JPH0347606Y2 - - Google Patents

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JPH0347606Y2
JPH0347606Y2 JP1987093234U JP9323487U JPH0347606Y2 JP H0347606 Y2 JPH0347606 Y2 JP H0347606Y2 JP 1987093234 U JP1987093234 U JP 1987093234U JP 9323487 U JP9323487 U JP 9323487U JP H0347606 Y2 JPH0347606 Y2 JP H0347606Y2
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blood collection
blood
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tube
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、これに血沈測定用真空採血管を挿入
して用いることにより、この採血管の採血用ホル
ダへのスムーズかつフイツトした挿着を可能と
し、従つてこの採血針が採血管のゴム栓に正確に
刺通されることを可能とする採血用補助具に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、真空採血管を用いて採血を行う場合、ス
ムーズな採血を可能とするために採血用ホルダを
利用していた。すなわち採血用ホルダに両端に刃
先を有する採血針を固定すると共に、この採血針
固定部分と反対側の開口からゴム栓側を先にして
採血管を所定位置まで挿入し、被採血者に採血針
の一方の刃先を穿刺後、採血管をさらに押し進め
てゴム栓に採血針の他方の刃先を刺通し、採血針
を介して血管と採血管の内部を連通させることに
より採血を行つていた。
一方、本出願人はすでに実願昭62−30112号明
細書において新しいタイプの血沈測定用真空採血
管を提案しているが、この血沈測定用真空採血管
は、第3図に示すように、透明な気体不透過性材
料で形成された有底の細管10と、この細管10
の開放端を密封するゴム状弾性体で形成された栓
9と、この細管10に挿入され細管10の内部を
長手方向に沿つて二分するように配置された仕切
板11および、この細管10に収納された抗凝血
剤12から構成されてなり、前記細管10の内部
が所定の圧力に減圧されてなることを特徴とする
ものであり、従来の採血用ホルダを用いたので
は、採血管の外径が小さすぎて、この採血管ホル
ダに採血管を挿入した場合、採血管を採血用ホル
ダによつて正しく保持することが難しく、従つて
採血針の他方の刃先をゴム栓に正確に刺通するこ
とができず問題であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、実願昭62−30112号明細
書に示されるところの血沈測定用真空採血管に従
来の採血用ホルダを用いた場合に、採血用ホルダ
へのスムーズかつ正確な挿着を可能とする採血用
補助具を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するためのもので、
挿着された血沈測定用真空採血管と共に採血針ホ
ルダに挿入して用いられる鞘体であつて、その全
長が血沈測定用真空採血管の長さより短く、その
内径が前記採血管の細管の外径より大径かつ採血
管のゴム栓の外径より小径に形成されると共に、
その外径が前記ホルダの内径よりやや小径の肉厚
部と、この肉厚部と連続する肉薄部とから形成さ
れてなることを特徴とする採血用補助具に関す
る。
〈作用〉 本考案の採血用補助具は上記のように構成され
ているので、これに第2図に示すように血沈測定
用真空採血管6を挿入した場合、採血管6のゴム
栓9の露出部分が補助具1の肉厚部2で圧縮保持
される。そしてこの補助具1に挿着された採血管
6を採血用ホルダ7に挿入した場合、大径部分で
ある肉厚部2の外径が採血用ホルダ7の内径より
僅かに小さいので、採血管6はスムーズかつ正確
に採血用ホルダ7に保持される。従つて採血用ホ
ルダ7にあらかじめ採血針8を固定しておいてか
ら補助具1に挿着された採血管6をホルダ7に適
用する採血法においては、採血管6のゴム栓9は
正確に採血針8によつて刺通される。
〈実施例〉 次に図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。
第1図は本考案の一実施例に係る採血用補助具
の断面図、第2図は第1図の補助具の使用方法の
説明図である。
第1図に示すように本考案の採血用補助具1は
相対的に肉厚に形成された肉厚部2と相対的に肉
薄に形成された肉薄部3とから構成される鞘体で
あつて、内径は第3図に示されるような適用され
る血沈測定用真空採血管6の細管10の外径より
大径かつ採血管6のゴム栓9の外径より小径に形
成されており、ゴム栓9の露出部分が補助具1の
肉厚部2の開口端部分で適当な強さで嵌合保持さ
れるように寸法決めされている。そして肉厚部2
の開口端部分の内径は、補助具1への採血管6の
挿着を容易ならしめるために、ゴム栓9の露出部
分に対応させて開口端側にテーパ状に拡径させて
形成するのが好ましい。
このテーパは、たとえば補助具1の形成材料が
ポリエチレンであり、肉厚部の内径を6.4mm、ゴ
ム栓9の外径を6.6mmとした場合には、好ましく
は6゜〜45゜である。テーパが6゜以下の場合には保持
力が強すぎて採血管6を取り外す操作が困難にな
り、またテーパが45゜以上の場合には保持力が弱
すぎて採血針ホルダ7への挿着時にゴム栓9が所
定位置からずれてしまうことがある。
また肉厚部2には段部4を設けて採血管6が補
助具1に進入し過ぎないようにしたものが好まし
く、この段部4はゴム栓9の露出部分に対応する
部分の内径を、またはゴム栓9の外側を柔軟性の
ある収縮チユーブで被覆してゴム栓の嵌合を補強
したタイプの採血管を用いる場合には収縮チユー
ブに対応する部分の内径を、他の部分より大きく
形成することによつて形成される。
補助具1の外径は肉厚部2は採血管6の挿入さ
れた補助具1を採血用ホルダ7に挿着した時に採
血針8が正確にゴム栓9の中央付近に刺通される
ように、すなわち採血ホルダ7に良くフイツトす
るようにホルダ7の内径よりもやや小径に形成さ
れており、ホルダ7の外径との差は好ましくは
0.1〜0.5mmである。
肉厚部2の長さは採血用ホルダ7の筒部の長さ
と同等またはそれ以上に形成されており、採血管
6を容易かつ間違いなく所定位置まで進入させる
ことを可能ならしめるために、好ましくは肉厚部
2の表面にガイドライン5が設けられている。こ
のガイドライン5は環状の溝やマークなど色々な
形状に設けることができ、このガイドライン5の
位置まで補助具1を進入させれば丁度ゴム栓9の
中に採血針の刃先が納まるようになつている。
補助具1の形成材料としては、柔軟性を備えた
合成樹脂や天然ゴムなどが好適に使用することが
でき、合成樹脂としてはたとえばポリプロピレン
やポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ブチルゴム、
ポリウレタン、シリコーンなどを挙げることがで
きる。
次に本考案の採血用補助具の使用方法について
第2図を用いて説明する。
第2図aに示すようにまず補助具1の肉厚部2
側から採血管6をその底部を先に挿入し、次いで
第2図bに示すように、採血針8の固着された採
血用ホルダ7に採血管の挿着された補助具1を挿
入しガイドライン5の位置まで押し進める。そし
て被採血者の静脈に採血針を穿刺後さらに採血管
挿着の補助具1を進入させて採血を行う。採血終
了後は採血管挿着の補助具1をホルダ7から抜き
取り、第2図cに示すように採血管6を軽く回し
ながら肉厚部2側に採血管6を押しやれば、採血
管6を容易に補助具1から取り外すことができ
る。
〈考案の効果〉 以上説明してきたことから明らかなように、本
考案の採血用補助具を用いることにより次のよう
な効果を得ることができる。
(1) 血沈管を補助具に挿着しているためガラス管
の破損の危険性が少ない。
(2) 従来の採血用ホルダを適用でき、しかも操作
が容易なので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図の補助具の使用方法の説明図、第3図は本
考案の補助具が適用される血沈測定用真空採血管
の説明図である。 主な符号の説明、1:採血用補助具、2:肉厚
部、3:肉薄部、4:段部、5:ガイドライン、
6:血沈測定用真空採血管、7:採血用ホルダ、
8:採血針、9:ゴム栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿着された血沈測定用真空採血管と共に採血針
    ホルダに挿入して用いられる鞘体であつて、その
    全長が血沈測定用真空採血管の長さより短く、そ
    の内径が前記採血管の細管の外径より大径かつ採
    血管のゴム栓の外径より小径に形成されると共
    に、その外径が前記ホルダの内径よりやや小径の
    肉厚部と、この肉厚部と連続する肉薄部とから形
    成されてなることを特徴とする採血用補助具。
JP1987093234U 1987-06-17 1987-06-17 Expired JPH0347606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093234U JPH0347606Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JP1987093234U JPH0347606Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63201512U JPS63201512U (ja) 1988-12-26
JPH0347606Y2 true JPH0347606Y2 (ja) 1991-10-11

Family

ID=30955644

Family Applications (1)

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JP1987093234U Expired JPH0347606Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JP (1) JPH0347606Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827934A (ja) * 1981-08-13 1983-02-18 Kawasaki Steel Corp 連続焼鈍による耐食性に優れる軟質ぶりき原板の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827934A (ja) * 1981-08-13 1983-02-18 Kawasaki Steel Corp 連続焼鈍による耐食性に優れる軟質ぶりき原板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63201512U (ja) 1988-12-26

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