JPH0346729Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0346729Y2 JPH0346729Y2 JP1987051979U JP5197987U JPH0346729Y2 JP H0346729 Y2 JPH0346729 Y2 JP H0346729Y2 JP 1987051979 U JP1987051979 U JP 1987051979U JP 5197987 U JP5197987 U JP 5197987U JP H0346729 Y2 JPH0346729 Y2 JP H0346729Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- intracerebral
- outlet
- inlet
- cerebrospinal fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001175 cerebrospinal fluid Anatomy 0.000 claims description 26
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 210000000278 spinal cord Anatomy 0.000 claims 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 7
- 210000000683 abdominal cavity Anatomy 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 210000004761 scalp Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 2
- 208000006735 Periostitis Diseases 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 210000003460 periosteum Anatomy 0.000 description 1
- 210000003625 skull Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は脳内圧変化を連続的に測定するLPシ
ヤント用脳内圧計に関する。
ヤント用脳内圧計に関する。
従来、センサを頭皮下に埋設し、脳内圧変化を
長期間継続して測定できる脳内圧計は知られてお
り、既に本出願人も特開昭55−96141号公報で提
案している。同公報で開示する脳内圧計は髄液の
導入口と導出口を有するハウジングに無電源共振
回路及び髄液の作用により前記無電源共振回路の
共振周波数を脳内圧の大きさに対応して変化させ
る感圧部を収納してなるセンサを頭皮下に埋設
し、外部から非接触で脳内圧を測定できるように
したもので、外的感染が無く使い勝手に優れる。
長期間継続して測定できる脳内圧計は知られてお
り、既に本出願人も特開昭55−96141号公報で提
案している。同公報で開示する脳内圧計は髄液の
導入口と導出口を有するハウジングに無電源共振
回路及び髄液の作用により前記無電源共振回路の
共振周波数を脳内圧の大きさに対応して変化させ
る感圧部を収納してなるセンサを頭皮下に埋設
し、外部から非接触で脳内圧を測定できるように
したもので、外的感染が無く使い勝手に優れる。
また、同脳内圧計におけるセンサの取付けは頭
蓋骨の一部に凹陥部を設け、この凹陥部の中へ当
該センサを嵌合させるとともに、上部に形成した
フランジ部を当該凹陥部の口縁に係止させ、その
一部と骨膜を縫合して取付ける。また、センサの
底面には垂下する髄液の導入パイプを設け、この
導入パイプに下端が脳膜を貫通して脳室に達する
カテールを接続するとともに、フランジ部から横
側方へ髄液の導出パイプを設け、この導出パイプ
に髄液排出用のシヤント管を接続する。
蓋骨の一部に凹陥部を設け、この凹陥部の中へ当
該センサを嵌合させるとともに、上部に形成した
フランジ部を当該凹陥部の口縁に係止させ、その
一部と骨膜を縫合して取付ける。また、センサの
底面には垂下する髄液の導入パイプを設け、この
導入パイプに下端が脳膜を貫通して脳室に達する
カテールを接続するとともに、フランジ部から横
側方へ髄液の導出パイプを設け、この導出パイプ
に髄液排出用のシヤント管を接続する。
ところで、上述した従来の脳内圧計は頭皮下に
埋設するため、導入パイプと導出パイプの延出方
向が直角にならざるを得ない。このため、頭皮下
専用に使用する以外になく、埋設箇所の自由度が
小さく、汎用性に欠ける問題がある。
埋設するため、導入パイプと導出パイプの延出方
向が直角にならざるを得ない。このため、頭皮下
専用に使用する以外になく、埋設箇所の自由度が
小さく、汎用性に欠ける問題がある。
また、センサはシヤント管に接続するため、セ
ンサ内部の髄液流路はできるだけ短く、かつシン
プルであることが望ましいが、導入パイプはセン
サの底面から下方へ延出し、導出パイプはセンサ
の上部から横側方へ延出するため、センサ内部の
髄液流路が長く、複雑化する難点がある。
ンサ内部の髄液流路はできるだけ短く、かつシン
プルであることが望ましいが、導入パイプはセン
サの底面から下方へ延出し、導出パイプはセンサ
の上部から横側方へ延出するため、センサ内部の
髄液流路が長く、複雑化する難点がある。
本考案は上述した従来の技術に存在する諸問題
を解決したLPシヤント用脳内圧計の提供を目的
とするもので、以下に示すLPシヤント用脳内圧
計1によつて達成される。
を解決したLPシヤント用脳内圧計の提供を目的
とするもので、以下に示すLPシヤント用脳内圧
計1によつて達成される。
即ち、本考案は髄液の導入口と導出口を有する
ハウジングに、コイルとコンデンサからなる無電
源共振回路及び髄液の作用により前記無電源共振
回路の共振周波数を脳内圧の大きさに対応して変
化させる感圧部を収納した人体内に埋設するセン
サユニツトを備えるとともに、人体の外部に配し
て前記共振周波数の変動をグリツドデイツプメー
タ回路により検出して脳内圧を求める測定部を備
えてなるLPシヤント用脳内圧計1を構成するに
際して、特に、筒形に形成したハウジング10内
の底部に髄液の流路6を設け、この流路6の180°
対向位置に、開口方向が人体の皮膚面に対して略
平行となる導入口2と導出口3をそれぞれ設ける
ことにより、導入口2と流路6と導出口3を直線
上に並べて配するとともに、ハウジング10内に
おける流路6の上方に、前記直線に対する直角方
向から流路6に臨み、かつ外側端面に固着したコ
ア17がコイル11に対して進退し、かつ無電源
共振回路13と流路6を気密状態に仕切るととも
に、内部が導入口2と導出口3に連通するベロー
ズ15を用いた感圧部5を配設してなることを特
徴としている。
ハウジングに、コイルとコンデンサからなる無電
源共振回路及び髄液の作用により前記無電源共振
回路の共振周波数を脳内圧の大きさに対応して変
化させる感圧部を収納した人体内に埋設するセン
サユニツトを備えるとともに、人体の外部に配し
て前記共振周波数の変動をグリツドデイツプメー
タ回路により検出して脳内圧を求める測定部を備
えてなるLPシヤント用脳内圧計1を構成するに
際して、特に、筒形に形成したハウジング10内
の底部に髄液の流路6を設け、この流路6の180°
対向位置に、開口方向が人体の皮膚面に対して略
平行となる導入口2と導出口3をそれぞれ設ける
ことにより、導入口2と流路6と導出口3を直線
上に並べて配するとともに、ハウジング10内に
おける流路6の上方に、前記直線に対する直角方
向から流路6に臨み、かつ外側端面に固着したコ
ア17がコイル11に対して進退し、かつ無電源
共振回路13と流路6を気密状態に仕切るととも
に、内部が導入口2と導出口3に連通するベロー
ズ15を用いた感圧部5を配設してなることを特
徴としている。
次に、本考案の作用について説明する。
本考案に係るLPシヤント用脳内圧計1は導入
口2と導出口3をセンサユニツト4の人体内部側
へ設け、また、その開口方向をそれぞれ人体の皮
膚面に対して略平行に設定したため、皮膚下近傍
における人体のあらゆる箇所、特に腹部に埋設で
き、腰椎から髄液を導入し腹腔へ導出できる。ま
た、導入口2と導出口3は同一直線上に配し、か
つ感圧部5を当該導入口2と導出口3に連通する
髄液の流路に対して略垂直に臨ませたため、当該
流路を直線かつ最短距離に設定できる。
口2と導出口3をセンサユニツト4の人体内部側
へ設け、また、その開口方向をそれぞれ人体の皮
膚面に対して略平行に設定したため、皮膚下近傍
における人体のあらゆる箇所、特に腹部に埋設で
き、腰椎から髄液を導入し腹腔へ導出できる。ま
た、導入口2と導出口3は同一直線上に配し、か
つ感圧部5を当該導入口2と導出口3に連通する
髄液の流路に対して略垂直に臨ませたため、当該
流路を直線かつ最短距離に設定できる。
以下には本考案に係る好適な実施例を図面に基
づき詳細に説明する。
づき詳細に説明する。
第1図は本考案に係るLPシヤント用脳内圧計
のセンサユニツトを示す縦断正面図、第2図は同
センサユニツトの正面方向からみた縦断斜視図、
第3図は同センサユニツトの平面図、第4図は同
センサユニツトの側面図、第5図は使用状態にお
ける同脳内圧計に構成図、第6図及び第7図は同
センサユニツトを人体に埋設した状態の全体構成
図である。
のセンサユニツトを示す縦断正面図、第2図は同
センサユニツトの正面方向からみた縦断斜視図、
第3図は同センサユニツトの平面図、第4図は同
センサユニツトの側面図、第5図は使用状態にお
ける同脳内圧計に構成図、第6図及び第7図は同
センサユニツトを人体に埋設した状態の全体構成
図である。
まず、符号4で示すセンサユニツトの構造につ
いて説明する。
いて説明する。
センサユニツト4はセラミツクで成形した一端
閉塞の筒形ハウジング10を備える。ハウジング
10の閉塞側内端面にはリング状に巻回したコイ
ル11とコンデンサ12を固定して無電源共振回
路13を構成する。一方、ハウジング10の開口
側は金属リング14を固定する。この金属リング
14の内周縁には一端を閉塞したベローズ15の
開口端縁を挟んでリング状のバネ座16を嵌め入
れる。これにより、無電源共振回路13が存在す
るハウジング10の内側はベローズ15と金属リ
ング14によつて気密状態下におかれる。また、
ベローズ15の閉塞側外端面にはコア17を固着
する。このコア17は前記コイル11の内部に挿
通し、ベローズ15の伸縮によつて軸方向へ変位
して無電源共振回路13の共振周波数を変動させ
る。
閉塞の筒形ハウジング10を備える。ハウジング
10の閉塞側内端面にはリング状に巻回したコイ
ル11とコンデンサ12を固定して無電源共振回
路13を構成する。一方、ハウジング10の開口
側は金属リング14を固定する。この金属リング
14の内周縁には一端を閉塞したベローズ15の
開口端縁を挟んでリング状のバネ座16を嵌め入
れる。これにより、無電源共振回路13が存在す
るハウジング10の内側はベローズ15と金属リ
ング14によつて気密状態下におかれる。また、
ベローズ15の閉塞側外端面にはコア17を固着
する。このコア17は前記コイル11の内部に挿
通し、ベローズ15の伸縮によつて軸方向へ変位
して無電源共振回路13の共振周波数を変動させ
る。
他方、バネ座16には複数の孔16aを形成
し、ベローズ15の内部とバネ座16の外側を連
通せしめる。これによつて、髄液はベローズ15
内へ容易に入り込む。なお、バネ座16の内周縁
にはコイルスプリング18の一端外周部を固定す
る。一方、コイルスプリング18の他端には筒体
19に一端を固定し、この筒体19はコイルスプ
リング18内に挿通する。さらに、この筒体19
内には一端をベローズ15の閉塞端に固定した連
結杆20を挿通し、雄ネジを形成した連結杆20
の他端は筒体19の他端側へ突出させて調整ナツ
ト21を螺合する。なお、コイルスプリング18
は圧縮状態でベローズ15とバランスするため、
精度、感度、寿命の点で有利となる。
し、ベローズ15の内部とバネ座16の外側を連
通せしめる。これによつて、髄液はベローズ15
内へ容易に入り込む。なお、バネ座16の内周縁
にはコイルスプリング18の一端外周部を固定す
る。一方、コイルスプリング18の他端には筒体
19に一端を固定し、この筒体19はコイルスプ
リング18内に挿通する。さらに、この筒体19
内には一端をベローズ15の閉塞端に固定した連
結杆20を挿通し、雄ネジを形成した連結杆20
の他端は筒体19の他端側へ突出させて調整ナツ
ト21を螺合する。なお、コイルスプリング18
は圧縮状態でベローズ15とバランスするため、
精度、感度、寿命の点で有利となる。
他方、ハウジング10の開口側は金属リング1
4を覆うように円盤状の底板22で閉塞する。底
板22の内面にはバネ座16が臨む髄液の流路6
を凹状に設ける。また、底板22にはその直径方
向であつて流路6に連通する導入パイプ24と導
出パイプ25をそれぞれ略180°異なる方向へ延出
させて取付ける。これにより導入パイプ24、流
路6、導出パイプ25の三者は同一直線上に配さ
れることになり、最短距離、かつ最もシンプルな
形で結ばれることになる。また、底板22は人体
へ埋設した際に人体の内部側となるが、各パイプ
24と25はそれぞれ皮膚面に対して平行とな
り、以て、皮膚下近傍における人体のあらゆる箇
所に埋設可能となる。なお、26はフランジ10
に設けた栓、27はフランジ28を一体に有する
柔軟な合成樹脂製カバーである。
4を覆うように円盤状の底板22で閉塞する。底
板22の内面にはバネ座16が臨む髄液の流路6
を凹状に設ける。また、底板22にはその直径方
向であつて流路6に連通する導入パイプ24と導
出パイプ25をそれぞれ略180°異なる方向へ延出
させて取付ける。これにより導入パイプ24、流
路6、導出パイプ25の三者は同一直線上に配さ
れることになり、最短距離、かつ最もシンプルな
形で結ばれることになる。また、底板22は人体
へ埋設した際に人体の内部側となるが、各パイプ
24と25はそれぞれ皮膚面に対して平行とな
り、以て、皮膚下近傍における人体のあらゆる箇
所に埋設可能となる。なお、26はフランジ10
に設けた栓、27はフランジ28を一体に有する
柔軟な合成樹脂製カバーである。
このように構成したセンサユニツト4は次のよ
うに人体へ埋設される。まず、センサユニツト4
は前記調整ナツト21によつてコイル11に対す
るコア17の相対的位置関係を予め標準位置に設
定し、第5図のように人体の特に腹部50におけ
る筋膜51と皮膚52(皮下脂肪53)間に埋設
する。そして、導入パイプ24へ腰椎または頭部
に至るカテーテル60を接続するとともに、導出
パイプ25へ腹腔に至るシヤント管61を接続す
る。
うに人体へ埋設される。まず、センサユニツト4
は前記調整ナツト21によつてコイル11に対す
るコア17の相対的位置関係を予め標準位置に設
定し、第5図のように人体の特に腹部50におけ
る筋膜51と皮膚52(皮下脂肪53)間に埋設
する。そして、導入パイプ24へ腰椎または頭部
に至るカテーテル60を接続するとともに、導出
パイプ25へ腹腔に至るシヤント管61を接続す
る。
この結果、第6図のように、カテーテル60を
腰椎54の下端に接続して髄液を導入するととも
に、シヤント管61を腹腔へ接続して髄液が逃が
すことができる(LPシヤント方式)。この方式は
センサユニツト4を人体に埋設することによつて
生じる凸部を外部から見ても目立たなくするとと
もに、さらに感度を高くするために必要な凸部の
高さを確保することができる。また、第7図のよ
うにセンサユニツト4を腹部へ埋設し、カテーテ
ル60を頭部の脳室55へ接続して髄液を導入す
るとともに、シヤント管61を腹腔へ接続して髄
液を逃がすこともできる(VPシヤント方式)。こ
のように本考案に係る脳内圧計1は両方式に兼用
できる。
腰椎54の下端に接続して髄液を導入するととも
に、シヤント管61を腹腔へ接続して髄液が逃が
すことができる(LPシヤント方式)。この方式は
センサユニツト4を人体に埋設することによつて
生じる凸部を外部から見ても目立たなくするとと
もに、さらに感度を高くするために必要な凸部の
高さを確保することができる。また、第7図のよ
うにセンサユニツト4を腹部へ埋設し、カテーテ
ル60を頭部の脳室55へ接続して髄液を導入す
るとともに、シヤント管61を腹腔へ接続して髄
液を逃がすこともできる(VPシヤント方式)。こ
のように本考案に係る脳内圧計1は両方式に兼用
できる。
次に、符号70で示す測定部について説明す
る。測定部70は第5図のように、人体に埋設さ
れたセンサユニツト4に対して人体の外側から近
接させるプローブ71とこのプローブ71に接続
する本体72からなる。プローブ71はリング状
の発振コイルであり、無電源共振回路13のコイ
ル11と電磁誘導結合する。また、本体72は各
種の処理機能をもつもので、グリツドデイツプメ
ータ回路を内蔵する。具体的にはプローブ71へ
所定周波数の交流信号を供給するためのクロツク
信号発生回路、周波数掃引回路、増幅回路、ま
た、プローブ71から共振周波数を検出して演算
を行い、脳内圧を求める共振周波数検出回路、演
算部、ゼロ調整回路、スパン調整回路、補正回
路、さらに脳内圧を表示する表示回路等を備え
る。
る。測定部70は第5図のように、人体に埋設さ
れたセンサユニツト4に対して人体の外側から近
接させるプローブ71とこのプローブ71に接続
する本体72からなる。プローブ71はリング状
の発振コイルであり、無電源共振回路13のコイ
ル11と電磁誘導結合する。また、本体72は各
種の処理機能をもつもので、グリツドデイツプメ
ータ回路を内蔵する。具体的にはプローブ71へ
所定周波数の交流信号を供給するためのクロツク
信号発生回路、周波数掃引回路、増幅回路、ま
た、プローブ71から共振周波数を検出して演算
を行い、脳内圧を求める共振周波数検出回路、演
算部、ゼロ調整回路、スパン調整回路、補正回
路、さらに脳内圧を表示する表示回路等を備え
る。
よつて、本脳内圧計1は次のように機能する。
まず、生理的要因等によつて髄液が増加した場
合、溢出髄液はカテーテル60、センサユニツト
4、シヤント管61を通り、腹腔へ排出される。
一方、脳内圧が高くなつた場合、センサユニツト
4内を通る髄液の圧力が高まり、この圧力に対応
してベローズ15は押し広げられる。よつて、コ
ア17が変位してコイル11のインダクタンスが
変化し、無電源共振回路13の共振周波数が変動
する。他方、第5図の状態で本体72からはプロ
ーブ71の発振コイル75へ信号を供給し、その
発振周波数を一定の範囲内で連続的に変化させ、
共振点を検出する。本体72では共振点に対応す
る脳内圧の大きさの相関関係を記憶してあり、演
算によつて脳内圧を求めるとともに必要な表示を
行う。
合、溢出髄液はカテーテル60、センサユニツト
4、シヤント管61を通り、腹腔へ排出される。
一方、脳内圧が高くなつた場合、センサユニツト
4内を通る髄液の圧力が高まり、この圧力に対応
してベローズ15は押し広げられる。よつて、コ
ア17が変位してコイル11のインダクタンスが
変化し、無電源共振回路13の共振周波数が変動
する。他方、第5図の状態で本体72からはプロ
ーブ71の発振コイル75へ信号を供給し、その
発振周波数を一定の範囲内で連続的に変化させ、
共振点を検出する。本体72では共振点に対応す
る脳内圧の大きさの相関関係を記憶してあり、演
算によつて脳内圧を求めるとともに必要な表示を
行う。
以上、実施例について詳細に説明したが本考案
はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば導入口と導出口はパイプを例示したが、単
に開口させて形成しカテーテル等を差し込む形式
であつてもよい。また、無電源共振回路の共振周
波数の可変手段としてコンデンサの容量を変化さ
せてもよい。その他、細部の構成、形状、配列、
数量、素材等において本考案の要旨を逸脱しない
範囲で任意に変更実施できる。
はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば導入口と導出口はパイプを例示したが、単
に開口させて形成しカテーテル等を差し込む形式
であつてもよい。また、無電源共振回路の共振周
波数の可変手段としてコンデンサの容量を変化さ
せてもよい。その他、細部の構成、形状、配列、
数量、素材等において本考案の要旨を逸脱しない
範囲で任意に変更実施できる。
このように、本考案に係るLPシヤント用脳内
圧計は、筒形に形成したハウジング内の底部に髄
液の流路を設け、この流路の180°対向位置に、開
口方向が人体の皮膚面に対して略平行となる導入
口と導出口をそれぞれ設けることにより、導入口
と流路と導出口を直線上に並べて配するととも
に、ハウジング内における流路の上方に、前記直
線に対する直角方向から流路に臨み、かつ外側端
面に固着したコアがコイルに対して進退し、かつ
無電源共振回路と流路を気密状態に仕切るととも
に、内部が導入口と導出口に連通するベローズを
用いた感圧部を配設してなるため、次のような顕
著な効果を奏する。
圧計は、筒形に形成したハウジング内の底部に髄
液の流路を設け、この流路の180°対向位置に、開
口方向が人体の皮膚面に対して略平行となる導入
口と導出口をそれぞれ設けることにより、導入口
と流路と導出口を直線上に並べて配するととも
に、ハウジング内における流路の上方に、前記直
線に対する直角方向から流路に臨み、かつ外側端
面に固着したコアがコイルに対して進退し、かつ
無電源共振回路と流路を気密状態に仕切るととも
に、内部が導入口と導出口に連通するベローズを
用いた感圧部を配設してなるため、次のような顕
著な効果を奏する。
センサユニツト内部における髄液の流路を最
短距離に設定できるとともに、シンプルに構成
でき、さらに、縦方向の流路が無くなるため、
全体の小型化、性能の安定化、信頼性向上、組
立性向上等を達成できる。
短距離に設定できるとともに、シンプルに構成
でき、さらに、縦方向の流路が無くなるため、
全体の小型化、性能の安定化、信頼性向上、組
立性向上等を達成できる。
導入口と導出口をセンサユニツトの人体内部
側に設けるため、センサユニツトの外部方向へ
の高さを可及的に高くすることができる。した
がつて、使用時において外部のプローブと誘導
結合が容易となり、感度の向上、精度の向上を
達成できる。
側に設けるため、センサユニツトの外部方向へ
の高さを可及的に高くすることができる。した
がつて、使用時において外部のプローブと誘導
結合が容易となり、感度の向上、精度の向上を
達成できる。
第1図:本考案に係るLPシヤント用脳内圧計
のセンサユニツトを示す縦断正面図、第2図:同
センサユニツトの正面方向からみた縦断斜視図、
第3図:同センサユニツトの平面図、第4図:同
センサユニツトの側面図、第5図:使用状態にお
ける同脳内圧計に構成図、第6図,第7図:同セ
ンサユニツトを人体に埋設した状態の全体構成
図。 尚図面中、1:LPシヤント用脳内圧計、2:
導入口、3:導出口、5:感圧部、6:流路、1
0:ハウジング、11:コイル、13:無電源共
振回路、15:ベローズ、17:コア。
のセンサユニツトを示す縦断正面図、第2図:同
センサユニツトの正面方向からみた縦断斜視図、
第3図:同センサユニツトの平面図、第4図:同
センサユニツトの側面図、第5図:使用状態にお
ける同脳内圧計に構成図、第6図,第7図:同セ
ンサユニツトを人体に埋設した状態の全体構成
図。 尚図面中、1:LPシヤント用脳内圧計、2:
導入口、3:導出口、5:感圧部、6:流路、1
0:ハウジング、11:コイル、13:無電源共
振回路、15:ベローズ、17:コア。
Claims (1)
- 髄液の導入口と導出口を有するハウジングに、
コイルとコンデンサからなる無電源共振回路及び
髄液の作用により前記無電源共振回路の共振周波
数を脳内圧の大きさに対応して変化させる感圧部
を収納した人体内に埋設するセンサユニツトを備
えるとともに、人体の外部に配して前記共振周波
数の変動をグリツドデイツプメータ回路により検
出して脳内圧を求める測定部を備える脳内圧計に
おいて、筒形に形成したハウジング10内の底部
に髄液の流路6を設け、この流路6の180°対向位
置に、開口方向が人体の皮膚面に対して略平行と
なる導入口2と導出口3をそれぞれ設けることに
より、導入口2と流路6と導出口3を直線上に並
べて配するとともに、ハウジング10内における
流路6の上方に、前記直線に対する直角方向から
流路6に臨み、かつ外側端面に固着したコア17
がコイル11に対して進退し、かつ無電源共振回
路13と流路6を気密状態に仕切るとともに、内
部が導入口2と導出口3に連通するベローズ15
を用いた感圧部5を配設してなることを特徴とす
るLPシヤント用脳内圧計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051979U JPH0346729Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051979U JPH0346729Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63158308U JPS63158308U (ja) | 1988-10-17 |
JPH0346729Y2 true JPH0346729Y2 (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=30876741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987051979U Expired JPH0346729Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346729Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020179411A1 (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | テルモ株式会社 | センサシステム及び医療デバイス |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5935084A (en) * | 1997-09-30 | 1999-08-10 | Johnson & Johnson Professional, Inc. | Inflatable pressure indicator |
US6685638B1 (en) * | 2002-12-23 | 2004-02-03 | Codman & Shurtleff, Inc. | Acoustic monitoring system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5596141A (en) * | 1979-01-16 | 1980-07-22 | Nagano Keiki Seisakusho Kk | Cerebral internal pressure meter |
JPS6068829A (ja) * | 1983-08-18 | 1985-04-19 | カ−ロス・エイ・ハキム | 情報を生体内から伝達する装置 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP1987051979U patent/JPH0346729Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5596141A (en) * | 1979-01-16 | 1980-07-22 | Nagano Keiki Seisakusho Kk | Cerebral internal pressure meter |
JPS6068829A (ja) * | 1983-08-18 | 1985-04-19 | カ−ロス・エイ・ハキム | 情報を生体内から伝達する装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020179411A1 (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | テルモ株式会社 | センサシステム及び医療デバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63158308U (ja) | 1988-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10687719B2 (en) | Implantable shunt system and associated pressure sensors | |
US4354506A (en) | Intracranial pressure gauge | |
US4127110A (en) | Implantable pressure transducer | |
US4281666A (en) | Single diaphragm pressure-balanced telemetric pressure sensing system | |
US4206762A (en) | Telemetric differential pressure sensing method | |
US3958558A (en) | Implantable pressure transducer | |
US4660568A (en) | Telemetric differential pressure sensing system and method therefore | |
US4281667A (en) | Single diaphragm telemetric differential pressure sensing system | |
US4206761A (en) | Pressure-balanced telemetric pressure sensing method | |
US4593703A (en) | Telemetric differential pressure sensor with the improvement of a conductive shorted loop tuning element and a resonant circuit | |
US6926670B2 (en) | Wireless MEMS capacitive sensor for physiologic parameter measurement | |
US4265252A (en) | Intracranial pressure implant | |
CA1187946A (en) | Pressure monitoring method and apparatus | |
JPH0349452B2 (ja) | ||
US7803628B2 (en) | Device for measuring pressure | |
Atkinson et al. | Radio telemetry for the measurement of intracranial pressure | |
JP2005512663A (ja) | 水分プローブ | |
JPS62176430A (ja) | カテ−テル端圧力変換器 | |
Zervas et al. | A pressure-balanced radio-telemetry system for the measurement of intracranial pressure: A preliminary design report | |
JPH0141330B2 (ja) | ||
JPH0346729Y2 (ja) | ||
Pinet et al. | Miniature fiber optic pressure sensor for medical applications: an opportunity for intra-aortic balloon pumping (IABP) therapy | |
Olsen et al. | Intracranial pressure measurement with a miniature passive implanted pressure transensor | |
Xue et al. | A SU-8-based compact implantable wireless pressure sensor for intraocular pressure sensing application | |
EP3800455B1 (en) | Cerebrospinal-fluid-pressure-measuring device |