JPH03500514A - 材木産業における穿孔・切削具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 材木産業における穿孔・切削具 本発明の主題は、材木産業において主として材木その他に穴を開ける為の穿孔・ 切削具である。これらの穴は、木製構造物、家具、玩具などの締結用の盲穴又は 貫通孔として用いることが出来、該穿孔・切削具は事実上円筒型の、穿孔棒の固 定により縦軸の回りを回転可能な穿孔体を有し、上記穿孔体の切削前面域には、 穴の底をきれいに削り、削り屑を導く面を持つ単−又は複数の主切削刃を有し、 切り屑を導く面は上記主切削刃の背後にあり絶えず上昇し穿孔体の裏面に到達す る。

盲孔又は貫通孔を作るのに適切なドリルは、これまで長い間材水産業に周知であ るが、これらドリルは浅い穴の穿孔にのみ適し、その穴の縁表面の質も良くない 。技術書″Ｆａｆｏｒｇａｃｓｏｌｏｓｚｅｒｓｚａｍｏｋ／Ｍｕｓｚａｋｉ　 Ｋｉａｄｏ、１９８４”は、このような種類の穴形成に適当なドリルを記述して いる。本発明によるドリルは、この技術書の分類ではシリンダ・ボール盤の一種 に分類できる。

以前導入された諸形成の一般的不利益は、切り屑が切削刃に導かれて非常に狭い 室に入り、そこに堆積し、切削刃が焦げ又は剥げる様な局所的詰まりを引き起こ す事である。。

公知の筒型ビットの螺旋形の形態とピッチは、切り屑を穴の外側に確実に出すに は不適当である。この公知筒型ビットは穴の断面積一杯にはまるので切り屑の移 動が妨げられ、連続運転には向いていない。穴に溜った切り屑はドリルを数回上 下することにより除去できるが、効率は極めて悪くなる。

本発明の目的は、切削刃がその開発された構造により容易に使用でき、その結果 、機械加工可能で、切り屑を堆積又は詰まらせる事無く連続的に切削室から外部 へ導けるので深い穴や溝を連続運転しながら形成するのに好都合な、材木産業用 穿孔・切削具の作製と提供とにある。

本発明は、この問題を上記材木産業用穿孔・切削具の開発により解決し、上記穿 孔・切削具は穿孔棒側から見た時、凹状の切り屑ガイド面を有し、更にそのガイ ド面と連続して切り屑をせり上げる螺旋状部材を具備する。

本発明の他の特徴は、切り屑を導く面の穿孔棒側部分が主切削刃と平行な中心線 曲線に沿って穿孔体裏面に事実上付いている事である。

切り屑を上げる螺旋部材と二重螺旋部材は、穿孔棒と同じ材料から作られている 利点がある。

切り屑を上げる螺旋部材は、三角又は平行四辺形状断面を持つバネ鋼でよい。

切削具の穿孔棒の利点は、−重又は二重螺旋状の外面を持ち、ボール盤に固定出 来る穿孔付属部材が接続されたモース円錐体として作られていることである。

この利点の多い形態では、単又は複螺旋状の外面を持ち、ボール盤に固定できる 穿孔付属部材に穿孔棒が右方向ねじて固定されている。

最後にもう一つの特徴は、穿孔棒上に先端を切った円錐面が形成され、それは穿 孔体から外に突き出し、穿孔棒のねじ部分に達していることだ。

本発明は以下の図面を参照し、その実施例から知ることが出来る。

第１図は、本発明による材木産業用穿孔・切削具の側面、第２図は、第４図の切 削具を９０゛回転させた側面図、第３図は、第１図の切削具の上面図、 第４図は、平行四辺形の断面を持つ切り屑上げ用二重螺旋、第５図は、三角形の 断面を持つ切り屑上げ用二重螺旋、第６図は、穿孔付加部材に固定できるねじ部 を持った穿孔棒の実施例、及び 第７図は、別に形の螺旋の側面図である。

第１図−第３図に示す材木産業用切削具は、穿孔体（１）、及び穿孔体締付は用 の円筒又は円錐形穿孔棒（２）から成る。

機械加工と切削を行う穿孔体の（１）の前面（３）には、穴の縁を加工する切削 刃（５）と穴の底を加工する主切削刃がある。例えば、主切削刃は前面（３）の ある直径上に一列に位置し、穿孔体（１）を主切削刃（４）の両側に形成され互 いに対し１８０°回転する二つの等しい切削体（６）に分ける。

前面（３）は穿孔体（１）の回転軸に直角である。

回転方向から見ると、切り屑を連続的に外に導き自動的に除去する目的で、半分 、実際的には１／４の扇形の開いた空間がある。この１／４扇形空間（７）は、 生じた切り屑が量に関係無く本切削具の主切削刃（４）の区域から離れることを 可能にする。各切り屑は主切削刃（４）領域から、後から絶えず生ずる他の切り 屑により外側に押し出される。

各主切削刃（４）の背後には、絶えず持ち上がり穿孔体（１）の裏面（８）に接 触する切り屑ガイド面（９）がある。

穿孔体（１）の前面（３）中心から、ガイド・チップ（１１）が形成され、切削 刃（５）が形成した平面を越えて突き出す。

本発明による材木産業切削具の有利な実施例において、穴の底を加工する２個の 主切削刃は中心ガイド・チップ（１１）の切削領域に達する。これを実現するた め、切削体（６）の側（１６）　（開いた区域を内側から包む）を点線で示した 様に予備加工する。

側（１４）に沿った予備加工は、主切削刃（４）がドリルの中心線に最適条件で 接近することで、可能な限り滑らかな穴の底を得る目的を達成する。

伝統的な材木産業穿孔・切削具は、側（１６）を直線的に予備加工した結果次第 に狭くなる断面積を持ち、それは生じる切り屑を厚くする。本発明においては、 弓型の線を描いて裏面（８）に接近する切り屑ガイド面（９）は、それが緩やか な曲線（１６）に沿って穿孔棒の根元に向かう様に形成される。

これにより、連続的な途切れない切り屑の流れが保証される。

穿孔棒（２）の根元に付く弓型の切り屑ガイド面（９）と連続して形成される単 又は複螺旋体（１５）は、切り屑を更に穴から無くす役割りをする。上記螺旋体 （１５）は穿孔棒（２）と同材料で作る事が出来、三角形又は平行四辺形の断面 を持つバネ網でも良い。

バネ鋼は切削具の穿孔棒（２）又は穿孔付属部材上に公知の方法で固定できる。

螺旋（１５ａ）又は二重螺旋は、ドリルから離れて、ボール盤に固定できる穿孔 付属部材の上にも形成できる。上記穿孔付属部材（１７）において、切削具の穿 孔棒（２）をモース円錐形又はねじ付きシャンクとして形成できる。穿孔棒（２ ）上にねじ付きシャンクとして形成される場合、円錐台形状の面が穿孔体（１） 裏面（８）からねじ部迄形成される。

本発明による材木産業用切削具の最も重要かつ有効な特徴は、以下の通り。

切り屑ガイド面の形成は、切り屑の連続的放出を可能にする。穴直径より小さい 直径を持つ螺旋又は二重螺旋は、厚くなる切り屑を絶えずバラバラにし、深い溝 でも工具を抜かずに形成可能である。

分離した外部螺旋面の穿孔付属部材は、異なる種類の切削具にも使用できる。従 って大工作業をするとき、他の外側に螺旋の付いた切削具を買う必要が無く、適 当な穿孔付属部材が一個あれば十分である。

本発明によるこの切削具の助けで、木材やプラスチック、皮革でさえ極めて能率 的に加工できる。

穴では３０００ｒｐｍである。

手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示 ＰＣＴ／ＨＵ８８１０００４５ ２、発明の名称 材木産業における穿孔・切削具 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番１０号５、補正命令の日付 ６、補正の対象 明細書及び請求の範囲の翻訳文 ７、補正の内容 明細書、請求の範囲の翻訳文の浄書（内容に変更なし） ８、添附書類の目録 明細書及び請求の範囲の翻訳文　各　１　通国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．主として木材及び同様物に穴を開ける材木産業用穿孔・切削具で、該穴は木 製構造物、家具、玩具などの締結用の盲穴として使用でき、上記切削具は単一又 は複数の切屑ガイド面を有し、該切屑ガイド面は単一又は複数の主切削刃の背後 にあり、絶えず上昇して穿孔体の背後に達するような穿孔・切削具において、前 記切屑ガイド面（９）が穿孔棒（２）の方向から見たとき凹曲されており、該切 屑ガイド面（９）と連続に切屑せり上げ螺旋（１５）が穿孔棒（２）上に形成さ れていることを特徴とした材木産業用穿孔・切削具。
2. ２．請求の範囲１に記載の材木産業用穿孔・切削具において、前記穿孔棒（２） 側の切屑ガイド面（９）部分が穿孔棒（２）から見たとき、主切削刃（４）と平 行な平行中心線曲線に沿って穿孔体（１）の裏面（８）に事実上、接合している ことを特徴とした材木産業用穿孔・切削具。
3. ３．切屑せり上げ螺旋又は二重螺旋（１５）が、穿孔棒（２）と同材料で形成さ れていることを特徴とした材木産業用穿孔・切削具。
4. ４．請求の範囲１に記載の材木産業用穿孔・切削具において、前記切屑せり上げ 螺旋又は二重螺旋（１５）が三角又は平行四辺形の断面を持つバネ鋼であること を特徴とした材木産業用穿孔・切削具。
5. ５．請求の範囲１に記載の材木産業用穿孔・切削具において、切削具の穿孔棒（ ２）がモース円錐形に形成され、そのモース円錐体（１７）に単一又は複数の螺 旋（１５）状の外面を持ち、ポール盤に固定できる穿孔付属部材（１７）を接続 したことを特徴とした材木産業用穿孔・切削具。
6. ６．請求の範囲１に記載の材木産業用穿孔・切削具において、前記穿孔棒が、ポ ール盤に固定でき、単一又は二重の螺旋（１５）状の外面を持つ穿孔付属部材（ １７）に右方向ねじで固定されたことを特徴とする材木産業用穿孔・切削具。
7. ７．請求の範囲６に記載の材木産業用穿孔・切削具において、前記穿孔棒（２） 上に切頭円錐面が形成され、それは穿孔体（１）の裏面（８）から突出し、前記 穿孔棒（２）のねじ部に達している材木産業用穿孔・切削具。