JPH034627A - 移動電話通信中継方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動電話局と電話局との間を中継する方式に
関するものである。

〔従来の技術〕

無線送受信機を備える移動電話局と、有線電話網の電話
局との間を中継する場合、電気通信事業者が対移動電話
局用の中継局を各所へ建設し、これにより移動電話局と
電話局との間の中継を行なうものとなっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、従来の手段による場合、主としてっぎの欠点を
生じている。

すなわち、移動電話局のサービスエリアを拡大するのに
伴ない中継局を増設する際、これの局舎建設用地の取得
が困難になると共に、電源の確保も同様に困難となる場
合が増大している。

この対策としては、移動電話局の送信電力を増加すれば
よいが、この場合、所要消費電力が増大し、特にハンデ
ィタイプの移動電話局では、電池の占めるスペースが大
とな）、かつ、重量も増大し不適当となる。

したがって、中継局の増設または移動電話局の送信電力
増加のいずれにしても自ずから限界を生じ、よシ以上の
サービスエリア拡大が困難となっている。

〔課題を解決するための手段〕

前述の課題を解決するため、本発明はつぎの手段により
構成するものとなっている。

すなわち、対移動電話局用のアンテナおよび送受信機と
、この送受信機の入出力ｔディジタル信号へ変換するア
ナログ・ディジタル変換器と、ディジタル信号を多重化
する多重化部と、これにより多重化されたディジタル信
号をマイクロ波により送受信するマイクロ波送受信機お
よびアンテナとからなる柱上中継器を商用電力送配電線
を支持する複数の支持柱上へ各個に設けると共に、これ
らのマイクロ波アンテナと対向するマイクロ波アンテナ
および送受信機と、これの入出力を多重化する多重化部
と、この多重化部の入出力をアナログ信号へ変換するデ
ィジタル・アナログ変換器とを電気通信事業用の電話局
へ設け、各柱上中継器相互間および電話局との間をマイ
クロ波により中継するものとしている。

〔作用〕

したがって、商用電力送配電線を支持する鉄塔ｔｉは電
柱等の支持柱が中継器の設置場所となり、中継器の配置
上自由度が増大する。

〔実施例〕

以下、実施例を示す図によって本発明の詳細な説明する
。

第１図は、全構成を示す概要図であり、商用電力送配電
線を支持する鉄塔または電柱等の支持柱ｔｔ−用い、こ
れらの中から一定距離により選定し九複数の支持柱１上
へ、柱上中継器（以下、中継器）２が各個に設けである
と共に、これらには、移動電話局（以下、移動局）３と
の送受信に用いるアンテナ４、および、各中継器２相互
間と通信事業用の電話局５との間を中継するために用い
るマイクロ波アンテナ６が設けである。

また、電話局５には、中継器２のマイクロ波アンテナ６
と対向するマイクロ波アンテナ６が設けであると共に、
マイクロ波送受信機および多重化部等により構成される
端局７が設けてあり、この端局Ｔは交換機を含む電話網
８へ接続されている。

第２図は、詳細を示すブロック図であり、中継器２１を
代表して示すとおり、対移動局３用のアンテナ４凰およ
び送受信機（以下、ＴＲＸ）１１、これの入出力をディ
ジタル信号へ変換するアナログ・ディジタル変換器（以
下、Ａ／Ｄ）１２が設けであると共に、マイクロ波アン
テナ６ｔｔ　ｔ　ａｌｌ　を介してマイクロ波の送受信
を行なうマイクロ波送受信機（以下、ＶＴＲＸ）　１３
　、１４、および、これらの入出力を多重化する多重化
部（以下、ＭＰＸ）１５．１６が設けてあり、中継器２
３も同様の構成となっている。

一方、電話局５には、マイクロ波アンテナ６ｓおよびＭ
ＴＲＸＩ７、ＭＰＸ１８、これの入出力をアナログ信号
へ変換するディジタル・アナログ変換器（以下％Ｄ／Ａ
）１９が設けてあり、これの入出力が電話網８へ接続さ
れている。

ｉ九、マイクロ波アンテナ６６と６ｔｔ　＋　６ｓｓと
ｓｓｉ、６ｔｓと図上省略し九隣接中継器のマイクロ波
アンテナとは、互いに対向して配設されている。

したがって、アンテナ４１を介する移動局３とのＵＨＦ
波等による通話は、ＴＲＸ１１およびＡ／Ｄ１２を経て
ディジタル信号とな９、中継局２ｓからのマイクロ波ア
ンテナ６　ｓｓ　＋　６１１　、ＭＴＲＸＩ　４　。

ＭＰＸＩ６を介するディジタル信号と共にＭＰＸ１５に
よって多重化され、ＭＴＲＸＩ３、マイクロ波アンテナ
８ｕ　、Ｓｓ　％ＭＴＲＸ１７’を経て電話局５へ中継
され良うえ、ＭＰＸＩ８およびｏ／Ａ１９ｔ−介して各
チャネル毎のアナログ信号となり、電話網８へ接続され
る。

また、中継局２！のアンテナ４■を介する通話も、中継
局２１を経て電話局５と中継され、同様に電話網８と接
続される。

このほか、各中継器２１＋２１の電源は、支持柱１１　
＋　１４の配電線よシ分岐して供給を受ければよい。

〔発明の効果〕

以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、対移
動電話局用のアンテナおよび送受信機を備えた柱上中継
器を商用電力送配電線の各支持柱上へ設け、各柱上中継
器相互間および電気通信事業用の電話局との間をマイク
ロ波により中継するものとしたことにより、中継局の設
置および電源確保の自由度が増大し、移動局の送信電力
を増加せずにサービスエリアの拡大が自在となり、移動
電話通信の中継において顕著な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は全構成の概要図、
第２図′は詳細を示すブロック図である。 １１〜１５・・・・支持柱、２＋　、　２＊・・・中柱
上中継器、３・・・・移動電話局、４ｔ　、　４ｓ・・
・・アンテナ、５・・・・電話局、６５１６１１１ｅｔ
ａ　＋　６２１　＋　６２２　・・・・マイクロ波アン
テナ、１１俸・・・送受信機、１２・拳争・アナログ・
ディジタル変換器、１３，１４，１７・壷・・マイクロ
波送受信機、１５．１６．１８・・・・多重化部、１８
・−・争ディジタル・アナログ変換器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対移動電話局用のアンテナおよび送受信機と、該送受信
   機の入出力をディジタル信号へ変換するアナログ・ディ
   ジタル変換器と、前記ディジタル信号を多重化する多重
   化部と、該多重化部により多重化されたディジタル信号
   をマイクロ波により送受信するマイクロ波送受信機およ
   びアンテナとからなる柱上中継器を商用電力送配電線を
   支持する複数の支持柱上へ各個に設けると共に、前記マ
   イクロ波アンテナと対向するマイクロ波アンテナおよび
   送受信機と、該送受信機の入出力を多重化する多重化部
   と、該多重化部の入出力をアナログ信号へ変換するディ
   ジタル・アナログ変換器とを電気通信事業用の電話局へ
   設け、前記各柱上中継器相互間および電話局との間をマ
   イクロ波により中継することを特徴とした移動電話通信
   中継方式。