、又は機能が不完全なものとなる原因になりうる。従って、 第１図に示した位置又は導波部分１１と結合フレーム１７との間のいずれかに窓 が設けられ、これによりシリンダ１６及びベアリング１８に浸入することのある 上記のような微粒子をフィルタで取り除く。

窓材１５は望ましくは］、００％の発泡ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＥＦ ）よりなる。第３図の形態では、窓材は積層されているように見える。この場合 １つの層１５ａは望ましくは米国特許第３，９５３，５６６号に開示されている 工程により製造された多孔性の発泡ＰＴＥＦのシート又は膜からなる。他方の層 １５ｂは織布の非多孔性の発泡ＰＴＥＦからなり、縦糸及び横糸を織り込んだフ ィラメント又は繊維もそれぞれが同様に上記特許に開示された工程により製造す ることができる同じ発泡ＰＴＥＦからなる。２つの層も望ましくは熱又は圧力の 適用、又は接着ドツトのパターンの適用のいずれかにより相互に接着される。

織布の層はＰＴＥＦのシートよりも実質上機械的に強く、従ってシートを支持し てそれを撓みより保護する。

実−一旌一一貫 好適な窓材の実施例は次のような特性を有する。

貞奄ΩＩ廼林 繊維径　　　：　　０．００６インチ（０，０１５ｃｍ）ノミナルトレッド量　 −インチ（１４ｃｍ）　当たり縫糸３６゛インチ（１６ｃｍ）当たり横糸４０ 繊維強度　　二　デニール当たり３．４グラム股■止捲 孔の大きさ　：１．０ミクロン 厚さ　　　　：　　０．００３インチ（０，００７６ｃｍ）空隙率　　　：９１ ％ 多孔性のＰＴＥＦの膜は直径０．００５インチ（０，０１３Ｃ！１１）を越える 微粒子のフィルタとして作用するが、空気又は他のガスはそれを貫通して通過す ることが可能であり、従って導波管の内部にガス圧が蓄積するのを回避すること が理解される。

導波管として好適な材料は多孔性のＰＴＥＦであるが、他の材料でも圧力に対し て透過可能であり、直径０．００５インチ（０，０１３ｃｍ）を越える微粒子の フィルタとして作用するものであれば使用可能である。

上記の実施例では単一の窓を有するものについて説明したが、導波管内の選定し た部位に二つ又はそれ以上の窓を有するものもまた使用可能である。

以上のように本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明の要旨か ら逸脱することなく、細部について当業者が容易に変更又は修正することが可能 であり、またこれらの変更又は修正したものについても本発明の請求の範囲内に 含まれるものと解すべきである。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成２年７月３ｊ日 特許庁長官　植　松　　　敏　殿 １　特許出願の表示 ＰＣＴ／ＵＳ８９１００３８９ ２　発明の名称 導波管 ３　特許出願人 名　称　ダブリュ、エル、ボア　アンド　アソシエイツ。

インコーホレイティド ５　補正書の提出年月日 １９８９年１２、特許 請求の範囲 １、内部に窓を有する導波管であって、前記窓は選定された部位において又は複 数の選定された部位の各々において導波管の内部を完全に横切って延び、該窓は それの両側の間で圧力の伝達が可能であり且つ０．００５インチ（０，０１３ｃ ｍ）を越える直径の微粒子のためのフィルタを形成することの可能な多孔性の材 料で構成され、且つ該窓の材料は多孔性の発泡ポリテトラフルオロエチレン（Ｐ ＴＥＦ）材の膜の積層体及び多孔性の発泡ＰＴＥＦフィラメントの織布の層から 成ることを特徴とする導波管。

２、前記導波管はプローブ又は他の装置を回転可能に支持する支持体を含み、単 数又は複数の窓は導波管から排出される微粒子によって汚染されるのを防止する べく支持体をスクリーンすることを特徴とする請求項１に記載の導波管。

田膜橿査報告 国際調査報告　　　ＰＣＴ／ＵＳ　８９１００３Ｊ３９５−−ニーｐｍ、、：ｍ ニア、〒；；：’ｊ二二“；テユニ　−ｄ　ｍ　＋１ｗ　ｄ＋−ｍ＋７ｓ　ａ刀 溢−−−−７１ｗ　Ｆｗｊ％ｕ　ｌ’ｍ＋ｍ　ｎｌＴ＋ｗ　ｉ＋　ｍ　Ｍ　ｍｌ ｌ　ｈｈｂｂ　１６１１１１ＭＩ　ｐｍｌｉｍｍｖ　＋−５ｒｔ　：　奄氏@ｌ ｅｒ　＋１ｗ　ｐｍ’ｐ＋ｗ　ｊ　＋＋ｊａｍＭ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．内部に窓を有する導波管であって、前記窓は選定された部位において又は複 数の選定された部位の各々において導波管の内部を完全に横切って延び、該窓は それの両側の間で圧力の伝達が可能であり且つ０．００５インチ（０．０１３ｃ ｍ）を越える直径の微粒子のためのフィルタを形成することの可能な多孔性の材 料で構成されていることを特徴とする導波管。
2. ２．前記導波管はプローブ又は他の装置を回転可能に支持する支持体を含み、単 数又は複数の窓は導波管から排出される微粒子によって汚染されるのを防止する べく支持体をスクリーンすることを特徴とする請求項１に記載の導波管。
3. ３．窓は多孔性のポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＥＦ）で構成されることを 特徴とする請求項１又は２に記載の導波管。
4. ４．窓の材料は多孔性の発泡ＰＴＥＦ材の膜の積層体及び多孔性の発泡ＰＴＥＦ フィラメントの織布の層から成ることを特徴とする請求項３に記載の導波管。
5. ５．添付図面を参照して本明細書で実質上説明した導波管。