JPH0349026B2 - - Google Patents
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- JPH0349026B2 JPH0349026B2 JP13511584A JP13511584A JPH0349026B2 JP H0349026 B2 JPH0349026 B2 JP H0349026B2 JP 13511584 A JP13511584 A JP 13511584A JP 13511584 A JP13511584 A JP 13511584A JP H0349026 B2 JPH0349026 B2 JP H0349026B2
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- pressure
- expander
- control device
- refrigerant gas
- valve
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims 7
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- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ヘリウム液化冷凍装置のような極低
温液化冷凍装置の制御装置に関するものである。
温液化冷凍装置の制御装置に関するものである。
ヘリウム液化冷凍装置などのように、圧縮機と
膨張機、膨張機入口弁およびジユールトムソン弁
(以下、JT弁という)を有する極低温液化冷凍装
置にあつては、膨張機入口弁は、膨張機入口圧力
が高過ぎず、かつ圧縮機吐出圧力が低過ぎない範
囲で運転する必要があるが、従来は該弁の操作は
手動操作もしくは膨張機入口圧力を一定に保つ定
値制御が行なわれていた。
膨張機、膨張機入口弁およびジユールトムソン弁
(以下、JT弁という)を有する極低温液化冷凍装
置にあつては、膨張機入口弁は、膨張機入口圧力
が高過ぎず、かつ圧縮機吐出圧力が低過ぎない範
囲で運転する必要があるが、従来は該弁の操作は
手動操作もしくは膨張機入口圧力を一定に保つ定
値制御が行なわれていた。
このため、従来の方法では膨張機にガスを流し
過ぎて圧縮機の能力を越えてしまい、圧縮機の吐
出圧力が所定値よりも低下して冷凍装置としての
効率が大巾に低下したり、あるいは膨張機の入口
圧力が異常に上昇し、このため膨張機が過負荷と
なつて甚しい場合は装置停止の止むなきに至るな
ど、運転の経済性および信頼性が低いという欠点
があつた。
過ぎて圧縮機の能力を越えてしまい、圧縮機の吐
出圧力が所定値よりも低下して冷凍装置としての
効率が大巾に低下したり、あるいは膨張機の入口
圧力が異常に上昇し、このため膨張機が過負荷と
なつて甚しい場合は装置停止の止むなきに至るな
ど、運転の経済性および信頼性が低いという欠点
があつた。
液化冷凍装置の制御方法について詳しく述べて
ある例としては、特開昭57−108557号がある。
ある例としては、特開昭57−108557号がある。
本発明の目的は、従来技術の欠点を除去し、運
転状況の変化に追従して常に圧縮機吐出圧力の低
下ならびに膨張機入口圧力の上昇を自動的に防止
し、効率低下がなく安定した運転が可能で経済性
および信頼性が共に高い極低温液化冷凍装置の制
御装置を提供することにある。
転状況の変化に追従して常に圧縮機吐出圧力の低
下ならびに膨張機入口圧力の上昇を自動的に防止
し、効率低下がなく安定した運転が可能で経済性
および信頼性が共に高い極低温液化冷凍装置の制
御装置を提供することにある。
本発明は、膨張機入口弁を合理的に操作するこ
とによつて圧縮機吐出圧力の低下および膨張機入
口圧力の上昇は防止できるとの発想でなされたも
ので、圧縮機と膨張機、膨張機入口弁およびJT
弁を備えた極低温液化冷凍装置において、圧縮機
吐出圧力制御装置と膨張機入口圧力制御装置を設
けると共に、これらの出力信号のうち膨張機入口
弁の開度が小となる方の信号を優先して選択する
信号選択器を設けたことを特徴とするものであ
る。
とによつて圧縮機吐出圧力の低下および膨張機入
口圧力の上昇は防止できるとの発想でなされたも
ので、圧縮機と膨張機、膨張機入口弁およびJT
弁を備えた極低温液化冷凍装置において、圧縮機
吐出圧力制御装置と膨張機入口圧力制御装置を設
けると共に、これらの出力信号のうち膨張機入口
弁の開度が小となる方の信号を優先して選択する
信号選択器を設けたことを特徴とするものであ
る。
本発明の一実施例を図面によつて説明する。図
において、1は第2の圧力制御装置である膨張機
入口圧力制御装置であり、その設定値よりも検出
圧力が上昇した場合は膨張機入口弁13を閉方向
に、反対に低下した場合は開方向に操作する出力
信号を発する。2は第1の圧力制御装置である圧
縮機吐出圧力制御装置であり、その設定値よりも
検出圧力が上昇した場合は膨張機入口弁13を開
方向に、反対に低下した場合は閉方向に操作する
出力信号を発する。
において、1は第2の圧力制御装置である膨張機
入口圧力制御装置であり、その設定値よりも検出
圧力が上昇した場合は膨張機入口弁13を閉方向
に、反対に低下した場合は開方向に操作する出力
信号を発する。2は第1の圧力制御装置である圧
縮機吐出圧力制御装置であり、その設定値よりも
検出圧力が上昇した場合は膨張機入口弁13を開
方向に、反対に低下した場合は閉方向に操作する
出力信号を発する。
18は信号選択器であり、上記圧力制御装置
1,2からの信号のうち、膨張機入口弁13の開
度が小となる方の信号を優先的に選択して膨張機
入口弁13へ送る機能を有している。6は冷凍ガ
スの圧縮機3の吐出圧力調節弁であり、その設定
値よりも圧力が上昇した場合は開方向に作動し、
低下した場合は閉方向に作動するもので、その設
定値は圧縮機吐出圧力制御装置2よりも高い圧力
に設定する。
1,2からの信号のうち、膨張機入口弁13の開
度が小となる方の信号を優先的に選択して膨張機
入口弁13へ送る機能を有している。6は冷凍ガ
スの圧縮機3の吐出圧力調節弁であり、その設定
値よりも圧力が上昇した場合は開方向に作動し、
低下した場合は閉方向に作動するもので、その設
定値は圧縮機吐出圧力制御装置2よりも高い圧力
に設定する。
7〜11は熱交換器、14,15は膨張機、1
6はJT弁、17は負荷である。
6はJT弁、17は負荷である。
以上の構成において、圧縮機3を出たガスは冷
凍機12に送給される。冷凍機12において、例
えばJT弁16の開度を増して該弁を通過する流
量が増しその結果圧縮機3の吐出圧力が圧縮機吐
出圧力制御装置2の設定値よりも低下しようとし
た場合は、該圧力制御装置2は膨張機入口弁13
の開度が小となる方向の出力信号を出す。そし
て、信号選択器18にて膨張機入口圧力制御装置
1の出力信号と比較し、膨張機入口弁13の開度
をより小とする方の信号を取りこみ膨張機入口弁
13へ与えるため、該弁は絞られてその結果冷凍
機12に流入するガス流量は押えられ、したがつ
て、圧縮機3の吐出圧力が低下することは防止さ
れる。
凍機12に送給される。冷凍機12において、例
えばJT弁16の開度を増して該弁を通過する流
量が増しその結果圧縮機3の吐出圧力が圧縮機吐
出圧力制御装置2の設定値よりも低下しようとし
た場合は、該圧力制御装置2は膨張機入口弁13
の開度が小となる方向の出力信号を出す。そし
て、信号選択器18にて膨張機入口圧力制御装置
1の出力信号と比較し、膨張機入口弁13の開度
をより小とする方の信号を取りこみ膨張機入口弁
13へ与えるため、該弁は絞られてその結果冷凍
機12に流入するガス流量は押えられ、したがつ
て、圧縮機3の吐出圧力が低下することは防止さ
れる。
反対に、JT弁16の開度を減じた場合は、圧
縮機吐出圧力制御装置2の出力は膨張機入口弁1
3の開度を増す方向の信号変化となるが、膨張機
入口圧力制御装置1の出力信号よりも高開度の出
力信号となつた場合は、信号選択器18が膨張機
入口圧力制御装置1の方の信号を優先的に取り込
み、膨張機15の入口圧力が上記圧力制御装置1
の設定値よりも上昇することのないように制御さ
れる。
縮機吐出圧力制御装置2の出力は膨張機入口弁1
3の開度を増す方向の信号変化となるが、膨張機
入口圧力制御装置1の出力信号よりも高開度の出
力信号となつた場合は、信号選択器18が膨張機
入口圧力制御装置1の方の信号を優先的に取り込
み、膨張機15の入口圧力が上記圧力制御装置1
の設定値よりも上昇することのないように制御さ
れる。
そして、圧縮機3の吐出圧力がさらに上昇し圧
力調節弁6の設定値以上に上昇しようとした場合
は、該圧力調節弁6は自動的に開きガスをバイパ
スさせるように作動するため、圧縮機3の吐出圧
力は圧力調節弁6の設定圧力よりも上昇すること
はない。
力調節弁6の設定値以上に上昇しようとした場合
は、該圧力調節弁6は自動的に開きガスをバイパ
スさせるように作動するため、圧縮機3の吐出圧
力は圧力調節弁6の設定圧力よりも上昇すること
はない。
以上述べたように、本実施例によれば圧縮機吐
出圧力が設定値より低下することおよび膨張機入
口圧力が設定値より上昇することを自動的に防止
することができる。
出圧力が設定値より低下することおよび膨張機入
口圧力が設定値より上昇することを自動的に防止
することができる。
本発明によれば、運転状況の変化に追従して常
に圧縮機吐出圧力の低下ならびに膨張機入口圧力
の上昇を自動的に防止でき、経済性および信頼性
が共に高い極低温液化冷凍装置の制御装置が得ら
れるという効果がある。
に圧縮機吐出圧力の低下ならびに膨張機入口圧力
の上昇を自動的に防止でき、経済性および信頼性
が共に高い極低温液化冷凍装置の制御装置が得ら
れるという効果がある。
図は本発明の一実施例を示す線図である。
1……膨張機入口圧力制御装置、2……圧縮機
吐出圧力制御装置、3……圧縮機、13……膨張
機入口弁、14,15……膨張機、16……JT
弁、18……信号選択器。
吐出圧力制御装置、3……圧縮機、13……膨張
機入口弁、14,15……膨張機、16……JT
弁、18……信号選択器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧縮機によつて圧縮した高圧冷媒ガスを冷凍
機内に供給し、該高圧冷媒ガスの一部を分岐させ
て膨張機を介して寒冷を発生させ、該寒冷を用い
て戻り冷媒ガスを冷却し、熱交換器を介して戻り
冷媒ガスによつて前記高圧冷媒ガスを冷却すると
ともにジユールトムソン弁を介して極低温冷媒を
生成する極低温液化冷凍装置において、 前記圧縮機から吐出される高圧冷媒ガスの圧力
を検出し、該検出値が設定値よりも高い場合は前
記膨張機の入口弁開度を開方向に制御し、該検出
値が設定値よりも低い場合は閉方向に制御する第
1の圧力制御装置と、 前記膨張機の入口圧力を検出し、該検出値が設
定値よりも高い場合は前記膨張機の入口弁開度を
閉方向に制御し、該検出値が設定値よりも低い場
合は閉方向に制御する第2の圧力制御装置と、 前記第1および第2の圧力制御装置の出力信号
のうち前記入口弁開度が小となる方の信号を優先
して選択する信号選択器とを設けたことを特徴と
する極低温液化冷凍装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13511584A JPS6115052A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 極低温液化冷凍装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13511584A JPS6115052A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 極低温液化冷凍装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115052A JPS6115052A (ja) | 1986-01-23 |
JPH0349026B2 true JPH0349026B2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=15144178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13511584A Granted JPS6115052A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 極低温液化冷凍装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115052A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2721186C2 (de) * | 1977-05-11 | 1986-04-24 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung eines Gemisches von niedermolekularen Polyhydroxylverbindungen |
JP2512041B2 (ja) * | 1987-12-07 | 1996-07-03 | 日本原子力研究所 | 極低温冷凍装置の運転制御方法 |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP13511584A patent/JPS6115052A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6115052A (ja) | 1986-01-23 |
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