JPH0348777Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348777Y2 JPH0348777Y2 JP6838285U JP6838285U JPH0348777Y2 JP H0348777 Y2 JPH0348777 Y2 JP H0348777Y2 JP 6838285 U JP6838285 U JP 6838285U JP 6838285 U JP6838285 U JP 6838285U JP H0348777 Y2 JPH0348777 Y2 JP H0348777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- carriage
- gimbal
- spring member
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の技術分野〕
本考案は磁気ヘツドの支持構造に関する。
本考案は磁気ヘツドの支持構造においてジンバ
ルと加圧ばねとサスペンシヨンを一体化したばね
部材から構成した事により、相互の位置精度と部
どまりを上げ、部品点数を減らし、作業工数を減
らしてコストを大幅に削減すると共に小型化を実
現したものである。
ルと加圧ばねとサスペンシヨンを一体化したばね
部材から構成した事により、相互の位置精度と部
どまりを上げ、部品点数を減らし、作業工数を減
らしてコストを大幅に削減すると共に小型化を実
現したものである。
第2図は従来の磁気ヘツド支持構造を示す斜視
図であり、ジンバル7とサスペンシヨン9と加圧
ばね10が別体でホルダー8に取りつけられてお
り加圧ばね10とサスペンシヨン9を押さえる固
定枠11が上方に構成されていた。
図であり、ジンバル7とサスペンシヨン9と加圧
ばね10が別体でホルダー8に取りつけられてお
り加圧ばね10とサスペンシヨン9を押さえる固
定枠11が上方に構成されていた。
しかし前述の従来技術ではジンバル7とサスペ
ンシヨン9と加圧ばね10が別体でホルダー8に
取りつけられているので位置精度はそれぞれの寸
法精度を加えあわせたものとなつており、歩留り
も低下していた。一方、部品点数が多い事から工
数がかかり、コストアツプの原因になつていた。
さらに固定枠が上方に飛び出している為に薄型化
の妨げになつていた。そこで本考案はこのような
問題点を解決するもので、その目的とするところ
はジンバル7とサスペンシヨン9と加圧ばね10
を一体化し、高精度で低コストかつ薄型化が容易
な磁気ヘツドの構造を提供するところにある。
ンシヨン9と加圧ばね10が別体でホルダー8に
取りつけられているので位置精度はそれぞれの寸
法精度を加えあわせたものとなつており、歩留り
も低下していた。一方、部品点数が多い事から工
数がかかり、コストアツプの原因になつていた。
さらに固定枠が上方に飛び出している為に薄型化
の妨げになつていた。そこで本考案はこのような
問題点を解決するもので、その目的とするところ
はジンバル7とサスペンシヨン9と加圧ばね10
を一体化し、高精度で低コストかつ薄型化が容易
な磁気ヘツドの構造を提供するところにある。
本考案の磁気ヘツドは、
磁気ヘツドと、前記磁気ヘツドがとりつけられ
るジンバル部と、前記ジンバル部を保持するキヤ
リツジ部と、前記キヤリツジ部に密着して設けら
れたサポータ部と、前記キヤリツジ部の一端を固
定枠と挟持して支持するキヤリツジ支持部材とか
らなる磁気ヘツドにおいて、 前記磁気ヘツドに用いられるキヤリツジ部は、
一体のばね部材で構成され、 前記ばね部材の一方には前記ジンバル部が配設
され、他方には長端が、前記固定部材と前記キヤ
リツジ支持部材で挟持される帯状のサスペンシヨ
ン部と前記固定枠に設けられた突起によつて屈曲
される帯状の片持ち梁部とが配設されてなること
を特徴とする。
るジンバル部と、前記ジンバル部を保持するキヤ
リツジ部と、前記キヤリツジ部に密着して設けら
れたサポータ部と、前記キヤリツジ部の一端を固
定枠と挟持して支持するキヤリツジ支持部材とか
らなる磁気ヘツドにおいて、 前記磁気ヘツドに用いられるキヤリツジ部は、
一体のばね部材で構成され、 前記ばね部材の一方には前記ジンバル部が配設
され、他方には長端が、前記固定部材と前記キヤ
リツジ支持部材で挟持される帯状のサスペンシヨ
ン部と前記固定枠に設けられた突起によつて屈曲
される帯状の片持ち梁部とが配設されてなること
を特徴とする。
本考案の上記の構成によれば、一体化したばね
部材を用いる事により、ジンバルとサスペンシヨ
ンの機能をあわせ持ちかつ弾性変形させた片持ち
梁部分の復元力により加圧ばねの機能を有するの
で、相互の位置精度と部どまりを向上させると共
に部品点数を減らしコストを大幅に削減し、さら
に固定枠の高さを減ずることができるので小型化
ができる。
部材を用いる事により、ジンバルとサスペンシヨ
ンの機能をあわせ持ちかつ弾性変形させた片持ち
梁部分の復元力により加圧ばねの機能を有するの
で、相互の位置精度と部どまりを向上させると共
に部品点数を減らしコストを大幅に削減し、さら
に固定枠の高さを減ずることができるので小型化
ができる。
第1図は本考案の実施例における斜視図であり
1は一体化したばね部材、1aはキヤリツジ部、
2は磁気ヘツド、3はばね部材1において変形が
不要な部分を補強するサポータ部すなわちサポー
タでばね部材にインサートまたは接着されてい
る。4はばね部材1を押さえると共にばね部材の
片持ち梁部14を突起4aで持ち上げて加圧ばね
の作用を与える固定枠、5はキヤリツジ支持部
材、6は固定ねじ、12はばね部材1のジンバル
部、13はばね部材1のサスペンシヨン部であ
る。このような構成において、サポータ3で覆わ
れていないジンバル部12とサスペンシヨン部1
3はそれぞれ面外に変形しうるのでジンバルとサ
スペンシヨンとして機能し、一方、片持ち梁部1
4の復元力によつて加圧ばねの機能を有する。ま
た加圧ばねの加圧力は片持ち梁部14の幅と長さ
で自由に設定できるので、固定枠4が片持ち梁部
14を持ち上げる量がわずかですむように設定す
れば薄型化ができる。
1は一体化したばね部材、1aはキヤリツジ部、
2は磁気ヘツド、3はばね部材1において変形が
不要な部分を補強するサポータ部すなわちサポー
タでばね部材にインサートまたは接着されてい
る。4はばね部材1を押さえると共にばね部材の
片持ち梁部14を突起4aで持ち上げて加圧ばね
の作用を与える固定枠、5はキヤリツジ支持部
材、6は固定ねじ、12はばね部材1のジンバル
部、13はばね部材1のサスペンシヨン部であ
る。このような構成において、サポータ3で覆わ
れていないジンバル部12とサスペンシヨン部1
3はそれぞれ面外に変形しうるのでジンバルとサ
スペンシヨンとして機能し、一方、片持ち梁部1
4の復元力によつて加圧ばねの機能を有する。ま
た加圧ばねの加圧力は片持ち梁部14の幅と長さ
で自由に設定できるので、固定枠4が片持ち梁部
14を持ち上げる量がわずかですむように設定す
れば薄型化ができる。
以上述べたように本考案によれば、一体のばね
部材を用いて、サスペンシヨン部と片持ち梁部と
を設けることにより、 磁気ヘツドは部品点数を少なくした一体のばね
部材に設けられているので高い位置精度が確保で
き、また一枚の板のみで加圧ばねの作用とサスペ
ンシヨンの機能をもたせることもできるので、極
めて薄型の磁気ヘツドとすることができる。
部材を用いて、サスペンシヨン部と片持ち梁部と
を設けることにより、 磁気ヘツドは部品点数を少なくした一体のばね
部材に設けられているので高い位置精度が確保で
き、また一枚の板のみで加圧ばねの作用とサスペ
ンシヨンの機能をもたせることもできるので、極
めて薄型の磁気ヘツドとすることができる。
第1図は本考案の磁気ヘツドの構造を示す斜視
図。第2図は従来の磁気ヘツドの構造を示す斜視
図。第3図は本考案の一体化したばね部材の平面
図。 1……ばね部材、2……磁気ヘツド、3……サ
ポータ、4……固定枠、5……キヤリツジ支持部
材、12……ジンバル部、13……サスペンシヨ
ン部、14……片持ち梁部。
図。第2図は従来の磁気ヘツドの構造を示す斜視
図。第3図は本考案の一体化したばね部材の平面
図。 1……ばね部材、2……磁気ヘツド、3……サ
ポータ、4……固定枠、5……キヤリツジ支持部
材、12……ジンバル部、13……サスペンシヨ
ン部、14……片持ち梁部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 磁気ヘツドと、前記磁気ヘツドがとりつけられ
るジンバル部と、前記ジンバル部を保持するキヤ
リツジ部と、前記キヤリツジ部に密着して設けら
れたサポータ部と、前記キヤリツジ部の一端を固
定枠と挟持して支持するキヤリツジ支持部材とか
らなる磁気ヘツドにおいて、 前記磁気ヘツドに用いられるキヤリツジ部は、
一体のばね部材で構成され、 前記ばね部材の一方には前記ジンバル部が配設
され、他方には長端が、前記固定部材と前記キヤ
リツジ支持部材で挟持される帯状のサスペンシヨ
ン部と前記固定枠に設けられた突起によつて屈曲
される帯状の片持ち梁部とが配設されてなること
を特徴とする磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6838285U JPH0348777Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6838285U JPH0348777Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61187068U JPS61187068U (ja) | 1986-11-21 |
JPH0348777Y2 true JPH0348777Y2 (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=30603079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6838285U Expired JPH0348777Y2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348777Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06101180B2 (ja) * | 1985-10-31 | 1994-12-12 | キヤノン電子株式会社 | ヘツド装置 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP6838285U patent/JPH0348777Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61187068U (ja) | 1986-11-21 |
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