JPH0346730Y2 - - Google Patents

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JPH0346730Y2
JPH0346730Y2 JP1987068739U JP6873987U JPH0346730Y2 JP H0346730 Y2 JPH0346730 Y2 JP H0346730Y2 JP 1987068739 U JP1987068739 U JP 1987068739U JP 6873987 U JP6873987 U JP 6873987U JP H0346730 Y2 JPH0346730 Y2 JP H0346730Y2
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signal
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は生体信号の記録及びモニタ装置に関す
る。
〔考案の概要〕
本考案は生体信号の記録及びモニタ装置に関
し、検出された生体信号を信号処理し、その信号
処理された生体信号を送信回路を通じて送信アン
テナ及び小型データレコーダに供給し、送信アン
テナからの送信波を受信アンテナにて受信し、そ
の受信信号を受信回路を介した後信号処理し、そ
の信号処理された信号をモニタに供給し、そのモ
ニタに生体信号に基づく生体情報を再生させるよ
うにしたことにより、被検者が移動或いは運動し
ているか又は静止状態にあるかの如何に拘わら
ず、被検者の生体信号を確実に記録することがで
きると共に、同時にその生体信号の監視をも行う
ことができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、心筋から発生する活動電圧、脳の神経細
胞から発生する電圧等の生体信号を記録する携帯
用データレコーダがあつた。
又、従来、かかる生体信号を電波に乗せて送信
し、これを受信することにより、その生体信号を
監視し得るようにした無線テレメータがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の携帯用データレコーダは、持ち運びは可
能であるが、被検者が身体に付けて楽に運動ある
いは移動することは困難であつた。この携帯用デ
ータレコーダは、生体信号を確実に記録できると
いう利点がある反面、その生体信号を監視するこ
とができないという欠点があつた。このため、か
かる携帯用データレコーダは、有効な生体信号が
検出されない場合であつても、無効の生体信号の
記録を継続するため、無駄な記録が行われ、これ
が長時間(最悪の場合は、24時間)に亙る場合も
あつた。よつて、その時間だけ、被検者の再検査
が遅れることにも成る。
一方、従来の無線テレメータは、常時生体信号
を監視することができるが、昭和61年6月の電波
法の改正で、少なくとも無許可で使用できる電波
の出力が大幅に制限されるように成つたため、そ
の場合には無線テレメータから2〜3mの範囲内
でないと、その電波を受信できないように成つて
しまつた。
かかる点に鑑み、本考案は、被検者が移動或い
は運動しているか又は静止状態にあるかの如何に
拘わらず、被検者の生体信号を確実に記録するこ
とができると共に、同時にその生体信号の監視を
も行うことのできる生体信号の記録及びモニタ装
置を提案しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による生体信号の記録及びモニタ装置
は、検出された生体信号を信号処理する第1の信
号処理回路S1と、この第1の信号処理回路S1から
の信号処理された生体信号が供給される送信回路
9と、この送信回路9からの送信信号が供給され
る送信アンテナ10と、第1の信号処理回路S1
らの信号処理された生体信号が供給される小型デ
ータレコーダ11と、送信アンテナ10からの送
信波を受信する受信アンテナ12と、この受信ア
ンテナ12からの受信信号が供給される受信回路
13と、この受信回路13からの受信信号が供給
される第2の信号処理回路S2と、この第2の信号
処理回路S2からの信号が供給され、生体信号に基
づく生体情報が再生されるモニタ23とを有して
成るものである。
〔作用〕
かかる本考案によれば、生体信号が信号処理さ
れた後、小型データレコーダ11に記録されると
共に、送信アンテナ10によつて送信され、その
送信された電波を受信アンテナ12によつて受信
して、モニタ23で再生する。
〔実施例〕
以下に、第1図を参照して、本考案の実施例を
詳細に説明する。この生体信号の記録及びモニタ
装置は、送信部S、この送信部Sに接続された小
型データレコーダ(身体に付けても、容易且つ自
由に移動、運動等を行えるデータレコーダ)1
1、受信部R及びこの受信部Rに接続されるデー
タレコーダ(携帯用又は据え置き型データレコー
ダ)15から構成されている。
先ず、送信部Sの構成について説明する。1は
電極を示し、ここでは例えば8個の電極1a〜1
hから成つている。この電極1としては、生体信
号としての例えば心筋の活動電圧を検出するため
のもので、被検者の胸部に付着せしめられる。こ
れら電極1〔1a〜1h〕からの8チヤンネルの
生体信号は、生体信号増幅器2〔2a〜2h〕に
よつて夫々増幅される。
次に、この送信部Sの第1の信号処理回路S1
ついて説明する。生体信号増幅器2,2a〜2h
によつて増幅された生体信号は、切換えスイツチ
3に供給されて、一定間隔で順次繰り返し切換え
られて時分割信号化される。この切換えスイツチ
3の切換えは、切換え制御信号発生回路4からの
切換え制御信号によつて行われる。
切換えスイツチ3からの時分割信号化された生
体信号は、パルス幅変調回路5に供給されて、パ
ルス幅変調される。6は同期パルス発生器、7は
クロツク発生器で、このクロツク発生器7は同期
パルス発生器6からの同期パルスによつて同期が
掛けられる。クロツク発生器7からのクロツク
(第2図A)は、例えば1kHz程度の音声信号帯域
内の周波数を有する。同期パルス発生器6からの
同期パルス(第2図B)は、クロツクの例えば1/
9の周波数を有する。第2図Aにおいて、クロツ
クの各パルスに1,2,……,8,Sの符号を順
次繰り返し付し、そのSの符号の付されたパルス
が、第2図Bの同期パルスと同期している。
そして、これらクロツク及び同期パルスが、切
換え制御信号発生回路4及びパルス幅変調回路5
に供給される。切換えスイツチ3においては、切
換え制御信号発生回路4からの切換え制御信号に
基づいて、クロツクに同期して、その各パルス
1,2,……,8のタイミングで、切換えスイツ
チ3の可動接点が、各増幅器2,2a〜2h側の
各固定接点に順次切換えられ、クロツクの符号S
のパルスのタイミングで、可動接点が増幅器2h
側の固定接点から、増幅器2a側の固定接点に戻
り、再び上述の動作を繰り返す。
又、パルス幅変調回路5では、第2図Cに示す
ように、切換えスイツチ3からの時分割信号化さ
れた生体信号が、クロツクの符号1,2,……,
8の付されたパルスのパルス幅変調信号(PWM
信号)に変調されると共に、同期パルスが生体信
号のパルス幅変調信号の最大パルス幅より広い一
定パルス幅のパルスに変調される。
パルス幅変調回路5からのパルス幅変調信号
は、FM変調器(AM等の他の方式の変調器も可)
8に供給されてFM変調された後、送信回路9に
供給されて、送信アンテナ10から電波として送
信される。
11は小型データレコーダで、ここでは軽量の
小型テープレコーダが用いられ、これをバンド、
ベルト等の取り付け手段によつて、被検者の身体
に一部に取り付けられるようになされている。そ
して、パルス幅変調回路5からのパルス幅変調信
号を、この小型データレコーダ(小型テープレコ
ーダ)11に供給して、その磁気テープにデジタ
ル記録する。
次に、受信部Rについて説明する。送信部Sの
送信アンテナ10から送信された電波は、受信ア
ンテナ12で受信され、その受信信号は受信回路
13を通じてFM復調回路14に供給されてFM
復調される。このFM復調回路14から得られた
パルス幅変調信号は、切換えスイツチ16を通じ
て、第2の信号処理回路S2に供給される。尚、こ
の切換えスイツチ16は、FM復調回路14から
のパルス幅変調信号と、上述の小型データレコー
ダ11によつて磁気テープに記録されたパルス幅
変調信号の、据え置き型データレコーダ〔小型デ
ータレコーダ11又はこれと同種のデータレコー
ダも可〕15よりの再生信号とを切り換えるため
のものである。
次に、この受信部Rの第2の信号処理回路S2
いて説明する。切換えスイツチ16からのパルス
幅変調信号(第2図C)は、パルス幅復調回路1
7及びクロツク再生回路18に供給される。クロ
ツク再生回路18は、PLLにて構成され、パル
ス幅変調信号(第2図C)からクロツク(第2図
F)を再生する。この再生クロツクがパルス幅復
調回路17に供給される。そして、パルス幅変調
信号は、この再生クロツクによつてパルス幅復調
される。その復調信号を第2図Dに示す。この復
調信号は、所定レベル以下の、生体信号のレベル
に対応した波高値の鋸歯状波と、同期パルスに対
応する所定レベルを越える一定波高値の鋸歯状波
から構成されている。
このパルス幅復調回路17からの復調信号は、
送信部Sの切換えスイツチ3と同様の切換えスイ
ツチ21に供給されると共に、同期再生回路20
に供給されて、同期信号(第2図E)が再生され
る。
そして、クロツク再生回路18からの再生クロ
ツク及び同期再生回路20からの再生同期パルス
が切換え制御信号発生回路19に供給されること
により、これより送信部Sの切換え制御信号発生
回路4と同様の切換え制御信号が得られ、これが
切換えスイツチ21に供給されてその切換えが制
御される。
かくして、パルス幅復調回路17からの復調信
号が切換えスイツチ21によつて、送信部Sの電
極1,1a〜1hに対応した各チヤンネルの生体
信号に振り分けられ、夫々増幅器22,22a〜
22hによつて増幅された後、ブラウン管オツシ
ロスコープ等のモニタ23に供給されて、その生
体情報がグラフ、数値等によつて再生される。
かくして、このモニタ23によつて、小型デー
タレコーダ11に記録中の生体信号を、同時に監
視することができる。この場合、被検者が移動、
運動をしていても、静止状態にあつてもその生体
信号を小型データレコーダ11に確実に記録でき
ると共に、モニタ23によつてその生体信号を監
視することができる。尚、無許可の場合は、送信
電力の制限のため、受信部Rを送信部Sにかなり
接近させないと、生体信号の受信はできないが、
許可を受けている場合は、送信部Sと受信部Rと
の距離がかなり離れていても、生体信号の受信は
可能である。
又、データレコーダ15によつて、小型データ
レコーダ11によつて磁気テープに記録された生
体信号のパルス幅変調信号を再生して、これを第
2の信号処理回路S2を通じてモニタ23に供給す
れば、生体信号に基づく生体情報を再生すること
ができるし、図示せざるも、データ解析機に供給
してデータ解析をすることもできる。
尚、生体増幅器2からの多チヤンネルの生体信
号を、A/D変換してから半導体メモリに書き込
み、これを書き込み速度の数倍の速度で読み出す
ことによつて、低周波の生体信号を音声信号帯域
内の信号に変換した後送信すると共に、小型デー
タレコーダに記録し、受信側で、その変換された
信号を半導体メモリに書き込み、これをその書き
込み速度のす数分の1の速度で読み出してモニタ
に供給するようにしても良い。
又、第1及び第2の信号処理回路S1,S2におけ
る信号処理の方式は、送信及び受信用と、記録及
び再生用とで異ならせることも可能である。
〔考案の効果〕
上述せる本考案によれば、被検者が移動或いは
運動しているか又は静止状態にあるかの如何に拘
わらず、被検者の生体信号を確実に記録すること
ができると共に、同時にその生体信号の監視をも
行うことのできる生体信号の記録及びモニタ装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロツク線図、
第2図はその動作説明に供するタイミングチヤー
トである。 Sは送信部、Rは受信部、1,1a〜1hは電
極、2,2a〜2hは生体信号増幅器、S1は第1
の信号処理回路、3は切換えスイツチ、4は切換
え信号発生回路、5はパルス幅変調回路、6は同
期パルス発生器、7はクロツク発生器、8はFM
変調器、9は送信回路、10は送信アンテナ、1
1は小型データレコーダ、12は受信アンテナ、
13は受信回路、14はFM復調回路、15はデ
ータレコーダ、16は切換えスイツチ、17はパ
ルス幅復調回路、18はクロツク再生回路、19
は切換え制御信号発生回路、20は同期再生回
路、21は切換えスイツチ、22,22a〜22
hは増幅器、23はモニタである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 検出された生体信号を信号処理する第1の信号
    処理回路と、 該第1の信号処理回路からの信号処理された生
    体信号が供給される送信回路と、 該送信回路からの送信信号が供給される送信ア
    ンテナと、 上記第1の信号処理回路からの信号処理された
    生体信号が供給される小型データレコーダと、 上記送信アンテナからの送信波を受信する受信
    アンテナと、 該受信アンテナからの受信信号が供給される受
    信回路と、 該受信回路からの受信信号が供給される第2の
    信号処理回路と、 該第2の信号処理回路からの信号が供給され、
    上記生体信号に基づく生体情報が再生されるモニ
    タとを有して成る生体信号の記録及びモニタ装
    置。
JP1987068739U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0346730Y2 (ja)

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JPH07109431B2 (ja) * 1989-05-25 1995-11-22 小林無線工業株式会社 動物の行動を固定局で追跡する方法と装置

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