JPH03501852A - エアゾール化したポリエンを用いる肺の真菌感染の予防及び治療方法 - Google Patents

エアゾール化したポリエンを用いる肺の真菌感染の予防及び治療方法

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JPH03501852A JP1509069A JP50906989A JPH03501852A JP H03501852 A JPH03501852 A JP H03501852A JP 1509069 A JP1509069 A JP 1509069A JP 50906989 A JP50906989 A JP 50906989A JP H03501852 A JPH03501852 A JP H03501852A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エアゾール t・ポ1エン いる の 格 のゾ1」L友韮− 1朋1]L1 a匹」l山1’ ”BJLo、特C:u社ユ」±Is rumユ1LU1−は、 移植手術を受けた患者または種々の癌の治療中の患者に対して命にかかわる1: !AlAl!を引き起こす恐れがある。これらの患者で最も多く発生する疾患は 肺アスペルギルス症である(1)、 、tた、治り難い急性靜脈洞炎(2,3) 、頭部及び頭部への迷入(4)、皮膚病(5)及びカテーテル関連感染症(6) 、等も知られている。
侵入性腺アスペルギルス症は侵入性方法(invasivetechnique s)によっても診断を下すのが難しい病気である。
従って標準的な処置ではしばしば、毒性が強くまた患者が十分な#4薬性をもた ないにもかかわらずアンホテリシンBを実験的に静注口なければならない、また 、アンホテリシンBが必ずしも有効であるとは限らないので、好ましい結果を得 るために通常は、原疾患の矯正(例えば顆粒球減少症の清適)が必要である。
7人の肺アスペルギルス症患者を対象とした研究においてIkemoto等は、 喀血を縁り返す患者に好ましい治療は外科的切除であると報告している(33)  、彼等はまた、2人の患者にアンホテリシンBをエアゾール吸入させる治療が 成功しなかったこと、その理由が恐らくこの形態では薬剤が肺尖に到達できない ことにあると報告している。
また、アンホテリシンBと5−フルオロシトシンとを併用し静注または吸入によ って投与して侵入性腺アスペルギルス症の治療に成功したことも報告されている (32.34)。
発明者等は、人体内のアンホテリシンBの分布及び活性の研究中に、この薬剤が 肝臓、PRlll及び腎臓で最大濃度であることを知見した(7)、肺組織19 あたり7meg以上の濃度は、1.72以上のアンホテリシンBを投与した患者 だけに観察された。我々のデータはまた、どこかの器官に一旦蓄積されたアンホ テリシンBは緩慢にしか除去されないことも示した。
吸入されるコウジカと胞子の数を減少させると、感受性宿主における侵入性アス ペルギルス肺炎の発症の危険性が少なくなる(8,9,10.11)と推定され ている。アンホテリシンBは、コウジカと胞子に対して高度な殺菌性を有してお り(12)、肺の柔組織に到達した後は半減期が長い。
発明者等は、新しく肺アスペルギルス症を発症させたラットモデルを用い<13 )、エアゾール状アンホテリシンB(aer。
−八nB)を予防(S染48時間前に1回投与)または治療(感染24時間後か ら6日間毎日投与)のために投与したときの生存率に与える効果を検定した。ま た別の試験によってエアゾール投与後の薬剤の肺蓄積及び殺菌活性を定量した。
11Δ」1 本発明は、真菌感染に感受性の患者の肺の真菌感染を予防するために、肺の真菌 感染の予防に有効な毎回投与量のポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導 体をエアゾールスプレーの形態で投与する方法に係る。
本発明はまた、患者の肺アスペルギルス症を治療するために、アスペルギルス症 の治療に有効な毎回投与量のポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体を エアゾールスプレーの形態で投与する方法に係る。
区11」冒14立3− 治療、 aero−Am8群の動物には感染2日前に1.6z11/kyのエア ゾール状アンホテリシンBを投与した。
治療、 aero−AmB予防群の動物には感染2日前に1.6B/に!?のエ アゾール状アンホテリシンBを投与し、aero−+’vB治療群の動物には感 染24時間後から6日間11続して1.6wg/kgのエアゾール状アンホテリ シンBを投与した。
1匪(y)、’f−B 本発明は、真菌感染に感受性の患者の肺の真菌感染を予防するために、肺の真菌 感染の予防に有効な毎回投与量のアンホテリシンB、ピマリシンのごときポリエ ンまたは薬剤として許容されるイの誘導体をエアゾールスプレーの形態で患者に 投与する方法に係る。患者はいかなる動物でもよいが、本発明の方法は特にヒト に適している。ヒトの肺感染感受性は多くの理由から生じ、最大の理由は免疫抑 制である。免疫抑制は例えば、放射線療法、または代謝拮抗薬、抗リンパ球血清 もしくは特異的抗体の投与に起因する。
肺感染症は、肺アスペルギルス症のごとく真菌によって発症する多数の感染症の いずれを意味してもより1.また、患者に感染する真菌は、肺感染症を発症させ 得る当業者に公知の真菌類のいずれを意味してもよい、ELもよく知られた真菌 は、昼L」」1阻、特に〜」旦」1土bリーむ!b己エリーである。
薬剤として許容されるポリエンの誘導体は、直接または改質もしくは部分置換に よってポリエンから誘導される任意の化学物質を包含する。誘導体は、アンホテ リシンB、ナイスクチン及びピマリシンのごとき抗菌性ポリエンを含むが、これ らのポリエンに限定はされない。
ポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体は、鼻孔または口腔から吸入に よって投与され得る。ポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体は、肺の 真菌感染を予防または治療するために、空力直径約0.5μm〜約8.0μmの 粒子の形態で投与され得る。ポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体は また、質量中央値の空力直径(+nassmedian aerodynas+ ic diameter)約1μm1〜約6μ−の粒子の形態で投与され得る。
0.5μ閣より小さい粒子は呼気中に排出されるので肺に保持されない、また、 アトマイザ−で形成されるような8.0μ−より大きい粒子は肺の周縁に到達で きないので肺の真菌感染の予防または治療に有効でない0粒子は超音波ネブライ ザーまたはその他の適当な粒度を生成し得る装置によって形成され得る。
ポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体を鼻孔または口腔から吸入投与 すると、別の投与経路、例えば静注の場合に生じることが明らかなポリエンまた は薬剤として許容されるその誘導体の毒性が除去されるかまたは最小限に抑制さ れる。
患者に投与されるポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体の毎回投与量 は、約0.011g/ky〜約6.Ou/kgの範囲の肺の真菌感染に有効ない かなる量でもよい、更に、患者に投与されるポリエンまたは薬剤として許容され るその誘導体の毎回投与量は、約0.4yrg/kg〜約5.On/kyまたは 約0.B肩g/kg〜約4.0H/kgの範囲でよい。好ましい実施態様では、 患者に投与されるポリエンまたは薬剤として許容されるその誘導体の毎回投与量 は、約1.6xg/kg〜3.2u/kyの範囲である。
(以下余白) ポリエンは被検体に対して、肺の真菌感染を予防するうえで有効である任意の周 期で投与し得、例えば1〜6週閲に3〜14回投与し、その後は毎週1回か2回 投与し得る。別の例では、ポリエンの投与は1週間の間毎日行なった後毎週2回 行なう。
本発明は、被検体の肺アスペルギルス症を治療する方法にも係わり、この方法は 被検体に対してポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘導体を、王アゾール スプレーの形態で行なう投与1回につきアスペルギルス症の治療に有効な量で投 与することを含む、被検体は任意の動物であり得るが、この方法は特に人間に適 する。アスペルギルス症は任意のアスペルギルス菌によって惹起され得るが、通 常は^5eri11uS負7エによって惹起される。
真菌感染の予防の場合同様、治療はポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘 導体を鼻腔吸入または口腔吸入により投与することによって実施し得る。
被検体の治療において、被検体に投与するポリエンまたは医薬に許容可能なポリ エン誘導体の投与1回当たりの量は、感染治療に有効な任意量であり得る0通常 、感染治療のためのポリエンまたはポリエン誘導体の量は予防のための量より幾 分多く、例えば約0.01〜8.0B/kgである。更に、被検体に投与するポ リエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘導体の投与1回当たりの量は約0.2 〜約6.0mg/kgであるかまたは約0.8〜約5.0Mg/kg、特に約1 ,6〜約4.0mg/kgテあり得る。
ポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘導体は、肺真菌怒染の治療に有効な 任意の周期で投与する。−例では、ポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘 導体を毎日1〜8回投与するが、好ましくは毎日2凹投与する。また、ポリエン または医薬に許容可能なポリエン誘導体の投与は7〜28日間行ない得る。
本発明は、真菌感染の予防または治療用の組成物も開示し、この組成物は約0. 5〜約8.0μmの空力直径を有する粒子を含むエアゾールスプレーの形態にお いてポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘導体を肺真菌感染の予防または 治療に有効な量で含有し、かつ医薬に許容可能なキャリヤも含有する0本発明の 組成物は、約0.5〜約8.0μmの空力直径を有する粒子を少なくとも55% 含有し得る。上記粒子は、約1〜約6μ−の質量中央値空力直径も有し得る。
本発明は更に、真菌感染の予防または治療のためのエアゾール投与に有用な組成 物を開示し、この組成物はポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘導体を約 1〜約300B含有する。含有されるポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン 誘導体の量は更に、約10〜約200Bかまたは約30〜約120mgであり得 る。
最後に、本発明は、真菌感染の予防または治療のためのエアゾール投与に有用な 組成物であって、医薬に許容可能なキャリヤ1如1につきポリエンまたは医薬に 許容可能なポリエン誘導体を約1〜約100+sB含有する組成物を開示する。
ポリエンまたは医薬に許容可能なポリエン誘導体の量は約10〜約60諭gであ り得る。
本発明を、以下の“実験の詳細”及び゛°実験の検討”のセクションにおいて詳 述する。これらのセクションは、本発明の理解の一助となるように設けであるが 、後段に掲げる請求の範囲各項に記した本発明を一切限定せず、また限定すると 解釈されるものでもない。
え1Δ11 ?/’ アスペル ルス の モール 体重125〜150gの雄のSpraBue−Dam Ieyラット(Char lesRiver Breeding Laboratories、 Wilm ington、 Mass、)を酢鹸コルチゾン(100mg/kg s、c、 )で、実験の間中毎週3回処理した。また、これらのラットには低タンパク食( タンパク質8%; ICN Biochemicals、 C1eveland 、 OH)及び(飲用水750m lに溶解した250mHの)テトラサイクリ ンを与えた。動物を、上記処理周期の第2週の終わりに感染させた。
^5eri11usDJ」工しイ扛−株1111−20を、ニューモジステイス ・カリニ肺炎を発症させるべくステロイド投与した、肺アスペルギルス症で死に かけているラットから単離した。
本出願人の標準方法(12)で決定した最小抑制及び最小殺真菌活性は0.8n cg/mlであった。有機体を5abouraud−デキストロース−寒天(S D^)上で継代培養した。5〜7日後の培養物からの胞子を0.02%twee n 80液で回収し、無菌生理食塩水中で洗浄した。血球計数器で計数後、胞子 107個/−1を含有した胞子懸濁液を製造した。
ニスラン(ethrane)での全身麻酔下に、動゛物の気管を露出し、0.1 mlの胞子懸濁液く胞子106個)をツベルクリン注射器で注射した。傷口を縫 合した。
む1虹りづ1日え与− ラットを、4匹または5匹のグループにして処理した。ラットをガラスチャンバ 内に入れ、このチャンバにエアゾール化したアンホテリシンBの流れを通した。
エアゾールは、ネブライザー(Caclema Medic−al Produ cts、 Middletown。
NY)から817w1n″C流出する空気によって生成した。これらの条件下に 薬液を0.3nl/winでエアゾール化し、平均直径1.0μmの粒子を発生 させた。エアゾール状アンホテリシンBの投与量は、チャンバ内の薬物の濃度と ラットの毎分容量(肺容量×呼吸数)と、暴露時間との積から計算した。全実験 で、暴露時間は、投与したアンホテリシンB液4.5+olにつき15分であり 、またラットの毎分容量は70−1とした。
1.651g/kgの投与量を放出するためには、ネブライザーにアンホテリシ ンBの5B/ml水溶液を4.5ml装填しなければならなかった。15分の露 出時間の間に、1201の空気と22.5mgのアンホテリシンBとがチャンバ を貫流した。従って、チャンバ内大気中のアンホテリシンBの濃度は約0.19 ncg/mlであった。この値に毎分容量及び露出時間を乗じると、投与量19 9.5mcgが得られる。ラットの体重は0.125kgであったので、処理1 回当たりの投与量は1.6mg/kgであった。全実験での投与量を上記のよう に計算した。この計算から動物が吸入したアンホテリシンBの量が見積もられる が、肺の中に保持される薬物の量を推定することはできない、上記条件の下では 、6〜10%の薬物が保持されるべきである。
l糺 アンホテリシンB(Fungizone)は5quibb & 5ons、 P r1nce−ton、 NJから入手した。濃度5B/mlまたは1067m1 の缶液を蒸留水で製造し、次の使用まで最高48時間冷蔵庫内で保存モールの、  ・ζ 動物モデルに、気管支肺アスペルギルス症を発症させる<13)、 48時間後 、感染動物中に死亡するものが出始め、5日目までに50%を越える動物が死亡 した。7日目までには、未処理動物全体の60〜90%が死亡した。2〜5日間 のうちに肺重量が約1gから2gに増加した。肺ホモジネートのスミアにおいて 、多数の菌糸が検出された。2日日以降に殺した動物の病理学的切片は、菌糸性 気管支肺炎を示した。アンホテリシンBでの非経口的処理は、投与量次第では死 の予防に有効であった。100%有効量(7日目まで死亡無し)は、毎日1回の i、p、投与で4B/kgであった。
エアゾール ンホー1シンBの 試験1.8匹から成る動物群に投薬しない(対照群)が、又は感染から2日前に 1.6wg/kgのaero−八mB(エアゾールアンホテリシンB)を1回投 与した。生存を毎日監視した。 aero−^−B群では111日目最初の死亡 が生じたが、対照動物の778はそれまでに死亡していた(第1図)。
試験2.10匹から成る動物群に投薬しないが、感染から2日前に1.6+++ gl入9のaero−AmBを1回投与、又は感染から24時間後に1.6xl i/Ahのaero−八mBを投与し、その後6日間毎日投与したく治便群)、 生存を毎日監視した。全対照動物は9日目までに死亡したが、aero−AmB を予防投与した動物は死亡が遅れ、動物の50%が133日目で生存した。同一 量のaero−AICBを治療薬として投与すると、同様に死亡の遅延に有効で あった(第2図)。
エアゝ−ル ンホー1シンBの びパ 試験3.6匹から成る動物群に投薬しない(対照群)か、又は感染から2日前に 3種類の異なる量のaero−八mBを投与した。
群1には5り7xlのアンホテリシンB溶液4.5zf(1,6zFI#v)、 群2には10■/凝lの溶液4.5xl(3,2H/kg>、群3には10yg /*nの溶液9.0z1(6,4iv/Av)を投与した。
量し、規定無菌食塩水で1:10に希釈し、組織グラインダーで粉砕した0次に これを食塩水で希釈し、1:10000希釈液とした。これらの希釈液1i+1 をペトリ皿に取り、10zNのSD八と混合した。プレートを35℃でインキュ ベートし、48時間後に計数しな、L6wg/kgの&ero−八mBをへ与し た感染動物の肺から回収したCFUの数は対照群の約6分の1であり、投与量を 2倍にすると更に6分の1に減少したく第1表)、肺1g当たりのCFtlの減 少は投与量に相聞し、最大では6.4wg/kgの投与量で対照の80倍に達し た。
試験4.試験3と同様に6匹から成る動物群に1.6.3.2又は6.4xg1 kgのaero−八WIBを投与し、48時間後に殺した。肺、肝1:5に希釈 し、組織グラインダーで均質化した。更に、死亡前に心臓穿刺により血液サンプ ルを得た。バイオアッセイ(7)によりアンホテリシンB濃度を測定した。試験 の8度は体液で0.05mcg/fi、組織では8mcg/17であっ゛た。バ イオアッセイの標準曲線の相関係数は0.977であった。 aero−AmB の投与から2日後に、動物の肝臓、腎臓、膵臓又は血清からアンホテリシンBを 検出することはできなかった。アンホテリシンBは3.2又は6.4w1p7k gのaero−AmBを投与した動物の肺のみに検出されたく第2表)。
寒1ノと11− 肺アスベルギルス症のラットモデルにaero−AmBを予防薬又は治療薬とし て投与すると、死亡率が低下又は死亡が遅延した。3.2又は6.4真g/人g のaero−八mBを1回投与してから2日後にアンホテリシンBの肺中濃度は 著しく高い値、即ち人体に静脈内投与した場合に数週間の治療後にしか得られな いようなレベルに達した。予備薬物動g調査によると、0.8mg7kgのae ro−八mBの1回投与で約7+*cg/yの肺中濃度が得られる。この濃度は A−、b!−己エリエのほとんどの株でアンホテリシンBの最小真菌濃度のほぼ 10倍である。
静脈内投与後に最高の薬物濃度(7)が得られる器官である肺、腎臓又は膵臓に アンホテリシンBは全く検出されなかった。しかしながら残念なことに、バイオ アッセイは組十分感受性ではない。
建設又は修理作業地に近いために患者が高い空気中コウジカと胞子濃度に暴され る数件の病院からアスペルギルス症の発生が報告されている(14.15)、こ れに対して、フィルターにより空気中のコウジカと胞子の数が減少すると、肺ア スペルギルス症の発生患者数も減少した(10.11)。
また、本発明の動物モデルによると、経時的死亡率は器官に注入するコウジカと 胞子接種材料が多いと増加し、接種材料が少ないと減少した(データは示さず) 。即ち、aer。
−八mBを投与した動物中の生存可能な胞子の数の減少は生存を増進する主要な 因子であると考えられる。試験1.2及び3からのデータは、エアゾールとして 放出したアンホテリシンBは生物学的に有効且つ活性であったことを示している 。
胞子の死滅に加え、肺に堆積したaero−八mBは菌増殖を阻止する作用があ り、これは、感染から24時間後に治療薬として投与した場合にaero−Δ+ nBが活性であったという事実により強く裏付けられる。
アンホテリシンBは既に真菌感染の局所治療薬として使用されており、1報告に よると、50■の経口投与により侵襲性カンジダ症の立証済みエピソードが減少 した(16)。局所投与で治療されている他の真菌感染の例には、鼻腔−眼窩ム コール症(17)、A、 旺■組による壊死性黛膜炎(18)、Canclid a si、の尿管感染(19,20)、髄膜炎(21)、及び有洞肺病変(アス ペルギルス腫)<22.23,24.25)がある。
これらの報告によると、多くの患者が有利に応答した。
1回の投与量は5%デキストロース水溶液10〜20!!中の50≧2まで、合 計投与量は500■が十分に許容され、投与量制限毒性が認められたのは1人の 患者だけであった<22) 、全身吸収又は毒性の徴候は認められなかった。2 人の患者では5”友1のアンホテリシンBを気管支内点滴後にアンホテリシンB は血液中に検出できなかった(24)。
最近の予測無作為試験では、好中球減少及び発熱症状のある患者に鼻腔スプレー としてアンホテリシンB(10zy/日を3回に分けて投与)が投与されている (26)。アンホテリシンBを局所投与した患者の1/28の侵襲性アスペルギ ルス症が生じ、これに対して対照群では患者の5/30であった。A、。
bヱ」l士長、の空気中濃度が3CFU/肩コのとき、呼吸数20及び1回吸気 量500zj!の「平均成人」は1日に約40個の胞子を吸入し、そのうち20 個が上部呼吸管に堆積し、7個が肺胞に達する(24)、即ち、管又は導管を通 らずに多数の酎」至ム」ユニiユ胞子が遠位の気道に吸入されることは大いに予 想されることである0本発明のエアゾールアンホテリシンBの使用と異なり、ア ンホテリシンBの鼻腔的投与はこのような遠位の気道に十分に到達するとは考え られず、従って、肺周辺の胞子の堆積に起因する侵襲性アスペルギルス症を予防 することはできない、更に、鼻腔吸入はアトマイザ−により行われるが、アトマ イザ−が生成する粒子はほとんどがIOBよりも大きく、この場合も肺内の遠位 気道に到達するには不十分である。1報告によると、18人中8人の侵愁性アス ペルギルス症患者に無菌鼻腔培養物が観察された(27)。
エアゾール状ナイスクチンによる肺真菌感染治療が最初に報告されたのは195 6年(28)及び1958年<29.30)である。
K11burnは6匹のイヌにエアゾール状アンホテリシンBを投与し、この投 与が「無害治療」であると報告しているした<31)、 K11burnはその 後、1人の「気管支内ヒストプラスマ症」患者を60日間in/Ay/日のアン ホテリシンBで治療した。
まず初めに患者は咳が出、喀嗅が増加したが、その後、「不快怒はなかった」、 シかしながら、使用したネブライザーについて詳細な説明はなく、治療結果は「 不確定(equivocal)Jであると報告している。従って、エアゾール状 アンホテリシンBが気管支内ヒストブラスマ症の治療に有効であることについて 何の教示もなく、また、5染予防におけるエアゾールアンホテリジンBの使用も 教示されていない、更に、有効投与量範囲や粒径についても示されていない。
第1表:忌染から24時間後及びaero−AmBの1回投与がち72時間後の 肺ホモジネートの1:10000希釈液から回収されたコウジカとのCFtl数 第2表: Aero−AmBの1回投与から48時間後のアンホテリシンBの平 均組織中濃度 享測定不能量(<8mci/fI> 富本平均±標準偏差; mcg/g;n=6゜下S己9文参りτ 咀@J書i□ +=81用さヘスし[F]であも:L Cordonnier、C,、Bera naudin、JJ’、、 Biarling、 P、。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.真菌による感染症に感受性の患者における真菌による肺感染症を予防する方 法であって、該患者にポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を、エアゾ ールスプレー形感の投与1回当たり真菌による肺感染症を予防するのに有効な量 で投与することからなる方法。 2.前記ポリエンがアムホテリシンBである請求項1に記載の方法。 3.前記ポリエンがピマリシンである請求項1に記載の方法。 4.前記患者がヒトである請求項1に記載の方法。 5.前記ヒトが免疫抑制されている請求項4に記載の方法。 6.前記感染症が肺アスペルギルス症である請求項1に記載の方法。 7.前記真菌がAspergillusである請求項1に記載の方法。 8.前記AspergillusがAspergillus fumigatu sである請求項7に記載の方法。 9.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体をx 鼻腔内吸入によって投与する請求項1に記載の方法。 10.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を経口吸収によって投 与する請求項1に記載の方法。 11.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を、空気力学的粒径約 0.5μm〜約8.0μmの粒子として投与する請求項1に記載の方法。 12.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を、更に質量中央値の 空気力学的粒径約1μm〜約6μmの粒子として投与する請求項11に記載の方 法。 13.前記粒子を超音波噴霧器によって製造する請求項11に記載の方法。 14.前記患者に投与されるポリエンの1回当たりの投与量が約0.01mg/ kg〜約6.0mg/kgである請求項1に記載の方法。 15.前記患者に投与されるポリエンの1回当たりの投与量が約0.4mg/k g〜約5.0mg/kgである請求項14に記載の方法。 16.前記患者に投与されるポリエンの1回当たりの投与量が約0.8mg/k g〜約4.0mg/kgである請求項14に記載の方法。 17.前記患者に投与されるポリエンの1回当たりの投与量が約1.6mg/k g〜約3.2mg/kgである請求項16に記載の方法。 18.前記ポリエンを1〜6週目までは週に3〜14回投与し、その後は1週間 に1または2回投与する請求項1に記載の方法。 19.前記ポリエンを、1週目は毎日投与し、その後は1週間に2同ずつ投与す る請求項18に記載の方法。 20.患者の肺アスペルギルス症を治療する方法であって、該患者にポリエンま たはその医薬的に許容可能な誘導体を、エアゾールスプレー形態の投与1回当た りアスペルギルス症を治療するのに有効な量で投与することからなる方法。 21.前記ポリエンがアムホテリシンBである請求項20に記載の方法。 22.前記ポリエンがピマリシンである請求項20に記載の方法。 23.前記患者がヒトである請求項20に記載の方法。 24.前記アスペルギルス症がAspergillus fumigatusに 起因するものである請求項20に記載の方法。 入 25.前記ポリエンを鼻腔内吸入によって投与する請求項24に記載の方法。 26.前記ポリエンを囗腔吸入によって投与する請求項24に記載の方法。 27.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を、空気力学的粒径約 0.5μm〜約8.0μmの粒子として投与する請求項24に記載の方法。 28.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を、更に質量中央値の 空気力学的粒径約1μm〜約6μmの粒子として投与する請求項27に記載の方 法。 29.前記粒子を超音波噴霧器によって製造する請求項に27に記載の方法。 30.前記患者に投与されるポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の1 回当たりの投与量が約0.01mg/kg〜約8.0mg/kgである請求項2 0に記載の方法。 31.前記患者に投与されるポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の1 回当たりの投与量が約0.2mg/kg〜約6.0mg/kgである請求項30 に記載の方法。 32.前記患者に投与されるポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の1 回当たりの投与量が約0.8mg/kg〜約5.0mg/kgである請求項30 に記載の方法。 33.前記患者に投与されるポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の1 回当たりの投与量が約1.6mg/kg〜約4.0mg/kgである請求項32 に記載の方法。 34.前記ポリエンを1日当たり1〜8回投与する請求項20に記載の方法。 35.前記ポリエンを1日当たり2回投与する請求項34に記載の方法。 36.前記ポリエンを7〜28日間投与する請求項34に記載の方法。 37.真菌による感染症を予防または治療するための組成物であって、空気力学 的粒径約0.5μm〜約8.0μmの粒子を含むエアゾールスプレー形態の、真 菌による肺感染症を予防または治療し、従って該感染症を予防または治療するの に有効な量のポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体と、医薬的に許容可 能なキャリヤーとを含有する組成物。 38.前記ポリエンがアムホテリシンBである請求項37に記載の組成物。 39.前記ポリエンがピマリシンである請求項37に記載の組成物。 40.前記粒子が更に、質量中央値の空気力学的粒径約1μm〜約6μmを有す る請求項37に記載の組成物。 41.ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体を約1mg〜約30mgの 量で含有する、真菌による感染症の予防または治療のためにエアゾール投与する のに有効な組成物。 42.粒子の少なくとも55%が空気力学的粒径約0.5μm〜約8.0μmを 有する請求項41に記載の組成物。 43.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の量が約10mg〜約 200mgである請求項41に記載の組成物。 44.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の量が約30mg〜約 120mgである請求項43に記載の組成物。 45.真菌による感染症を予防または治療するためにエアゾール投与するのに有 効な組成物であって、医薬的に許容可能なキャリヤー1ml当たりポリエンまた はその医薬的に許容可能な誘導体約1mg〜100mgを含有する組成物。 46.前記ポリエンがアムホテリシンBである請求項45に記載の組成物。 47.前記ポリエンがピマリシンである請求項45に記載の組成物。 48.前記ポリエンまたはその医薬的に許容可能な誘導体の量が約10mg〜約 60mgである請求項45に記載の組成物。
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