JPH0342941B2 - - Google Patents

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JPH0342941B2
JPH0342941B2 JP56110969A JP11096981A JPH0342941B2 JP H0342941 B2 JPH0342941 B2 JP H0342941B2 JP 56110969 A JP56110969 A JP 56110969A JP 11096981 A JP11096981 A JP 11096981A JP H0342941 B2 JPH0342941 B2 JP H0342941B2
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electrostatic spray
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/035Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by gasless spraying, e.g. electrostatically assisted airless spraying

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被塗物上に塗料を霧化して静電塗装す
るための装置に関する。
塗料を霧化して静電塗装するための市販の装置
は一般にエヤーレスすなわち空気式霧化を利用し
ている。ある特定の形状をした被塗物に対する塗
装においては、例えば高速の塗料供給速度が要求
されるような場合、あるいは例えば凹所の中に入
り込むことが要求されるような場合、例えば塗料
を高圧で小さいオリフイスから噴射することによ
り、塗料を空気の存在しない状態で霧化すること
が望ましい。塗料の流れと空気との相互作用によ
り、塗料は破壊すなわち霧化して小さな粒子と
し、これらの小さい粒子は静電気を帯びる。静電
電荷は被塗物上への塗料の付着効率を改善すると
いう効果を有している。
エヤーレススプレ装置は一般にオリフイスを形
成するノズルを含み、このオリフイスを通つて液
体塗料が高圧状態で放出され、ノズルから出る時
に微細粒子として霧化され、ノズルの周囲の空気
と相互作用を生じる。電極すなわちいわゆるアン
テナは、一般にノズルと作動可能に結合され、噴
霧された粒子の形成領域の近くに静電界を形成す
るよう高電圧源と接続されている。この静電界は
噴霧粒子に対して電荷を与えるように作用し、被
塗装物品に対する噴霧粒子の付着を増大させると
いう効果を持つ。高電圧源からアンテナへの電気
回路は一般に一個又はそれ以上の抵抗を含み、こ
の抵抗は回路内の電源を制限し、かつ電流が増大
した場合には電極電圧を減少することにより安全
性をもたらす。
例えば米国特許第3815820号においては、抵抗
とアンテナとの間の高電圧回路は装置の電気容
量、およびその中に蓄えられるエネルギを制限す
るため雰囲気に露出される小さい物理的面積およ
び適当な形状を有していなければならないことが
認識されており、このエネルギはアンテナと接地
物体との間でエネルギの偶発的な放出があつた場
合にはその領域から急速に放電される。このよう
な偶発的な放電はガンが接地物品に対して接近し
すぎた場合、あるいはその中でガンが作動してい
る噴霧箱の接地壁に接近しすぎた時にしばしば生
じる。そのような場合、火花のアークがガンの電
極と接地物体との間のギヤツプを横切り、噴霧雰
囲気が爆発性ものであるならば、その雰囲気に点
火してしまう。
従来、エヤーレス静電装置の“有効容量”を減
少させ、したがつてこれらの塗装装置が爆発性の
雰囲気に点火する危険性を減少するため様々な努
力がなされて来たが、所望通りの低い“有効容
量”を有しかつ爆発性雰囲気内での安全な作動の
ために要求されるようなガンを得ることができな
かつた。
したがつて、本発明の1つの目的は、低い“有
効容量”を有し、地面に短絡した時に着火を生じ
させるエネルギが従来のガンよりも少ないエヤー
レス静電スプレガンのための新しいノズル組立体
を提供することにある。
本発明の1つの特徴は、スプレガンのアンテナ
を金属性のスプレノズルから隔離することによ
り、静電エヤーレススプレガンの有効容量を10分
の1に減少させることのできる新しいノズル組立
体構造の発見に基づくものである。従来、アンテ
ナと金属ノズルとの間のアークの発生を阻止する
ため、アンテナをノズルと接触させて維持するこ
との必要性が、例えば米国特許第3737099号明細
書により認識されて来ている。本発明者は、アン
テナとノズルとの間に火花を発生させることなく
該アンテナと該ノズルとを互いに電気的に隔離し
て、得られるガンの有効容量を結果的に大幅に減
少させることのできる新規なノズル組立体構造を
発明した。
本発明の新規なノズル組立体構造の他の1つの
特徴はガンの胴とノズル組立体との間のシールの
構造にあり、このシール構造は該シールを通過し
あるいは該シールを妨害することなくアンテナが
ガンの抵抗に接続できるようになつている。特
に、この新規なシール構造は胴とノズルとの間に
位置する二重の載頭円錐形密封栓より成り、この
密封栓はガンの胴とノズルとの間の密封を維持す
るため高圧噴霧条件下で作動できる。
本発明の主な利点は、従来のガンよりもかなり
小さい有効容量を持つ静電スプレガンを提供する
ことである。その結果、スプレガンは、これが偶
発的に地面あるいは異なる電位の物体に対して短
絡された時に、周囲の雰囲気に対して火花を発生
して点火するのに利用されるエネルギが非常に小
さい。
それに加えて、本発明のスプレガンは製造面に
おいて経済的であり、かつ構造が簡単であるの
で、清浄、保守および修繕が容易である。
本発明の前記並びに他の目的および利点は添付
図面に関して行う下記の詳細な説明からより容易
に明らかとなる。
以下、本発明を図面に示す実施例に関してさら
に説明する。
図示された本発明の実施例は使用者の手の中に
保持するよう構成されたガン10を含んでいる。
ガンはロボツトまたは他の適当な構造物の上に取
り付けることもでき、これらのロボツトまたは他
の構造は固定してもよくあるいは運動可能であつ
てもよい。また遠隔位置から操作できるようにな
つていてもよい。
図面を見ると、本発明を組み込んだ塗装装置が
示されている。本発明の実施において、物品(図
示せず)はガン10のノズルを通過するコンベヤ
により運搬できる。ガン10は本体11、ハンド
ル12、および引き金13を有している。ホース
14はガンを高圧、通常約300〜1000psi(21.09
Kg/cm2〜70.3Kg/cm2)の塗料の適当な液体源15
と接続する。電源(高電圧源)18はケーブル1
9を介してガン10と接続されている。このケー
ブルはガンの電極20と接地された被塗装物品と
の間に静電界を作り出すための電力を供給する。
噴霧された材料の霧化した粒子はこの静電界内で
帯電され、被塗装物品の上に静電塗装される。引
き金13はガン10からの塗料の放出を制御し、
また電源18から電極20への高電圧電気の印加
を制御する。
本発明はガン10の前端部すなわちノズル組立
体部分25にある。ガンのこの部分は第2図に示
されている。この部分から後側のガンの残りの部
分は通常のものであるので詳述しない。
ノズル組立体25はガン本体の延長部26、ノ
ズルアダプタ31内に取り付けられたノズル3
0、ノズル支持リング32、ガンを通つてノズル
30まで延びる液体流通路を密封するためノズル
アダプタ31とガン本体延長部26との間に位置
した密封栓33よりなる。それに加えて、ノズル
組立体25はノズル支持リング32をノズル本体
延長部26に固定するためのノズル保持ナツト3
5を含んである。
ガンの本体11と延長部26はナイロンのよう
な非導電性プラスチツク材料から作られている。
この部材は一般に円筒形の形状を有し、またその
外端部には外部にねじ山を設けたボス37を有し
ている。中心孔34は延長部26および本体11
の中を軸線方向に延長してホース14と連通し、
このホース14を通つて高圧液体がガンに供給さ
れる。第2の通路38はガン本体延長部26を通
つて長手方向に延長し、液体流通路から分岐して
いる。この後者の液体通路38は電気回路および
特に抵抗39を収容し、この抵抗39を通つて高
電圧電力がノズル支持リング32内に設けられた
電極20に供給される。抵抗39と電極20との
間の内部接続は、ガン本体延長部26内に埋め込
まれかつ黄銅の接点43と接触した端部42を持
つ電気接触ピン41よりなる。接点43は本体延
長部の孔44内に設けられ、その孔の中で摺動可
能な金属接触ピン45を有している。ピンの端部
と接点のめくら孔47の端部との間に位置するば
ね46は接触ピン45を導電ワツシヤ48と係合
状態に保つ。好ましい実施例においては、このワ
ツシヤは導電性を持つように15%〜25%の黒鉛ま
たは炭素を含有するテフロン(商標名)材料から
作られている。電極20と接点43との間の電気
的接触を保つためにワツシヤ48を用いることに
より、ノズルの回転位置は電極と接点との間の電
気接触を断つことなく変えることができる。
ノズル支持リング32はほぼ山形の形状を有
し、前方に延びるノーズピースすなわちシユラウ
ド50を有している。このシユラウド50は電極
20を保護するため該電極の上に張り出し、該電
極と外部の物体との偶発的な接触を阻止する。
ノズル支持リング32はその後端部に、該リン
グから外方向に延びる半径方向フランジ51を有
している。このフランジ51はノズル保持ナツト
35の内側方向に延長するフランジ部分52によ
り係合でき、該ナツトが本体延長部のネジ山付部
分37の上に螺合される時、該ナツトのフランジ
部分52はノズル支持リングのフランジ51と係
合しかつノズル支持リング32を本体11の端部
の上に固定する。
段付きの軸線方向孔60がノズル支持リング3
2を通つて延びている。この孔はガン本体延長部
26内の中心通路34と同軸線的に整合してい
る。この孔60の中にはノズルアダプタ31が取
り付けられている。ノズルアダプタ31はフラン
ジ61を有し、このフランジ61はその内端部か
ら外方向に延長しかつ孔60の肩62と係合して
いる。このフランジは、栓33のテーパした前端
部63が孔65のテーパした内端部64と係合す
ることにより肩との衝合関係に保たれ、該孔65
はノズルアダプタ31を通つて延びている。孔6
5のテーパした内端部64は栓33の前端部63
よりもわずかに大きい角度すなわちテーパを有し
ている。このようにわずかに異なるテーパを設け
た結果、栓33のテーパした前端部63の最も前
方の端部66はノズルアダプタのテーパした内端
部64と係合し、ノズルアダプタの孔65と栓3
3の周面との間の密封接触を維持する。
ノズル30はノズルアダプタ31内の孔65の
前端部内に固く取り付けられている。好ましい実
施例においては、ノズルアダプタはステンレスス
チールから作られ、ノズルは硬化材料、例えばタ
ングステンカーバイドから作られている。ノズル
を孔65内に取り付けるため、ノズルはその孔の
中にろう付けしてもよい。
栓33は例えばナイロンのような非導電性材料
から作られている。栓はその後端部に第2のテー
パ面70を有し、このテーパ面70は本体延長部
26内の孔34内のテーパ面71と係合できる。
栓の端部のテーパ面70は孔34のテーパ面71
のテーパよりもわずかに小さく、栓の内端部72
は本体延長部26の軸線方向孔と栓33の周面7
0との間に接触しかつその間に緊密なシールを形
成する。栓の長さは、保持ナツト35が本体延長
部26の中に螺入された時に、該栓のテーパした
端面63と周面70がアダプタ31および本体延
長部26のそれぞれのテーパ面64、71と接触
するよう押し込まれるようなものであり、したが
つて栓はこれらのテーパ面の間に挟み込まれ、こ
れらのテーパ面の間に緊密なシールが形成され
る。
密封栓33の内部には、軸線方向孔80が設け
られ、この孔80は本体延長部26内の孔34お
よびアダプタ31の孔65(並びにノズルの孔8
1)と同一直線上に整合している。この孔81は
段付きであり、その中に制限部材84が取り付け
られる中間部分83を有している。この制限部材
84は栓の孔80の中にプレス嵌合され、孔の肩
86と制限部材の前端面87との係合により軸線
方向に変異しないよう固定される。制限された軸
線方向通路88は制限部材84を通つて延び、か
つノズル30のオリフイス90と同軸線的に整合
している。制限部材84の目的はノズルへの液体
の層流を破壊することである。通路80内の制限
部材84の存在により、制限部材とノズルとの間
の液体の中に乱流が発生するという効果がある。
一方この乱流はノズルから出る液体の扇形のパタ
ーンの縁部の尾部を排除する。これらの尾部はス
プレパターンにとつて有害なものであり、スプレ
パターンの両縁部において噴霧材料の大きな縞を
作り出す傾向がある。制限部材84を通路80の
中に適正に位置決めすることにより、これらの尾
部は得られるスプレパターンから排除される。実
際において、制限部材をノズルの端部から位置決
めすることは重要なことであり、1/8インチ
(3.18mm)と1/2インチ(12.7mm)との間の範囲に
あるべきであることが判明している。好ましい実
施例においては、制限部材はノズルの内端部から
1/4インチ(6.35mm)の所に位置決めされている。
言い換えれば、好ましい実施例においては、ノズ
ルと制限部材との間に1/4インチの隙間が存在し
ている。隙間が1/8インチ以下の寸法に減少する
と、制限部材の孔とノズルの孔との間の整合は非
常に重要なものとなり、その整合を維持すること
はほとんど不可能になつてしまう。他方、制限部
材がノズルから1/2インチ以上の所に位置してい
る場合、制限部材はノズルへの層流を十分に破壊
せず、ノズルオリフイスから出るスプレパターン
中の望ましくない尾部を排除することができない
ことが判明している。
第2図を参照して、トリガー13により制御さ
れる金属性のバルブシヤフト100は端部にステ
ンレススチールボール102を螺着している。ボ
ール102はステンレススチールあるいはタング
ステンカーバイドのバルブシート104に係合し
て、ガンからの被覆材料の流れを制御する。バル
ブ端部(ボール)102とバルブシート104と
の間には剥離や摩耗等が発生しやすいが、バルブ
の端部102とバルブシート104の両方(バル
ブ組立体)ほ非常に硬い金属材料からできている
ので、バルブ組立体の寿命を延ばすことができ
る。このバルブ組立体102,104は、本体1
1の前方端と細長い密封栓33だけ金属ノズル組
立体30,31から隔置されている。バルブ組立
体102,104とノズル組立体との距離は、バ
ルブ組立体102,104がノズル組立体30,
31から静電的に電荷蓄積されるのを防止し、ま
たそれらの間に静電誘導が起こるのを防止する。
この隔置により、スプレーガンの前方端での有効
電気容量が低減するので、コンベヤラインの揺動
部のような接地された物体がガンに近づいた場合
に、引火性の塗料雰囲気を点火する高いエネルギ
を有するスパーク(アーク)は生じないようにな
つている。なお、静電誘導は完全に排除される必
要はなく、スパークが塗料雰囲気を点火するに十
分なエネルギを有しない程度に減少されれば十分
である。
作動時においては、ガンの引き金13の作動は
ガンの内部に含まれる電気回路を通して電源18
と金属帯電電極20との間の電気接触を確立す
る。この回路は抵抗39、電気接触ピン41、接
点43、ピン45、並びにワツシヤ48を含み、
これらは全て導電材料で作られている。この電気
回路は電極20に高電圧電位を確立する。同時
に、引き金の作動は高圧の液体材料源15をガン
のノズル30に接続し、霧化されたスプレがノズ
ルから放出されかつ電極20により形成された静
電界を通過する。この静電界は十分に強いもので
あり、ノズルから出る液体の霧化粒子に対して帯
電させ、粒子のより多くの割合のものが電荷の不
存在の場合に付着させられるものよりも物品すな
わち被塗物の上に付着させられる。
電気回路の素子以外にはノズル30およびノズ
ルアダプタ31をのぞいてノズル組立体の構造要
素は導電材料から作られていない。また、ガン本
体延長部26、ノズル支持リング32、ノズル保
持ナツト35、および密封栓33は全て非導電材
料から作られている。導電性のノズル30とノズ
ルアダプタ31の質量は十分小さく、雰囲気に露
出されたこれらの2つの部品の表面積は十分に小
さいので、電流が電極20とノズル30またはノ
ズルアダプタ31との間にアークを発生する傾向
はない。
さらに、ノズル組立体の有効容量は十分に小さ
いので、ガンの電極がたとえ接地物体例えばスプ
レが吹き付けられる被塗物に対して短絡されたと
しても、得られる火花のエネルギレベルは十分に
低く、ガンが作動される爆発性雰囲気に火花が点
火するようなことはない。
本発明の他の1つの利点は、二重テーパ式の密
封栓33を使用できることであり、また密封栓は
それぞれ本体延長部26およびノズルアダプタ3
1のテーパ面70と63に対してテーパしている
ということである。特に、密封栓のテーパ端部は
それらが接触するテーパ面70,63よりも小さ
いテーパを有している。その結果、ノズル保持ナ
ツト35を本体延長部26の上に締め付けること
により、密封栓のテーパ端部をそれぞれのテーパ
面と実質的に線接触させるよう引張るという効果
があり、仮に栓とテーパ面のテーパが同一である
ならば起こるであろう面接触は行わない。この線
接触は、たとえプラスチツク製の本体延長部26
とプラスチツク(好ましい実施例ではナイロン)
製の密封栓33との間および金属製のノズルアダ
プタ31とプラスチツク製の密封栓との間の表面
が摩耗しても、良好な密封を維持することができ
るという利点がある。また、この密封栓は非導電
性であるため、ノズルアダプタ31を本体延長部
26内に設けられた、金属性のバルブシート10
4等から離すことにより、両者の間に静電誘導が
起こらないようになつており、それによりノズル
22から、揮発性の塗料を点火させるに十分な高
いエネルギーを有するアークは発生しないように
なつている。更にこの密封栓はその構成上、高圧
液体の密封に適しており、通常の高圧エヤーレス
スプレガンノズル組立体において一般に使用され
ているようなOリングまたは他の形式のゴム若し
くは弾性のシールならば変形して液体の漏れを招
来せしめるであろう高圧下の液体を密封可能とし
ている。
以上、本発明の1つの好ましい実施例について
のみ説明して来たが、当業者であれば、本発明は
その精神から逸脱することなく多数の変更および
変形を容易に想到できるものである。したがつ
て、本発明は特許請求の範囲以外のものによつて
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を組み込んだ静電エヤーレスス
プレ装置の部分的概略説明図、第2図は第1図に
示すスプレガンのノズル組立体部分の拡大断面図
である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……ガン、1
1……本体、12……ハンドル、13……引き
金、14……ホース、15……塗料源、18……
電源、19……ケーブル、20……電極、25…
…ノズル組立体、26……ガン本体延長部、30
……ノズル、31……ノズルアダプタ、32……
ノズル支持リング、33……密封栓、35……ノ
ズル保持ナツト、38……第2の通路、39……
抵抗、48……導電性のワツシヤ、63……テー
パ端面、64……テーパ面、70……テーパ端
面、71……テーパ面、84……制限部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1と第2の通路34,38を貫通させて有
    してなる絶縁材料の細長い本体11であつて、該
    第1の通路34が液体塗料剤のエヤーレス霧化を
    行うに十分な圧力下で、液体塗料剤供給源に連結
    されるようになつている細長い本体と、 該細長い本体11に設けられ、該第1の通路を
    通る液体塗料剤の流れを制御する導電性の弁手段
    と、 該第2の通路38内に電気抵抗手段39を有
    し、電位源に接続された電気回路手段と、 軸線方向の通路を貫通させて有してなり、該軸
    線方向通路が該細長い本体の該第1の通路34と
    同芯に整合されているノズル取付リング32と、 該ノズル取付リング32内に設けられた導電性
    ノズル組立体と電極20とから成り、該電極が該
    電気回路手段に電気的に接続されているエヤーレ
    ス静電スプレ装置において、 該取付リング32内に設けられた前記電極20
    が該ノズル組立体30,31から電気的に絶縁さ
    れており: 該ノズル組立体と該弁手段との間に静電誘導が
    起こらないように、細長い非導電性の密封手段3
    3が該弁手段と該ノズル組立体との間に配置され
    ており、 該密封手段は少なくとも一端に先細りした先細
    形状部を有しており、該ノズル組立体は該先細形
    状部に相補する相補形状部を有しており、該先細
    形状部を該相補形状部に係合させながら、該密封
    手段が該ノズル組立体に取り付けられており、 導電性の該ノズル組立体の質量と有効容量と
    が、使用中該電気回路手段内の通常電流が該電極
    と該ノズル組立体との間にアークを発生させるこ
    とのないよう、設定されていることを特徴とする
    エヤーレス静電スプレ装置。 2 前記ノズル組立体は、エヤーレススプレノズ
    ル30と、前記取付リング32のリング軸線方向
    通路内に設けられ、かつ該スプレノズル30が設
    置されたアダプタ軸線方向通路65を有する導電
    性アダプタ31とから成る特許請求の範囲第1項
    に記載のエヤーレス静電スプレ装置。 3 前記電気回路手段は、前記ノズル取付リング
    32内に設置された導電性ワツシヤ48と、前記
    細長い本体に設置され、該ワツシヤと係合自在な
    接触子43を有する電気導線41とから成る特許
    請求の範囲第1項もしくは第2項に記載のエヤー
    レス静電スプレ装置。 4 前記細長い本体上に螺着され、前記ノズル取
    付リング32に係合自在となつており、該細長い
    本体に該ノズル取付リングを取付けて、前記ノズ
    ル組立体と該細長い本体の間に前記密封手段33
    を圧縮する絶縁材料からなるリテーナナツト35
    が設けられている特許請求の範囲第1項乃至第3
    項に記載のエヤーレス静電スプレ装置。 5 前記密封手段33は密封手段軸線方向通路8
    0を有しており、該密封手段軸線方向通路は該細
    長い本体の第1の通路34と、並びに前記ノズル
    組立体のアダプタ軸線方向通路65と同芯的に整
    合している特許請求の範囲第2項乃至第4項に記
    載のエヤーレス静電スプレ装置。 6 前記密封手段は前記アダプタ31と前記細長
    い本体26の間に配置された二重円錐密封プラグ
    33を有しており、該二重円錐密封プラグが自身
    を貫通しかつ前記細長い本体の第1の通路34並
    びに前記ノズル組立体のアダプタ軸線方向通路6
    5と同芯的に整合している特許請求の範囲第2項
    乃至第5項記載のエヤーレス静電スプレ装置。 7 前記二重円錐プラグは前記細長い本体内の第
    1の通路のテーパ部71と密封的に係合した、対
    応してテーパになつている第1のテーパ端面70
    と、前記ノズル組立体の軸線方向通路のテーパ部
    64と係合している、対応してテーパになつてい
    る第2のテーパ端面63を有している特許請求の
    範囲第6項に記載のエヤーレス静電スプレ装置。 8 前記プラグの前記第1及び第2のテーパ端面
    70,63はそれぞれ、前記細長い本体と前記ノ
    ズル組立体の通路のテーパ部71,64に対して
    わずかに角度が異なつている特許請求の範囲第7
    項に記載のエヤーレス静電スプレ装置。 9 前記密封手段33の前記密封手段軸線方向通
    路80内に流れ制限体84が設けられている特許
    請求の範囲第5項乃至第8項に記載のエヤーレス
    静電スプレ装置。 10 前記流れ制限体84は前記ノズル組立体か
    ら1/8インチ(0.32cm)乃至1/2インチ(1.27cm)
    離れて位置している特許請求の範囲第9項に記載
    のエヤーレス静電スプレ装置。
JP56110969A 1980-07-17 1981-07-17 Air-less electrostatic spray device Granted JPS5756064A (en)

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