JPH0345322B2 - - Google Patents

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JPH0345322B2
JPH0345322B2 JP56198800A JP19880081A JPH0345322B2 JP H0345322 B2 JPH0345322 B2 JP H0345322B2 JP 56198800 A JP56198800 A JP 56198800A JP 19880081 A JP19880081 A JP 19880081A JP H0345322 B2 JPH0345322 B2 JP H0345322B2
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JP
Japan
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liquid surface
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liquid
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JP56198800A
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JPS5899712A (ja
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Takashi Yokokura
Tsuneo Sasaki
Masayuki Kondo
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TOPUKON KK
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TOPUKON KK
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C9/00Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels
    • G01C9/18Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels by using liquids

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は傾斜角測定装置、さらに詳しくは重力
方向を基準とした傾斜角測定装置に関する。
従来の重力方向を基準とする傾斜角測定装置の
例として、自由振子を用い、自由振子の傾斜角、
変位量等を光学的あるいは電気磁気的に測定する
装置が知られている。しかし、この装置は振子の
安定性、複元性に問題があり、これを改善するに
は機械的に複雑で大型にならざるを得ない。従来
の重力方向を基準とする傾斜角測定装置の他の例
として、水銀の自由液面を用い、水銀液面による
反射光のずれ角を測定する装置が知られている。
しかし、この装置は水銀の毒性や水銀が高価であ
る問題があり、また、水銀は表面張力が大きく平
らな反射面を得るためには大きな表面積を要し、
さらに、粘性が低いため振動に敏感過ぎて安定性
に欠ける。そのため傾斜角測定装置として水銀よ
りも粘性の高い液体の自由液面を用い、該液面に
よる反射光のずれ角を光学的に測定する装置が米
国特許第4136955号により提案されている。この
装置のさらに詳しい構成は、発光素子からの光束
を該液体の容器底部に取付けられたプリズムの入
射面に入射させ、該入射光束を上記液体の自由表
面で全反射させ、さらに、該反射光束を上記プリ
ズムの入射面と反対側に設けた射出面から射出さ
せて受光位置検出素子によつて射出光のずれ量を
測定するものである。この装置は、粘性の高い液
体の自由表面の全反射を使用しているため、外来
振動に敏感でなく、又複元性もよく、極めて簡易
な構造で比較的精度の高い測定が可能である利点
がある反面、さらに測定精度を上げるためには、
液体の自由表面から受光位置検出素子までの距離
を長くする必要があり、装置全体が大型化するこ
とが避けられない。特に、この装置の大型化の問
題は、該傾斜角測定装置を光電読取式経緯儀に組
込み経緯儀本体の傾斜角を測定する場合等に致命
的欠点となる。
本発明は上記従来の問題を解決した傾斜角測定
装置を提供することを目的とするものであつて、
その構成上の特徴とするところは、発光部と、受
光部と、液面反射系と、上記発光部からの光束を
略平行光束として上記液面反射系に入射させかつ
該液面反射系による反射光束を上記受光部に入射
させるレンズ系とから構成され、上記液面反射系
はその入射光及び反射光が透過する固定透過面
と、該固定透過面を透過した入射光を反射する自
由液面と、該自由液面からの反射光を反射して再
び該自由液面に向けて反射し該自由液面により再
度反射された反射光を上記固定透過面から出射さ
せるための固定反射面とからなることである。本
発明は、以上のように、固定反射面を設けること
により入射光及び反射光の透過面を共通にし、発
光部、受光部を液面反射等の一方に設けることが
でき、さらに測定光束を自由液面で複数回反射さ
せることにより、小型で測定精度が高く、光電読
取式経緯儀にも組込み可能な傾斜角測定装置を得
ることができる。さらに、本発明では液面反射系
の透過面に断面積の大きい光束を入射・射出させ
るから、該透過面の汚れやちり、ほこりの影響を
受けることが少ない。
以下本発明の原理及び実施例を図について説明
する。本発明の構成原理は、第1図に示すよう
に、発光部2、受光素子4、液面反射系6、発光
部2からの光束8を略平行光束として液面反射系
6に入射させかつ液面反射系6による反射光束1
0を受光素子4に入射させるレンズ系12からな
る。液面反射系6はプリズム部14と容積の一部
に液体16を満たした液体部18とからなる。液
体16はプリズム部14の上に直接入れられてお
り、プリズム部14の側面には、光束8,10が
通過する固定透過面20及び液体部18からの光
束8を反射して反射光束10とする固定反射面2
2が設けられている。以上の構成において、装置
が傾斜しても液体16の自由液面は水平を維持す
るから、結果的に、装置が傾斜すると反射光束1
0の受光素子4への入射位置が変化し、この変化
量を検出することにより装置の傾斜角を計算する
ことができる。本発明の第1実施例を第2図、第
3図に示す。発光部24は発光素子30、コンデ
ンサレンズ32、指標34より構成される。発光
素子30からの光はコンデンサレンズ32により
集光され指標34を照明する。指標34からの光
束は、反射鏡38を介して、コリメートレンズ4
0により略平行光束にされ液面反射部材42の透
過面44に入射される。反射部材42は、透過面
44と反射面46とを有し、屈折率1.52のガラス
で作られたプリズム部48と、反射率1.4のシリ
コンオイル50をプリズム48の上部に封じこん
だ液体部52によつて形成される。液面反射部材
42の透過面44に入射した光束はシリコンオイ
ル50の自由液面を通過し、反射面46により反
射され、再びシリコンオイル50の自由液面で反
射された後透過面44から射出される。前記透過
面44から射出された光束は前述のコリメートレ
ンズ40により集光されCCD検知器(蓄積効果
型センサー)36上に指標像が形成される。指標
34及びCCD検知器36はコリメートレンズ4
0の焦点位置に配置されテレセントリツク光学系
が成立している。テレセントリツク光学系をとる
ことにより、デフオーカス誤差は測定精度に影響
しないという利点がある。
以上の構成において、装置の傾斜角θ、CCD
検知器36上の指標像の移動量をl、コリメート
レンズ群の焦点距離をf、傾斜係数をkとする
と、 θ=k・tan-1(l/f) の関係がある。−θ=1″、l=1.2μm、f=50mm
のときk=1/488となり、検出した移動量lから
傾斜角θを求めることができる。なお、この場
合、k値は、自由液面に入射する角度を50°、プ
リズムの屈折率を1.52、シリコンオイルの屈折率
を1.4とした場合の値である。
指標34と検知器36の選択には種々の方式の
ものが考えられ、第4図ないし第6図にもとづい
て述べる。121は検知器36上に結像された指
標像である。第4図は指標をスリツトで構成し、
検知器36を1次元のラインセンサーで構成した
場合を示す。y平面は第2図における入射・反射
光軸を含む面であり、x平面はy平面と直交する
面を示す。y平面での傾斜により指標像121は
y方向に移動する。ライイセンサーである検知器
36上の指標像位置l1を検出し、傾斜角に換算
し、測定結果を得る。この場合x平面での傾斜で
では指標像はx方向へ移動するだけでy平面での
傾斜角測定結果に影響を与えない。
第5図は、指標像位置をさらに高精度に検出可
能にする構成を示す。この場合指標は基準スリツ
トパターンと格子状パターンから構成される。
122,123は前二者のパターン像である。
検知器36は1次元のラインセンサーである。格
子状パターン像の1ピツチはラインセンサの1ピ
ツチとわずかな差をもたせ、互いにバーニア関係
にする。このように構成して基準スリツトパター
ンの結像位置l2をラインセンサーの1ピツチの精
度で第2の測定結果を得、さらに格子状パターン
像423とラインセンサーとのバーニア関係によ
りさらに1ピツチ内を内挿し第1の測定結果と組
合わせて最終結果を得るものである。指標像42
4はx方向傾斜角制限パターンの像であり、x方
向の傾斜角度が大きくなると、パターンはライン
センサー上でx方向に移動し、パターンがライン
センサーからはなれこれを検出することによりラ
ンプあるいは音にて要調整の指定を出すようにす
ることが可能である。
以上の実施例においては、1平面での傾斜角を
測定しているが、指標、検出器の選択により2次
元の傾斜角度を測定することができる。以下第6
図に従つて述べる。指標42は互いに直交する二
つのスリツトから構成される。425,426は前
二者の指持像であり、36は1次元のラインセン
サーである受光器である。x平面での傾斜により
指標はx方向に移動しl4が変化し、y平面での傾
斜によりl3が変化する。このl3、l4を検出し、傾
斜角に変換することにより2方向での傾斜角度を
独立に検出することが可能である。また、それぞ
れのスリツトを第5図で述べたように格子状パタ
ーンとすることにより、さらに高精度を測定を得
ることが可能であることは云うまでもない。ま
た、この場合ラインセンサーの傾斜角度の傾きを
変えることによりそれぞれの傾斜角度の感度を任
意に選択できる。
以上の実施例は、発光素子30とCCD検知器
36とをコリメートレンズ群40光軸を中心に対
称位置に配置したOFF−AXIS型であるが、ハー
フミラー等によつて入射光束と反射光束とを分離
するON−AXIS型であつてもよい。特にOFF−
AXIS型においては、入射光束と反射光束とが光
軸を共用しかつ発光面と受光面は同一平面内にあ
るため、発光部と受光部とを1体にしてピント調
整をすれば結像倍率1×を容易に得ることがで
き、装置の組立・調整が容易である。
本発明の第2実施例は、第7図に示すように、
液面反射系50を透過面52と反射面54とを有
する液体容器に液体56を封入して構成するもの
である。
本発明の第3実施例は、第8図に示すように、
液面反射系60、透過面62、一部反射面64を
含むプリズム上面66、反射側面68からなるプ
リズム部70と、液体部72とから構成され、光
束74は自由液面で合計4回反射され、測定精度
が高い特徴を有する。
本発明の第4実施例は傾斜角の二次元検出を行
なう場合の一実施例である。第5図で述べたよう
に、指標を選択し二次元検出を行なうことができ
るが、第2図における入射・反射光軸を含む面内
での傾斜角度に対し、それと直交する平面での傾
斜角度検出の感度は入射角度に比例して落ちる。
そのため2次元的な傾斜角度を測定するには、1
つの液面反射部材に対し2方向に2つの受発光系
を設置し、各々の受発光系により各々の傾斜角度
を測定することが望ましい場合もある。すなわち
液面反射部材80に、第9図に示すように、透過
面82と反射面84との組を2つ設け、各組につ
いて傾斜角測定装置を構成する。
以上説明したように、本発明は自由液面で複数
回反射された光束によつて傾斜角を測定するから
測定精度が高くかつ発光光束と受光光束とを共通
な光路を用いることにより小型で簡易な構成であ
る特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は第1実
施例の光学図、第3図は第2図の線−に沿つ
た光学図、第4図ないし第6図は本発明に用いる
指標、検出器の説明図、第7図は第2実施例の断
面図、第8図は第3実施例の断面図、第9図は第
4実施例の説明図である。 2……光源、4……受光素子、6……液面反射
系、14……プリズム部、16……液体、18…
…液体部、20……固定透過面、22……固定反
射面、30……発光素子、32……コンデンサー
レンズ、34……指標、36……CCD検知器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発光部と、受光部と、液面反射系と、上記発
    光部からの光束を略平行光束として上記液面反射
    系に入射させかつ該液面反射系による反射光束を
    上記受光部に入射させるレンズ系とから構成さ
    れ、上記液面反射系はその入射光及び反射光が透
    過する固定透過面と、該固定透過面を透過した入
    射光を反射する自由液面と、該自由液面からの反
    射光を反射して再び該自由液面に向けて反射し該
    自由液面により再度反射された反射光を上記固定
    透過面から出射させるための固定反射面とからな
    ることを特徴とする傾斜角測定装置。
JP19880081A 1981-12-09 1981-12-09 傾斜角測定装置 Granted JPS5899712A (ja)

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JP19880081A JPS5899712A (ja) 1981-12-09 1981-12-09 傾斜角測定装置

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JPS5899712A JPS5899712A (ja) 1983-06-14
JPH0345322B2 true JPH0345322B2 (ja) 1991-07-10

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