JPH0345153Y2 - - Google Patents

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JPH0345153Y2
JPH0345153Y2 JP2179685U JP2179685U JPH0345153Y2 JP H0345153 Y2 JPH0345153 Y2 JP H0345153Y2 JP 2179685 U JP2179685 U JP 2179685U JP 2179685 U JP2179685 U JP 2179685U JP H0345153 Y2 JPH0345153 Y2 JP H0345153Y2
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JP
Japan
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main body
connection cord
finger
electronic thermometer
side wall
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JP2179685U
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JPS61139444U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は電子体温計に係り、殊に本体部に巻回
収納された検温部の接続コードを、本体部から取
り出しやすい電子体温計の構造に関する。
(考案の背景) 電子体温計として、体温表示部を備えた本体部
と、この本体部に接続コードを介して接続された
検温部から成るものが知られている。従来この種
電子体温計は、不使用時には一般に上記接続コー
ドは上記本体部に巻回して収納するようになつて
おり、使用する際には接続コードを本体部から巻
き戻して取り出すようになつていた。しかしなが
らかかる接続コードの取り出し作業は面倒であ
り、また取り出し時に本体部を取り落しやすく、
更には巻き戻す際に接続コードが不要に強く引つ
張られたりしてこれを痛めやすい等の問題点があ
つた。
(考案の概要) 本考案は上記事情を背景としてなされたもので
あつて、本考案は本体部の側壁に巻回して収納さ
れた接続コードを簡単に取り出せるようにした電
子体温計を提供することを目的とする。このため
に本考案は、体温表示部を備えた本体部と該本体
部に接続コードを介して接続される検温部とから
成る電子体温計において、上記本体部の側壁に上
記接続コードを巻回収納する装着部を形成すると
ともに、上記側壁と隣接する上記本体部の表面お
よび裏面の少なくとも一方の面の中央部に指当て
部を形成したものである。このように電子体温計
を構成することにより、体温測定を行う際には上
記指当て部に指先を当てて本体部を挟持し、接続
コードを軽く引つ張ることにより挟持点を中心と
して上記本体部を回転させながら、接続コードを
上記本体部から簡単に巻き戻して取り出せるよう
にしたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図および第2図は本考案に係る電子体温計
を示すものであつて、本電子体温計1は略矩形箱
型状本体部2と、この本体部2に屈曲自在な接続
コード3を介して接続された棒状検温部4から成
つている。5は本体部1の表面上部に設けられた
体温表示部、6はスライド式スイツチボタン、7
は検温部4の先端部に装着された検温センサーで
ある。第2図に示すように、本体部2は上ケース
2aと下ケース2bを嵌合して形成されており、
その内部には配線基板8が内蔵されている。9は
配線基板8上に装着されたLS1、10は配線基
板8の挟持用リブである。
11は本体部2の側壁に沿つて凹設された細溝
状装着部であつて、上記接続コード3はこの装着
部11に嵌着することにより本体部2の側壁に巻
回収納される。12,13は上記側壁に隣接する
本体部2の表面と裏面の中央部に凹設された指当
て部であつて、これらの指当て部12,13には
同心円状に溝部14が形成されている。
第3図は体温測定を行うために本体部2に巻回
収納された接続コード3を巻き戻して取り出して
いる様子を示すものであつて、上記指当て部1
2,13に指先を当てて本体部2を軽く挟持し、
検温部4などを保持して接続コード3を矢印イ方
向に軽く引つ張る。すると本体部2は挟持点すな
わち指当て部12,13を中心に矢印ロ方向に回
転し、接続コード3は無理なく本体部2から巻き
戻されて引き出される。その際指当て部12,1
3は本体部2表面に凹設されているので、軽く挟
持しているだけでも本体部2を確実に保持でき、
本体部2が回転する際に該本体部2がふらつくな
どして指先が滑つて取り落すことはない。また指
当て部12,13には同心円状に溝部14が形成
されているので、これらの溝部14が単に指先の
滑り止め部となるだけでなく、本体部2の回転ガ
イド部にもなつて、接続コード3の引き出しとと
もに本体部2をスムーズに回転させることができ
る。
(他の実施例) 第4図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、スイツチボタン15は上記指当て部12に設
けられている。このスイツチボタン15の表面に
も、上記溝部14と同心円状に溝部16が形成さ
れている。またこのスイツチボタン15の操作方
向ハは、接続コード3の引き出し時に誤操作され
ないように上記回転方向ロと直交する方向となつ
ている。このようにスイツチボタン15を指当て
部12に設けておけば、接続コード3の引き出し
完了と同時に指当て部12を挟持する指先にてス
イツチボタン16を操作することができる。また
スイツチボタン16を本体部2の表面に凹設され
た指当て部12に設けることにより、不使用時に
スイツチボタン16が誤操作されるのを防止する
ことができる。
(他の実施例) 第5図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、指当て部21,22は本体部2とは別体に形
成されて上ケース2aと下ケース2bの中央部に
回転自在に装着されている。23,24は回転軸
部、25は両指当て部21,22を結合するネジ
である。このように指当て部21,22を本体部
2に回転自在に装着しておけば、指当て部21,
22を挟持して接続コード3を引き出す際には本
体部2のみが回転し、指当て部21,22は回転
しないから、より確実に指当て部21,22を挟
持することができ、更には接続コード3を軽く引
つ張るだけで該コード3をスムーズに引き出すこ
とができる。
(他の実施例) 第6図は本考案の更に他の実施例を示すもので
あつて、本体部26は略円盤状であり、その側壁
に凹設された装着部27に接続コード3は巻回収
納される。指当て部28は本体部26の中央部に
凹設されているが、その表面には上記溝部14は
形成されていない。29は体温表示部、30は押
圧式スイツチボタンである。このように本体部2
6を円盤状に形成すれば、指当て部28を挟持し
て本体部26をより回転させやすい利点がある。
勿論本体部をこのように円盤状に形成する場合
も、第5図に示したように指当て部を本体部と別
体形成してこれを回転自在に本体部に装着しても
よい。なお上記実施例において、指当て部は本体
部の中央部に設けると説明したが、指当て部が本
体部の中央部から若干変位した位置にあつても、
本考案の作用効果は十分達成されるものであり、
したがつて指当て部は厳密に本体部の中央部にあ
る必要はなく、本考案において本体部の中央部と
は略中央部を含むものである。また本考案は上記
実施例に限られるものではなく、種々の設計変更
が考えられるのであつて、例えば指当て部は本体
部の表面もしくは裏面の何れか一方の面のみに形
成しても良く、また窪み状の形状であれば表裏面
を貫通する透孔形状のものでも同様の効果が得ら
れ、特に第5図に示す別体の指当て部21,22
は、本体部2の表面もしくは裏面より突出させ、
指腹部が表、裏面と必要以上に接することなく本
体部2を挟持できるものであつても良い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る電子体温計1
は、体温表示部5を備えた本体部2と、該本体部
2に接続コード3を介して接続される検温部4と
から成る電子体温計1において、上記本体部2の
側壁に上記接続コード3を巻回収納する装着部1
1を形成するとともに、上記側壁と隣接する上記
本体部2の表面および裏面の少くとも一方の面の
中央部に、指当て部12,13を形成して成るの
で、本体部2に巻回収納された接続コード3を簡
単に取り出すことができ、またその際接続コード
3を痛めにくい等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は電子体温計の斜視図、第2図は断面図、第3
図は取り扱い中の平面図、第4図は本考案の他の
実施例の部分斜視図、第5図および第6図はそれ
ぞれ本考案の更に他の実施例の斜視図である。 1……電子体温計、2,26……本体部、3…
…接続コード、4……検温部、5,29……体温
表示部、11,27……装着部、12,13,2
1,22,28……指当て部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 体温表示部5を備えた本体部2と、該本体部2
    に接続コード3を介して接続される検温部4とか
    ら成る電子体温計1において、上記本体部2の側
    壁に上記接続コード3を巻回収納する装着部11
    を形成するとともに、上記側壁と隣接する上記本
    体部2の表面および裏面の少くとも一方の面の中
    央部に、指当て部12,13を形成したことを特
    徴とする電子体温計。
JP2179685U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0345153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179685U JPH0345153Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179685U JPH0345153Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61139444U JPS61139444U (ja) 1986-08-29
JPH0345153Y2 true JPH0345153Y2 (ja) 1991-09-24

Family

ID=30513518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179685U Expired JPH0345153Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Country Status (1)

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JP (1) JPH0345153Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61139444U (ja) 1986-08-29

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