JPH0343635Y2 - - Google Patents

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JPH0343635Y2
JPH0343635Y2 JP20066685U JP20066685U JPH0343635Y2 JP H0343635 Y2 JPH0343635 Y2 JP H0343635Y2 JP 20066685 U JP20066685 U JP 20066685U JP 20066685 U JP20066685 U JP 20066685U JP H0343635 Y2 JPH0343635 Y2 JP H0343635Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電卓等の電子機器に適用されるリセ
ツトスイツチ構造に関するものである。
〔従来技術〕
電卓等に電池の交換を行う場合、電池の交換後
にLSIを正常動作に復帰させるために、従来はリ
セツトスイツチを手動操作により押していた。従
来のリセツトスイツチ構造を更に詳しく説明する
と、第3図に示したように、基板(PWB)1上
にリセツト端子2の一端部が半田付部3により固
着される一方、このリセツト端子2と接離可能と
なる基板1上の所定部位には電極4が設けられて
いる。そして、リセツト操作する場合には、電子
機器の底パネル5等に形成されたリセツト操作用
開孔部6に外部から細長い操作棒7を挿入して、
前記リセツト端子2を押し込むことにより、この
リセツト端子2は基板1上の電極4と接触してリ
セツト信号が流れるものである。
上記のリセツトスイツチ構造とは別に、第4図
の構造についても知られている。このリセツトス
イツチ構造は、基板(PWB)1上に電極4が設
けられる一方、この電極4に近接して、リセツト
ゴム体8に印刷して形成された導電ゴム層9が対
向配置に設けられている。そして、リセツト操作
する場合には、電子機器の底パネル5に形成され
たリセツト操作用開孔部6に外部から細長い操作
棒7を挿入して、前記リセツトゴム体8を押し込
むことにより、リセツトゴム体8に形成された導
電ゴム層9が基板1上の電極4と接触してリセツ
ト信号が流れるものである。
このように、従来のリセツトスイツチ構造はい
ずれも、細長い操作棒7等を用いて手動操作にて
外部からリセツト操作したときのみ、リセツト状
態となるように構成されている。
ところが、上記従来の構造では、電卓等に電池
を交換した後などに必要となる、LSI等を正常動
作に復帰させるためのリセツト操作が、手動操作
によりその都度要求されるので、利用者にとつて
甚だ手間がかかり煩わしいばかりでなく、リセツ
トスイツチの押し忘れを招き易く、このようにリ
セツトスイツチを押し忘れると、電卓等の誤動作
を招来するという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点を考慮してなされ
たものであつて、電池の交換時などにおいてリセ
ツトスイツチを押す手間を省くとともに、リセツ
トスイツチの押し忘れによる誤動作をなくすこと
のできるリセツトスイツチ構造の提供を目的とす
るものである。
〔考案の構成〕
本考案に係るリセツトスイツチ構造は、上記の
目的を達成するために、基板上に一端部が固着さ
れたリセツト端子と、このリセツト端子が接離可
能な基板上の部位に設けられた電極と、前記リセ
ツト端子を基板側に押し込み規制する端子押え込
み部と、前記パネルとリセツト端子との間に接点
部が配置され基板上に固着された固定端子とを備
え、前記電極と固定端子から同一リセツト信号が
取り出されるように設定して、前記パネルが取り
外されたとき自動的にリセツト状態となるように
構成したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
基板(PWB)10上には、弾性に富む金属材
から成るリセツト端子11の一端部が半田付部1
2により固着されている。上記のリセツト端子1
1が接離可能となる基板10上の所定部位には電
極13が設けられ、リセツト端子11を押し込む
ことにより電極13と接触し得るようになつてい
る。また電子機器のパネル14にはリセツト操作
用開孔部15が形成され、この開孔部15の周縁
から内向きに、前記リセツト端子11を基板10
側に若干押え込むように筒状の端子押え込み部1
6が突設されている。なお、上記のパネル14
は、電子機器の底パネル、或いは電池装填用の蓋
パネル等をなすものであるが、こられ具体的なパ
ネル構成部に限定するものではない。一方、前記
基板10上には、半田付部17により金属製の固
定端子18の一端部が固着されている。この固定
端子18は、前記パネル14とリセツト端子11
との間に接点部が配置され、前記端子押え込み部
16によりリセツト端子11が押え込まれた状態
において固定端子18はリセツト端子11から離
間しているが、上記パネル14が取り外された状
態では、リセツト端子11の弾性復元力により固
定端子18とリセツト端子11とが接触しうるよ
うに構成されている。そして、前記リセツト端子
11はリセツト信号の一方に接続され、また前記
電極13および固定端子18は共にリセツト信号
の他方に接続されている。即ち、リセツト端子1
1が電極13に接触したときと、固定端子18に
接続したときでは、同一のリセツト信号が取り出
されるように構成されている。なお、19はキー
ゴム部材、20はキートツプである。
上記の構成において、電子機器を構成するパネ
ル14が本体部に組み閉じられている状態では、
第1図に示すように、パネル14に突設された端
子押え込み部16の先端部によつてリセツト端子
11が若干押し込められているので、このリセツ
ト端子11は固定端子18及び電極13のいずれ
とも離間した状態にある。このような状態におい
て、リセツト操作が必要となつた場合には、細長
い操作棒21の先端部を外部からパネル14の開
孔部15に挿入して、リセツト端子11を基板1
0側に押し込み、このリセツト端子11を基板1
0上の電極13と接触させる。これによりリセツ
ト信号が流れて、LSI等が正常動作に復帰する。
一方、電子機器への電池の交換時などにおいて
パネル14を本体部から取り外すと、第2図に示
したように、リセツト端子11は前記端子押え込
み部16による規制がなくなるから、その弾性復
元力により変形動作し、固定端子18にリセツト
端子11が接触する。従つて、このときも上記と
同様にリセツト信号が流れてリセツト状態とな
り、LSI等が正常動作に復帰する。即ち、上記の
パネル14を取り外すことにより、常に自動的に
リセツト状態となり、このパネル14を再び本体
部に装着するとリセツトがかかつた正常な状態か
らスタートできることになる。
〔考案の効果〕
本考案に係るリセツトスイツチ構造は、以上の
ように、基板上に一端部が固着されたリセツト端
子と、このリセツト端子が接離可能な基板上の部
位に設けられた電極と、前記リセツト端子を基板
側に押し込み規制する端子押え込み部と、前記パ
ネルとリセツト端子との間に接点部が配置され基
板上に固着された固定端子とを備え、前記電極と
固定端子から同一リセツト信号が取り出されるよ
うに設定した構成である。これにより、電卓等の
電子機器に電池を交換した後などに必要な、LSI
等を正常動作に復帰させるためのリセツト操作
が、パネルの取り外しと同時に自動的に行われ
る。従つて、利用者にとつて手間がかからないと
ともに、リセツトスイツチの押し忘れを招くこと
もなくなり、その結果、リセツトスイツチの押し
忘れに起因する電卓等の誤動作を回避することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図はパネルが組み閉じられた状態の縦断面
図、第2図はパネルが取り外された状態の要部説
明図、第3図及び第4図はそれぞれ従来例の縦断
面図である。 10は基板(PWB)、11はリセツト端子、1
3は電極、14はパネル、15はリセツト操作用
開孔部、16は端子押え込み部、18は固定端子
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に一端部が固着されたリセツト端子と、
    このリセツト端子が接離可能な基板上の部位に設
    けられた電極と、前記リセツト端子を基板側に押
    し込み規制する端子押え込み部と、前記パネルと
    リセツト端子との間に接点部が配置され基板上に
    固着された固定端子とを備え、前記電極と固定端
    子から同一リセツト信号が取り出されるように設
    定したことを特徴とするリセツトスイツチ構造。
JP20066685U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0343635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20066685U JPH0343635Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20066685U JPH0343635Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109321U JPS62109321U (ja) 1987-07-13
JPH0343635Y2 true JPH0343635Y2 (ja) 1991-09-12

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ID=31163390

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JP20066685U Expired JPH0343635Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP7028504B2 (ja) * 2020-04-23 2022-03-02 Necプラットフォームズ株式会社 電子回路の開閉装置、開閉構造、および開閉方法

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JPS62109321U (ja) 1987-07-13

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