JPH0348649Y2 - - Google Patents

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JPH0348649Y2
JPH0348649Y2 JP11736982U JP11736982U JPH0348649Y2 JP H0348649 Y2 JPH0348649 Y2 JP H0348649Y2 JP 11736982 U JP11736982 U JP 11736982U JP 11736982 U JP11736982 U JP 11736982U JP H0348649 Y2 JPH0348649 Y2 JP H0348649Y2
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JP
Japan
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valve
cylindrical
pioneer
position control
controlled
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JP11736982U
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JPS5923806U (ja
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 気体(空気)作動式位置制御装置には、従来か
ら種々の方式のものが使用されているが、(イ)、
弁とのマツチングが悪くハンチングを起し勝ちで
ある。(ロ)、先駆弁の自励振動によつて弁部が摩
耗しやすくなつている、などの欠点を有してい
る。
また、気体作動式位置制御装置は、通常、単動
形と複数形のいずれの被制御機構(例えば、弁、
ダンパ、ピストン等)にも使用できるようになつ
ており、第2図に示すように中央部の入口ポート
12と該入口ポート12の軸方向両側に配設され
た出口ポート13および14を備えた筒状ボデイ
30と、該筒状ボデイ30の一端側(図示上端
側)から挿嵌され出口ポート13への連通路17
を有する外側筒状弁座23と内側筒状弁座24と
の組からなる一方の筒状弁座、筒状ボデイ30の
他端側(図示下端側)から挿嵌された出口ポート
14への連通路18を有する外側筒状弁座25と
内側筒状弁座26との組からなる他方の筒状弁
座、前記両内側筒状弁座24と26間にスプリン
グ28を介装して形成された入口ポート12に連
通された気室16、筒状ボデイ30の両端に螺着
された各筒状弁座の固定用のナツト29,29、
および前記各筒状弁座に一連にかつ摺動自在に挿
嵌され前記連通路17と18に対応した弁部20
と21とを有する弁棒3とよりなる構造とし、ま
た、各筒状弁座23,24,25,26の内面と
弁棒3の外周面との間には間〓が形成されるとと
もに、前記の連通路17,18は外側筒状弁座と
内側筒状弁座との間に切欠状の〓間を設けること
によつて形成され、単動形と複動形の位置制御に
兼用できるようにした位置制御兼用の先駆弁を用
いて被制御機構の位置制御を行う場合には、同先
駆弁の不要側の出口ポートをプラグで閉鎖し不作
動状態にして使用されている。
しかし、前記のように先駆弁における一方の出
口ポートをプラグによつて閉鎖して使用すると、
閉鎖側の出口ポートに連通した弁座の連通路と弁
棒の弁部との間に気体の乱流を生じ、自励振動発
生の原因となり連通路口部と弁部の摩耗が著しく
なつて、先駆弁の寿命が著しく低下されるととも
に位置制御機能の低下をもたらす欠点がある。
本案は、従来の気体作動式位置制御装置におけ
る前記したような欠点を解消するために開発され
た本考案に係り、バランスビームによつて駆動制
御された先駆弁と、該先駆弁によつて位置制御さ
れた被制御機構と、該被制御機構側から連設され
た前記バランスビームのバランス機構とからなり
前記先駆弁を中央部の入口ポートと該入口ポート
の軸方向両側に配設された出口ポートとを備えた
筒状ボデイと、該筒状ボデイの両端側から挿嵌さ
れた前記出口ポートへの連通路を有しかつ前記入
口ポートへ連通される気室を形成した2組の筒状
弁座と、該両筒状弁座に摺動自在に挿嵌され前記
両連通路に対応した弁部を備えた弁棒とをもつて
構成させた気体作動式位置制御装置において前記
両筒状弁座のいずれかの一方を、前記出口ポート
への連通路を有しない筒状アダプタと置換自在に
構成させた点に特徴を有するものであつて、その
目的とする処は、単動形と複動形の位置制御兼用
の先駆弁における一方の筒状弁座を筒状アダプタ
に置換えた構成にすることにより、同先駆弁を単
動形の位置制御専用のものと同様な作動状態に換
えることができる先駆弁を備えた気体作動式位置
制御装置を供する点にある。
本案は、前記した構成になつており、複動形の
被制御機構の位置制御を行う場合は、先駆弁内に
出力ポートへの連通路を有する2組の筒状弁座を
組込み、複動形の被制御機構の位置制御を円滑に
行うことができるとともに、単動形の被制御機構
の位置制御を行う場合には、先駆弁における一方
の筒状弁座に代え筒状アダプタを置換えた構成に
することにより、単動形の位置制御専用の先駆弁
と同様な作動が得られ、従来のような自励振動と
それに伴う摩耗を防止できて複動形の位置制御と
ともに単動形の位置制御機能が著しく向上され、
極めて簡単な機構の付加によつて既設装置に容易
に適用できる実用性、汎用性を有する。
以下、本案の実用例を図面に基づいて説明する
と第1図は本案実施例における気体作動式位置制
御装置(1例)の全体機能を示し、信号気体ライ
ン11を有するベローズ1、図示右端が枢着され
図示左端に先駆弁aの弁棒3が連結された先駆弁
aの駆動制御用のバランスビーム2、気体(空
気)供給ラインに連結された入口ポート12と気
体移送ラインに連結された出口ポート13を備え
た筒状ボデイ4及び弁部を備えた弁棒3とよりな
る先駆弁a先端弁aから供給される気圧によつて
作動されるダイヤフラムアクチユエータ8とバネ
9と弁棒101と気体作動弁10とよりなる単動
形の被制御機構b、および中央で枢着され一端が
弁棒101に連結され他端にカム6を備えたフイ
ードバツクレバー5と従動アングルレバーと同従
動アングルレバーとバランスビーム2間に連結さ
れたスプリング7とよりなるバランスビーム2の
バランス機構Cによつて構成されており、第1図
に示すバランス状態において、ベローズ1の信号
圧力を増すと、バランスビーム2のバランスが崩
れ弁棒3が上動され、先駆弁aの入口ポート12
から流入する圧気が出口ポート13側から気体供
給ラインを介しダイヤフラムアクチユエータ8内
に流入し、バネ9に抗したダイヤフラムアクチユ
エータ8の作動によつて弁棒101を動作して気
体作動弁10を作動するとともに、弁棒101
移動量はフイードバツクレバー5、カム6、アン
グルレバーを介しスプリング7の張力を変化(増
加)せしめ、バランスビーム2が再びバランス状
態となり、次に、ベローズ1への信号気圧が低下
されると、前記とは逆の動作によつて気体作動弁
10が動作され、動作後再びバランス状態とな
り、ベローズ1への信号気圧によつて気体作動弁
10が位置制御される機構になつている。
さらに、本案実施例の一使用態様として使用さ
れる先駆弁Aは、第2図に示した先駆弁aと比べ
て説明すると、第2図の先駆弁aにおける外側筒
状弁座25と内側筒状弁座26をナツト29の離
脱によつて取出し、両筒状弁座に代え略同長の筒
状アダプタ27を図示下端側から挿嵌しナツト2
9を螺着して置換えた構造になつており、その他
の構造については第2図の先駆弁aと同様になつ
ている。なお、前記筒状アダプタ27への置換は
図示上端側の量筒状弁座について行うことも可能
である。
つまり、本案の実施例は、第2図にて示した先
駆弁aの構成に、その一端側にて組になっている
一方の筒状弁座25,26又は23,24に代え
て置換できる筒状アダプタ27の構成を付加した
構成よりなっている。また、前記筒状アダプタ2
7は、一本の筒状に形成された連通路を備えてな
く、内孔が同径に形成され弁部21又は20を案
内する構造になっている。
図示した本案の実施例は、前記した構造になっ
ているので、2組の筒状弁座23,24と25,
26とを筒状ボデイ30内に挿嵌した状熊で、複
動形の被制御機構の位置制御を行うことにより復
動形の位置制御を所定通りに円滑に行うことがで
きるとともに、単動形の被制御機構の位置制御を
行う場合には、図示の上下いずれかの一方で組に
なっている筒状弁座に代え筒状アダプタ27を挿
嵌すると第3図に示す構造となり、一方の出口ポ
ート14を閉鎖し不作動状態にできるとともに、
同側の弁部21が連通路のない筒状アダプタ27
の内孔に案内されるため、単動形の位置制御機能
に簡単に置換が可能であつて、しかも、気室16
から筒状アダプタ27と弁棒3間の間〓に流入し
た圧気が弁部21を通り外側に流出しても、その
流れに乱れを生じないため、格別な自励振動およ
び摩耗発生がなく、単動形の位置制御専用のもの
と全く同様となり単動形の位置制御を円滑に行う
ことができ、気体作動式位置制御装置における複
動形とともに単動形の位置制御性能を著しく向上
でき、寿命、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例における空気作動式位置制
御装置の全体機構図、第2図は従来例として用い
られる先駆弁の具体的な構造を示す縦断面図、第
3図は本案の先駆弁の実施態様を示す縦断面図で
ある。 a,A……先駆弁、b……被制御機構、c……
バランス機構、1……ベローズ、2……バランス
ビーム、3……弁棒、12……入口ポート、1
3,14……出口ポート、16……気室、17,
18……連通路、20,21……弁部、23,2
4,25,26……筒状弁座、27……筒状アダ
プタ、30……筒状ボデイ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バランスビームによつて駆動制御された先駆弁
    と、該先駆弁によつて位置制御された被制御機構
    と、該被制御機構側から連設された前記バランス
    ビームのバランス機構とからなり、前記先駆弁を
    中央部の入口ポートと該入口ポートの軸方向両側
    に配設された出口ポートとを備えた筒状ボデイ
    と、該筒状ボデイの両端側から挿嵌された前記出
    口ポートへの連通路を有しかつ前記入口ポートへ
    連通される気室を形成した2組の筒状弁座と、該
    両筒状弁座に摺動自在に挿嵌され前記両連通路に
    対応した弁部を備えた弁棒とをもつて構成させた
    気体作動式位置制御装置において前記両筒状弁座
    のいずれかの一方を前記出口ポートへの連通路を
    有しない筒状アダプタと置換自在に構成させたこ
    とを特徴とする気体作動式位置制御装置。
JP11736982U 1982-08-03 1982-08-03 気体作動式位置制御装置 Granted JPS5923806U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11736982U JPS5923806U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 気体作動式位置制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11736982U JPS5923806U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 気体作動式位置制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5923806U JPS5923806U (ja) 1984-02-14
JPH0348649Y2 true JPH0348649Y2 (ja) 1991-10-17

Family

ID=30270204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11736982U Granted JPS5923806U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 気体作動式位置制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5923806U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5923806U (ja) 1984-02-14

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