JPH034347B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH034347B2
JPH034347B2 JP19797385A JP19797385A JPH034347B2 JP H034347 B2 JPH034347 B2 JP H034347B2 JP 19797385 A JP19797385 A JP 19797385A JP 19797385 A JP19797385 A JP 19797385A JP H034347 B2 JPH034347 B2 JP H034347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
bearing
hollow chamber
liquid reservoir
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19797385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6257850A (ja
Inventor
Kenji Kataoka
Hitoshi Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP19797385A priority Critical patent/JPS6257850A/ja
Publication of JPS6257850A publication Critical patent/JPS6257850A/ja
Publication of JPH034347B2 publication Critical patent/JPH034347B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば工作機械等の軸受部を冷却す
る軸受冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば特開昭57−76320号公報に示さ
れた従来の軸受冷却装置を示し、第2図におい
て、1は例えば工作機械の回転軸、2は軸受機構
であり、回転軸1を回転自在に支承する軸受3
と、この軸受3を支持する軸受台4とにより構成
される。5は図示しない駆動用電動機にVベルト
(図示せず)を介して連結されるプーリ、6は軸
受機構2等を支持するベツド、7は軸受機構2の
例えば軸受台4に形成され且つアンモニア、フロ
ン等の作動液体が封入される環状の中空室、8は
放熱装置であり、冷却フアン9により冷却されて
いる。10は中空室7と放熱装置8とを連通する
蒸気管、11は放熱装置8と中空室7とを連通す
る液管である。尚、中空室7、放熱装置8、蒸気
管10、液管11の内部を真空減圧後、アンモニ
ア、フロン等の作動液体がそれら内部に所定量封
入される。
次に動作について説明する。駆動用電動機によ
りVベルトを介してプーリ5に伝達された回転力
によつて回転軸1が回転される。この回転に伴い
軸受3は摩擦により発熱し温度上昇する。この軸
受3に発生した熱量は軸受台4に伝わる。軸受台
4で受熱した軸受3の熱量は中空室7内のフロン
等の作動液体を加熱して気化させる際に蒸発潜熱
として奮われ、気化したフロン等の蒸気は自身の
蒸気圧を利用して蒸気管10を経て放熱装置8へ
移動し、冷却フアン9により周囲空気により冷却
させる。このとき、フロン等の蒸気は凝縮液化し
て液体に戻るが、凝縮潜熱を周囲空気に放出し、
軸受3の熱量を周囲空気へ放熱する。凝縮液化し
た作動液体は液管11を経て重力を利用して中空
室7へ戻る。このような動作を繰り返し行うこと
により、軸受3の発生熱量を放熱装置8に熱輸送
して効率的に冷却するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のように構成された従来装置
では、蒸気管10が軸受台4の上方位置の中空室
7に連通され、液管11が回転軸1の下方に位置
する軸受台4の中空室7に連通されており、軸受
台4の液管11の連通部分が下方側であり、その
接続作業並びにメインテナンス等に手間を要する
などの問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたものであり、作業性のよい軸受冷却装
置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る軸受冷却装置は、軸受機構の上
方側に中空室を連通する軸長手方向に延在する開
口部を形成し、軸受機構の開口部に中空室と連通
すると共に液溜部を有する液溜筐体を配設し、液
溜筐体の液溜部上方側に液管を連通させ、液溜筐
体に液管への蒸気の侵入を防止する仕切部材を配
設したものである。
〔作 用〕
この発明における軸受冷却装置は、放熱装置で
凝縮液化した作動液体が液管、液溜筐体の液溜部
を経て上方側の中空室内に戻る。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図に基づいて
説明する。第1図において、1〜4,7,10は
上述した従来装置の構成と同様である。12は軸
受機構2の軸受台4の上方側に形成され、中空室
7と連通する軸長手方向に延在する開口部、13
は軸受台4の開口部12を覆うように配設され、
開口部12を介して中空室7と連通すると共にオ
ーバーフロー管14により液溜部15が形成され
た液溜筐体、16は液溜筐体13の液溜部15上
方側に連通された液管、17は液溜筐体13に配
設され、液管16への蒸気侵入を防止する管状の
仕切部材である。
次に動作について説明する。軸受3の発生熱量
は従来と同様に軸受台4に伝わり、中空室7内の
作動液体は気化して蒸気となり蒸気管10を経て
矢印Aのように放熱装置8へ移動する。放熱装置
8で凝縮液化した作動液体は矢印Bのように液管
16を経て液溜筐体13の液溜部15に一担貯溜
された後、オーバーフロー管14の内壁を経て上
方側の中空室7に戻る。このような動作を繰り返
し行うことにより、軸受3の発生熱量を放熱装置
に熱輸送して効率的に冷却するようにしている。
尚、液管16への蒸気の侵入は仕切部材7によつ
て防止されている。
ところで、軸受台4の中空室7との連通部分は
上方個所のみであり、回転軸1の下方位置には連
通部分がなくなり、それら連通部分の接続作業並
びにメインテナンス等の手間が簡略化される。
尚、上記実施例では中空室7が軸受機構2の軸
受台4に設けた場合について述べたが、軸受機構
2の軸受3、あるいは軸受3と軸受台4との間に
中空室7を設けるようにしてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
ところで、上記説明では工作機械に適用した軸
受冷却装置の場合について述べたが、これに限ら
ず直流機などの回転電機等の軸受部の冷却にもこ
の発明のものを適用し得ることは勿論のことであ
り、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、軸受機構の上方
側に中空室と連通する軸長手方向に延在する開口
部を形成し、軸受機構の開口部に中空室と開口部
を介して連通すると共に液溜部を有する液溜筐体
を配設し、液溜筐体の液溜部上方側に液管を連通
させ、液溜筐体に液管への蒸気の侵入を防止する
仕切部材を配設したことにより、軸受機構の中空
室の連通部分が上方個所のみとなり、作業性のよ
い軸受冷却装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による軸受冷却装
置を示す要部拡大断面側面図、第2図は従来の軸
受冷却装置を示す断面側面図である。 図において、2は軸受機構、7は中空室、8は
放熱装置、10は蒸気管、12は開口部、13は
液溜筐体、15は液溜部、16は液管、17は仕
切部材である。なお、図中同一符号は同一、又は
相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸受機構内部に形成され且つ作動液体が封入
    された環状の中空室と、この中空室内で上記作動
    液体が気化して発生する蒸気を放熱装置に導く蒸
    気管と、上記放熱装置で凝縮液化した上記作動液
    体を上記中空室に戻す液管とを備えたものにおい
    て、上記軸受機構の上方側に上記中空室と連通す
    る軸長手方向に延在する開口部を形成し、上記軸
    受機構の開口部に上記中空室と上記開口部を介し
    て連通すると共に液溜部を有する液溜筐体を配設
    し、上記液溜筐体の液溜部上方側に上記液管を連
    通させ、上記液溜筐体に上記液管への蒸気の侵入
    を防止する仕切部材を配設し、上記放熱装置で凝
    縮液化した作動液体を上記中空室の上方側に戻す
    ようにしたことを特徴とする軸受冷却装置。
JP19797385A 1985-09-06 1985-09-06 軸受冷却装置 Granted JPS6257850A (ja)

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JP19797385A JPS6257850A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 軸受冷却装置

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JP19797385A JPS6257850A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 軸受冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS6257850A JPS6257850A (ja) 1987-03-13
JPH034347B2 true JPH034347B2 (ja) 1991-01-22

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JP19797385A Granted JPS6257850A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 軸受冷却装置

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JPH028533A (ja) * 1988-06-24 1990-01-12 Daikin Mfg Co Ltd ダンパーディスク

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JPS6257850A (ja) 1987-03-13

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