JPH0348728A - 機械装置の異常診断装置 - Google Patents

機械装置の異常診断装置

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JPH0348728A
JPH0348728A JP1183683A JP18368389A JPH0348728A JP H0348728 A JPH0348728 A JP H0348728A JP 1183683 A JP1183683 A JP 1183683A JP 18368389 A JP18368389 A JP 18368389A JP H0348728 A JPH0348728 A JP H0348728A
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JP
Japan
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abnormality
state quantity
characteristic
mechanical device
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1183683A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Kumamaru
熊丸 智雄
Akira Sawada
彰 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0348728A publication Critical patent/JPH0348728A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、運転状態により特性変動する機械装置に対
する異常診断を行う機械装置の異常診断装置に関する。
(従来の技術) 従来一般にプラントや機械の監視・診断エキスパートシ
ステムを利用した機械装置の異常診断装置においては、
異常判定基準を経験的知識に基づく固定レベルとしてい
た。そのため、診断対象となる機械装置やプラントの経
時変化やノイズ、過渡現象などに対して誤検知を回避す
るためには検知感度を低く押さえなければならず、これ
が正確な異常診断を困難なものとしていた。特に、異常
の徴候が出始めた時に異常徴候を検知することが困難で
あり、大きな故障に至る前に処置したいという運転・保
守員たちからの要望に答えることができない問題点があ
った。
さらに近年、監視・診断エキスパートシステムに対して
オンライン化の要求が高まってきているが、非定常なプ
ラントへの適応が困難であることが実用化の大きなネッ
クとなっていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように従来の機械装置の異常診断装置では、機械
装置の経時変化、ノイズ、過渡現象があると正確な異常
診断ができない問題点があった。
また非定常なプラントに適応ことかできない問題点もあ
った。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、診断対象機械装置の特性曲線や特性マトリック
スを異常判定基準のチューニングに利用して異常を徴候
のうちに検知して故障発生を予知することができる機械
装置の異常診断装置を提供することを目的とする。
[発明の構成J (3題を解決するだめの手段) この発明の機械装置の異常診断装置は、診断対象機械装
置の状態量を観測するセンサーと、診断対象機械装置の
運転状態により変動する特性の変動に適応した判定基準
と前記センサーからの状態量観δP1データとの比較に
より異常を検知する特性異常検知手段と、この特性異常
検知手段が検知した異常の状態から異常原因を診断する
診断手段とを備えたものである。
(作用) この発明の機械装置の異常診断装置では、異常診断装置
となる機械装置の特定の状態量をセンサーによって観Δ
1jシ、この機械装置の状態量に経時的変動やノイズに
よる影響、過渡的な変動がある場合には特性異常検知手
段により前記センサーの観測データから特性変動による
影響を除くチュニングを行い、このチューニング後のデ
ータを判定基準と比較し、異常の有無を判定する。
そして、診断手段において前記特性異常検知手段の異常
判定結果を基にして異常原因を推論し7、異常原因の診
断を行う。
(実施例) 以丁、この発明の実施例を図に基づい−C詳説する。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図であり、診断
対象とする機械装置やプラントの状態I41を信号線a
を通して測定し、成分解析(5て信号線すに出力するセ
ンサ一部2と、このセンサ一部2からの成分解析結果を
受は取り、特性異常を検知する特性異常検知部3と、こ
の特性異常検知部3で参照する特性データを格納するデ
ータベース4と、この特性異常検知部′3から信号線C
を通し7 I=iえられる特性異常検知信号に対して異
常原因を診断するエキスパートシステムで構成される診
断部5と、この診断部5による異常原因診断結果を信号
線dを通して与えられ、表示する表示部6とを備えてい
る。
機械装置の状態!1として用いられるものは、機械装置
の異常の程度や原因に結び付けられるものであればどの
ようなものでもよく、例えばポンプ流量、蒸気圧力など
のプロセス量、高速フーリエ解析(FFT)やローパス
フィルタで処理されたスペクトル値、適応オブザーバ−
より推定された状態方程式のパラメータ値などを用いる
ことができる。
特性異常検知部3は、データベース4から診断対ψ状態
量に関するセンサ一部2の経時変化に基づり誤、差、ノ
イズ特性、過渡特性などの特性変動データを信号線eを
介して取り込み、前記センサ一部2からの状態景観Ig
lデータをチューニングして異常判定基準値りを算出し
、信号1jfを通じて出力する特性ベースコントローラ
]う1と、この特性ベースコントローラ31からのチュ
ーニング済みの異常判定基準値りをセンサ一部2からの
観A11jデータと比較し、異常を判定する判定要素3
2とで構成されている。
エキスパートシステムによりtM成される診断部5は、
異常原因群を収納したルール部5]と、異常検知結果を
異常原因群と照合して異常原因を推論する推論部52と
で構成されている。
なお、診断部5はエキスパートシステムによらず、論理
シーケンスを用いて構成することもできる。
次に、上記の構成の機械装置の異常診断装置の動作につ
いて説明する。
機械装置、プラントなどの診断対象状態量1についてセ
ンサ一部2が観測データを取り込んで解析し、これを特
性異常検知部3に入力する。
特性異常検知部3の特性ベースコントローラ31では、
第2図の判定値演算機能のフローチャトに示しであるよ
うに、センサ一部2から状態量観測データを取り込み(
ステップS1)、この状aft観測データについてのセ
ンサー誤差やノイズ特性に関するデータをデータベース
4から読み出す(ステップS2)。
次に、データがモデル式で示されているかどうか判断し
くステップS3)、モデル式で示されている場合にはそ
のモデル式にセンサ一部2からの観flPIデータを代
入して判定基準値りを算出するくステップS4)。そし
て、モデル式で示されていない場合には、センサ一部2
の観測データの近傍のデータより補間演算して判定基準
値りを算出する(ステップS5)。
続いて、こうして算出された判定基準値りを判定要素3
2に出力する(ステップS6)。
判定要素32では、特性ベースコントローラ31からの
判定基準値りとセンサ一部2からの状態量観M1データ
とを比較して異常の有無を判定し、判定結果を診断部5
の推論部52に入力する。
診断部5の推論部52では、特性異常検知部3からの異
常判定結果について、ルール部51に格納されている異
音原因群と照合して異常原因を推論し、その推論結果を
異常診断として表示部6に出力し、異常原因を表示する
次に、この発明の異常診断装置を回転機の振動診断に適
用した実施例を説明する。
第3図に示すように、回転機(図示せず)の状態量とし
ての振動をセンサ一部2が観測し、高速フーリエ解析(
FFT)手法により回転数Nに対するN、2N、N/2
.N/3の各振動成分値V1+  V2.V3.v4を
特性異常検知部3に出力する。
データベース4には、振動センサ一部2の低周波域での
FFT誤差誤差特性曲線路納されており、特性ベースコ
ントローラ31では、上記の周波数成分値V1〜v4に
応じて低周波域で増大する誤差Eをデータベース4から
読ろ込み、その誤差分だけ判定値を大きくするように異
常判定基準値L〜L4を演算し、これを判定要素32に
与える。
異常判定要素32では、各成分値V、〜V4が各判定基
準値し、〜L4より大きい時にはその人きい成分値につ
いて異常検知結果H,−H4を診断部5へ出力し、そう
でない時には診断部5にその成分値についての異常検知
結果信号を出力しない。
診断部5には、この実施例では論理ンーケンスが採用さ
れており、AND回路53、NOT回路54、OR回路
55の各判定論理の組み合わせにより推定原因として「
アンバランス」、「かたまたはゆるみ」、「ミスアライ
メント」を表示部6上に出力するようにしている。
このような構成にすることにより、診断対象の回転機が
可変速で運転されている場合にも適応した判定値のチュ
ーニングにより異常検知の感度と診断結果の信頼性を高
めることができる。たとえば、第3図においてN成分値
が判定値を超え、異常検知結果H1の論理レベルが1に
なっている時、2N成分値の異常検知結果H2の論理レ
ベルが1゜0いずれであるかにより「アンバランス」か
「ミスアライメント」かが決定され、判定値の設定如何
により異なる診断結果を出してしまうことになる。そこ
で、このような場合に、判定値をチューニングすること
により判定誤差を少くすることができるのである。
第4図はこの発明のさらに他の実施例であり、診断対象
プラントの状態方程式のパラメータ値を同定し、異常パ
ラメータを検知する診断に適用したものである。
この実施例では、状態量1として状態方程式のパラメー
タ値P、〜P、、、ベクトルα1〜α7をセンサ一部2
に人力し、ここでパラメータ推定値は故障基準との差ベ
クトルとして検知され、大きさΔP1 ベクトル角度α
−とじて推定される。
このベクトル角度α1は、ノイズの影響で大きくなる。
そこで、ノイズの影響を除去するためにデータベース4
にベクトル角度αと判定値ΔPの関係曲線を格納してお
き、特性ベースコントローラ31でこれを参照し、検知
されたベクトル角度α、に相当する判定値ΔPoを演算
し、判定要素32に与える。
判定要素32では、ΔP、とΔP、との大小関係を比較
してΔPlの方が大きければパラメータP、の故障と判
定する。
そして故障信号H1が第3図の実施例に示したような診
断部5に出力され、ここで故障信号H〜H7の組み合わ
せにより故障原因を推定【2、表示部6に表示する。
こうしてノイズの影響を除去して故障原因の診断の精度
を高くすることができるのである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、診断対象機試装置の状
態量を観測し、その状態量の特性変動に適応した判定基
準値をチューニングし、状態量観測データと比較して異
常検知し、異常原因を診断するようにしているため、状
態量変動に含まれる誤差やノイズの影響を除去した状態
量について異常検知を行うことができ、検知感度を高く
して異常検知することができ、異常原因の正確な診断が
できる。また、異常検知感度を高くすることができるの
で、異常をその徴候の出始めたところで検知して異常原
因の診断ができ、故障発生の正確な予知が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は上
記の実施例の特性ベースコントローラの動作を示すフロ
ーチャート、第3図はこの発明の他の実施例の機能ブロ
ック図、第4図はこの発明のさらに他の実施例の機能ブ
ロック図である。 1・・・状態量     2・・・センサ一部3・・・
異常検知部   4・・・データベース5・・・診断部
     6・・・表示部31・・・特性ベースコント
ローラ 32・・・判定要素   51・・・ルール部52・・
・推論部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 診断対象機械装置の状態量を観測するセンサーと、 診断対象機械装置の運転状態により変動する特性の変動
    に適応した判定基準と前記センサーからの状態量観測デ
    ータとの比較により異常を検知する特性異常検知手段と
    、 この特性異常検知手段が検知した異常の状態から異常原
    因を診断する診断手段とを備えて成る機械装置の異常診
    断装置。
JP1183683A 1989-07-18 1989-07-18 機械装置の異常診断装置 Pending JPH0348728A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1183683A JPH0348728A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 機械装置の異常診断装置

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JP1183683A JPH0348728A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 機械装置の異常診断装置

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JPH0348728A true JPH0348728A (ja) 1991-03-01

Family

ID=16140101

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JP1183683A Pending JPH0348728A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 機械装置の異常診断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009325A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 富士通株式会社 異常検知プログラム、異常検知方法及び異常検知装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009325A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 富士通株式会社 異常検知プログラム、異常検知方法及び異常検知装置

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