JPH0411801Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0411801Y2 JPH0411801Y2 JP1986148546U JP14854686U JPH0411801Y2 JP H0411801 Y2 JPH0411801 Y2 JP H0411801Y2 JP 1986148546 U JP1986148546 U JP 1986148546U JP 14854686 U JP14854686 U JP 14854686U JP H0411801 Y2 JPH0411801 Y2 JP H0411801Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- cassette
- boss
- rotating body
- presser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコンピユーターの端末器等として利用
されるプリンター等に於て使用されるインクリボ
ンカセツトに関する。
されるプリンター等に於て使用されるインクリボ
ンカセツトに関する。
カセツト本体に収納されたインクリボンを移送
し且つ折り畳む機能を有する一組のフイード用回
転体と押え用回転体を具備した従来のインクリボ
ンカセツトでは、例えば第３図に示すように押え
ローラー１をインクリボン２を挟んでフイードロ
ーラー３に当接するために押えローラー１の軸受
４とカセツト本体５の側壁との間にコイルばね６
が介装されると共に軸受４の両端はカセツト本体
５の底面と上蓋とによつて規制されていた。従つ
て上蓋が外された状態では押えローラー１の軸受
４はコイルばね６によつてカセツト本体５から浮
き上がり飛び出して分解しやすい傾向があり、組
立作業やインクリボン２の交換作業が困難化する
問題があつた。そしてこの問題解決の従来の手段
としては、外れ防止部品を追加したもの、又はコ
イルばねにより押圧されている軸受の一端の反対
側の端部をカセツト本体に対し回動自在としたも
の等が存在するが、前者についてはコスト高とな
り、又後者については軸受が大きくなつてカセツ
ト形状に制約を受けやすくなる等の欠点が存在す
る。
し且つ折り畳む機能を有する一組のフイード用回
転体と押え用回転体を具備した従来のインクリボ
ンカセツトでは、例えば第３図に示すように押え
ローラー１をインクリボン２を挟んでフイードロ
ーラー３に当接するために押えローラー１の軸受
４とカセツト本体５の側壁との間にコイルばね６
が介装されると共に軸受４の両端はカセツト本体
５の底面と上蓋とによつて規制されていた。従つ
て上蓋が外された状態では押えローラー１の軸受
４はコイルばね６によつてカセツト本体５から浮
き上がり飛び出して分解しやすい傾向があり、組
立作業やインクリボン２の交換作業が困難化する
問題があつた。そしてこの問題解決の従来の手段
としては、外れ防止部品を追加したもの、又はコ
イルばねにより押圧されている軸受の一端の反対
側の端部をカセツト本体に対し回動自在としたも
の等が存在するが、前者についてはコスト高とな
り、又後者については軸受が大きくなつてカセツ
ト形状に制約を受けやすくなる等の欠点が存在す
る。
本考案は、上記の欠点を解消し、カセツト本体
の上蓋が外された状態でも押え用回転体の軸受が
外れることがなくて、従つて組立作業やインクリ
ボンの交換作業も容易化して然も安価で製造でき
るインクリボンカセツトの提供を目的とするもの
である。
の上蓋が外された状態でも押え用回転体の軸受が
外れることがなくて、従つて組立作業やインクリ
ボンの交換作業も容易化して然も安価で製造でき
るインクリボンカセツトの提供を目的とするもの
である。
上記目的を達成するために案出された本願のイ
ンクリボンカセツトは、カセツト本体に収納され
たインクリボンを移送し且つ折り畳む機能を有す
る一組のフイード用回転体と押え用回転体を具備
し、カッセツト本体の側壁にその底面に平行でフ
イード用回転体の中心方向へ向いたボスを突設す
ると共にカセツト本体の底面にはボスと同方向の
ガイド溝を設け、押え用回転体の軸受にカセツト
本体の底面に平行な横孔を設けて該横孔にカセツ
ト本体側壁のボスを嵌入させると共に軸受の一部
をカセツト本体底面のガイド溝に嵌入させて押え
用回転体の軸受をガイド溝に沿つてボスに対し移
動自在となし、ボスの外周部には軸受を押圧して
押え用回転体をフイード用回転体に接触させるコ
イルばねを装着したことを特徴とするものであ
る。尚、カセツト本体の側壁に設けたボスは、押
え用回転体がフイード用回転体側への前進限の位
置にある状態でも押え用回転体の軸受の横孔に嵌
入部分が存在するよう即ち抜出することがないよ
うにその長さが設定される。
ンクリボンカセツトは、カセツト本体に収納され
たインクリボンを移送し且つ折り畳む機能を有す
る一組のフイード用回転体と押え用回転体を具備
し、カッセツト本体の側壁にその底面に平行でフ
イード用回転体の中心方向へ向いたボスを突設す
ると共にカセツト本体の底面にはボスと同方向の
ガイド溝を設け、押え用回転体の軸受にカセツト
本体の底面に平行な横孔を設けて該横孔にカセツ
ト本体側壁のボスを嵌入させると共に軸受の一部
をカセツト本体底面のガイド溝に嵌入させて押え
用回転体の軸受をガイド溝に沿つてボスに対し移
動自在となし、ボスの外周部には軸受を押圧して
押え用回転体をフイード用回転体に接触させるコ
イルばねを装着したことを特徴とするものであ
る。尚、カセツト本体の側壁に設けたボスは、押
え用回転体がフイード用回転体側への前進限の位
置にある状態でも押え用回転体の軸受の横孔に嵌
入部分が存在するよう即ち抜出することがないよ
うにその長さが設定される。
本考案のインクリボンカセツトでは、上記の如
くカセツト本体の側壁に設けたボスが常に押えロ
ーラーの軸受に設けた横孔に嵌入した状態を維持
して軸受の外れ防止部材としての役割を果たして
いるので、カセツト本体の上蓋が外された状態で
もボスを弾性変形させて軸受の横孔から抜出しな
い限り押え用回転体の軸受が外れることがなく、
従つてインクリボンの交換作業等を支障なく実施
できるようになる。
くカセツト本体の側壁に設けたボスが常に押えロ
ーラーの軸受に設けた横孔に嵌入した状態を維持
して軸受の外れ防止部材としての役割を果たして
いるので、カセツト本体の上蓋が外された状態で
もボスを弾性変形させて軸受の横孔から抜出しな
い限り押え用回転体の軸受が外れることがなく、
従つてインクリボンの交換作業等を支障なく実施
できるようになる。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示した
もので、第１図は上蓋を外した状態の平面図、
又、第２図は第１図Ａ−Ａ線に於ける上蓋を付け
た状態の要部断面図であり、以下図面に基づき説
明する。先ず７はカセツト本体であり、後述する
フイードローラー８及び押えローラー９によつて
移送され折り畳まれたエンドレスのインクリボン
１０の収納室１１を有し、該収納室１１の一側端
部にフイードローラー８と押えローラー９が設置
されている。該フイードローラー８と押えローラ
９は共にポリウレタンフオームの圧縮体製で夫々
軸１２，１２′に一体的に止着されており、フイ
ードローラー８の軸１２はカセツト本体７の底面
１３及び上蓋１４をそのまま軸受として利用しカ
セツト本体７に対し固定されている。これに対し
押えローラー９の軸１２′はカセツト本体７に対
し移動自在な専用の軸受１５に固定されている。
フイードローラー８と押えローラー９の中心を結
ぶ線上のカセツト本体７の側壁にはカセツト本体
７の底面１３に平行でフイードローラー８の中心
へ向かうボス１６が一体成形により突設されてお
り、又、カセツト本体７の底面１３で前記押えロ
ーラー９の軸受１５の真下位置にはボス１６と同
方向のガイド溝１７が設けられている。一方押え
ローラー９の軸受１５にはボス１６に対面する側
面にボス１６と同方向でそのボス１６を嵌入可能
な横孔１８が設けられると共に底面にはカセツト
本体７のガイド溝１７に嵌入可能な被ガイド部１
９が設けられている。ボス１６の外周部にはコイ
ルばね２０が装着され、ボス１６は撓ませられて
軸受１５の横孔１８に嵌入され、又軸受１５の被
ガイド部１９はガイド溝１７に嵌入され、軸受１
５はガイド溝１７に沿つてボス１６に対し移動自
在である。軸受１５とボス１６の組み付けによつ
てコイルばね２０は若干圧縮状態となりその弾性
力により軸受１５を押圧し押えローラー９をフイ
ードローラー８に常に当接状態となしている。ボ
ス１６は押えローラー９がフイードローラー８側
への前進限位置に達しても軸受１５の横孔１８か
ら抜出しない長さを有する。従つて押えローラー
９の軸受１５はボス１６との嵌着によりボス１６
が外れ防止部材の役割を果たしてくれるので上蓋
１４が外された状態でもカセツト本体７から飛び
出して分解することはない。尚、上記の実施例で
フイード用回転体及び押え用回転体にローラーを
用いているが、ローラーの代わりに勿論ギアも使
用することがある。
もので、第１図は上蓋を外した状態の平面図、
又、第２図は第１図Ａ−Ａ線に於ける上蓋を付け
た状態の要部断面図であり、以下図面に基づき説
明する。先ず７はカセツト本体であり、後述する
フイードローラー８及び押えローラー９によつて
移送され折り畳まれたエンドレスのインクリボン
１０の収納室１１を有し、該収納室１１の一側端
部にフイードローラー８と押えローラー９が設置
されている。該フイードローラー８と押えローラ
９は共にポリウレタンフオームの圧縮体製で夫々
軸１２，１２′に一体的に止着されており、フイ
ードローラー８の軸１２はカセツト本体７の底面
１３及び上蓋１４をそのまま軸受として利用しカ
セツト本体７に対し固定されている。これに対し
押えローラー９の軸１２′はカセツト本体７に対
し移動自在な専用の軸受１５に固定されている。
フイードローラー８と押えローラー９の中心を結
ぶ線上のカセツト本体７の側壁にはカセツト本体
７の底面１３に平行でフイードローラー８の中心
へ向かうボス１６が一体成形により突設されてお
り、又、カセツト本体７の底面１３で前記押えロ
ーラー９の軸受１５の真下位置にはボス１６と同
方向のガイド溝１７が設けられている。一方押え
ローラー９の軸受１５にはボス１６に対面する側
面にボス１６と同方向でそのボス１６を嵌入可能
な横孔１８が設けられると共に底面にはカセツト
本体７のガイド溝１７に嵌入可能な被ガイド部１
９が設けられている。ボス１６の外周部にはコイ
ルばね２０が装着され、ボス１６は撓ませられて
軸受１５の横孔１８に嵌入され、又軸受１５の被
ガイド部１９はガイド溝１７に嵌入され、軸受１
５はガイド溝１７に沿つてボス１６に対し移動自
在である。軸受１５とボス１６の組み付けによつ
てコイルばね２０は若干圧縮状態となりその弾性
力により軸受１５を押圧し押えローラー９をフイ
ードローラー８に常に当接状態となしている。ボ
ス１６は押えローラー９がフイードローラー８側
への前進限位置に達しても軸受１５の横孔１８か
ら抜出しない長さを有する。従つて押えローラー
９の軸受１５はボス１６との嵌着によりボス１６
が外れ防止部材の役割を果たしてくれるので上蓋
１４が外された状態でもカセツト本体７から飛び
出して分解することはない。尚、上記の実施例で
フイード用回転体及び押え用回転体にローラーを
用いているが、ローラーの代わりに勿論ギアも使
用することがある。
本考案は上記のように、上蓋が外された状態で
の押えローラーの不本意なる分解を防止して組立
やインクリボン交換作業を容易化する効果を有す
るものである。そしてその効果を得る手段として
は押えローラーの軸受に横孔を設けると共にカセ
ツト本体にはボスとガイド溝を設けるのみなの
で、構造が簡単で従来に比べコスト高をまねくこ
ともなく、又、大きなスペースを必要としないの
でカセツト形状に制約が生ずることもないメリツ
トがある。
の押えローラーの不本意なる分解を防止して組立
やインクリボン交換作業を容易化する効果を有す
るものである。そしてその効果を得る手段として
は押えローラーの軸受に横孔を設けると共にカセ
ツト本体にはボスとガイド溝を設けるのみなの
で、構造が簡単で従来に比べコスト高をまねくこ
ともなく、又、大きなスペースを必要としないの
でカセツト形状に制約が生ずることもないメリツ
トがある。
第１図及び第２図は本考案の実施例を示したも
ので、第１図は上蓋を外した状態の平面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ線の上蓋を付けた状態の要部断
面図である。又、第３図は従来例の上蓋を外した
状態の平面図である。 １……押えローラー、２……インクリボン、３
……フイードローラー、４……軸受、５……カセ
ツト本体、６……コイルばね、７……カセツト本
体、８……フイードローラー、９……押えローラ
ー、１０……インクリボン、１１……収納室、１
２，１２′……軸、１３……底面、１４……上蓋、
１５……軸受、１６……ボス、１７……ガイド
溝、１８……横孔、１９……被ガイド部、２０…
…コイルばね。
ので、第１図は上蓋を外した状態の平面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ線の上蓋を付けた状態の要部断
面図である。又、第３図は従来例の上蓋を外した
状態の平面図である。 １……押えローラー、２……インクリボン、３
……フイードローラー、４……軸受、５……カセ
ツト本体、６……コイルばね、７……カセツト本
体、８……フイードローラー、９……押えローラ
ー、１０……インクリボン、１１……収納室、１
２，１２′……軸、１３……底面、１４……上蓋、
１５……軸受、１６……ボス、１７……ガイド
溝、１８……横孔、１９……被ガイド部、２０…
…コイルばね。
Claims (1)
- カセツト本体に収納されたインクリボンを移送
し且つ折り畳む機能を有する一組のフイード用回
転体と押え用回転体を具備し、カセツト本体の側
壁にその底面に平行でフイード用回転体の中心方
向へ向いたボスを突設すると共にカセツト本体の
底面にはボスと同方向のガイド溝を設け、押え用
回転体の軸受にカセツト本体の底面に平行な横孔
を設けて該横孔にカセツト本体側壁のボスを嵌入
させると共に軸受の一部をカセツト本体底面のガ
イド溝に嵌入させて押え用回転体の軸受をガイド
溝に沿つてボスに対し移動自在となし、ボスの外
周部には軸受を押圧して押え用回転体をフイード
用回転体に接触させるコイルばねを装着したこと
を特徴とするインクリボンカセツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986148546U JPH0411801Y2 (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986148546U JPH0411801Y2 (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6353763U JPS6353763U (ja) | 1988-04-11 |
| JPH0411801Y2 true JPH0411801Y2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=31062919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986148546U Expired JPH0411801Y2 (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0411801Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0534946Y2 (ja) * | 1988-12-27 | 1993-09-03 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845065B2 (ja) * | 1979-12-06 | 1983-10-06 | 富士通株式会社 | オンライン・テラ−ズ・マシンにおける出金取引方式 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845065U (ja) * | 1981-09-19 | 1983-03-26 | 富士化学紙工業株式会社 | インクリボンカセツト |
| JPS5979358U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-05-29 | 東芝テック株式会社 | プリンタのリボンカセツト |
-
1986
- 1986-09-27 JP JP1986148546U patent/JPH0411801Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845065B2 (ja) * | 1979-12-06 | 1983-10-06 | 富士通株式会社 | オンライン・テラ−ズ・マシンにおける出金取引方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6353763U (ja) | 1988-04-11 |