JPH0343020Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343020Y2 JPH0343020Y2 JP14854586U JP14854586U JPH0343020Y2 JP H0343020 Y2 JPH0343020 Y2 JP H0343020Y2 JP 14854586 U JP14854586 U JP 14854586U JP 14854586 U JP14854586 U JP 14854586U JP H0343020 Y2 JPH0343020 Y2 JP H0343020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- roller
- rollers
- presser
- feed roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 3
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコンピユーターの端末器等として利用
されるプリンター等に於て使用されるインクリボ
ンカセツトに関する。
されるプリンター等に於て使用されるインクリボ
ンカセツトに関する。
プリンター等の小形化のためにはインクリボン
カセツトの小形化も必要である。インクリボンカ
セツトには、インクリボンを移送し且つ折り畳む
機能を有する一組のフイードローラーと押えロー
ラーが内蔵されているが、フイードローラーにつ
いては印字スピードとの関係からその外径上の制
約があるので、いきおい押えローラーの外径が縮
小される傾向にある。そして従来のフイードロー
ラーと押えローラーは、一般的に、第２図に示す
ようにフイードローラー１と押えローラー２の中
心を結ぶ中心線イがインクリボン３の移送方向
（図の矢印方向）に対して殆ど垂直となるよう配
されていた。従つてフイードローラー１と押えロ
ーラー２の外径の相違によつてインクリボン３が
折り畳まれた側の両ローラーの側面とインクリボ
ン３との間の圧力はフイードローラー１側が大き
く、押えローラー２側が小さくて圧力差が生じ、
インクリボン３の規則的な折り畳みが困難なた
め、ローラーの摩擦係数を上げる等の手段を講ず
る必要があつてローラー材質、ローラー径、イン
クリボンの種類等に制約が生じ、安価で品質の安
定したインクリボンカセツトの提供は困難であつ
た。
カセツトの小形化も必要である。インクリボンカ
セツトには、インクリボンを移送し且つ折り畳む
機能を有する一組のフイードローラーと押えロー
ラーが内蔵されているが、フイードローラーにつ
いては印字スピードとの関係からその外径上の制
約があるので、いきおい押えローラーの外径が縮
小される傾向にある。そして従来のフイードロー
ラーと押えローラーは、一般的に、第２図に示す
ようにフイードローラー１と押えローラー２の中
心を結ぶ中心線イがインクリボン３の移送方向
（図の矢印方向）に対して殆ど垂直となるよう配
されていた。従つてフイードローラー１と押えロ
ーラー２の外径の相違によつてインクリボン３が
折り畳まれた側の両ローラーの側面とインクリボ
ン３との間の圧力はフイードローラー１側が大き
く、押えローラー２側が小さくて圧力差が生じ、
インクリボン３の規則的な折り畳みが困難なた
め、ローラーの摩擦係数を上げる等の手段を講ず
る必要があつてローラー材質、ローラー径、イン
クリボンの種類等に制約が生じ、安価で品質の安
定したインクリボンカセツトの提供は困難であつ
た。
本考案は上記の問題点の解決を目的とし、即ち
フイードローラーと押えローラーの外径が異なつ
てもインクリボンの規則正しい折り畳みに支障が
なく、よつてローラー材質、ローラー径、インク
リボンの種類等にも制約がなく、安定した品質を
有し且つ安価で製造できるインクリボンカセツト
を提供せんとするものである。
フイードローラーと押えローラーの外径が異なつ
てもインクリボンの規則正しい折り畳みに支障が
なく、よつてローラー材質、ローラー径、インク
リボンの種類等にも制約がなく、安定した品質を
有し且つ安価で製造できるインクリボンカセツト
を提供せんとするものである。
上記問題点を解決するために案出された本願の
インクリボンカセツトは、カセツト本体に収納さ
れたインクリボンを移送し且つ折り畳む機能を有
する一組のフイードローラーと押えローラーの外
径が異なり、折り畳まれたインクリボン側の両ロ
ーラーの側面がインクリボンの移送方向と略垂直
な一直線上に位置するように両ローラーが配され
たことを特徴とするものである。
インクリボンカセツトは、カセツト本体に収納さ
れたインクリボンを移送し且つ折り畳む機能を有
する一組のフイードローラーと押えローラーの外
径が異なり、折り畳まれたインクリボン側の両ロ
ーラーの側面がインクリボンの移送方向と略垂直
な一直線上に位置するように両ローラーが配され
たことを特徴とするものである。
本考案ではフイードローラーと、押えローラー
の外径が異なつていても、折り畳まれたインクリ
ボン側の両ローラーの側面がインクリボンの移送
方方向と垂直な一直線上に位置するように夫々の
ローラーが配されているので、両ローラーとイン
クリボンとの間に生ずる圧力には殆ど差がなく、
従つてインクリボンが安定して規則正しく折り畳
まれることになる。
の外径が異なつていても、折り畳まれたインクリ
ボン側の両ローラーの側面がインクリボンの移送
方方向と垂直な一直線上に位置するように夫々の
ローラーが配されているので、両ローラーとイン
クリボンとの間に生ずる圧力には殆ど差がなく、
従つてインクリボンが安定して規則正しく折り畳
まれることになる。
第１図は本考案実施例のインクリボンカセツト
の上蓋をとり除いた平面図であり、４がエンドレ
スのインクリボン、５がポリウレタンフオームの
圧縮体を打ち抜いて形成したフイードローラー、
６がフイードローラー５と同一のポリウレタンフ
オームの圧縮体から同時に同心円状に打ち抜かれ
て外径がフイードローラー５の内径より小さい押
えローラー、７が折り畳まれたインクリボン４の
収納室８とインクリボン４をメビウス反転させる
反転室９と印字窓部１０を有するカセツト本体で
ある。フイードローラー５と押えローラー６はカ
セツト本体７の底面に対し垂直な軸を有し、押え
ローラー６の軸受１１とカセツト本体７の側壁と
の間にはコイルスプリング１２が介装されそのバ
ネ力により押えローラー６はフイードローラー５
と共に常にインクリボン４を挟着している。フイ
ードローラー５と押えローラー６は折り畳まれた
インクリボン４側の側面の共通接線ロがインクリ
ボン４の移送方向（図の矢印方向）に対して垂直
となるよう夫々の中心位置を移送方向に対して所
要な距離だけずらして配されている。
の上蓋をとり除いた平面図であり、４がエンドレ
スのインクリボン、５がポリウレタンフオームの
圧縮体を打ち抜いて形成したフイードローラー、
６がフイードローラー５と同一のポリウレタンフ
オームの圧縮体から同時に同心円状に打ち抜かれ
て外径がフイードローラー５の内径より小さい押
えローラー、７が折り畳まれたインクリボン４の
収納室８とインクリボン４をメビウス反転させる
反転室９と印字窓部１０を有するカセツト本体で
ある。フイードローラー５と押えローラー６はカ
セツト本体７の底面に対し垂直な軸を有し、押え
ローラー６の軸受１１とカセツト本体７の側壁と
の間にはコイルスプリング１２が介装されそのバ
ネ力により押えローラー６はフイードローラー５
と共に常にインクリボン４を挟着している。フイ
ードローラー５と押えローラー６は折り畳まれた
インクリボン４側の側面の共通接線ロがインクリ
ボン４の移送方向（図の矢印方向）に対して垂直
となるよう夫々の中心位置を移送方向に対して所
要な距離だけずらして配されている。
尚、上記の実施例ではカセツトのコンパクト化
のために押えローラー６の外径をフイードローラ
ー５の外径より小さく設定したものであるが、リ
ボンスピードとの関係やトルクとの関係から外径
が抑制されるフイードローラーに対しガイドロー
ラーの外径を大きくしてカセツト寿命を長くする
実施例も可能であり、その場合も勿論インクリボ
ンが折り畳まれた側の側面がインクリボンの移送
方向と垂直な一直線上に位置するように両ローラ
ーを配置すれば良い。
のために押えローラー６の外径をフイードローラ
ー５の外径より小さく設定したものであるが、リ
ボンスピードとの関係やトルクとの関係から外径
が抑制されるフイードローラーに対しガイドロー
ラーの外径を大きくしてカセツト寿命を長くする
実施例も可能であり、その場合も勿論インクリボ
ンが折り畳まれた側の側面がインクリボンの移送
方向と垂直な一直線上に位置するように両ローラ
ーを配置すれば良い。
本考案は上記の如くフイードローラーと押えロ
ーラーの外径に差がある場合でもインクリボンを
安定して規則正しく折り畳める著効がある。従つ
て上記実施例の如く一枚のポリウレタンフオーム
の圧縮体からフイードローラーと押えローラーを
同時に円心円状に打ち抜いたものをそのまま使用
する場合でも、かなり径差が生ずるに拘らず、
又、外周面を研磨した場合に比べ多少摩擦係数が
低下するに拘らず、インクリボンは安定して折り
畳み可能であり、よつて、ローラー材質、ローラ
ー径、インクリボンの種類等に制約が少なく安価
で品質の安定したインクリボンカセツトの提供が
可能になる。
ーラーの外径に差がある場合でもインクリボンを
安定して規則正しく折り畳める著効がある。従つ
て上記実施例の如く一枚のポリウレタンフオーム
の圧縮体からフイードローラーと押えローラーを
同時に円心円状に打ち抜いたものをそのまま使用
する場合でも、かなり径差が生ずるに拘らず、
又、外周面を研磨した場合に比べ多少摩擦係数が
低下するに拘らず、インクリボンは安定して折り
畳み可能であり、よつて、ローラー材質、ローラ
ー径、インクリボンの種類等に制約が少なく安価
で品質の安定したインクリボンカセツトの提供が
可能になる。
第１図は本考案の実施例を示したもので上蓋を
外した状態の平面図、又第２図は従来例を示した
もので同じく上蓋を外した状態の平面図である。 １……フイードローラー、２……押えローラ
ー、３……インクリボン、４……インクリボン、
５……フイードローラー、６……押えローラー、
７……カセツト本体、８……インクリボンの収納
室、９……反転室、１０……印字窓部、１１……
軸受、１２……コイルスプリング、イ……中心
線、ロ……共通接線。
外した状態の平面図、又第２図は従来例を示した
もので同じく上蓋を外した状態の平面図である。 １……フイードローラー、２……押えローラ
ー、３……インクリボン、４……インクリボン、
５……フイードローラー、６……押えローラー、
７……カセツト本体、８……インクリボンの収納
室、９……反転室、１０……印字窓部、１１……
軸受、１２……コイルスプリング、イ……中心
線、ロ……共通接線。
Claims (1)
- カセツト本体に収納されたインクリボンを移送
し且つ折り畳む機能を有する一組のフイードロー
ラーと押えローラーの外径が異なり、折り畳まれ
たインクリボン側の両ローラーの側面がインクリ
ボンの移送方向と略垂直な一直線上に位置するよ
うに両ローラーが配されたことを特徴とするイン
クリボンカセツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14854586U JPH0343020Y2 (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14854586U JPH0343020Y2 (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6353762U JPS6353762U (ja) | 1988-04-11 |
| JPH0343020Y2 true JPH0343020Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=31062917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14854586U Expired JPH0343020Y2 (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0343020Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-27 JP JP14854586U patent/JPH0343020Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6353762U (ja) | 1988-04-11 |
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