JPH0348072Y2 - - Google Patents

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JPH0348072Y2
JPH0348072Y2 JP20099682U JP20099682U JPH0348072Y2 JP H0348072 Y2 JPH0348072 Y2 JP H0348072Y2 JP 20099682 U JP20099682 U JP 20099682U JP 20099682 U JP20099682 U JP 20099682U JP H0348072 Y2 JPH0348072 Y2 JP H0348072Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、超小型パツケージ素子(以下、「超
小型素子」または単に「素子」とも称する)を複
数収容保持して搬送用等に用いる超小型パツケー
ジ素子用キヤリアの改良構造に関する。
電子装置の小型化、高密度化の要求に伴つて素
子単体も小型化が要求されており、最近はパツケ
ージが約1.5〜2.0mm角、リード端子を含めても約
4.0mm角という超小型パツケージ素子(ミニモー
ルドトランジスタ、ダイオード等)が実用化さ
れ、ハイブリツドICをはじめ、セラミツク基板、
更には一般のプリント板へと幅広く使用されてい
る。
超小型素子は単体ではその取り扱いが厄介であ
り、離れた場所や工場間の搬送等には、素子を多
数収容保持できるキヤリアと称する容器が一般に
使用されている。
〔従来の技術〕
この種のキヤリアは従来一般に、素子を複数収
容する細長い本体と、この本体に着脱可能に取り
付けられて素子が本体から脱落しないように保持
するための一般に筒状のカバーとから構成されて
おり、これらの本体およびカバーはいずれも電気
的絶縁体から作られている。なお、具体的な構造
については、この後の本考案の実施例の説明中で
図面にもとづき本考案と対比して説明する。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のキヤリアは、構造的に単に素子を収容保
持するだけの機能しか有しておらず、次のような
問題があつた。つまり、例えばキヤリアに収容さ
れた素子の電気試験を実施する場合、従来のキヤ
リアは本体およびカバーの全体が電気的絶縁体か
ら作られているため、素子をキヤリアに収容した
ままでは試験を行うことができず、素子を一旦キ
ヤリアから取り出し、電気試験を行つた後に再び
キヤリアに戻す必要がある。このため電気試験の
自動化が非常に困難であり、現状は手作業を余儀
なくされている。従つてまた収容素子全数の試験
には多大な工数および労力を要し、実際は抜き取
り検査で済ませているのが実情である。この結
果、試験から漏れた不良品がプリント基板に実装
されてしまうという問題があつた。本考案はこの
ような問題を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記課題を解決するため、超小型素
子をキヤリアから取り出すことなく、キヤリアに
収容したままの状態で電気試験を行うことを可能
にする改良構造のキヤリアを提供するものであ
る。
すなわち本考案は、超小型パツケージ素子をそ
れのリード端子がキヤリアの底板と接触する如く
収容保持するように構成された超小型パツケージ
素子用キヤリアにおいて、該キヤリアの底板を、
絶縁材からなるシート中に多数の導線をそれらが
互いに接触することなく、かつシートを上下に貫
通して該導線の両端面がシート上下面にて露出す
るように埋設した構成としたことを特徴とする超
小型パツケージ素子用キヤリアを提供することに
よって上記課題を解決するものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、素子をキヤリアに収容し
た状態で素子のリード端子をキヤリア底板に圧接
させることによりリード端子がキヤリア底板の上
面(内面)に露出している導線の一方の端面と接
触するので、キヤリア底板の下面(外面)に電気
試験装置のプローブ等を接触させることにより、
キヤリア底板中の導線を介してプローブ等を素子
のリード端子と接続させることが可能となる。従
つて素子をキヤリアから取り出さずに収容したま
まで試験を行うことが可能となり、工数および労
力の低減が図れる。また、素子をキヤリアに収容
したままで取り扱えるので電気試験の自動化が容
易となり、労力の削減および素子の全数検査が非
常に容易に可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例につき図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本考案による超小型パツケージ素子用
キヤリアの一実施例の平面図であり、第2図は第
1図の矢印−に沿つた横断面図である。但
し、第2図は反時計方向へ90℃回転し、上下方向
を図紙面の上下方向と一致させてある。
図中、符号1がキヤリアを示し、符号2が超小
型パツケージ素子(以下単に「素子」と略記)を
示す。キヤリア1は、素子2を収容するキヤリア
本体1Aと、素子2がキヤリア本体1Aから脱落
しないように保持するプラスチツクあるいはカー
トン紙などから作られた筒形カバー1B(仮想線
で示す)とから成つている。キヤリア本体1Aは
長さが約10cm、幅が約10mmの大きさで、素子2の
外形に見合つた凹所3を有していて、約50個の素
子を収容保持可能である。また、第2図に示すよ
うにキヤリア本体1Aは側板4と底板5とから構
成されている。
ここで、本考案の特徴を明確にするために従来
のキヤリアについて説明すると、その基板構成は
上記本考案の実施例の基板構成と同じである(換
言すれば、本考案のキヤリアの基本構成は、従来
のキヤリアのそれと同じである)。ただし、従来
のキヤリアにおいては、本体1Aの側板4および
底板5は共にプラスチツクなどの電気絶縁材で作
られている。このため、キヤリアに収容された素
子の電気試験を行う場合、素子をキヤリアに収容
したまま行うことができず、一旦キヤリアから取
り出す必要があつた。
これに対し、本考案のキヤリアにおいては、本
体1Aの側板4は従来と同様であるが、底板5は
局部導電性シートから作られている。これは第3
図に概念的に示すように、絶縁材シート中に多数
(1mm2当り数十本)の導線5aを互に接触するこ
となく、かつシートを上下に貫通して該導線5a
の両端面がシート上下面にて露出するように埋設
した構成としてある。これにより底板5の任意の
位置において局部的な上下(つまり内外)両面間
の導電性が得られる。従つて第2図に示すように
素子2のリード端子2aを底板5に圧接すること
により、リード端子2aは端子相互間は絶縁され
たままそれぞれ導線群5a′および5a″を介して外
部と導通可能となる。従つて素子2をキヤリア本
体1Aから取り出さずに収容したままでキヤリア
外部から直接、電気試験が可能となる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によるキヤリアを用いるこ
とにより、素子をキヤリアから取り出すことなく
収容したままで電気試験を行うことができるの
で、素子の電気試験の自動化、ひいては素子全数
の試験が非常に容易に実施可能となり、工数およ
び労力の低減、ならびに素子の信頼性の向上が図
れ、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による超小型パツケージ素子用
キヤリアの一実施例の平面図。第2図は第1図の
線−に沿つた横断面図。第3図はキヤリア底
板の概念的説明図。 1……超小型パツケージ素子用キヤリア、1A
……キヤリア本体、1B……カバー、2……超小
型パツケージ素子、2a……リード端子、3……
凹所、4……キヤリア側板、5……キヤリア底
板、5a……導線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 超小型パツケージ素子2をそれのリード端子2
    aがキヤリアの底板5と接触する如く収容保持す
    るように構成された超小型パツケージ素子用キヤ
    リアにおいて、 該キヤリアの底板5を、絶縁材からなるシート
    中に多数の導線5aをそれらが互いに接触するこ
    となく、かつシートを上下に貫通して該導線の両
    端面がシート上下面にて露出するように埋設した
    構成としたことを特徴とする超小型パツケージ素
    子用キヤリア。
JP20099682U 1982-12-29 1982-12-29 超小型パツケ−ジ素子用キヤリア Granted JPS59104598U (ja)

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JP20099682U JPS59104598U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 超小型パツケ−ジ素子用キヤリア

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Publication Number Publication Date
JPS59104598U JPS59104598U (ja) 1984-07-13
JPH0348072Y2 true JPH0348072Y2 (ja) 1991-10-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749310B2 (ja) * 1988-03-18 1995-05-31 山一電機工業株式会社 Icキャリア

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JPS59104598U (ja) 1984-07-13

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