JPH0345004Y2 - - Google Patents

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JPH0345004Y2
JPH0345004Y2 JP13591685U JP13591685U JPH0345004Y2 JP H0345004 Y2 JPH0345004 Y2 JP H0345004Y2 JP 13591685 U JP13591685 U JP 13591685U JP 13591685 U JP13591685 U JP 13591685U JP H0345004 Y2 JPH0345004 Y2 JP H0345004Y2
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valve
main
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gas
governor
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガスコツクユニツトに関し、更に詳
細には、約10000〜20000kcal/hの比較的熱容量
の大きな燃料用ガスを用いるガス燃焼器具、例え
ば、オーブン、プライヤー、給湯器等のガスコツ
クユニツトに関する。
(従来の技術) 従来の比較的熱容量の大きなガス燃焼器具にお
いては、ガスコツク、ガバナー機構、安全機構、
温度調節器等として、それぞれ単独のものを接続
して使用している。すなわち、これらの機器は別
のユニツトで構成されており一体化されていな
い。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のこの種のガス燃焼器具では、ガスコツク
とは別に、ガバナー機構、安全機構、温度調節器
等がそれぞれ別のユニツトで構成され、それらを
組み合わせて使用しているため、ガス燃焼器具全
体が大型化し、高価になる等の問題点があつた。
さらに、保守点検、配置、電気回路を使用する
ための操作等に無駄が多く、使用上不便であると
ともに、比較的熱容量の大きなガスを使用するた
めガスコツクの開閉及及びガス量の変化にともな
う燃焼の安全性が特に要求される。即ち、燃焼ガ
ス用のサーモスタツトが比例制御方式のものにあ
つては、そのバーナーの特性上炎孔部分に生ガス
の出る現象、ガス量と一次空気の関係によるフラ
ツシユバツク、リフテイング、イエローチツプ等
の悪燃焼が生じやすい。これを防止するためバイ
パス通路より最低燃焼流量が必要となり、比較的
低温域の温度設定が不可能となる。
そこで、本考案の目的は、ガバナー機構、安全
機構、温度調節器等をガスコツクと一体化したガ
ス燃焼器具用ガスコツクユニツトを提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ガス燃焼器具用ガスコツクユニツト
において、押し下げられたときにのみパイロツト
開位置に回転し、前記押し下げが解除されたとき
にのみ、前記パイロツト開位置からメイン開位置
に回転するように構成されたコツクダイヤルと、
パイロツト開位置において安全弁を開いてパイロ
ツトバーナーに燃料用ガスを供給し、パイロツト
バーナーが点火している間は安全弁を開状態に保
持するよう構成された安全機構と、被温度測定部
位の温度を感熱体により感知し、この感熱体に接
続されたダイヤフラム装置によつて、被温度測定
部位の温度に応じてサーモスタツト弁を開閉する
よう構成された温度調節器と、主ガス流路内の圧
力に応じて開閉するガバナー弁を有するガバナー
機構と、前記メイン位置において主ガス流路の主
弁を開く機構とを有し、この主弁を開く機構は、
主ガス流路と主弁作動室を仕切る主弁ダイヤフラ
ムと、主弁ダイヤフラムに固定され該主弁ダイヤ
フラムを挟んで両空間の圧力差に応じて主ガス流
路を開閉する弁体を有し、前記主弁の入口側には
ブリードオリフイスが開口し、該ブリードオリフ
イスはブリードガス流路を介して前記サーモスタ
ツト弁の入口流路に通じており、前記サーモスタ
ツト弁の出口流路は前記ガバナー弁の入口流路に
通じており、前記ブリードガス流路は途中で分路
して前記主弁作動室に通じており、さらに、前記
ガバナー弁の出口流路は、主ガス流路の出口側に
通じていることを特徴とする。
(作用・効果) 本考案のガス燃焼器具用ガスコツクユニツトに
おいては、主ガス流路のガス流量を制御する機構
は、1組の弁体ダイヤフラム及び弁体だけで構成
され、これらが温度調器およびガバナー機構と連
動してそれぞれ圧力調整弁及び温度調整弁として
機能するので、温度調節器よびガバナー機構が別
ユニツトで構成され各ユニツトにこれらの機能を
持たせたものに比べ、ユニツトで通過抵抗が減少
し大量のガスを供給することが可能になり、ま
た、これらの機構をガスコツクユニツトに一体に
組み込むことが可能となり、装置全体が小型化さ
れ、製造コストが減少した。
また、被測定部位の温度に応じて開閉するサー
モスタツト弁を用いており、ブリードオリフイス
とブリードガス流路を介してサーモスタツト弁の
開閉と主弁の開閉とを連動させているので、微細
な温度設定が可能である。
また、サーモスタツト弁をダイヤフラム装置を
利用して開閉動作させているので、、温度設定を
可変にすることが容易である。また、ダイヤフラ
ムの利用により、サーモスタツト弁は設定温度に
達する直前までは全開に維持されるので、短時間
に設定温度にすることができる。
本考案のガスコツクユニツトにおいては、微細
な温度設定ができることと温度設定を変えること
ができることにより、例えば料理用槽において最
適の温度に保持できるだけでなく、料理物特に冷
凍食品を入れた場合にもすばやく温度復帰する。
また、例えば、お茶用湯沸器の場合、事務所、工
場等において、そのために早く出勤する必要もな
くなり、更に使用後の水の補給による待ち時間の
短縮にもなる。更に浴槽等湿度の高い場所と防水
の点で電気を用いにくいところでの使用にも適し
ている。以上の如く、電気を必要とせす、設備の
大型化を伴うことなく、安価な費用で微細な温度
設定及び調節が可能である。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本考案の好ましい
実施例によるガスコツクユニツトについて説明す
る。
第1図に表示の如く、本考案の実施例によるガ
バナー機構、点火装置、安全機構、温度調節器付
ガスコツクユニツトは、本体1を有し、この本体
1に圧電点火器14又はバツテリー点火器用スイ
ツチ14′、安全弁24、閉子26、サーモスタ
ツト弁47、ガバナー弁52が一体化されて設置
され、また本体1を貫いて主ガス流路4、パイロ
ツト流路5が設けられている。この主ガス流路4
はガス入口2とガス出口3とを有し、中間に安全
弁座23、閉子26、主弁弁座31が設けてあ
る。又閉子26より分岐するパイロツト流路5が
形成されている。
主ガス流路4の安全弁座23に対して安全弁2
4が設けてあり、この安全弁24は安全弁レバー
22と安全弁スプリング25と一体となつてお
り、安全弁コイル18、マグネツト19、吸着片
20、吸着片スプリング21よりなるマグネツト
サブと係合するようになつている。コツクダイヤ
ルDの止位置においては吸着片スプリング21の
力によつて安全弁座23に安全弁24が係合する
ことによつて、更に閉子26が閉の位置に位置す
ることによつて、主ガス流路4は閉じるようにな
つている。
第2図に表示の如くコツクダイヤルをパイロツ
ト位置まで押し廻わすことにより、コツク軸28
のつばにて安全弁レバー22が押し上げられ安全
弁24が開となる。ガスは閉子26のパイロツト
通路を通りパイロツト流路5を経てパイロツトバ
ーナー16にいたり、コツク軸28と連動する圧
電点火器14又はバツテリー点火器用スイツチ1
4′により放電プラグ15より着火される。着火
されたパイロツトバーナー炎は熱電対11を加熱
し、安全弁コイル18に通電されマグネツト19
は励磁され吸着片20は吸着片スプリング21の
力に打ちかつて吸着される。
此のあと、コツク軸28の押し力を解除しても
安全弁24は安全弁スプリング25の力により安
全弁座23に対して開位置に保持される。すなわ
ち、パイロツトバーナー点火中は、安全弁24は
開位置に保持される。
此に場合パイロツトフレーム感知器13により
遠路離にあつても確認することが出来るし、異状
加熱防止スイツチ12の働きにより主ガス流路4
を閉じることも出来る。コツク軸28は押し力解
除した状態でメイン開の位置まで廻転出来る。コ
ツク軸8と連動して閉子26はメイン通路開とな
り主ガス流路6に通じる。主ガス流路6の主弁弁
座31に対して主弁ダイヤフラム及び弁体32が
設けてあり、この主弁ダイヤフラム及び弁体32
はケーシング34と主ガス流路を閉じるように押
圧している主弁スプリング33を包含し、この主
弁スプリング33は主弁ダイヤフラム及び弁体3
2とケーシング34とによつて構成された主弁作
動室8内の圧力が主ガス流路6を流れる主ガス流
の圧力より小さいときには、この主ガス流圧力に
よつて収縮させられる程度の強さのものである。
主ガス流路6の入口側にはブリードオリフイス
36が設けてあり、このブリードオリフイス36
は、フイルター35を介してブリードガス流路7
に通じており、このブリードガス流路は途中で分
路して、一方は主弁作動室8に、他方はサーモス
タツト弁座46に開口している。サーモスタツト
弁47はサーモスタツト弁座46を通じてガバナ
ー弁座51を通してガバナー整圧後流路10より
ガス出口3に通じている。
サーモスタツト弁座46を開閉するサーモスタ
ツト弁47はスプリング48によつて下方に押圧
されている。サーモスタツト弁47はダイヤフラ
ムシート50を介しピン49が装着してあり、ダ
イヤフラムシート50は外部にガスが漏れないよ
うに防止している。
サーモスタツトケース44は支点Bのまわりに
回動できるようにヨーク37が装置してあり、ヨ
ーク37の反対端にはレバー38の一端が係合し
ており、ここを支点Aとしてレバー38が回動で
きるようになつており、このヨーク37端とレバ
ー38の中間点との間にスプリング39が設置し
てある。ヨーク37の中間に設けた突起部には温
度設定ネジ42の下端に設けた衝合部が係合して
いる。
温度設定ネジ42は、周知のように、所定部位
の温度に感応する感熱管40と組合せており、感
熱管40内に封入した熱膨張性の流体の膨張収縮
に応じてキヤピラリー41を通じてダイヤフラム
43をふくらませたり、すぼませたりすることに
よつて衝合部を上下動させるようになつている。
温度設定ネジ42にはサーモスタツトダイヤル軸
45が装着してあり、温度設定は可変出来る。
第3図は感熱管40内の流体が収縮して、ダイ
ヤフラム43がすぼんでいる状態、すなわち被測
定部位が所定温度以下にあるときの状態を示して
ある。レバー38がスプリング48にさからつて
ピン49を介してサーモスタツト弁47を開弁し
た場合には、主ガス流路6の入口側にきているガ
スの一部が、ブリードオリフイス36を通つてブ
リードガス流路7に流れ、その一部は主弁ダイヤ
フラム及び弁体32の主弁作動室8に流入し、残
りはサーモスタツト弁47の開いたサーモスタツ
ト弁座46を通り、ガバナー弁座51を通つて主
ガス流路6のガス出口3に流出する。
したがつて、主弁ダイヤフラム及び弁体32の
主弁作動室8は主ガス流路6のガス入口2におけ
る圧力よりも小さい圧力となつているから、主ガ
ス流路6内の圧力が主弁スプリング33のスプリ
グ荷重よりも大きくなり、主弁ダイヤフラム及び
弁体32を主弁弁座31から離れるように押し下
げる。よつてガスがこの主弁弁座31を通つてガ
ス出口3の方に流れ主ガスバーナー17に供給さ
れ燃焼される。
第4図は被測定部位が所定の温度になり、感熱
管40がその温度を検出し、膨張した流体がダイ
ヤフラム43をふくらませてヨーク37の突起部
を下方へ押圧し、ヨーク37が支点Aのまわりに
時計方向を回動してレバー38を下方向に移動さ
せる。スプリング48により、ピン49がサーモ
スタツト弁47を押し下げ、サーモスタツト弁座
46を閉ざす。ブリードガス流路7内のガス流
は、ここで遮断されるから、主弁ダイヤフラム及
び弁体32の主弁作動室8にすべて流入し、短時
間で主ガス流路6と主弁作動室8の圧力が同じと
なつて主弁ダイヤフラム及び弁体32が主弁スプ
リング33によつて主弁弁座31に押し付けら
れ、主ガス流路6を遮断することになる。
被測定部位の温度が下れば、ダイヤフラム43
がすぼまるから、ヨーク37が反時計方向に回動
してレバー38をスプリング48にさからつて回
動させ、サーモスタツト弁47が開いて主弁ダイ
ヤフラム及び弁体32の作動室8の圧力を下げ
る。よつて、主ガス流路6内の圧力が主弁スプリ
ング33のスプリング荷重より大きくなり、主弁
弁座31を開くことになる。サーモスタツト弁座
46を通つたブリードガス流路9の流れはガバナ
ー弁座5を通り、主ガス流路6のガス出口3に通
じておるが、ガス出口3の圧力が高ければガバナ
ーダイヤフラム53により感知し、ガバナースプ
リング54にさからつてガバナー弁52を閉じる
作用により、主弁ダイヤフラム及び弁体32の主
弁作動室8の圧力が上昇し、主弁弁座31に主弁
ダイヤフラム及び弁体32は接近し主ガス流路6
の流れはしぼられガス出口3の圧力は降下する。
ガス出口3の圧力が低い場合はガバナースプリグ
54の力によりガバナー弁52は開く方向に作用
し、主弁ダイヤフラム及び弁体32の主弁作動室
8の圧力が下降し主弁弁座31に対し主弁ダイヤ
フラム及び弁体32は開くことによりガス出口3
の圧力は上昇する。この様にしてガス出口3の圧
力は整圧される。
なお、参考のため、第5図に、コツクダイヤル
Dの各位置における点火装置14,14′および
閉子26の各位置を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるガバナー機構、点火装
置、安全機構、温度調節器内蔵ガスコツクユニツ
トの垂直断面図におけるコツク止位置を示し、第
2図はコツクパイロツト位置を示し、第3図はコ
ツクメイン開の位置におけるサーモスタツト弁開
位置を示し、第4図はコツクメイン開の位置にお
けるサーモスタツト弁閉位置を示す。第5図はコ
ツクダイヤルの各位置における点火装置及び閉子
の各位置を示す関係図である。 1……本体、2……ガス入口、3……ガス出
口、4……主ガス流路(安全弁、閉子前)、5…
…パイロツト流路、6……主ガス流路(主弁前)、
7……ブリードガス流路、8……主弁作動室、9
……サーモスタツト弁後流路、10……ガバナー
整圧後流路、11……熱電対、12……異状加熱
防止スイツチ、13……パイロツトフレーム感知
器、14……圧電点火器、14′……バツテリー
点火器用スイツチ、15……放電プラグ、16…
…パイロツトバーナー、17……主ガスバーナ
ー、18……安全弁コイル、19……マグネツ
ト、20……吸着片、21……吸着片スプリン
グ、22……安全弁レバー、23……安全弁座、
24……安全弁、25……安全弁スプリング、2
6……閉子、27……閉子スプリング、28……
コツク軸、29……コツク軸スプリング、30…
…Oリング、31……主弁弁座、32……主弁ダ
イヤフラム及び弁体、33……主弁スプリング、
34……ケーシング、35……フイルター、36
……ブリードオリフイス、37……ヨーク、38
……レバー、39……スプリング、40……感熱
管、41……キヤピラリー、42……温度設定ネ
ジ、43……ダイヤフラム、44……サーモスタ
ツトケース、45……サーモスタツトダイヤル
軸、46……サーモスタツト弁座、47……サー
モスタツト弁、48……スプリング、49……ピ
ン、50……ダイヤフラムシート、51……ガバ
ナー弁座、52……ガバナー弁、53……ガバナ
ーダイヤフラム、54……ガバナースプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガス燃焼器具用ガスコツクユニツトにおいて、
    押し下げられたときにのみパイロツト開位置に回
    転し、該押し下げが解除されたときにのみ、前記
    パイロツト開位置からメイン開位置に回転するよ
    うに構成されたコツクダイヤルと、 パイロツト開位置において安全弁を開いてパイ
    ロツトバーナーに燃料用ガスを供給し、パイロツ
    トバーナーが点火している間は安全弁を開状態に
    保持するよう構成された安全機構と、 被温度測定部位の温度を感熱体により感知し、
    この感熱体に接続されたダイヤフラム装置によつ
    て、被温度測定部位の温度に応じてサーモスタツ
    ト弁を開閉するよう構成された温度調節器と、 主ガス流路内の圧力に応じて開閉するガバナー
    弁を有するガバナー機構と、前記メイン位置にお
    いて主ガス流路の主弁を開く機構と を有し、 この主弁を開く機構は、主ガス流路と主弁作動
    室を仕切る主弁ダイヤフラムと、主弁ダイヤフラ
    ムに固定され該主弁ダイヤフラムを挟んで両空間
    の圧力差に応じて主ガス流路を開閉する弁体を有
    し、 前記主弁の入口側にはブリードオリフイスが開
    口し、 該ブリードオリフイスはブリードガス流路を介
    して前記サーモスタツト弁の入口流路に通じてお
    り、 前記サーモスタツト弁の出口流路は前記ガバナ
    ー弁の入口流路に通じており、 前記ブリードガス流路は途中で分路して前記主
    弁作動室に通じており、 さらに、前記ガバナー弁の出口流路は、主ガス
    流路の出口側に通じている ことを特徴とするガスコツクユニツト。
JP13591685U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0345004Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6245544U JPS6245544U (ja) 1987-03-19
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