JPH0344312Y2 - - Google Patents

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JPH0344312Y2
JPH0344312Y2 JP1985105318U JP10531885U JPH0344312Y2 JP H0344312 Y2 JPH0344312 Y2 JP H0344312Y2 JP 1985105318 U JP1985105318 U JP 1985105318U JP 10531885 U JP10531885 U JP 10531885U JP H0344312 Y2 JPH0344312 Y2 JP H0344312Y2
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metal
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metal bar
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、篩分け機械のスクリーンに使用され
るグリズリバーに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
鉱石、石炭、コークス、石灰石等の固体を粒度
別に仕分ける篩分け機械のスクリーンにはグリズ
リバーが使用されている。篩分け作業は、グリズ
リバーと粒子との間に一定時間の相対運動を行わ
せ、グリズリバー間を通過する粒子と、通過しな
い粒子とに、仕分けることにより行われる。
従来公知のグリズリバーは、長尺の金属製ロツ
ド又は金属板により形成されている。
篩分け作業に際し、固体がグリズリバー上面及
びグリズリバー間を通過する時、摺擦と引つ掻き
によりグリズリバーの表面は摩耗する。また固体
がコークス等の高熱化したものである場合、グリ
ズリバーも高温となる。
而して、従来公知の金属製のグリズリバーの場
合、摩耗耐用期間は約1カ月〜2カ月であり、短
期間に取り替えを行わなければならず、その取替
中は作業を停止しなければならないという欠点が
ある。
そこで、グリズリバーをセラミツク等の耐摩耗
材により被覆し、これにより耐摩耗期間を長期化
することが推考されるが、更に次の問題を提起す
る。
即ち、長尺のグリズリバーを被覆する耐摩耗材
を、長尺のセラミツク成形品等により製作すると
きは、その製造が容易でなく、高コストを招来す
る。また長尺の成形品をグリズリバーに取付ける
作業も容易ではない。
耐摩耗材をグリズリバーに固定するに際し、例
えば接着手段を採用する場合、上記のようなグリ
ズリバーの高温化により該接着剤が早期に劣化
し、耐摩耗材の剥離脱落を招来する。
一方、実公昭57−31973号公報に示されるよう
に、耐摩耗材を長手方向に分割した複数個のもの
に形成し、各耐摩耗材をバーに対して機械的固定
手段により固着する場合は、上記問題を解決する
ことができるが、耐摩耗材をセラミツク等により
成形する際の成形容易性や、固定手段のバーに対
する固着安定性や、分割された複数個の耐摩耗材
を固定手段により固定しつつバーに列設する際の
作業容易性等について、更に研究を重ねなければ
ならない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、耐摩耗材を長手方向に分割した複数
個のものに形成し、各耐摩耗材をバーに対して機
械的固定手段により固着するようにしたグリズリ
バーにおいて、前述したような耐摩耗材の成形容
易性、固定手段のバーに対する固着安定性、複数
個の耐摩耗材を固定手段を介してバーに列設する
際の作業容易性等を全て満足せしめたグリズリバ
ーを提供するものであり、その手段として構成し
たところは、金属製バーの外側を被覆する複数の
耐摩耗材が、該耐摩耗材の下方に開口する嵌合溝
を前記バーの上方より嵌合することにより該バー
の長手方向に列設され、該耐摩耗材と金属製バー
とを固定する機械的固定手段を設けて成るグリズ
リバーにおいて:前記機械的固定手段9は、切欠
8と金具10とから構成されて成り;前記切欠8
は、各耐摩耗材5の前記嵌合溝6の両側の側壁7
に対し、該耐摩耗材の長手方向両端から切込み状
に凹入形成され;前記金具10は、前記切欠8か
ら外れた位置で金属製バー4に固着される固着部
と、該固着部から前記嵌合溝6内を経由して延長
され前記切欠8に至る係合部12を備え、該係合
部12を金属製バー4上で相互に隣接して列設さ
れた一対の耐摩耗材5,5の対向する切欠8,8
に跨がつて係合せしめて成る点にある。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の実施例を詳述す
る。
(第1実施例) 第1図〜第5図に示す第1実施例に於いて、下
面に取付ボルト1を植設した取付台2,2上に
は、複数本のグリズリバー3が所定間隔を置いて
略平行に架設されている。このグリズリバー3は
取付ボルト1を介して取付台2,2を篩分け機械
の所定箇所に取付けられる。
グリズリバー3は、金属製バー4の外側を耐摩
耗材5により被覆して成るものである。
金属製バー4は、金属板から成り、板幅を上下
方向に配置して前記取付台2に溶接等により固着
されている。尚、金属製バー4として、金属板の
外、I型鋼等の型材を使用することもできる。
耐摩耗材5は、セラミツク又は超硬合金等の耐
摩耗性及び耐熱性に優れる素材により成形されて
おり、金属製バー4の全長に対して複数個に分割
された寸法に形成される。図例では、耐摩耗材5
は、断面略逆U形の鞍形に形成され、下方に開口
する嵌合溝6を有し、該嵌合溝6の両側に位置す
る側壁7,7の外側面を好ましくは下方に至り窄
まるテーパ面に形成している。更に、各耐摩耗材
5は、両側壁7,7に該耐摩耗材の長手方向両端
から切込み状に凹入形成された切欠8を有する。
而して、耐摩耗材5は、嵌合溝6を介して金属
製バー4の上方より嵌合され、複数の耐摩耗材5
が金属製バー4の長手方向に列設され、これによ
り金属製バー4は全長に亘り耐摩耗材5によつて
被覆される。
耐摩耗材5は金属製バー4に対し機械的固定手
段9を介して固定される。図例ではL形の金具1
0と前記切欠8との両者により固定手段9が構成
される。即ち、金具10は、耐摩耗材5の嵌合溝
6内に配置され且つ前記切欠8から外れた位置で
金属製バー4の側部に重合せしめられる脚部11
と、該脚部11から折曲され耐摩耗材5の切欠8
に係合される係合部12とを備え、該金具10と
共に耐摩耗材5を金属製バー4に被冠状に嵌合し
た状態で、脚部11の先端13を耐摩耗材5の側
壁7の下方に突出するものに形成されている。而
して、耐摩耗材5を金属製バー4に嵌合した状態
で、金具10の脚部先端13を金属製バー4にス
ポツト溶接等で固着する。或いは、金具10の脚
部11の中途部を金属製バー4の側面にスポツト
溶接等で固着する。尚、金属製バー4の長手方向
両端部に配置される金具10は、脚部先端13を
スポツト溶接等で取付台2に固着しても良い。こ
れにより、金具10は、前記切欠8から外れた位
置、即ち、前記脚部先端13又は脚部11の中途
部に於いて、金属製バー4にスポツト溶接される
固着部を備え、該固着部より耐摩耗材の嵌合溝6
を経由して延長され該耐摩耗材の切欠8に至る係
合部12を備えており、後述するように、耐摩耗
材5は切欠8と係合部12の係合を介して機械的
に固定される。
而して、金属製バー4の長手方向端部に配置さ
れる金具10の係合部12は一つの切欠8に係合
し得る幅狭のものとされるが、金属製バー4の長
手方向中途部に配置される大多数の金具10aの
係合部12は一つの切欠8の切込み深さよりも大
なる幅広のものとされ、金属製バー4に対して相
互に隣接して列設される一対の耐摩耗材5,5の
対向する切欠8,8に跨がつて同時に係合するも
のとされている(第2図及び第3図参照)。
更に、好ましくは前記嵌合溝6内に充填材14
が充填される。この充填材14は、ゴム、コーキ
ング材、アスベスト等を用いることにより緩衝効
果を期待できるが、その他、モルタル等の緩衝効
果がないものを用いることも自由であり、嵌合溝
6内で金属製バー4の両側部及び頂部を被覆す
る。尚、金属製バー4の両端に位置する耐摩耗材
5の下端と取付台2との空〓にも、前記と同様の
充填材15が充填される。これらの充填材は、予
め嵌合溝6の内面又は金属製バー4の外面にライ
ニングしたもの、金属製バー4に耐摩耗材5を嵌
合した後に、柔軟性のある充填材を充填し、或い
は液状の充填材を注入して充填したもの等、任意
に構成することができる。更に、充填材15の場
合は、角柱状の弾性材を使用することもできる。
これにより、耐摩耗材5と金属製バー4との間は
緩衝され、耐摩耗材5に対する落下物の衝撃を吸
収し、耐摩耗材5の割れを防止できる。
(第2実施例) 第6図に示す第2実施例に於いて、上記機械的
固定手段9を構成する金具10は耐摩耗材5を横
断する直線形状とされ、耐摩耗材5の対応する一
対の切欠8,8に貫通して配置される。嵌合溝6
内に於いて金具10は金属製バー4の頂部に位置
し、該金具10を金属製バー4の頂部にスポツト
溶接又は図例のネジ16等によつて固着される。
これにより、金具10は、前記切欠8から外れた
位置、即ち、金属製バー4の頂部に対応する位置
において、金属製バー4に固着される固着部を備
え、該固着部より嵌合溝6内を経由して延長され
前記切欠8に至る係合部を備えている。
その他の構成は上記第1実施例と同様であり、
この第2実施例に於いても、金具10の係合部
は、金属製バー4上で相互に隣接して列設された
一対の耐摩耗材5,5の対向する切欠8,8に跨
がつて係合されるものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成した結果、次の効果
を奏する。
金属製バー4に固着された金具10の係合部
12を、相互に隣接して列設される一対の耐摩
耗材5,5の対向する切欠8,8に跨がつて係
合せしめるものであるから、分割された複数個
の耐摩耗材5を機械的固定手段9を介して金属
製バー4に列設せしめる際に、該金具10の取
付け個数が少なくて済む。即ち、本考案によれ
ば、第2図示のように、金具10の必要個数
は、n(耐摩耗材の数)+1で足り、従来の実公
昭57−31973号のものがn×2のボルト・ナツ
ト又はピンを必要としていたのに比して、格段
に部品点数を低減でき低コスト化が可能であ
る。
耐摩耗材5の切欠8を該耐摩耗材の長手方向
両端から切込み状に凹入形成しているので、耐
摩耗材5をセラミツク等の成形物により製作す
る場合でも、焼成後の困難な孔あけ等を必要と
せず、モールド自体により成形と同時に切欠8
を容易に形成することができ、この点に於いて
も低コスト化が可能となる。しかも、このよう
に側壁7の端縁に開口する凹入状の切欠8とし
ているため、前記のように対向する一対の切
欠8,8に金具10の係合部12を跨がつて係
合することができたものであり、前述した耐摩
耗材5の成形容易化による低コストと、金具1
0の必要個数の低減による低コストとの一石二
鳥的な利点がある。
金具10は金属製バー4に対しては前記切欠
8から外れた位置で固着され、該固着部から嵌
合溝6内を経由して延長形成した係合部12を
切欠8に係合しているので、前記金具10の固
着部に被篩分け材が衝当し難く、該固着部にお
ける金具10と金属製バー4との確実な固着状
態を保証することができる。一方、切欠8を介
して露出した係合部12に被篩分け材が衝当し
て衝撃が加わる場合でも、前記金具10の固着
部を該衝撃を緩和し得るように離らせて位置す
るものであるから、該金具10の固着部が金属
製バー4から剥離脱落するようなことがなく、
前記係合部12が完全に摩耗するまで耐摩耗材
5の金属製バー4に対する確実な固定状態を離
持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す平面図、第
2図は同正面図、第3図は同要部の斜視図、第4
図は第2図の−線断面図、第5図は第2図の
−線断面図、第6図は第2実施例の要部を示
す断面図である。 2…取付台、3…グリズリバー、4…金属製バ
ー、5…耐摩耗材、6…嵌合溝、8…切欠、9…
固定手段、10…金具、10a…金具、12…係
合部、14…充填材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製バーの外側を被覆する複数の耐摩耗材
    が、該耐摩耗材の下方に開口する嵌合溝を前記バ
    ーの上方より嵌合することにより該バーの長手方
    向に列設され、該耐摩耗材と金属製バーとを固定
    する機械的固定手段を設けて成るグリズリバーに
    おいて:前記機械的固定手段9は、切欠8と金具
    10とから構成されて成り;前記切欠8は、各耐
    摩耗材5の前記嵌合溝6の両側の側壁7に対し、
    該耐摩耗材の長手方向両端から切込み状に凹入形
    成され;前記金具10は、前記切欠8から外れた
    位置で金属製バー4に固着される固着部と、該固
    着部から前記嵌合溝6内を経由して延長され前記
    切欠8に至る係合部12を備え、該係合部12を
    金属製バー4上で相互に隣接して列設された一対
    の耐摩耗材5,5の対向する切欠8,8に跨がつ
    て係合せしめて成ることを特徴とするグリズリバ
    ー。
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JP4579668B2 (ja) * 2004-12-15 2010-11-10 株式会社黒木工業所 篩分器

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JPS5731973U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19

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